JPH1070472A - ワイヤレスマイクシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレスマイクシステムにおいて、ワイヤ
レスマイクにチューナから発生する拡声音量の調整機能
を備えることによって、ハウリングを防止し、且つ、適
切な音量調整を可能とする。 【解決手段】 ワイヤレスマイクには音声レベル制御信
号発生手段と、この制御信号を送信信号に重畳する手段
とを備え、且つ、前記チューナには前記音声レベル制御
信号に基づいて拡声出力レベルをコントロールする手段
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はワイヤレスマイクシ
ステムに関し、詳細にはマイク本体から音量調整する機
能を備えたワイヤレスマイクシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来からワイヤレスマイクと称し、無線
手段によってマイク信号を送信する手段と、このマイク
信号を受信し拡声出力する手段とを備えた装置が提供さ
れており、マイクコードが不要なことから種々の場面に
おいて多用されている。図６はその構成の一例を示すブ
ロック図である。即ち、従来のワイヤレスマイクシステ
ムは同図に示すように、ワイヤレスマイク１と、チュー
ナ２との組み合わせからなり、チューナ２はアンテナAN
Tとスピーカ３と音量調整装置４を備えている。前記ワ
イヤレスマイク１のアンテナANTを介して出力される無
線電波をチューナ側ANTにて受信し、復調して得たマイ
クからの音声信号を増幅した後スピーカ３から音声とし
て出力するものである。この際、ワイヤレスマイク１か
ら送信される無線媒体としては電波の他、超音波、赤外
線等種々の手段が考えられ、夫々の通信媒体に応じて、
送受信手段の構成が適宜選択される。

【０００３】しかしながら、このような従来のワイヤレ
スマイクシステムにおいて、チューナ２から発する音声
レベルの調整は、チューナ本体２に備えられたボリュー
ムつまみ等を操作して行っていたので、マイクを持った
ままチューナ設置位置に移動しなければならず、拡声用
スピーカに接近することによって発生するハウリングが
避け得なかった。また、より正確に音量調整を行うに
は、拡声装置から所要距離離れた位置における音量を聞
きながら行うことが好ましいが、従来の装置においてこ
れを行うには数人の作業者を必要とする不便があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
のワイヤレスマイクシステムにおける諸問題点を解決す
るためになされたものであって、拡声装置やチューナに
接近することなく音量調整を可能とすることによって、
ハウリング等の発生を回避し、しかも操作性に優れたワ
イヤレスマイクシステムを提供することを課題とする。

【０００５】

【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のワイヤレスマイクシステムでは、基本的には
ワイヤレスマイクと、該マイクから送信する信号を受信
復調し拡声音声を出力するチューナとからなるワイヤレ
スマイクシステムにおいて、前記ワイヤレスマイクには
音声レベル制御信号発生手段と、この制御信号を送信信
号に重畳する手段とを備え、且つ、前記チューナには前
記音声レベル制御信号に基づいて拡声出力レベルをコン
トロールする手段を備えたことを特徴とする。

【０００６】第２の発明では、前記ワイヤレスマイクに
おいて、前記ワイヤレスマイクは前記音声レベル制御信
号発生手段を起動すると共に、制御レベルを増減するス
イッチを備えたことを特徴とする。

【０００７】第３の発明では、前記ワイヤレスマイクか
ら前記チューナへの信号伝達手段が、送信すべき信号に
よって搬送波をデジタル変調したものであることを特徴
とする。

【０００８】第４の発明では、ワイヤレスマイクと、該
マイクから送信する信号を受信復調し拡声音声を出力す
るチューナと、音声監視装置とからなるワイヤレスマイ
クシステムにおいて、前記ワイヤレスマイクには音声レ
ベル制御信号発生手段及びこの制御信号を送信信号に重
畳する手段を、前記チューナには前記音声レベル制御信
号に基づいて拡声出力レベルをコントロールする手段
を、前記音声監視装置は音声ピックアップ手段およびピ
ックアップした音声レベルに応じて点灯する発光手段を
夫々備えたことを特徴とする。

