JPH1149490A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JPH1149490A JPH1149490A JP9203476A JP20347697A JPH1149490A JP H1149490 A JPH1149490 A JP H1149490A JP 9203476 A JP9203476 A JP 9203476A JP 20347697 A JP20347697 A JP 20347697A JP H1149490 A JPH1149490 A JP H1149490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding body
- movable
- holding
- casters
- rotationally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の搬送装置は、水平移動及び上下移動の
みであったため、物体を移動体に載置すると、例えばヘ
リコプターの下部位置等の狭い場所には物体が搬送しに
くく、物体の搬送取付けが極めて困難であった。 【解決手段】 本発明による搬送装置は、キャスター
(2)を有する台部(1)上に上下動自在に設けた移動体(5)
の一端に、物体(30)を保持する保持体(11)が水平と垂直
位置に回動するため、搬送中は水平とし、取付時は垂直
状として、狭い場所内へも容易に物体(30)を搬送するこ
とができる構成である。
みであったため、物体を移動体に載置すると、例えばヘ
リコプターの下部位置等の狭い場所には物体が搬送しに
くく、物体の搬送取付けが極めて困難であった。 【解決手段】 本発明による搬送装置は、キャスター
(2)を有する台部(1)上に上下動自在に設けた移動体(5)
の一端に、物体(30)を保持する保持体(11)が水平と垂直
位置に回動するため、搬送中は水平とし、取付時は垂直
状として、狭い場所内へも容易に物体(30)を搬送するこ
とができる構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置に関し、
特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を
行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬
送するための新規な改良に関する。
特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を
行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬
送するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていた搬送装置として
は、一般に、キャスター付の台部に油圧によって上下動
自在な移動体を設け、この移動体上に物体を載置させ、
所定位置に到着した時点で移動体を上昇させて物体を所
定の収納場所に挿入していた。
は、一般に、キャスター付の台部に油圧によって上下動
自在な移動体を設け、この移動体上に物体を載置させ、
所定位置に到着した時点で移動体を上昇させて物体を所
定の収納場所に挿入していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の搬送装置は、以
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、従来の搬送装置は、物体を水平移
動及び上下移動させる機能のみであったため、例えばヘ
リコプターのように機体を地上からわずかに持ち上げて
物体を機体内に収納するには極めて不便であり、重量の
ある物体を搬送して収納することは極めて危険な作業と
なっていた。
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、従来の搬送装置は、物体を水平移
動及び上下移動させる機能のみであったため、例えばヘ
リコプターのように機体を地上からわずかに持ち上げて
物体を機体内に収納するには極めて不便であり、重量の
ある物体を搬送して収納することは極めて危険な作業と
なっていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、物体を水平方向、上下方向
及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体
を所定位置に容易に搬送するようにした搬送装置を提供
することを目的とする。
めになされたもので、特に、物体を水平方向、上下方向
及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体
を所定位置に容易に搬送するようにした搬送装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による搬送装置
は、キャスターを有する台部と、前記台部上に上下動自
在に設けられた移動体と、前記移動体の一端に一定角度
のみ回動自在に設けられた物体を保持するための保持体
と、よりなり、前記保持体は前記物体を保持した状態
で、水平移動、上下移動及び回動を行うようにした構成
であり、さらに、前記保持体に形成された弧状孔と、前
記移動体に回転自在に設けられた回転固定ノブと、を有
し、前記回転固定ノブの軸が前記弧状孔と係合し、前記
弧状孔は９０度にわたり形成されている構成である。
は、キャスターを有する台部と、前記台部上に上下動自
在に設けられた移動体と、前記移動体の一端に一定角度
のみ回動自在に設けられた物体を保持するための保持体
と、よりなり、前記保持体は前記物体を保持した状態
で、水平移動、上下移動及び回動を行うようにした構成
であり、さらに、前記保持体に形成された弧状孔と、前
記移動体に回転自在に設けられた回転固定ノブと、を有
し、前記回転固定ノブの軸が前記弧状孔と係合し、前記
弧状孔は９０度にわたり形成されている構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による搬
送装置の好適な実施の形態について説明する。図１及び
図２において符号１で示されるものはキャスター２を有
し水平方向移動できるように構成された台部であり、こ
の台部１には周知の油圧による駆動部（図示せず）を介
して作動する１対のバー３，４に設けられた移動体５が
上昇及び下降できるように構成されている。前記駆動部
