JPH1144461A - 冷凍機 - Google Patents

冷凍機

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JPH1144461A
JPH1144461A JP9198298A JP19829897A JPH1144461A JP H1144461 A JPH1144461 A JP H1144461A JP 9198298 A JP9198298 A JP 9198298A JP 19829897 A JP19829897 A JP 19829897A JP H1144461 A JPH1144461 A JP H1144461A
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JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
bypass
subcooling heat
pressure loss
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JP9198298A
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Koichi Kita
宏一 北
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/12Inflammable refrigerants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2400/13Economisers

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発器入口での冷媒を飽和液状態に近づけた
ときに、過冷却用熱交換器での圧損増加を抑えることが
でき、能力の向上を図れる冷凍機を提供する。 【解決手段】 この冷凍機は、過冷却用熱交換器3での
バイパス流F1の圧損がR22よりも小さな冷媒R41
0Aを用いている。したがって、過冷却用熱交換器3で
の圧損増加を抑えつつバイパス流量を増加させて、蒸発
器6入口での冷媒を飽和液状態に近づけて、COPの向
上を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、過冷却を行なう
冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】過冷却を行なう冷凍機では、図6(B)
に示すモリエル線図に記号で示すように、蒸発器の入
口での冷媒が飽和液状態(乾き度0)になるように、過
冷却度Aを設定することが、COP(成績係数)能力向
上のためには最適である。
【0003】しかし、蒸発器入口での冷媒を飽和液状態
に近づけるためには、過冷却回路に流す冷媒量(バイパ
ス流量)を多くする必要があり、バイパス流量を多くす
ると、過冷却用熱交換器の圧損が増加して、COP向上
を妨げるというデメリットがある。
【0004】また、過冷却度Aを大きくする程、過冷却
用熱交換器の中間でのバイパス流の温度t1とメイン流
の温度t2との温度差Δtが小さくなるので、COP向
上を妨げるというデメリットがある。
【0005】過冷却度Aを大きくする程、上記温度差Δ
tが小さくなる理由は、図6(A)と図6(B)とを対
比すれば分かるように、バイパス流量比を2a重量%か
ら3a重量%に増やして、過冷却度Aを大きくすると、
過冷却用熱交換器の中間でのメイン流の温度t2が低下
する一方、過冷却用熱交換器での圧損が増加して過冷却
熱交換器の中間でのバイパス流の温度t1 が上昇するか
らである。
【0006】このため、実際には、図6(A)に示すよ
うに、蒸発器入口での冷媒乾き度を0よりもやや大きく
設定して、図6(C)に示すポイントPで運転してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、蒸発器入口での冷媒を飽和液状態に近づけたとき
に、過冷却用熱交換器での圧損増加を抑えることがで
き、能力の向上を図れる冷凍機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、圧縮機、凝縮器、過冷却用熱交
換器、第1の絞り機構、蒸発器の順に主流冷媒が流れる
主回路と、上記凝縮器と過冷却用熱交換器との間、ある
いは上記過冷却用熱交換器と第1の絞り機構との間から
分岐して、第2の絞り機構、過冷却用熱交換器の順に流
れた後、圧縮機の吸入側で上記主流冷媒と合流するバイ
パス流冷媒が流れるバイパス回路とを備え、上記冷媒と
して、過冷却用熱交換器でのバイパス流の圧損がR22
よりも小さな冷媒を用いていることを特徴としている。
【0009】この請求項1の発明では、過冷却用熱交換
器でのバイパス流の圧損がR22よりも小さな冷媒を用
いている。したがって、過冷却用熱交換器での圧損増加
を抑えつつバイパス流量を増加させて、蒸発器入口での
冷媒を飽和液状態に近づけて、COPの向上を図れる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の冷凍機において、上記冷媒を、R32、R143a、
R410Aをそれぞれ単体で用いるか、もしくは、R3
2とR143aを混合した冷媒を用いていることを特徴
としている。
【0011】この請求項2の発明によれば、過冷却用熱
交換器でのバイパス流の圧損がR22よりも小さくな
る。したがって、過冷却用熱交換器での圧損増加を抑え
つつバイパス流量を増加させて、蒸発器入口での冷媒を
飽和液状態に近づけて、COPの向上を図れる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の冷凍機において、上記冷媒を、三元系状態図上でR3
2とR125とR134aの重量比が100:0:0で
ある点と、20:80:0である点と、30:0:70
である点とを結ぶ三角形領域内の冷媒としたことを特徴
とする冷凍機。
【0013】上記三角形領域内の冷媒は、過冷却用熱交
換器でのバイパス流の圧損がR22よりも小さい。した
がって、上記三角形領域内の冷媒を用いれば、過冷却用
熱交換器での圧損増加を抑えつつバイパス流量を増加さ
せて、蒸発器入口での冷媒を飽和液状態に近づけて、C
OPの向上を図れる。
【0014】また、請求項4の発明の冷凍機は、圧縮
機、凝縮器、過冷却用熱交換器、第1の絞り機構、蒸発
器の順に主流冷媒が流れる主回路と、上記凝縮器と過冷
却用熱交換器との間、あるいは上記過冷却用熱交換器と
第1の絞り機構との間から分岐して、第2の絞り機構、
過冷却用熱交換器の順に流れた後、圧縮機の吸入側で上
記主流冷媒と合流するバイパス流冷媒が流れるバイパス
回路とを備え、上記冷媒として、(温度)−(エンタル
ピー)線図上でR22よりも飽和液線の傾きが小さな冷
媒を用いていることを特徴とする冷凍機。
【0015】この請求項4の発明では、飽和液のΔT
(温度)/Δh(エンタルヒ゜ー)がR22よりも小さな冷媒(例
えば、R410A)を用いている。したがって、図4
(A)に例示するように、過冷却無しの場合の蒸発器の
入口での冷媒の乾き度が、R22よりも大きくなる。し
たがって、この発明によれば、過冷却によって蒸発器入
口での乾き度減少可能な余地を、R22を用いた場合に
比べて大きくできる。したがって、この発明によれば、
過冷却による冷凍効果増の余地を大きくでき、過冷却に
よるCOP向上の最大化を図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0017】図1(A)に、この発明の冷凍機の実施の
形態の冷媒回路を示す。この冷媒回路は、圧縮機1の吐
出側に、四路弁4,凝縮器2が順に接続され、この凝縮
器2に過冷却用熱交換器3が接続されている。この過冷
却用熱交換器3には主絞り機構5が接続され、この主絞
り機構5は蒸発器6に接続されている。
【0018】一方、上記凝縮器2と過冷却用熱交換器3
との間の分岐点21からバイパス管7が分岐されてい
る。このバイパス管7はバイパス絞り機構8を経由して
上記過冷却用熱交換器3内を主流冷媒F2の上流側から
下流側に延在してから、過冷却用熱交換器3から外に出
て、アキュムレータ10を経由して圧縮機1の吸込側に
つながっている。
【0019】そして、蒸発器6からの冷媒管11は四路
弁4を経由してアキュムレータ10の手前で上記バイパ
ス管7に接続されている。
【0020】上記バイパス管7とバイパス絞り機構8と
過冷却用熱交換器3とがバイパス回路を構成している。
そして、上記圧縮機1,四路弁4,凝縮器2,主絞り機
構5,蒸発器6が主回路を構成している。そして、上記
冷媒回路には、冷媒としてR410Aを用いた。
【0021】上記構成の冷凍機の動作を、図4(C)の
モリエル線図を参照して説明する。まず、圧縮機1によ
って冷媒が圧縮されて、冷媒状態Q1からQ2に移行
し、凝縮器2で冷媒が凝縮されてQ2からQ3に移行す
る。次に、このQ3で冷媒は、バイパス流F1と主流F
2に分岐し、バイパス流F1はバイパス絞り機構8で膨
張してQ3からQ4に移行する。一方、上記主流F2は
過冷却用熱交換器3に流入し、上記バイパス絞り機構8
から過冷却用熱交換器3に流入したバイパス流F1によ
って過冷却されてQ3からQ5に移行する。同時に、上
記バイパス流F1はQ4からQ9に移行する。
【0022】次に、上記主流F2は主絞り機構5に流入
して膨張し、Q5からQ6に移行する。次に、主流F2
は蒸発器6に流入して蒸発し、Q6からQ7に移行し、
さらに、上記過冷却用熱交換器3からのバイパス流F1
に合流して、Q1の状態になる。このように、上記過冷
却用熱交換器3に流すバイパス流F1でもって、主流F
2を過冷却して、蒸発器6の入口での主流F2を飽和液
状態に近づけて、COPの向上を図る。
【0023】ここで、冷媒として用いたR410Aは、
ガス密度がR22よりも高く、R22に比べて過冷却用
熱交換器3でのバイパス流F1の圧損が小さい。すなわ
ち、図2に例示すように、R410Aを用いた場合に
は、主流F2の冷媒量に対するバイパス流F1の冷媒量
(バイパス流量比)が3a%であるときに、過冷却用熱
交換器3でのバイパス流の圧損を冷媒温度に換算した値
が約2度になる。これに対し、R22を用いた場合に
は、バイパス流量比が2a%であるときに、圧損の温度
換算値が約2度であり、バイパス流量比を3a%にする
と、圧損の温度換算値が3度を上回ってしまう。
【0024】したがって、この実施の形態によれば、R
22を用いた場合に比べて、圧損を増加させることな
く、バイパス流量比を約1.5倍にすることができる。
したがって、図3に示すように、過冷却用熱交換器3に
よる主流冷媒の過冷却を増加させて、蒸発器5の入口で
の冷媒を飽和液状態に近づけ、システム能力を向上でき
る。別の見方をすれば、この実施の形態によれば、R2
2を用いた場合に比べて、圧損を増加させることなく、
ガス配管や液配管の細径化を図れる。ガス配管の細径化
は、コストダウン、省資源、製品の据え付け性に寄与
し、液配管の細径化は省冷媒化に寄与できる。
【0025】また、より詳細には、R410Aはガス密
度がR22に対して高く、同一能力でも冷媒循環量を約
3割低減させることができる。したがって、冷媒配管サ
イズが同じであれば、R410Aのバイパス側配管圧損
をR22を用いた場合のバイパス側配管圧損の7割程度
に低減できる。さらに、同一の圧損に対する温度低下量
は、R410AはR22の約6割と小さい。したがっ
て、同一能力、同一配管寸法において、R410Aの圧
損温度換算値は、R22の約4割になる。したがって、
過冷却を行なう冷凍機において、R22に替えてR41
0Aを用いることによって、過冷却用熱交換器3でのバ
イパス流の圧損を小さく抑えることができ、従来よりも
蒸発器6の入口での乾き度を小さくでき、過冷却用熱交
換器3を有効に利用でき、COPを向上できる。
【0026】また、図4(A)〜(C)を用いて、別の
観点から説明すれば、この実施の形態では、図4(A)
に示すように、飽和液のΔT(温度)/Δh(エンタルヒ゜ー)が
R22よりも小さなR410Aを用いている。したがっ
て、過冷却無しの場合の蒸発器の入口での冷媒の乾き度
(図4(A)のd2/d1)が、R22を用いた場合
(図4(A)のd4/d3)よりも大きくなる。したが
って、この実施形態によれば、過冷却によって蒸発器6
入口での乾き度減少可能な余地(図4(C)のDD1)
を、R22を用いた場合(図4(B)のDD2)に比べ
て大きくできる。したがって、この実施形態によれば、
図4(C)に示す過冷却SC1を、図4(B)に示すR
22を用いた場合の過冷却SC2よりも大きくできる。
したがって、この実施の形態によれば、過冷却による冷
凍効果増の余地を大きくでき、過冷却によって能力を最
大限に向上できる。
【0027】なお、R32とR125とR134aとを
任意の割合で混合した冷媒によれば、飽和液のΔT/Δ
hをR22よりも小さくすることができ、過冷却によっ
て蒸発器入口での乾き度減少可能な余地を、R22を用
いた場合に比べて大きくできる。したがって、過冷却に
よる冷凍効果増の余地を大きくでき、過冷却によってC
OPを最大限に向上できる。
【0028】尚、上記実施の形態では、冷媒としてR4
10Aを用いたが、R410Aに替えて、図5に示すR
32を用いてもよい。このR32によれば、R410A
以上に、バイパス流量比を増加させることができる。
【0029】また、図5の三元系状態図上で、R32と
R125とR134aの重量比が100:0:0である
点と、20:80:0である点と、30:0:70であ
る点とを結ぶ三角形領域内の冷媒を用いることによっ
て、圧損の温度換算値をR22よりも小さくすることが
でき、バイパス流量比を増加させることができて、過冷
却効果を増大させることができる。
【0030】また、上記冷媒を、R32、R143aを
それぞれ単体で用いるか、もしくは、R32、R143
aを混合した冷媒を用いてもよい。この場合にも、過冷
却用熱交換器3でのバイパス流の圧損をR22よりも小
さくなる。したがって、過冷却用熱交換器3での圧損増
加を抑えつつバイパス流量を増加させて、蒸発器6入口
での冷媒を飽和液状態に近づけて、能力の向上を図れ
る。
【0031】また、上記実施の形態では、凝縮器2と過
冷却用熱交換器3との間からバイパス管7を分岐させた
が、過冷却用熱交換器3と主絞り機構5との間の分岐点
22からバイパス管を分岐させ、図1(B)に示す回路
としてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明は、過冷却用熱交換器でのバイパス流の圧損がR22
よりも小さな冷媒を用いている。したがって、過冷却用
熱交換器での圧損増加を抑えつつバイパス流量を増加さ
せて、蒸発器入口での冷媒を飽和液状態に近づけて、C
OPの向上を図れる。
【0033】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の冷凍機において、上記冷媒を、R32、R143a、
R410Aをそれぞれ単体で用いるか、もしくは、R3
2とR143aを混合した冷媒を用いている。この請求
項2の発明によれば、過冷却用熱交換器でのバイパス流
の圧損をR22よりも小さくできる。したがって、過冷
却用熱交換器での圧損増加を抑えつつバイパス流量を増
加させて、蒸発器入口での冷媒を飽和液状態に近づけ
て、COPの向上を図れる。
【0034】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の冷凍機において、上記冷媒を、三元系状態図上でR3
2とR125とR134aの重量比が100:0:0で
ある点と、20:80:0である点と、30:0:70
である点とを結ぶ三角形領域内の冷媒とした。上記三角
形領域内の冷媒は、過冷却用熱交換器でのバイパス流の
圧損がR22よりも小さい。したがって、上記三角形領
域内の冷媒を用いれば、過冷却用熱交換器での圧損増加
を抑えつつバイパス流量を増加させて、蒸発器入口での
冷媒を飽和液状態に近づけて、COPの向上を図れる。
【0035】また、請求項4の発明の冷凍機は、飽和液
のΔT/ΔhがR22よりも小さな冷媒を用いている。
したがって、過冷却無しの場合の蒸発器の入口での冷媒
の乾き度が、R22よりも大きくなり、過冷却によって
蒸発器入口での乾き度減少可能な余地を、R22を用い
た場合に比べて大きくできる。したがって、過冷却によ
る冷凍効果増の余地を大きくでき、過冷却によるCOP
向上の最大化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の冷凍機の実施の形態
の冷媒回路図であり、図2(B)は上記冷媒回路の変形
例を示す図であるる。
【図2】 バイパス流量比と過冷却用熱交換器での圧損
の温度換算値との関係を示す特性図である。
【図3】 過冷却用熱交換器の能力とシステムの能力比
との関係を示す特性図である。
【図4】 図4(A)は飽和液のΔT/ΔhをR22と
R410Aとで対比させた図であり、図4(B)はR2
2を用いた場合でのモリエル線図であり、図4(C)は
R410Aを用いた場合でのモリエル線図である。
【図5】 R32とR125とR134Aとの三元系状
態図である。
【図6】 図6(A)は過冷却を行なう従来の冷凍機に
おいて、バイパス流量比を2a%にしたときのモリエル
線図であり、図6(B)はバイパス流量比を3a%にし
たときのモリエル線図であり、図6(C)はバイパス流
量比とシステム能力比との関係図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、3…過冷却用熱交換器、4…
四路弁、5…主絞り機構、6…蒸発器、7…バイパス
管、8…バイパス絞り機構、10…アキュムレータ、1
1…冷媒管、21,22…分岐点、F1…バイパス流、
F2…主流。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、過冷却用
    熱交換器(3)、第1の絞り機構(5)、蒸発器(6)
    の順に主流冷媒(F2)が流れる主回路と、 上記凝縮器(2)と過冷却用熱交換器(3)との間、あ
    るいは上記過冷却用熱交換器(3)と第1の絞り機構
    (5)との間から分岐して、第2の絞り機構(8)、過
    冷却用熱交換器(3)の順に流れた後、圧縮機(1)の
    吸入側で上記主流冷媒(F2)と合流するバイパス流冷
    媒(F1)が流れるバイパス回路とを備え、 上記冷媒として、過冷却用熱交換器(3)でのバイパス
    流(F1)の圧損がR22よりも小さな冷媒を用いてい
    ることを特徴とする冷凍機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冷凍機において、 上記冷媒を、R32、R143a、R410Aをそれぞ
    れ単体で用いるか、もしくは、R32とR143aを混
    合した冷媒を用いていることを特徴とする冷凍機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の冷凍機において、 上記冷媒を、三元系状態図上でR32とR125とR1
    34aの重量比が100:0:0である点と、20:8
    0:0である点と、30:0:70である点とを結ぶ三
    角形領域内の冷媒としたことを特徴とする冷凍機。
  4. 【請求項4】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、過冷却用
    熱交換器(3)、第1の絞り機構(5)、蒸発器(6)
    の順に主流冷媒(F2)が流れる主回路と、 上記凝縮器(2)と過冷却用熱交換器(3)との間、あ
    るいは上記過冷却用熱交換器(3)と第1の絞り機構
    (5)との間から分岐して、第2の絞り機構(8)、過
    冷却用熱交換器(3)の順に流れた後、圧縮機(1)の
    吸入側で上記主流冷媒(F2)と合流するバイパス流冷
    媒(F1)が流れるバイパス回路とを備え、 上記冷媒として、(温度)−(エンタルピー)線図上で
    R22よりも飽和液線の傾きが小さな冷媒を用いている
    ことを特徴とする冷凍機。
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