JPH1143085A - 装軌式車両 - Google Patents
装軌式車両Info
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- JPH1143085A JPH1143085A JP21921297A JP21921297A JPH1143085A JP H1143085 A JPH1143085 A JP H1143085A JP 21921297 A JP21921297 A JP 21921297A JP 21921297 A JP21921297 A JP 21921297A JP H1143085 A JPH1143085 A JP H1143085A
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- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受部材とガイド部との間の隙間を調整する
摺動プレートの組付け性を向上できる上に、摺動部材の
材料コスト等を低減できるようにする。 【解決手段】 遊動輪18側の各軸受部材9を構成する
各嵌合部10を遊動輪ブラケット5に一体に設けたガイ
ド部6のガイド板6A,6B間およびガイド部7のガイ
ド板7A,7B間にそれぞれ嵌合させる。そして、摺動
プレート15,17の板厚をガイド板6A,6B,7
A,7Bと各嵌合部10との間の隙間の大きさに合わせ
て形成し、この摺動プレート15,17を各ボルト等を
介して嵌合部10の上面および下面に着脱可能に取付け
る。そして、摺動プレート15,17をガイド板6A,
6B,7A,7Bに摺接させることにより、ガイド部
6,7と各軸受部材9との間の隙間を上,下方向で調整
する。
摺動プレートの組付け性を向上できる上に、摺動部材の
材料コスト等を低減できるようにする。 【解決手段】 遊動輪18側の各軸受部材9を構成する
各嵌合部10を遊動輪ブラケット5に一体に設けたガイ
ド部6のガイド板6A,6B間およびガイド部7のガイ
ド板7A,7B間にそれぞれ嵌合させる。そして、摺動
プレート15,17の板厚をガイド板6A,6B,7
A,7Bと各嵌合部10との間の隙間の大きさに合わせ
て形成し、この摺動プレート15,17を各ボルト等を
介して嵌合部10の上面および下面に着脱可能に取付け
る。そして、摺動プレート15,17をガイド板6A,
6B,7A,7Bに摺接させることにより、ガイド部
6,7と各軸受部材9との間の隙間を上,下方向で調整
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等のように、履帯によって走行駆動さ
れる装軌式車両に関する。
ル、油圧クレーン等のように、履帯によって走行駆動さ
れる装軌式車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サイドフレームを有する車両の
トラックフレームと、前記サイドフレームの一端側に設
けられ、左,右方向で互いに対向した状態で前,後方向
に延びる一対のガイド部を備えた遊動輪ブラケットと、
前記遊動輪ブラケットの各ガイド部間に配設され、前記
各ガイド部に沿って前,後方向に変位するヨークと、前
記ヨークの先端側に一体に設けられ、各ガイド部に沿っ
てヨークと共に前,後方向に摺動する左,右の軸受部材
と、前記サイドフレームの一端側に位置し、前記各軸受
部材に支軸を介して回動可能に取付けられた遊動輪と、
前記遊動輪との間で履帯を駆動するため前記サイドフレ
ームの他端側に設けられた駆動輪とからなる装軌式車両
は知られている。
トラックフレームと、前記サイドフレームの一端側に設
けられ、左,右方向で互いに対向した状態で前,後方向
に延びる一対のガイド部を備えた遊動輪ブラケットと、
前記遊動輪ブラケットの各ガイド部間に配設され、前記
各ガイド部に沿って前,後方向に変位するヨークと、前
記ヨークの先端側に一体に設けられ、各ガイド部に沿っ
てヨークと共に前,後方向に摺動する左,右の軸受部材
と、前記サイドフレームの一端側に位置し、前記各軸受
部材に支軸を介して回動可能に取付けられた遊動輪と、
前記遊動輪との間で履帯を駆動するため前記サイドフレ
ームの他端側に設けられた駆動輪とからなる装軌式車両
は知られている。
【0003】この種の従来技術による装軌式車両では、
走行用の油圧モータ等のアクチュエータで駆動輪を回転
駆動させることによって、履帯を駆動輪と遊動輪との間
で周回動作させ、車両を走行駆動する構成となってい
る。また、前記サイドフレームとヨークとの間には履帯
の張力を調整する張力調整シリンダ等が伸縮可能に設け
られている。
走行用の油圧モータ等のアクチュエータで駆動輪を回転
駆動させることによって、履帯を駆動輪と遊動輪との間
で周回動作させ、車両を走行駆動する構成となってい
る。また、前記サイドフレームとヨークとの間には履帯
の張力を調整する張力調整シリンダ等が伸縮可能に設け
られている。
【0004】ここで、前記ガイド部は上,下で対向して
前,後方向で平行に延びる上,下一対のガイド板からな
り、各ガイド板間に摺動可能に配設された角板状をなす
各軸受部材をヨークと共に前,後方向にガイドする構成
になっている。また、遊動輪に対して支軸の軸方向へと
スラスト荷重が作用したときには、前記各軸受部材のう
ちいずれか一方の軸受部材が前記各ガイド板の端面等に
当接(衝突)することにより、このスラスト荷重を受承
する構成になっている。
前,後方向で平行に延びる上,下一対のガイド板からな
り、各ガイド板間に摺動可能に配設された角板状をなす
各軸受部材をヨークと共に前,後方向にガイドする構成
になっている。また、遊動輪に対して支軸の軸方向へと
スラスト荷重が作用したときには、前記各軸受部材のう
ちいずれか一方の軸受部材が前記各ガイド板の端面等に
当接(衝突)することにより、このスラスト荷重を受承
する構成になっている。
【0005】ところで、上述した従来技術では、上,下
のガイド板と軸受部材との間には、この各ガイド板の加
工公差および軸受部材の加工公差等に起因して実質的に
僅かな隙間が形成されるようになる。そして、この加工
公差を大きく設定した場合には、遊動輪と一体となった
各軸受部材が各ガイド板間で上,下方向または左,右方
向等に大きくがたつくことがあり、このようながたつき
が走行時の振動となって履帯に伝わると、履帯の「波打
ち」を発生させたり、騒音を発生させる原因になってし
まう。
のガイド板と軸受部材との間には、この各ガイド板の加
工公差および軸受部材の加工公差等に起因して実質的に
僅かな隙間が形成されるようになる。そして、この加工
公差を大きく設定した場合には、遊動輪と一体となった
各軸受部材が各ガイド板間で上,下方向または左,右方
向等に大きくがたつくことがあり、このようながたつき
が走行時の振動となって履帯に伝わると、履帯の「波打
ち」を発生させたり、騒音を発生させる原因になってし
まう。
【0006】そこで、このような問題を解決するため
に、特開平8−301152号公報(以下、他の従来技
術という)には、軸受部材と各ガイド板(枠体)との間
の隙間の大きさに合わせてシム板を1枚または複数枚介
在させることにより、軸受部材と各ガイド板との間の隙
間を適宜に調整する構成としたものが開示されている。
に、特開平8−301152号公報(以下、他の従来技
術という)には、軸受部材と各ガイド板(枠体)との間
の隙間の大きさに合わせてシム板を1枚または複数枚介
在させることにより、軸受部材と各ガイド板との間の隙
間を適宜に調整する構成としたものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した他
の従来技術では、遊動輪と一体となった軸受部材と遊動
輪ブラケットのガイド板との間の隙間を調整するため
に、隙間調整用のシム板をこのガイド板側に一体に取付
ける構成としている。
の従来技術では、遊動輪と一体となった軸受部材と遊動
輪ブラケットのガイド板との間の隙間を調整するため
に、隙間調整用のシム板をこのガイド板側に一体に取付
ける構成としている。
【0008】このため、シム板をガイド板に取付けると
きには、軸受部材を遊動輪と共にガイド板から予め取外
しておき、この状態で作業者が遊動輪ブラケット内の狭
いスペースを介してガイド板側まで手を延ばしつつ、シ
ム板をボルト等を介してガイド板に取付ける必要があ
る。この結果、シム板の取付時の作業が非常に面倒なも
のとなり、作業に手間や時間がかかってしまい、全体の
作業性が低下するという問題がある。
きには、軸受部材を遊動輪と共にガイド板から予め取外
しておき、この状態で作業者が遊動輪ブラケット内の狭
いスペースを介してガイド板側まで手を延ばしつつ、シ
ム板をボルト等を介してガイド板に取付ける必要があ
る。この結果、シム板の取付時の作業が非常に面倒なも
のとなり、作業に手間や時間がかかってしまい、全体の
作業性が低下するという問題がある。
【0009】また、軸受部材をシム板に対して常に摺接
状態に保持するためには、ガイド板の表面をほぼ全面に
亘ってシム板で覆う必要があり、これによって、シム板
の全体形状が前,後方向で比較的大きくなってしまい、
材料コストが高くつく上に、シム板をガイド板側に取付
けるときの作業が煩わしくなり、全体の作業効率が低下
するという問題がある。
状態に保持するためには、ガイド板の表面をほぼ全面に
