JPH1041875A - 自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信システム - Google Patents
自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信システムInfo
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- JPH1041875A JPH1041875A JP19449096A JP19449096A JPH1041875A JP H1041875 A JPH1041875 A JP H1041875A JP 19449096 A JP19449096 A JP 19449096A JP 19449096 A JP19449096 A JP 19449096A JP H1041875 A JPH1041875 A JP H1041875A
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- emergency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緊急時に送信出力の増加と通信周波数の変更
が可能な自動緊急通信機能付携帯電話装置と通信システ
ムを提供することである。 【解決手段】 緊急時に、無線基地局２００から緊急を
意味する特定の制御信号を受信手段２が受信すると、制
御手段３が起動し、送信手段１の送信出力と通常用いて
いない送信周波数への切替えを行って緊急受信を行い、
緊急情報を情報伝達手段４で使用者に報知する構成を特
徴としている。
が可能な自動緊急通信機能付携帯電話装置と通信システ
ムを提供することである。 【解決手段】 緊急時に、無線基地局２００から緊急を
意味する特定の制御信号を受信手段２が受信すると、制
御手段３が起動し、送信手段１の送信出力と通常用いて
いない送信周波数への切替えを行って緊急受信を行い、
緊急情報を情報伝達手段４で使用者に報知する構成を特
徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬型の電話装置
を使用した自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信
システムに関するものである。
を使用した自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信
システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、使用者が無線従事者資
格を有しないことが想定されるため無線電話装置の送信
出力及び送信周波数は使用者の意図によって切り替えら
れない構造になっている。また、無線電話装置には使用
者が電波法で規定される緊急時にあることを判定する機
構が存在しなかった。このため使用者が如何なる状況に
あっても送信電力及び送信周波数を当該無線電話装置に
許可された範囲を逸脱することはできなかった。
格を有しないことが想定されるため無線電話装置の送信
出力及び送信周波数は使用者の意図によって切り替えら
れない構造になっている。また、無線電話装置には使用
者が電波法で規定される緊急時にあることを判定する機
構が存在しなかった。このため使用者が如何なる状況に
あっても送信電力及び送信周波数を当該無線電話装置に
許可された範囲を逸脱することはできなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電波法で規定される緊
急時には使用者の判断において許可された送信電力，周
波数範囲を越えて送信することができる。しかしながら
現状の電話装置では緊急時においても当該無線電話装置
に許可された範囲を逸脱する緊急通信を行うことができ
ない。
急時には使用者の判断において許可された送信電力，周
波数範囲を越えて送信することができる。しかしながら
現状の電話装置では緊急時においても当該無線電話装置
に許可された範囲を逸脱する緊急通信を行うことができ
ない。
【０００４】また、緊急時において使用者に対して緊急
通信を行っていることを認知させることができないとい
う問題点があった。
通信を行っていることを認知させることができないとい
う問題点があった。
【０００５】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は緊急時には無線基地局からの指
示により送信出力の増加や送信周波数変更を可能とした
自動緊急通信機能付携帯電話機を提供することと、緊急
情報を使用者に伝達することができる通信システムを提
供することにある。
れたもので、その目的は緊急時には無線基地局からの指
示により送信出力の増加や送信周波数変更を可能とした
自動緊急通信機能付携帯電話機を提供することと、緊急
情報を使用者に伝達することができる通信システムを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動緊急
通信機能付携帯電話装置は、無線基地局との間で無線通
信を行う受信手段と送信手段とを具備する携帯電話装置
において、前記無線基地局からの緊急通信を意味する特
定の制御信号を前記受信手段が受信したとき作動し、前
記無線基地局からの指示により前記送信手段の送信出力
の増加、送信周波数の変更を行う制御手段を備えたもの
である。
通信機能付携帯電話装置は、無線基地局との間で無線通
信を行う受信手段と送信手段とを具備する携帯電話装置
において、前記無線基地局からの緊急通信を意味する特
定の制御信号を前記受信手段が受信したとき作動し、前
記無線基地局からの指示により前記送信手段の送信出力
の増加、送信周波数の変更を行う制御手段を備えたもの
である。
【０００７】また、本発明にかかる通信システムは、無
線基地局が緊急を意味する制御信号に付随して緊急通信
を要する事由を含む１つ以上の緊急情報を伝送し、前記
自動緊急通信機能付携帯電話装置が該緊急情報を取得し
たとき、該取得した緊急情報を表示あるいは音声信号へ
の変換によって電話装置の使用者に伝達する情報伝達手
段を有するものである。
線基地局が緊急を意味する制御信号に付随して緊急通信