は、前記台部１に設けられた上昇用レバー６を矢印Ａの
方向に沿って作動させることにより移動体５が上昇し、
下降用レバー７を矢印Ｂに沿って水平方向に作動させる
ことにより移動体５への油圧を零として元の位置に下降
させることができるように構成されている。
送装置の好適な実施の形態について説明する。図１及び
図２において符号１で示されるものはキャスター２を有
し水平方向移動できるように構成された台部であり、こ
の台部１には周知の油圧による駆動部（図示せず）を介
して作動する１対のバー３，４に設けられた移動体５が
上昇及び下降できるように構成されている。前記駆動部
は、前記台部１に設けられた上昇用レバー６を矢印Ａの
方向に沿って作動させることにより移動体５が上昇し、
下降用レバー７を矢印Ｂに沿って水平方向に作動させる
ことにより移動体５への油圧を零として元の位置に下降
させることができるように構成されている。
【０００７】前記移動体５の一端には、１対のアーム
８，９が設けられ、この各アーム８，９間には軸支部１
０を介してカップ形をなす保持体１１が回動可能に設け
られている。このアーム９には回転固定ノブ１２が設け
られ、この回転固定ノブ１２の先端は、前記保持体１１
の側部に形成され９０度にわたって弧状をなす弧状孔１
３を貫通してナット１４で保持され軸１２ａが弧状孔１
３と係合している。従って、この保持体１１は、この弧
状孔１３の角度範囲（９０度）において回動することが
できるように構成され、図１で示す垂直状態から図４で
示す水平方向において自在に回動できる。また、前記保
持体１１内にはスプリングからなる弾性体２０が４ケ所
設けられ、この保持体１１内に重量のある搭載物等の物
体３０を弾性的に保持することができるように構成され
ている。
８，９が設けられ、この各アーム８，９間には軸支部１
０を介してカップ形をなす保持体１１が回動可能に設け
られている。このアーム９には回転固定ノブ１２が設け
られ、この回転固定ノブ１２の先端は、前記保持体１１
の側部に形成され９０度にわたって弧状をなす弧状孔１
３を貫通してナット１４で保持され軸１２ａが弧状孔１
３と係合している。従って、この保持体１１は、この弧
状孔１３の角度範囲（９０度）において回動することが
できるように構成され、図１で示す垂直状態から図４で
示す水平方向において自在に回動できる。また、前記保
持体１１内にはスプリングからなる弾性体２０が４ケ所
設けられ、この保持体１１内に重量のある搭載物等の物
体３０を弾性的に保持することができるように構成され
ている。
【０００８】次に、動作について述べる。まず、移動体
５を下降させて台部１と接合させた状態で、保持体１１
内に物体３０を保持させ、保持体１１を水平方向に回動
させた状態で前浮き状態となっているヘリコプター５０
の前部の下部に搬送装置６０を挿入し、機体下部５１の
開口５１ａに対応させて保持体１１を水平方向から垂直
方向に起こすと、図５のように、物体３０と開口５１ａ
とが対応し、この状態で、回転固定ノブ１２を回して物
体３０を固定した後に、上昇用レバー６を作動させると
移動体５が上昇して物体３０が開口５１ａ内に装填され
る。なお、この移動体５を上下動するための駆動部は、
油圧に限らず、モータと送りねじを用いる周知の構成で
も可である。
５を下降させて台部１と接合させた状態で、保持体１１
内に物体３０を保持させ、保持体１１を水平方向に回動
させた状態で前浮き状態となっているヘリコプター５０
の前部の下部に搬送装置６０を挿入し、機体下部５１の
開口５１ａに対応させて保持体１１を水平方向から垂直
方向に起こすと、図５のように、物体３０と開口５１ａ
とが対応し、この状態で、回転固定ノブ１２を回して物
体３０を固定した後に、上昇用レバー６を作動させると
移動体５が上昇して物体３０が開口５１ａ内に装填され
る。なお、この移動体５を上下動するための駆動部は、
油圧に限らず、モータと送りねじを用いる周知の構成で
も可である。
【０００９】
【発明の効果】本発明による搬送装置は、以上のように
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、上下動できる移動体に設けられた保持体
が９０度の範囲で回動して水平位置と垂直位置間でその
姿勢を変えることができるため、ヘリコプターの下部位
置等の狭い位置においても物体を保持したまま所定位置
迄搬送することができ、狭い場所における物体の搬送を
大幅に容易化することができる。
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、上下動できる移動体に設けられた保持体
が９０度の範囲で回動して水平位置と垂直位置間でその
姿勢を変えることができるため、ヘリコプターの下部位
置等の狭い位置においても物体を保持したまま所定位置
迄搬送することができ、狭い場所における物体の搬送を
大幅に容易化することができる。
【図１】本発明による搬送装置を示す構成図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】ヘリコプターの前を持ち上げた状態を示す構成
図である。
図である。
【図４】ヘリコプターに搬送装置を案内する状態を示す
構成図である。
構成図である。
【図５】ヘリコプターに物体を収納する状態を示す構成
図である。
図である。
１ 台部 ２ キャスター ５ 移動体 １１ 保持体 １２ 回転固定ノブ １２ａ 軸 １３ 弧状孔 ３０ 物体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ６２Ｂ 3/10 Ｂ６２Ｂ 3/10 Ｚ Ｂ６４Ｆ 1/22 Ｂ６４Ｆ 1/22
Claims (2)
- 【請求項１】 キャスター(2)を有する台部(1)と、前記
台部(1)上に上下動自在に設けられた移動体(5)と、前記
移動体(5)の一端に一定角度のみ回動自在に設けられた
物体(30)を保持するための保持体(11)と、よりなり、前
記保持体(11)は前記物体(30)を保持した状態で、水平移
動、上下移動及び回動を行うように構成したことを特徴
とする搬送装置。 - 【請求項２】 前記保持体(11)に形成された弧状孔(13)
と、前記移動体(5)に回転自在に設けられた回転固定ノ
ブ(12)と、を有し、前記回転固定ノブ(12)の軸(12a)が
前記弧状孔(13)と係合し、前記弧状孔(13)は９０度にわ
たり形成されていることを特徴とする請求項１記載の搬
