JPH1146971A - 仏壇扉開閉装置 - Google Patents

仏壇扉開閉装置

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JPH1146971A
JPH1146971A JP21475997A JP21475997A JPH1146971A JP H1146971 A JPH1146971 A JP H1146971A JP 21475997 A JP21475997 A JP 21475997A JP 21475997 A JP21475997 A JP 21475997A JP H1146971 A JPH1146971 A JP H1146971A
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JP
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belt
door
buddhist altar
opening
guide
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JP21475997A
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Hajime Tsutsui
肇 筒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仏壇の天井部に余分な広さを必要とせず、小
型で簡単な構造で、組立や取付が容易である仏壇扉開閉
装置を提供すること。 【解決手段】 仏壇扉開閉装置を、ピン係合孔8を等間
隔に形成した有端状の1本のベルト7と、このベルト7
の中間部を外周面に形成されたピン5に係合させ正逆搬
送可能とされたドライブホイール6と、このドライブホ
イール6の外周においてベルト7の搬送経路を案内する
ホイールケース9と、前記ベルト7の搬送を案内するベ
ルトガイド溝12とベルト7の両端部にそれぞれ係止さ
れた係止部材20をスライドさせるスライド溝21とを
有するガイド部11が上下に形成されたフレーム1と、
前記係止部材20に回動自在に配設され先端部に扉の案
内棒25を係止したアーム23により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの正逆反転
駆動により仏壇の四ツ割観音開き形式等の扉を開閉する
装置に係り、特に、有端状のベルトを使用して仏壇の左
右の扉の開閉を同時に行う仏壇扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】図4は、
仏壇扉開閉装置が配設される仏壇31の扉32の開閉状
況を示しており、仏壇31の前面には四ツ割観音開き状
の扉32、33が左右に配設されている。左右の扉3
2、33の対称位置には、上方に突出する案内棒34が
配設されており、この案内棒34は仏壇31の天井板に
直線状に溝形成された案内溝35を貫通し、その上端部
を図5に示す仏壇扉開閉装置の係合金具36により係合
されている。
【0003】図5は、ラック・ピニオンを利用した仏壇
扉開閉装置の駆動機構の大要を示すものであり、仏壇3
1の天井板の上方で前面中央に配設されたモータ(図示
せず)には下方に延在させたモータ駆動軸37を介して
ピニオン38が接続されており、このピニオン38には
対向する2本のラック39、39が仏壇31の前後方向
から噛合させて配設されており、モータ駆動軸37に固
着されたピニオン38の外側部は天井板に固定された歯
車箱40で覆われており、この歯車箱を前後から挟持す
るようにしてラック39とピニオン38のかみ合いを確
保する2個の抑え車41、41を有する抑え箱42が取
付られている。そして、モータが扉の開動作を行う回転
(以下、正回転という)をしたときの各ラック39、3
9の移動方向先端は、前記案内溝35に直交するように
延在する先端部43とされており、この先端部43に
は、案内溝35を貫通して上方に突出する案内棒34を
係合させる係合金具36が配設されている。
【0004】このような構成であるから、モータの正逆
転により対向する2本のラック39、39は前記天井板
に形成された案内溝35と平行に延在し、前記モータの
駆動により相反する方向へラック39、39が前進ある
いは後進することによって係合金具36に係合される案
内棒34が案内溝35内を前進あるいは後進して扉3
2、33を開閉させることができる。
【0005】しかしながら、前記従来の仏壇扉開閉装置
においては、前記案内溝35より前方に突出する部分
(図中、幅Lで示す)が大きかったため、仏壇の天井を
大きくしなければならない等の欠点があった。
【0006】また、最近では、仏壇の幅方向に並列配置
された2基のスプロケットに無端状のチェーンベルトを
巻回し、チェーンベルトの対称位置で仏壇の前面側に2
個のアームステイを配設し、案内溝から突出する案内棒
を係止する係止孔を有するアーム部材をそれぞれのアー
ムステイに係止した仏壇扉開閉装置が開発されている。
【0007】このように構成された仏壇扉開閉装置にお
いても、スプロケットに連結されたモータの正逆転によ
り、一方のアームステイはチェーンベルトの反転経路に
おける上側平行部を往復動するし、他方のアームステイ
はチェーンベルトの反転経路における下側平行部を往復
動し、アームステイに係止されたアーム部材の係合孔に
係合される案内棒が案内溝内を往復動して扉を開閉する
ことができ、しかも、モータをスプロケットの背面側に
配設することにより、前記案内溝より前方に突出する部
分を削除することができ、ラックギアを使用しないの
で、フレームの両端部にスペースを多く形成する必要も
ない。
【0008】しかしながら、この仏壇扉開閉装置は、仏
壇のサイズに合わせてチェーンベルトを無端状に形成す
る手間がかかり、チェーンベルトをスプロケット間に張
設する際には、そのチェーンベルトにかかるテンション
の調節が困難で、テンションがかかりすぎるとチェーン
ベルトは回転しないし、テンションが足りなければ、ス
プロケットから外れやすくなるという問題点を有してい
た。また、チェーンを用いると、チェーンが伸びてスプ
ロケットから外れて駆動できなくなったり、チェーンが
フレームに接触して異音が発生することがあった。さら
には、チェーンベルトの上下の平行部の左右端部に配設
されているスプロケット部分が共にデッドスペースとな
り、装置が大型となるという不具合も有していた。
【0009】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、仏壇の天井部に余分な広さを必要とせず、小型で簡
単な構造で、組立や取付が容易である仏壇扉開閉装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る仏壇扉開閉装置は、ピン係合孔を等間隔に
形成した有端状の1本のベルトと、このベルトの中間部
を外周面に形成されたピンに係合させ正逆搬送可能とさ
れたドライブホイールと、このドライブホイールの外周
においてベルトの搬送経路を案内するホイールケース
と、前記ベルトの搬送を案内するベルトガイド溝と、ベ
ルトの両端部にそれぞれ係止された係止部材をスライド
させるスライド溝とを有するガイド部が上下に形成され
たフレームと、前記係止部材に回動自在に配設され先端
部に扉の案内棒を係止したアームとを有することを特徴
とするものである。
【0011】本発明の仏壇扉開閉装置によれば、ドライ
ブホイールの回転により有端状のベルトをベルトガイド
溝およびホイールケースに沿って正逆方向に搬送させ、
そのベルトの端部に連結された係止部材をフレームの上
下に形成されたスライド溝内を移動させることで、扉の
案内棒を支持するアームを案内溝に沿って移動させて、
扉の開閉を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図3を参照して説明する。
【0013】本実施形態の仏壇扉開閉装置は、アルミニ
ウム等からなる長尺のフレーム1を有しており、前記フ
レーム1の一側方には、フレーム1の背面と一定間隔を
有しかつ平行に配置されたモータ支持板2が一体に形成
されている。前記モータ支持板2には図示しない回転軸
挿入孔が形成されており、駆動モータ3がその正逆回転
自在な回転軸4を回転軸挿入孔部分において前記フレー
ム1の背面板1Aに対して直角に位置させるように取付
けられており、回転軸挿入孔からモータ支持板2の前面
に突出する駆動モータ3の回転軸4には、外周面に等間
隔で複数のピン5が形成されたドライブホイール6が取
付けられている。前記ドライブホイール6には、有端状
の1本のベルト7がその中間部を前記ドライブホイール
6のフレーム1の配設方向と反対側の約半周部に巻回さ
れている。そして、ドライブホイール6のフレーム1の
配設側と反対側の約半周において、ドライブホイール6
のピン5に対して、ベルト7の長手方向に所定間隔で形
成された複数のピン係合孔8が係合するようになされて
おり、ドライブホイール6の正逆転に合わせて、ベルト
7の正逆搬送が行われるように形成されている。さら
に、前記モータ支持板2の前面には、ドライブホイール
6部分のベルト7の搬送経路を案内するホイールケース
9がねじ止めによって取付けられている。
【0014】前記ホイールケース9はドライブホイール
6の約半周に沿わせてU字状としたた壁面を有するケー
スであり、前記壁面は、回転するドライブホイール6の
ピン5に係合するベルト7の表面とわずかな間隙をもっ
て平行に配置される平状壁面9Aと、その平状壁面9A
の長手方向に凸状に形成されドライブホイール6のピン
5の先端を案内する凸状壁面9Bとにより形成されてい
る。また、前記平状壁面9Aの前方端縁には、少なくと
もドライブホイール6とベルト7との係合部分を覆う側
壁9Cが一体形成されており、前記平状壁面9Aの後方
端縁には、前記モータ支持板2に対してねじ止めするた
めの固定板9Dが形成されている。そして、前記平状壁
面9Aの端面を前記フレーム1の上下に形成されたガイ
ド部11のベルトガイド溝12の奥壁12Aと連続さ
せ、凸状壁面9Bの端面を前記ガイド部11のピン溝1
4と連続させるようにしてモータ支持板2に取付けられ
ることで、前記ベルト7の搬送経路を確保するようにな
されている。
【0015】本実施形態において前記ベルト7は、塩化
ビニルにより0.5〜1.0mmの厚さに形成されてお
り、本装置の設置時に、仏壇のサイズ等に応じて必要な
長さに切断して使用するようになされている。なお、前
記ベルト7を構成する材料は、塩化ビニルに限ることな
く、例えば、ステンレス、リン青銅等の材料を用いても
よい。また、前記ドライブホイール6に形成されたピン
5およびベルト7のピン係合孔8は、本実施形態におい
ては、例えば10mmピッチで形成されているものとす
るが、このピッチ間隔も本実施形態の10mmに限らな
い。
【0016】ところで、前記フレーム1の上下端には、
ドライブホイール6に掛けられたベルト7の搬送を案内
するガイド部11がそれぞれ形成されている。このガイ
ド部11には、図2に示すように、上下方向に互いに対
向して開口するベルトガイド溝12がフレーム1の長手
方向に形成されており、このベルトガイド溝12の両側
部には、内方に向かって折曲するフランジ13が形成さ
れている。そして、前記ベルトガイド溝12の奥壁12
Aには外方へ突出する断面凸状のピン溝14がフレーム
1の長手方向に形成されている。
【0017】また、前記フレーム1の上方に形成された
ベルトガイド溝12の上部には、上面に前記フレーム1
の長手方向に延びるスリット15Aが形成されたスイッ
チ取付溝15が形成されている。このスイッチ取付溝1
5の両端部上面には、図1に示すように、それぞれスイ
ッチ取付板16がねじ24により締付け固定されてお
り、前記スイッチ取付溝15の右側に固定されたスイッ
チ取付板16の前面には開側リミットスイッチ17が固
着され、左側に固定されたスイッチ取付板16の前面に
は閉側リミットスイッチ18が固着されている。
【0018】そして、フレーム1の前面の上下方向にお
ける前記各ベルトガイド溝12のフランジ13間は、フ
レーム1の長手方向に開口する開口部とされている。こ
の開口部には、図2の要部拡大図に示すように、前記フ
ランジ13と平行にフレーム1の背面板1Aから延在さ
せてスライド板19が形成されており、前記フランジ1
3とスライド板19との間に形成された溝は、ベルト7
に係止される係止部材20A、20Bをスライド移動さ
せるためのスライド溝21A、21Bとされている。
【0019】前記係止部材20A、20Bは薄い板状の
部材であり、前記フランジ13との対向面には、前記ベ
ルト7の端部に形成されたいくつかのピン係合孔8に係
合させてベルト7を係止させる複数の係止ピン22が直
線上に形成されている。つまり、この係止ピン22の間
隔は前記ドライブホイール6に形成されたピン5の間隔
と等しいものであり、直線上に形成された複数の係止ピ
ン22にベルト7の両端部分のピン係合孔8を係止させ
ることにより、ベルト7の延在方向を係止ピン22の配
列方向に固定することができるものである。なお、本実
施形態では、前記係止ピン22の個数は2個としてい
る。そして、係止部材20A、20Bは、それらの係止
ピン22がその先端部を前記ベルトガイド溝12内のピ
ン溝14内に位置させてフランジ13間に臨むように前
記スライド溝21A、21Bに緩挿されている。前記各
リミットスイッチ17、18は、上方に配置された前記
係止部材20Aが、スライド溝21Aをスライドしてフ
レーム1の左右いずれかの端部に位置した場合に、係止
部材21Aの進行方向側の壁面部分によりリミットスイ
ッチ17、18を押圧操作し、前記駆動モータ3を停止
させるように構成されている。
【0020】また、前記フレーム1の上下方向に位置す
る2つの係止部材20A、20Bの互いに対向する面で
スライド溝21A、21Bからフレーム1の前方へ突出
する部分には、先端部がわずかに曲成されたアーム23
A、23Bがその基端部を中心として水平面内でそれぞ
れ回動自在に取付ねじ27により取付けられている。上
方の係止部材20Aに連結されたアーム23Aは、図1
に示すように、右方向に延びるように配置され、下方の
係止部材20Bのアーム23Bは、同図中左方向に延び
るように配置されている。
【0021】ところで、図示しない仏壇の前面には、2
つに外折りされて観音開き式に開閉される1対の扉が取
付けられており、この仏壇の上部には、前記扉の開閉を
案内する案内溝が形成されている。さらに、この扉の中
央側縁の上部には、案内棒25が突出形成されており、
この案内棒25は、前記案内溝を貫通するように配設さ
れており、その先端部は前記アーム23の解放側先端部
23Aに回動自在に取付けられている。
【0022】また、前記フレーム1の背面板1Aの下端
部には、前記背面板1Aと直交して延在する取付板26
が一体に形成されており、このように構成された仏壇扉
開閉装置は、仏壇の天井板の上面に前記フレーム1の取
付板26をねじ止めすることにより設置される。
【0023】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0024】まず、仏壇の扉が全閉の状態では、上方に
位置する係止部材20Aがフレーム1の上部のスライド
溝21Aの最左位置に、下方に位置する係止部材20B
がフレーム1の下部のスライド溝21Bの最右位置にそ
れぞれ配置され、各アーム23A、23Bは交差した状
態に保たれている。
【0025】そして、扉を開く場合は、図示しないスイ
ッチを操作して駆動モータ3を駆動して回転軸4を介し
てドライブホイール6を正回転(図1において時計方
向)させ、ベルト7のピン係合孔8にドライブホイール
6のピン5を順次係合させつつ、ベルト7自体を正方向
(図中右方向)へ搬送する。これにより、ベルト7の端
部と連結された各係止部材20A、20Bは、上部の係
止部材20Aが図1において上部のスライド溝21Aを
右方向へ押し出されるようにして移動し、下部の係止部
材20Bは下部のスライド溝21Bを左方向に引かれる
ようにして移動する。このとき、ベルト7自体はその剛
性でドライブホイール6の回転力によりベルトガイド溝
12内をスライドしドライブホイール9の壁面に沿って
搬送され、ベルト7のピン係合孔8に係合する係止部材
20A、20Bの係止ピン22は、図3に示すように、
その先端部を前記ベルトガイド溝12のピン溝14内お
よびドライブホイール9の凸状経路9B内を移動するこ
ととなる。
【0026】なお、前記駆動モータ3は、係止部材20
A、20Bを2cm/秒程度で移動させることができる
ものであれば、扉の開閉動作が厳かなものとなる点で好
ましい。
【0027】このようにして、各アーム23A、23B
がそれぞれ互いに逆方向に移動することにより、アーム
23A、23Bの先端部に係止された扉の案内棒25
A、25Bを案内溝に沿って移動させることで仏壇の両
扉は左右に開かれる。そして、前記上方に位置する係止
部材20Aがさらに移動し、その進行方向の側壁が開側
リミットスイッチ17を押圧操作すると、駆動モータ3
は停止されて扉は開いた状態に保持される。
【0028】また、扉を閉じる場合は、前記駆動モータ
3を逆方向に回転駆動させることにより、前記動作とは
逆方向に係止部材20Aが移動され、これに伴ない、ア
ーム23A、23Bが移動して、扉は閉鎖方向に移動さ
れる。そして、上方に位置する係止部材20Aの移動に
より、進行方向の側壁が閉側リミットスイッチ18を押
圧すると、駆動モータ3は停止され、扉は閉じた状態に
保持される。
【0029】つまり、本実施形態において、上方に位置
する係止部材20Aは、フレーム1の上方に形成された