を要する事由を含む１つ以上の緊急情報を伝送し、前記
自動緊急通信機能付携帯電話装置が該緊急情報を取得し
たとき、該取得した緊急情報を表示あるいは音声信号へ
の変換によって電話装置の使用者に伝達する情報伝達手
段を有するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明による通信システ
ムの構成の概要を示すブロック図である。この図で、１
００は自動緊急通信機能付携帯電話装置（以下、携帯電
話装置という）。２００は無線基地局であり、携帯電話
装置１００との間で無線通信を行う。３００は本発明に
よる通信システムで、複数の携帯電話装置１００と無線
基地局２００とからなる。なお、無線基地局２００は複
数であってもよい。
ムの構成の概要を示すブロック図である。この図で、１
００は自動緊急通信機能付携帯電話装置（以下、携帯電
話装置という）。２００は無線基地局であり、携帯電話
装置１００との間で無線通信を行う。３００は本発明に
よる通信システムで、複数の携帯電話装置１００と無線
基地局２００とからなる。なお、無線基地局２００は複
数であってもよい。
【０００９】図２は、携帯電話装置１００の構成の詳細
を示すブロック図である。この図において、１は送信手
段であり、１１の増幅率可変型の増幅手段と、１２の変
調手段と、１３の周波数設定手段から構成される。２は
受信手段であり、２１の復調手段と２２の周波数選択手
段から構成される。３は制御手段、４は情報伝達手段、
５はアンテナを示す。なお、電源手段は省略してある。
を示すブロック図である。この図において、１は送信手
段であり、１１の増幅率可変型の増幅手段と、１２の変
調手段と、１３の周波数設定手段から構成される。２は
受信手段であり、２１の復調手段と２２の周波数選択手
段から構成される。３は制御手段、４は情報伝達手段、
５はアンテナを示す。なお、電源手段は省略してある。
【００１０】通常の通信においては、制御手段３が増幅
率可変型増幅手段１１と周波数設定手段１３，周波数選
択手段２２を各々制御することにより、該携帯電話装置
１００に指定された送信電力と送信周波数と受信周波数
を用いて、送信手段１から無線基地局２００へ向けて送
信し、無線基地局２００からの送信は携帯電話装置１０
０のアンテナ５から受信手段２で受信し、情報伝達手段
４で音声または表示を行うことで通信を実行する。
率可変型増幅手段１１と周波数設定手段１３，周波数選
択手段２２を各々制御することにより、該携帯電話装置
１００に指定された送信電力と送信周波数と受信周波数
を用いて、送信手段１から無線基地局２００へ向けて送
信し、無線基地局２００からの送信は携帯電話装置１０
０のアンテナ５から受信手段２で受信し、情報伝達手段
４で音声または表示を行うことで通信を実行する。
【００１１】地震，火災等の災害発生時には、当該地域
の無線基地局２００は緊急通信を意味する制御信号を送
信する。これを、携帯電話装置１００は受信手段２で受
信し、制御手段３を起動し、制御手段３が増幅率可変型
の増幅手段１１と周波数設定手段１３，周波数選択手段
２２を各々制御することにより、緊急通信用の通信周波
数を用い、かつ通常よりも高い送信電力を用いて通信を
行うようにする。
の無線基地局２００は緊急通信を意味する制御信号を送
信する。これを、携帯電話装置１００は受信手段２で受
信し、制御手段３を起動し、制御手段３が増幅率可変型
の増幅手段１１と周波数設定手段１３，周波数選択手段
２２を各々制御することにより、緊急通信用の通信周波
数を用い、かつ通常よりも高い送信電力を用いて通信を
行うようにする。
【００１２】また、図３に示すように複数の無線基地局
２００を用いて、緊急通信を意味する制御信号を送出す
る無線基地局２０１と２０３，２０４の電波と、緊急通
信を意味する制御信号を送出しない無線基地局２０２の
電波を受信することにより使用者を無線基地局２０２の
方向へ避難誘導する。携帯電話装置１００から無線基地
局２０２への方向の検出手段は各無線基地局２００から
一情報を送出させる方法や、あらかじめ携帯電話装置１
００に各無線基地局２００の位置を記憶させる方法や、
携帯電話装置１００の軌跡と各無線基地局２００からの
電波の強度の履歴から算出する方法を用いることができ
る。
２００を用いて、緊急通信を意味する制御信号を送出す
る無線基地局２０１と２０３，２０４の電波と、緊急通
信を意味する制御信号を送出しない無線基地局２０２の
電波を受信することにより使用者を無線基地局２０２の
方向へ避難誘導する。携帯電話装置１００から無線基地
局２０２への方向の検出手段は各無線基地局２００から
一情報を送出させる方法や、あらかじめ携帯電話装置１
００に各無線基地局２００の位置を記憶させる方法や、
携帯電話装置１００の軌跡と各無線基地局２００からの
電波の強度の履歴から算出する方法を用いることができ
る。
【００１３】なお、情報伝達手段４としては、緊急情報
を音声信号に変換して報知するものか、緊急情報を文字
で表示するものか、あるいはそれらを併用するものが用
いられる。
を音声信号に変換して報知するものか、緊急情報を文字
で表示するものか、あるいはそれらを併用するものが用
いられる。
【００１４】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明にかか
る携帯電話装置は、無線基地局からの緊急通信を意味す
る制御信号を受信したときに制御手段により、通常使用
されない送信周波数を使用し、同時に送信電力を増加す
るようにしたことにより、使用者が送信電力及び送信周
波数を操作できない携帯電話装置であっても、緊急時に
通常の操作範囲を超えて行う通信が可能になる。
る携帯電話装置は、無線基地局からの緊急通信を意味す
る制御信号を受信したときに制御手段により、通常使用
されない送信周波数を使用し、同時に送信電力を増加す
るようにしたことにより、使用者が送信電力及び送信周
波数を操作できない携帯電話装置であっても、緊急時に
通常の操作範囲を超えて行う通信が可能になる。
【００１５】また、本発明にかかる通信システムは緊急
情報を情報伝達手段により使用者に通知することにより
使用者の迅速な避難等の対応を促すことができる。
情報を情報伝達手段により使用者に通知することにより
