JP3071021U - 防虫カバー - Google Patents

防虫カバー

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JP3071021U
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insect repellent
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insect
clothes
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隆 松本
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Nakamoto Packs Co Ltd
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Nakamoto Packs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣服から露出している部分、および衣服に覆
われている部分の何れにおいても蚊やダニ等の害虫を寄
せつけない。 【解決手段】 少なくとも人体Aの一部を覆うシート体
8に防虫液6を塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、園芸,造園等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャーに おいて、蚊やダニ等の害虫を寄せつけなくするための防虫カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、園芸,造園等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャ ーにおいては、衣服から露出している頭,首,腕等の部分、あるいは衣服に覆わ れている部分であっても、蚊やダニ等の害虫に刺される場合があり、刺された箇 所が腫れて痛みを生じたり、痒みを生じたりして不快感を覚える。
【0003】 このため、従来より人体の露出部分をネットで覆う防虫具が一般的に知られて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記防虫具の場合、ネットの網目から蚊やダニ等の害虫が侵入 したり、刺したりする場合があり、衣服から露出している部分、および衣服に覆 われている部分の何れにおいても人体に害を及ぼすという問題がある。
【0005】 そこで、本考案は上記問題に鑑み、衣服から露出している部分、および衣服に 覆われている部分の何れにおいても蚊やダニ等の害虫を寄せつけず、園芸,造園 等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャーを安心して楽しめる防虫カ バーを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の防虫カバーは、少なくとも人体A の一部を覆うシート体8に防虫剤が塗布されてなるものである。
【0007】 また、請求項2記載の防虫カバーは、前記シート体8が不織布からなるもので ある。
【0008】 さらに、請求項3記載の防虫カバーは、前記防虫剤が、前記シート体8にグラ ビア印刷により塗布されてなるものである。
【0009】 したがって、少なくとも人体Aの一部を覆うシート体8に、例えばピレスロイ ド系の防虫液6を塗布すると、人体Aにおいて衣服から露出している部分、およ び衣服に覆われている部分の何れにおいても、蚊やダニ等の害虫に対して忌避効 果があり、園芸,造園等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャーを安 心して楽しむことができる。
【0010】 しかも、前記シート体8として、例えば不織布を用いた場合、該不織布の構成 繊維9の表面や裏面に防虫液が塗布されることになり、通気性が確保される。よ って、防虫カバーを着用しても汗ばみにくい。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。
【0012】 先ず、防虫カバーの構成を示した図1および図2において、1は例えば、腕カ バーからなる使い捨ての防虫カバーであり、例えば、無色透明の不織布からなる シート体8と、該シート体8の両端の溶着代2と、前記シート体8の両側の開口 周縁部3に設けられたゴム等の伸縮部材4とからなる。そして、前記両溶着代2 が接合されて超音波で溶着され、前記シート体8が筒状に形成され、前記伸縮部 材4によって人体Aの腕Bに固定されるようになっている。なお、前記シート体 8の長さは任意に変更することができ、腕B全体あるいは一部を覆う長さに変更 可能である。
【0013】 さらに、前記シート体8の表面には、図2に示すように、例えばピレスロイド 系の防虫液6がグラビア印刷機によって塗布されている。そして、前記防虫液6 によって蚊やダニ等の害虫を寄せつけない。また、前記シート体8は、不織布で あるため、前記構成繊維の粗の部分と密の部分が混在することによって、通気性 があり、温度や湿度の高い場合でも汗ばみにくく、不快感を覚えない。そして、 前記シート体8は、20g/m2 〜50g/m2 と薄肉で、10g〜30gと軽 量である。
