JPH1148917A - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

車両用ワイパー装置

Info

Publication number
JPH1148917A
JPH1148917A JP9212834A JP21283497A JPH1148917A JP H1148917 A JPH1148917 A JP H1148917A JP 9212834 A JP9212834 A JP 9212834A JP 21283497 A JP21283497 A JP 21283497A JP H1148917 A JPH1148917 A JP H1148917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivot holder
pivot
wiper
vehicle
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9212834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3606350B2 (ja
Inventor
Hisayuki Serizawa
寿行 芹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP21283497A priority Critical patent/JP3606350B2/ja
Publication of JPH1148917A publication Critical patent/JPH1148917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3606350B2 publication Critical patent/JP3606350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの衝撃を吸収できるワイパー装置を
供する。 【解決手段】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
払拭する車両用ワイパー装置において、前記ワイパーア
ームの基端部が固着されるピボット軸20を回転自在に軸
支するピボットホルダー21が外周に雄ねじを形成した円
筒軸受部22とフランジ部23とからなり、ピボットホルダ
ー21の円筒軸受部22を車体パネル3の開口に貫通し、同
開口の周縁部に対して内面に前記ピボットホルダー21の
フランジ部23を当接し、外面に環状係止板24を挟んでナ
ット25を円筒軸受部221に螺合し、ナット25は車体パネ
ル3の開口の内径より小さい外径を有して前記環状係止
板24の内周縁部分24bを締付けて環状係止板24を介して
ピボットホルダー21を支持する車両用ワイパー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のウインドシ
ールドの表面に付着する雨水,雪,泥土,塵埃その他の
異物を自動的に払拭するワイパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイパー装置は、一般に車両の車体パネ
ルに取り付けられるピボットホルダーにピボット軸が軸
支され、ピボット軸の外側へ突出した端部にワイパーア
ームの基端部が固着され、同ワイパーアームの揺動する
先端に取り付けられたワイパーブレードがウインドシー
ルド表面を払拭する構造のものである。
【0003】したがってワイパーブレードおよびワイパ
ーアームはウインドシールドの外側にあり、ワイパーア
ームが固着されるピボット軸の端部は、車体表面より外
側に突出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがってワイパーア
ームおよびピボット軸端部は、外部からの衝撃荷重を受
け易い。この衝撃荷重をまともに受けると破損等の被害
が大きい。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、外部からの衝撃を吸収できる
ワイパー装置を供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、ワイパーアームの揺動に
よりその先端に取り付けられたワイパーブレードがウイ
ンドシールドを払拭する車両用ワイパー装置において、
前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
回転自在に軸支するピボットホルダーが外周に雄ねじを
形成した円筒軸受部とフランジ部とからなり、前記ピボ
ットホルダーの円筒軸受部を車体パネルの開口に貫通
し、同開口の周縁部に対して内面に前記ピボットホルダ
ーのフランジ部を当接し、外面に環状係止板を挟んでナ
ットを前記円筒軸受部に螺合し、前記ナットは前記車体
パネルの開口の内径より小さい外径を有して前記環状係
止板の内周縁部分を締付けて環状係止板を介してピボッ
トホルダーを支持する車両用ワイパー装置とした。
【0007】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸に過大の荷重が加わると、ナットにより締付け
られている環状係止板の内周縁部分が変形してピボット
ホルダーの支持が解かれ車体内方に移動して衝撃荷重を
吸収することができ、被害を最小限に抑えることができ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、ワイパーアームの
揺動によりその先端に取り付けられたワイパーブレード
がウインドシールドを払拭する車両用ワイパー装置にお
いて、前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボッ
ト軸を回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受
部とフランジ部とからなり、車体パネルの開口の周縁部
に対して内面に前記ピボットホルダーのフランジ部を当
接し、外面に環状係止板を挟んでボルトを前記フランジ
部に螺合し、前記ボルトの頭部は前記車体パネルの開口
の内径より小さい外径を有して前記環状係止板の内周縁
部分を締付けて環状係止板を介してピボットホルダーを
支持する車両用ワイパー装置とした。
【0009】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸に過大の荷重が加わると、ボルトにより締付け
られている環状係止板の内周縁部分が変形してピボット
ホルダーの支持が解かれ車体内方に移動して衝撃荷重を
吸収することができ、被害を最小限に抑えることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の車両用ワイパー装置において、前記車体パ
ネルの開口の周縁部分と前記ピボットホルダーのフラン
ジ部との間に弾性部材を介装したものである。
【0011】車両外方からピボット軸に軸方向といくら
かでも異なる方向に荷重があると、ピボットホルダーが
傾むいたりするが、このピボットホルダーを傾ける比較
的小さい荷重は、車体パネルとピボットホルダーのフラ
ンジ部との間に介装された弾性部材が吸収してピボット
ホルダーの支持が確保され、また車体パネルの振動やワ
イパーアームの揺動に伴う振動等を吸収することができ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、ワイパーアームの
揺動によりその先端に取り付けられたワイパーブレード
がウインドシールドを払拭する車両用ワイパー装置にお
いて、前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボッ
ト軸を回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受
部と同筒状軸受部から延出した少なくとも2本のアーム
部とからなり、前記ピボットホルダーのアーム部は前記
ピボット軸に直角方向に指向した中心軸を有する筒状取
付部を有し、前記筒状取付部の一部にその内径より幅の
小さい開口が形成され、車体パネルの内面に突設された
取付ボス部に前記ピボットホルダーのアーム部の筒状取
付部を側方から当接しボルトを貫通させて取付ボス部に
螺着し前記筒状取付部を前記ボルトに係合してピボット
ホルダーを支持する車両用ワイパー装置とした。
【0013】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸に過大の荷重が加わると、ボルトに筒状取付部
が係合して支持されたピボットホルダーのその筒状取付
部は、その開口を開くように変形してボルトから外れピ
ボットホルダーが脱落し衝撃荷重を吸収することができ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、ワイパーアームの
揺動によりその先端に取り付けられたワイパーブレード
がウインドシールドを払拭する車両用ワイパー装置にお
いて、前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボッ
ト軸を回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受
部とフランジ部とからなり、前記フランジ部の前記筒状
軸受部の周りに肉厚の薄い破断強度の低い部位を形成
し、前記ピボットホルダーを外側から覆い車体パネルの
開口の周縁部に取り付ける取付部材が筒状支持部とフラ
ンジ取付部とからなり、その筒状支持部で前記ピボット
ホルダーの筒状軸受部を軸方向の相対移動可能に覆い、
そのフランジ取付部で車体パネルの開口の周縁部外面と
の間に前記ピボットホルダーのフランジ部を挟んで車体
パネルに共に固着する車両用ワイパー装置とした。
【0015】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸に過大の荷重が加わると、ピボットホルダーの
筒状軸受部に力がかかり、その筒状軸受部の周りの肉厚
の薄い破断強度の低い部位が破断され、ピボットホルダ
ーが車体内方に脱落して衝撃荷重を吸収することができ
る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の車
両用ワイパー装置において、前記ピボットホルダーのフ
ランジ部の筒状軸受部の周りに貫通孔を形成し、前記支
持部材の筒状支持部が部分的に前記ピボットホルダーの
筒状軸受部に沿って延出して前記貫通孔を貫通し前記車
体パネルの開口より内側に延びたものである。
【0017】支持部材が部分的にピボットホルダーの筒
状軸受部に沿って延出して貫通孔を貫通し車体パネルの
開口より内側にまで延びているので、筒状軸受部を確実
に支持するとともに、車両外方からワイパーアームの基
