JPH1149426A - 繊維巻取装置 - Google Patents

繊維巻取装置

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Publication number
JPH1149426A
JPH1149426A JP20476797A JP20476797A JPH1149426A JP H1149426 A JPH1149426 A JP H1149426A JP 20476797 A JP20476797 A JP 20476797A JP 20476797 A JP20476797 A JP 20476797A JP H1149426 A JPH1149426 A JP H1149426A
Authority
JP
Japan
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spiral wire
collet
fiber
speed
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP20476797A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Kasai
敬祐 河西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP20476797A priority Critical patent/JPH1149426A/ja
Publication of JPH1149426A publication Critical patent/JPH1149426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/10Non-chemical treatment
    • C03B37/12Non-chemical treatment of fibres or filaments during winding up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2836Traversing devices; Package-shaping arrangements with a rotating guide for traversing the yarn
    • B65H54/2845"screw" type Owens Fiberglas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Abstract

(57)【要約】 【課題】スパイラルワイヤによって巻取られる繊維を繊
維径の均質なものにする。 【請求項1】相対往復動作しているスパイラルワイヤ3
のコレット2に対する往復動作位置を求め、その位置に
応じて、中央部では遅く端部にいくほど速くなるように
コレット2の回転数を制御するようにしたので、コレッ
ト2の周速すなわち繊維の巻取速度をスパイラルワイヤ
3の位置によらず略一定とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維等の紡
糸、巻取りに好適に利用される繊維巻取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の繊維巻取装置として、スパイラ
ルワイヤの回転とその回転軸心方向へのコレットに対す
る相対往復動作とによって繊維を綾振り、且つコレット
を回転させながら、該コレットに外装したパッケージに
その繊維を両端テーパ形状となるように巻き取るように
したものが知られている。
【0003】しかして、従来のコレットの回転は、スパ
イラルワイヤの往復動作位置に拘わらず、巻き取るにつ
れて両端テーパ状に変化するパッケージの外径を平均化
した巻径に対応する値となるように経時的に回転数を減
速させ、パッケージが巻き太るにつれて巻取速度が速く
なり繊維径が細くなることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パッケージ
は両端テーパ状をなしているため、ある平均巻径下にお
いても、スパイラルワイヤが両端部に位置しているとき
は巻径が小さいため紡糸速度が遅く、中央部では巻径が
大きいため紡糸速度が逆に速くなり、均一な紡糸速度と
はならない。にも拘わらず、従来はコレットの回転数を
平均巻径に対応する速度に調速しているだけであるた
め、特に端部と中央部の巻径差が大きくなるような大重
量ケーキを巻くとき、繊維径が著しく不均一なものにな
り易いという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、この種の繊維巻取装置としての一般的
構成を備えてなるものにおいて、相対往復動作している
スパイラルワイヤのコレットに対する往復動作位置に応
じてコレットの回転数を繊維の巻取速度が略一定となる
ように制御することを特徴とする。
【0006】具体的な実施の態様としては、スパイラル
ワイヤの往復動作位置を直接検出するか若しくは往復動
作速度から算出し、この位置データに対応するパッケー
ジの巻径を求めて、これからコレットの周速がある一定
値となるように各往復動作位置におけるコレットの回転
数を決定する。そして、決定した回転数に従って、イン
バータ等を介してコレットの回転数を変化させるように
したものが挙げられる。
【0007】このような構成のものであれば、繊維がパ
ッケージに両端テーパ状となるように巻き取られる際、
該パッケージ上の端部においても中央部においても略均
一な巻取速度となるため、繊維径が略一定に保たれ、む
らのない高品質なケーキを巻くことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。この実施例の繊維巻取装置は、ガラス繊維に
適用されるもので、図1及び図2に示すように、巻取装
置本体1に、コレット2、スパイラルワイヤ3等の要素
部品を組み付けて構成されている。
【0009】具体的に説明すると、巻取装置本体1の前
面には回転板4が設けられ、この回転板4には2本のコ
レット2が平行に突設され、且つその間が遮蔽板5によ
って仕切られており、少なくとも図中右側の作業位置に
在るコレット2が内部のモータ5によって回転駆動され
る。コレット2は、半径方向に拡縮可能なもので、後述
するパッケージ6を脱着し得るようになっている。
【0010】前記巻取装置本体1の前面には、駆動位置
にあるコレット2の軸心mから斜め上方へ変位した位置
にスパイラルワイヤシャフト7が前記軸心mと平行な軸
心nをもって突設してある。このスパイラルワイヤシャ
フト7は、巻取装置本体1に内蔵したモータ8によって
回転駆動可能とされており、炉から導出され図示しない
収集器で収集される繊維(ストランド)10をその先端
に取着したスパイラルワイヤ3に巻掛け、その状態でス
パイラルワイヤ3が回転することによって、繊維10を
そのテンションを利用して図3に示すようにスパイラル
ワイヤ巾τで軸心n方向に綾振ることができるものであ
る。また、前記スパイラルワイヤシャフト7には巻取装
置本体1に内蔵したもう1つのモータ9によって回転中
にも軸心n方向に往復動作を与えることができるように
してあり、これによって前記スパイラルワイヤ巾τ全体
を図4に示すように軸心n方向に振って、パッケージ6
の広い範囲に繊維10を巻取らせるようにしている。
【0011】このような綾振り方式の巻取装置は、繊維
10に極力ダメージを与えずに高速で綾振りを行うこと
ができる利点がある反面、図4に示すように中央部が常
に綾振られ、端部に近付くにつれて綾振りの頻度が少な
くなるので、パッケージ6が巻き太るにつれて両端テー
パ状の異形となることが避け難い。このため、スパイラ
ルワイヤ3が両端部に位置しているときには巻径が小さ
く紡糸速度が遅くなる反面、中央部では巻径が大きいた
め逆に紡糸速度が速くなり、均一な紡糸速度とはならな
い。したがって、図5に示すようにコレット2の回転数
Nを巻取り開始から徐々に巻径φの平均値に反比例する
ような速度に調速するだけでは、特に大重量ケーキを巻
くようなときに、端部10aの繊維径に比べて中央部1
0bの繊維径が著しく細くなり、品質が不均一になるこ
とが避け難いものとなる。
【0012】そこで、本実施例は、相対往復動作してい
るスパイラルワイヤシャフト7のコレット2に対する往
復動作位置を検出し、ある平均巻径下においても、この
往復動作位置によってコレット2の回転数を更に変化さ
せるようにしている。具体的には、前述したスパイラル
ワイヤシャフト7を往復動作させるためのモータ8に
は、ステッピングモータやサーボモータ等のパルスモー
タを用い、モータ出力をボールねじ機構等の動作変換機
構を介してスパイラルワイヤシャフト7の直進運動に変
換し得るように構成する。そして、そのパルスモータ8
の駆動信号を拾い、これを積分することによってスパイ
ラルワイヤシャフト7の現在位置を検出するようにして
いる。
【0013】そして、スパイラルワイヤ3がパッケージ
6の中央部にて綾振っているときは、従来どおり図5に
示す平均巻径に対応する調速を行い、スパイラルワイヤ
3がパッケージ6の端部側に偏って綾振っているとき
は、スパイラルワイヤ3の位置に対応する巻径を求め
て、その位置におけるコレット2の周速すなわち紡糸速
度が略一定となるように図5の回転数を補正してコレッ
ト回転駆動用モータ5を増速させるインバータ制御を行
うようにしている。このような制御は、周知のマイクロ
コンピュータシステム等を利用して簡単に構成すること
ができる。
【0014】このようにすれば、パッケージ6に両端テ
ーパ状に繊維が巻き取られる際、その端部においても中
央部においても略均一な巻取速度となる。このため、繊
維径を略一定に保ち、むらのない高品質のケーキを作る
ことが可能となる。なお、各部の具体的な構成は、図示
実施例のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、ス
パイラルワイヤの往復動作位置に応じてコレットの回転
数を変化させるとき、同時にスパイラルワイヤの回転数
もその往復動作位置に応じて変化させるようにしてもよ
い。また、上記実施例ではスパイラルワイヤに回転と往
復動作とを与え、コレットを回転のみとしたが、逆にス
パイラルワイヤを回転のみとし、コレットに回転と往復
動作とを与えるように構成してもよいのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成であるか
ら、パッケージが両端テーパ状に巻き太るような綾振り
を行っても随所で紡糸速度を一定に保つことができる。
このため、テーパ部の直径差が極端に大きいような大重
量ケーキ等を巻いても、繊維径が一定に保たれた高品質
のものを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】同右側面図。
【図3】同実施例のスパイラルワイヤの作用を説明する
ための図。
【図4】同実施例のスパイラルワイヤの作用を説明する
ための図。
【図5】同実施例のコレット回転数の制御の一部を示す
図。
【符号の説明】
2…コレット 6…パッケージ 3…スパイラルワイヤ n…軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパイラルワイヤの回転と軸心方向へのコ
    レットに対する相対往復動作とによって繊維を綾振り、
    且つコレットを回転させながら、該コレットに外装した
    パッケージにその繊維を両端テーパ形状となるように巻
    き取るようにしたものにおいて、 相対往復動作しているスパイラルワイヤのコレットに対
    する往復動作位置に応じてコレットの回転数を繊維の巻
    取速度が略一定となるように制御することを特徴とする
    繊維巻取装置。
JP20476797A 1997-07-30 1997-07-30 繊維巻取装置 Pending JPH1149426A (ja)

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JP20476797A JPH1149426A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 繊維巻取装置

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JP20476797A Pending JPH1149426A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 繊維巻取装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543700A (ja) * 2005-06-24 2008-12-04 サン−ゴバン ベトロテックス フランス 制御された二次行程を有する巻取機
CN104370153A (zh) * 2014-10-17 2015-02-25 无锡市新加源冶金机械制造有限公司 箱式废丝收卷机
CN116062545A (zh) * 2023-03-02 2023-05-05 中国科学院新疆理化技术研究所 一种自动排线的无机纤维收卷装置及方法

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