スライド溝21A内の前記開側リミットスイッチ17と
閉側リミットスイッチ18との間を往復移動するもので
あり、その係止部材20Aの移動に伴って、係止部材2
0Bはフレーム1の下方に形成されたスライド溝21B
を左右に往復移動することとなる。
【0030】このように、本実施形態おいては、ドライ
ブホイール6の回転により有端状のベルト7を正逆方向
に搬送させて係止部材20A、20Bを、それぞれフレ
ームの上下に形成されたスライド溝21A、21B内を
移動させるようにすることで扉の開閉を行うものであ
り、その構造は2基のスプロットを要する従来の仏壇扉
開閉装置に比べて簡単である。また、チェーンを用いる
と、前述のように、伸びたチェーンがスプロケットから
外れてしまったり、フレームに接触して異音を発生させ
たりすることがあったが、チェーンは一切使用しないの
で、そのような問題が生じることを皆無とすることがで
き、チェーンをスプロットに巻回する際のテンション調
整等の手間がなく、必要長に切断されたベルト7の両端
部に形成されたピン係合孔8を係止部材20A、20B
の係止ピン22に係止させるだけでよいので、組立が簡
単である。さらには、仏壇の扉の開閉ストロークの変更
は、ベルト7の切断による長さ調節とフレーム1のスイ
ッチ取付溝15にねじ24で固定されたリミットスイッ
チ17、18の取付位置を調節することで簡単に行うこ
とができる。また、リミットスイッチ17、18に代え
て、駆動モータ3の積算回転数をマイコン等により制御
するようにしてもよい。そして、アーム23A、23B
を交差させて配設することで、フレーム1自体の長さ寸
法を短くして仏壇扉開閉装置の小型化を図ることがで
き、また、フレーム1の前方や両端部に大きく突出する
部材をなくして、装置の周囲に必要なスペースを小さく
することができる。
【0031】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて種々変更することが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る仏壇扉開
閉装置は、仏壇の天井部に余分な広さを必要とせず、組
立や取付のみならず仕様変更も容易であるので、いろい
ろなサイズの仏壇に対応させることが可能であり、小型
で構造も簡単であるので安価に製造することができ、経
済的である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る仏壇扉開閉装置の一実施形態を
示す一部分解切断斜視図
【図2】 図1の仏壇扉開閉装置の要部分解説明図
【図3】 図1の仏壇扉開閉装置のドライブホイールと
ベルトおよびホイールケースの位置関係を示す説明図
【図4】 仏壇の開扉の状況を示す説明図
【図5】 仏壇扉開閉装置の一従来例を示す要部断面図
【符号の説明】
1 フレーム 3 駆動モータ 5 ピン 6 ドライブホイール 7 ベルト 8 ピン係合孔 9 ホイールケース 11 ガイド部 12 ベルトガイド溝 20 係止部材 21 スライド溝 23 アーム 25 案内棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に開閉される扉を有する仏壇に前記
    扉の開閉を案内する案内溝を配設し、この案内溝に前記
    扉に突出形成してなる案内棒を係合し、このピンを駆動
    源の駆動力により前記案内溝に沿って移動させることに
    より、前記扉の開閉を自動的に行う仏壇扉開閉装置にお
    いて、 ピン係合孔を等間隔に形成した有端状の1本のベルト
    と、 このベルトの中間部を外周面に形成されたピンに係合さ
    せ正逆搬送可能とされたドライブホイールと、 このドライブホイールの外周においてベルトの搬送経路
    を案内するホイールケースと、 前記ベルトの搬送を案内するベルトガイド溝と、ベルト
    の両端部にそれぞれ係止された係止部材をスライドさせ
    るスライド溝とを有するガイド部が上下に平行に形成さ
    れたフレームと、 前記係止部材に回動自在に配設され先端部に扉の案内棒
    を係止したアームと、を有することを特徴とする仏壇扉
    開閉装置。
JP21475997A 1997-08-08 1997-08-08 仏壇扉開閉装置 Pending JPH1146971A (ja)

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