JPH1149309A - 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン - Google Patents

保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン

Info

Publication number
JPH1149309A
JPH1149309A JP20780797A JP20780797A JPH1149309A JP H1149309 A JPH1149309 A JP H1149309A JP 20780797 A JP20780797 A JP 20780797A JP 20780797 A JP20780797 A JP 20780797A JP H1149309 A JPH1149309 A JP H1149309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
work
stay
shelf
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP20780797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Seto
章男 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP20780797A priority Critical patent/JPH1149309A/ja
Publication of JPH1149309A publication Critical patent/JPH1149309A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚ピッチが異なる棚でも、クレーン本体に設
けたステーを動かすことなく、ワークの端面を検出で
き、しかも棚ピッチを必要最低限に押えるようにする。 【解決手段】 立設された支柱3の上下方向へ適宜な間
隔で設けられた各保管棚5に載置されているワークW
を、上下動自在かつ左右動自在なクレーン7のクレーン
本体9に設けられた複数のフォーク11A,11Bで取
り出すときに、前記ワークWの長手方向の最先端より外
部の前記クレーン本体9の端部にステー13を介して設
けられた一方の検出センサ15と、前記フォーク11B
に設けられた他方の検出センサ17との作動により、ワ
ークWの端面を検出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立設された支柱
に上下方向へ適宜な間隔で設けられている保管棚に載置
されている例えば鋼材などのワークを取り出すときのワ
ークの端面を検出する保管棚からのワーク取り出し時の
端面検出方法およびその方法に用いるクレーンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示されているように、保管
棚101としては立設された支柱103を備えており、
この支柱103には上下方向へ適宜な間隔で棚105
A,105B,105C,105Dが設けられている。
しかも、棚105A,105B上には例えば同じ径の複
数の鋼材のワークWA が載置されて保管されている。ま
た、棚105C,105D上には例えば同じ径の複数の
鋼材のワークWB が載置されて保管されている。
【0003】前記保管棚101の図4において右側に隣
接して上下動自在および左右動自在なクレーン107の
クレーン本体109が設けられている。このクレーン本
体109の下部には図4において紙面に対して直交する
方向へ適宜な間隔でフォーク111が一体化されてい
る。また、前記クレーン本体109の上部には前記フォ
ーク111と同方向へ延伸したステー113が一体化さ
れている。
【0004】前記フォーク111の先端にはワークの端
面を検出する検出センサとしての光電スイッチ115
(透過型、回帰反射型)の一方115Aが設けられてい
ると共に、前記ステー113の先端には光電スイッチ1
15の他方115Bが設けられている。
【0005】上記構成により、例えば棚105D上に載
置されて保管されているワークWBを取り出す場合に
は、クレーン本体109を下降せしめると共に左方向へ
移動せしめると、フォーク111の先端に設けられてい
る光電スイッチ115の一方115Aと、ステー113
の先端に設けられている光電スイッチ115の他方11
5Bとで、ワークWB の端面が検出される。このワーク
B の端面が検出された位置からワークWB の直径だけ
クレーン本体109を図4において左方向へ移動せしめ
るとワークWB をピッキングでき、それ以上左方向へ進
入すると奥のワークWB と干渉してしまう。したがっ
て、ワークWB をピッキングした後、わずかクレーン本
体109を上昇せしめると共に右方向へ移動せしめるこ
とにより、棚105DからワークWB を取り出すことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の保管棚101において、棚105Cと棚105Dと
の高さに対して、棚105Aと棚105Bとの高さが低
いと、図5においてクレーン107を実線の位置から2
点鎖線の位置へ上昇せしめることにより、クレーン10
7のクレーン本体109に設けたステー113が、棚1
05A上に載置されて保管されているワークWA と干渉
してしまう。また、この干渉を回避するにはステー11
3を棚のサイズ(大きさ)に合わせて上下する機構が必
要である。また、ステー113の厚み分、棚ピッチが余
分に必要である。
【0007】この発明の目的は、棚ピッチが異なる棚で
も、クレーン本体に設けたステーを動かすことなく、ワ
ークの端面を検出でき、しかも棚ピッチを必要最低限に
押えるようにした保管棚からのワーク取り出し時の端面
検出方法およびその方法に用いるクレーンを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の保管棚からのワーク取り出
し時の端面検出方法は、立設された支柱の上下方向へ適
宜な間隔で設けられた各保管棚に載置されているワーク
を、上下動自在かつ左右動自在なクレーンのクレーン本
体に設けられた複数のフォークで取り出すときに、前記
ワークの長手方向の最先端より外部の前記クレーン本体
の端部にステーを介して設けられた一方の検出センサ
と、前記フォークに設けられた他方の検出センサとの作
動により、ワークの端面を検出することを特徴とするも
のである。
【0009】請求項2によるこの発明のクレーンは、立
設された支柱の上下方向へ適宜な間隔で設けられた各保
管棚に載置されているワークを取り出すクレーンであっ
て、前記保管棚の脇に設けられ上下動自在かつ左右動自
在なクレーン本体と、このクレーン本体に設けられた複
数のフォークと、前記クレーン本体の端部に設けられた
ステーと、このステーの先端に設けられた一方の検出セ
ンサと、前記一方のフォークの先端に設けられた他方の
検出センサと、で構成されていることを特徴とするもの
である。
【0010】したがって、請求項1,2では、保管棚に
おける各棚に載置されて保管されているワークを取り出
す場合には、クレーンのクレーン本体を上下動せしめて
所望の棚の高さ位置に位置決めした後、クレーン本体を
棚側へ移動せしめると、ステーの先端に設けられている
一方の検出センサと、フォークの先端に設けられている
他方の検出センサとの作動によりワークの端面が正確か
つ確実に検出される。しかも、ステーがクレーン本体の
端部に設けられているから、ステーとワーク、棚との干
渉が回避される。
【0011】而して、棚の上下ピッチが必要最低限にお
さえられると共に、複雑な可動機構なしでワークの端面
が検出される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0013】図1を参照するに、保管棚1としては立設
された支柱3を備えており、この支柱3には上下方向へ
適宜な間隔で複数(本実施の形態では理解を容易にする
ため1段)の棚5が設けられている。しかも、この棚5
上には複数の鋼材からなるワークWが載置され保管され
ている。前記保管棚1の図1において右側に隣接して上
下動自在および左右動自在なクレーン7のクレーン本体
9が設けられている。
【0014】このクレーン本体9の下部には、図2,図
3も併せて参照するに、前後方向へ適宜な間隔でフォー
ク11A,11Bが一体化されている。前記クレーン本
体9における上部の前端部には図1,図3において左右
方向へ延伸したステー13が一体化されている。このス
テー13の先端には光電スイッチなどの一方の検出セン
サ15が設けられていると共にフォーク11Bの先端に
は反射板などの他方の検出センサ17が設けられてい
る。
【0015】上記構成により、例えば棚5上に載置され
て保管されているワークWを取り出す場合には、クレー
ン本体9を例えば上方から下方へ下降せしめて棚5の高
さ位置に位置決めする。次いで、クレーン本体9を図1
において左方向へ移動せしめると、ステー13の先端に
設けられている一方の検出センサ15とフォーク11B
の先端に設けられている他方のセンサ17との作動(一
方の検出センサ15から他方の検出センサ17へ斜めに
光軸が走る)で棚5上に載置されて保管されている図1
において右側におけるワークWの他面を正確かつ確実に
検出することができる。このワークWの端面が検出され
た後、ワークWの直径分だけ図1において左方へクレー
ン本体9を移動せしめると共にわずか上方へクレーン本
体9を上昇せしめることにより、ワークWから棚5から
フォーク11A,11B上に載置されて取り出すことが
できる。
【0016】この場合、ステー13はクレーン本体9の
前端部に取り付けられているから、ワークWの端面を検
出する際、ワークW、棚5に干渉せずに回避することが
できる。しかも、棚5の高さが異なっていてもステー1
3はワークWや棚5に干渉するようなことはない。ま
た、ステー13を上下方向へ移動せしめる移動機構を特
に設ける必要がない。したがって、棚5の上下ピッチを
必要最低限にできる(ワークWのサイズ+持ち上げ量の
み)。
【0017】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0018】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1,2の発明によれば、保管棚に
おける各棚に載置されて保管されているワークを取り出
す場合には、クレーンのクレーン本体を上下動せしめて
所望の棚の高さ位置に位置決めした後、クレーン本体を
棚側へ移動せしめると、ステーの先端に設けられている
一方の検出センサと、フォークの先端に設けられている
他方の検出センサとの作動によりワークの端面を正確か
つ確実に検出せしめることができる。しかも、ステーが
クレーン本体の端部に設けられているから、ステーとワ
ーク、棚との干渉を回避せしめることができる。
【0019】而して、棚の上下ピッチを必要最低限にお
さえることができると共に、複雑な可動機構なしでワー
クの端面を検出せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する保管棚とクレーンとの関係
を示した斜視図である。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】図1におけるIII 矢視図である。
【図4】従来の保管棚とクレーンとの関係を示した正面
図である。
【符号の説明】
1 保管棚 3 支柱 5 棚 7 クレーン 9 クレーン本体 11A,11B フォーク 13 ステー 15 一方の検出センサ 17 他方の検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設された支柱の上下方向へ適宜な間隔
    で設けられた各保管棚に載置されているワークを、上下
    動自在かつ左右動自在なクレーンのクレーン本体に設け
    られた複数のフォークで取り出すときに、前記ワークの
    長手方向の最先端より外部の前記クレーン本体の端部に
    ステーを介して設けられた一方の検出センサと、前記フ
    ォークに設けられた他方の検出センサとの作動により、
    ワークの端面を検出することを特徴とする保管棚からの
    ワーク取り出し時の端面検出方法。
  2. 【請求項2】 立設された支柱の上下方向へ適宜な間隔
    で設けられた各保管棚に載置されているワークを取り出
    すクレーンであって、前記保管棚の脇に設けられ上下動
    自在かつ左右動自在なクレーン本体と、このクレーン本
    体に設けられた複数のフォークと、前記クレーン本体の
    端部に設けられたステーと、このステーの先端に設けら
    れた一方の検出センサと、前記一方のフォークの先端に
    設けられた他方の検出センサと、で構成されていること
    を特徴とするクレーン。
JP20780797A 1997-08-01 1997-08-01 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン Abandoned JPH1149309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20780797A JPH1149309A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20780797A JPH1149309A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1149309A true JPH1149309A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16545833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20780797A Abandoned JPH1149309A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1149309A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292584B2 (ja) 移載システム
EP1741644B1 (en) Article storage facility
JP4253365B2 (ja) ウェハ搬送装置
JP5590411B2 (ja) スタッカークレーン
JPH1149309A (ja) 保管棚からのワーク取り出し時の端面検出方法およびその方法に用いるクレーン
JP4262389B2 (ja) ワーク取出し方法
US20070012717A1 (en) Part feeder
JP4419782B2 (ja) スタッカクレーン
JP4114242B2 (ja) リーチ式無人フォークリフト
JP2009286569A (ja) スタッカークレーン
JP2009062124A (ja) スタッカクレーンの自動ティーチング方法
CN111703687A (zh) 一种自动化料架总成
JP3761012B2 (ja) 物品保管設備
JP2007182278A (ja) 物品搬送装置
KR101277166B1 (ko) 픽업 크레인
JP2541462B2 (ja) 自動倉庫
JP5487614B2 (ja) 自動倉庫
JPH0532305U (ja) 自動倉庫
JP2001058723A (ja) 板材加工機における製品搬出方法及びその装置
JPH0251839B2 (ja)
JP2000233807A (ja) 立体自動倉庫
JP5531466B2 (ja) 移載装置
JP2570549B2 (ja) 自動倉庫のスタッカークレーン上の物品の前後方向はみ出し検知装置
JPH05338715A (ja) スタッカクレーン
JPH0699117B2 (ja) フォークリフトのフォーク差込口検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040728

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050808

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A762 Written abandonment of application

Effective date: 20051026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762