JPH07274226A - 受信器 - Google Patents

受信器

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JPH07274226A
JPH07274226A JP6042680A JP4268094A JPH07274226A JP H07274226 A JPH07274226 A JP H07274226A JP 6042680 A JP6042680 A JP 6042680A JP 4268094 A JP4268094 A JP 4268094A JP H07274226 A JPH07274226 A JP H07274226A
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JP
Japan
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signal
radio
unit
base station
identification
Prior art date
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Application number
JP6042680A
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English (en)
Inventor
Kazue Yoshioka
一栄 吉岡
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MICRO PACK KK
Original Assignee
MICRO PACK KK
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Filing date
Publication date
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Priority to PCT/JP1995/000182 priority patent/WO1995022232A1/ja
Priority to AU15914/95A priority patent/AU1591495A/en
Publication of JPH07274226A publication Critical patent/JPH07274226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/022One-way selective calling networks, e.g. wide area paging
    • H04W84/025One-way selective calling networks, e.g. wide area paging with acknowledge back capability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 どんな意思表示も正確に伝達可能な受信器を
提供する。 【構成】 受信部12は識別信号および音声信号を含む
無線変調波14を受信し、ディジタル信号として復調す
る。送信部15は応答信号を無線変調波14として送信
する。RAM18は復調された音声信号を記憶する。出
力部を構成するディジタル−アナログ変換器24、アン
プ26、スピーカ28は、RAM18に記憶されている
音声信号を音響出力する。入力部30は出力部からRA
M18に記憶されている音声信号を音響出力させる指示
を入力する。MPU34は受信部12が復調した識別信
号が予め割り当てられている識別信号と一致した場合に
のみ、予め決められた応答信号を送信部15から送信
し、その後復調された音声信号をRAM18へ記憶し、
入力部30から音響出力の指示が入力された場合、RA
M18に記憶されている音声信号を出力部から音響出力
させる機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信器に関し、一層詳細
には識別信号を含む無線変調波を受信し、予め割り当て
られている識別信号と一致した場合には、応答信号を送
信して、記憶部に識別信号に続く音声信号を記憶し、記
憶部に記憶された音声信号を入力部からの音響出力の指
示に従って出力部から音響出力させることができる受信
器に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、移動体通信が盛んに利用されてい
る。その中でも廉価なポケットベルが多用されている。
最近のポケットベルは、ベル音に加え数字等の簡単な文
字コードの受信が可能になっている。このポケットベル
は、ポケットベルの識別信号および文字コード信号を含
む無線変調波を受信し、復調するための受信部と、受信
部で復調された文字コード信号を記憶するための記憶部
と、記憶部に記憶されている文字コード信号を出力する
ための液晶ディスプレイと、受信部が復調した前記識別
信号が、自らに予め割り当てられている識別信号と一致
した場合、復調された文字コード信号を記憶部へ記憶す
ると共に、当該文字コード信号に対応する文字を液晶デ
ィスプレイへ出力させる制御部を具備するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のポケットベルには次のような課題がある。ポケッ
トベルの場合、小型化が不可欠である。従って、液晶デ
ィスプレイはせいぜい数桁しか表示することができな
い。そのため、送信側の意思を伝達するためには予め文
字コードを決めておき、少ない桁数の文字コードで意思
を伝達しているのが現状である。そのため、文字コード
を誤解すると、意思が伝達できなくなったり、予め文字
コードが定められていない内容は伝達することができな
いという課題がある。従って、本発明はどんな意思表示
も正確に伝達可能な受信器を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明に係
る受信器は、識別信号および音声信号を含む無線変調波
を受信し、ディジタル信号として復調するための受信部
と、応答信号を無線変調波として送信する送信部と、復
調された前記音声信号を記憶するための記憶部と、該記
憶部に記憶されている前記音声信号を音響出力するため
の出力部と、該出力部から前記記憶部に記憶されている
前記音声信号を音響出力させる指示を入力するための入
力部と、前記受信部が復調した前記識別信号が、予め割
り当てられている識別信号と一致した場合にのみ、予め
決められた前記応答信号を前記送信部から送信し、その
後復調された前記音声信号を前記記憶部へ記憶し、前記
入力部から音響出力の指示が入力された場合は、前記記
憶部に記憶されている前記音声信号を前記出力部から音
響出力させる制御部とを具備することを特徴とする。ま
た、前記受信部は、前記無線変調波をアナログ信号とし
て復調し、前記受信部で復調された前記アナログ信号を
ディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換器
を具備するようにしてもよい。また、本発明に係る移動
通信システムは、交換局と、該交換局と接続されると共
に、サービスエリア毎に配された複数の無線回線制御局
と、前記サービスエリアを構成する複数の無線ゾーン毎
にそれぞれ配され、サービスエリア内を移動する請求項
1または2記載の受信器に、前記無線回線制御局を介し
て前記交換局から送られてくる識別信号および音声信号
を含む信号を、無線変調波として送信する複数の無線基
地局とを具備する移動通信システムにおいて、前記交換
局は、前記識別信号を前記無線回線制御局を介して全て
の前記無線基地局へ送信し、前記無線基地局は、前記受
信器からの前記応答信号を受信した際には、受信した応
答信号の信号強度を測定し、予め無線基地局毎に割り当
てられている基地識別信号と共に前記信号強度を示す信
号を前記無線回線制御局へ送信し、前記無線回線制御局
は、複数の前記無線基地局からの前記信号強度を比較し
て最も強い信号強度の無線基地局の基地識別信号を信号
強度を示す信号と共に前記交換局へ送信し、前記交換局
は、複数の前記無線回線制御局からの前記信号強度を比
較して最も強い信号強度の無線基地局を決定すると共
に、当該無線基地局のみに前記音声信号を含む信号を送
信し、当該無線基地局から前記無線変調波を送信するこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】作用について説明する。制御部は、受信部が復
調した識別信号が、予め割り当てられている識別信号と
一致した場合にのみ、予め決められた応答信号を送信部
から送信し、その後復調された音声信号を記憶部へ記憶
し、入力部から音響出力の指示が入力された場合は、記
憶部に記憶されている音声信号を出力部から音響出力さ
せるので、送信側の意思を音響信号として聞くことが可
能となる。また、交換局は、識別信号を無線回線制御局
を介して全ての無線基地局へ送信し、無線基地局は、受
信器からの応答信号を受信した際には、受信した応答信
号の信号強度を測定し、予め無線基地局毎に割り当てら
れている基地識別信号と共に信号強度を示す信号を無線
回線制御局へ送信し、無線回線制御局は、複数の無線基
地局からの信号強度を比較して最も強い信号強度の無線
基地局の基地識別信号を信号強度を示す信号と共に交換
局へ送信し、交換局は、複数の無線回線制御局からの信
号強度を比較して最も強い信号強度の無線基地局を決定
すると共に、当該無線基地局のみに音声信号を含む信号
を送信し、無線基地局から無線変調波を送信する構成と
すると、受信器に最も近い無線基地局を特定することが
できるので、その無線基地局からのみ音声信号を出力す
ることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。まず、第1実施例について図1と共
に説明する。図1は、メッセージを音声出力可能なポケ
ットベル(受信器)10のブロックダイアグラムであ
る。12は受信部であり、このポケットベル10に割り
当てられている識別信号(例えば電話番号に対応した識
別コード)、および音声によるメッセージである音声信
号を含む無線変調波14を受信する。受信部12は、ア
ンテナ16で受信した無線変調波14のうち、特定の変
調周波数を有する無線変調波14のみを選択する同調回
路、無線変調波14に含まれる識別信号および音声信号
をディジタル信号として復調する復調回路、復調回路で
復調したディジタル信号を所定のレベルへ増幅する増幅
回路等を含む。なお、無線変調波14は、携帯電話や自
動車電話と同様の無線送信施設から送信され、ディジタ
ル化した音声信号に変調をかけて送信している。15は
送信部であり、後述する無線基地局へポケットベル10
に予め割当てられ、後述するRAM内に記憶されている
応答信号を無線変調波としてアンテナ17から送信する
機能を有する。応答信号は、識別信号と同じコードの信
号であっても良い。
【0007】18は記憶部の一例であるRAMであり、
メモリエリアを第1のメモリ20、第2のメモリ22、
・・・に分割している。第1のメモリ20には、受信部
12で復調されたディジタル信号のうち識別信号に相当
するデータが記憶される。第2のメモリ22、・・・に
は、受信部12で復調されたディジタル信号のうち音声
信号に相当するデータが複数のメッセージとして順次記
憶される。また、RAMの他の領域に、応答信号のデー
タが予め記憶されている。なお、記憶部としてはRAM
18に限らずポケットベル10の小型化が図れるのであ
れば、例えばICメモリカードを使用することができ
る。記憶部はポケットベル10の内蔵電源(例えばリチ
ウム電池)により常時バッテリバックアップされてい
る。24は出力部を構成するディジタル−アナログ変換
器24であり、第2のメモリ22に記憶されているディ
ジタル音声信号をアナログ変換する。26は出力部を構
成するアンプであり、ディジタル−アナログ変換器24
でアナログ変換された音声信号を音響出力として出力可
能な所定レベルまで増幅する。
【0008】28は出力部を構成するスピーカであり、
アンプ26で所定レベルまで増幅されたアナログ音声信
号を音響信号として出力する。なお、出力部は無線変調
波14で送信されて来た音声信号を出力する他、復調す
べき無線変調波14の着信を報知する「ピーピー」とい
う報知音も出力可能になっている。30は入力部であ
り、例えばフラットスイッチが採用されている。入力部
30には、図示しないがスピーカ28から音声信号を音
響出力させる指示を入力するためのメッセージ出力スイ
ッチ、RAM18の第2のメモリ22、・・・に記憶さ
れている複数のメッセージ(音声信号)を選択するメッ
セージ選択スイッチ、報知音の停止スイッチ、RAM1
8の記憶内容をクリアする指示を入力するためのクリア
スイッチ等が設けられている。なお、RAM18の第2
のメモリ22、・・・はクリアスイッチが操作された場
合および音声信号の量が容量を越えた場合(メモリオー
バー)にもクリアされるようになっている。
【0009】32は表示部であり、例えば液晶ディスプ
レイが採用されている。表示部32にはRAM18の第
2のメモリ22、・・・に記憶されているメッセージ数
や、内蔵している電源電池(不図示)の電圧低下を報知
する等の定型メッセージを表示可能になっている。34
は制御部の機能を有するマイクロプロセッサ(MPU)
である。MPU34は、制御部として受信部12が復調
した識別信号が、予めポケットベル10に割り当てられ
ている識別信号と一致した場合にのみ、応答信号のデー
タをRAM18から読み出して送信部15を介してアン
テナ17から送信し、その後識別信号に続いて送られて
くる音声信号(メッセージ)を受信部12で受信してデ
ィジタル信号の音声信号として復調し、当該音声信号を
RAM18の第2のメモリ22、・・・へコール順(着
信順)に順次記憶し、入力部30のメッセージ選択スイ
ッチにより選択されたメッセージについて、メッセージ
出力スイッチから音響出力の指示が入力された場合に、
選択したメッセージに相当する音声信号を出力部から音
響出力させる。MPU34は、その他ポケットベル10
のシステム全体を制御プログラムおよび入力部30から
入力されたコマンドに基づきコントロールする。
【0010】36はROMであり、MPU34のオペレ
ーションシステム、制御プログラム、ポケットベル10
に割り当てられている識別符号等の制御データを予め記
憶しておく。なお、制御プログラム、制御データはRO
M36ではなく、ICメモリカードへ記憶しておくよう
にしてもよい。また、近年のMPUではROM内蔵のも
のもあり、このようなMPUを使用する場合には内蔵さ
れたROMがROM36に対応する。
【0011】次に、上述した受信器10を使用するため
の移動通信システム50について図1〜図3を用いて説
明する。まず、52は電話交換局(以下「交換局」)で
ある。54は交換局と接続されると共に、サービスエリ
ア毎に配された複数の無線回線制御局である。56は無
線基地局であり、サービスエリアを構成する複数の無線
ゾーン58毎にそれぞれ配され、サービスエリア内を移
動する受信器10に、無線回線制御局54を介して交換
局52から送られてくる識別信号Aおよび音声信号Bを
含む信号を、無線変調波として送信する。
【0012】次に、上述した各局52、54、56およ
び受信器10の動作について説明する。まず、ポケット
ベル10の電源をONにすると、MPU34はRAM1
8および表示部32をクリアする。受信部12は常時、
無線基地局56から送信される所定周波数の無線変調波
14を受信する。受信部12は、復調したディジタル識
別信号をMPU34へ送る。MPU34は、送られた識
別信号AをRAM18の第1のメモリ20へ一旦記憶
し、ポケットベル10に予め割り当てられている識別信
号と比較している。交換局52は、識別信号Aを無線回
線制御局54を介して全ての無線基地局56へ送信す
る。無線基地局56からは識別信号Aを含む無線変調波
が各無線ゾーン内に送信される。ポケットベル10にそ
の無線変調波14が到達すると、MPU34は比較を行
い、比較の結果、識別符号Aが一致したらMPU34
は、RAM18内に記憶されている応答信号Cのデータ
を読み出し、送信部15を介してアンテナ17から送信
する。
【0013】無線基地局56は、ポケットベル10から
の応答信号Cを受信した際には、受信した応答信号Cの
信号強度を測定し、予め無線基地局56毎に割り当てら
れている基地識別信号と共に信号強度を示す信号を無線
回線制御局54へ送信する。無線回線制御局54は、複
数の無線基地局56から入力された信号強度を比較して
最も強い信号強度の無線基地局56の基地識別信号を信
号強度を示す信号と共に交換局52へ送信する。交換局
52は、複数の無線回線制御局54からの信号強度を比
較して最も強い信号強度の無線基地局56を決定すると
共に、当該無線基地局56のみに音声信号Bを含む信号
を送信し、当該無線基地局56から無線変調波14を送
信する。この移動通信システムを採用することにより、
受信器・・に最も近い無線基地局56を特定することが
できるので、その無線基地局56からのみ音声信号Bを
出力することが可能となる。
【0014】ポケットベル10では、MPU34が受信
部12から次に送られて来るディジタル音声信号を第2
のメモリ22へ記憶する。第2のメモリ22に既にディ
ジタル音声信号(メッセージ)が記憶されていれば、第
3のメモリ以降へ順番に記憶する。また、MPU34
は、表示部32へ現在RAM18に記憶されているメッ
セージ数を表示すると共に、スピーカ28から報知音を
出力してユーザにメッセージの着信を報知する。その
際、報知音の停止スイッチが押されたらMPU34は報
知音を停止させる。一方、前記比較の結果、識別符号が
一致しなかった場合、MPU34は第1のメモリ20を
クリアすると共に、次回の受信を待つ。
【0015】RAM18の第2のメモリ22、・・・に
音声信号が記憶された状態において、入力部30のメッ
セージ選択スイッチによりメッセージが選択されたら、
その選択されたメッセージについて、メッセージ出力ス
イッチから音響出力の指示を待つ。当該指示が入力され
た場合、MPU34は選択されたメッセージに相当する
音声信号をRAM18から読み出し、ディジタル−アナ
ログ変換器24を介してアナログ変換する。アナログ変
換された音声信号はアンプ26で増幅され、スピーカ2
8から音響信号(音声メッセージ)として出力される。
スピーカ28から出力される音声メッセージを聞くこと
によりユーザはメッセージの内容を直接聞くことが可能
となり、細かな内容や微妙な表現も誤解することなく認
識可能となる。
【0016】次に第2実施例について図2と共に説明す
る。なお、第1実施例と同一の構成要件については第1
実施例(図1)と同一の符号を付し、説明は省略する。
第1実施例において、送信側の音声信号はディジタル化
され、変調をかけられた上、無線送信されていた。第2
実施例は、送信側の音声信号はアナログ信号のまま変調
をかけた上で無線送信された場合に対応する例である。
受信部12は、無線変調波14をアナログ信号として復
調すると共に、MPU34へ受信信号を送る。受信部1
2から受信信号を受けたMPU34は、アナログ−ディ
ジタル変換器・・を作動させ、受信部12で復調された
アナログ信号である識別符号および音声信号をディジタ
ル信号に変換し、MPU34へ送る構成になっている。
他の構成および、受信部12で復調されたアナログ信号
である識別符号および音声信号をディジタル信号に変換
してMPU34へ送る以後の動作は第1実施例と同一で
あるので説明は省略する。
【0017】通常のポケットベルを使用した移動通信シ
ステムにおいては、各ポケットベルは受信専用である。
その場合、各ポケットベルの現在地がどの無線基地局に
近いか判らない。その為、全ての無線基地局から電波を
送信しなくてはならない。無線基地局から送信する信号
が、各ポケットベルの識別信号だけであれば、専有時間
は短くてすみ問題ないが、音声または音声データや他の
信号も送信するとなると、少なくとも数十秒から数分と
いう長い時間が必要となる。その場合、ポケットベル数
が少ないときには問題とならないが、サービスエリアが
広域となり、ポケットベルの数、無線基地局の数が増加
すると、全ての無線基地局から一つのポケットベル用の
信号を数十秒から数分間送出しなければならないので通
信不可能状態が続いてしまうばかりか、プライベートな
話や秘密情報も広範囲に亘り送出されて、盗聴等の危険
性も高まる。しかし、上述するポケットベル10や移動
通信システム50を使用することで、音声または音声デ
ータや他の信号を送信する無線基地局56を特定するこ
とができ、一つのポケットベル10の専有時間が短くて
済むため、通信不能を回避することができる。
【0018】さらに、交換局52からポケットベル10
を呼び出した加入電話局(不図示)へ応答信号があった
旨の信号を送ることも可能となり、呼び出し人側も連絡
がとれたことを知ることができる。なお、ポケットベル
10からの応答信号は信号形式やデータ量を簡素化する
ことにより、短時間で済み、送信部15の回路を簡略化
できると共に、電池の消耗を防止することも可能であ
る。また携帯電話のように双方向通信をするわけではな
いので、受信部12や送信部15の構成は簡単で良い。
【0019】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えばポケットベル10に表示部32を利用し
た従来の文字コード受信機能を付加し、入力部30に設
けたモードセレクトスイッチで音響出力モードと文字コ
ード出力モードを切り換えるようにしてもよい等、発明
の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し得る
のはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る受信器を用いると、制御部
は、受信部が復調した識別信号が、予め割り当てられて
いる識別信号と一致した場合にのみ、予め決められた応
答信号を送信部から送信し、その後復調された音声信号
を記憶部へ記憶し、入力部から音響出力の指示が入力さ
れた場合は、記憶部に記憶されている音声信号を出力部
から音響出力させるので、送信側の意思を音響信号とし
て聞くことが可能となる。また、本発明に係る移動通信
システムを用いると、交換局は、識別信号を無線回線制
御局を介して全ての無線基地局へ送信し、無線基地局
は、受信器からの応答信号を受信した際には、受信した
応答信号の信号強度を測定し、予め無線基地局毎に割り
当てられている基地識別信号と共に信号強度を示す信号
を無線回線制御局へ送信し、無線回線制御局は、複数の
無線基地局からの信号強度を比較して最も強い信号強度
の無線基地局の基地識別信号を信号強度を示す信号と共
に交換局へ送信し、交換局は、複数の無線回線制御局か
らの信号強度を比較して最も強い信号強度の無線基地局
を決定すると共に、当該無線基地局のみに音声信号を含
む信号を送信し、無線基地局から無線変調波を送信する
構成とすると、受信器に最も近い無線基地局を特定する
ことができるので、その無線基地局からのみ音声信号を
出力することが可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信器の第1実施例を示したブロ
ックダイアグラム。
【図2】本発明に係る移動通信システムの構成を示した
ブロックダイアグラム。
【図3】受信器と無線基地局との間の信号のタイムチャ
ート。
【図4】本発明に係る受信器の第2実施例を示したブロ
ックダイアグラム。
【符号の説明】
10 ポケットベル 12 受信部 14 無線変調波 15 送信部 16 アンテナ 18 RAM 24 ディジタル−アナログ変換器 26 アンプ 28 スピーカ 30 入力部 34 MPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別信号および音声信号を含む無線変調
    波を受信し、ディジタル信号として復調するための受信
    部と、 応答信号を無線変調波として送信する送信部と、 復調された前記音声信号を記憶するための記憶部と、 該記憶部に記憶されている前記音声信号を音響出力する
    ための出力部と、 該出力部から前記記憶部に記憶されている前記音声信号
    を音響出力させる指示を入力するための入力部と、 前記受信部が復調した前記識別信号が、予め割り当てら
    れている識別信号と一致した場合にのみ、予め決められ
    た前記応答信号を前記送信部から送信し、その後復調さ
    れた前記音声信号を前記記憶部へ記憶し、前記入力部か
    ら音響出力の指示が入力された場合は、前記記憶部に記
    憶されている前記音声信号を前記出力部から音響出力さ
    せる制御部とを具備することを特徴とする受信器。
  2. 【請求項2】 前記受信部は、前記無線変調波をアナロ
    グ信号として復調し、 前記受信部で復調された前記アナログ信号をディジタル
    信号に変換するアナログ−ディジタル変換器を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の受信器。
  3. 【請求項3】 交換局と、 該交換局と接続されると共に、サービスエリア毎に配さ
    れた複数の無線回線制御局と、 前記サービスエリアを構成する複数の無線ゾーン毎にそ
    れぞれ配され、サービスエリア内を移動する請求項1ま
    たは2記載の受信器に、前記無線回線制御局を介して前
    記交換局から送られてくる識別信号および音声信号を含
    む信号を、無線変調波として送信する複数の無線基地局
    とを具備する移動通信システムにおいて、 前記交換局は、前記識別信号を前記無線回線制御局を介
    して全ての前記無線基地局へ送信し、 前記無線基地局は、前記受信器からの前記応答信号を受
    信した際には、受信した応答信号の信号強度を測定し、
    予め無線基地局毎に割り当てられている基地識別信号と
    共に前記信号強度を示す信号を前記無線回線制御局へ送
    信し、 前記無線回線制御局は、複数の前記無線基地局からの前
    記信号強度を比較して最も強い信号強度の無線基地局の
    基地識別信号を信号強度を示す信号と共に前記交換局へ
    送信し、 前記交換局は、複数の前記無線回線制御局からの前記信
    号強度を比較して最も強い信号強度の無線基地局を決定
    すると共に、当該無線基地局のみに前記音声信号を含む
    信号を送信し、当該無線基地局から前記無線変調波を送
    信することを特徴とする移動通信システム。
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