JPH1148604A - 高光沢タイプのインクジェット記録用紙 及びその製造方法 - Google Patents

高光沢タイプのインクジェット記録用紙 及びその製造方法

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JPH1148604A
JPH1148604A JP9218934A JP21893497A JPH1148604A JP H1148604 A JPH1148604 A JP H1148604A JP 9218934 A JP9218934 A JP 9218934A JP 21893497 A JP21893497 A JP 21893497A JP H1148604 A JPH1148604 A JP H1148604A
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Masayoshi Tamaki
巻 正 芳 田
Koichi Kaneko
子 貢 一 金
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、インク吸収性、インク乾燥
性が良好であり、光沢度の高い、鮮明な高解像度の画像
をカラープリンター等で得られる高光沢タイプのインク
ジェット記録用紙及びその製造方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明に係る高光沢タイプのインクジェ
ット記録用紙は、支持体上に少なくとも一層以上の塗工
層を設けたインクジェット記録用紙において、その最表
層が空隙を有する有機顔料を含んでなる記録層であり、
該記録層は高光沢の鏡面仕上げ形成されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録層の光沢が高
く、インク吸収性が良好であり高精細高画質なインクジ
ェット記録に適した高光沢タイプのインクジェット記録
用紙及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンターは騒音
が少なく、比較的高速記録が可能であり、フルカラー記
録が容易に行えることから様々な分野で利用されてい
る。特にデジタルカメラなどの普及によりその出力にフ
ォトライクな印刷品質が要望されており、プリンターの
解像度や色再現、階調表現の一層の向上が図られてきて
いる。インクジェットプリンター用の受像紙としてはイ
ンクにじみを種々改良した上質紙や多孔性顔料を主体と
した塗工層を設けた塗工紙などが多く使用されている。
しかし、これらの紙は記録面の光沢が低く、高精細な印
字ができたとしても光沢が低いためフォトライクという
要望には適さない。
【0003】一方、光沢度の高い塗工紙として、キャス
トコート紙は、塗工層の空隙が少ないため、インクを十
分に吸収定着受容できずインクにじみやインクのあふれ
が顕著に起こりインク乾燥性が悪いためインクジェット
記録用紙としては不向きであった。すなわち一般のキャ
ストコート紙は、塗工層が湿潤状態にある内に鏡面を有
するドラムに加圧して乾燥させるため塗工層の多孔性が
失われるためにインク吸収性が低いものとなってしま
う。しかし、インク吸収性を高めるために多孔性の高い
塗工層を形成すると光沢度が低いものとならざるを得な
い。従って、キャストコート紙特有の高い表面光沢度と
インクジェット記録適正(インク吸収性)を両立するこ
とが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、インク
吸収性、インク乾燥性が良好であり、光沢度の高い、鮮
明な高解像度の画像をカラープリンター等で得られる高
光沢タイプのインクジェット記録用紙及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を行った結果、支持体上に少なくと
も一層以上の塗工層を設けたインクジェット記録用紙に
おいて、その最表層が空隙を有する有機顔料を含んでな
る記録層であり、該記録層は高光沢の鏡面仕上げ形成さ
れていることを特徴とする高光沢タイプのインクジェッ
ト記録用紙としたものである。
【0006】その製造方法は、支持体上に少なくとも一
層以上の塗工層を設けたインクジェット記録用紙の最表
層が空隙を有する有機顔料を含んでなる記録層であり、
該記録層は塗工液を塗布後湿潤状態にある内に加熱され
た鏡面仕上の金属面を有するドラムの金属面に圧着し乾
燥してなることを特徴とするキャスト法による高光沢タ
イプのインクジェット記録用紙の製造方法である。
【0007】上記インクジェット記録用紙の記録層は顔
料100重量部に対してバインダー10〜50重量部で
あり、その顔料が白色顔料50〜95重量部と平均粒子
径25μm以下の空隙を有する有機顔料5〜50重量部
である。
【0008】上記記録層中にはカチオン性物質を含有し
ており、また前記記録層の75度鏡面白紙光沢度は60
%以上としたものである。
【0009】支持体上に少なくとも一層以上の塗工層を
設けたインクジェット記録用紙において、その最表層が
空隙を有する有機顔料を含んでなる記録層であり、該記
録層は顔料100重量部に対してバインダー10〜50
重量部であり、顔料が白色顔料50〜95重量部と平均
粒子径25μm以下の空隙を有する有機顔料5〜50重
量部であり、カチオン性物質を含有し、前記記録層の7
5度鏡面白紙光沢度が60%以上であることを特徴とす
る高光沢タイプのインクジェット記録用紙としたもので
ある。
【0010】本発明に用いる空隙を有する有機顔料は、
その顔料に空洞を有していて、なおかつ平均粒子径が2
5μm以下であれば良い。有機顔料の組成は特に限定さ
れるものではないが、スチレン、エチレン、塩化ビニ
ル、ポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、ポリカーボ
ネート、ナイロンなどのポリマー微粒子およびこれらの
共重合体などが挙げられる。耐熱性等の観点からスチレ
ン−アクリル共重合体が好適に用いられる。平均粒子径
は25μmを超えると記録層の平滑性が損なわれるため
好ましくない。空隙を有する有機顔料を配合した塗工液
をキャストコート法によって塗設することにより、塗工
層がポーラスとなりインク吸収性が飛躍的に向上すると
同時に塗工層がポーラスでありながら高い光沢度が得ら
れる。有機顔料の配合量は、5〜50重量部が好適であ
る。5重量部より少ないと上記改善効果が得られない。
また、50重量部を超えると空隙を有する有機顔料は不
透明度が高いために印字濃度が低下するため好ましくな
い。
【0011】本発明に用いる白色顔料としては公知の白
色顔料を一種以上用いることができる。例えば、軽質炭
酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、水酸化マグネシウム、カオリン、焼成カオリン、タ
ルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、
酸化亜鉛、炭酸亜鉛、硫化亜鉛、サチンホワイト、珪酸
アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグ
ネシウム、珪酸リチウム、合成シリカ、コロイダルシリ
カ、アルミナ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、リトボン、ゼオライトなどの無機顔
料、及び有機顔料として上述したような組成の空洞を有
しない有機顔料が挙げられる。
【0012】バインダーとしては顔料及び原紙との接着
力が強く、用紙間でブロッキングを起こさない樹脂が好
ましく、エマルジョン、ラテックス、天然高分子等を単
独または組み合わせて使用できる。このようなバインダ
ーとしては、スチレン−ブタジエン共重合体、変性スチ
レン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体、メチルメタアクリレート−ブタジエン共
重合体、クロロプレンラテックス、アクリル酸エステル
及びメタアクリル酸エステルの重合体又は共重合体、エ
チレン酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−マイレン酸エ
ステル共重合体、アクリル−酢酸ビニル共重合体、酢酸
ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、でんぷん、酸化でんぷん、エステル化でんぷ
ん、酵素変性でんぷん、カチオン化でんぷん、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリ
ルアミド類、ポリビニルピリジン、ポリエチレンオキサ
イド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセタール、
ポリビニルブチラール、カゼイン、アルギン酸ソーダ、
ポリスチレンスルホン酸ソーダ、でんぷん−アクリロニ
トリルグラフトポリマー加水分解物、スルホン化キチ
ン、カルボキシル化キチン、及びキトサンとそれらの誘
導体等を例示することができる。
【0013】塗工液組成中のバインダーの添加量は、顔
料100重量部に対して10〜50重量部であることが
好ましい。バインダーが顔料100重量部に対して10
重量部より少ないと塗工層の強度が弱く、塗工層の脱
落、粉落ちなどの問題が発生するため好ましくない。ま
た、50重量部を超えると塗工性の悪化や顔料を被覆し
てしまうことで顔料の特性を阻害するため好ましくな
い。
【0014】キャストコートの方法は、ウエット法、リ
ウエット法、ゲル化法等の公知の方法を適宜使用すれば
よい。記録層を得るための塗工方式は特に限定されるも
のではなく、一般の塗工方式、例えば、ブレードコータ
ー、ロールコーター、リバースロールコーター、エアー
ナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、グラビ
アコーター、カーテンコーター、チャンブレックスコー
ター、リップコーター、ロッドコーターなどの塗工方式
を採用することができる。
【0015】記録層中にカチオン性物質を含有せしめる
ことで印字部の耐水性向上及び印字濃度向上効果を得る
ことができる。本発明においては、前述した顔料を配合
した塗工層であって、そこにある一定量のカチオン性物
質を含有することで印字部の耐水性とインク濃度向上効
果が得られるものであり、カチオン性物質を含有せしめ
る方法は特に限定されるものではない。従って、カチオ
ン性物質は、キャストコート法がウエット法の場合は、
塗工液に添加し、ゲル化法の場合は塗工液のみに又はゲ
ル化液のみに又は塗工液及びゲル化液に添加し、リウエ
ット法の場合は塗工液のみに又はリウエット液のみに又
は塗工液及びリウエット液に添加することによって記録
層中に含有せしめることができる。この場合のカチオン
性物質としては、水に溶解したときに解離してカチオン
性を呈する従来公知のモノマー、オリゴマー、あるいは
ポリマー等がいずれも使用できる。好ましくは第3級ア
ミノ基または第3級アンモニウム基を有するものが使用
される。ゲル化用湿潤液又はリウエット用湿潤液と混合
して利用する場合は、カチオン性物質の含有量としては
塗工層中に含量100重量部に対して0.1〜20重量
部程度が一般的である。特に塗工液に添加する場合に
は、その添加量が多すぎると塗工液の流動性が悪化し塗
工が困難となるおそれがあるため20重量部を超えない
範囲とすることが好ましい。
【0016】塗工液には、必要に応じて分散剤、消泡
剤、離型剤、PH調整剤、潤滑剤、保水剤、増粘剤、耐
水化剤、防腐剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、蛍光増白
剤、着色顔料、着色染料、流動改良剤などを適宜選定し
て添加することができる。このようにして調整された塗
工液をキャストコート法で塗工層を設けることで容易に
本発明の高光沢タイプのインクジェット記録用紙を得る
ことができる。塗工量は片面あたりの乾燥塗工量が好ま
しくは5〜50g/m2 となるようにオンマシンあるい
はオフマシンコーターで単層あるいは多層塗工される。
塗工量が5g/m2 以上とすることにより紙表面を十分
に被覆し高い白紙光沢が得られやすく、インク吸収性も
十分なものとなる。また塗工量が多すぎると印字濃度低
下やコスト高となる恐れがあるため、50g/m2 以下
とすることが好ましい。原紙としては、酸性及び中性の
上質紙や中質紙等が使用できるが、塗工原紙としての塗
工適正を備えた原紙を使用することが好ましい。
【0017】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。また、例中の「部」及び「%」は特に断らない限
り「重量部」及び「重量%」を示す。
【0018】実施例1 LBKP90部、NBKP10部からなるパルプ配合
に、パルプに対し、カチオンでんぷん0.7%、アルケ
ニル無水コハク酸0.07%、重質炭酸カルシウム20
%、バンド1%を添加して調整した原料を長網式抄紙機
で抄紙し、サイズプレスにおいて表面サイズ剤(アルキ
ルケテンダイマー)を含有した水溶液を乾燥固形量両面
に0.5g/m2 になるように処理し乾燥後米坪84.
3g/m2の原紙を得た。別にカオリン60部(商品
名:アルファーコート、E.C.C.America
Inc製、吸油量40ml/100g)、軽質炭酸カル
シウム35部(商品名:TP222HS、奥多摩工業社
製、吸油量28ml/100g)、空隙を有する有機顔
料5部(商品名:ローペイクHP−91、ロームアンド
ハース社製、平均粒子径1.0μm)とを配合し、ポリ
アクリル酸ソーダ0.1部を加えてコーレス分散機で6
0%の顔料スラリーを調整した。このスラリーにカゼイ
ン溶液10部(固形分)、スチレン−ブタジエン共重合
ラテックス10部(固形分)を加え、次いでカチオン性
物質5重量部(商品名:レタミノールF、バイエル社
製、4級アンモニウム塩ポリマー)を加え更に、水を加
えて固形分濃度43%の塗工液を調整した。このように
して得た塗工液を前記の原紙に片面乾燥重量25g/m
2 になるようにリバースロールコーターで塗工を行い、
100℃に加熱した鏡面を有するキャストドラムに圧着
して乾燥し、インクジェット記録用紙を得た。
【0019】実施例2 カオリン60部(商品名:アルファーコート、E.C.
C.AmericaInc製、吸油量40ml/100
g)、軽質炭酸カルシウム35部(商品名:TP222
HS、奥多摩工業社製、吸油量28ml/100g)、
空隙を有する有機顔料5部(商品名:ローペイクHP−
91、ロームアンドハース社製、平均粒子径1.0μ
m)とを配合し、ポリアクリル酸ソーダ0.1部を加え
てコーレス分散機で60%の顔料スラリーを調整した。
このスラリーにカゼイン溶液10部(固形分)、スチレ
ン−ブタジエン共重合ラテックス10部(固形分)を加
え更に、水を加えて固形分濃度43%の塗工液を調整し
た。このようにして得た塗工液を実施例1で使用した原
紙に片面乾燥重量25g/m2 になるようにリバースロ
ールコーターで塗工を行い、ゲル化液としてギ酸カルシ
ウム10%水溶液と固形分濃度5%のカチオン性物質
(商品名:レタミノールF、バイエル社製、4級アンモ
ニウム塩ポリマー)の混合水溶液でゲル化処理し、塗工
層が湿潤状態にある内に100℃に加熱した鏡面を有す
るキャストドラムに圧着して乾燥し、インクジェット記
録用紙を得た。
【0020】実施例3 実施例2と同様な塗工液を実施例1で使用した原紙に片
面乾燥重量25g/m2 になるようにリバースロールコ
ーターで塗工を行い、100℃、2分間送風乾燥機で乾
燥した。この塗工面にリウエット液として3%ギ酸カル
シウムと固形分濃度3%のカチオン性物質(商品名:レ
タミノールF、バイエル社製、4級アンモニウム塩ポリ
マー)の混合水溶液を塗布再湿潤し、塗工層が湿潤状態
にある内に100℃に加熱した鏡面を有するキャストド
ラムに圧着して乾燥し、インクジェット記録用紙を得
た。
【0021】実施例4 実施例1と同様な塗工液を実施例1で使用した原紙に片
面乾燥重量25g/m2 になるようにリバースロールコ
ーターで塗工を行い、ゲル化液としてギ酸カルシウム1
0%水溶液と固形分濃度5%のカチオン性物質(商品
名:レタミノールF、バイエル社製、4級アンモニウム
塩ポリマー)の混合水溶液でゲル化処理し、塗工層が湿
潤状態にある内に100℃に加熱した鏡面を有するキャ
ストドラムに圧着して乾燥し、インクジェット記録用紙
を得た。
【0022】実施例5 実施例1と同様な塗工液を実施例1で使用した原紙に、
片面乾燥重量25g/m2 になるようにリバースロール
コーターで塗工を行い、100℃、2分間送風乾燥機で
乾燥した。この塗工面にリウエット液として3%ギ酸カ
ルシウムと固形分濃度3%のカチオン性物質(商品名:
レタミノールF、バイエル社製、4級アンモニウム塩ポ
リマー)の混合水溶液を塗布再湿潤し、塗工層が湿潤状
態にある内に100℃に加熱した鏡面を有するキャスト
ドラムに圧着して乾燥し、インクジェット記録用紙を得
た。
【0023】実施例6 顔料としてカオリン40部(商品名:アルファーコー
ト、E.C.C.America Inc製、吸油量4
0ml/100g)、軽質炭酸カルシウム10部(商品
名:TP222HS、奥多摩工業社製、吸油量28ml
/100g)、空隙を有する有機顔料50部(商品名:
ローペイクHP−91、ロームアンドハース社製、平均
粒子径1.0μm)とした以外は、実施例1と同様にし
てインクジェット記録用紙を得た。
【0024】実施例7 顔料として実施例6と同様としたこと以外は、実施例2
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0025】実施例8 顔料として実施例6と同様としたこと以外は、実施例3
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0026】実施例9 実施例6と同様な塗工液を用いたこと以外は、実施例4
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0027】実施例10 実施例6と同様な塗工液を用いたこと以外は、実施例5
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0028】実施例11 顔料としてカオリン40部(商品名:アルファーコー
ト、E.C.C.America Inc製、吸油量4
0ml/100g)、軽質炭酸カルシウム10部(商品
名:TP222HS、奥多摩工業社製、吸油量28ml
/100g)、合成シリカ30部(商品名:ミズカシル
P−78A、水澤化学社製、吸油量245ml/100
g)、空隙を有する有機顔料20部(商品名:ローペイ
クHP−91、ロームアンドハース社製、平均粒子径
1.0μm)とした以外は、実施例1と同様にしてイン
クジェット記録用紙を得た。
【0029】実施例12 顔料として実施例11と同様としたこと以外は、実施例
2と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0030】実施例13 顔料として実施例11と同様としたこと以外は、実施例
3と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0031】実施例14 実施例11と同様な塗工液を用いたこと以外は、実施例
4と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0032】実施例15 実施例11と同様な塗工液を用いたこと以外は、実施例
5と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0033】比較例1 顔料としてカオリン60部(商品名:アルファーコー
ト、E.C.C.America Inc製、吸油量4
0ml/100g)、軽質炭酸カルシウム40部(商品
名:TP222HS、奥多摩工業社製、吸油量28ml
/100g)とし、カチオン性物質を添加しなかったこ
と以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用
紙を得た。
【0034】比較例2 顔料として比較例1と同様としたこと以外は、実施例1
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0035】比較例3 顔料として比較例1と同様としたこと以外は、実施例2
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0036】比較例4 顔料として比較例1と同様としたこと以外は、実施例3
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0037】比較例5 比較例2と同様の塗工液を用いたこと以外は、実施例4
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0038】比較例6 比較例2と同様の塗工液を用いたこと以外は、実施例5
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0039】比較例7 顔料としてカオリン40部(商品名:アルファーコー
ト、E.C.C.America Inc製、吸油量4
0ml/100g)、空隙を有する有機顔料60部(商
品名:ローペイクHP−91、ロームアンドハース社
製、平均粒子径1.0μm)とした以外は、実施例1と
同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0040】比較例8 顔料として比較例7と同様としたこと以外は、実施例2
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0041】比較例9 顔料として比較例7と同様としたこと以外は、実施例3
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0042】比較例10 顔料として比較例7と同様としたこと以外は、実施例4
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0043】比較例11 顔料として比較例7と同様としたこと以外は、実施例5
と同様にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0044】比較例12 実施例11と同様の塗工液を用い、実施例1で使用した
原紙に片面乾燥重量2g/m2 になるようにリバースロ
ールコーターで塗工を行い、100℃、2分間送風乾燥
機で乾燥した。この塗工紙をスーパーキャレンダーで塗
工面を平滑処理しインクジェット記録用紙を得た。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】以上の実施例及び比較例において得られた
インクジェット記録用紙について、表1にそれぞれの塗
工液の処方、表2に紙質及びインクジェット適性評価結
果を示す。なお、実施例及び比較例の紙質及びインクジ
ェット適性評価の方法は以下に示すとおりである。 (1)光沢度:JIS P 8142に準じて塗工層の
75度鏡面光沢度を測定した。 (2)インクにじみ:エプソン製フルカラーインクジェ
ットプリンター(商品名:MJ700V2C)でCMY
Kの単色及び混色(RGB)を印字し、インクのにじみ
の程度を目視により判定した。にじみが全くないものを
○、にじみがわずかに発生するが実用上許容できるもの
を△、にじみの発生により実用上許容できないものを×
とした。 (3)インク乾燥性:エプソン製フルカラーインクジェ
ットプリンター(商品名:MJ700V2C)でCMY
Kの単色及び混色(RGB)を印字し、印字後30秒後
に印字部を指で触れたときにインクが指に全く付着しな
いものを○、わずかに付着するものを△、インクがべっ
たり指に付着するものを×とした。 (4)印字濃度:エプソン製フルカラーインクジェット
プリンター(商品名:MJ700V2C)でCMYKの
単色及び混色(RGB)を印字し、印字部の色濃度を目
視により判定した。印字濃度が明らかに濃いものを○、
やや薄いが実用上許容できるものを△、印字濃度が薄く
実用上許容できないものを×とした。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明の高光沢タ
イプのインクジェット記録用紙は、インク吸収性及びイ
ンク乾燥性が良好であり、光沢度の高い、フォトライク
で鮮明な高解像度の画像を得ることができ、特にインク
ジェットプリンターの受像紙として好適である。
【0049】また本発明は空隙を有する有機顔料を配合
した塗工液をキャストコート法によって塗設することに
より、塗工層がポーラスとなりインク吸収性が飛躍的に
向上すると同時に塗工層がポーラスでありながら高い光
沢度が得られる。さらに本発明方法は調整された塗工液
をキャストコート法で塗工層を設けることで、容易に高
光沢タイプのインクジェット記録用紙を得ることができ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層以上の塗工層
    を設けたインクジェット記録用紙において、その最表層
    が空隙を有する有機顔料を含んでなる記録層であり、該
    記録層は高光沢の鏡面仕上げ形成されていることを特徴
    とする高光沢タイプのインクジェット記録用紙。
  2. 【請求項2】 前記記録層は顔料100重量部に対して
    バインダー10〜50重量部であり、顔料が白色顔料5
    0〜95重量部と空隙を有する有機顔料5〜50重量部
    であることを特徴とする請求項1記載の高光沢タイプの
    インクジェット記録用紙。
  3. 【請求項3】 前記空隙を有する有機顔料は平均粒子径
    25μm以下であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の高光沢タイプのインクジェット記録用紙。
  4. 【請求項4】 前記記録層中にカチオン性物質を含有せ
    しめたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の高光
    沢タイプのインクジェット記録用紙。
  5. 【請求項5】 前記記録層の75度鏡面白紙光沢度は6
    0%以上であることを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載の高光沢タイプのインクジェット記録用紙。
  6. 【請求項6】 支持体上に少なくとも一層以上の塗工層
    を設けたインクジェット記録用紙において、その最表層
    が空隙を有する有機顔料を含んでなる記録層であり、該
    記録層は顔料100重量部に対してバインダー10〜5
    0重量部であり、顔料が白色顔料50〜95重量部と平
    均粒子径25μm以下の空隙を有する有機顔料5〜50
    重量部であり、カチオン性物質を含有し、前記記録層の
    75度鏡面白紙光沢度が60%以上であることを特徴と
    する高光沢タイプのインクジェット記録用紙。
  7. 【請求項7】 支持体上に少なくとも一層以上の塗工層
    を設けたインクジェット記録用紙の最表層が空隙を有す
    る有機顔料を含んでなる記録層であり、該記録層は塗工
    液を塗布後湿潤状態にある内に加熱された鏡面仕上げの
    金属面を有するドラムの金属面に圧着し乾燥することを
    特徴とするキャスト法による高光沢タイプのインクジェ
    ット記録用紙の製造方法。
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