JPH1145474A - 音響制御信号の送信装置及び受信装置、音響制御信号による制御システム及び制御方法 - Google Patents

音響制御信号の送信装置及び受信装置、音響制御信号による制御システム及び制御方法

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Publication number
JPH1145474A
JPH1145474A JP9201868A JP20186897A JPH1145474A JP H1145474 A JPH1145474 A JP H1145474A JP 9201868 A JP9201868 A JP 9201868A JP 20186897 A JP20186897 A JP 20186897A JP H1145474 A JPH1145474 A JP H1145474A
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JP
Japan
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signal
control signal
control
acoustic
sound
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Withdrawn
Application number
JP9201868A
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English (en)
Inventor
Koichiro Watanabe
浩一郎 渡邉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH1145474A publication Critical patent/JPH1145474A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B11/00Transmission systems employing sonic, ultrasonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響信号に制御信号を載せて伝送し、その信
号を受信可能な装置及びその装置に接続される装置を遠
隔操作する制御システムを実現することができる音響制
御信号の送信装置及び受信装置、音響制御信号による制
御システム及び制御方法を提供する。 【解決手段】 伝送すべき制御命令を決定する制御命令
入力部11と、この制御命令入力部11により決定され
た制御命令に応じた音響制御信号を生成するエンコーダ
12と、伝送すべき音響信号と上記エンコーダ12によ
り生成された音響制御信号とを信号切換部14により切
り換えて送信部16から送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響制御信号の送
信装置及び受信装置、音響制御信号による制御システム
及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン受信装置、ラジ
オ受信装置やテレビジョンチューナを搭載したビデオテ
ープレコーダ(VTR)等では、赤外線によるリモート
コントローラ等を用いて、遠隔操作するようにしてい
た。
【0003】例えば、タイマー予約機能を備えたビデオ
テープレコーダ(VTR)やテレビジョン受像機におけ
る録画予約や番組予約は、赤外線によるリモートコント
ローラを操作して、 (1) タイマー予約モードに入る。
【0004】(2) 開始の週及び曜日をセットする。
【0005】(3) 開始の時をセットする。
【0006】(4) 開始の分をセットする。
【0007】(5) 終了の時をセットする。
【0008】(6) 終了の分をセットする。
【0009】(7) 予約チャンネルをセットする。
【0010】(8) タイマー予約を行う。
【0011】の(1)ないし(8)のプロセス手順で行
われていた。そして、上記(2)ないし(7)プロセス
における数値のセットには、アップ・スイッチとダウン
・スイッチを使用して1デジットずつ増減させたり、あ
るいは10キー・スイッチやバーコードなどの入力装置
が用いられていた。また、毎日あるいは毎週同じ時刻に
放送される番組を予約する場合は、毎回予約する旨を宣
言することにより、その番組の予約情報を繰り返し使用
するようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テレビジョ
ン受信装置、ラジオ受信装置やテレビジョンチューナを
搭載したビデオテープレコーダ(VTR)等では、音響
信号を取り扱っているので音響信号を受信して復調する
機能を備えているのであるが、赤外線によるリモートコ
ントローラによる遠隔操作を可能にするために、上記音
響信号を受信して復調する機能とは別に、赤外線による
リモートコントローラからの遠隔操作信号を受信して復
調する機能を備える必要があった。
【0013】本発明の目的は、音響信号に制御信号を載
せて伝送し、その信号を受信可能な装置及びその装置に
接続される装置を遠隔操作する制御システムを実現する
ことにあり、音響制御信号の送信装置及び受信装置、音
響制御信号による制御システム及び制御方法を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音響制御信
号の送信装置は、伝送すべき制御命令を決定する制御命
令入力手段と、この制御命令入力手段により決定された
制御命令に応じた音響制御信号を生成する音響制御信号
生成手段と、伝送すべき音響信号と上記音響制御信号生
成手段により生成された音響制御信号とを出力する信号
出力手段とを備え、伝送すべき制御命令に応じた音響制
御信号と音響信号を上記信号出力手段から出力すること
を特徴とする。
【0015】また、本発明に係る音響制御信号の受信装
置は、音響信号とともに入力された音響制御信号を抽出
する信号入力手段と、この信号入力手段により抽出され
た音響制御信号として与えられる制御命令を決定する制
御命令決定手段と、この制御命令決定手段により決定さ
れた制御命令を出力する制御命令出力手段とを備え、上
記信号入力手段に入力された音響制御信号に応じた制御
命令を制御命令出力手段から出力することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明に係る音響制御信号の受信装
置は、音響信号とともに入力された音響制御信号を抽出
する信号入力手段と、この信号入力手段により抽出され
た音響制御信号として与えられる制御命令を決定する制
御命令決定手段と、この制御命令決定手段により決定さ
れた制御命令を実行する被制御手段とを備え、上記信号
入力手段に入力された音響制御信号に応じた制御命令を
実行することにより上記被制御手段が制御されることを
特徴とする。
【0017】また、本発明に係る音響制御信号による制
御システムは、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信
号と音響信号を送出する音響制御信号送出装置と、この
音響制御信号送出装置から音響信号と共に送られてくる
音響制御信号を受信し、受信した音響制御信号により与
えられる制御命令を実行する被制御装置とを備え、上記
音響制御信号送出装置から送出される音響制御信号に応
じた制御命令により上記被制御装置を制御することを特
徴とする。
【0018】また、本発明に係る音響制御信号による制
御システムは、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信
号と音響信号を送出する音響制御信号送出装置と、この
音響制御信号送出装置から音響信号と共に送られてくる
音響制御信号を受信し、その音響制御信号に応じた制御
命令を音波として出力する音響制御信号受信装置と、こ
の音響制御信号受信装置から音波として出力される制御
命令を実行する被制御装置とを備え、上記音響制御信号
送出装置から送出される音響制御信号に応じた制御命令
により上記被制御装置を制御することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明に係る音響制御信号による
制御方法は、決定された制御命令に応じた音響制御信号
を生成して、伝送すべき音響信号とともに上記音響制御
信号を送信し、上記音響制御信号を音響信号とともに受
信し、受信した音響制御信号を抽出し、その音響制御信
号により与えられる制御命令を実行することを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る音響制御信号送信装
置の一例を示すブロック図である。
【0022】この図1に示す音響制御信号送信装置10
は、伝送すべき制御命令を決定する制御命令入力部1
1、この制御命令入力部11に接続されたエンコーダ1
2、このエンコーダ12と入力端子13が接続された信
号切換部14、信号切換部14に接続された増幅部15
と、この増幅部15の出力信号が供給される送信部16
等を備えてなる。
【0023】この音響制御信号送信装置10において、
上記制御命令入力部11は、伝送すべき制御命令を決定
し、この制御命令をエンコーダ12に供給する。そし
て、上記エンコーダ12は、上記制御命令入力部11か
ら供給される制御命令に応じた音響制御信号を生成し、
この音響制御信号を信号切換部14に供給する。
【0024】ここで、上記エンコーダ12は、例えば図
2に示すように、マイクロコンピュータ12A、制御命
令と音響制御信号との対応表を記憶した記憶部12B及
びこの記憶部12Bから読み出される音響制御信号情報
が供給されるD/A変換部12Cからなる。このエンコ
ーダ12において、上記マイクロコンピュータ12A
は、上記制御命令入力部11から供給される制御命令に
基づいて、上記記憶部12Bから音響制御信号情報を読
み出してD/A変換部12Cに供給する。そして、上記
D/A変換部12Cは、上記記憶部12Bから読み出さ
れた音響制御信号情報をアナログ信号に変換することに
より音響制御信号を生成し、この音響制御信号を上記信
号切換部14に供給する。
【0025】また、上記信号切換部14は、伝送すべき
音響信号が入力端子13を介して供給されており、この
音響信号を上記エンコーダ12により生成された音響制
御信号に切り換えることにより、音響信号と音響制御信
号を時分割多重信号として増幅部15に供給する。な
お、音響信号とは、人間の可聴帯域の信号のことであ
り、また、音響制御信号とは、予め定められた規則にし
たがって制御命令と一対一に対応する特徴的な音響信号
のことである。そして、上記増幅部15は、上記信号切
換部14から供給される時分割多重信号を増幅して送信
部16に供給する。
【0026】さらに、上記送信部16は、上記増幅部1
5により増幅された時分割多重信号すなわち上記音響信
号と音響制御信号を電波として空中線17を介して送信
する。
【0027】このような構成の音響制御信号送信装置1
0は、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号と音響
信号の時分割多重信号を電波として上記空中線17を介
して送出する音響制御信号送出装置として機能する。
【0028】次に、図3は、本発明に係る音響制御信号
受信装置の一例を示すブロック図である。
【0029】この図3に示す音響制御信号受信装置20
は、上述の図1に示した音響制御信号送信装置10から
電波として送信されてくる時分割多重信号すなわち音響
信号と音響制御信号を受信するものであって、空中線2
1を介して上記時分割多重信号を受信する受信部22、
この受信部22に接続された増幅部23、この増幅部に
接続された音響信号出力部24及びデコーダ25、この
デコーダ25に接続された制御命令出力部26等を備え
てなる。
【0030】この音響制御信号受信装置20において、
上記受信部22は、空中線21を介して受信した信号か
ら音響信号を復調して増幅部23に供給する。また、上
記増幅部23は、上記受信部22により復調された音響
信号を増幅して、音響信号出力部24とデコーダ25に
供給する。
【0031】そして、上記音響信号出力部24は、スピ
ーカを備えてなり、上記増幅部23により増幅された音
響信号を出力する。
【0032】また、上記デコーダ25は、上記増幅部2
3により増幅された音響信号から、制御命令と1対1に
対応する音響制御信号を抽出することにより、伝送され
た制御命令を決定し、この制御命令を制御命令出力部2
6に供給する。制御命令出力部26は、上記デコーダ2
5により決定された制御命令を出力する。
【0033】ここで、上記デコーダ25は、例えば図4
に示すように、上記増幅部23により増幅された音響信
号が入力されるバンドパスフィルタ25A、このバンド
パスフィルタ25Aの出力信号が供給されるA/D変換
部25B、このA/D変換部25Bにより上記バンドパ
スフィルタ25Aの出力信号をデジタル化した情報が供
給されるマイクロコンピュータ25C、制御命令と音響
制御信号との対応表を記憶した記憶部25Dからなる。
【0034】このデコーダ25において、上記バンドパ
スフィルタ25Aは、音響制御信号の周波数帯域の音響
信号だけを通過するもので、上記増幅部23により増幅
された音響信号から音響制御信号を抽出してA/D変換
部25Bに供給する。このA/D変換部23Bは、上記
バンドパスフィルタ25Aにより抽出された音響制御信
号をデジタル化して、音響制御信号情報をマイクロコン
ピュータ25Cに供給する。そして、上記マイクロコン
ピュータ25Cは、上記音響制御信号情報に基づいて、
記憶部25Dに記憶されている制御命令と音響制御信号
との対応表を参照し、上記音響制御信号に制御命令を出
力する。
【0035】上述の如き音響制御信号送信装置10と音
響制御信号受信装置20を組み合わせることにより、音
響制御信号による制御命令を伝送する制御システムを構
成することができる。この場合、上記音響制御信号送信
装置10側の信号切換部14における音響信号の切り換
えを極めて短時間に行ったり、あるいは、入力された音
響信号の波形に応じて切り換えを行うようにすることに
よって、音声制御信号を意図的に人間の耳に聞こえ難く
することも可能である。
【0036】なお、上記音響信号と音響制御信号を電波
として無線伝送する代わりに、信号伝送路を介して音響
信号と音響制御信号を伝送するようにしても良い。
【0037】また、図5は、本発明に係る音響制御信号
送信装置の他の例を示すブロック図である。
【0038】この図5に示す音響制御信号送信装置30
は、伝送すべき制御命令を決定する制御命令入力部3
1、この制御命令入力部31に接続されたエンコーダ3
2、このエンコーダ32と入力端子33が接続された音
響信号重畳部34、この音響信号重畳部34に接続され
た増幅部35と、この増幅部35の出力信号が供給され
る送信部36等を備えてなる。
【0039】この音響制御信号送信装置30において、
エンコーダ32は、制御命令入力部31により決定され
た伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号を生成し、
この音響制御信号を音響信号重畳部34に供給する。上
記音響信号重畳部34は、伝送すべき音響信号が入力端
子33を介して供給されており、この音響信号に上記エ
ンコーダ32により生成された音響制御信号を重畳して
増幅部35に供給する。
【0040】そして、上記増幅部35は、上記信号重畳
部34により音響制御信号が重畳された音響信号を増幅
して送信部36に供給する。
【0041】さらに、上記送信部36は、上記増幅部3
5により増幅された音響信号すなわち上記音響制御信号
が重畳された音響信号を電波として空中線37を介して
送信する。
【0042】このような構成の音響制御信号送信装置3
0は、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号が重畳
された音響信号を電波として上記空中線37を介して送
出する音響制御信号送出装置として機能する。
【0043】ここで、本発明に係る音響制御信号送信装
置と音響制御信号受信装置を組み合わることにより構成
される音響制御信号による制御命令を伝送する制御シス
テムでは、伝送すべき制御命令が音響制御信号として音
声信号とともに伝送されるので、テレビジョン受信装
置、ラジオ受信装置、映像音響信号受信記録再生装置な
ど音響信号を受信する機能を備える装置に本発明を適用
することができる。また、その際に、伝送された音響制
御信号による制御命令を外部に出力するだけでなく、そ
の装置そのものを制御することも可能である。
【0044】また、図6は、本発明を適用したテレビジ
ョン送信装置の構成を示すブロック図である。
【0045】この図6に示すテレビジョン送信装置40
は、伝送すべき制御命令を決定する制御命令入力部4
1、この制御命令入力部41に接続されたエンコーダ4
2、このエンコーダ42と音声信号入力端子43が接続
された信号切換部44、この信号切換部44に接続され
た音声信号増幅部45と、映像信号入力端子46に接続
された映像信号増幅部47と、上記音声信号増幅部45
と映像信号増幅部47が接続された送信部48等を備え
てなる。
【0046】このテレビジョン送信装置40において、
エンコーダ42は、制御命令入力部41により決定され
た伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号を生成し、
この音響制御信号を音響信号切換部44に供給する。上
記信号切換部44は、伝送すべき音声信号が音声信号入
力端子43を介して供給されており、この音声信号に上
記エンコーダ42により生成された音響制御信号を重畳
して音声信号増幅部45に供給する。そして、上記音声
信号増幅部45は、上記信号切換部44により音響制御
信号が重畳された音声信号を増幅して送信部48に供給
する。また、映像信号増幅部47は、映像信号入力端子
44を介して供給される映像信号を増幅して送信部48
に供給する。
【0047】そして、上記送信部48は、上記音声信号
増幅部45により増幅された音声信号すなわち上記音響
制御信号が重畳された音声信号と上記映像信号増幅部4
7により増幅された映像信号をテレビジョン信号として
空中線49を介して送信する。
【0048】このような構成のテレビジョン送信装置4
0では、テレビジョン受信装置が受信可能な音声信号に
伝送すべき制御命令を音響制御信号として載せて送信す
ることができる。
【0049】図7は、上記テレビジョン送信装置40に
対応するテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図
である。
【0050】この図7に示すテレビジョン受信装置50
は、空中線51を介して上記テレビジョン信号を受信す
るチューナ部52、このチューナ部52に接続された音
声信号増幅部53及び映像信号増幅部54、上記音声信
号増幅部53に接続された音声信号出力部55及びデコ
ーダ56、このデコーダ56に接続されたシステムコン
トローラ57、このシステムコントローラ57により制
御されるモニター部58や電源制御部59等を備えてな
る。
【0051】このテレビジョン受信装置50において、
上記チューナー部52は、空中線51を介して受信した
テレビジョン信号から音声信号と映像信号を復調し、音
声信号を音声信号増幅部53に供給すると共に映像信号
を映像信号増幅部54に供給する。
【0052】上記音声信号増幅部53は、上記チューナ
ー部52により復調された音声信号を増幅して音声信号
出力部55とデコーダ56に供給する。
【0053】上記音声信号出力部55は、上記音声信号
増幅部53により増幅された音響信号をスピーカから出
力する。また、上記デコーダ56は、上記音声増幅部5
3により増幅された音声信号から、制御命令と1対1に
対応する音響制御信号を抽出することにより、伝送され
た制御命令を決定し、この制御命令をシステムコントロ
ーラ57に供給する。そして、システムコントローラ5
7は、上記デコーダ56により決定された制御命令を実
行することにより、上記制御命令に応じてモニター部5
8や電源制御部59を制御する。
【0054】また、上記映像信号増幅部54は、上記チ
ューナー部52により復調された映像信号を増幅してモ
ニター部58に供給する。そして、上記モニター部58
は、上記映像信号増幅部54により増幅された映像信号
による画像表示を行う。さらに、上記電源制御部59
は、装置全体の電源系統を制御する。
【0055】このような構成のテレビジョン受信装置5
0では、上記テレビジョン送信装置40から送信される
テレビジョン信号を受信して、その音声信号や映像信号
による音声出力や画像出力を得ることができるばかりで
なく、上記音声信号に載せて伝送されてくる音響制御信
号に応じた制御命令を上記システムコントローラ57が
実行することによりモニター部58や電源制御部59を
制御することができる。
【0056】すなわち、上記テレビジョン送信装置40
とテレビジョン受信装置50を組み合わせることによ
り、テレビジョン送信装置40が送信するテレビジョン
信号の音声信号に制御命令を音響制御信号として載せて
伝送し、テレビジョン受信装置50を制御することがで
きる音響制御信号による制御システムを構成することが
できる。
【0057】ここで、上記テレビジョン送信装置40と
テレビジョン受信装置50を組み合わせることにより構
成される音響制御信号による制御システムにおいても、
音響信号を音響制御信号に切り換えて時分割送信する代
わりに、音響信号を音響制御信号に重畳して送信するよ
うにして、受信側で復調した音響信号から音響制御信号
を分離抽出する方式を採用することができる。
【0058】なお、音響制御信号は、予め定められた規
則にしたがって制御命令と一対一に対応する特徴的な音
響信号であれば、いかなる音響信号も用いることが可能
であるが、音響制御信号ではない音響信号を受信側で音
響制御信号であると誤判別する可能性の低い信号を用い
ることが望ましい。
【0059】上記誤判別する可能性の低い音響制御信号
としては、例えばDTMF(dual tone multi-ferequen
cy)信号列を用いることができる。
【0060】このDTMF信号は、電話のプッシュ回線
等で実用化されており、その周波数規格を図8に示して
あるように、697Hz,770Hz,852Hz,9
41Hzの4種類の周波数の音響信号と1209Hz,
1336Hz,1477Hz,1633Hzの4種類の
周波数の音響信号を組み合わせた16種類の信号が規定
され、16個の押しボタンダイヤル60に割り当てられ
ている。
【0061】すなわち、DTMF信号では、例えば12
09Hzの音響信号と697Hzの音響信号と重畳した
音響信号により「1」を表す。
【0062】そして、このDTMF信号を発生させる回
路は、集積回路化されたDTMFトーンエンコーダとし
て市販されている。DTMFトーンエンコーダは、例え
ば「1」を入力すると1209Hzの音響信号と697
Hzの音響信号と重畳した音響信号を出力するものであ
る。また、入力音響信号からDTMF信号を抽出する回
路は、集積回路化されたDTMFトーンデコーダとして
市販されている。DTMFトーンデコーダは、入力され
た音響信号に例えば1209Hzと697Hzの音響成
分が共に含まれていると「1」を出力するものである。
【0063】図9は、制御命令に応じた音響制御信号と
してDTMF信号列を生成するエンコーダの構成を示す
ブロック図である。
【0064】この図9に示すエンコーダ70は、マイク
ロコンピュータ71、制御命令とDTMF信号列との対
応表を記憶した記憶部72及びDTMFトーンエンコー
ダ73を備えてなる。
【0065】このエンコーダ70において、マイクロコ
ンピュータ71は、入力された制御命令に基づいて、記
憶部72に記憶されている制御命令とDTMF信号列と
の対応表を参照して、入力された制御命令に対応したD
TMF信号列を示す制御情報をDTMFトーンエンコー
ダ73に与える。そして、DTMFトーンエンコーダ7
3は、上記マイクロコンピュータ71により与えられた
制御情報に応じて、上記制御命令に対応したDTMF信
号列を出力する。
【0066】このような構成のエンコーダ70を用いる
ことにより、制御命令に応じた音響制御信号としてDT
MF信号列を送信する音響制御信号送信装置を構成する
ことができる。
【0067】また、図10は、上述の図9に示したエン
コーダ70に対応するデコーダ80の構成を示すブロッ
ク図である。
【0068】この図10に示すデコーダ80は、DTM
Fトーンデコーダ81、マイクロコンピュータ82及び
制御命令とDTMF信号列との対応表を記憶した記憶部
83を備えてなる。
【0069】このデコーダ80において、DTMFトー
ンデコーダ81は、入力された音響信号に含まれる周波
数成分を解析して、上記音響信号として入力されたDT
MF信号列を示すデコード情報をマイクロコンピュータ
82に供給する。上記マイクロコンピュータ82は、上
記DTMFトーンデコーダ81から供給されたデコード
情報に基づいて、上記記憶部83に記憶されている制御
命令とDTMF信号列との対応表を参照して、上記デコ
ード情報で示される入力されたDTMF信号列に対応し
た制御命令を出力する。
【0070】このような構成のデコーダ80を用いるこ
とにより、制御命令に応じた音響制御信号としてDTM
F信号列を受信する音響制御信号受信装置を構成するこ
とができる。
【0071】したがって、上述の音響制御信号送信装置
10,30やテレビジョン送信装置40におけるエンコ
ーダ12,32,42として上記エンコーダ70を用
い、また、上述の音響制御信号受信装置20やテレビジ
ョン受信装置50におけるデコーダ25,56として上
記デコーダ80を用いることにより、制御命令に応じた
音響制御信号としてDTMF信号列を伝送して、音響制
御信号受信装置20やテレビジョン受信装置50を制御
することができる音響制御信号による制御システムを構
成することができる。
【0072】ここで、図11には、上記テレビジョン受
信装置50を制御するための制御命令と音響制御信号と
の対応表の一例を示してある。
【0073】この図11に示す対応表では、「映像出力
オフ」すなわち映像出力を禁止する制御命令には「1
#」というDTMF信号列が対応している。また、「映
像出力オン」すなわち映像を出力させる制御命令には
「2#」というDTMF信号列が対応している。さら
に、「電源オフ」すなわち電源をオフさせる制御命令に
は「3#」というDTMF信号列が対応している。
【0074】したがって、図11の対応表で定義された
音響制御信号すなわちDTMF信号列を載せたテレビジ
ョン信号をテレビジョン送信装置40から送信すること
により、テレビジョン受信装置50は、「1#」という
DTMF信号列を載せたテレビジョン信号を受信すると
映像出力をしないように制御され、また、「2#」とい
うDTMF信号列を載せたテレビジョン信号を受信する
と映像を出力するように制御され、さらに、「3#」と
いうDTMF信号列を載せたテレビジョン信号を受信す
ると装置全体の電源をオフするように制御される。
【0075】なお、図11には上記テレビジョン受信装
置50を制御するための制御命令と音響制御信号との対
応表の一例を示したが、ラジオ受信装置、映像音響信号
受信記録再生装置など音響信号の受信機能を備える装置
であれば、音響制御信号として制御命令を伝送して、制
御命令に応じた制御を行うことができる。
【0076】ここで、上記テレビジョン送信装置40と
テレビジョン受信装置50を組み合わせることにより構
成される音響制御信号による制御システムにおいても、
音響信号を音響制御信号に切り換えて時分割送信する代
わりに、音響信号を音響制御信号に重畳して送信するよ
うにして、受信側で復調した音響信号から音響制御信号
を分離抽出する方式を採用することができる。
【0077】また、音響信号と音響制御信号は、必ずし
も電波として送信する必要はなく、スピーカから音波と
して送出するようにして、マイクロホンを介して被制御
装置に音響制御信号を入力することもできる。
【0078】例えば、映像音響信号記録再生装置の動作
を制御するための制御命令に応じた音響制御信号を伝送
すべき音声信号に載せて上述のテレビジョン送信装置4
0から送信することにより、図12に示すように、上記
テレビジョン信号を受信するテレビジョン受信装置50
を介して映像音響信号記録再生装置90の動作を制御す
る制御システムを構築することができる。
【0079】この図12に示した制御システムにおい
て、映像音響信号記録再生装置90は、上述の図10に
示したエンコーダ80を内蔵しており、上記テレビジョ
ン受信装置50の音声出力部55から音声信号と共に出
力される音響制御信号がマイクロホン91を介して上記
エンコーダ80に入力されるようになっている。
【0080】ここで、上記映像音響信号記録再生装置9
0の動作を制御するための制御命令としては、例えば図
13に制御命令と音響制御信号との対応表を示すよう
に、「電源ON」,「電源OFF」,「録画開始」,
「停止」等が音響制御信号であるDTMF信号列に割り
当てられている。
【0081】この制御システムにおいて、上記映像音響
信号記録再生装置90は、例えばDTMF信号列「21
#」からなる音響制御信号を含む音声信号が上記テレビ
ジョン受信装置50の音声出力部55から出力される
と、上記音響制御信号により与えられる制御命令を実行
することにより、DTMF信号列「21#」に応じて電
源を投入する動作制御が自動的に行われる。また、この
映像音響信号記録再生装置90は、上記音響制御信号に
より与えられる制御命令を実行することにより、DTM
F信号列「22#」に応じて電源を遮断し、DTMF信
号列「23#」に応じて記録を開始する等の動作制御が
行われる。
【0082】また、上記音響制御信号は、制御命令とし
て被制御装置の動作を制御するための動作制御命令を与
える場合にのみ使用できるものではなく、例えば、文字
表示のための文字表示制御命令を与えるようにしても良
い。
【0083】図14は、音響制御信号として文字表示の
ための文字表示制御命令を与えるようにようにしたテレ
ビジョン送信装置の構成を示すブロック図である。
【0084】この図14に示すテレビジョン送信装置1
00は、伝送すべき文字情報を決定する文字情報入力部
101、この文字情報入力部101に接続されたエンコ
ーダ102、このエンコーダ102と音声信号入力端子
103が接続された信号切換部104、この信号切換部
104に接続された音声信号増幅部105と、映像信号
入力端子106に接続された映像信号増幅部107と、
上記音声信号増幅部105と映像信号増幅部107が接
続された送信部108等を備えてなる。
【0085】このテレビジョン送信装置100におい
て、エンコーダ102は、文字情報入力部101により
決定された伝送すべき文字情報に応じた音響制御信号を
生成し、この音響制御信号を音響信号切換部104に供
給する。上記信号切換部104は、伝送すべき音声信号
が音声信号入力端子103を介して供給されており、こ
の音声信号に上記エンコーダ102により生成された音
響制御信号を重畳して音声信号増幅部105に供給す
る。そして、上記音声信号増幅部105は、上記信号切
換部104により音響制御信号が重畳された音声信号を
増幅して送信部108に供給する。また、映像信号増幅
部107は、映像信号入力端子104を介して供給され
る映像信号を増幅して送信部108に供給する。
【0086】そして、上記送信部108は、上記音声信
号増幅部105により増幅された音声信号すなわち上記
音響制御信号が重畳された音声信号と上記映像信号増幅
部107により増幅された映像信号をテレビジョン信号
として空中線109を介して送信する。
【0087】このような構成のテレビジョン送信装置1
00では、テレビジョン受信装置が受信可能な音声信号
に伝送すべき文字情報を音響制御信号として載せて送信
することができる。
【0088】図15は、上記テレビジョン送信装置10
0に対応するテレビジョン受信装置110の構成を示す
ブロック図である。
【0089】この図1に示すテレビジョン受信装置11
0は、空中線111を介して上記テレビジョン信号を受
信するチューナ部112、このチューナ部112に接続
された音声信号増幅部113及び映像信号増幅部11
4、上記音声信号増幅部113に接続された音声信号出
力部115及びデコーダ116、このデコーダ116に
接続されたキャラクタジェネレータ117、上記映像信
号増幅部114及びキャラクタジェネレータ117の出
力が供給されるモニター部118等を備えてなる。
【0090】このテレビジョン受信装置110におい
て、上記チューナー部112は、空中線111を介して
受信したテレビジョン信号から音声信号と映像信号を復
調し、音声信号を音声信号増幅部113に供給すると共
に映像信号を映像信号増幅部114に供給する。
【0091】上記音声信号増幅部113は、上記チュー
ナー部112により復調された音声信号を増幅して音声
信号出力部115とデコーダ116に供給する。上記音
声信号増幅部113は、上記チューナ部112により復
調された音声信号を増幅して、音声信号出力部115と
デコーダ116に供給する。
【0092】上記音声信号出力部115は、上記音声信
号増幅部113により増幅された音響信号をスピーカか
ら出力する。また、上記デコーダ116は、上記音声増
幅部113により増幅された音声信号から、文字情報に
対応する音響制御信号を抽出することにより、伝送され
た文字情報を決定し、この文字情報をキャラクタジェネ
レータ117に供給する。そして、キャラクタジェネレ
ータ117は、上記デコーダ116により決定された文
字情報を表示するための文字表示信号をモニター部11
8に供給する。
【0093】また、上記映像信号増幅部114は、上記
チューナー部112により復調された映像信号を増幅し
てモニター部118に供給する。そして、上記モニター
部118は、上記映像信号増幅部114により増幅され
た映像信号による画像表示を行うと共に、上記キャラク
タジェネレータ117から供給される文字表示信号によ
る文字表示すなわち上記デコーダ116により決定され
た文字情報の画面表示を行う。
【0094】ここで、図16には、上記テレビジョン受
信装置110により文字情報を表示するための文字情報
と音響制御信号との対応表の一例を示してある。
【0095】この図16に示す対応表では、文字情報
「あ」には「001#」というDTMF信号列が対応し
ている。また、文字情報「い」には「002#」という
DTMF信号列が対応している。さらに、文字情報「あ
い」には「003#」というDTMF信号列が対応して
いる。この図16に示すように、文字情報と音響制御信
号は、1文字を1つの音響制御信号に対応させる必要は
なく、伝送頻度の高い文字列を1の音響制御信号に対応
させることにより、効率よく文字情報を伝送することが
できる。
【0096】このような構成のテレビジョン受信装置1
10では、上記テレビジョン送信装置100から送信さ
れるテレビジョン信号を受信して、その音声信号や映像
信号による音声出力や画像出力を得ることができるばか
りでなく、上記音声信号に載せて伝送されてくる音響制
御信号に応じた文字情報をモニター部118により画面
表示することができる。
【0097】すなわち、上記テレビジョン送信装置10
0とテレビジョン受信装置110を組み合わせることに
より、テレビジョン送信装置100が送信するテレビジ
ョン信号の音声信号に文字情報を音響制御信号として載
せて伝送し、テレビジョン受信装置110により文字表
示させる制御を行うことができる音響制御信号による制
御システムを構成することができる。
【0098】なお、上記テレビジョン送信装置100と
テレビジョン受信装置110を組み合わせることにより
構成される音響制御信号による制御システムにおいて
も、音響信号を音響制御信号に切り換えて時分割送信す
る代わりに、音響信号を音響制御信号に重畳して送信す
るようにして、受信側で復調した音響信号から音響制御
信号を分離抽出する方式を採用することができる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る音響制御信号の送信装置で
は、制御命令入力手段により決定された制御命令に応じ
た音響制御信号を音響制御信号生成手段により生成し
て、伝送すべき音響信号と上記音響制御信号を信号出力
手段から電波や音波として出力するので、上記音響制御
信号を受信する機能を有する受信手段に制御命令入力手
段により決定された制御命令に応じた音響制御信号を伝
送することができる。
【0100】また、本発明に係る音響制御信号の受信装
置では、信号入力手段に音響信号とともに入力された音
響制御信号を抽出し、この音響制御信号として与えられ
る制御命令を制御命令決定手段により決定し、この制御
命令を制御命令出力手段から出力するので、上記信号入
力手段に入力された音響制御信号に応じた制御命令を被
制御手段に与えることができる。
【0101】また、本発明に係る音響制御信号の受信装
置では、信号入力手段に音響信号とともに入力された音
響制御信号を抽出し、この音響制御信号として与えられ
る制御命令を制御命令決定手段により決定し、この制御
命令を実行することにより、上記信号入力手段に入力さ
れた音響制御信号に応じた制御命令より被制御手段を動
作させることができる。
【0102】また、本発明に係る音響制御信号による制
御システムでは、音響制御信号送出装置から送出される
音響制御信号に応じた制御命令により被制御装置を制御
することができる。
【0103】また、本発明に係る音響制御信号による制
御システムでは、音響制御信号送出装置から送出される
音響制御信号に応じた制御命令を音波として出力する音
響制御信号受信装置を備えることにより、この音響制御
信号受信装置を介して被制御装置を制御することができ
る。すなわち、音響制御信号送出装置から送出される音
響制御信号に応じた制御命令により被制御装置を制御す
ることができる。
【0104】さらに、本発明に係る音響制御信号による
制御方法では、決定された制御命令に応じた音響制御信
号を生成して、伝送すべき音響信号とともに上記音響制
御信号を送信するので、被制御装置側で、上記音響制御
信号を音響信号とともに受信して抽出し、その音響制御
信号により与えられる制御命令を実行することにより、
音響制御信号に応じた制御命令による制御を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した音響制御信号送信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】上記音響制御信号送信装置に設けられたエンコ
ーダの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用した音響制御信号受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記音響制御信号受信装置に設けられたデコー
ダの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明を適用した音響制御信号送信装置の他の