送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20347697A JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20347697A JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149490A true JPH1149490A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3938417B2 JP3938417B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=16474784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20347697A Expired - Fee Related JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3938417B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106114897A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-16 | 青岛科技大学 | 一种滑撬式直升机智能提升运输装置 |
| CN107117325A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-09-01 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种无人机地面发射与回收小车 |
| CN110667875A (zh) * | 2019-10-19 | 2020-01-10 | 中北大学 | 一种无线遥控电动直升机牵引车 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20347697A patent/JP3938417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106114897A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-16 | 青岛科技大学 | 一种滑撬式直升机智能提升运输装置 |
| CN107117325A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-09-01 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种无人机地面发射与回收小车 |
| CN107117325B (zh) * | 2017-04-19 | 2021-05-25 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种无人机地面发射与回收小车 |
| CN110667875A (zh) * | 2019-10-19 | 2020-01-10 | 中北大学 | 一种无线遥控电动直升机牵引车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3938417B2 (ja) | 2007-06-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR930011156A (ko) | 기판반송장치 | |
| CN111284988A (zh) | 一种智能物流输送自动装卸装置 | |
| JPH1149490A (ja) | 搬送装置 | |
| CN110902378B (zh) | 一种用于物流仓储的短距离搬运装置 | |
| CN114194817B (zh) | 一种物流自动装卸机器人 | |
| CN215626477U (zh) | 多功能装填转运车 | |
| JPH11322254A (ja) | ワーク搬送挿入装置 | |
| JPH11217197A (ja) | 搬送用リフタ | |
| JP2535959Y2 (ja) | 積み卸し装置 | |
| CN219601327U (zh) | 一种搬运卷材的手推车 | |
| CN117316856B (zh) | 一种真空吸附式搬运机器人末端翻转组件 | |
| JP2713849B2 (ja) | 板状体の傾け装置 | |
| JP3110171U (ja) | 荷受台昇降装置 | |
| JPH0748567Y2 (ja) | 方向転換機 | |
| US20220040016A1 (en) | Removable electric propulsion system for a rolling object - simultaneous and combined gripping and lifting of the wheels in the longitudinal direction | |
| JPH10230771A (ja) | 穀粒ホッパ | |
| JPH08319098A (ja) | 包材等の移動体 | |
| JPS6338010Y2 (ja) | ||
| SU1533957A1 (ru) | Самоходный манипул тор дл крупногабаритных изделий | |
| JPH045418Y2 (ja) | ||
| JP2544365Y2 (ja) | ガラスハンドリング用ロードバランサ | |
| JPH0796408B2 (ja) | トランスファーロボット | |
| JPH0682741B2 (ja) | ウエハ搬送装置 | |
| JPH0427704Y2 (ja) | ||
| JP2006327786A (ja) | 基板搬送台車 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040224 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061107 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070105 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070313 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070322 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |