JPH012978A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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Publication number
JPH012978A
JPH012978A JP62-156294A JP15629487A JPH012978A JP H012978 A JPH012978 A JP H012978A JP 15629487 A JP15629487 A JP 15629487A JP H012978 A JPH012978 A JP H012978A
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JP
Japan
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shaft
wire
winding
wire rod
rod
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Pending
Application number
JP62-156294A
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JPS642978A (en
Inventor
雅之 広島
酒井 政彦
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Publication of JPS642978A publication Critical patent/JPS642978A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野」 本発明は、電磁器等に使用されるコイルを形成する為の
巻線機に関する。
「従来の技術」 従来、コイルに使用される巻線材の断面形状は丸形ある
いは平角形である。丸形断面をした線材を巻線する装置
としては、第4図に図示するように、丸線材7aを供給
する側のボビン9(以降サプライボビンという、)を据
置き方式とし、丸線材7aをテンションローラ10に通
してテンションを与え、丸線材7aを巻取る側の巻枠1
aを駆動し、回転して丸線材7aを巻取る装置があった
ところが、丸線材7aは、据置き方式のサプライボビン
9からnsi状に引出されて供給されるので、常にねじ
れた状態で巻枠1aに巻線される。丸線材7aのねじれ
は、加工硬化による電気抵抗の増加、および断線する頻
度の増加等の問題があった。
また、第5図に図示する別の装置は、丸線材7aを供給
するサプライボビン9を据置き方式とし、丸線材7aは
フライヤ軸6におけるシャフト部6aに通され、さらに
フライヤ軸6において略半径方向へ固定された竿部6b
に通され、フライヤ軸6を回転し、丸線材7aを巻取る
側の巻枠1aの周りに竿部6bを回転し、巻枠1aに丸
線材7aを巻付ける装置があった。ところが、前記装置
と同様に、丸線材7aは、ねじれた状態でサプライボビ
ン9から供給され、フライヤ軸6の回転が丸線材7aの
ねじれと一致せずに巻枠1aに巻線されるため、線材7
aのねじれによって、加工硬化による電気抵抗を増加す
る、および断線頻度を増加する等の問題があった。
平角形断面をした平角線材を巻線する装置としては、第
6図に図示するように、平角線材7bを供給するサプラ
イボビン9と巻取り側の巻枠1aとを回転し、サプライ
ボビン9における平角線材7bの供給速度を巻枠1aに
おける巻線速度に合わせて巻線する装置があった。サプ
ライボビン9と巻枠1aとの間にテンション検出器29
を設け、このテンション検出器29の出力をスピードコ
ントローラ30に入力し、サプライボビン回転用モータ
31を制御しサプライボビン9の回転速度を随時制御し
、サプライボビン9における供給速度を制御している。
ところがこの装置では、サプライボビン9における供給
速度を巻枠1aにおける巻線速度と常に等しく制御する
ためにスピードコントローラ30等が用いられ装置が高
価となる。
さらには、平角線材7bにねじれが生じるのでサプライ
ボビン9を据1iTき方式にできない。また、線材7b
のテンションを検出してサプライボビン9の回転速度を
制御するために高速巻線ができない等の問題があった。
[発明が解決しようとする問題点」 そこで、本発明は上記の問題を解決するためになされた
ものであり、線材の供給ボビンは据置きでありながら、
線材にねじれを生ずることなく巻取り部材に高速で巻線
することが可能な巻線機を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 そのため本発明は、線材が通過するシャフト部、および
このシャフト部に略半径へ向け゛C固定され、線材を案
内する竿部を有した回転する第1の軸体と、前記第1の
軸体における竿部の出側に配設され、線材の巻取り部材
を回転する第2の軸体と、前記第1の軸体への供給側に
、線材の供給ボビンにおける線材の巻解き速度を検知す
る検知器とを備え、前記第1の軸体の回転を線材の巻解
き速度に対応させることを特徴とする巻線機を提供する
「作用」 上記構成によれば、供給ボビンに巻かれた線材は第1の
軸体におけるシャフト部を通されて竿部に案内され、第
1の軸体が線材の供給ボビンにおける巻解き速度に対応
して回転することにより、線材はねじれをほぐされる。
第1の軸体における竿部が第2の軸体の周囲を回転し、
第2の軸体も第1の軸体と逆な向きに回転して巻取り部
材を回転することにより、線材はねじれを生じることな
く巻取り部材に高速に巻線される。
[実施例」 次に、本発明の実施例を第1図から第3図に基づいて説
明する。
(実施例1) 丸形断面をした線材を巻線する第1実施例の巻線機は、
第1図に図示するように、第2の軸体としてのスピンド
ル軸1には、一端に巻取り部材としての巻枠1aが固定
されている。スピンドル軸lは他端をスピンドル回転用
モータ2に結合され、回転し、巻枠1aを回転する。ス
ピンドル回転用モータ2は支持板3に固定されている。
この支持板3はねじを切った穴3aを有し、この穴3a
にはl・ラバース用ボールねじ5が通されている。ボー
ルねじ5が直結されたトラバース用モータ4の駆動によ
り、支持板3はボールねじ5の軸方向へ略巻枠1aの長
さだけ往復運動を繰り返し、巻枠1aも軸方向へ往復運
動する0巻枠1aの入側にはフライーヤ軸6が配設され
ている。フライヤ軸6は、丸棒状のシャツI・部6a、
およびシャ71〜部6aの略半径方向へ弧状に伸び、そ
の先端6Cが巻き軸1aにおける外周延長上に位置する
竿部6bを有し°(いる、シャフト部6aは長手方向の
軸」二に丸線材7aが通る孔6 dが穿設され、また、
円周面には半径を−・段と大きくした力の伝達部6eが
形成されている。このフライヤ軸6における伝達部6e
は、フライヤ回転用モータ8とベルト8aにより連結さ
れている。そして、フライヤ軸6は巻枠1aと逆な向き
に回転される。丸線材7aは、サプライボビン9に巻付
けられた状態で供給され、サプライボビン9は据置き形
式である。
サプライボビンQの出側上方には光電管] 1.)が1
組配設され°ζいる。さらに、サブライボビ゛/9とフ
ライヤ軸6との中間工程には、丸線材74がもつれた状
態で搬送されるのを防ぐために、頂部が開口した傘体1
1と、丸線材7aに適度なテンションを持たせると共に
もつれを防ぐテンションローラ12とが配設されている
〈作動1〉 次に、上記の実施例についてその作動を説明する。丸線
1’47aは、スピンドル回転用モータ2を詔勅する前
に、傘体11の開口部を通され、テンシランローラ12
に数回巻きつけられ、フライヤ軸6のシャフト部6aに
おける孔6dを通されて竿部6bへ案内され、スピンド
ル軸1に固定された巻枠1aに丸線材7aの先端が固定
される。そして、スピンドル回転用モータ2およびトラ
バース用モータ4が駆動され、スピンドル軸】が回転し
て巻枠1aを回転すると共に、支持板3がボールねじ5
を介して軸方向に往復運動し、巻枠1aも軸方向に往復
運動する。巻枠1aが回転を始めると、丸線材7aには
テンションが加わり、サプライボビン9より巻き解かれ
、光電管lOの光軸10aを横切る。光電管10の光軸
10aを線材7aか横切り、光電管10が導通および遮
断を繰り返すことにより、パルス信号S1が発生される
このパルス信号S1をフライヤ回転用モータ8ヘフイー
ドバツクし、フライヤ回転用モータ8の回転速度をパル
ス信号S1の時間間隔によって制御する。すなわち、サ
プライボビン9がら丸線材7aが1巻き巻解かれる間に
フライヤ軸6がスピンドル軸1と逆な向きに1回転する
ように制御される。傘体11によってもつれを防止され
た丸線材7aは、テンションローラ12によって適度な
テンションが加えられ、フライヤ軸6に案内されつつス
ピンドル軸1とフライヤ軸6との回転により、サプライ
ボビン9より巻解けた1巻分の丸線材7aが巻枠1aに
高速に巻取られる。そして、巻枠1aの回転によって丸
線材7aがサプライボビン9より巻解かれ、フライヤ軸
6が回転する動作を繰り返し、丸線材7aにねじれを生
じることなく巻枠1aに巻線される。このように、巻枠
1aの回転速度によって丸線材7aがサプライボビン9
から巻解かれる速度が変化しても、フライヤ軸6の回転
速度が常に追従するため、丸線材7aのねじれをほぐし
て巻線することができる。ここで、フライヤ回転用モー
タ8の回転速度は、光電管10からのパルス信号S1の
時151間隔によって決まるので、光電管10より2個
目のパル218号S1が出てはじめて回転速度が決定さ
れる。この時、丸線材7aのねじれをほぐす操作が遅れ
ることになるが、丸線材7aのねじれは最大でも180
゜であり、たとえねじれて巻線されたとしてもコイルの
品質上はとんど問題にならない。
(実施例2) 平角形断面をした線材を巻線する第2実施例の巻線機は
、第2図に図示するように、第1の軸体としてのフライ
ヤ軸20に平角線材7bの搬送姿勢を制御する機構を備
えている。フライヤ軸2゜は、シャフト部20aおよび
シャフト部20aより連続して略半径方向に伸びた竿部
20bを有している。シャフト部20aは、その外周面
に力を受ける伝達部20eが設けられている。さらに、
シャフト部20aにおける入側2Ofと、出側20gに
は、平角線材7bの幅方向の移動と厚さ方向の移動を押
さえるため、ガイドローラ21が平角線材7bを挟む形
式で2個で1組とされ、それぞれ2M4ずつ配設されて
いる。まな、平角線材7bの搬送方向および向きを変え
、平角線材7bにおける幅方向を巻枠1aにがける軸方
向と下行とするため、竿部20bの頂部20cおよび出
側20hにもガイドローラ21が配設されている。
これらのガイドローラ21は、線材7bとの接触により
自由に回転°することができる。さらに、シャフト部2
0aには、平角線材7bが擾送中に振動するのを防ぎ、
平角線N7hに適度なテンションを付J7−するため、
チップ23a、23bが平角線材7bt!:挟む形で設
けられている。一方のチップ23aはボルト24により
平角線材7bにおける厚さ7方向への移動を可能とされ
、平角線材7bの厚さの変化、および巻枠1aへの巻取
り速度の変化に対応できる。平角線材7bは据置き形式
のサプライボビン9に巻かれた状態で供給され、サプラ
イボビン9の出側上方には光電管10が1組配設されて
いる。さらに、サプライボビン9とフライヤ軸20との
中間工程には、平角線材7bがもつれた状態で搬送され
るのを防ぐため、11(部が開口した傘体11が配設さ
れている。−8枠1aおよびスピンドル軸lの駆動方法
、およびフライヤ軸20の駆動方法は前記第1実施例と
同様である。
(作動2) 次に、上記の実施例についてその作動を説明する。平角
線材7bは、スピンドル軸1に固定された巻枠1aの回
転によってサプライボビン9から巻解かれ、光電管10
の光軸10aを1回の巻解きにつき2度横切る。光′J
l管10はパルス信号S1を発生し、このパルス信号S
1の時間間隔に対応した速度でフライヤ回転用モータ8
を駆動し、フライヤ軸20を回転する。傘体11によっ
てもつれを防止された平角線17bは、フライヤ軸20
に設けられた複数のローラ21によって挟まれ、搬送姿
勢を制御され、案内されてフライヤ軸20の竿部20b
より巻枠1aへ搬送される。平角線材7bは、フライヤ
軸20のシャフト部20aにおいてチップ23a、23
bによって押圧され、適度なテンションが付与され、巻
枠1aに良好に巻取られる。この構成によれば、平角線
材7bはフライヤ軸20に配設されたローラ21で挟ま
れ、フライヤ軸20が巻解き速度に対応して回転するの
で、y角線材7bのねじれが巻枠1aへ伝わることなく
巻線される。そして、巻枠1aとフライヤ軸20とが逆
な向きに互いに回転するので高速に巻線することができ
る。
(その他の実施例) 本発明は、上記の実施例の細部にまで限定されるもので
なく、例えば、サプライボビン9における線材7a、7
bの巻解き速度を検出するなめに配設される光電管10
を、巻線開始時におけるねじれを少なくするために、第
3図に図示するように複数組としてもよく、また、光電
管10のかわりにタッチスイッチ、近接スイッチを用い
てもよい、また、平角線材7bへのテンションの付与方
法は回転制動のかかったローラで挟み込み付与すること
も可能であり、ガイドローラ21の配設位置もこれに限
られるものでない。
「効果」 以上述べたごとく、本発明巻線機は上記の構成を有する
から、従来のように線材のサプライボビンを単純に据置
き方式としたままで、線材にねじれを生ずることなく 
ft好に、かつ高速に巻線することが可能である。特に
、平角線材の巻線機においては、これまでに前例のない
線材のサプライボビンを据置き方式とすることが可能と
なり、また高速での巻線を可能とし、生産コストを低く
押さえることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す丸線材用の巻線機に
おける概略斜視図、第2図は本発明の第2実施例を示す
平角線材用の巻線機における概略平面図、第3図は複数
の光電管の配設を示す概略斜視図、第4図、第5図は従
来からの丸線材用の巻線機における概略平面図、第6図
は従来からの平角線材用の巻線機における概略子thi
図である。 180.スピンドル軸、 la、、、巻枠、 21、。 スピンドル回転用モータ、 381.支持板、4、、、
トラバース用モータ、 511.ボールねじ、611.
フライヤ軸、 6a、、、シャフト部、6 b 、、、
竿部、 7a、7b、、、線材、 890.フライヤ回
転用モータ、 901.サプライボビン、10、、、光
電管、  11 、、、傘体、 20 、、、フライヤ
軸、 20 a 、、、シャフト部、 20 b 、、
、竿部、 21 、、、ランシゴンローラ、 23a。 23 b 、、、チップ。 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  線材が通過するシャフト部、およびこのシャフト部に
    略半径へ向けて固定され線材を案内する竿部を有した回
    転する第1の軸体と、前記第1の軸体における竿部の出
    側に配設され、線材の巻取り部材を回転する第2の軸体
    と、前記第1の軸体への供給側に、線材の供給ボビンに
    おける線材の巻解き速度を検知する検知器とを備え、前
    記第1の軸体の回転を線材の巻解き速度に対応させるこ
    とを特徴とする巻線機。
JP62156294A 1987-06-23 1987-06-23 Wire winder Pending JPS642978A (en)

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