JPH1147122A - X線画像診断装置 - Google Patents

X線画像診断装置

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JPH1147122A
JPH1147122A JP9220742A JP22074297A JPH1147122A JP H1147122 A JPH1147122 A JP H1147122A JP 9220742 A JP9220742 A JP 9220742A JP 22074297 A JP22074297 A JP 22074297A JP H1147122 A JPH1147122 A JP H1147122A
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JP
Japan
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ray
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fluoroscopic
control circuit
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JP9220742A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Ikeda
重之 池田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素の濃度分布の異なる透視画像と撮影画像
の表示階調が即座に最適とする。 【解決手段】 上記課題は、X線画像診断装置のテレビ
モニタ(表示器)9に、透視画像に対応する画像処理部
8からの出力信号の階調変換処理を行う透視制御回路2
2と、撮影画像に対応する画像処理部8からの出力信号
の階調変換処理を行う撮影制御回路23と、透視制御回
路22か撮影制御回路23の何れかの出力信号にX線制
御器11からの透視/撮影を切り換える切り換え信号に
基づき切り換える切換器24と、切換器24の出力した
画像を画面に表示するCRT25を具備させ、切換器2
4で透視画像と撮影画像を切り換えてCRT25に表示
することによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示器(テレビモ
ニタ)に画像を表示するX線画像診断装置において、特
に複数の様々なX線曝射条件から得られた画像を一つの
テレビモニタに表示するために改良したX線画像診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線画像診断装置で得られる画像
としては、透視画像と撮影画像がある。 透視画像と
は、比較的微弱なX線を被検体にを曝射して得られる動
画像で、その用途は主に撮影画像収集の事前に造影剤を
注入するカテーテルやガイドワイヤー等を体内に挿入す
るときに位置の確認などを行う。最近では、出血部分に
コイルを挿入して止血したり、癌等の病変部に至る栄養
血管に抗ガン剤を注入したり、その血管にステントとい
われるコイル等を留置するなどのIVR(Intervention
al Radiology)と呼ばれる治療行為もこの透視画像を用
いて行うようになってきている。
【0003】また、透視画像でX線の曝射を少なくして
いるのは、透視画像を収集する時間が全体の検査におい
て80%近くになるため、被検者のX線被曝が多くなる
のを防ぐ配慮である。近年、被曝を可能な限り低減する
ように装置の改良が様々なアプローチから行われてい
る。また、透視画像は、例えば操作者(術者)が血管に
沿って病変部までカテーテルを進めるために、術者がこ
の動画像を用いて常にカテーテルの位置を把握しながら
慎重にカテーテルを進める必要があるので、リアルタイ
ムな画像表示が要求されるから、結果としてその表示の
態様が動画像となる。また、透視画像では常に被検者が
呼吸動作等で動いていることになるから、透視画像の画
素の階調(ダイナミックレンジ)は撮影画像のものと比
べて広範なものとなる。
【0004】一方、撮影画像は、画像診断に供するため
の画像で、透視画像を見ながらカテーテル等を病変部ま
で進めてその位置等を設定した後に、透視画像の数十倍
のエネルギーのX線を曝射し、細かい血管まで描写して
診断を行うための画像である。
【0005】また、撮影画像では、撮影直前にX線補償
フィルター等を用いて、透過X線が多い部分、すなわち
TVカメラのハレーションもしくはハレーションに近い
部分にX線減弱フィルターを挿入して、ダイナミックレ
ンジを調整する手法も行われている。
【0006】上記画像診断装置では、このような術者が
要求する表示特性の異なる透視画像と撮影画像を同一の
表示器に表示していた。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のX線画像診断装置では、透視画像と撮影画像を同一
の表示器に表示するために、透視画像と撮影画像の画素
の濃度分布が大きくことなるから、表示器の表示特性を
術者によってその都度設定されなければならず、透視画
像,撮影画像の表示階調が即座に最適とならない問題が
あった。
【0008】また、透視画像はリアルタイム性が要求さ
れる動画像であるため、撮影画像で用いられる機械的制
御のX線補償フィルタでは追従できないので、X線入力
系でダイナミックレンジを制御することが困難であると
いう問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、透視画像,撮影画像の表示階調
を即座に最適にできるテレビモニタを備えたX線画像診
断装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線源から
のX線を被検体に曝射し、該被検体を透過したX線を検
出器で検出し、該検出器で検出した透過X線を変換して
X線画像を得、該X線画像を表示器に表示するX線画像
診断装置において、前記X線源のX線曝射条件に基づい
て前記表示器の表示特性を設定することを特徴とするX
線画像診断装置によって達成される。
【0011】具体的には、透視画像と撮影画像において
テレビモニタの表示特性を切り替えることにより両方の
画像を最適表示すれば良い。テレビモニタの特性には、
主に電気特性,光学的特性,画質特性がある。電気特性
には、電極特性,電流特性,駆動特性、収束条件などが
ある。光学特性には蛍光面の発光出力、発光色等の特性
がある。画質に関する特性には、解像力,先鋭度,階
調,ひずみ特性がある。画質特性は、電気特性と光学特
性によっても設定できる。なお、比較的設定の容易な電
気特性を切り替えて画質特性を変更するのが好適であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を用いて説明する。図1は本発明のX線画像診断装置
の構成例を示すブロック図、図2は図1のテレビモニタ
9の構成例を示すブロック図、図3は図2と別の構成例
を示すブロック図、図4は図1のX線画像診断装置の動
作例を示すフローチャートである。
【0013】まず、本発明のX線画像診断装置の構成に
ついて、図1を用いて説明する。図中の符号から説明す
ると、1はX線管球でX線を曝射する(X線源に相
当)。2は被検者3を乗せるテーブルである。3は被検
者である。4はX線管球1と常に対向配置され、X線管
球1からのX線を光学像に変換するイメージインテンシ
ファイア(I.I.)(検出器に相当)である。5はデ
ィストリビュータでI.I.4と機械的に接合され、光
学像を分けて一方はTVカメラ6に他方はフォトマル1
6にそれぞれ出力する。6はTVカメラでディストリビ
ュータ5と機械的に接合され入力した光学像をビデオ信
号に変換して出力する。7はA/D変換器でTVカメラ
6と電気的に接続され、TVカメラ6からのビデオ信号
(アナログ)をコンピュータで処理することに好適とす
るためにディジタル信号に変換して出力する。8は画像
処理部でA/D変換器7と電気的に接続され、A/D変
換器7からのデジタル信号に表示に好適な画像処理(例
えばフィルタ処理)を施し、その画像処理した結果(デ
ィジタル信号)を出力する。9はテレビモニタで画像処
理部8と電気的に接続され、画像処理したディジタル信
号をX線画像として表示する。10は高電圧発生器でX
線管球1と高圧ケーブル等で接続され、X線管球1に電
圧,電流を供給する高電圧電源である。11はX線制御
器で高電圧発生器10とフットスイッチ30とフォトマ
ル16と電気的に接続され、フットスイッチ30をオン
状態にすることにより高電圧発生器10にX線管球1の
曝射条件となる電圧,電流,曝射時間の制御値を与え
る。また、フォトマル16によりI.I.4の光学像の
出力に応じて露出が適正に保たれるようにX線の出力を
制御している。さらに、フットスイッチ30により、透
視/撮影のモードを切り換えることを行っているので、
このモード切り換えをテレビノニタ9の表示切り換えに
利用する。12はテーブル制御部でテーブル2およびシ
ステムコントローラ14と電気的に接続され、システム
コントローラ14から供給される制御値に基づいてテー