【０００９】第５の発明では、ワイヤレスマイクと、該
マイクから送信する信号を受信復調し拡声音声を出力す
るチューナと、音声監視装置とからなるワイヤレスマイ
クシステムにおいて、前記ワイヤレスマイクには音声レ
ベル制御信号発生手段及びこの制御信号を送信信号に重
畳する手段を、前記チューナには前記音声レベル制御信
号に基づいて拡声出力レベルをコントロールする手段
を、前記音声監視装置は音声ピックアップ手段およびピ
ックアップした音声レベル情報を前記チューナに無線に
て伝達する手段を夫々備えたことを特徴とする。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例を示
すブロック構成図である。同図において、１１は本発明
に係るワイヤレスマイク本体であって、前記図６の構成
と異なる点は、音量調整ボタン１５を備えたところであ
る。更に、１２はチューナであり、前記ワイヤレスマイ
ク１１から送信される無線通信媒体を受信可能であり、
該通信媒体、例えば無線電波であればそれを受信・復調
してマイク側から送信された音声信号を得、増幅器によ
って所要レベルに増幅後、スピーカ１３を介して拡声音
声を出力する。本発明に於ける音量調整は、従来通りチ
ューナ本体１２に備えたボリューム調整器によって行う
他、前記ワイヤレスマイク１５に備えた音量調整ボタン
を操作することによっても可能である。即ち、ワイヤレ
スマイク１５の音量調整ボタン１５を操作すると、その
操作に応じて制御信号が無線媒体に重畳され、前記チュ
ーナに送信される。この制御信号は音声信号と同様に当
該チューナ１２において復調され、内蔵した音声制御ブ
ロックに供給され、ボリューム１４を操作した場合と同
様に、出力する音声レベルを増減する機能を有する。か
くして、前記ワイヤレスマイクをもった使用者は、チュ
ーナ本体に近づく必要なく遠隔地から任意にチューナ１
２から拡声出力する音量を調整することができる。

【００１１】図２は上述した本発明において使用するワ
イヤレスマイクの外観構成例を示す図であって、この例
に示すワイヤレスマイクロホンは、通常従来から備えら
れた電源スイッチ２１の他に、音量調整用のアップ・ダ
ウンスイッチ２２、２３を備えている。このスイッチを
操作することによって、音声調整用の制御信号が搬送波
に重畳して送信される。なお、同図２４は発光ダイオー
ド等の発光手段であり、電源投入した際点灯する。な
お、前記アップダウンスイッチ２２、２３を押下してい
る間、当該発光手段を点滅することによって、ボタン操
作を確認できるように構成することも、操作を確実にす
る上で効果的であろう。

【００１２】図３は本発明のより詳細な実施例を示すブ
ロック構成図であって、（ａ）はワイヤレスマイク１１
のブロック構成図、（ｂ）はチューナ本体のブロック構
成図である。

【００１３】先ず、ワイヤレスマイクブロックは、音声
信号を電気信号に変換するマイクロホン３１と、この電
気信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器３２と、
多重変換器３３と、音量調整用のアップ・ダウンスイッ
チ３４と、前記多重変換出力信号に例えばＣＲＣ符号を
付加するチェック符号回路３５と、搬送波に前記多重信
号を重畳する変調器３６と、被変調搬送波を増幅する送
信電力器３７とを備えたものである。

【００１４】一方、同図（ｂ）に示すチューナブロック
１２は、アンテナＡＮＴにて受信した前記マイクブロッ
クからの信号を増幅する受信高周波増幅器３８と、搬送
波から多重信号を抽出する復調器３９と、復調信号中か
ら所定のフレーム信号を抽出すると共に、チェック信号
を検出して符号誤りの有無を判定するフレーム検出部４
０と、復調信号から更に多重信号を分離する多重復調部
４１と、デジタル信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ
変換器４２と、変換したアナログ信号のレベルを制御す
る電子レベルコントローラ４３と、アナログ音声信号を
所要レベルに増幅するスピーカアンプ４４と、前記フレ
ーム検出部４０から出力する同期はずれ信号、例えばＣ
ＲＣエラー信号と前記多重復調器４１から出力する制御
信号とを入力しインヒビット信号を発生するインヒビッ
ト回路４５と、音量調整のためのアップダウンスイッチ
４７と、該スイッチ出力と前記インヒビット信号の論理
和を出力するＯＲ回路４６を備え、前記ＯＲ回路出力に
よって前記電子レベルコントローラ４３を制御するよう
に構成したものである。

【００１５】このように構成したワイヤレスマイクシス
テムの動作と制御例について説明する。

【００１６】先ず、前記ワイヤレスマイク１１において
は、先ず、使用者が発する音声がマイクロホン３１によ
って電気信号に変換され、更に、この電気信号がＡ／Ｄ
変換器３２によってデジタル信号に変換される。

【００１７】デジタル信号に変換された音声信号は、多
重変換器３３においてフレームの所要位置配置され、同
時に、前記アップ・ダウンスイッチが操作された場合
は、音量制御信号が前記多重変換器において特定のフレ
ーム位置に配置される。また、多重変換された信号には
フレーム毎にＣＲＣ等のチェック信号が付加された後変
調器３６により搬送波に重畳され、更に所定のレベルま
で電力増幅されてアンテナを経て送信される。

【００１８】なお、デジタル信号への変換方式には種々
の方法が知られているが、例えば近年デジタル式携帯電
話変調方式として採用されている、デジテル変調方式を
使用すれば、第三者に対する秘話効果も得られ、デジタ
ル変調方式としては、例えばＴＤＭＡ、ＱＰＳＫ、ＤＰ
ＳＫ、ＤＱＰＳＫ、ＡＤＰＣＭやそれらに類した各種変
調方式が知られている。