端部のピボット軸に過大の荷重が加わると、筒状軸受部
の周りの肉厚の薄い破断強度の低い部位が破断され、ピ
ボットホルダーが車体内方に脱落して衝撃荷重を吸収す
ることができる。
【0018】請求項7記載の発明は、ワイパーアームの
揺動によりその先端に取り付けられたワイパーブレード
がウインドシールドを払拭する車両用ワイパー装置にお
いて、前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボッ
ト軸を回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受
部からなり、前記ピボットホルダーを外側から覆い車体
パネルの開口の周縁部に取り付ける取付部材が筒状支持
部とフランジ取付部とからなり、その筒状支持部で前記
ピボットホルダーの筒状軸受部を軸方向の相対移動可能
に覆い、そのフランジ取付部を車体パネルの開口の周縁
部に固着し、前記ピボットホルダーの筒状軸受部と前記
取付部材の筒状支持部との間に環状係止部材を係止して
ピボットホルダーを支持し、前記環状係止部材は上方か
らの軸方向入力に対して変形または脱落し前記ピボット
ホルダーの下方への移動を可能とする車両用ワイパー装
置とした。
【0019】筒状軸受部からなるピボットホルダーを外
側から覆い車体パネルの開口の周縁部に取り付ける取付
部材が環状係止部材を介してピボットホルダーを支持す
るので、車両外方からワイパーアームの基端部のピボッ
ト軸に過大の荷重が加わると、環状係止部材の内周縁部
分が変形してピボットホルダーの支持が解かれ筒状支持
部に沿って車体内方に移動して衝撃荷重を吸収すること
ができ、被害を最小限に抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図4に図示し説明する。本実施の形態
に係るワイパー装置10を適用した自動車1のフロントウ
インドシールド2部分の外観を図1に示す。
【0021】ワイパー装置10は、運転席および助手席の
前方のフロントウインドシールド2に左右に一対設けら
れている。フロントウインドシールド2の表面に摺接す
るワイパーブレード11を、ワイパーアーム12が左右に揺
動させて雨水や異物を払拭し良好な視界を確保するもの
である。
【0022】左右のワイパーアーム12は、揺動中心をフ
ロントウインドシールド2の下縁所定位置にそれぞれ設
けており、同時に同じ方向に揺動するタンデムタイプの
ワイパー装置10である。
【0023】ワイパーアーム12の基端部を支持するピボ
ット軸20は、ピボットホルダー21に回転自在に軸支され
ており、該ピボットホルダー21は、ピボット軸20を軸支
する円筒軸受部22とその外周に延出したフランジ23とが
一体に形成されたものである。なおピボット軸20の円筒
軸受部22より下方へ突出した端部には、ピボット軸20を
回動するリンク部材27が嵌着される。
【0024】図4に図示するようにピボットホルダー21
は、円筒軸受部22からフランジ23が円錐状に膨出してお
り、フランジ23の上面23aに円筒軸受部22の周囲に環状
溝23bが形成されている。円筒軸受部22は環状溝23bの
底部から上の外周面に雄ねじが刻設されている。
【0025】かかるピボットホルダー21は、フロントウ
インドシールド2の下端縁に連接する車体パネル3に取
り付けられ、同車体パネル3の所定箇所にはピボットホ
ルダー21の環状溝23bの外径に等しい内径の円開口が形
成されている。
【0026】また図4を参照して環状係止板24は、ピボ
ットホルダー21のフランジ23の上面23aに対応して円環
状板部24aとその内周から円錐状に延出した内周縁部24
bとからなり、内周縁部24bには矩形の切欠きが複数形
成されて複数の突出片が開き易くなっている。
【0027】そして前記ピボットホルダー21の円筒軸受
部22の雄ねじに螺合するナット25はフランジ付きナット
で、フランジの外径は車体パネル3の円開口の内径より
小さい。
【0028】ピボットホルダー21を車体パネル3の内側
から円開口に円筒軸受部22を貫通させてフランジ23の上
面23aを当接し、外側から環状係止板24を円錐状の内周
縁部24bを円開口に合わせて当接すると、車体パネル3
の開口周縁部がピボットホルダー21のフランジ23の上面
23aと環状係止板24の円環状板部24aとに挟まれ、次い
で円筒軸受部22の雄ねじにナット25を螺合すると、ナッ
ト25はフランジで環状係止板24の円錐状の内周縁部24b
を締め付け、図2に示すようにナット25は若干環状溝23
bに入り込んで環状係止板24を介してピボットホルダー
21を車体パネル3に固着支持する。
【0029】ピボットホルダー21は以上のように車体パ
ネル3に取り付けられているので、車両外方からワイパ
ーアーム12の基端部のピボット軸20に過大の荷重が加わ
ると、ナット25により締付けられている環状係止板24の
円錐状をした内周縁部24bが開くように変形してピボッ
トホルダー21の支持が解かれ図3に示すように車体内方
に移動して衝撃荷重を吸収することができ、被害を最小
限に抑えることができる。
【0030】なお本実施の形態では、ピボットホルダー
21を取り付ける専用のボルトを必要とせず部品点数が少
なく、また環状係止板24だけを交換すれば修復が簡単に
できワイパー装置はそのまま再使用することができ費用
がかからない。
【0031】次に別の実施の形態に係るワイパー装置に