ブル2の長手方向,短手方向,設置床面からの高さ方向
の位置を制御する。13は支持器制御部で支持器18お
よびシステムコントローラ14と電気的に接続され、シ
ステムコントローラ14から供給される制御値に基づい
て支持器18の旋回方向および高さ方向の位置を制御す
る。14はシステムコントローラ(例えばCPU)でテ
ーブル制御部12と支持器制御部13とX線補償フィル
タ19と操作卓15と電気的に接続され、テーブル制御
部12の各方向の位置に係る制御値の供給、支持器制御
部13の各方向の位置に係る制御値の供給、X線補償フ
ィルタ19の位置に係る制御値の供給等を術者が操作卓
15にした入力に基づき制御する。15は操作卓でシス
テムコントローラ14と電気的に接続され、術者若しく
は術者と別の操作者によって前記各供給量を入力しシス
テムコントローラ14に伝達する。16はフォトマルで
X線制御器11と電気的に接続され、ディストリビュー
タ5からの他方の光学像を検出して、I.I.4の光学
像の出力に応じて露出が適正に保たれるようにX線の出
力を制御する。17は光学絞りでディストリビュータ5
とTVカメラ6の間に介在して、TVカメラ6に入力す
る光学像を絞る。18は支持器で支持器制御部13と電
気的に接続されると共に、X線管球1とI.I.4をC
字状のアームの両端にそれぞれ対向配置するように取付
けられ、それぞれを支持する。19はX線補償フィルタ
でシステムコントローラ14と電気的に接続され、シス
テムコントローラ14から供給される制御値に基づいて
被検体3に無用なX線を照射しないようにすると共に、
ハレーション現象かそれに近い濃度値を呈している画像
領域を覆って画像診断に供する適正な階調を確保する。
【0014】次に、テレビモニタ9の構成例について、
図2を用いて説明する。図中の符号から説明すると、2
2は透視制御回路で画像処理部8と電気的に接続され、
透視画像に対応する画像処理部8からの出力信号の階調
変換処理を行う。23は撮影制御回路で画像処理部8と
電気的に接続され、撮影画像に対応する画像処理部8か
らの出力信号の階調変換処理を行う。24は切替器でX
線制御器11と透視制御回路22と撮影画像制御回路2
3とCRT25と電気的に接続され、X線制御器11か
らの信号線27を通る透視/撮影切り換え信号(単に、
切り換え信号、という)に基づき透視制御回路22の出
力か撮影制御回路23の出力かを切り換えて出力する。
25はCRT(Cathode Ray Tube)で切換器24と電気的
に接続され、切換器24の出力した画像を画面に表示す
る。
【0015】次に、本発明のX線画像診断装置の作用に
ついて説明する。図1において、術者等がフットスイッ
チ30を押して透視を開始すると、X線制御器11が透
視条件のX線をX線管球1から曝射すると共に、テレビ
モニター9へ切り替え信号を信号線27を用いて出力す
る。
【0016】CRTの表示特性を切り換えるには電気特
性が好適なので、その一例を示す。電気特性のうちのス
クリーン輝度Bは以下の式で表されることが知られてい
る。 B=η(Eb,Ib)×Eb×Ib×Tf/S (1) Bは発光輝度、Ebは電子ビームの電圧、Ibは電子ビーム
の電流、Sはラスタ面積、Tfはフェースプレートの透
過率を示す。ηは蛍光面の発光効率を示し、経験的に次
の比例式で表される。 η(Eb,Ib)×Eb×Ib∝(Eb-Eb0)α×(Ib)β (2) α,Eb0は蛍光体,蛍光面の塗布厚さ,メタルバック膜
厚等に依存する定数を示し、実用条件に近い範囲では、
α≒1,Eb0=3〜5kV,βは電子ビームの収束条件に
依存する定数である。
【0017】従って、式(1)で示したように、テレビ
モニター9の発光輝度を、電子ビームの電圧(Eb),電
子ビームの電流(Ib)を変更することにより、透視時と
撮影時において切り換えることができる。
【0018】例えば、透視画像においては、輝度Bが相
対的に大きくなるようにビーム電圧,電流を設定し、撮
影画像では、輝度Bを若干抑制した範囲内に設定し、解
像力特性を大とすればよい。これは、透視画像ではX線
量が少なく、光学絞りを開放しているので画像の解像力
がそれほど高くなくてもよく、撮影画像ではX線量が多
く、光学絞りを絞って高い解像力が得る必要があるため
である。
【0019】また、電気的特性として、制御回路におけ
る階調変換等の特性を切り換えても良い。そのような特
性の例として、ブライトネス,コントラスト,ガンマ特
性等が挙げられる。
【0020】次に、透視画像を参照してカテーテルを被
検者に挿入し病変部まで至らせ、撮影画像を表示するま
での工程を、図1,図2,図4を用いて説明する。