亘ってシム板で覆う必要があり、これによって、シム板
の全体形状が前,後方向で比較的大きくなってしまい、
材料コストが高くつく上に、シム板をガイド板側に取付
けるときの作業が煩わしくなり、全体の作業効率が低下
するという問題がある。
【0010】さらに、このような従来技術にあっては、
軸受部材と上,下のガイド板間で生じる上,下方向での
がたつきに関しては、前記シム板で抑えることができる
ものの、各軸受部材と左,右のガイド板との間で生じる
左,右方向でのがたつきに関しては考慮されておらず、
掘削作用時に横方向からの衝撃等が作用したときには、
各軸受部材と一体となった遊動輪が各ガイド板間で左,
右方向に振動してしまい、これによっても、従来技術と
同様に履帯の「波打ち」が発生したり、騒音等が発生す
るという問題がある。
軸受部材と上,下のガイド板間で生じる上,下方向での
がたつきに関しては、前記シム板で抑えることができる
ものの、各軸受部材と左,右のガイド板との間で生じる
左,右方向でのがたつきに関しては考慮されておらず、
掘削作用時に横方向からの衝撃等が作用したときには、
各軸受部材と一体となった遊動輪が各ガイド板間で左,
右方向に振動してしまい、これによっても、従来技術と
同様に履帯の「波打ち」が発生したり、騒音等が発生す
るという問題がある。
【0011】しかも、シム板をボルト等を介してガイド
板側に一体に取付ける構成としているため、軸受部材を
シム板を介して各ガイド板間に取付けるときには、前記
ボルトの頭部側が各ガイド板の表面上に突出して邪魔に
なることがあり、軸受部材を各シム板に対して広く接触
(摺接)させるのが難しくなる。
板側に一体に取付ける構成としているため、軸受部材を
シム板を介して各ガイド板間に取付けるときには、前記
ボルトの頭部側が各ガイド板の表面上に突出して邪魔に
なることがあり、軸受部材を各シム板に対して広く接触
(摺接)させるのが難しくなる。
【0012】この結果、前記シム板と軸受部材との間に
作用する摺動抵抗(面圧)が増大してしまい、両者の摺
接面に摩耗、損傷等が生じ易くなるという問題がある。
また、ガイド板の板幅を左,右方向に大きく形成するこ
とにより、軸受部材とガイド板との摺動面積全体を大き
くした場合には、ガイド板と共に遊動輪ブラケット全体
が支軸の軸方向で必要以上に大きくなってしまい、装置
全体の大型化を招くという問題がある。
作用する摺動抵抗(面圧)が増大してしまい、両者の摺
接面に摩耗、損傷等が生じ易くなるという問題がある。
また、ガイド板の板幅を左,右方向に大きく形成するこ
とにより、軸受部材とガイド板との摺動面積全体を大き
くした場合には、ガイド板と共に遊動輪ブラケット全体
が支軸の軸方向で必要以上に大きくなってしまい、装置
全体の大型化を招くという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はガイド部と軸受部材との間の隙
間を調整する摺動プレートを軸受部材側に取付けること
により、ガイド部に対する軸受部材のがたつきを容易に
抑えることができ、履帯の「波打ち」や騒音等の原因を
なくすことができると共に、摺動プレートの取付作業時
の作業性を向上でき、しかも、ガイド部に対する摺動プ
レートの接触面を十分に確保した状態で、装置全体を小
型化できるようにした装軌式車両を提供することを目的
としている。
されたもので、本発明はガイド部と軸受部材との間の隙
間を調整する摺動プレートを軸受部材側に取付けること
により、ガイド部に対する軸受部材のがたつきを容易に
抑えることができ、履帯の「波打ち」や騒音等の原因を
なくすことができると共に、摺動プレートの取付作業時
の作業性を向上でき、しかも、ガイド部に対する摺動プ
レートの接触面を十分に確保した状態で、装置全体を小
型化できるようにした装軌式車両を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、サイドフレームを有する車両のトラ
ックフレームと、前記サイドフレームの一端側に設けら
れ、左,右方向で互いに対向した状態で前,後方向に延
びる一対のガイド部を備えた遊動輪ブラケットと、前記
遊動輪ブラケットの各ガイド部間に配設され、前記各ガ
イド部に沿って前,後方向に変位するヨークと、前記ヨ
ークの先端側に一体に設けられ、各ガイド部に沿ってヨ
ークと共に前,後方向に摺動する左,右の軸受部材と、
前記サイドフレームの一端側に位置し、前記各軸受部材
に支軸を介して回動可能に取付けられた遊動輪と、前記
遊動輪との間で履帯を駆動するため前記サイドフレーム
の他端側に設けられた駆動輪とからなる装軌式車両に適
用される。
ために、本発明は、サイドフレームを有する車両のトラ
ックフレームと、前記サイドフレームの一端側に設けら
れ、左,右方向で互いに対向した状態で前,後方向に延
びる一対のガイド部を備えた遊動輪ブラケットと、前記
遊動輪ブラケットの各ガイド部間に配設され、前記各ガ
イド部に沿って前,後方向に変位するヨークと、前記ヨ
ークの先端側に一体に設けられ、各ガイド部に沿ってヨ
ークと共に前,後方向に摺動する左,右の軸受部材と、
前記サイドフレームの一端側に位置し、前記各軸受部材
に支軸を介して回動可能に取付けられた遊動輪と、前記
遊動輪との間で履帯を駆動するため前記サイドフレーム
の他端側に設けられた駆動輪とからなる装軌式車両に適
用される。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記軸受部材に、前記ガイド部との間の隙間を
調整し、前記ガイド部に対して摺接する平板状の摺動プ
レートを着脱可能に設ける構成としたことにある。
特徴は、前記軸受部材に、前記ガイド部との間の隙間を
調整し、前記ガイド部に対して摺接する平板状の摺動プ
レートを着脱可能に設ける構成としたことにある。
【0016】上記構成により、摺動プレートとガイド部
との間に隙間が形成されるような場合でも、軸受部材を
摺動プレートを介してガイド部側に摺接させることによ
り、軸受部材とガイド部との間のがたつきを抑えること
ができる。また、摺動プレートを軸受部材に取付けると
きには、まず、履帯を遊動輪と駆動輪から取外し、次に
軸受部材を遊動輪と共に遊動輪ブラケットのガイド部か
ら取外すことにより、摺動プレートを遊動輪ブラケット
の外で広い作業スペースを確保しつつ、軸受部材に容易
に取付けることができる。
との間に隙間が形成されるような場合でも、軸受部材を
摺動プレートを介してガイド部側に摺接させることによ
り、軸受部材とガイド部との間のがたつきを抑えること
ができる。また、摺動プレートを軸受部材に取付けると
きには、まず、履帯を遊動輪と駆動輪から取外し、次に
軸受部材を遊動輪と共に遊動輪ブラケットのガイド部か
ら取外すことにより、摺動プレートを遊動輪ブラケット
の外で広い作業スペースを確保しつつ、軸受部材に容易
に取付けることができる。
【0017】また、請求項2の発明では、前記軸受部材
は、前記遊動輪の軸方向に一定長さをもって形成され、
先端側が前記ガイド部内に嵌合する嵌合部と、前記嵌合
部の基端側に一体形成され、前記遊動輪とガイド部との
軸方向の隙間を埋めるように上,下方向に突出したフラ
ンジ部とからなり、前記摺動プレートは前記軸受部材の
嵌合部に取付ける構成としている。
は、前記遊動輪の軸方向に一定長さをもって形成され、
先端側が前記ガイド部内に嵌合する嵌合部と、前記嵌合
部の基端側に一体形成され、前記遊動輪とガイド部との
軸方向の隙間を埋めるように上,下方向に突出したフラ
ンジ部とからなり、前記摺動プレートは前記軸受部材の
嵌合部に取付ける構成としている。
【0018】これにより、軸受部材の嵌合部とガイド部
との間の隙間調整を摺動プレートにより調整でき、軸受
部材とガイド部との間のがたつきを上,下方向で抑える
ことができる。
との間の隙間調整を摺動プレートにより調整でき、軸受
部材とガイド部との間のがたつきを上,下方向で抑える
ことができる。
【0019】さらに、請求項3の発明では、前記摺動プ
レートには、前記軸受部材のフランジ部と前記ガイド部
との間の軸方向隙間を調整するスラスト板部を設けてな
る請求項2に記載の装軌式車両。
レートには、前記軸受部材のフランジ部と前記ガイド部
との間の軸方向隙間を調整するスラスト板部を設けてな
る請求項2に記載の装軌式車両。
【0020】これにより、軸受部材のフランジ部と軸受
部材との間の軸方向(左,右方向)でのがたつきをスラ
スト板部により抑えることができる。そして、このスラ
スト板部を摺動プレートと共に嵌合部側に設けることが
でき、スラスト板部を軸受部材のフランジ部に締着する
必要がなくなる。
部材との間の軸方向(左,右方向)でのがたつきをスラ
スト板部により抑えることができる。そして、このスラ
スト板部を摺動プレートと共に嵌合部側に設けることが
でき、スラスト板部を軸受部材のフランジ部に締着する
必要がなくなる。
【0021】さらにまた、請求項4の発明では、前記摺
動プレートと軸受部材との間に、前記摺動プレートより
も薄肉に形成されたスペーサを介在させる構成としてい
る。
動プレートと軸受部材との間に、前記摺動プレートより
も薄肉に形成されたスペーサを介在させる構成としてい
る。
【0022】これにより、摺動プレートとガイド部との
間に、両者間の隙間の大きさに合わせてスペーサを1枚
あるいは複数枚介在させることにより、前記隙間の微調
整を容易に行うことができる。
間に、両者間の隙間の大きさに合わせてスペーサを1枚
あるいは複数枚介在させることにより、前記隙間の微調
整を容易に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【0024】ここで、図1ないし図8は本発明の第1の
実施例による装軌式車両を油圧ショベルに適用した場合
を示している。
実施例による装軌式車両を油圧ショベルに適用した場合
を示している。
【0025】図中、1は油圧ショベルの走行装置全体を
構成する下部走行体、2はこの下部走行体1を構成する
トラックフレームを示し、このトラックフレーム2は、
その上側中央部に上部旋回体が旋回可能に取付けられた
センタフレーム(いずれも図示せず)と、このセンター
フレームの左,右両側に設けられた左,右のサイドフレ
ーム3(一方のみ図示)とから大略構成されている。
構成する下部走行体、2はこの下部走行体1を構成する
トラックフレームを示し、このトラックフレーム2は、
その上側中央部に上部旋回体が旋回可能に取付けられた
センタフレーム(いずれも図示せず)と、このセンター
フレームの左,右両側に設けられた左,右のサイドフレ
ーム3(一方のみ図示)とから大略構成されている。
【0026】そして、サイドフレーム3は図2ないし図
4に示す如く、上板部3A、底板部3Bおよび左,右の
側板部3C,3C等と、これらの各板部3A,3B,3
Cの一端側に設けられた後述の遊動輪ブラケット5等と
から縦長の筐体として形成されている。また、サイドフ
レーム3内には、その長さ方向に沿って筒状カバー4が
設けられ、この筒状カバー4には後述する張力調整シリ
ンダ23等が収容されている。
4に示す如く、上板部3A、底板部3Bおよび左,右の
側板部3C,3C等と、これらの各板部3A,3B,3
Cの一端側に設けられた後述の遊動輪ブラケット5等と
から縦長の筐体として形成されている。また、サイドフ
レーム3内には、その長さ方向に沿って筒状カバー4が
設けられ、この筒状カバー4には後述する張力調整シリ
ンダ23等が収容されている。
【0027】5はサイドフレーム3の一端側に設けられ
た遊動輪ブラケットを示し、この遊動輪ブラケット5
は、図2ないし図5に示す如く、サイドフレーム3の一
端側から前方に延設された左,右の側板5A,5Bと、
この側板5A,5Bから左,右内向きに屈曲して後述の
遊動輪18側へと延びた左,右の上板5C,5Dと、こ
の上板5C,5Dを互いに一体に連結した補強板5Eと
から略コ字状をなした枠体として形成されている。ま
た、前記上板5C,5D間には、一定の幅をもって前,
後に延びる切欠部5Fが設けられ、この切欠部5Fは遊
動輪18がサイドフレーム3に対して前,後方向に相対
変位するのを許している。
た遊動輪ブラケットを示し、この遊動輪ブラケット5
は、図2ないし図5に示す如く、サイドフレーム3の一
端側から前方に延設された左,右の側板5A,5Bと、
この側板5A,5Bから左,右内向きに屈曲して後述の
遊動輪18側へと延びた左,右の上板5C,5Dと、こ
の上板5C,5Dを互いに一体に連結した補強板5Eと
から略コ字状をなした枠体として形成されている。ま
た、前記上板5C,5D間には、一定の幅をもって前,
後に延びる切欠部5Fが設けられ、この切欠部5Fは遊
動輪18がサイドフレーム3に対して前,後方向に相対
変位するのを許している。
【0028】6,7は遊動輪ブラケット5内で後述の各
軸受部材9を前,後方向にガイドする左,右のガイド部
を示し、このガイド部6,7は、図3ないし図5に示す
如く、左,右方向に互いに対向した状態で側板5A,5
Bに溶接等で固着されると共に、この側板5A,5Bに
沿って前,後方向に延びている。
軸受部材9を前,後方向にガイドする左,右のガイド部
を示し、このガイド部6,7は、図3ないし図5に示す
如く、左,右方向に互いに対向した状態で側板5A,5
Bに溶接等で固着されると共に、この側板5A,5Bに
沿って前,後方向に延びている。
【0029】そして、ガイド部6,7のうち左側のガイ
ド部6は図5に示す如く、側板5Aの上部側から内向き
に突出し、その突出端側が略L字状に屈曲して上板5C
に固着された上側ガイド板6Aと、この上側ガイド板6
Aの下側に位置して側板5Aから内向きに突出した下側
ガイド板6Bとから構成されている。また、下側ガイド
板6Bの突出端側には、前,後方向に沿って補強板6C
の基端側が固着され、この補強板6Cの先端側(下端
側)は側板5Aの下端側に固着されている。また、ガイ
ド部7についても、ガイド部6と同様に上側ガイド板7
A、下側ガイド板7Bおよび補強板7Cから構成されて
いる。
ド部6は図5に示す如く、側板5Aの上部側から内向き
に突出し、その突出端側が略L字状に屈曲して上板5C
に固着された上側ガイド板6Aと、この上側ガイド板6
Aの下側に位置して側板5Aから内向きに突出した下側
ガイド板6Bとから構成されている。また、下側ガイド
板6Bの突出端側には、前,後方向に沿って補強板6C
の基端側が固着され、この補強板6Cの先端側(下端
側)は側板5Aの下端側に固着されている。また、ガイ
ド部7についても、ガイド部6と同様に上側ガイド板7
A、下側ガイド板7Bおよび補強板7Cから構成されて
いる。
【0030】8はガイド部6,7間に位置して遊動輪ブ
ラケット5内に移動可能に設けられたヨークを示し、こ
のヨーク8は図4に示す如く、左,右に分岐して平行に
伸長する一対の腕部8A,8Aと、この各腕部8Aの基
端側に一体形成された連結部8Bとから略U字状をなす
板体として形成されている。
ラケット5内に移動可能に設けられたヨークを示し、こ
のヨーク8は図4に示す如く、左,右に分岐して平行に
伸長する一対の腕部8A,8Aと、この各腕部8Aの基
端側に一体形成された連結部8Bとから略U字状をなす
板体として形成されている。
【0031】そして、ヨーク8は、各腕部8Aの先端側
に各軸受部材9が一体的に取付けられ、張力調整シリン
ダ23により履帯20の張力に応じて各軸受部材9と共
に前,後方向に変位するものである。
に各軸受部材9が一体的に取付けられ、張力調整シリン
ダ23により履帯20の張力に応じて各軸受部材9と共
に前,後方向に変位するものである。
【0032】9,9は遊動輪18の左,右両側に位置し
てヨーク8の先端側に設けられた左,右一対の軸受部材
を示し、この各軸受部材9は図3ないし図8に示す如
く、遊動輪18の軸方向に一定長さをもって略直方体状
に形成され、先端側が各ガイド部6,7のガイド板6
A,6B間およびガイド板7A,7B間に嵌合した各嵌
合部10と、この各嵌合部10の基端側に一体形成さ
れ、ガイド部6,7と遊動輪18との間の隙間を遊動輪
18の軸方向で埋めるように上,下方向に板状をなして
突出した上,下のフランジ部11,11とから構成され
ている。
てヨーク8の先端側に設けられた左,右一対の軸受部材
を示し、この各軸受部材9は図3ないし図8に示す如
く、遊動輪18の軸方向に一定長さをもって略直方体状
に形成され、先端側が各ガイド部6,7のガイド板6
A,6B間およびガイド板7A,7B間に嵌合した各嵌
合部10と、この各嵌合部10の基端側に一体形成さ
れ、ガイド部6,7と遊動輪18との間の隙間を遊動輪
18の軸方向で埋めるように上,下方向に板状をなして
突出した上,下のフランジ部11,11とから構成され
ている。
【0033】また、前記軸受部材9の嵌合部10には、
後述する支軸14用の挿嵌穴10Aが形成される共に、
嵌合部10と各フランジ部11との端面には、この挿嵌
穴10Aと同心円状をなす環状のシール収容溝12が形
成されている。さらに、嵌合部10は、上面10B、下
面10Cおよび前,後の側面10D,10D等を有し、
上面10Bと各側面10Dとの角隅部、および下面10
Cと各側面10Dとの角隅部には、それぞれ断面略L字
状をなす切欠部13,13,…が形成されている。
後述する支軸14用の挿嵌穴10Aが形成される共に、
嵌合部10と各フランジ部11との端面には、この挿嵌
穴10Aと同心円状をなす環状のシール収容溝12が形
成されている。さらに、嵌合部10は、上面10B、下
面10Cおよび前,後の側面10D,10D等を有し、
上面10Bと各側面10Dとの角隅部、および下面10
Cと各側面10Dとの角隅部には、それぞれ断面略L字
状をなす切欠部13,13,…が形成されている。
【0034】そして、各軸受部材9は、それぞれヨーク
8の各腕部8A先端に一体に取付けられ、後述の摺動プ
レート15,17を介してガイド部6,7のガイド板6
A,6Bおよびガイド板7A,7Bに対し前,後方向に
摺動変位する構成となっている。また、各軸受部材9は
各挿嵌穴10A内に支軸14が廻止めされた状態で挿嵌
され、遊動輪18を両側から回転可能に支持している。
8の各腕部8A先端に一体に取付けられ、後述の摺動プ
レート15,17を介してガイド部6,7のガイド板6
A,6Bおよびガイド板7A,7Bに対し前,後方向に
摺動変位する構成となっている。また、各軸受部材9は
各挿嵌穴10A内に支軸14が廻止めされた状態で挿嵌
され、遊動輪18を両側から回転可能に支持している。
【0035】15,15は各軸受部材9の上面10Bに
それぞれ着脱可能に設けられた摺動プレートを示し、こ
の摺動プレート15は、図3ないし図8に示す如く、耐
摩耗性に優れた金属材料等により略長方形の平板状に形
成され、その四隅には後述するボルト16用のボルト挿
通穴15A,15A,…が形成されている。また摺動プ
レート15の裏面側には、その前,後両側に位置して軸
受部材9の各切欠部13に対応した嵌合凸部15B,1
5Bが一体形成されている。
それぞれ着脱可能に設けられた摺動プレートを示し、こ
の摺動プレート15は、図3ないし図8に示す如く、耐
摩耗性に優れた金属材料等により略長方形の平板状に形
成され、その四隅には後述するボルト16用のボルト挿
通穴15A,15A,…が形成されている。また摺動プ
レート15の裏面側には、その前,後両側に位置して軸
受部材9の各切欠部13に対応した嵌合凸部15B,1
5Bが一体形成されている。
【0036】そして、摺動プレート15は、各嵌合凸部
15Bを各切欠部13に嵌合させた状態で、各ボルト1
6等を介して軸受部材9の上面10Bに強固に締着され
ている。ここで、前記摺動プレート15の各ボルト挿通
穴15Aは、図6に示すように段付の円形穴として形成
され、その内部にはボルト16の頭部が全て収められて
おり、ボルト16の頭部が摺動プレート15の表面から
突出するのを防止している。
15Bを各切欠部13に嵌合させた状態で、各ボルト1
6等を介して軸受部材9の上面10Bに強固に締着され
ている。ここで、前記摺動プレート15の各ボルト挿通
穴15Aは、図6に示すように段付の円形穴として形成
され、その内部にはボルト16の頭部が全て収められて
おり、ボルト16の頭部が摺動プレート15の表面から
突出するのを防止している。
【0037】そして、各摺動プレート15は、各軸受部
材9の上面10Bと各ガイド部6,7の上側ガイド板6
A,7Aとの間の隙間と対応した板厚をもって形成さ
れ、この上側ガイド板6A,7Aに対して摺接すること
により、軸受部材9と上側ガイド板6A,7Aとの間の
隙間を上,下方向で調整する構成となっている。
材9の上面10Bと各ガイド部6,7の上側ガイド板6
A,7Aとの間の隙間と対応した板厚をもって形成さ
れ、この上側ガイド板6A,7Aに対して摺接すること
により、軸受部材9と上側ガイド板6A,7Aとの間の
隙間を上,下方向で調整する構成となっている。
【0038】17,17は各軸受部材9の下面10Cに
それぞれ着脱可能に設けられた摺動プレートを示し、こ
の摺動プレート17は、図3ないし図8に示す如く摺動
プレート15とほぼ同様に形成されている。そして、摺
動プレート17は各ボルト挿通穴17Aおよび各嵌合凸
部17Bを有し、各ボルト16等を介して軸受部材9の
下面10Cに強固に締着されている。
それぞれ着脱可能に設けられた摺動プレートを示し、こ
の摺動プレート17は、図3ないし図8に示す如く摺動
プレート15とほぼ同様に形成されている。そして、摺
動プレート17は各ボルト挿通穴17Aおよび各嵌合凸
部17Bを有し、各ボルト16等を介して軸受部材9の
下面10Cに強固に締着されている。
【0039】そして、摺動プレート17のは、各軸受部
材9の下面10Cと各ガイド部6,7の下側ガイド板6
B,7Bとの間の隙間と対応した板厚をもって形成さ
れ、この下側ガイド板6B,7Bに対して摺接すること
により、軸受部材9と下側ガイド板6B,7Bとの間の
隙間を摺動プレート15と共に上,下方向で調整する構
成となっている。
材9の下面10Cと各ガイド部6,7の下側ガイド板6
B,7Bとの間の隙間と対応した板厚をもって形成さ
れ、この下側ガイド板6B,7Bに対して摺接すること
により、軸受部材9と下側ガイド板6B,7Bとの間の
隙間を摺動プレート15と共に上,下方向で調整する構
成となっている。
【0040】18はヨーク8を介してサイドフレーム3
の一端側に回転可能に設けられた遊動輪を示し、この遊
動輪18は、図5に示す如く、内部がドーナツ状の中空
構造をなし、その中心部には軸筒18Aが一体に設けら
れている。また、遊動輪18の外周面はその軸方向両側
部位が履帯20の各トラックリンク20Aに対する各踏
み面18B,18Bとなっている。そして、遊動輪18
は、軸筒18A内に支軸14が回転可能に挿通されるこ
とにより、ヨーク8の各軸受部材9間で回転可能に支持
されるものである。
の一端側に回転可能に設けられた遊動輪を示し、この遊
動輪18は、図5に示す如く、内部がドーナツ状の中空
構造をなし、その中心部には軸筒18Aが一体に設けら
れている。また、遊動輪18の外周面はその軸方向両側
部位が履帯20の各トラックリンク20Aに対する各踏
み面18B,18Bとなっている。そして、遊動輪18
は、軸筒18A内に支軸14が回転可能に挿通されるこ
とにより、ヨーク8の各軸受部材9間で回転可能に支持
されるものである。
【0041】19はサイドフレーム3の他端側に回転可
能に設けられた駆動輪で、この駆動輪19は油圧モータ
および走行用減速機(図示せず)等によって回転駆動さ
れ、履帯20を駆動させるものである。
能に設けられた駆動輪で、この駆動輪19は油圧モータ
および走行用減速機(図示せず)等によって回転駆動さ
れ、履帯20を駆動させるものである。
【0042】20は各遊動輪18と各駆動輪19との間
に巻装された一対の履帯(一方のみ図示)を示し、この
各履帯20は、図2および図5に示す如く、左,右に離
間した一対のトラックリンク20A,20Aと、この各
トラックリンク20Aを連結するように各トラックリン
ク20Aに設けられた板状のシュー20Bとからなる組
み立てブロックを無端状に連結して構成されている。そ
して、履帯20は、後述の各上ローラ21を介してサイ
ドフレーム3の上側でガイドされると共に、サイドフレ
ーム3の下側では各下ローラ22を介してガイドされて
いる。
に巻装された一対の履帯(一方のみ図示)を示し、この
各履帯20は、図2および図5に示す如く、左,右に離
間した一対のトラックリンク20A,20Aと、この各
トラックリンク20Aを連結するように各トラックリン
ク20Aに設けられた板状のシュー20Bとからなる組
み立てブロックを無端状に連結して構成されている。そ
して、履帯20は、後述の各上ローラ21を介してサイ
ドフレーム3の上側でガイドされると共に、サイドフレ
ーム3の下側では各下ローラ22を介してガイドされて
いる。
【0043】21はサイドフレーム3の上板部3A上に
回転可能に設けられた前,後の上ローラ、22,22は
サイドフレーム3の底板部3B側に前,後に離間して回
転可能に設けられた複数の下ローラを示している。そし
て、各ローラ21,22は履帯20を遊動輪18と駆動
輪19との間で案内するものである。
回転可能に設けられた前,後の上ローラ、22,22は
サイドフレーム3の底板部3B側に前,後に離間して回
転可能に設けられた複数の下ローラを示している。そし
て、各ローラ21,22は履帯20を遊動輪18と駆動
輪19との間で案内するものである。
【0044】23はサイドフレーム3の筒状カバー4内
に設けられた張力調整シリンダを示し、この張力調整シ
リンダ23は、図3および図4に示す如く、シリンダ2
3Aと、基端側がシリンダ23A内に挿通され、先端側
がヨーク8に向けて突出した一側ロッド23Bと、基端
側がシリンダ23A内に挿通され、突出端側が後ろ向き
に伸長した他側ロッド(図示せず)と、シリンダ23A
の外周側で一側ロッド23Bと他側ロッドとの間に縮装
された圧縮ばね23Cとから大略構成されている。そし
て、張力調整シリンダ23は、一側ロッド23Bの突出
端側がヨーク8の連結部8B端面に当接し、他側ロッド
の突出端側はサイドフレーム3の内壁部(図示せず)等
に離,接可能に当接している。
に設けられた張力調整シリンダを示し、この張力調整シ
リンダ23は、図3および図4に示す如く、シリンダ2
3Aと、基端側がシリンダ23A内に挿通され、先端側
がヨーク8に向けて突出した一側ロッド23Bと、基端
側がシリンダ23A内に挿通され、突出端側が後ろ向き
に伸長した他側ロッド(図示せず)と、シリンダ23A
の外周側で一側ロッド23Bと他側ロッドとの間に縮装
された圧縮ばね23Cとから大略構成されている。そし
て、張力調整シリンダ23は、一側ロッド23Bの突出
端側がヨーク8の連結部8B端面に当接し、他側ロッド
の突出端側はサイドフレーム3の内壁部(図示せず)等
に離,接可能に当接している。
【0045】そして、張力調整シリンダ23は、圧縮ば
ね23Cにより一側ロッド23Bを常時伸長方向に付勢
すると共に、ヨーク8等を介して遊動輪18を図3中の
矢示A方向に押圧することにより、履帯20の張力に応
じて一側ロッド23Bを伸縮させて履帯20の張力を調
整するものである。
ね23Cにより一側ロッド23Bを常時伸長方向に付勢
すると共に、ヨーク8等を介して遊動輪18を図3中の
矢示A方向に押圧することにより、履帯20の張力に応
じて一側ロッド23Bを伸縮させて履帯20の張力を調
整するものである。
【0046】なお、24,24は各軸受部材9のシール
収容溝12と遊動輪18との間に設けられたフローティ
ングシールで、このフローティングシール24は各軸受
部材9と遊動輪18との間を液密にシールすることによ
り、この各軸受部材9と遊動輪18との間に潤滑油を液
密に封止する構成になっている。
収容溝12と遊動輪18との間に設けられたフローティ
ングシールで、このフローティングシール24は各軸受
部材9と遊動輪18との間を液密にシールすることによ
り、この各軸受部材9と遊動輪18との間に潤滑油を液
密に封止する構成になっている。
【0047】本実施例による油圧ショベルの装軌式車両
は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につい
て説明する。
は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につい
て説明する。
【0048】まず、路上走行時には、駆動輪19を油圧
モータ等を介して回転駆動させ、履帯20をサイドフレ
ーム3の上側と下側とでそれぞれ各ローラ21,22等
を介してガイドすることにより、履帯20を遊動輪18
と駆動輪19との間で周回動作させて下部走行体1を走
行駆動させる。また、下部走行体1上で上部旋回体を旋
回させつつ、この上部旋回体の前部で作業装置を作動さ
せることにより土砂等の掘削作業を行う。
モータ等を介して回転駆動させ、履帯20をサイドフレ
ーム3の上側と下側とでそれぞれ各ローラ21,22等
を介してガイドすることにより、履帯20を遊動輪18
と駆動輪19との間で周回動作させて下部走行体1を走
行駆動させる。また、下部走行体1上で上部旋回体を旋
回させつつ、この上部旋回体の前部で作業装置を作動さ
せることにより土砂等の掘削作業を行う。
【0049】ところで、ガイド部6,7のガイド板6
A,6B,7A,7Bと各軸受部材9との間には、この
ガイド板6A,6B,7A,7Bの加工公差および各軸
受部材9の加工公差等に起因して実質的に僅かな隙間が
形成されるようになる。そして、この加工公差が大きく
なると、これに伴って各軸受部材9とガイド部6,7と
の間のがたつきが大きくなることがある。
A,6B,7A,7Bと各軸受部材9との間には、この
ガイド板6A,6B,7A,7Bの加工公差および各軸
受部材9の加工公差等に起因して実質的に僅かな隙間が
形成されるようになる。そして、この加工公差が大きく
なると、これに伴って各軸受部材9とガイド部6,7と
の間のがたつきが大きくなることがある。
【0050】然るに、本実施例では、摺動プレート1
5,17の板厚をガイド板6A,6B,7A,7Bと各
軸受部材9の嵌合部10との間の隙間の大きさに合わせ
て形成し、この摺動プレート15,17を軸受部材9の
嵌合部10に着脱可能に取付けることにより、ガイド板
6A,6B,7A,7Bと各嵌合部10との間の隙間を
適宜に調整する構成としたから、遊動輪18と一体とな
った各軸受部材9とガイド部6,7との間のがたつきを
各摺動プレート15,17により上,下方向で抑えるこ
とができる。これによって、走行時に遊動輪18と一体
となって履帯20が振動するのを効果的に防止でき、遊
動輪18と駆動輪19との間で履帯20の周回動作を安
定させて行うことができ、履帯の「波打ち」等を抑えて
騒音等の低減を図ることができる。
5,17の板厚をガイド板6A,6B,7A,7Bと各
軸受部材9の嵌合部10との間の隙間の大きさに合わせ
て形成し、この摺動プレート15,17を軸受部材9の
嵌合部10に着脱可能に取付けることにより、ガイド板
6A,6B,7A,7Bと各嵌合部10との間の隙間を
適宜に調整する構成としたから、遊動輪18と一体とな
った各軸受部材9とガイド部6,7との間のがたつきを
各摺動プレート15,17により上,下方向で抑えるこ
とができる。これによって、走行時に遊動輪18と一体
となって履帯20が振動するのを効果的に防止でき、遊
動輪18と駆動輪19との間で履帯20の周回動作を安
定させて行うことができ、履帯の「波打ち」等を抑えて
騒音等の低減を図ることができる。
【0051】また、上,下の摺動プレート15,17の
板厚を互いに異なる大きさをもって形成することによ
り、各軸受部材9の取付位置をガイド板6A,6B間お
よびガイド板7A,7B間で上,下に移動することがで
き、これにより、図2に示すように下ローラ22に対し
て履帯20の各トラックリンク20Aが接触する下ロー
ラ20の踏み面(図示せず)と支軸14との間の距離L
1 を摺動プレート15,17の板厚により調整できる。
板厚を互いに異なる大きさをもって形成することによ
り、各軸受部材9の取付位置をガイド板6A,6B間お
よびガイド板7A,7B間で上,下に移動することがで
き、これにより、図2に示すように下ローラ22に対し
て履帯20の各トラックリンク20Aが接触する下ロー
ラ20の踏み面(図示せず)と支軸14との間の距離L
1 を摺動プレート15,17の板厚により調整できる。
【0052】そして、この距離L1 を各踏み面18B
(遊動輪18)の半径L2 よりも若干大きくなる(L1
>L2 )ように設定すれば、遊動輪18の近傍では履帯
20を地面から僅かに浮かした状態で遊動輪18の下側
へと巻込ませることができ、これによって、履帯20全
体の接地面積を遊動輪18側で小さくすることができ、
履帯20の各トランクリンク20Aを遊動輪18の周囲
に滑らかに導くことが可能となり、当該油圧ショベルの
走行性を向上することができる。
(遊動輪18)の半径L2 よりも若干大きくなる(L1
>L2 )ように設定すれば、遊動輪18の近傍では履帯
20を地面から僅かに浮かした状態で遊動輪18の下側
へと巻込ませることができ、これによって、履帯20全
体の接地面積を遊動輪18側で小さくすることができ、
履帯20の各トランクリンク20Aを遊動輪18の周囲
に滑らかに導くことが可能となり、当該油圧ショベルの
走行性を向上することができる。
【0053】さらに、各摺動プレート15,17の嵌合
凸部15B,17Bを各軸受部材9の切欠部13に嵌合
させる構成としたから、摺動プレート15,17とガイ
ド部6,7との間の摺動抵抗で摺動プレート15,17
が軸受部材9に対して前,後方向に位置ずれするのを嵌
合凸部15B,17Bと各切欠部13との間で確実に規
制できる。これによって、摺動プレート15,17の取
付強度を各ボルト16により高めることができると共
に、各ボルト16に作用する横方向の荷重を確実に低減
でき、各ボルト16の剛性等を高めることができる。
凸部15B,17Bを各軸受部材9の切欠部13に嵌合
させる構成としたから、摺動プレート15,17とガイ
ド部6,7との間の摺動抵抗で摺動プレート15,17
が軸受部材9に対して前,後方向に位置ずれするのを嵌
合凸部15B,17Bと各切欠部13との間で確実に規
制できる。これによって、摺動プレート15,17の取
付強度を各ボルト16により高めることができると共
に、各ボルト16に作用する横方向の荷重を確実に低減
でき、各ボルト16の剛性等を高めることができる。
【0054】次に、摺動プレート15,17の取付方法
について説明するに、まず、履帯20を遊動輪18、駆
動輪19から取外し、次に、遊動輪18と一体となった
各軸受部材9およびヨーク8をガイド部6,7を介して
遊動輪ブラケット5から前方へと引出すようにして取外
す。そして、この状態で摺動プレート15,17を各ボ
ルト16等を介して各軸受部材9の嵌合部10に締着す
るようにする。
について説明するに、まず、履帯20を遊動輪18、駆
動輪19から取外し、次に、遊動輪18と一体となった
各軸受部材9およびヨーク8をガイド部6,7を介して
遊動輪ブラケット5から前方へと引出すようにして取外
す。そして、この状態で摺動プレート15,17を各ボ
ルト16等を介して各軸受部材9の嵌合部10に締着す
るようにする。
【0055】かくして、本実施例では、他の従来技術で
述べたように摺動プレート15,17を遊動輪ブラケッ
ト5内で取付けるような手間を省くことができ、摺動プ
レート15,17を遊動輪ブラケット5の外側で、広い
作業スペース等を利用して軸受部材9に容易に取付ける
ことができる。
述べたように摺動プレート15,17を遊動輪ブラケッ
ト5内で取付けるような手間を省くことができ、摺動プ
レート15,17を遊動輪ブラケット5の外側で、広い
作業スペース等を利用して軸受部材9に容易に取付ける
ことができる。
【0056】しかも、摺動プレート15,17を各嵌合
凸部15B,17Bを介して軸受部材9の上面10Bお
よび下面10Cに位置決めできるから、摺動プレート1
5,17の各ボルト挿通穴15A、17Aと軸受部材9
側の各ねじ穴とを目視等でわざわざ位置合わせする必要
がなくなり、摺動プレート15,17の組付け性をさら
に向上できる。
凸部15B,17Bを介して軸受部材9の上面10Bお
よび下面10Cに位置決めできるから、摺動プレート1
5,17の各ボルト挿通穴15A、17Aと軸受部材9
側の各ねじ穴とを目視等でわざわざ位置合わせする必要
がなくなり、摺動プレート15,17の組付け性をさら
に向上できる。
【0057】また、摺動プレート15,17の各嵌合凸
部15B,17Bの板厚を、例えば他の従来技術で述べ
たシム板等よりも比較的大きめに形成したから、この摺
動プレート15,17の各嵌合凸部15B,17Bに形
成した各ボルト挿通穴15A,17A内に各ボルト16
の頭部を全て隠すことができる。これによって、摺動プ
レート15,17の表面全体をガイド板6A,6B,7
A,7Bに広い面積をもって摺接させることができる。
部15B,17Bの板厚を、例えば他の従来技術で述べ
たシム板等よりも比較的大きめに形成したから、この摺
動プレート15,17の各嵌合凸部15B,17Bに形
成した各ボルト挿通穴15A,17A内に各ボルト16
の頭部を全て隠すことができる。これによって、摺動プ
レート15,17の表面全体をガイド板6A,6B,7
A,7Bに広い面積をもって摺接させることができる。
【0058】これにより、摺動プレート15,17とガ
イド板6A,6B,7A,7Bとの間の摺動抵抗を小さ
くし、両者の摺動面が早期に摩耗するのを防止でき、耐
久性や寿命等を延ばすことができる。そして、摺動プレ
ート15,17とガイド板6A,6B,7A,7Bとの
接触面積を大きくするために、ガイド板6A,6B,7
A,7Bと共に遊動輪ブラケット5全体を左,右方向で
大きく形成する必要がなくなり、装置全体の小型化を図
ることができる。
イド板6A,6B,7A,7Bとの間の摺動抵抗を小さ
くし、両者の摺動面が早期に摩耗するのを防止でき、耐
久性や寿命等を延ばすことができる。そして、摺動プレ
ート15,17とガイド板6A,6B,7A,7Bとの
接触面積を大きくするために、ガイド板6A,6B,7
A,7Bと共に遊動輪ブラケット5全体を左,右方向で
大きく形成する必要がなくなり、装置全体の小型化を図
ることができる。
【0059】さらに、摺動プレート15,17を軸受部
材9側に取付ける構成としたから、摺動プレート15,
17を嵌合部10の前,後での全長をもって形成するこ
とができ、これによって、摺動プレート15,17を
前,後方向で比較的小さく形成でき、摺動プレート1
5,17の材料コストを低減することができる上に、摺
動プレート15,17の組付け性等を一層高めることが
できる。
材9側に取付ける構成としたから、摺動プレート15,
17を嵌合部10の前,後での全長をもって形成するこ
とができ、これによって、摺動プレート15,17を
前,後方向で比較的小さく形成でき、摺動プレート1
5,17の材料コストを低減することができる上に、摺
動プレート15,17の組付け性等を一層高めることが
できる。
【0060】次に、図9および図10は本発明の第2の
実施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。しかし、本実施例の特徴は、第1の実施例で
述べた軸受部材9に替えて軸受部材31を設け、各摺動
プレート35の一端側を略L字状に折曲げることによ
り、この各摺動プレート35を軸受部材31の側面32
D側に着脱可能に取付けたことにある。
実施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。しかし、本実施例の特徴は、第1の実施例で
述べた軸受部材9に替えて軸受部材31を設け、各摺動
プレート35の一端側を略L字状に折曲げることによ
り、この各摺動プレート35を軸受部材31の側面32
D側に着脱可能に取付けたことにある。
【0061】ここで、前記軸受部材31は、前記軸受部
材9と同様に嵌合部32、各フランジ部33およびシー
ル溝34とから構成され、嵌合部32は挿嵌穴32A、
上面32B、下面32Cおよび前,後の側面32D,3
2Dを有している。しかし、軸受部材31の上面32B
および下面32Cは全体が均一な平坦面として形成され
ている点で第1の実施例のものとは異なっている。
材9と同様に嵌合部32、各フランジ部33およびシー
ル溝34とから構成され、嵌合部32は挿嵌穴32A、
上面32B、下面32Cおよび前,後の側面32D,3
2Dを有している。しかし、軸受部材31の上面32B
および下面32Cは全体が均一な平坦面として形成され
ている点で第1の実施例のものとは異なっている。
【0062】また、前記摺動プレート35は、前記第1
の実施例で述べた摺動プレート15,17とほぼ同様に
略長方形の平板状に形成されているものの、この摺動プ
レート35にはその前側端から軸受部材31の側面31
Dに向けて略L字状に屈曲した取付板部35Aが一体形
成されている。そして、取付板部35Aには各ボルト3
6用の各ボルト挿通穴35Bが穿設されることにより、
摺動プレート35は取付板部35Aが軸受部材31の側
面32Dに締着されている。
の実施例で述べた摺動プレート15,17とほぼ同様に
略長方形の平板状に形成されているものの、この摺動プ
レート35にはその前側端から軸受部材31の側面31
Dに向けて略L字状に屈曲した取付板部35Aが一体形
成されている。そして、取付板部35Aには各ボルト3
6用の各ボルト挿通穴35Bが穿設されることにより、
摺動プレート35は取付板部35Aが軸受部材31の側
面32Dに締着されている。
【0063】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各摺動プレート35
を軸受部材31の側面32D側の位置に取付ける構成と
したから、仮に摺動プレート35を薄肉に形成し、各ボ
ルト35の頭部が取付板部35Aの表面から突出した場
合でも、この各ボルト35の頭部がガイド部6,7と干
渉するような事態を確実に避けることができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各摺動プレート35
を軸受部材31の側面32D側の位置に取付ける構成と
したから、仮に摺動プレート35を薄肉に形成し、各ボ
ルト35の頭部が取付板部35Aの表面から突出した場
合でも、この各ボルト35の頭部がガイド部6,7と干
渉するような事態を確実に避けることができる。
【0064】次に、図11および図12は本発明の第3
の実施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、軸受部材9の
嵌合部10と摺動プレート15,17との間に摺動プレ
ート15,17よりも薄肉に形成されたシム板41,4
1を介在させる構成としたことにある。
の実施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、軸受部材9の
嵌合部10と摺動プレート15,17との間に摺動プレ
ート15,17よりも薄肉に形成されたシム板41,4
1を介在させる構成としたことにある。
【0065】ここで、前記シム板41は、その外形状が
嵌合部10の上面10Bおよび下面10Cに対応して略
長方形状をなす平板として形成されている。そして、こ
のシム板41の板厚は、摺動プレート15,17に比べ
て十分に小さく設定されている。
嵌合部10の上面10Bおよび下面10Cに対応して略
長方形状をなす平板として形成されている。そして、こ
のシム板41の板厚は、摺動プレート15,17に比べ
て十分に小さく設定されている。
【0066】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、軸受部材9とガイド
部6(7)との間の隙間の大きさに合わせて軸受部材9
と摺動プレート15,17との間にシム板41を1枚ま
たは複数枚(図示せず)介在させることにより、軸受部
材9とガイド部6(7)との間の隙間調整を容易に行う
ことができる。これによって、前記第1の実施例のよう
に摺動プレート15,17の板厚を軸受部材9とガイド
部6(7)との間の隙間の大きさに合わせて変更する必
要がなくなり、摺動プレート15,17の加工時の作業
性等を高めることができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、軸受部材9とガイド
部6(7)との間の隙間の大きさに合わせて軸受部材9
と摺動プレート15,17との間にシム板41を1枚ま
たは複数枚(図示せず)介在させることにより、軸受部
材9とガイド部6(7)との間の隙間調整を容易に行う
ことができる。これによって、前記第1の実施例のよう
に摺動プレート15,17の板厚を軸受部材9とガイド
部6(7)との間の隙間の大きさに合わせて変更する必
要がなくなり、摺動プレート15,17の加工時の作業
性等を高めることができる。
【0067】次に、図13および図14は本発明の第4
の実施例を示し、本実施例では、前記第2の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、軸受部材31
の嵌合部32と各摺動プレート35との間に各摺動プレ
ート35よりも薄肉に形成されたシム板51,51を介
在させる構成としたことにある。
の実施例を示し、本実施例では、前記第2の実施例と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施例の特徴は、軸受部材31
の嵌合部32と各摺動プレート35との間に各摺動プレ
ート35よりも薄肉に形成されたシム板51,51を介
在させる構成としたことにある。
【0068】ここで、前記シム板51はその外形状が嵌
合部32の上面32Bおよび下面32Cに対応して略長
方形状をなした平板として形成されている。そして、こ
のシム板51の板厚は摺動プレート35に比べて十分に
小さく設定されている。
合部32の上面32Bおよび下面32Cに対応して略長
方形状をなした平板として形成されている。そして、こ
のシム板51の板厚は摺動プレート35に比べて十分に
小さく設定されている。
【0069】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第3の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
でも、前記第3の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0070】次に、図15は本発明の第5の実施例を示
し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
しかし、本実施例の特徴は、軸受部材9と摺動プレート
15,17との間にシム板61,61を介在させると共
に、このシム板61の一端側をフランジ部11に沿って
折曲げることにより、各シム板61の一部分を摺動プレ
ート15,17と共にガイド部7(6)のガイド板7
A,7B(6A,6B)に摺接させる構成としたことに
ある。
し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
しかし、本実施例の特徴は、軸受部材9と摺動プレート
15,17との間にシム板61,61を介在させると共
に、このシム板61の一端側をフランジ部11に沿って
折曲げることにより、各シム板61の一部分を摺動プレ
ート15,17と共にガイド部7(6)のガイド板7
A,7B(6A,6B)に摺接させる構成としたことに
ある。
【0071】ここで、前記各シム板61は、前記第2の
実施例で述べたシム板41とほぼ同様に形成されている
ものの、この各シム板61は、その一端側が嵌合部10
と各フランジ部11との角隅側からフランジ部11に沿
ってL字状に屈曲した部位がスラスト板部としての屈曲
板部61Aとなっている。そして、この各屈曲板部61
Aはガイド板7A,7B(6A,6B)に摺接し、軸受
部材9とガイド板7A,7B(6A,6B)との間の隙
間を左,右方向(軸方向)で調整すると共に、遊動輪1
8からのスラスト荷重をガイド板7A,7B等との間で
受承する構成となっている。
実施例で述べたシム板41とほぼ同様に形成されている
ものの、この各シム板61は、その一端側が嵌合部10
と各フランジ部11との角隅側からフランジ部11に沿
ってL字状に屈曲した部位がスラスト板部としての屈曲
板部61Aとなっている。そして、この各屈曲板部61
Aはガイド板7A,7B(6A,6B)に摺接し、軸受
部材9とガイド板7A,7B(6A,6B)との間の隙
間を左,右方向(軸方向)で調整すると共に、遊動輪1
8からのスラスト荷重をガイド板7A,7B等との間で
受承する構成となっている。
【0072】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第2の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各摺動プレート1
5,17により各軸受部材9の嵌合部10とガイド板6
A,6B,7A,7Bとの間の上,下方向隙間を調整で
きると共に、各シム板61の屈曲板部61Aにより各軸
受部材9のフランジ部11とガイド板6A,6B,7
A,7Bとの間の左,右方向隙間を調整できる。これに
よって、ガイド部6,7と各軸受部材9との間のがたつ
きを上,下方向に対しも左,右方向に対しても共に抑え
ることができ、履帯20が遊動輪18と共に振動するの
をさらに防止でき、より安定した走行を行うことができ
る。
でも、前記第2の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各摺動プレート1
5,17により各軸受部材9の嵌合部10とガイド板6
A,6B,7A,7Bとの間の上,下方向隙間を調整で
きると共に、各シム板61の屈曲板部61Aにより各軸
受部材9のフランジ部11とガイド板6A,6B,7
A,7Bとの間の左,右方向隙間を調整できる。これに
よって、ガイド部6,7と各軸受部材9との間のがたつ
きを上,下方向に対しも左,右方向に対しても共に抑え
ることができ、履帯20が遊動輪18と共に振動するの
をさらに防止でき、より安定した走行を行うことができ
る。
【0073】また、シム板61の屈曲板部61Aをボル
ト16等の固定手段を用いて軸受部材9のフランジ部1
1側に締着する必要がなくなり、この屈曲板部61Aの
取付時の作業性等を向上できる。
ト16等の固定手段を用いて軸受部材9のフランジ部1
1側に締着する必要がなくなり、この屈曲板部61Aの
取付時の作業性等を向上できる。
【0074】なお、前記第4の実施例では、平板状をな
す各シム板41を軸受部材31と各摺動プレート35と
の間に設ける構成としたが、この各シム板41に替え
て、前記第5の実施例で述べたシム板61を軸受部材3
1と各摺動プレート35との間に設けることにより、軸
受部材9とガイド板6A,6B(7A,7B)との間の
隙間を左,右方向で調整するようにしてもよい。
す各シム板41を軸受部材31と各摺動プレート35と
の間に設ける構成としたが、この各シム板41に替え
て、前記第5の実施例で述べたシム板61を軸受部材3
1と各摺動プレート35との間に設けることにより、軸
受部材9とガイド板6A,6B(7A,7B)との間の
隙間を左,右方向で調整するようにしてもよい。
【0075】また、前記各実施例では、装軌式車両とし
て油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えば油圧クレーン、ブルトーザ等の装軌式
車両にも広く適用できるものである。
て油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えば油圧クレーン、ブルトーザ等の装軌式
車両にも広く適用できるものである。
【0076】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、遊動輪を回転可能に支持する軸受部
材に摺動プレートを着脱可能に取付け、前記摺動プレー
トを遊動輪ブラケット側の各ガイド部に摺接させること
により、軸受部材と各ガイド部との間の隙間を調整する
構成としたから、ガイド部の加工公差等に起因してガイ
ド部と軸受部材との間の隙間が大きくなった場合でも、
両者間のがたつきを摺動プレートにより抑えることがで
きる。これによって、走行時に履帯の「波打ち」等を抑
えて履帯を遊動輪と駆動輪との間で安定させて周回動作
させることができ、騒音の低減化を図ることができる。
項1に記載の如く、遊動輪を回転可能に支持する軸受部
材に摺動プレートを着脱可能に取付け、前記摺動プレー
トを遊動輪ブラケット側の各ガイド部に摺接させること
により、軸受部材と各ガイド部との間の隙間を調整する
構成としたから、ガイド部の加工公差等に起因してガイ
ド部と軸受部材との間の隙間が大きくなった場合でも、
両者間のがたつきを摺動プレートにより抑えることがで
きる。これによって、走行時に履帯の「波打ち」等を抑
えて履帯を遊動輪と駆動輪との間で安定させて周回動作
させることができ、騒音の低減化を図ることができる。
【0077】そして、摺動プレートの組付け時には、軸
受部材を遊動輪ブラケットから取外した状態で、摺動プ
レートを遊動輪ブラケット外の広い作業スペースを利用
して取付けることができ、全体の作業効率を高めること
ができる。さらに、摺動プレートを軸受部材に設けるこ
とにより、ガイド部に対する摺動プレートの接触面積を
大きくでき、面圧を下げることが可能となり、耐久性や
寿命を延ばすことができる。また、材料の面で、軸受け
部材と摺動プレートを異なる材質の材料を用いることが
可能となるので、加工性を重要とする軸受部材の材質を
選択し、摩耗等耐久性を重要とする摺動プレートが焼き
入れ等の熱処理可能な材質を選択することが可能とな
り、材料の選択肢が増え、よって耐久性や寿命を伸ばす
ことができる。
受部材を遊動輪ブラケットから取外した状態で、摺動プ
レートを遊動輪ブラケット外の広い作業スペースを利用
して取付けることができ、全体の作業効率を高めること
ができる。さらに、摺動プレートを軸受部材に設けるこ
とにより、ガイド部に対する摺動プレートの接触面積を
大きくでき、面圧を下げることが可能となり、耐久性や
寿命を延ばすことができる。また、材料の面で、軸受け
部材と摺動プレートを異なる材質の材料を用いることが
可能となるので、加工性を重要とする軸受部材の材質を
選択し、摩耗等耐久性を重要とする摺動プレートが焼き
入れ等の熱処理可能な材質を選択することが可能とな
り、材料の選択肢が増え、よって耐久性や寿命を伸ばす
ことができる。
【0078】また、請求項2の発明では、軸受部材をガ
イド部内に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の基端側から
上,下方向に突出したフランジ部とから構成し、摺動プ
レートを軸受部材の嵌合部に取付けるようにしたから、
ガイド部と軸受部材との間のがたつきを上,下方向に対
して確実に抑えることができ、履帯が遊動輪と共に上,
下方向に振動するのを防止でき、安定した走行を行うこ
とができる。
イド部内に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の基端側から
上,下方向に突出したフランジ部とから構成し、摺動プ
レートを軸受部材の嵌合部に取付けるようにしたから、
ガイド部と軸受部材との間のがたつきを上,下方向に対
して確実に抑えることができ、履帯が遊動輪と共に上,
下方向に振動するのを防止でき、安定した走行を行うこ
とができる。
【0079】さらに、請求項3の発明では、軸受部材の
フランジ部と前記ガイド部との間の軸方向隙間を調整す
るスラスト板部を摺動プレートに設ける構成としたか
ら、軸受部材のフランジ部と軸受部材との間の軸方向
(左,右方向)でのがたつきをスラスト板部により抑え
ることができ、これによって、履帯の振動をさら抑える
ことができ、車両の走行をさらに安定させることができ
る。そして、スラスト板部を軸受部材のフランジ部に取
付ける必要がなくなり、スラスト板部の取付時の作業性
等を向上できる。
フランジ部と前記ガイド部との間の軸方向隙間を調整す
るスラスト板部を摺動プレートに設ける構成としたか
ら、軸受部材のフランジ部と軸受部材との間の軸方向
(左,右方向)でのがたつきをスラスト板部により抑え
ることができ、これによって、履帯の振動をさら抑える
ことができ、車両の走行をさらに安定させることができ
る。そして、スラスト板部を軸受部材のフランジ部に取
付ける必要がなくなり、スラスト板部の取付時の作業性
等を向上できる。
【0080】さらに、請求項4の発明では、摺動プレー
トと軸受部材との間に摺動プレートよりも薄肉に形成さ
れたスペーサを介在させる構成としたから、軸受部材と
ガイド部との間の隙間調整をスペーサにより容易に行う
ことができ、これによって、摺動プレートの板厚を軸受
部材とガイド部との間の隙間の大きさに合わせて変更す
る必要がなくなり、摺動プレートの加工時の作業性等を
高めることができる。
トと軸受部材との間に摺動プレートよりも薄肉に形成さ
れたスペーサを介在させる構成としたから、軸受部材と
ガイド部との間の隙間調整をスペーサにより容易に行う
ことができ、これによって、摺動プレートの板厚を軸受
部材とガイド部との間の隙間の大きさに合わせて変更す
る必要がなくなり、摺動プレートの加工時の作業性等を
高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による装軌式車両の下部
走行体を示す外観図である。
走行体を示す外観図である。
【図2】図1中の遊動輪側を示す部分拡大図である。
【図3】図1中の遊動輪側を拡大して示す図4中の矢示
III−III 線に沿った部分断面図である。
III−III 線に沿った部分断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向からみた断面図であ
る。
る。
【図5】図3中の矢示V−V方向からみた拡大断面図で
ある。
ある。
【図6】図8中の矢示VI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図6中の矢示 VII−VII 方向からみた断面図で
ある。
ある。
【図8】図5中の軸受部材を拡大して示す斜視図であ
る。
る。
【図9】本発明の第2の実施例による装軌式車両の軸受
部材を示す縦断面図である。
部材を示す縦断面図である。
【図10】図9中の矢示X−X方向からみた断面図であ
る。
る。
【図11】本発明の第3の実施例による装軌式車両の軸
受部材を示す縦断面図である。
受部材を示す縦断面図である。
【図12】図11中の矢示XII −XII 方向からみた断面
図である。
図である。
【図13】本発明の第4の実施例による装軌式車両の軸
受部材を示す縦断面図である。
受部材を示す縦断面図である。
【図14】図13中の矢示XIV −XIV 方向からみた断面
図である。
図である。
【図15】本発明の第5の実施例による装軌式車両の軸
受部材を示す縦断面図である。
受部材を示す縦断面図である。
2 トラックフレーム 3 サイドフレーム 5 遊動輪ブラケット 6,7 ガイド部 8 ヨーク 9,31 軸受部材 10,32 嵌合部 11,33 フランジ部 14 支軸 15,17,35 摺動プレート 18 遊動輪 19 駆動輪 20 履帯 41,51,61 シム板 61A 屈曲板部(スラスト板部)
Claims (4)
- 【請求項1】 サイドフレームを有する車両のトラック
フレームと、前記サイドフレームの一端側に設けられ、
左,右方向で互いに対向した状態で前,後方向に延びる
一対のガイド部を備えた遊動輪ブラケットと、前記遊動
輪ブラケットの各ガイド部間に配設され、前記各ガイド
部に沿って前,後方向に変位するヨークと、前記ヨーク
の先端側に一体に設けられ、各ガイド部に沿ってヨーク
と共に前,後方向に摺動する左,右の軸受部材と、前記
サイドフレームの一端側に位置し、前記各軸受部材に支
軸を介して回動可能に取付けられた遊動輪と、前記遊動
輪との間で履帯を駆動するため前記サイドフレームの他
端側に設けられた駆動輪とからなる装軌式車両におい
て、 前記軸受部材には、前記ガイド部との間の隙間を調整
し、このガイド部に対して摺接する平板状の摺動プレー
トを着脱可能に設ける構成としたことを特徴とする装軌
式車両。 - 【請求項2】 前記軸受部材は、前記遊動輪の軸方向に
一定長さをもって形成され、先端側が前記ガイド部内に
嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の基端側に一体形成さ
れ、前記遊動輪とガイド部との軸方向の隙間を埋めるよ
うに上,下方向に突出したフランジ部とからなり、前記
摺動プレートは前記軸受部材の嵌合部に取付ける構成と
してなる請求項1に記載の装軌式車両。 - 【請求項3】 前記摺動プレートには、前記軸受部材の
フランジ部と前記ガイド部との間の軸方向隙間を調整す
るスラスト板部を設けてなる請求項2に記載の装軌式車
両。 - 【請求項4】 前記摺動プレートと軸受部材との間に
は、前記摺動プレートよりも薄肉に形成されたスペーサ
を介在させる構成としてなる請求項1、2または3に記
載の装軌式車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21921297A JPH1143085A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 装軌式車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21921297A JPH1143085A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 装軌式車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143085A true JPH1143085A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16731971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21921297A Pending JPH1143085A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 装軌式車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1143085A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012062046A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Joseph Voegele Ag | 軌道装設装置 |
CN102400685A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-04-04 | 三一重型装备有限公司 | 行走部涨紧装置及连续采煤机 |
CN103072645A (zh) * | 2011-10-25 | 2013-05-01 | 哈尼施费格尔技术公司 | 滚轮组件 |
CN103832496A (zh) * | 2014-03-25 | 2014-06-04 | 恒天九五重工有限公司 | 一种履带导向防脱的夹轨装置 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP21921297A patent/JPH1143085A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012062046A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Joseph Voegele Ag | 軌道装設装置 |
JP2014040112A (ja) * | 2010-09-14 | 2014-03-06 | Joseph Voegele Ag | 軌道装設装置 |
CN103072645A (zh) * | 2011-10-25 | 2013-05-01 | 哈尼施费格尔技术公司 | 滚轮组件 |
CN102400685A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-04-04 | 三一重型装备有限公司 | 行走部涨紧装置及连续采煤机 |
CN103832496A (zh) * | 2014-03-25 | 2014-06-04 | 恒天九五重工有限公司 | 一种履带导向防脱的夹轨装置 |
CN103832496B (zh) * | 2014-03-25 | 2016-08-17 | 恒天九五重工有限公司 | 一种履带导向防脱的夹轨装置 |
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