【００１９】一方この搬送波はチューナ１２のアンテナ
を介して受信高周波増幅器３８に導かれ、所要レベルに
増幅された後、復調器３９において搬送波から多重化さ
れた音声デジテル信号に復元される。デジテル信号に復
調された信号はフレーム検出部４０によって、音声信号
をCRC等のチェック信号に分離され、音声信号は多重復
調部４１において元の音声信号に該当するデジテル信号
に復元された後、Ｄ／Ａ変換器４２を経てアナログ音声
信号となる。アナログ信号に復調された音声信号は電子
レベルコントローラ４３において所要音声レベルに調整
され、スピーカアンプ４４によって所望レベルの電気信
号の増幅後、図示を省略したスピーカから音声に変換さ
れて出力される。

【００２０】なお、前記フレーム検出部４０にて分離さ
れたＣＲＣ当のチェック信号に基づいて発生する同期は
ずれＣＲＣエラー信号と多重復調部４１において分離さ
れた音声制御信号とはインヒビット回路４５に供給され
る。該インヒビット回路４５では、前記同期はずれＣＲ
Ｃエラー信号が発生していない状態においては前記音声
制御信号をＯＲ回路４６を介して前記電子レベルコント
ローラ４３に伝達されるが、ＣＲＣエラー信号が発生し
た状態では音声制御信号を遮断する。このように、同期
はずれ状態において音声制御信号を遮断する理由は、同
期はずれ状態では正しい音声制御信号が得られない場合
が大きので、誤って音声制御を行い、予期せぬ大音量と
なるような不具合を回避するためである。

【００２１】また、当該チューナでは、アップ・ダウン
スイッチ４７を備えており、当該チューナ自体から直接
音量調整を行うことを可能としている。

【００２２】以上説明したように上述した実施例によれ
ば、ワイヤレスマイク側に音量調整用信号発生手段をの
手段を備え、且つ、チューナ側にこの信号を検出してス
ピーカから出力する音量をコントロールするように構成
したので、チュナーから離れた位置から音量を制御する
ことが可能となる。

【００２３】本発明は次のように変形することが可能で
ある。即ち、図４は本発明の他の実施例を示す概要ブロ
ック構成図であり、この実施例の特徴は更に音量レベル
監視装置４１を備えた点である。該音量レベル監視装置
は、音声を電気信号に変換するマイクロホン４２と無線
送信用アンテナと、前記マイクロホン４２にて検出した
音声信号のレベル情報を生成する手段と、この音量信号
レベル情報を無線手段によって、前記チューナ１２又は
／及び前記ワイヤレスマイク１１に対し伝送する手段と
を備える。更に、前記チューナ又は／及び前記ワイヤレ
スマイク１１には、当該音声レベル監視装置から送信す
る信号を受信する手段を備えたものである。なお、ワイ
ヤレスマイク１１と、チューナの機能は既に説明した第
１の発明と同様の機能を備えている。

【００２４】このように構成する本発明の第２の発明で
は、前記音声監視装置４１を例えば当該システムを使用
して拡声方法するホール等の所望場所に配置しておけ
ば、チューナから離れた位置における音量をチューナま
たはワイヤレスマイクおいて知ることが可能である。従
って、上述したワイいぇレスマイクからの音量遠隔制御
機能を併せて使用すれば、より一層希望する音量調整を
行う上で都合がよい。

【００２５】なお、音声レベル監視装置４１からワイヤ
レスマイクやチューナに音量レベル情報を伝達する無線
手段が、ワイヤレスマイクから送信する無線手段と同一
である場合は、互いに干渉しないように周波数を異なっ
たものにするか、或は、共に時分割多重通信手段とし、
干渉しないように同期を確保する必要があろう。また、
音声レベル監視装置とワイヤレスマイク若しくはチュー
ナとの間の通信手段を、超音波や赤外線等他の異なる無
線媒体にすれば、互いの干渉なく目的を達成することが
できる。

【００２６】図５は更に本発明の他の実施例を示すブロ
ック図である。この例に示すワイヤレスマイクシステム
の特徴は前記音声レベル監視装置として、検出音声レベ
ルに応じて発光レベルが変化する発光手段を備えたもの
である。即ち、ワイヤレスマイク１１とチューナ１２と
は既に説明した第１の発明と同様に音声調整遠隔制御手
段を備え、且つ、音声レベル監視装置５１には、音声を
電気信号に変換するマイクロホン５２と、前記マイクロ
ホン５２にて検出した音声信号のレベル情報を生成する
手段と、この音量信号レベル情報に従って発光量が変化
する発光手段５３とを備える。