【0021】ステップ.401 術者等は操作卓15にテーブル制御部12の各方向の位
置に係る制御値と、支持器制御部13の各方向の位置に
係る制御値を入力する(透視情報の入力)。
【0022】ステップ.402 システムコントローラ14は、入力されたテーブル制御
部12および支持器制御部13の各方向の位置に係る制
御値に基づき被検者3の乗ったテーブル2および支持器
18の位置を決める(テーブル、支持器の位置決め)。
【0023】ステップ.403 術者等は、フットスイッチ30を踏んでオン状態とし
て、透視画像を得るためのX線を被検者3に曝射する
(透視X線の曝射)。
【0024】ステップ.404 CRT25は、少なくとも透視X線の曝射後には、スク
リーン輝度が相対的に大きくなるようにビーム電圧、電
流を設定する。I.I.4は被検者3を透過した透視用
のX線を検出し、光学像に変換して出力する。ディスト
リビュータ5は、光学像を全開の光学絞り17を通して
TVカメラ6に光学的に伝達する。TVカメラ6は、光
学像をビデオ信号に変換してA/D変換器7に伝達す
る。A/D変換器7は、ビデオ信号をディジタル信号に
変換して画像処理部8に伝達する。画像処理部8は、デ
ィジタル信号を表示に好適なフィルタ処理等の画像処理
を施し、この画像処理した結果をテレビモニタ9に伝達
する。テレビモニタ9は、画像処理した結果を透視制御
回路22で階調変換し、切換器24を経て、CRT25
にX線画像として表示する(透視画像の表示)。
【0025】ステップ.405 透視画像の表示を参照しつつ、被検者3の体内にカテー
テルを挿入し、カテーテルの先端部が病変部に至るま
で、カテーテル(図示せず),支持器18,テーブル2
等を移動する(カテーテル等の移動)。
【0026】ステップ.406 カテーテルの先端部が被検者3の病変部に至ったなら
ば、詳細な画像診断のできる撮影画像を表示するための
準備に入る。被検者3のの病変部周辺を除く部位に無用
なX線を照射しないために、X線を遮蔽するコリメータ
(図示しない)や透過量を抑制するX線補償フィルタ1
9で、被検者3の病変部周辺以外の部分を覆うために行
う。具体的には、術者等が操作卓15にX線補償フィル
タ19の位置に係る制御値を入力する(撮影情報の入
力)。
【0027】ステップ.407 術者等は、フットスイッチ30を踏んでオン状態とし
て、撮影画像を得るためのX線を被検者3に曝射する
(撮影X線の曝射)。
【0028】ステップ.408 フットスイッチ30によってX線制御部11は、透視/
撮影の切り換え信号を撮影を意味する信号へ切り換え
る。具体的手法は、例えば透視を意味する信号レベルを
Hレベルとし、撮影を意味する信号レベルをLレベルと
するとき、HレベルからLレベルに信号を切り換えて実
現する(表示特性の切換)。
【0029】ステップ.409 CRT25は、少なくとも撮影X線の曝射後には、スク
リーン輝度を抑制し、解像力特性を大とするようにビー
ム電圧、電流を設定する。I.I.4は被検者3を透過
した撮影用のX線を検出し、光学像に変換して出力す
る。ディストリビュータ5は、光学像を絞った光学絞り
17を通してTVカメラ6に光学的に伝達する。TVカ
メラ6は、光学像をビデオ信号に変換してA/D変換器
7に伝達する。A/D変換器7は、ビデオ信号をディジ
タル信号に変換して画像処理部8に伝達する。画像処理
部8は、ディジタル信号を表示に好適なフィルタ処理等
の画像処理を施し、この画像処理した結果をテレビモニ
タ9に伝達する。テレビモニタ9は、画像処理した結果
を透視制御回路22で階調変換し、切換器24を経て、
CRT25にX線画像として表示する(撮影画像の表
示)。
【0030】このようにして、透視画像と撮影画像の表
示特性を切り換えることを行えば、透視画像、撮影画像
の表示階調を即座に最適にできると共に、診断,治療に
寄与する画像表示を適切に行うことができる。
【0031】次に、第2の実施形態について、図3を用
いて説明する。図2での実施形態との相違点は、X線制
御部11からの切り換え信号を信号線28を通して画像
処理部に供給すること、画像処理内部8に信号合成回路
31を設け、信号合成回路31により画像処理結果と切
り換え信号を合成し、この合成信号を信号線29を通し
て画像処理部8の出力とすること、テレビモニタ9に検
出回路26を設け、検出回路26により切り換え信号を
検出し、切換器24に供給することである。ここで、信
号線29をビデオ信号を送る同軸ケーブルやフィーダケ
ーブルとして、画像処理結果をビデオ信号で送り、切り
換え信号を直流電圧で搬送することを考慮すれば、ビデ
オ信号が交流成分のみによってなることが多いから(例
