JP3155439B2 - 携帯無線装置の置忘れ防止方法 - Google Patents

携帯無線装置の置忘れ防止方法

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JP3155439B2
JP3155439B2 JP06457195A JP6457195A JP3155439B2 JP 3155439 B2 JP3155439 B2 JP 3155439B2 JP 06457195 A JP06457195 A JP 06457195A JP 6457195 A JP6457195 A JP 6457195A JP 3155439 B2 JP3155439 B2 JP 3155439B2
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恭裕 小野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置や無線呼
び出し装置などの携帯無線装置の置忘れ防止法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の無線電話装置の構成を示す
ブロック図で、基地局1からアンテナ2を介して送られ
てきた無線電話信号は、無線電話装置11の受信部3で
発振器5からの局部発振信号を用いてベースバンド信号
(音声)に変換され、制御部6を介してスピーカ8へ出
力される。またマイク9からのベースバンド信号(音
声)は、制御部6を介して送信部4へ送られ、ここで無
線電話信号に変換され、アンテナ2から送信される。操
作部10は押しボタンダイヤル、スイッチ等から成り、
発信などの操作を行う。本無線電話装置11の動作状態
や送信時の宛先番号等は表示部7に表示される。
【0003】又、無線呼び出し装置の場合は、図3にお
いて送信部4がないだけで、他の構成は同様である。
【0004】図4は受信部3の詳細な構成を示すもの
で、高周波増幅器31、乗算部32、IF(中間周波)
増幅部33、及び乗算部34から成っている。アンテナ
2から入力された無線電話信号は高周波増幅部31で増
幅され、乗算部32で発振器5からの高周波乗算用信号
と乗算されてIF信号に変換される。そしてIF増幅部
33で再び増幅されたのち乗算部34で発振器5からの
IF乗算用信号と乗算され、ベースバンド信号に変換さ
れて出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線電話装置や無線呼
び出し装置などは、携帯して持ち歩くものであるから、
置忘れる可能性がある。しかし、従来の携帯無線装置に
は、この置忘れを防止する対策はなされていなかった。
本発明の目的は、置忘れ防止機能を実現する携帯無線装
置の置忘れ防止方法とを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のアンテ
ナよりUHF帯の周波数を持つ無線電話信号を受信し、
受信信号を中間周波数帯の信号に変換し、第2のアンテ
ナより中間周波数帯の監視信号を受信し、前記無線電話
信号と前記監視信号とを周期的に切替えてベースバンド
信号へ変換後、制御部にて処理を行う無線電話装置の本
体と、前記本体とは別の筐体に収納され、発信器、制御
部、送信部、アンテナ、バッテリを備えることにより、
中間周波数帯の監視信号を送信する無線電話装置の子機
とが設けられ、前記本体は、前記監視信号に切替えられ
ている時はベースバンド信号に変換された前記監視信号
をチェックし異常があれば置忘れとみなして警報音を本
体に設けられたスピーカを鳴動し、更に前記無線電話信
号と前記監視信号との周期的切替え動作は、前記無線電
話装置が基地局と接続状態の時には停止させることを特
徴とする携帯電話装置の置忘れ防止方法を開示する。更
に本発明は、第1のアンテナよりUHF帯の周波数を持
つ無線電話信号を受信し、受信信号を中間周波数帯の信
号に変換し、第2のアンテナより中間周波数帯の監視信
号を受信し、前記無線電話信号と前記監視信号とを周期
的に切替えてベースバンド信号へ変換後、制御部にて処
理を行う時分割多重方式の無線電話装置の本体と、前記
本体とは別の筐体に収納され、発信器、制御部、送信
部、アンテナ、バッテリを備えることにより、中間周波
数帯の監視信号を送信する時分割多重方式の無線電話装
置の子機とが設けられ、前記本体は、前記監視信号に切
替えられている時はベースバンド信号に変換された前記
監視信号をチェックし異常があれば置忘れとみなして警
報音を本体に設けられたスピーカを鳴動し、更に前記無
線電話信号と前記監視信号との周期的切替え動作は、前
記本体が自装置宛以外のタイムスロット時に同期して前