【0014】 このように、本考案の防虫カバー1によれば、防虫加工が施されたシート体8 が人体Aの腕Bを覆うため、該腕Bが露出している場合、あるいは衣服に覆われ ている場合の何れであっても、蚊やダニ等の害虫に対して忌避効果があり、園芸 ,造園等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャーを安心して楽しめる 。
【0015】 なお、前記実施の形態の場合、防虫カバー1の両端の溶着代2を溶着したが、 該溶着代2を縫着してもよく、前記溶着代2に面ファスナを取り付けてもよい。 さらに、シート体8を筒状に形成しその両端の溶着代2を溶着するようにしたが 、断面が半円弧状のシート体8の両端の溶着代2を互いに溶着するようにしても よい。
【0016】 また、防虫カバー1が腕カバーであることを例にとって説明したが、手袋13 によって手Cを覆ったり、脚カバー14によって脚Dを覆ったり、首カバー15 によって首Eを覆うようにしてもよい。要するに、防虫カバー1によって衣服か ら露出する人体Aの露出部分を覆うようにすればよい。
【0017】 また、図3に示すように、前記防虫カバー1が、ベスト10,ジャケット11 ,ズボン12であってもよい。この場合、ベスト10の腕開口部およびウエスト 部分、ジャケット11の袖口およびウエスト部分、ズボン12の裾開口部および ウエスト部分には害虫の侵入を防止すべく、前記伸縮部材4を用いるのが好まし い。さらに、ベスト10,ジャケット11,ズボン12の場合、衣服の上から着 用することになるが、前記シート体8が不織布であるため、通気性がよく、温度 や湿度の高い場合でも汗ばみにくく、不快感を覚えない。
【0018】 さらに、前記防虫カバーが、頭部Fや顔面Gを覆う帽子16,頭巾17,マス ク18であってもよい。この場合、前記シート体8が不織布からなるため、通気 性のよさに加えて、前記防虫カバーが口や鼻を塞ぐことがなく、息苦しさがない 。なお、前記マスク18は、目,鼻,口の開口部が形成されているものが好まし い。
【0019】 また、前記不織布としては、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン,ナイロ ン,コットン,レーヨン,ペット,ポリエステル等の材質が用いられる。前記ペ ットを用いた場合、リサイクルできる効果を奏する。
【0020】 さらに、前記シート体は、不織布に限らず、フィルム,布,紙であってもよい 。前記フィルムとしては、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン,ナイロン, コットン,レーヨン,ペット,ポリエステル等の材質が用いられる。但し、通気 性を考慮すると、不織布が好ましい。
【0021】 そして、前記シート体8の表面5の全体に防虫液6を塗布したが、前記シート 体8の裏面7の全体に防虫液6を塗布してもよく、前記シート体8の表面5ある いは裏面7の一部であってもよい。
【0022】 さらに、前記シート体8に防虫液6を塗布する手段として、グラビア印刷機を 用いたが、オフセット印刷機(平版印刷機)、凸版印刷機(フレキソ印刷機)を 用いてもよく、手作業によって塗布してもよい。但し、前記印刷機のいずれかを 用いた方が塗布する時間が短縮されると共に、安価である。
【0023】 また、前記防虫液6に加えて、芳香剤を含浸させたり、防水および溌水加工し たり、難燃性をもたせてもよい。
【0024】 さらに、前記防虫剤として、ピレスロイド系の防虫液6を用いたが、これに限 らず、蚊やダニ等の害虫に対して防虫効果を有するものであれば何でもよい。
【0025】 さらに、前記シート体8は無色透明としたが、花柄やキャラクタを印刷しても よく、種々の色に着色してもよい。但し、顔面Gを覆う場合は、無色透明が好ま しい。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、本考案の防虫カバーによれば、少なくとも人体の一部を覆うシ ート体に防虫剤を塗布するようにしたため、衣服から露出している部分、および 衣服に覆われている部分の何れにおいても、蚊やダニ等の害虫に対して忌避効果 があり、園芸,造園等の野外作業や、釣り,キャンプ,登山等のレジャーを安心 して楽しむのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の防虫カバーを着用した状
態の斜視図である。
【図2】図1の防虫カバーの断面図である。
【図3】種々の防虫カバーによって覆われる人体の模式
図である。
【符号の説明】
1…防虫カバー、6…防虫液、8…シート体、A…人
体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも人体(A)の一部を覆うシー
    ト体(8)に防虫剤が塗布されてなることを特徴とする
    防虫カバー。
  2. 【請求項2】 前記シート体(8)が不織布からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の防虫カバー。
  3. 【請求項3】 前記防虫剤が、前記シート体(8)にグ
    ラビア印刷機により塗布されてなることを特徴とする請
    求項1又は2記載の防虫カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159512A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Shimano Inc 手袋

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