として、透視画像では電圧を付加せず、撮影画像では1
V程度付加すればよい。)、テレビモニター9と画像処
理8の距離が離れていたり、ケーブルを通しにくい配置
になる場合等において、ビデオ信号を送信する同軸ケー
ブル等が1本だけで済むことは、透視画像,撮影画像の
表示階調を即座に最適にできると共に、診断,治療に寄
与する画像表示を適切に行うことができることに加え、
ケーブルの敷設等の工数低減等にも優れているばかりで
はなく、シールド線であるためノイズ等に強い等の利点
もある。
【0032】また、図2の実施の形態と、図3の実施の
形態を組合わせる場合もある。このように組み合わせれ
ばいずれかに何かの不具合で一方が動作しなくとも互い
の動作のバックアップをすることとなり、透視画像,撮
影画像の表示階調を即座に最適にできると共に、診断,
治療に寄与する画像表示を適切に行うことができること
に加え、動作の信頼性が向上するという利点もある。
【0033】以上述べたように、本発明はX線曝射条件
による設定において、表示器の表示画像が透視画像であ
るか、撮影画像であるかによって切り換えられることに
限定するものではなく、表示画像の濃度分布が異なる複
数の画像表示モードがあったとき、それぞれの濃度分布
によって切り換えるものも含んでいる。
【0034】また、ここで開示した実施の形態に限定さ
れることなく、あらゆる手法によってX線画像の表示に
応じた表示特性を設定するということが達成されれば、
この発明に含まれることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、透視画像,撮影画像の
表示階調を即座に最適にできるテレビモニタを備えたX
線画像診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線画像診断装置の構成例を示すブロ
ック図。
【図2】図1のテレビモニタ9の構成例を示すブロック
図。
【図3】図1のテレビモニタ9の図2とは別の構成図を
示すブロック図。
【図4】図1のX線画像診断装置の動作例を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
9 テレビモニタ 22 透視制御回路 23 撮影制御回路 24 切換器 25 CRT 26 検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線源からのX線を被検体に曝射し、該
    被検体を透過したX線を検出器で検出し、該検出器で検
    出した透過X線を変換してX線画像を得、該X線画像を
    表示器に表示するX線画像診断装置において、前記X線
    源のX線曝射条件に基づいて前記表示器の表示特性を設
    定することを特徴とするX線画像診断装置。
  2. 【請求項2】 前記表示器の表示特性は、前記表示器の
    表示画像が透視画像である場合には輝度特性を大とし、
    撮影画像である場合には解像力特性を大とするように設
    定することを特徴とする請求項1記載のX線画像診断装
    置。
  3. 【請求項3】 前記透視と撮影とを識別する信号を前記
    X線画像のビデオ信号に付加し、その付加したビデオ信
    号から透視と撮影を識別して前記表示器の表示特性を切
    り換える回路を設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のX線画像診断装置。
JP9220742A 1997-08-01 1997-08-01 X線画像診断装置 Pending JPH1147122A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112747A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd X線ct装置
KR100434665B1 (ko) * 2001-04-25 2004-06-16 주식회사 서울씨앤제이 비선형 변환 테이블을 갖는 의료 장치 및 이를 이용한의료 영상 정보 처리 방법
JP2009189556A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Toshiba Corp 画像処理装置、x線装置、切替装置及び画像処理方法
JP2013090912A (ja) * 2011-10-07 2013-05-16 Toshiba Corp X線診断装置

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