【００２７】この構成によれば上述した実施例と同様に
ワイヤレスマイクからチューナの音声を遠隔制御可能で
ある他、チューナから所要の距離隔てて配置した前記音
声レベル監視装置によって視覚的に当該監視装置に到達
する音量を監視することが可能となる。従って、前記第
２の発明に比べて、簡単な構成によって目的を達成し得
る。

【００２８】なお、前記発光手段は音量レベルに応じて
発光量が変化するものの他、例えば発光色が変化するも
の、或は、複数の発光素子を並べて配置し、音量に応じ
た数の発光素子を点灯するもの等種々のものが考えられ
る。要は、音量レベルを視覚的に確認できる手段であれ
ばどのようなものでも本発明の目的が達成可能である。

【００２９】更に、本発明は上述した実施例に限らず種
々変形が可能でって、例えば前記ワイヤレスマイクに液
晶等の表示装置を付加し上記第２の発明実施の際、音声
レベル監視装置から送信された音声レベル情報に基づい
てレベル表示を行うように構成すれば、マイクに向かっ
てしゃべっている際に表示を確認できないとしても、試
験的にマイクに向かって発声後、監視装置から送信され
る受音レベル情報を受信し、それに基づいて表示された
内容を見れば、監視装置にどの程度の音量にて伝達した
かを確認することができる。

【００３０】

【発明の効果】本発明は以上説明したように構成するの
で、ワイヤレスマイクシステムにおいて、都度チューナ
に近づくことなく離れた位置からチューナ出力音声レベ
ルを任意に制御可能である。従って、従来の如くマイク
を持ったまま拡声器に近づくことによるいハウリング発
生等のトラブルがなく、しかも所望の位置における音量
を確認しつつ音量制御が出来るので、より正確な音量調
整が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図。

【図２】本発明において使用するワイヤレスマイクの具
体的な構成例を示す外観図。

【図３】本発明の具体的な実施例を示すブロック図であ
って、（ａ）はワイヤレスマイク、（ｂ）はチューナの
ブロック図である。

【図４】本発明の変形実施例を示すブロック構成図。

【図５】本発明の他の実施例を示すブロック構成図。

【図６】従来のワイヤレスマイクシステムを示すブロッ
ク構成図。

【符号の説明】

１、１１・・・ワイヤレスマイク、 ２、１２・・・
チューナ、３、１３・・・スピーカ、 １５・・・音量
調整ボタン、４１、５１・・・音声レベル監視装置。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ワイヤレスマイクと、該マイクから送信
   する信号を受信復調し拡声音声を出力するチューナとか
   らなるワイヤレスマイクシステムにおいて、前記ワイヤ
   レスマイクには音声レベル制御信号発生手段と、この制
   御信号を送信信号に重畳する手段とを備え、且つ、前記
   チューナには前記音声レベル制御信号に基づいて拡声出
   力レベルをコントロールする手段を備えたことを特徴と
   するワイヤレスマイクシステム。
2. 【請求項２】 前記ワイヤレスマイクは前記音声レベル
   制御信号発生手段を起動するためのスイッチを備えたこ
   とを特徴とする請求項１記載のワイヤレスマイクシステ
   ム。
3. 【請求項３】 前記ワイヤレスマイクから前記チューナ
   へ音声信号を伝達する手段が、音声信号をデジタル化
   し、デジテル化した信号によって搬送波を変調するもの
   であることを特徴とする請求項１または２記載のワイヤ
   レスマイクシステム。
4. 【請求項４】 ワイヤレスマイクと、該マイクから送信
   する信号を受信復調し拡声音声を出力するチューナと、
   音声監視装置とからなるワイヤレスマイクシステムにお
   いて、前記ワイヤレスマイクには音声レベル制御信号発
   生手段及びこの制御信号を送信信号に重畳する手段を、
   前記チューナには前記音声レベル制御信号に基づいて拡
   声出力レベルをコントロールする手段を、前記音声監視
   装置は前記チューナから出力される音声をピックアップ
   する手段およびピックアップした音声レベルに応じて点
   灯する発光手段を夫々備えたことを特徴とするワイヤレ
   スマイクシステム。
5. 【請求項５】 ワイヤレスマイクと、該マイクから送信
   する信号を受信復調し拡声音声を出力するチューナと、
   音声監視装置とからなるワイヤレスマイクシステムにお
   いて、前記ワイヤレスマイクには音声レベル制御信号発
   生手段及びこの制御信号を送信信号に重畳する手段を、
   前記チューナには前記音声レベル制御信号に基づいて拡
   声出力レベルをコントロールする手段を、前記音声監視
   装置は前記チューナから出力される音声をピックアップ
   する手段およびピックアップした音声レベル情報を前記
   チューナ又は前記ワイヤレスマイクに無線にて伝達する
   手段を夫々備えたことを特徴とするワイヤレスマイクシ
   ステム。