記監視信号側に接続させることを特徴とする携帯電話装
置の置忘れ防止方法を開示する。
【0007】更に本発明は、前記子機の送信する監視信
号は単周波信号で、前記チェックは、ベースバンドに変
換された監視信号のレベルチェックであることを特徴と
する携帯無線装置の置忘れ防止方法を開示する。更に本
発明は、前記子機の送信する監視信号は一定符号による
変調信号で、前記チェックは、ベースバンドに変換され
た監視信号の符号誤り率のチェックであることを特徴と
する携帯無線装置の置忘れ防止方法を開示する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明になる無線電話装置の一実施例を示す
ブロック図で、無線電話装置の本体12と、この本体と
は別の筐体に収納された子機13から成っている。本体
12の構成は図3の従来のものとほぼ同じで、同一回路
又は部材には同一符号が付されている。異なっているの
は受信部3A及び制御部6Aの構成とアンテナ15が付
加されている点である。また子機13は置忘れ防止用に
付加されたもので、発振器16、制御部17、送信部1
8、アンテナ19、及びこれらの各回路に電力を供給す
るバッテリー20から成っている。
【0009】図2は受信部3Aの構成を示すブロック図
で、図4で示した回路に、制御部6Aからのコントロー
ル信号C1により制御される切替え部35が付加され、
これにアンテナ15が接続されている。他の部分の構成
は図4の従来回路と同じである。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。一般に無
線電話信号をSRFと書くと、これはUHF帯の周波数を
持つ信号で、これが図2の乗算部32でIF(中間周
波)帯の信号SIFに変換される。このIF周波数として
は455KHz、10.7MHz、或は90MHzなど
が用いられる。そこで、図5に示したように子機13か
らは、このIF信号SIFと同じ周波数帯の監視信号PIF
をアンテナ19から送り出す。図2の切替え部35に
は、上記のIF信号SIFとアンテナ15に受信された監
視信号PIFが入力されており、これらは制御部6Aから
のコントロール信号C1により周期的に切替えられてI
F増幅部33へ出力される。そして乗算器34で図6に
示すようにベースバンド信号SBB又はPBBに変換され、
制御部6Aへ入力される。
【0011】ここで子機13からの監視信号PIFとして
は単周波信号とする。制御部6Aは、入力された信号が
信号SIFをベースバンドに落とした信号SBBのときは、
これを復調してスピーカ8へ送る。また入力された信号
が監視信号PIFをベースバンドに落とした信号PBBのと
きは、この信号PBBのレベルをチェックする。そしてこ
のレベルが予め定めた値以下のときは子機13と本体1
2とが離れたものと見なして制御部6Aは警報をスピー
カ8の鳴動により出力する。従って子機13を必ず身体
に着けるか身近に保持しておれば、本体の置忘れをスピ
ーカの鳴動で知ることができる。
【0012】尚、切替え部35で、監視信号PIFを選択
している間は本来の無線電話信号の方が受信されない。
このため、基地局との接続状態にあるときに監視を行う
には、切り替え部35により監視信号PIFを選択する頻
度及び1回の接続時間をできるだけ減らす必要がある。
しかし、監視は例えば2秒に1回も行えば十分で、それ
も極めて短い時間でチェックできるから、通常の通話な
どに対する影響は小さい。又、置忘れは通常使用してい
ないときに発生するものであるから、基地局との接続状
態にあるとき又は呼出信号受信時には、周期的切替えを
停止し、切替え部35が常に信号SIF側を選択するよう
にすれば、通信への影響をなくすことができる。
【0013】又特に、TDMA方式(時分割多重方式)
の無線電話装置の場合は、無線電話装置で入力データの
中から自装置宛のタイムスロットのみを取り出してこれ
を一旦バッファへ格納し、このバッファを改めて読み出
すことによって連続した音声信号を再生する。そして自
装置宛のタイムスロット以外のデータは捨ててしまうか
ら、この自装置宛以外のタイムスロットに同期して切り
替え部35を監視信号PRF側に接続するようにすれば、
送信されてきたデータを失うことなく置き忘れの監視を
行うことが出来る。
【0014】又、上記の実施例では監視信号を単周波信
号としたが、これを一定符号で変調した信号とし、これ
を受信した制御部6Aでは、監視信号の受信レベルに代
わってこの一定符号の誤り率をチェックし、その誤り率
が所定値を越えたら警報を出す、というようにしてもよ
い。
【0015】又、子機13のアンテナ19と、これに対
向して設ける本体12のアンテナ15は、子機13と本
体12が少し離れたときには置忘れと見なされればよい
から、そう見なされる距離以内で監視信号の送信ができ
る程度の性能で十分である。従ってこのアンテナとして
は、小型の簡単なものでよい。このアンテナを含め、本
発明のために付加した子機は、低電力の発振器など簡単
な回路構成でよく、小型で携帯に便利で、且つ低価格で
実現できる。
【0016】なお、以上の説明では、無線電話装置の実
施例を説明したが、無線呼び出し装置の場合は図1の送
信部4及びマイク9が無いこと以外は同様な構成であ
り、無線電話装置と同様な効果がある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、小型で安価な子機を用
いることで、無線電話装置や無線呼び出し装置に置忘れ
防止機能を付加できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる無線電話装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の受信部の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の無線電話装置を示すブロック図である。
【図4】図3の受信部の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図5】受信信号及び監視信号の説明図である。
【図6】入力信号切替え処理の説明図である。
【符号の説明】
1 基地局 2 アンテナ 3A 受信部 5 発振器 6A 制御部 8 スピーカ 12 本体 13 子機 15 アンテナ 32 乗算部 33 中間周波増幅部 34 乗算部 35 切替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアンテナよりUHF帯の周波数を
    持つ無線電話信号を受信し、受信信号を中間周波数帯の
    信号に変換し、第2のアンテナより中間周波数帯の監視
    信号を受信し、前記無線電話信号と前記監視信号とを周
    期的に切替えてベースバンド信号へ変換後、制御部にて
    処理を行う無線電話装置の本体と、 前記本体とは別の筐体に収納され、発信器、制御部、送
    信部、アンテナ、バッテリを備えることにより、中間周
    波数帯の監視信号を送信する無線電話装置の子機とが設
    けられ、 前記本体は、前記監視信号に切替えられている時はベー
    スバンド信号に変換された前記監視信号をチェックし異
    常があれば置忘れとみなして本体に設けられたスピーカ
    を鳴動して警報音を発生させ、 さらに前記無線電話信号と前記監視信号との周期的切替
    え動作は、前記無線電話装置が基地局と接続状態の時に
    は停止させることを特徴とする携帯電話装置の置忘れ防
    止方法。
  2. 【請求項2】 第1のアンテナよりUHF帯の周波数を
    持つ無線電話信号を受信し、受信信号を中間周波数帯の
    信号に変換し、第2のアンテナより中間周波数帯の監視
    信号を受信し、前記無線電話信号と前記監視信号とを周
    期的に切替えてベースバンド信号へ変換後、制御部にて
    処理を行う時分割多重方式の無線電話装置の本体と、 前記本体とは別の筐体に収納され、発信器、制御部、送
    信部、アンテナ、バッテリを備えることにより、中間周
    波数帯の監視信号を送信する時分割多重方式の無線電話
    装置の子機とが設けられ、 前記本体は、前記監視信号に切替えられている時はベー
    スバンド信号に変換された前記監視信号をチェックし異
    常があれば置忘れとみなして本体に設けられたスピーカ
    を鳴動して警報音を発生させ、 さらに前記無線電話信号と前記監視信号との周期的切替
    え動作は、前記本体が自装置宛以外のタイムスロット時
    に同期して前記監視信号側に接続させることを特徴とす
    る携帯電話装置の置忘れ防止方法。
  3. 【請求項3】 前記子機の送信する監視信号は単周波信
    号で、前記チェックは、ベースバンドに変換された監視
    信号のレベルチェックであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の携帯無線装置の置忘れ防止方法。
  4. 【請求項4】 前記子機の送信する監視信号は一定符号
    による変調信号で、前記チェックは、ベースバンドに変
    換された監視信号の符号誤り率のチェックであることを
    特徴とする請求項1又は2記載の携帯無線装置の置忘れ
    防止方法。
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