JP3126809B2 - スロットマシンの図柄移動装置 - Google Patents

スロットマシンの図柄移動装置

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JP3126809B2 JP04170386A JP17038692A JP3126809B2 JP 3126809 B2 JP3126809 B2 JP 3126809B2 JP 04170386 A JP04170386 A JP 04170386A JP 17038692 A JP17038692 A JP 17038692A JP 3126809 B2 JP3126809 B2 JP 3126809B2
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山田  正明
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協和電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の回転体が径方向
に間隔を隔てて支持フレームに軸支され、これら一対の
回転体に亘って図柄ベルトが巻掛けられているスロット
マシンの図柄移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記スロットマシンの図柄移動装置は、
図柄ベルトが間隔を隔てて軸支した一対の回転体に亘っ
て巻掛けられているので、周方向に図柄が並設された円
筒状のリールを回転させる図柄移動装置に比べて、一定
数の図柄を回動方向に沿って並設したい場合、図柄移動
装置の厚みを薄くしてスロットマシン全体の薄型化を図
ることができる利点があるが、従来、図柄ベルトが巻掛
けられている一対の回転体の軸受け部材を、図柄ベルト
を弾性的に伸長変形させる状態で支持フレームの一定位
置に固定して、当該図柄ベルトにテンションを付与して
いる(例えば、特開平3−162879号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、一対の回転体の軸受け部材がフレームの一定位置に
固定されているから、長期間のうちに図柄ベルトがクリ
ープ変形すると、当該図柄ベルトが弛んでしまう欠点が
あるとともに、軸受け部材を支持フレームの一定位置に
固定する必要があるから、回転体の支持フレームへの組
付けに手間を要する欠点がある。本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、図柄ベルトにテンションを
付与する機構を工夫することにより、一対の回転体に対
する図柄ベルトの巻掛け作業の容易化を図りながら長期
間に亘って図柄ベルトの弛みを抑制することができ、し
かも、支持フレームに対する少なくとも一方の回転体の
組付け作業、及び、補修時や部品交換時における取外し
作業を能率良く容易に行なうことのできるスロットマシ
ンの図柄移動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、 A.無端帯状の図柄ベルトが巻掛けられている一対の回
転体と、前記一対の回転体の軸受け部材を各別に支持し
ている一対の支持フレームとが設けられ、前記一対の支
持フレームどうしが前記回転体の径方向に相対移動可能
に設けられているとともに、前記図柄ベルトを巻掛けた
状態で前記一対の回転体どうしを互いに離間させる方向
に移動付勢する付勢機構が前記一対の支持フレームに亘
って設けられているスロットマシンの図柄移動装置であ
って、 B.少なくとも一方の前記支持フレームに、当該支持フ
レームに支持されるべき回転体の軸受け部材を他方の支
持フレームに支持されている回転体に向けて近接移動さ
せる径方向から係脱自在に係入して係止させる凹状の係
止部が設けられ、前記係止部に係入した軸受け部材が前
記付勢機構の付勢力で係止状態に保持されているスロッ
トマシンの図柄移動装置。上記A,Bの構成にあり、か
かる構成から次の作用効果を奏する。
【0005】
【作用】図柄移動装置を組付ける場合、他方の支持フレ
ームに、当該支持フレームに支持されるべき他方の回転
体の軸受け部材を取付けるとともに、一方の支持フレー
ムに設けた凹状の係止部に、それの開口を通して一方の
回転体の軸受け部材を係入し、付勢機構の付勢力に抗し
て両回転体を相対近接移動させ、その状態で両回転体に
亘って図柄ベルトを巻掛けたのち、両回転体を相対近接
移動させるための操作力を解除することにより、前記係
止部に係入された軸受け部材が付勢機構の付勢力で係止
状態に保持される。 それ故に、前記付勢機構の付勢力
で、一対の回転体に亘って巻掛けた図柄ベルトにテンシ
ョンが付与されるから、長期間に亘って図柄ベルトの
みを抑制することができるとともに、両回転体の遠近方
向での相対移動操作を利用して図柄ベルトを簡便に巻掛
けることができる。 しかも、一方の回転体の軸受け部材
を一方の支持フレームに設けた凹状の係止部に係入させ
るだけでよいから、一方の回転体の軸受け部材を一定範
囲内で移動自在にビス等で支持フレームに固定する場合
に比べて、少なくとも一方の回転体の軸受け部材に対す
る組付けを迅速、容易に行うことができるとともに、そ
れに伴って補修や部品交換時における一方の回転体の取
外しも迅速、容易に行うことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、一対の回転体に対する図柄ベル
トの巻掛け作業の容易化を図りながら長期間に亘って図
柄ベルトの弛みを抑制することができ、しかも、支持フ
レームに対する少なくとも一方の回転体の組付け作業、
及び、補修時や部品交換時における取外し作業を能率良
く容易に行なうことができる。
【0007】
【実施例】〔第1実施例〕 図1乃至図3は、三台を一組にしてスロットマシンのキ
ャビネット内に据え付けられる図柄移動装置を示し、フ
レームに駆動回転体1と従動回転体2とが軸受け部材
3,4を介して支持されているとともに、駆動回転体1
を駆動するステッピングモーターMが取り付けられ、駆
動回転体1と従動回転体2とに亘って巻掛けた樹脂フィ
ルム製の無端帯状の図柄ベルト5がステッピングモータ
ーMの回転で回動移動されるよう構成してある。前記駆
動回転体1と従動回転体2との各々は、図柄ベルト5に
形成してある係止孔5aに係合する鍔状の係合片6aが
周方向に一定間隔で設けられている左右一対の円筒形リ
ング6をアーム20を介して支軸7に連結して構成さ
れ、各々の支軸7に固定した二個の円筒形リング6の間
の位置に二個の軸受け部材3,4が装着されている。前
記フレームは、駆動回転体1をその軸受け部材3を介し
て支持している第1支持フレーム8と、従動回転体2を
その軸受け部材4を介して支持している第2支持フレー
ム9とで構成され、第1支持フレーム8がキャビネット
内に固定した横ビーム10にビス止めされているととも
に、第2支持フレーム9が第1支持フレーム8に設けた
上下方向のスライド溝部材11に沿って回転体1,2の
径方向にスライド移動可能に取り付けられている。
【0008】前記図柄ベルト5を駆動回転体1と従動回
転体2とに亘って巻掛けた状態で、両回転体1,2を互
いに離間させる方向に移動付勢する付勢機構としてのコ
イルスプリングSが第1支持フレーム8の上端側と第2
支持フレーム9の下端側とに亘って連結されている。前
記第1支持フレーム8の下端には、軸受け部材3を駆動
回転体1ごと径方向から係脱自在に係止する凹状の切欠
12が下向きに開口する状態で形成され、軸受け部材3
を駆動回転体1とともに径方向から切欠12に係入し
て、第1支持フレーム8の底板8aと軸受け部材3との
間に装着したねじりコイルばね13で抜け止めされてい
る。又、第2支持フレーム9の上端には、軸受け部材4
を従動回転体2と共に、第1支持フレーム8に支持され
ている駆動回転体1に向けて近接移動させる径方向から
係脱自在に係入して係止させる係止部としての凹状の
欠14が上向きに開口する状態で形成され、図4に示す
ように、軸受け部材4を従動回転体2とともに切欠14
に係入し、コイルスプリングSを伸長させて駆動回転体
1と従動回転体2とが互いに近接する方向に強制移動さ
せてから、図柄ベルト5を両回転体1,2に亘って巻掛
けて、コイルスプリングSが収縮しようとする付勢力
で、図柄ベルト5にテンションが付与されるとともに、
同時に、切欠14に係入した軸受け部材4が従動回転体
2と共に当該切欠14に対して係止状態に保持されて、
従動回転体2の第2支持フレーム9からの脱落が阻止さ
れている。尚、15は、軸受け部材4の鍔部分と第2支
持フレーム9との間に挟み込まれている板バネで、従動
回転体2の軸芯方向のがたつきを防止している。前記ス
テッピングモーターMは第1支持フレーム8に固定さ
れ、その出力軸16と駆動回転体1の支軸7とがねじ歯
車17を介して連動されている。前記第1支持フレーム
8に、スロットマシンの図柄表示窓側を走行する図柄ベ
ルト5の裏面を左右の円弧状摺接面19に沿って摺接さ
せて、その走行姿勢を案内する樹脂製のベルトガイド1
8がビス止めされている。
【0009】〔第2実施例〕 図5はベルトガイド18の別実施例を示し、図柄ベルト
5の裏面側を摺接させる円弧状摺接面19を左右に一体
に設けた横向きコ字形の断面形状に形成され、図柄ベル
ト5の走行方向に沿う上下軸芯X回りで揺動自在に第1
支持フレーム8に支持されているとともに、当該ベルト
ガイド18の揺動範囲を規制する規制部材21が第1支
持フレーム8に取り付けられている。その他の構成は第
1実施例と同様である。
【0010】〔その他の実施例〕 係止部は、軸受け部材を付勢機構による付勢方向に
対して交差する斜め方向から係入して係止させるもので
あっても良い。 係止部は、軸受け部材の側面と係入
方向先端側の端面とを抱え込む凹入溝を設けて構成して
も良い。 一対の支持フレームの双方に、当該支持フ
レームに支持されるべき軸受け部材を回転体と共に係入
して係止させる係止部を設けて、係止部に係入した双方
の軸受け部材を付勢機構の付勢力で係止状態に保持させ
ても良い。 実施例で示したスライド溝部材11に代
え、第1支持フレーム8の横向きコの字形に対向する内
向き面に沿って、第2支持フレーム9を上下方向にスラ
イド移動可能に取り付けても良い。 回転体1,2の
円筒形リング6と支軸7とを連結しているアーム20の
断面形状を、回転軸芯方向に平行な方向に沿って突出す
る一辺と回転軸芯に直交する方向に沿って突出する一辺
とを有するようなL字形に形成して実施しても良い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図柄移動装置の一部切欠正面図
【図2】図柄移動装置の一部切欠側面図
【図3】図柄移動装置の一部切欠背面図
【図4】図柄移動装置の要部分解斜視図
【図5】別実施例を示す要部斜視図
【符号の説明】
1 回転体 2 回転体 3 軸受け部材 4 軸受け部材 5 図柄ベルト 8 支持フレーム 9 支持フレーム 14 係止部 S 付勢機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端帯状の図柄ベルト(5)が巻掛けら
    れている一対の回転体(1),(2)と、前記一対の回
    転体(1),(2)の軸受け部材(3),(4)を各別
    に支持している一対の支持フレーム(8),(9)とが
    設けられ、前記一対の支持フレーム(8),(9)どう
    しが前記回転体(1),(2)の径方向に相対移動可能
    に設けられているとともに、前記図柄ベルト(5)を巻
    掛けた状態で前記一対の回転体(1),(2)どうしを
    互いに離間させる方向に移動付勢する付勢機構(S)が
    前記一対の支持フレーム(8),(9)に亘って設けら
    れているスロットマシンの図柄移動装置であって、少な
    くとも一方の前記支持フレーム(9)に、当該支持フレ
    ーム(9)に支持されるべき回転体(1)の軸受け部材
    (4)を他方の支持フレーム(8)に支持されている回
    転体(3)に向けて近接移動させる径方向から係脱自在
    に係入して係止させる凹状の係止部(14)が設けら
    れ、前記係止部(14)に係入した軸受け部材(4)が
    前記付勢機構(S)の付勢力で係止状態に保持されてい
    るスロットマシンの図柄移動装置。
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