おけるピボットホルダー31の取付構造を図5ないし図8
に図示し説明する。ピボット軸30を軸支する該ピボット
ホルダー31は、円筒軸受部32と同円筒軸受部32から膨出
したフランジ33からなり、フランジ33の左右対称位置に
ねじ孔が形成されている。
【0032】一方車体パネル27の所定箇所には図8に図
示するように円開口28とその両側に小径の円開口29,29
が穿設されている。また図7に図示するような環状係止
板34を使用しており、同環状係止板34は、円環状板部34
aとその内周縁の複数箇所から延出した係止片34bとか
らなる。
【0033】ピボットホルダー31を車体パネル37の内側
から円開口38に円筒軸受部32を貫通させてフランジ33を
あてがう際に、フランジ33の左右のねじ孔を各円開口3
9,39に合わせ、円開口39に内径が等しい環状ラバー部
材35,35をそれぞれ間に介装する。
【0034】そして車体パネル37の外側から環状係止板
34,34を各円開口39,39に合わせボルト36,36を環状係
止板34,34,円開口39,39,環状ラバー部材35,35に貫
通させフランジ33の各ねじ孔に螺合して締め付けること
により、ボルト36の開口39の内径より小径の頭部が環状
係止板34の係止片34bを円開口39および環状ラバー部材
35内に締め込み、図5に図示するように環状係止板34を
介してピボットホルダー31が車体パネル37に取り付けら
れる。
【0035】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸30に過大の荷重が加わると、ボルト36により締
付けられている環状係止板37の内周縁部分の係止片34b
が開くように屈曲変形してピボットホルダー31の支持が
解かれ車体内方に移動して衝撃荷重を吸収することがで
き、被害を最小限に抑えることができる。
【0036】車両外方からピボット軸30に軸方向といく
らかでも異なる方向に荷重があると、ピボットホルダー
31が車体パネル37に対して傾むいたりするが、このピボ
ットホルダー31を傾ける比較的小さい荷重は、車体パネ
ル37とピボットホルダー31のフランジ33との間に介装さ
れた環状ラバー部材35が吸収してピボットホルダー31の
支持が確保され、また車体パネル37の振動やワイパーア
ームの揺動に伴う振動等を吸収することができる。
【0037】次に図9ないし図11に図示した第3の実
施の形態について説明する。ピボット軸40を軸支した本
実施の形態に係るピボットホルダー41は、円筒軸受部42
と同円筒軸受部42から対称的に延出した2本のアーム部
43,43とからなり、アーム部43の端部はピボット軸40と
直角方向に指向した円筒取付部44が形成されている。
【0038】円筒取付部44は上方に開口44aが形成さ
れ、内周面と開口端面にかけてラバー部材45が付設さ
れ、同ラバー部材45の内周面およびその開口端面に沿っ
てバネ部材46が嵌着されている(図11参照)。
【0039】一方車体パネル47は、所定箇所に円開口47
aが穿設され、車体パネル47の内面で円開口47aの略両
側の所定位置に取付ボス48,48が突設されており、取付
ボス48,48には側面にボルト孔が形成されている。車体
パネル47の内側から円開口47aに円筒軸受部42を貫通さ
せ両円筒取付部44,44を取付ボス48,48の側面に当接し
てボルト49,49を円筒取付部44,44に貫通させて取付ボ
ス48,48のボルト孔に螺合する(図9参照)。
【0040】ボルト49は、円筒取付部44の内径に等しく
開口44aの幅より大きい径を有し、取付ボス48にのみ螺
着しピボットホルダー41の円筒取付部44を取付ボス48に
締付けることをしない。したがってピボットホルダー41
は、車体パネル48の一対の取付ボス48,48に突設された
ボルト49,49にアーム部43,43の両端の円筒取付部44,
44が係合して支持されている。
【0041】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸40に過大の荷重が加わると、ボルト49に円筒取
付部44が係合して支持されたピボットホルダー41のその
筒状取付部44は、ラバー部材45とバネ部材46の弾性変形
によりバネ部材46の開口44aを開くように変形してボル
ト49から外れピボットホルダー41が脱落し衝撃荷重を吸
収することができる。
【0042】ピボットホルダー31を傾ける比較的小さい
荷重は、ピボットホルダー41の円筒取付部44とボルト49
との間に介装されたラバー部材45が吸収してピボットホ
ルダー41の支持が確保され、また車体パネル47の振動や
ワイパーアームの揺動に伴う振動等を吸収することがで
きる。
【0043】次に図12および図13に図示した第4の
実施の形態について説明する。ピボット軸50を軸支する
ピボットホルダー51は、円筒軸受部52と同円筒軸受部52
から延出した円板状のフランジ53からなり、同フランジ
53の円筒軸受部52の周りに破断強度の低い薄肉部54が形
成されている。フランジ53には複数個取付孔が穿設され
ている。
【0044】車体パネル57の所定箇所には円開口57aと
その周囲に前記ピボットホルダー52のフランジ53の取付
孔に対応した円孔が形成されている。そして円筒支持部
55aとフランジ取付部55bとからなる取付部材55がピボ
ットホルダー51を外側から覆い車体パネル57に取り付け
る構造をしている。