使用者の迅速な避難等の対応を促すことができる。
【図１】本発明による通信システムの構成の概要を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】図１における携帯電話装置の構成の詳細を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】複数の無線基地局を用いての避難誘導の一例を
説明するための図である。
説明するための図である。
１００ 携帯電話装置 ２００〜２０４ 無線基地局 ３００ 通信システム １ 送信手段 １１ 増幅率可変型の増幅手段 １２ 変調手段 １３ 周波数設定手段 ２ 受信手段 ２１ 復調手段 ２２ 周波数選択手段 ３ 制御手段 ４ 情報伝達手段 ５ アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 石岡 宏司 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 本発明は、無線基地局との間で無線通信
を行う受信手段と送信手段とを具備する携帯電話装置に
おいて、 前記無線基地局からの緊急通信を意味する特定の制御信
号を前記受信手段が受信したとき作動し、前記無線基地
局からの指示により前記送信手段の送信出力の増加、送
信周波数の変更を行う制御手段を備えたことを特徴とす
る電話装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の自動緊急通信機能付携帯
電話装置と無線基地局とで構成され、この自動緊急通信
機能付携帯電話装置と無線基地局との間で無線通信を行
う通信システムであって、 前記無線基地局が緊急を意味する制御信号に付随して緊
急通信を要する事由を含む１つ以上の緊急情報を伝送
し、前記自動緊急通信機能付携帯電話装置が該緊急情報
を取得したとき、該取得した緊急情報を表示あるいは音
声信号への変換によって電話装置の使用者に伝達する情
報伝達手段を有することを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19449096A JPH1041875A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19449096A JPH1041875A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1041875A true JPH1041875A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16325398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19449096A Pending JPH1041875A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 自動緊急通信機能付携帯電話装置および通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1041875A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7519352B2 (en) | 2005-06-27 | 2009-04-14 | Nec Corporation | Wireless communication network and method for broadcasting high priority information using downlink common channels |
| JP2013175969A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Nec Corp | 無線通信端末、無線通信方法およびプログラム |
| WO2017086761A1 (ko) * | 2015-11-19 | 2017-05-26 | 삼성전자 주식회사 | 무선 통신 시스템에서 공공 안전망 접속 지원 방법 및 장치 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19449096A patent/JPH1041875A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7519352B2 (en) | 2005-06-27 | 2009-04-14 | Nec Corporation | Wireless communication network and method for broadcasting high priority information using downlink common channels |
| JP2013175969A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Nec Corp | 無線通信端末、無線通信方法およびプログラム |
| WO2017086761A1 (ko) * | 2015-11-19 | 2017-05-26 | 삼성전자 주식회사 | 무선 통신 시스템에서 공공 안전망 접속 지원 방법 및 장치 |
| CN108293217A (zh) * | 2015-11-19 | 2018-07-17 | 三星电子株式会社 | 无线通信系统中支持公共安全网接入的方法和设备 |
| CN108293217B (zh) * | 2015-11-19 | 2021-01-26 | 三星电子株式会社 | 无线通信系统中支持公共安全网接入的方法和设备 |
| US11109211B2 (en) | 2015-11-19 | 2021-08-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and device for supporting public safety net access in wireless communication system |
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