構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用したテレビジョン送信装置の構成
例を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用したテレビジョン受信装置の構成
例を示すブロック図である。
【図8】DTMF信号の規格周波数を示す図である。
【図9】制御命令に応じた音響制御信号としてDTMF
信号列を出力するエンコーダの構成を示すブロック図で
ある。
【図10】音響制御信号としてDTMF信号列を出力す
るエンコーダに対応するデコーダ構成を示すブロック図
である。
【図11】テレビジョン受信装置の動作制御を行うため
の制御命令と音響制御信号との対応表を示す図である。
【図12】テレビジョン受信装置の音響出力により映像
音声信号記録再生装置の動作を制御するようにした制御
システムの構成を示す図である。
【図13】映像音声信号記録装置装置の動作制御を行う
ための制御命令と音響制御信号との対応表を示す図であ
る。
【図14】本発明を適用したテレビジョン送信装置の他
の構成例を示すブロック図である。
【図15】本発明を適用したテレビジョン受信装置の他
の構成例を示すブロック図である。
【図16】テレビジョン受信装置の文字表示制御を行う
ための制御命令と音響制御信号との対応表を示す図であ
る。
【符号の説明】
10,30 音響制御信号送信装置、11,31,41
制御命令入力部、12,32,42,102 エンコ
ーダ、13,33 音響信号入力端子、14信号切換
部、15,23,35 増幅部、16,36,48,1
08 送信部、17,21,37,49,51,10
9,111 空中線、22 受信部、24,55,11
5 音響信号出力部、25,56,116 デコーダ、
26 制御命令出力部、34 音響信号重畳部、40,
100 テレビジョン送信装置、43,103 音声信
号入力端子、45,53,105,113 音声信号増
幅部、46,106 映像信号入力端子、47,54,
107,114 映像信号増幅部、50,110 テレ
ビジョン受信装置、52,112 チューナ部、57制
御部、58,118 モニター部、59 電源制御部、
90 映像音声信号記録再生装置、91 マイクロホ
ン、101 文字情報入力部、117 キャラクタジェ
ネレータ

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送すべき制御命令を決定する制御命令
    入力手段と、 この制御命令入力手段により決定された制御命令に応じ
    た音響制御信号を生成する音響制御信号生成手段と、 伝送すべき音響信号と上記音響制御信号生成手段により
    生成された音響制御信号とを出力する信号出力手段とを
    備え、 伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号と音響信号を
    上記信号出力手段から出力することを特徴とする音響制
    御信号の送信装置。
  2. 【請求項2】 伝送すべき音響信号を上記音響制御信号
    生成手段により生成された音響制御信号に切り換える信
    号切換手段を備え、 上記信号出力手段は、上記信号切換手段を介して供給さ
    れる音響制御信号と音響信号を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の音響制御信号の送信装置。
  3. 【請求項3】 上記音響制御信号生成手段により生成さ
    れた音響制御信号を伝送すべき音響信号に重畳する信号
    重畳手段を備え、 上記信号出力手段は、上記信号重畳手段を介して供給さ
    れる伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号が重畳さ
    れた音響信号を出力することを請求項1記載の音響制御
    信号の送信装置。
  4. 【請求項4】 上記信号出力手段は、伝送すべき制御命
    令に応じた音響制御信号と音響信号を信号伝送路に送出
    することを特徴とする請求項1記載の音響制御信号の送
    信装置。
  5. 【請求項5】 上記信号出力手段は、無線送信手段から
    なり、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号と音響
    信号を無線送信することを特徴とする請求項1記載の音
    響制御信号の送信装置。
  6. 【請求項6】 上記信号出力手段は、音響出力手段から
    なり、伝送すべき制御命令に応じた音響制御信号と音響
    信号を音波として送出することを特徴とする請求項1記
    載の音響制御信号の送信装置。
  7. 【請求項7】 上記音響制御信号生成手段は、伝送すべ
    き制御命令として被制御装置の動作を制御するための動
    作制御命令を与える音響制御信号を生成することを特徴
    とする請求項1記載の音響制御信号の送信装置。
  8. 【請求項8】 上記音響制御信号生成手段は、伝送すべ
    き制御命令として文字表示制御のための文字表示制御命
    令を与える音響制御信号を生成することを特徴とする請
    求項1記載の音響制御信号の送信装置。
  9. 【請求項9】 上記音響制御信号生成手段は、伝送すべ
    き制御命令に応じた音響制御信号としてDTMF信号列
    を生成することを特徴とする請求項1記載の音響制御信
    号の送信装置。
  10. 【請求項10】 音響信号とともに入力された音響制御
    信号を抽出する信号入力手段と、 この信号入力手段により抽出された音響制御信号として
    与えられる制御命令を決定する制御命令決定手段と、 この制御命令決定手段により決定された制御命令を出力
    する制御命令出力手段とを備え、 上記信号入力手段に入力された音響制御信号に応じた制
    御命令を制御命令出力手段から出力することを特徴とす
    る音響制御信号の受信装置。
  11. 【請求項11】 上記信号入力手段は、時分割された音
    響信号と音響制御信号から、音響制御信号を抽出して上
    記制御命令決定手段に供給することを特徴とする請求項
    10記載の音響制御信号の受信装置。
  12. 【請求項12】 上記信号入力手段は、音響信号に重畳
    された音響制御信号をを抽出して上記制御命令決定手段
    に供給することを特徴とする請求項10記載の音響制御
    信号の受信装置。
  13. 【請求項13】 上記信号入力手段は、音響制御信号と
    音響信号が信号伝送路を介して入力される音響制御信号
    と音響信号から音響制御信号を抽出して上記制御命令決
    定手段に供給することを特徴とする請求項10記載の音
    響制御信号の受信装置。
  14. 【請求項14】 上記信号入力手段は、無線送信された
    音響制御信号と音響信号を受信する受信手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項10記載の音響制御信号の受信装
    置。
  15. 【請求項15】 上記信号入力手段は、音波として出力
    された音響制御信号と音響信号を検出するマイクロホン
    を備えることを特徴とする請求項10記載の音響制御信
    号の受信装置。
  16. 【請求項16】 上記信号入力手段は、被制御装置の動
    作を制御するための動作制御命令を与える音響制御信号
    を抽出することを特徴とする請求項10記載の音響制御
    信号の受信装置。
  17. 【請求項17】 上記信号入力手段は、文字表示制御
    のための文字表示制御命令を与える音響制御信号を抽出
    することを特徴とする請求項10記載の音響制御信号の
    受信装置。
  18. 【請求項18】 上記音響制御信号生成手段は、制御命
    令を与える音響制御信号としてDTMF信号列を抽出す
    ることを特徴とする請求項10記載の音響信号の受信装
    置。
  19. 【請求項19】 音響信号とともに入力された音響制御
    信号を抽出する信号入力手段と、 この信号入力手段により抽出された音響制御信号として
    与えられる制御命令を決定する制御命令決定手段と、 この制御命令決定手段により決定された制御命令を実行
    する被制御手段とを備え、 上記信号入力手段に入力された音響制御信号に応じた制
    御命令を実行することにより上記被制御手段が制御され
    ることを特徴とする音響制御信号の受信装置。
  20. 【請求項20】 伝送すべき制御命令に応じた音響制
    御信号と音響信号を送出する音響制御信号送出装置と、 この音響制御信号送出装置から音響信号と共に送られて
    くる音響制御信号を受信し、受信した音響制御信号によ
    り与えられる制御命令を実行する被制御装置とを備え、 上記音響制御信号送出装置から送出される音響制御信号
    に応じた制御命令により上記被制御装置を制御すること
    を特徴とする音響制御信号による制御システム。
  21. 【請求項21】 上記音響制御信号送出装置は、伝送す
    べき制御命令を決定する制御命令入力手段と、この制御
    命令入力手段により決定された制御命令に応じた音響制
    御信号を生成する音響制御信号生成手段と、伝送すべき
    音響信号と上記音響制御信号生成手段により生成された
    音響制御信号とを出力する信号出力手段とを備え、伝送
    すべき制御命令に応じた音響制御信号と音響信号を上記
    信号出力手段から出力することを特徴とする請求項20
    記載の音響制御信号による制御システム。
  22. 【請求項22】 被制御装置は、音響信号と共に入力さ
    れた音響制御信号を抽出する信号入力手段と、この信号
    入力手段により抽出された音響制御信号として与えられ
    る制御命令を決定する制御命令決定手段と、この制御命
    令決定手段により決定された制御命令を実行する被制御
    手段とを備え、上記信号入力手段に入力された音響制御
    信号に応じた制御命令を実行することを特徴とする請求
    項20記載の音響制御信号による制御システム。
  23. 【請求項23】 伝送すべき制御命令に応じた音響制
    御信号と音響信号を送出する音響制御信号送出装置と、 この音響制御信号送出装置から音響信号と共に送られて
    くる音響制御信号を受信し、その音響制御信号に応じた
    制御命令を音波として出力する音響制御信号受信装置
    と、 この音響制御信号受信装置から音波として出力される制
    御命令を実行する被制御装置とを備え、 上記音響制御信号送出装置から送出される音響制御信号
    に応じた制御命令により上記被制御装置を制御すること
    を特徴とする音響制御信号による制御システム。
  24. 【請求項24】 決定された制御命令に応じた音響制
    御信号を生成して、伝送すべき音響信号とともに上記音
    響制御信号を送信し、 上記音響制御信号を音響信号とともに受信し、 受信した音響制御信号を抽出し、 その音響制御信号により与えられる制御命令を実行する
    ことを特徴とする音響制御信号による制御方法。
  25. 【請求項25】 伝送すべき音響信号と上記音響制御信
    号を切り換えて時分割に送信することを特徴とする請求
    項24記載の音響制御信号による制御方法。
  26. 【請求項26】 伝送すべき音響信号に上記音響制御信
    号を重畳して送信することを特徴とする請求項24記載
    の音響制御信号による制御方法。
  27. 【請求項27】 伝送すべき音響信号と上記音響制御信
    号を信号伝送路を介して送信することを特徴とする請求
    項24記載の音響制御信号による制御方法。
  28. 【請求項28】 伝送すべき音響信号と上記音響制御信
    号を無線伝送することを特徴とする請求項24記載の音
    響制御信号による制御方法。
  29. 【請求項29】 伝送すべき音響信号と上記音響制御信
    号を音波として伝送することを特徴とする請求項24記
    載の音響制御信号による制御方法。
  30. 【請求項30】 上記音響制御信号として被制御装置の
    動作を制御するための動作制御命令を伝送することを特
    徴とする請求項24記載の音響制御信号による制御方
    法。
  31. 【請求項31】 上記音響制御信号として文字表示制御
    のための文字表示制御命令を伝送することを特徴とする
    請求項24記載の音響制御信号による制御方法。
  32. 【請求項32】 上記音響制御信号としてDTMF信号
    列を伝送することを特徴とする請求項24記載の音響制
    御信号による制御方法。
JP9201868A 1997-07-28 1997-07-28 音響制御信号の送信装置及び受信装置、音響制御信号による制御システム及び制御方法 Withdrawn JPH1145474A (ja)

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