【0045】すなわちピボットホルダー51を車体パネル
57に外側から円開口57aに円筒軸受部52を貫通させ同開
口57aの周縁部にフランジ53を当接し、その上から取付
部材55が円筒支持部55aを円筒軸受部52に嵌入しフラン
ジ取付部55bをフランジ53に重ね合わせ、フランジ取付
部55b,フランジ53,車体パネル57の一致させた取付孔
にボルト58を外側から貫通させてナット59を螺合し一体
に共締めする(図12参照)。
【0046】こうしてピボットホルダー51が取り付けら
れると、ピボット軸50の軸と直角方向の外力に対しては
取付部材55が強固に支持する。したがって車両外方から
ワイパーアームの基端部に過大の荷重が加わったとする
と、軸直角方向の力は取付部材55によって受け止めら
れ、軸方向の力が円筒軸受部52に作用してフランジ53の
基部に応力が集中して破断強度の低い薄肉部54を破断し
て円筒軸受部52が車体パネル57の内方に脱落する(図1
3参照)。
【0047】すねわち衝撃荷重が吸収されて被害を最小
限に抑えることができる。なお破断したのは、ピボット
ホルダー51のフランジ53であるので、ピボットホルダー
を交換すれば簡単に修復可能であり、ワイパーアーム等
は再使用できる。
【0048】フランジ23の基端部に薄肉部54を設けた
が、薄肉部の代わりに長孔としてもよく、円弧状の長孔
を部分的に複数設けた第5の実施の形態を図14ないし
図16に図示し説明する。
【0049】該ピボットホルダー61は、ピボット軸60を
軸支する円筒軸受部62とフランジ63とからなり、フラン
ジ63の基端の円筒軸受部62の周りに環状溝64が形成さ
れ、その3カ所に円弧状の長孔65が穿設されている(図
16参照)。その他フランジ63には3カ所取付孔66が形
成されている。
【0050】ピボットホルダー61を車体パネル70に外側
から円開口に円筒軸受部62を貫通させ同円開口の周縁部
にフランジ63を当接し、その上から取付部材68が円筒支
持部68aを円筒軸受部62に嵌入し、支持片68cを長孔65
に貫通させ、フランジ取付部68bをフランジ63に重ね合
わせ、フランジ取付部68b,フランジ63,車体パネル70
の一致させた取付孔にボルト71を外側から貫通させてナ
ット72を螺合し一体に共締めする(図14参照)。
【0051】ピボット軸60の軸と直角方向の外力に対し
ては取付部材68が円筒支持部68aと支持片68cにより強
固に支持する。車両外方からワイパーアームの基端部に
過大の荷重が加わったとすると、軸直角方向の力は取付
部材68によって受け止められ、軸方向の力が円筒軸受部
62に作用してフランジ63の基部に応力が集中して破断強
度の低い環状溝64を破断して円筒軸受部62が車体パネル
70の内方に脱落する(図15参照)。すねわち衝撃荷重
が吸収されて被害を最小限に抑えることができる。
【0052】次に図17ないし図19に図示した第6の
実施の形態について説明する。ピボット軸80を軸支する
ピボットホルダー81は、円筒軸受部のみからなり、取付
部材85が円筒支持部85aと同円筒支持部85aの略中央の
若干下寄りから延出した円板状のフランジ取付部85bか
らなり、フランジ取付部85bには取付孔が設けられてい
る。
【0053】円筒状をしたピットホルダー81は、下端に
若干のフランジ81aを有し、フランジ81aから取付部材
85の円筒支持部85aの長さ位置に周方向に亙って溝条81
bが形成されており、該ピボットホルダー81に取付部材
85の円筒支持部85aが嵌合され、フランジ81aに円筒支
持部85aの下端が当接し、溝条81bに環状係止板83を嵌
着すると、ピボットホルダー81は取付部材85の円筒支持
部85aに上下を環状係止板83とフランジ81aとに挟まれ
て支持される(図17参照)。
【0054】環状係止板83は、図19に図示するように
円環状をした板部材であり、一部欠損した開口83aを有
し、弾性的に変形させて開口83aを拡げることができ
る。環状係止板83の内周縁から数箇所係止爪83bが突出
している。かかる環状係止板83の開口83aを拡げてピボ
ットホルダー81の溝条81bに嵌めると係止爪83bが溝条
81bに食い込んで係止され、同環状係止板83によりピボ
ットホルダー81が取付部材85に支持される。
【0055】そして取付部材85は円筒支持部85aの下部
を車体パネル90の円開口90aに貫通させ、フランジ取付
部85bを円開口90aの周縁部に当接してボルト91を貫通
させナット92を螺合して緊締する(図17参照)。
【0056】車両外方からワイパーアームの基端部のピ
ボット軸80に過大の荷重が加わると、ピボットホルダー
85を支持する環状係止部板83の内周縁の係止爪83bが開
くように屈曲変形してピボットホルダー85の支持が解か
れ円筒支持部85aに沿って車体内方に移動して衝撃荷重
を吸収することができ、被害を最小限に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るワイパー装置を適
用した自動車のフロントウインドシールド部分の外観図
である。
【図2】ワイパー装置のピボットホルダーの取付構造を
示す一部断面とした側面図である。
【図3】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す一部
断面とした側面図である。
【図4】同ピボットホルダーの取付構造を示す分解斜視
図である。
【図5】第2の実施の形態に係るピボットホルダーの取
付構造を示す一部断面とした側面図である。
【図6】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す一部
断面とした側面図である。
【図7】環状係止板の斜視図である。
【図8】車体パネルの平面図である。
【図9】第3の実施の形態に係るピボットホルダーの取
付構造を示す部分的に省略した斜視図である。
【図10】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す部
分的に省略した斜視図である。
【図11】円筒取付部の拡大側面図である。
【図12】第4の実施の形態に係るピボットホルダーの
取付構造を示す一部断面とした側面図である。
【図13】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す一
部断面とした側面図である。
【図14】第5の実施の形態に係るピボットホルダーの
取付構造を示す一部断面とした側面図である。
【図15】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す一
部断面とした側面図である。
【図16】同ピボットホルダーの平面図である。
【図17】第6の実施の形態に係るピボットホルダーの
取付構造を示す一部断面とした側面図である。
【図18】同ピボットホルダーが脱落した状態を示す一
部断面とした側面図である。
【図19】環状係止板の斜視図である。
【符号の説明】
1…自動車、2…フロントウインドシールド、3…車体
パネル、10…ワイパー装置、11…ワイパーブレード、12
…ワイパーアーム、20…ピボット軸、21…ピボットホル
ダー、22…円筒軸受部、23…フランジ、24…環状係止
板、25…ナット、27…リンク、30…ピボット軸、31…ピ
ボットホルダー、32…円筒軸受部、33…フランジ、34…
環状係止板、35…環状ラバー部材、36…ボルト、37…車
体パネル、38…円開口、40…ピボット軸、41…ピボット
ホルダー、42…円筒軸受部、43…アーム部、44…円筒取
付部、45…ラバー部材、46…バネ部材、47…車体パネ
ル、48…取付ボス、49…ボルト、50…ピボット軸、51…
ピボットホルダー、52…円筒軸受部、53…フランジ、54
…薄肉部、55…取付部材、57…車体パネル、58…ボル
ト、59…ナット、60…ピボット軸、61…ピボットホルダ
ー、62…円筒軸受部、63…フランジ、64…環状溝、65…
長孔、66…取付孔、68…取付部材、70…車体パネル、71
…ボルト、72…ナット、80…ピボット軸、81…ピボット
ホルダー、83…環状係止板、85…取付部材、90…車体パ
ネル、91…ボルト、92…ナット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
    取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
    払拭する車両用ワイパー装置において、 前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
    回転自在に軸支するピボットホルダーが外周に雄ねじを
    形成した円筒軸受部とフランジ部とからなり、 前記ピボットホルダーの円筒軸受部を車体パネルの開口
    に貫通し、同開口の周縁部に対して内面に前記ピボット
    ホルダーのフランジ部を当接し、外面に環状係止板を挟
    んでナットを前記円筒軸受部に螺合し、 前記ナットは前記車体パネルの開口の内径より小さい外
    径を有して前記環状係止板の内周縁部分を締付けて環状
    係止板を介してピボットホルダーを支持することを特徴
    とする車両用ワイパー装置。
  2. 【請求項2】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
    取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
    払拭する車両用ワイパー装置において、 前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
    回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受部とフ
    ランジ部とからなり、 車体パネルの開口の周縁部に対して内面に前記ピボット
    ホルダーのフランジ部を当接し、外面に環状係止板を挟
    んでボルトを前記フランジ部に螺合し、 前記ボルトの頭部は前記車体パネルの開口の内径より小
    さい外径を有して前記環状係止板の内周縁部分を締付け
    て環状係止板を介してピボットホルダーを支持すること
    を特徴とする車両用ワイパー装置。
  3. 【請求項3】 前記車体パネルの開口の周縁部分と前記
    ピボットホルダーのフランジ部との間に弾性部材を介装
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車
    両用ワイパー装置。
  4. 【請求項4】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
    取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
