JPH1145426A - フロッピーディスク - Google Patents
フロッピーディスクInfo
- Publication number
- JPH1145426A JPH1145426A JP21575597A JP21575597A JPH1145426A JP H1145426 A JPH1145426 A JP H1145426A JP 21575597 A JP21575597 A JP 21575597A JP 21575597 A JP21575597 A JP 21575597A JP H1145426 A JPH1145426 A JP H1145426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- floppy disk
- particles
- polyester film
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温高湿下での長期使用においてもトラッキ
ングずれや平面性の悪化が発生せず、高容量ディスクと
して信頼性の高いフロッピーディスクを提供する。 【解決手段】 二軸配向ポリエステルフィルムに磁性層
を積層したフロッピーディスクにおいて、該二軸配向ポ
リエステルフィルムの80℃、30分間の寸法変化率が
0.1%以下で面内異方性が0.05%以下、80℃、
80%RH下における30分間の寸法変化率が0.2%
以下で面内異方性が0.1%以下であることを特徴とす
るフロッピーディスク。
ングずれや平面性の悪化が発生せず、高容量ディスクと
して信頼性の高いフロッピーディスクを提供する。 【解決手段】 二軸配向ポリエステルフィルムに磁性層
を積層したフロッピーディスクにおいて、該二軸配向ポ
リエステルフィルムの80℃、30分間の寸法変化率が
0.1%以下で面内異方性が0.05%以下、80℃、
80%RH下における30分間の寸法変化率が0.2%
以下で面内異方性が0.1%以下であることを特徴とす
るフロッピーディスク。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録フロッピ
ーディスクに関するものであり、更に詳しくは二軸配向
ポリエステルフィルムを使用した高温高湿環境下でも安
定な高容量の磁気記録フロッピーディスクに関するもの
である。
ーディスクに関するものであり、更に詳しくは二軸配向
ポリエステルフィルムを使用した高温高湿環境下でも安
定な高容量の磁気記録フロッピーディスクに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ用外部記
憶媒体として磁気記録フロッピーディスクが広く使用さ
れ、同時にフロッピーディスクの大容量化、高密度化も
平行して進行しつつある。フロッピーディスクは支持体
フィルムに磁性層を塗布して平滑化処理を行ない、所定
の大きさのディスクに打ち抜いて製造されるが、支持体
フィルムとしては二軸配向ポリエステルフィルムが一般
的である。
憶媒体として磁気記録フロッピーディスクが広く使用さ
れ、同時にフロッピーディスクの大容量化、高密度化も
平行して進行しつつある。フロッピーディスクは支持体
フィルムに磁性層を塗布して平滑化処理を行ない、所定
の大きさのディスクに打ち抜いて製造されるが、支持体
フィルムとしては二軸配向ポリエステルフィルムが一般
的である。
【0003】フロッピーディスクの高密度化は、従来の
3.5インチのフロッピーディスクで2MBの記録容量
から、ほぼ同サイズで100MB程度以上、更には20
0MB以上のフロッピーディスクが検討されている。高
密度化にあたっては、磁性層及び磁気記録方式に関する
課題、ポリエステルフィルム表面に関する課題、記録時
と再生時のディスクの寸法変化に関する課題などがあ
る。
3.5インチのフロッピーディスクで2MBの記録容量
から、ほぼ同サイズで100MB程度以上、更には20
0MB以上のフロッピーディスクが検討されている。高
密度化にあたっては、磁性層及び磁気記録方式に関する
課題、ポリエステルフィルム表面に関する課題、記録時
と再生時のディスクの寸法変化に関する課題などがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フロッピーディスクの
寸法安定性に関する課題に対して、従来から熱収縮率が
小さく、熱膨張係数がディスクドライブの熱膨張係数に
近いフィルムを選択することが提案されている。一方、
最近広がりつつある高容量のフロッピーディスクは、高
速でデータを記録再生するために、従来の接触式の磁気
ヘッドではなく、ベルヌイ型等の非接触式の磁気ヘッド
が使用されつつある。このような非接触式のドライブで
は、ディスクとヘッドの間隙、すなわちディスクの平面
性が重要である。
寸法安定性に関する課題に対して、従来から熱収縮率が
小さく、熱膨張係数がディスクドライブの熱膨張係数に
近いフィルムを選択することが提案されている。一方、
最近広がりつつある高容量のフロッピーディスクは、高
速でデータを記録再生するために、従来の接触式の磁気
ヘッドではなく、ベルヌイ型等の非接触式の磁気ヘッド
が使用されつつある。このような非接触式のドライブで
は、ディスクとヘッドの間隙、すなわちディスクの平面
性が重要である。
【0005】フロッピーディスクの熱的性質については
従来から十分考慮が払われてきたが、それにもかかわら
ず長期使用においてトラッキングずれの発生やディスク
の平面性の悪化が高容量フロッピーディスクの場合には
問題となってきている。更に、高容量タイプではディス
クを高速で回転させ、ディスクと磁気ヘッドの間隙を一
定に保つよう柔軟なディスクが求められ、一般的なフィ
ルム厚さは従来の75μmから62μm近辺へ薄番化し
ており、ディスクの平面性変化の影響は大きくなってい
る。
従来から十分考慮が払われてきたが、それにもかかわら
ず長期使用においてトラッキングずれの発生やディスク
の平面性の悪化が高容量フロッピーディスクの場合には
問題となってきている。更に、高容量タイプではディス
クを高速で回転させ、ディスクと磁気ヘッドの間隙を一
定に保つよう柔軟なディスクが求められ、一般的なフィ
ルム厚さは従来の75μmから62μm近辺へ薄番化し
ており、ディスクの平面性変化の影響は大きくなってい
る。
【0006】本発明は、かかる従来技術における課題お
よび現状に鑑み、高温高湿下での長期使用においてもト
ラッキングずれや平面性の悪化が発生せず、高容量ディ
スクとしてより信頼性の高いフロッピーディスクを提供
することを目的とする。
よび現状に鑑み、高温高湿下での長期使用においてもト
ラッキングずれや平面性の悪化が発生せず、高容量ディ
スクとしてより信頼性の高いフロッピーディスクを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフロッピーディスクは、二軸配向ポリエス
テルフィルムに磁性層を積層したフロッピーディスクに
おいて、該二軸配向ポリエステルフィルムの80℃、3
0分間の寸法変化率が0.1%以下で面内異方性が0.
05%以下、80℃、80%RH下における30分間の
寸法変化率が0.2%以下で面内異方性が0.1%以下
であることを特徴とするものからなる。
に、本発明のフロッピーディスクは、二軸配向ポリエス
テルフィルムに磁性層を積層したフロッピーディスクに
おいて、該二軸配向ポリエステルフィルムの80℃、3
0分間の寸法変化率が0.1%以下で面内異方性が0.
05%以下、80℃、80%RH下における30分間の
寸法変化率が0.2%以下で面内異方性が0.1%以下
であることを特徴とするものからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、望ましい実施の
形態とともに詳細に説明する。本発明のフロッピーディ
スクは高容量のディスクとして好ましく用いられ、3.
5インチ程度の大きさで記録容量が100MB程度以上
のもの、トラック密度が2000トラック/インチ以上
の高密度である場合に好適に用いられる。
形態とともに詳細に説明する。本発明のフロッピーディ
スクは高容量のディスクとして好ましく用いられ、3.
5インチ程度の大きさで記録容量が100MB程度以上
のもの、トラック密度が2000トラック/インチ以上
の高密度である場合に好適に用いられる。
【0009】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムを構成するポリエステルとは、主な酸成分、グリコ
ール成分の各々を芳香族ジカルボン酸、脂肪族グリコー
ルとする実質的に線状のポリエステルである。芳香族ジ
カルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン酸な
どを用いることができる。脂肪族グリコールとしては、
例えばエチレングリコール、トリメチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール
などの炭素数2〜10のポリメチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコールなどを
用いることができる。これらのポリエステルのうち、特
にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6
−ナフタレート、あるいは全ジカルボン酸成分、全グリ
コール成分の各々の80モル%以上がテレフタル酸およ
び/または2,6−ナフタレンジカルボン酸、エチレン
グリコールである共重合ポリエステルが好ましい。ま
た、酸成分、グリコール成分の各々の20モル%未満で
共重合できる成分は上記以外に、酸成分としては例えば
アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シ
クロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などの脂環族ジカ
ルボン酸などがあり、グリコール成分としてはポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコー
ル、ハイドロキノンなどの芳香族ジオールなどがある。
上記ポリエステルは各種の方法で製造でき、固有粘度
(25℃、o−クロロフェノール中の溶液として測定)
は0.5〜1.0のものが好ましい。
ルムを構成するポリエステルとは、主な酸成分、グリコ
ール成分の各々を芳香族ジカルボン酸、脂肪族グリコー
ルとする実質的に線状のポリエステルである。芳香族ジ
カルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン酸な
どを用いることができる。脂肪族グリコールとしては、
例えばエチレングリコール、トリメチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール
などの炭素数2〜10のポリメチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコールなどを
用いることができる。これらのポリエステルのうち、特
にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6
−ナフタレート、あるいは全ジカルボン酸成分、全グリ
コール成分の各々の80モル%以上がテレフタル酸およ
び/または2,6−ナフタレンジカルボン酸、エチレン
グリコールである共重合ポリエステルが好ましい。ま
た、酸成分、グリコール成分の各々の20モル%未満で
共重合できる成分は上記以外に、酸成分としては例えば
アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シ
クロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などの脂環族ジカ
ルボン酸などがあり、グリコール成分としてはポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコー
ル、ハイドロキノンなどの芳香族ジオールなどがある。
上記ポリエステルは各種の方法で製造でき、固有粘度
(25℃、o−クロロフェノール中の溶液として測定)
は0.5〜1.0のものが好ましい。
【0010】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムを構成するポリエステル中には、フィルムを所定の
表面粗さとするために粒子を含有させてもよい。粒子は
外部添加粒子、内部析出粒子のいずれでもよく、また2
種以上の粒子を組み合せたものでもよい。外部添加粒子
としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、アルミ
ナ、有機粒子などの単分散粒子、アルミナ、ジルコニ
ア、シリカなどの凝集粒子を使用できる。フィルム表面
粗さが後述の如き好ましい範囲にあれば、粒子の種類や
含有量などは特に限定されないが、表面粗さの再現性、
粗大な突起を減少させる等の観点から、単分散粒子のう
ち特にコロイダルシリカ、有機粒子が主な粒子として含
有される場合が好ましく、更に球状粒子であることが好
ましい。単分散粒子の平均粒径は0.02μm〜2μm
が好ましく、0.05μm〜1.5μmが更に好まし
く、含有量は0.05重量%〜1.5重量%が好まし
く、0.1重量%〜1重量%が更に好ましい。また、粒
径の異なる粒子を組み合せて(例えばコロイダルシリカ
と炭酸カルシウム、有機粒子とアルミナなど)添加する
こともフィルム使用時の削れ減少といった観点から好ま
しい。有機粒子としては、架橋ジビニルベンゼン粒子、
シリコーン粒子などを使用できる。内部析出粒子として
は例えばアルカリ(土類)金属化合物、リン化合物など
の組合せでポリエステル製造中に析出させた粒子などを
使用できる。
ルムを構成するポリエステル中には、フィルムを所定の
表面粗さとするために粒子を含有させてもよい。粒子は
外部添加粒子、内部析出粒子のいずれでもよく、また2
種以上の粒子を組み合せたものでもよい。外部添加粒子
としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、アルミ
ナ、有機粒子などの単分散粒子、アルミナ、ジルコニ
ア、シリカなどの凝集粒子を使用できる。フィルム表面
粗さが後述の如き好ましい範囲にあれば、粒子の種類や
含有量などは特に限定されないが、表面粗さの再現性、
粗大な突起を減少させる等の観点から、単分散粒子のう
ち特にコロイダルシリカ、有機粒子が主な粒子として含
有される場合が好ましく、更に球状粒子であることが好
ましい。単分散粒子の平均粒径は0.02μm〜2μm
が好ましく、0.05μm〜1.5μmが更に好まし
く、含有量は0.05重量%〜1.5重量%が好まし
く、0.1重量%〜1重量%が更に好ましい。また、粒
径の異なる粒子を組み合せて(例えばコロイダルシリカ
と炭酸カルシウム、有機粒子とアルミナなど)添加する
こともフィルム使用時の削れ減少といった観点から好ま
しい。有機粒子としては、架橋ジビニルベンゼン粒子、
シリコーン粒子などを使用できる。内部析出粒子として
は例えばアルカリ(土類)金属化合物、リン化合物など
の組合せでポリエステル製造中に析出させた粒子などを
使用できる。
【0011】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムには、表面に磁性層のための易接着層が積層されて
いてもよい。易接着層を構成する樹脂としては、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂などがある
が、水溶性のスルホン酸塩基含有ポリエステル樹脂など
が好ましく用いられる。また、易接着層には易滑化粒子
が添加されていてもよく、平均粒径0.03〜0.3μ
m程度の単分散粒子を添加することができる。単分散粒
子としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、アルミ
ナ、有機粒子などを使用でき、コロイダルシリカ、有機
粒子が主な粒子として含有される場合が好ましい。単分
散粒子は球状粒子であることが好ましく、更に粒子の長
径と短径との比である粒形比が1〜1.3の粒子である
ことが好ましい。また、粒径の異なる粒子を組み合せて
(例えばコロイダルシリカと炭酸カルシウム、有機粒子
とアルミナなど)添加されていてもよい。有機粒子とし
ては、架橋ジビニルベンゼン粒子、シリコーン粒子など
を使用できる。
ルムには、表面に磁性層のための易接着層が積層されて
いてもよい。易接着層を構成する樹脂としては、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂などがある
が、水溶性のスルホン酸塩基含有ポリエステル樹脂など
が好ましく用いられる。また、易接着層には易滑化粒子
が添加されていてもよく、平均粒径0.03〜0.3μ
m程度の単分散粒子を添加することができる。単分散粒
子としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、アルミ
ナ、有機粒子などを使用でき、コロイダルシリカ、有機
粒子が主な粒子として含有される場合が好ましい。単分
散粒子は球状粒子であることが好ましく、更に粒子の長
径と短径との比である粒形比が1〜1.3の粒子である
ことが好ましい。また、粒径の異なる粒子を組み合せて
(例えばコロイダルシリカと炭酸カルシウム、有機粒子
とアルミナなど)添加されていてもよい。有機粒子とし
ては、架橋ジビニルベンゼン粒子、シリコーン粒子など
を使用できる。
【0012】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムは、80℃、30分間の寸法変化率が0.1%以
下、好ましくは0.07%以下で面内異方性が0.05
%以下であり、80℃、80%RH下における30分間
の寸法変化率が0.2%以下、好ましくは0.15%以
下で面内異方性が0.1%以下である。長期使用時にお
けるトラックずれや平面性の悪化などのゆっくりした経
時的変化については、80℃という高い温度で、かつ、
乾燥下と高湿下の両条件下での特性を特定する必要があ
ることがわかったので、このように規定したものであ
る。
ルムは、80℃、30分間の寸法変化率が0.1%以
下、好ましくは0.07%以下で面内異方性が0.05
%以下であり、80℃、80%RH下における30分間
の寸法変化率が0.2%以下、好ましくは0.15%以
下で面内異方性が0.1%以下である。長期使用時にお
けるトラックずれや平面性の悪化などのゆっくりした経
時的変化については、80℃という高い温度で、かつ、
乾燥下と高湿下の両条件下での特性を特定する必要があ
ることがわかったので、このように規定したものであ
る。
【0013】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムは、その厚さが20〜70μmの範囲にあることが
好ましく、より好ましくは30〜65μmの範囲であ
る。このような範囲において、高容量フロッピーディス
クとして採用される磁気ヘッドの形式および使用方法か
ら、フィルム厚さが剛性度などを考慮して決定される。
ルムは、その厚さが20〜70μmの範囲にあることが
好ましく、より好ましくは30〜65μmの範囲であ
る。このような範囲において、高容量フロッピーディス
クとして採用される磁気ヘッドの形式および使用方法か
ら、フィルム厚さが剛性度などを考慮して決定される。
【0014】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムの表面粗さは、中心線平均粗さRaにて5nm以上
30nm以下であることが好ましく、より好ましくは6
nm以上15nm以下である。このように高容量ディス
ク用として表面の平滑性が要求される。表面粗さRaが
5nm未満では滑り性が低下してフィルム表面傷が生じ
易くなり、30nmを超えると十分な再生出力が得られ
ない。
ルムの表面粗さは、中心線平均粗さRaにて5nm以上
30nm以下であることが好ましく、より好ましくは6
nm以上15nm以下である。このように高容量ディス
ク用として表面の平滑性が要求される。表面粗さRaが
5nm未満では滑り性が低下してフィルム表面傷が生じ
易くなり、30nmを超えると十分な再生出力が得られ
ない。
【0015】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムは、熱膨張係数が8×10-6(1/℃)〜25×1
0-6(1/℃)が好ましく、より好ましくは10×10
-6(1/℃)〜23×10-6(1/℃)である。熱膨張
係数がこれらの範囲を外れると、読み取りヘッドなどフ
ロッピーディスク・ドライブ装置の金属製部品の熱膨張
係数との差が大きくなり、記録、読み取り時の温度差に
よってはトラッキング不良となるため好ましくない。ま
た熱膨張係数の異方性は0〜13×10-6(1/℃)が
好ましく、より好ましくは0〜10×10-6(1/℃)
である。熱膨張係数の異方性が大きくなると、温度変化
によって記録トラックが楕円状に変形することになり、
機械的な位置追従が困難になるため好ましくなく、特に
本発明のような高容量フロッピーディスクにおいては注
意が必要である。
ルムは、熱膨張係数が8×10-6(1/℃)〜25×1
0-6(1/℃)が好ましく、より好ましくは10×10
-6(1/℃)〜23×10-6(1/℃)である。熱膨張
係数がこれらの範囲を外れると、読み取りヘッドなどフ
ロッピーディスク・ドライブ装置の金属製部品の熱膨張
係数との差が大きくなり、記録、読み取り時の温度差に
よってはトラッキング不良となるため好ましくない。ま
た熱膨張係数の異方性は0〜13×10-6(1/℃)が
好ましく、より好ましくは0〜10×10-6(1/℃)
である。熱膨張係数の異方性が大きくなると、温度変化
によって記録トラックが楕円状に変形することになり、
機械的な位置追従が困難になるため好ましくなく、特に
本発明のような高容量フロッピーディスクにおいては注
意が必要である。
【0016】本発明における二軸配向ポリエステルフィ
ルムは、上記ポリエステルより各種の方法によって製造
することができる。たとえば、押出機により溶融された
ポリエステルはシート状に口金から押し出され、冷却ド
ラム上で冷却固化され、次いで逐次延伸または同時二軸
延伸を経て、熱固定のあと二軸配向フィルムとして巻き
取られる。これらの製造工程のなかで、フィルムの物性
は、縦横方向の延伸倍率および延伸温度、熱固定温度、
さらには縦横方向にリラックス操作などの条件を適宜選
択することから調整される。
ルムは、上記ポリエステルより各種の方法によって製造
することができる。たとえば、押出機により溶融された
ポリエステルはシート状に口金から押し出され、冷却ド
ラム上で冷却固化され、次いで逐次延伸または同時二軸
延伸を経て、熱固定のあと二軸配向フィルムとして巻き
取られる。これらの製造工程のなかで、フィルムの物性
は、縦横方向の延伸倍率および延伸温度、熱固定温度、
さらには縦横方向にリラックス操作などの条件を適宜選
択することから調整される。
【0017】易接着層の積層方法としては、水性塗剤を
調製しフィルム製膜工程内での塗布、共押出する方法、
有機溶剤系の塗剤を調製して製膜工程とは別途オフライ
ンで塗工する方法などがあるが、水性塗剤による方法が
最も現実的で好ましい。水性塗剤の塗布は、ポリエステ
ルフィルムの配向、結晶化が完了する以前に行なうこと
が必要で、例えば逐次二軸延伸製膜工程では縦延伸後の
フィルムに塗布し、横延伸、熱固定を経る間に易接着層
とフィルム本体との密着向上を得る方法が一般的であ
る。塗布方式としては、グラビアコート法、ロールコー
ト法、メイヤバー法などが用いられ、塗布前のフィルム
表面をコロナ処理等によって濡れ性を向上させる方法な
どが採られる場合もある。
調製しフィルム製膜工程内での塗布、共押出する方法、
有機溶剤系の塗剤を調製して製膜工程とは別途オフライ
ンで塗工する方法などがあるが、水性塗剤による方法が
最も現実的で好ましい。水性塗剤の塗布は、ポリエステ
ルフィルムの配向、結晶化が完了する以前に行なうこと
が必要で、例えば逐次二軸延伸製膜工程では縦延伸後の
フィルムに塗布し、横延伸、熱固定を経る間に易接着層
とフィルム本体との密着向上を得る方法が一般的であ
る。塗布方式としては、グラビアコート法、ロールコー
ト法、メイヤバー法などが用いられ、塗布前のフィルム
表面をコロナ処理等によって濡れ性を向上させる方法な
どが採られる場合もある。
【0018】[物性の測定方法ならびに効果の評価方
法]本発明における特性値の測定方法ならびに効果の評
価方法は次の通りである。 (1)フィルム表面粗さ(中心線平均表面粗さRa) (株)小坂研究所製の触針式表面粗さ計を用いて、触針
先端半径2μm、荷重10mg、測定長4mm、カット
オフ0.25mmの条件で測定した。なお、Raの定義
は、例えば奈良治郎著「表面粗さの測定・評価法」(総
合技術センター、1983)に示されているものであ
る。
法]本発明における特性値の測定方法ならびに効果の評
価方法は次の通りである。 (1)フィルム表面粗さ(中心線平均表面粗さRa) (株)小坂研究所製の触針式表面粗さ計を用いて、触針
先端半径2μm、荷重10mg、測定長4mm、カット
オフ0.25mmの条件で測定した。なお、Raの定義
は、例えば奈良治郎著「表面粗さの測定・評価法」(総
合技術センター、1983)に示されているものであ
る。
【0019】(2)フィルム表面傷の評価 ブロッキング評価で問題なくスムーズにフィルムを巻出
せたものについて、透過光、反射光の下で目視でフィル
ム表面を検査した。確認された傷については、3次元粗
さ計で傷高さ(または深さ)を測定した。
せたものについて、透過光、反射光の下で目視でフィル
ム表面を検査した。確認された傷については、3次元粗
さ計で傷高さ(または深さ)を測定した。
【0020】(3)寸法変化率 熱風オーブンまたは恒温高湿糟で試料を80℃、30分
間、または80℃、80%RHにおいて30分間の処理
を行い、その処理前後の寸法差から寸法変化率を測定し
た。寸法測定には分解能1μmの読み取り機を備えた万
能投影機等が利用できる。 寸法変化率=(処理前長−処理後長)/処理前長×100 (%)
間、または80℃、80%RHにおいて30分間の処理
を行い、その処理前後の寸法差から寸法変化率を測定し
た。寸法測定には分解能1μmの読み取り機を備えた万
能投影機等が利用できる。 寸法変化率=(処理前長−処理後長)/処理前長×100 (%)
【0021】(4)熱膨張係数 超音波音速測定器(SST)によってフィルム面内各方
向の音速(即ちヤング率)を求めてポリマ配向分布を求
め、音速の最大方向(長軸)と最小方向(短軸)につい
て熱膨張係数を測定し、その差を異方性とする。熱機械
分析装置(TMA)により20℃から40℃の温度変化
を試料に与え、25℃〜35℃の間の寸法変化を温度変
化で除して熱膨張係数を求めた。
向の音速(即ちヤング率)を求めてポリマ配向分布を求
め、音速の最大方向(長軸)と最小方向(短軸)につい
て熱膨張係数を測定し、その差を異方性とする。熱機械
分析装置(TMA)により20℃から40℃の温度変化
を試料に与え、25℃〜35℃の間の寸法変化を温度変
化で除して熱膨張係数を求めた。
【0022】(5)トラッキングずれテスト(温度変
化) 磁気記録層を形成してディスク状に打ち抜いたフロッピ
ーディスクを、温度15℃、相対湿度60%の雰囲気で
リングヘッドを用いて磁気記録し、その時の最大出力と
出力エンベロープを測定する。次に温度40℃、湿度6
0%RHに保持して同様に最大出力と出力エンベロープ
を測定し、15℃60%RHの時と40℃、60%RH
の時の出力エンベロープを比較してトラッキングの状態
を判定する。この差が小さいほどトラッキング特性が良
好で、差が3dBを超えるものではトラッキングが悪く
評価としては不良(×)であり、3dB以内のものは優
(○)として評価した。
化) 磁気記録層を形成してディスク状に打ち抜いたフロッピ
ーディスクを、温度15℃、相対湿度60%の雰囲気で
リングヘッドを用いて磁気記録し、その時の最大出力と
出力エンベロープを測定する。次に温度40℃、湿度6
0%RHに保持して同様に最大出力と出力エンベロープ
を測定し、15℃60%RHの時と40℃、60%RH
の時の出力エンベロープを比較してトラッキングの状態
を判定する。この差が小さいほどトラッキング特性が良
好で、差が3dBを超えるものではトラッキングが悪く
評価としては不良(×)であり、3dB以内のものは優
(○)として評価した。
【0023】(6)トラッキングずれテスト(湿度変
化) 前項と同様に温度25℃、湿度20%RHの雰囲気で記
録し、更に温度25℃、湿度70%RHに保持し、25
℃、20%RHの時と25℃、70%RHの時の出力エ
ンベロープを比較してトラッキングの状態を判定する。
判定の基準は前項と同様である。
化) 前項と同様に温度25℃、湿度20%RHの雰囲気で記
録し、更に温度25℃、湿度70%RHに保持し、25
℃、20%RHの時と25℃、70%RHの時の出力エ
ンベロープを比較してトラッキングの状態を判定する。
判定の基準は前項と同様である。
【0024】
【実施例】次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説
明する。また、表1には実施例、比較例の結果をまとめ
た。
明する。また、表1には実施例、比較例の結果をまとめ
た。
【0025】実施例1 フィルムベース用として、常法により重合したポリエチ
レンテレフタレート(重合触媒:酢酸マグネシウム0.
1重量%、三酸化アンチモン0.03重量%、リン化合
物としてジメチルフェニルホスホネート0.35重量%
使用)を用い、平均粒径0.2μmのコロイダルシリカ
を0.3重量%、平均粒径0.8μmの炭酸カルシウム
を0.05重量%となるよう添加混合した原料ペレット
を、180℃で7時間真空乾燥(5Torr)した後、
押出機に供給して280℃で溶融した。
レンテレフタレート(重合触媒:酢酸マグネシウム0.
1重量%、三酸化アンチモン0.03重量%、リン化合
物としてジメチルフェニルホスホネート0.35重量%
使用)を用い、平均粒径0.2μmのコロイダルシリカ
を0.3重量%、平均粒径0.8μmの炭酸カルシウム
を0.05重量%となるよう添加混合した原料ペレット
を、180℃で7時間真空乾燥(5Torr)した後、
押出機に供給して280℃で溶融した。
【0026】溶融ポリマを高精度濾過した後、口金から
シート状に押出し静電印加キャスト法を用いて表面温度
25℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化
し、未延伸フィルムを作った。この未延伸フィルムを8
5℃で長手方向に3.5倍延伸した。次にフィルムの両
面をコロナ放電処理し、水溶性のスルホン酸塩基含有ポ
リエステル樹脂から成る水性塗剤をメイヤバーコート法
で両面に同じ塗布量となるよう塗布した。続いて、ステ
ンタを用いて105℃で幅方向に3.7倍延伸し、さら
に定長下210℃で5秒間熱固定を行ない、150℃で
幅方向に3.5%弛緩処理した。ステンタから出たフィ
ルムは雰囲気温度25℃で長手方向に0.05%弛緩を
行ない、厚さ62μmの二軸配向ポリエステルフィルム
を得た。80℃、30分、および80℃、80%RH下
における30分の寸法変化率(長手方向/幅方向)はそ
れぞれ0.04/0.04%、0.07/0.11%、
熱膨張係数は長軸8×10-6(1/℃)、短軸19×1
0-6(1/℃)であった。また、フィルムの表面傷につ
いて評価したところ、目視で確認できる傷は皆無であっ
た。
シート状に押出し静電印加キャスト法を用いて表面温度
25℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化
し、未延伸フィルムを作った。この未延伸フィルムを8
5℃で長手方向に3.5倍延伸した。次にフィルムの両
面をコロナ放電処理し、水溶性のスルホン酸塩基含有ポ
リエステル樹脂から成る水性塗剤をメイヤバーコート法
で両面に同じ塗布量となるよう塗布した。続いて、ステ
ンタを用いて105℃で幅方向に3.7倍延伸し、さら
に定長下210℃で5秒間熱固定を行ない、150℃で
幅方向に3.5%弛緩処理した。ステンタから出たフィ
ルムは雰囲気温度25℃で長手方向に0.05%弛緩を
行ない、厚さ62μmの二軸配向ポリエステルフィルム
を得た。80℃、30分、および80℃、80%RH下
における30分の寸法変化率(長手方向/幅方向)はそ
れぞれ0.04/0.04%、0.07/0.11%、
熱膨張係数は長軸8×10-6(1/℃)、短軸19×1
0-6(1/℃)であった。また、フィルムの表面傷につ
いて評価したところ、目視で確認できる傷は皆無であっ
た。
【0027】得られた二軸延伸ポリエステルフィルムに
下記組成の磁性塗剤を1μmの厚さに塗布した後、カレ
ンダー処理を行い、ディスク状に打ち抜いてフロッピー
ディスクを作成した。 γ−酸化鉄 200部 ポリウレタン 30部 酢酸ビニル樹脂 30部 イソシアネート化合物 40部 カーボンブラック 4部 溶剤 200部 (トルエン/MEK/シクロヘキサノン=1/1/1) 得られたフロッピーディスクの特性を測定したところ優
れた耐トラッキング性を有していた。
下記組成の磁性塗剤を1μmの厚さに塗布した後、カレ
ンダー処理を行い、ディスク状に打ち抜いてフロッピー
ディスクを作成した。 γ−酸化鉄 200部 ポリウレタン 30部 酢酸ビニル樹脂 30部 イソシアネート化合物 40部 カーボンブラック 4部 溶剤 200部 (トルエン/MEK/シクロヘキサノン=1/1/1) 得られたフロッピーディスクの特性を測定したところ優
れた耐トラッキング性を有していた。
【0028】実施例2、比較例1〜3 未延伸フィルムの熱処理条件、延伸温度、延伸倍率を変
更する以外は、実施例1と同様にして厚さ62μmの二
軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルム
の磁性層塗布後のフロッピーディスクとしての特性を評
価したところ、本発明で特定した範囲内のものは優れた
耐トラッキング特性を有していた。
更する以外は、実施例1と同様にして厚さ62μmの二
軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルム
の磁性層塗布後のフロッピーディスクとしての特性を評
価したところ、本発明で特定した範囲内のものは優れた
耐トラッキング特性を有していた。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、熱特性と湿度特性を組
み合わせた特定の湿熱特性を有する二軸配向ポリエステ
ルフィルムを基材フィルムとして使用することにより、
高容量フロッピーディスクにおいて、高温高湿下での長
期使用においても耐トラッキング性について良好な安定
性を得ることができる。
み合わせた特定の湿熱特性を有する二軸配向ポリエステ
ルフィルムを基材フィルムとして使用することにより、
高容量フロッピーディスクにおいて、高温高湿下での長
期使用においても耐トラッキング性について良好な安定
性を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 7:00
Claims (2)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエステルフィルムに磁性層
を積層したフロッピーディスクにおいて、該二軸配向ポ
リエステルフィルムの80℃、30分間の寸法変化率が
0.1%以下で面内異方性が0.05%以下、80℃、
80%RH下における30分間の寸法変化率が0.2%
以下で面内異方性が0.1%以下であることを特徴とす
るフロッピーディスク。 - 【請求項2】 前記二軸配向ポリエステルフィルムの表
面粗さが、中心線平均粗さRaにて5nm〜30nmの
範囲にある、請求項1のフロッピーディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21575597A JPH1145426A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | フロッピーディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21575597A JPH1145426A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | フロッピーディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1145426A true JPH1145426A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16677695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21575597A Pending JPH1145426A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | フロッピーディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1145426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172963A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Mitsubishi Plastics Inc | ポリエチレンテレフタレートフィルムの製造方法 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP21575597A patent/JPH1145426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172963A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Mitsubishi Plastics Inc | ポリエチレンテレフタレートフィルムの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040416 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |