JP3101096B2 - ルーバー式雨戸 - Google Patents

ルーバー式雨戸

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JP3101096B2
JP3101096B2 JP04288236A JP28823692A JP3101096B2 JP 3101096 B2 JP3101096 B2 JP 3101096B2 JP 04288236 A JP04288236 A JP 04288236A JP 28823692 A JP28823692 A JP 28823692A JP 3101096 B2 JP3101096 B2 JP 3101096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通気・採光を行うための
ルーバー式雨戸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平3−84192
号公報に開示されているように、サイドフレームに上下
移動自在に配置されるチエンに複数のスラットを所定間
隔をあけて回転自在に支持し、各スラットを回転させて
開口部を遮蔽又は開放することにより、通気・採光を調
整自在とするブラインドシャッタが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造では、スラットを回転させるにあたって、スラット
毎に回転用のフレームを設ける必要があり、構造が複雑
になり、上記スラット及びフレームを収納するための空
間が大きくなり、このため、細いサイドフレームを使用
できないという問題がある。しかも、全てのスラットを
1本のチエンで吊り下げ支持しているために、スラット
の回転時には、スラットの荷重が全てチエンにかかり、
その分だけチエンの荷重負担が大きくなる。このため、
例えば耐風圧が低下したり、或いはチエンの駆動力を大
きくする必要が生じるなど、コストアップを招くという
問題もある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、スラットの回転機
構を簡単にして、構造の簡略化とコストダウンとを図る
ことができるようにしたルーバー式雨戸を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スラット収納部4に収納されるチエン5
に複数枚のスラット2が所定間隔をあけて取付けられ、
チエン5をスプロケット8を介してスラット収納部4か
らサイドフレーム1,1に沿って出し入れ自在として成
るルーバー式雨戸において、上記スラット2は、スラッ
ト本体2aと、チエン5に回転自在に支持されるスラッ
ト軸2bと、スラット軸2bを介してスラット本体2a
に連結される小スラット2cとを備える。上記サイドフ
レーム1,1にはスラット回転機構12が配置される。
上記スラット回転機構12は、上下方向に間隔をあけて
配置される複数の挟持部材13と、上記スラット2が予
め定めた位置まで降下した時点で上記各挟持部材13に
よって小スラット2cを個別に挟持させる手段と、挟持
部材13を所定角度で回転させる手段とを備えたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、複数のスラット本体2aの
スラット軸2bをチエン5に回転自在に支持すると共
に、複数の小スラット2cを上記スラット軸2bを介し
てスラット本体2aに夫々連結し、スラット2が予め定
めた位置まで降下した時点で、スラット回転機構12を
用いて上記小スラット2cを複数の挟持部材13で挟持
すると共にこの挟持部材13を所定角度で回転させて、
小スラット2c及びスラット本体2aを同期的に回転さ
せるようにしたから、簡単な機構で、通気・採光を調整
できるようになり、各スラット2毎に従来のような回転
用のフレームを設ける必要がなくなり、スラット2を収
納する空間が小さくなり、従来よりも細いサイドフレー
ム1を使用できるようになる。しかも、上記のように小
スラット2cが挟持部材13によって個別に挟持される
ことにより、チエン5の昇降、開閉時に、各挟持部材1
3が各スラット2を保持するので、各スラット2の荷重
が各挟持部材13に分散され、チエン5にかかる荷重が
少なくなり、チエン5,5の荷重負担を大幅に軽減する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例では、左右一対のサイドフレーム1,
1に沿って案内されるチエン5に複数枚のスラット2を
回転自在に取付けて成るルーバー式雨戸を例示する。上
記左右一対のサイドフレーム1,1は、図2及び図6に
示すように、断面形状が例えば略コ字形に形成され、そ
の開口面1bが窓などの開口部3に面して夫々配置され
ている。各サイドフレーム1,1の上端1a,1aに
は、図2に示すように、スラット2を収納するスラット
収納部4が架設されており、スラット収納部4には、複
数枚のスラット2と、各スラット2の両端部を支持する
左右一対のチエン5,5と、チエン5,5を駆動する駆
動手段とが配置されている。以下、順に説明する。
【0008】まず、複数枚のスラット2は、スラット収
納部4に出し入れ自在に収納されるものであって、サイ
ドフレーム1,1に沿って上下方向に移動するチエン
5,5の長手方向に所定間隔をあけて取付けられてい
る。各スラット2は、図3に示すように、スラット本体
2aとスラット軸2bと小スラット2cとが同一軸線M
上に連設されている。スラット本体2aは、サイドフレ
ーム1,1間に架け渡される長寸の板状部材から成り、
その長手方向の両側には、チエン5に回転自在に支持さ
れるスラット軸2bが設けられている。また、小スラッ
ト2cは短寸の板部部材から成り、この小スラット2c
の回転によってスラット本体2aがスラット軸2bを中
心として回転できるようになっている。さらに、図4及
び図5に示すように、スラット本体2aとスラット軸2
bとの間には下方に隣接するスラット2との間の間隔を
保持するための保持部材6が介在されており、またスラ
ット本体2aの下縁には、略L字状の閉塞片7が下方に
突設されており、各スラット2の降下完了状態ではスラ
ット2の下縁の閉塞片7が下方に隣接するスラット2の
上縁に接して、上下方向の隙間がないように閉塞される
ものである。
【0009】上記チエン5,5は、図2に示すように、
複数枚のスラット2を回転自在に支持するものであっ
て、スラット収納部4から左右のサイドフレーム1,1
に沿って出し入れ自在とされている。このチエン5,5
を駆動する駆動手段は、チエン5が噛み合うスプロケッ
ト8と、このスプロケット8を回転させる正逆回転用の
モータ9等で構成される。上記スプロケット8は、スラ
ット収納部4に配置される同期軸10の両端部に連結さ
れており、回転時の互いの位相角のずれを防いでいる。
同期軸10は歯車やウォーム等の機構(図示せず)を介
してスラット収納部4内のモータ9から回転動力が与え
られる。左右のスプロケット8の回転によって、チエン
5,5は全てのスラット2をスラット収納部4に平行に
夫々収納する開位置から、サイドフレーム1,1の全長
に亘ってスラット2を展開させる閉位置にわたって上下
移動させるようになっている。なお、図10に示すよう
に、スラット収納部4にはスラット2をガイドするため
のガイドレール40を設けるようにしてもよい。
【0010】次に、複数枚のスラット2をスラット軸2
bを中心に回転させるスラット回転機構12(図1)を
説明する。スラット回転機構12は、複数の挟持部材1
3と、各挟持部材13によって複数の小スラット2cを
個別に挟持させると共に各挟持部材13を同期的に回転
させる手段(スラット回転用カム20、固定軸21、連
動軸22、ピンA、ピンB)とを備えている。
【0011】まず、スラット回転用カム20は、略扇形
に形成されており、スラット収納部4のスプロケット8
の外側に夫々配置されている。各スラット回転用カム2
0は同期軸11を介して互いに連結されると共にこのス
ラット回転用カム20の回転により後述する連動軸22
の上下移動が行われるものである。ここで、スラット回
転用カム20の同期軸11と上記スプロケット8の同期
軸10とは互いに連動しないように同一軸線上に配置さ
れている。つまり、スプロケット8の同期軸11を筒状
とし、この同期軸11の内部にスラット回転用カム20
の同期軸10を貫通させてある。このスラット回転用カ
ム20は、図1に示すように、引張ばね23によって例
えば反時計回り方向に常にばね付勢されていると共に、
図12に示すように、スラット回転用カム20の外周面
には切欠部24が設けられ、この切欠部24に対してチ
エン5,5に連結されたピン25が引っ掛かることによ
り、全てのスラット2が降下完了した時点でチエン5,
5がさらに回転することによって上記ピン25がスラッ
ト回転用カム20を上記引張ばね23のばね力に抗して
時計回り方向に回転させるようになっている。
【0012】上記スラット回転用カム20の下方には、
図1に示すように、サイドフレーム1,1に沿って上下
移動自在の連動軸22が配置されており、この連動軸2
2とスラット回転用カム20とはクランク機構26を介
して互いに連結されている。上記クランク機構26は、
上クランク26aと下クランク26bとから成り、スラ
ット回転用カム20の回転運動がクランク機構26を介
して連動軸22の上下運動に変換されるようになってい
る。なお、上クランク26a側の軸27は下クランク2
6b側の長孔28に遊嵌されており、連動軸22に図1
の左右方向への若干の遊びをもたせることにより、挟持
部材13の回転時に連動軸22が左右に動いて挟持部材
13をスムーズに回転させるようになっている。また、
連動軸22の側方には、サイドフレーム1,1に固定さ
れた固定軸21(図12)が連動軸22とほぼ平行に配
置されている。
【0013】また、複数の挟持部材13は、上記複数の
スラット2と同じ数だけ設けられるものであって、連動
軸22と固定軸21の長手方向に所定間隔を存して夫々
支持されている。各挟持部材13は、図7(a)(b)
及び図8に示すように、略円板状の固定クリップ13a
と、固定クリップ13aとほぼ同じ形状の可動クリップ
13bとから成る。固定クリップ13aは、固定軸21
に回転自在に支持される軸部14と、連動軸22に回転
自在に支持される軸部15と、上下一対のガイド16と
を備えており、固定クリップ13aの前端部には、小ス
ラット2cの一側面に当接自在の挟持片17aが設けら
れている。そして、固定クリップ13aは、図9(a)
〜(e)に示すように、固定軸21と連動軸22に跨が
るように配置されると共に、固定クリップ13aの軸部
14,15が固定軸21と連動軸22に夫々回転自在に
支持されており、連動軸22の上下運動が固定クリップ
13aの回転運動に変換されることにより、固定クリッ
プ13aは軸部15を中心として回転自在となってい
る。上記固定軸21と連動軸22はサイドフレーム1の
内部に夫々組み込まれている。
【0014】一方、可動クリップ13bは、固定クリッ
プ13aと一体に回転されるものであって、図7(b)
に示すように、固定クリップ13aの一対のガイド16
が遊嵌される一対の横長状のガイド孔18を備え、この
ガイド孔18の長手方向に向かって可動クリップ13b
が固定クリップ13aに対して移動自在に支持されてい
る。この可動クリップ13bの前端部には小スラット2
cの他側面に当接自在の挟持片17bが設けられると共
に、その後端部には上記挟持片17bの下端位置から固
定クリップ13aの後端部に至るほぼ半周にわたって円
弧状のカム面19が形成され、このカム面19の終端位
置には、連動軸22に突設されたピンBに面して配置さ
れる突起片30が形成されている。上記カム面19は、
図9(a)(b)に示すように、固定軸21に突設され
たピンAに対応して配置されると共に、上記突起片30
は連動軸22に突設されたピンBに対応して配置されて
おり、本実施例では、両クリップ13a,13bの5°
傾斜姿勢P1 から垂直姿勢P2 に至る間は、ピンAが可
動クリップ13bの突起片30を押し下げて可動クリッ
プ13bの挟持片17bを固定クリップ13aの挟持片
17aに近接する方向に移動させることにより、両クリ
ップ13a,13b間で小スラット2cが挟持されるよ
うになっている。また図9(c)〜(e)に示す両クリ
ップ13a,13bの45°姿勢P3 から110°姿勢
5 に回転する間は、ピンBが可動クリップ13bのカ
ム面19を上方へ押圧して両クリップ13a,13b間
で小スラット2cの挟持状態を保持する働きをする。
【0015】次に、上記スラット2の動作状態を説明す
る。まず、複数のスラット2を昇降させるにあたって
は、図11に示すように、モータ9によってスプロケッ
ト8を回転させる。このスプロケット8の回転によりサ
イドフレーム1,1内に設けられたチエン5,5が昇降
して、両チエン5,5間に架け渡された各スラット2が
昇降する。このとき、スプロケット8の同期軸10とス
ラット回転用カム20の同期軸11とは連動しない構造
であるため、スラット回転用カム20は回転せず、スラ
ット回転用カム20のクランク機構26によって連動軸
22は最上位置に保持されている。そして、チエン5,
5の降下完了位置では、複数のスラット本体2aによっ
て開口部3全体が覆われると共に、図9(a)に示す各
小スラット2cが固定クリップ13aと可動クリップ1
3b間に夫々挿入された状態で、各小スラット2cと両
クリップ13a,13bのセンターが一致するようにチ
エン5によって位置決めされる。この時点では小スラッ
ト2cは両クリップ13a,13bによって挟持されて
いない。
【0016】次に、スラット2を回転させて通気や採光
を行うにあたっては、各スラット2を降下完了位置まで
降下させ、各小スラット2cを両クリップ13a,13
b間に夫々挿入させた状態から、モータ9をさらに回転
させる。このとき、図12(a)に示すように、スプロ
ケット8の回動によりチエン5,5がさらに降下し、チ
エン5,5に連結されたピン25がスラット回転用カム
20の切欠部24に引っ掛かり、スラット回転用カム2
0を引張ばね23(図1)のばね力に抗して時計回り方
向に回転させる。これにより、クランク機構26によっ
て連動軸22が下方に押し下げられ、図9(a)〜
(e)に示す挟持部材13(固定クリップ13a、可動
クリップ13b)の各動作が行われる。つまり、スラッ
ト2が全て降りるまでは、両クリップ13a,13bに
隙間をもたせて小スラット2cが両クリップ13a,1
3b間を上下移動し易くなっているが、スラット2が全
て降りてしまうと両クリップ13a,13bが5°閉の
回転を行い、図9(a)に示す両クリップ13a,13
bの5°傾斜姿勢P1 から図9(b)に示す垂直姿勢P
2 に移行する。
【0017】このとき、連動軸22のピンBが可動クリ
ップ13bの突起片30を押し下げて可動クリップ13
bがガイド孔18に沿ってスライドしてクリップ13
a,13b間が狭められ、小スラット2cを挟み込む。
この時点ではピンAは機能していない。さらに連動軸2
2が下降すると、図9(c)〜(e)に示すように、可
動クリップ13bのカム面19が固定軸21のピンAを
伝って移動することにより、可動クリップ13bがピン
Aによって上方へ持ち上げられ、クリップ13a,13
b間で小スラット2cが挟持されたまま両クリップ13
a,13bが垂直姿勢P2 から45°姿勢P3 、80°
姿勢P4 、水平姿勢を越えて110°姿勢P5 まで回転
する。これにより、小スラット2cと一体のスラット本
体2aが両クリップ13a,13bで締め込まれた状態
でスラット軸2bまわりに回転し、図13及び図14
(a)(b)に示すように、スラット2の回転によって
開口部3が開放されて通気・採光が行われるようにな
る。なお、スラット2の回転方向及びその角度は連動軸
22の上下移動量で決められる。また、両クリップ13
a,13bの水平姿勢にあっては、ピンA,Bがかから
ないので両クリップ13a,13b間に隙間が生じるよ
うになっている。さらに、上記カム面19の移動終端位
置にストッパ41(図9(e)参照)を設けておき、ス
ラット2を110°以上回転した時には上記ストッパ4
1によって両クリップ13a,13bの過剰回転を防止
するようにしてもよい。
【0018】上記構成において、スラット2が全て下降
した時点で、複数の小スラット2cを複数の挟持部材1
3で個別に挟持すると共に各挟持部材13を所定角度で
回転させるようにしたので、各スラット2毎に従来のよ
うな回転用のフレームを設ける必要がなくなり、スラッ
ト2の開閉構造が簡略化すると共に、スラット2を収納
する空間が小さくなり、細いサイドフレーム1,1を使
用できるようになる。しかも、チエン5の昇降、開閉時
に、各挟持部材13が各スラット2を保持するので、各
スラット2の荷重が各挟持部材13に分散され、チエン
5にかかる荷重が少なくなり、チエン5,5の荷重負担
を大幅に軽減することができる。従って、耐風圧に対し
て良くなると共に、チエン5,5の駆動力も小さくて済
む。さらに、従来の1本のチエンで全スラットを90°
回転させる場合と異なり、各挟持部材13を90°以上
の角度(本実施例では、110°、最大150°まで可
能)に一度で回転させることができるようになる。
【0019】また、本実施例では、スラット回転用カム
20と連動軸22とをクランク機構26を介して連結し
たので、スラット2がスラット回転用カム22に当たる
ことがなくなり、しかもスラット回転用カム20に引張
ばね23を設けるだけで良く、連動軸22にばねを設け
る必要がなくなり、構造がさらに簡略化する。一方、ス
ラット2を閉じて通気・採光を行わない場合は、モータ
9を逆回転する。このとき、スプロケット8が逆回転し
て、スプロケット8に巻き付いたチエン5,5が上昇
し、ピン25がスラット回転用カム20の切欠部24か
ら離間すると共に、スラット回転用カム20は引張ばね
23のばね力によって反時計回り方向に回転して、連動
軸22を上昇させる。そして、両クリップ13a,13
bが図9(e)に示す110°姿勢P5 から図9(b)
に示す垂直姿勢P2 まで回転した時にモータ9を停止す
る。この状態で、両クリップ13a,13b間に小スラ
ット2cが挟持されると共に、スラット本体2aの下縁
に設けられた閉塞片7が下方に隣接するスラット2の上
縁に密着してスラット2間の隙間を塞ぎ、気密性や断熱
性を保つことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、チエンに支持さ
れる複数枚のスラットは、スラット本体と、チエンに回
転自在に支持されるスラット軸と、スラット軸を介して
スラット本体に連結される小スラットとを夫々備え、一
方、サイドフレームに配置されるスラット回転機構は、
上下方向に間隔をあけて配置される複数の挟持部材と、
上記スラットが予め定めた位置まで降下した時点で上記
各挟持部材によって小スラットを個別に挟持させる手段
と、挟持部材を所定角度で回転させる手段とを備えてい
るから、スラットの回転動作を簡単にできると共に、ス
ラット毎に従来のような回転用のフレームを設ける必要
がなく、スラットの収納空間が小さくなってサイドフレ
ームの細径化を図ることができる。しかも、スラットの
回転時には、各スラットの荷重が挟持部材で個別に支持
されることにより、その分だけチエンの荷重負担が軽減
され、例えば耐風圧に対して良くなると共に、チエンの
駆動力も小さくて済む。その結果、ルーバー式雨戸の構
造の簡略化とコストダウンの両方を達成できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】同上のスラット収納部付近の正面図である。
【図3】同上のスラットの平面図である。
【図4】同上のスラットとチエンとの組立状態を正面か
ら見た分解斜視図である。
【図5】同上のスラットとチエンとの組立状態を背面か
ら見た分解斜視図である。
【図6】同上のサイドフレームの平面図である。
【図7】同上の挟持部材を示し、(a)は固定クリップ
の正面図、(b)は可動クリップの正面図である。
【図8】同上の固定クリップと可動クリップとの組立状
態を示す側面図である。
【図9】(a)〜(e)は同上の挟持部材の動作状態説
明図である。
【図10】同上のスラットがスラット収納部に収納され
た状態を示す側面図である。
【図11】同上のチエンを駆動させるモータ付近の斜視
図である。
【図12】(a)はスラットの閉塞状態を示す斜視図、
(b)はスラットの開放状態を示す斜視図である。
【図13】同上のスラットの開放状態を示す側面図であ
る。
【図14】(a)は同上のスラットの開放状態を示す正
面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 サイドフレーム 2 スラット 2a スラット本体 2b スラット軸 2c 小スラット 4 スラット収納部 5 チエン 8 スプロケット 12 スラット回転機構 13 挟持部材 20 スラット回転用カム 21 固定軸 22 連動軸 A,B ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/04 E06B 7/086 E06B 9/02 E06B 9/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラット収納部に収納されるチエンに複
    数枚のスラットが所定間隔をあけて取付けられ、チエン
    をスプロケットを介してスラット収納部からサイドフレ
    ームに沿って出し入れ自在として成るルーバー式雨戸に
    おいて、上記スラットは、スラット本体と、チエンに回
    転自在に支持されるスラット軸と、スラット軸を介して
    スラット本体に連結される小スラットとを備え、上記サ
    イドフレームにはスラット回転機構が配置され、上記ス
    ラット回転機構は、上下方向に間隔をあけて配置される
    複数の挟持部材と、上記スラットが予め定めた位置まで
    降下した時点で上記各挟持部材によって小スラットを個
    別に挟持させる手段と、挟持部材を所定角度で回転させ
    る手段とを備えたことを特徴とするルーバー式雨戸。
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