    払拭する車両用ワイパー装置において、 前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
    回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受部と同
    筒状軸受部から延出した少なくとも2本のアーム部とか
    らなり、 前記ピボットホルダーのアーム部は前記ピボット軸に直
    角方向に指向した中心軸を有する筒状取付部を有し、 前記筒状取付部の一部にその内径より幅の小さい開口が
    形成され、 車体パネルの内面に突設された取付ボス部に前記ピボッ
    トホルダーのアーム部の筒状取付部を側方から当接しボ
    ルトを貫通させて取付ボス部に螺着し前記筒状取付部を
    前記ボルトに係合してピボットホルダーを支持すること
    を特徴とする車両用ワイパー装置。
  5. 【請求項5】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
    取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
    払拭する車両用ワイパー装置において、 前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
    回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受部とフ
    ランジ部とからなり、 前記フランジ部の前記筒状軸受部の周りに肉厚の薄い破
    断強度の低い部位を形成し、 前記ピボットホルダーを外側から覆い車体パネルの開口
    の周縁部に取り付ける取付部材が筒状支持部とフランジ
    取付部とからなり、その筒状支持部で前記ピボットホル
    ダーの筒状軸受部を軸方向の相対移動可能に覆い、その
    フランジ取付部で車体パネルの開口の周縁部外面との間
    に前記ピボットホルダーのフランジ部を挟んで車体パネ
    ルに共に固着することを特徴とする車両用ワイパー装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ピボットホルダーのフランジ部の筒
    状軸受部の周りに貫通孔を形成し、 前記支持部材の筒状支持部が部分的に前記ピボットホル
    ダーの筒状軸受部に沿って延出して前記貫通孔を貫通し
    前記車体パネルの開口より内側に延びたことを特徴とす
    る請求項5記載の車両用ワイパー装置。
  7. 【請求項7】 ワイパーアームの揺動によりその先端に
    取り付けられたワイパーブレードがウインドシールドを
    払拭する車両用ワイパー装置において、 前記ワイパーアームの基端部が固着されるピボット軸を
    回転自在に軸支するピボットホルダーが筒状軸受部から
    なり、 前記ピボットホルダーを外側から覆い車体パネルの開口
    の周縁部に取り付ける取付部材が筒状支持部とフランジ
    取付部とからなり、その筒状支持部で前記ピボットホル
    ダーの筒状軸受部を軸方向の相対移動可能に覆い、その
    フランジ取付部を車体パネルの開口の周縁部に固着し、 前記ピボットホルダーの筒状軸受部と前記取付部材の筒
    状支持部との間に環状係止部材を係止してピボットホル
    ダーを支持し、 前記環状係止部材は上方からの軸方向入力に対して変形
    または脱落し前記ピボットホルダーの下方への移動を可
    能とすることを特徴とする車両用ワイパー装置。
JP21283497A 1997-08-07 1997-08-07 車両用ワイパー装置 Expired - Fee Related JP3606350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21283497A JP3606350B2 (ja) 1997-08-07 1997-08-07 車両用ワイパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21283497A JP3606350B2 (ja) 1997-08-07 1997-08-07 車両用ワイパー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1148917A true JPH1148917A (ja) 1999-02-23
JP3606350B2 JP3606350B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=16629133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21283497A Expired - Fee Related JP3606350B2 (ja) 1997-08-07 1997-08-07 車両用ワイパー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3606350B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003047925A1 (fr) * 2001-12-07 2003-06-12 Valeo Systemes D'essuyage Agencement pour la fixation d'un dispositif d'essuyage permettant l'effacement de l'arbre d'entrainement
US6842939B1 (en) 1999-06-04 2005-01-18 Asmo Co., Ltd. Wiper pivot device
JP2008080820A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Mitsuba Corp ウォッシャノズル
US7716779B2 (en) * 2005-05-31 2010-05-18 Albany Magneto Equipment, Inc. Windshield wiper drive alignment
DE102005045928B4 (de) * 2004-10-01 2010-08-12 Honda Motor Co., Ltd. Wischervorrichtung, die mittels eines plattenförmigen Hebels oder eines einen gebogenen Abschnitt aufweisenden Hebels angebracht ist
JP2013193517A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Mitsuba Corp ワイパ装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6842939B1 (en) 1999-06-04 2005-01-18 Asmo Co., Ltd. Wiper pivot device
WO2003047925A1 (fr) * 2001-12-07 2003-06-12 Valeo Systemes D'essuyage Agencement pour la fixation d'un dispositif d'essuyage permettant l'effacement de l'arbre d'entrainement
DE102005045928B4 (de) * 2004-10-01 2010-08-12 Honda Motor Co., Ltd. Wischervorrichtung, die mittels eines plattenförmigen Hebels oder eines einen gebogenen Abschnitt aufweisenden Hebels angebracht ist
US7716779B2 (en) * 2005-05-31 2010-05-18 Albany Magneto Equipment, Inc. Windshield wiper drive alignment
JP2008080820A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Mitsuba Corp ウォッシャノズル
JP2013193517A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Mitsuba Corp ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3606350B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3457153B2 (ja) 車両用ワイパー装置
US6901623B2 (en) Wiper pivot
US6317918B1 (en) Windshield wiper device for vehicle
JP3603984B2 (ja) 車両用ワイパー装置
JPH1148917A (ja) 車両用ワイパー装置
JP2000326829A (ja) ワイパ取付構造
JPH0319483Y2 (ja)
JP2007022207A (ja) 自動車のキャビン結合構造
US6238094B1 (en) Wiper system
JP2001199214A (ja) トランスバースリンク取付け構造
JPH11334539A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2000062578A (ja) ワイパのピボット及びピボット駆動機構
JP3318266B2 (ja) ワイパピボット
KR100337511B1 (ko) 자동차의 리어 와이퍼
KR0129399Y1 (ko) 자동차의 와이퍼 취부구조
KR0137529Y1 (ko) 자동차의 사이드 미러 접이장치
JPH0971208A (ja) ステアリングホイールの取付構造
JP2518838Y2 (ja) ワイヤと支持部材の固定構造
KR200155063Y1 (ko) 자동차의 스페어 타이어 고정장치
JP2001173709A (ja) サスペンション装置のストラット上部支持用軸受組立体
KR0125729Y1 (ko) 자동차의 사이드 미러 취부구조
KR19980021580U (ko) 자동차의 엔진 마운팅멤버 고정구조
JP2000062576A (ja) ワイパピボット及びピボット駆動機構
JP2002052971A (ja) アシストグリップ
JP2002174298A (ja) エンジンマウント

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees