JPH114746A - 敷 物 - Google Patents
敷 物Info
- Publication number
- JPH114746A JPH114746A JP9158319A JP15831997A JPH114746A JP H114746 A JPH114746 A JP H114746A JP 9158319 A JP9158319 A JP 9158319A JP 15831997 A JP15831997 A JP 15831997A JP H114746 A JPH114746 A JP H114746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- antibacterial agent
- foundation cloth
- base cloth
- insecticide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Carpets (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防虫剤、防かび剤、抗菌剤等の薬剤の脱落を
防止し、強力な薬剤を使用しなくても十分に薬剤の効果
が発揮する敷物の提供。 【解決手段】 表面材1 と、防虫剤、防かび剤、抗菌剤
の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基布2 と
を備え、前記表面材1 と基布2 とを粒子状6 の接着剤で
貼着したこと。
防止し、強力な薬剤を使用しなくても十分に薬剤の効果
が発揮する敷物の提供。 【解決手段】 表面材1 と、防虫剤、防かび剤、抗菌剤
の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基布2 と
を備え、前記表面材1 と基布2 とを粒子状6 の接着剤で
貼着したこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペットやホッ
トカーペットのカバー材等のような敷物に関するもので
ある。
トカーペットのカバー材等のような敷物に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の敷物として、防虫剤、防
かび剤、抗菌剤のうち少なくとも一種を付加又は練り込
み加工した基布にパイルを編成したタフテッドカーペッ
トがある。この敷物に使用される防虫剤・防かび剤・抗
菌剤は、人体に触れても問題ないものを選定している
が、さらに安心感を与えるために、できるだけ人体に触
れないようにするのが望まれている。また、掃除機等の
摩擦や洗濯によって、防虫剤・防かび剤・抗菌剤が脱落
して、防虫、防かび、抗菌等の効果が薄れてくることが
あり、薬剤の耐久性・耐洗濯性を良好にすることが望ま
れている。
かび剤、抗菌剤のうち少なくとも一種を付加又は練り込
み加工した基布にパイルを編成したタフテッドカーペッ
トがある。この敷物に使用される防虫剤・防かび剤・抗
菌剤は、人体に触れても問題ないものを選定している
が、さらに安心感を与えるために、できるだけ人体に触
れないようにするのが望まれている。また、掃除機等の
摩擦や洗濯によって、防虫剤・防かび剤・抗菌剤が脱落
して、防虫、防かび、抗菌等の効果が薄れてくることが
あり、薬剤の耐久性・耐洗濯性を良好にすることが望ま
れている。
【０００３】このような要望を解消したものとしては、
例えば、パイルを編成した表面材と防虫剤、防かび剤、
抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基
布とを接着剤で貼り合わせたカーペットがある。
例えば、パイルを編成した表面材と防虫剤、防かび剤、
抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基
布とを接着剤で貼り合わせたカーペットがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この表
面材と基布とを貼り合わせたカーペットにおいては、接
着剤が基布全体を覆うため、防虫剤、防かび剤、抗菌剤
等の効果を十分に発揮させようとすると、強力な薬剤が
必要であった。
面材と基布とを貼り合わせたカーペットにおいては、接
着剤が基布全体を覆うため、防虫剤、防かび剤、抗菌剤
等の効果を十分に発揮させようとすると、強力な薬剤が
必要であった。
【０００５】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤等の薬剤の脱落を防止し、強力な薬剤を使用
しなくても十分に薬剤の効果が発揮する敷物を提供する
ことにある。
のであり、その目的とするところは、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤等の薬剤の脱落を防止し、強力な薬剤を使用
しなくても十分に薬剤の効果が発揮する敷物を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の敷物は、表面材と、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工し
た基布とを備え、前記表面材と基布とを粒子状の接着剤
で貼着した構成としている。
に、請求項１記載の敷物は、表面材と、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工し
た基布とを備え、前記表面材と基布とを粒子状の接着剤
で貼着した構成としている。
【０００７】また、請求項２記載の敷物は、請求項１記
載のもののにおいて、前記基布を、防虫剤、防かび剤、
抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基
布本体と、基布本体に重合される不織布とから形成した
構成としている。
載のもののにおいて、前記基布を、防虫剤、防かび剤、
抗菌剤の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基
布本体と、基布本体に重合される不織布とから形成した
構成としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施形態を図１乃
至図３に基づいて説明する。本実施形態の敷物は、表面
材1 と、この表面材1 の裏面に貼着される基布2 とを主
要構成部材としている。
至図３に基づいて説明する。本実施形態の敷物は、表面
材1 と、この表面材1 の裏面に貼着される基布2 とを主
要構成部材としている。
【０００９】表面材1 は、人体への影響が極めて少ない
キトサン等の抗菌剤を練り込んだ綿3 をマイヤー織機で
織って形成される。基布2 は、ポリプロピレン材にホウ
酸セラミックス等の防ダニ剤、銀イオン等の抗菌剤を練
り込んで平織りにされて形成される基布本体4 と、１５
０〜２５０ｇ／ｍ2 目付のポリエステル製の不織布5と
をニードルパンチにより一体的に重合して形成される。
表面材1 及び基布2 は、表面材1 にウレタン系接着剤6
をスプレーにより粒子状に吹き付けて両者を貼着し、周
囲にナイロン製の糸7 によりオーバーロック状に縫製さ
れる。
キトサン等の抗菌剤を練り込んだ綿3 をマイヤー織機で
織って形成される。基布2 は、ポリプロピレン材にホウ
酸セラミックス等の防ダニ剤、銀イオン等の抗菌剤を練
り込んで平織りにされて形成される基布本体4 と、１５
０〜２５０ｇ／ｍ2 目付のポリエステル製の不織布5と
をニードルパンチにより一体的に重合して形成される。
表面材1 及び基布2 は、表面材1 にウレタン系接着剤6
をスプレーにより粒子状に吹き付けて両者を貼着し、周
囲にナイロン製の糸7 によりオーバーロック状に縫製さ
れる。
【００１０】以上のように構成された敷物は、表面材1
と基布2 とを粒子状の接着剤6 で貼着したので、表面材
1 と基布2 との間に接着剤6 に覆われない微細部分が形
成されることになる。その結果、強力な薬剤を使用しな
くても十分に薬剤の効果を発揮させることができ、さら
に、表面材1 と基布2 との間の通気性が良くなることか
ら、湿気や熱がこもることを防止することができる。ま
た、基布本体4 とこれに一体的に重合される不織布5 と
から基布2 を形成しているので、粒子状の接着剤6 の全
てが基布本体4 に存在せずに、一部又は殆どが不織布に
存在することになり、基布本体4 の防ダニ剤、抗菌剤な
どの薬剤の効果を効率的に発揮させることができる。
と基布2 とを粒子状の接着剤6 で貼着したので、表面材
1 と基布2 との間に接着剤6 に覆われない微細部分が形
成されることになる。その結果、強力な薬剤を使用しな
くても十分に薬剤の効果を発揮させることができ、さら
に、表面材1 と基布2 との間の通気性が良くなることか
ら、湿気や熱がこもることを防止することができる。ま
た、基布本体4 とこれに一体的に重合される不織布5 と
から基布2 を形成しているので、粒子状の接着剤6 の全
てが基布本体4 に存在せずに、一部又は殆どが不織布に
存在することになり、基布本体4 の防ダニ剤、抗菌剤な
どの薬剤の効果を効率的に発揮させることができる。
【００１１】なお、本実施形態では、防虫剤として防ダ
ニ剤を用いたが、本発明においては、これ以外でもよ
い。
ニ剤を用いたが、本発明においては、これ以外でもよ
い。
【００１２】また、本実施形態では、防ダニ剤、抗菌剤
の２種を用いたが、本発明においては、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤の少なくとも１種以上用いればよい。
の２種を用いたが、本発明においては、防虫剤、防かび
剤、抗菌剤の少なくとも１種以上用いればよい。
【００１３】また、本実施形態では、表面材1 に人体へ
の影響が極めて少ないキトサン等の抗菌剤を採用した
が、本発明においては、表面剤1 に抗菌剤を採用しなく
てもよい。
の影響が極めて少ないキトサン等の抗菌剤を採用した
が、本発明においては、表面剤1 に抗菌剤を採用しなく
てもよい。
【００１４】また、本実施形態では、基布本体4 とこれ
に一体的に重合される不織布5 とから基布2 を形成した
が、請求項１に係る発明においては、図４及び図５に示
すように、基布本体4 のみからなる基布2 を用いてもよ
い。
に一体的に重合される不織布5 とから基布2 を形成した
が、請求項１に係る発明においては、図４及び図５に示
すように、基布本体4 のみからなる基布2 を用いてもよ
い。
【００１５】次に、本発明の第２の実施形態を図６乃至
図８に基づいて説明する。なお、先の実施形態と実質的
に同様な機能を有する部材については、同一の符号を付
して説明を省略する。
図８に基づいて説明する。なお、先の実施形態と実質的
に同様な機能を有する部材については、同一の符号を付
して説明を省略する。
【００１６】表面材1 は、人体への影響が極めて少ない
キトサン等の抗菌剤を練り込んだ綿3 を平織りに織って
形成される。基布2 は、先の実施形態のものと同じ構成
である。表面材1 及び基布2 は、表面材1 にウレタン系
接着剤6 をスプレーにより粒子状に吹き付けて両者を貼
着し、周囲にヘム8 が縫製される。
キトサン等の抗菌剤を練り込んだ綿3 を平織りに織って
形成される。基布2 は、先の実施形態のものと同じ構成
である。表面材1 及び基布2 は、表面材1 にウレタン系
接着剤6 をスプレーにより粒子状に吹き付けて両者を貼
着し、周囲にヘム8 が縫製される。
【００１７】以上のように構成された敷物は、先の実施
形態と同様の効果を奏する。
形態と同様の効果を奏する。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の敷物は、表面材と基布と
を粒子状の接着剤で貼着したので、表面材と基布との間
に接着剤に覆われない微細部分が形成されることにな
り、その結果、防虫剤、防かび剤、抗菌剤等の薬剤の脱
落防止の効果に加え、強力な薬剤を使用しなくても十分
に薬剤の効果を発揮させることができ、さらに、表面材
と基布との間に湿気や熱がこもることを防止することが
できる。
を粒子状の接着剤で貼着したので、表面材と基布との間
に接着剤に覆われない微細部分が形成されることにな
り、その結果、防虫剤、防かび剤、抗菌剤等の薬剤の脱
落防止の効果に加え、強力な薬剤を使用しなくても十分
に薬剤の効果を発揮させることができ、さらに、表面材
と基布との間に湿気や熱がこもることを防止することが
できる。
【００１９】また、請求項２記載の敷物は、粒子状の接
着剤の全てが基布本体に存在せずに、一部又は殆どが不
織布に存在することになるので、基布本体の防虫、防か
び、抗菌等の薬剤の効果を効率的に発揮させることがで
きる。
着剤の全てが基布本体に存在せずに、一部又は殆どが不
織布に存在することになるので、基布本体の防虫、防か
び、抗菌等の薬剤の効果を効率的に発揮させることがで
きる。
【図１】本発明の第１の実施形態の分解した断面図であ
る。
る。
【図２】その断面図である。
【図３】その斜視図である。
【図４】第１の実施形態の変形例を示す分解した断面図
である。
である。
【図５】その断面図である。
【図６】本発明の第２の実施形態の分解した断面図であ
る。
る。
【図７】その断面図である。
【図８】その斜視図である。
1 表面材 2 基布 4 基布本体 5 不織布 6 接着剤
Claims (2)
- 【請求項１】 表面材と、防虫剤、防かび剤、抗菌剤の
少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基布とを備
え、前記表面材と基布とを粒子状の接着剤で貼着したこ
とを特徴とする敷物。 - 【請求項２】 前記基布は、防虫剤、防かび剤、抗菌剤
の少なくとも一種を付加又は練り込み加工した基布本体
と、基布本体に重合される不織布とから形成したことを
特徴とする請求項１記載の敷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158319A JPH114746A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 敷 物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158319A JPH114746A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 敷 物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH114746A true JPH114746A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15669045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9158319A Pending JPH114746A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 敷 物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH114746A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2362568A (en) * | 2000-05-25 | 2001-11-28 | Walk Off Mats Ltd | Mat & process for manufacturing mats |
| KR20030030906A (ko) * | 2001-10-09 | 2003-04-18 | 히로아키 모리모토 | 불투수성 카펫 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP9158319A patent/JPH114746A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2362568A (en) * | 2000-05-25 | 2001-11-28 | Walk Off Mats Ltd | Mat & process for manufacturing mats |
| GB2362568B (en) * | 2000-05-25 | 2003-06-18 | Walk Off Mats Ltd | Mat & process for manufacturing mats |
| KR20030030906A (ko) * | 2001-10-09 | 2003-04-18 | 히로아키 모리모토 | 불투수성 카펫 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5002183A (en) | Garment bag | |
| EP1198184A1 (en) | Appliqu method and article | |
| US7487554B1 (en) | Garment borne dispenser for volatile insect repelling materials | |
| JPH114746A (ja) | 敷 物 | |
| KR20050004752A (ko) | 일회용 침구 해충 방지포 | |
| JPH0616524Y2 (ja) | 害虫駆除用袋体 | |
| WO2022220093A1 (ja) | ダニ類捕獲製品、及びダニ類捕獲方法 | |
| TWI852813B (zh) | 蟎類捕獲製品，及蟎類捕獲方法 | |
| JP4191317B2 (ja) | カーペット等の布帛類の裏打ち層用虫忌避剤組成物及び防虫機能を有するカーペット等の布帛類 | |
| JP2000297004A (ja) | ダニ忌避・殺虫剤 | |
| JP3245202U (ja) | ダニ誘引捕獲体 | |
| CN210856754U (zh) | 一种防蚊虫面料 | |
| JPH0243243Y2 (ja) | ||
| JP3079470U (ja) | 敷物及びそれを用いた滑り止め付床敷とクッション | |
| JPH0330062Y2 (ja) | ||
| JP3937068B2 (ja) | 積層糸、積層体及び繊維製品 | |
| JPH0338787U (ja) | ||
| JPH0356221Y2 (ja) | ||
| JP2004027450A (ja) | 積層繊維基材とこれを用いたパイル地 | |
| JP3011853U (ja) | ダニ等の害虫誘引及び殺虫用敷物 | |
| JPS6314713Y2 (ja) | ||
| TH8582A (th) | การใช้สารฆ่าแมลงและสารผสมเพื่อฆ่าแมลง | |
| JP3071021U (ja) | 防虫カバー | |
| JPH0677657U (ja) | 衛生カーペット | |
| JPH0889368A (ja) | 防ダニふとん |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050922 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050922 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050926 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060403 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061128 |