JPH1142739A - 導電性複合シート - Google Patents

導電性複合シート

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JPH1142739A
JPH1142739A JP33620797A JP33620797A JPH1142739A JP H1142739 A JPH1142739 A JP H1142739A JP 33620797 A JP33620797 A JP 33620797A JP 33620797 A JP33620797 A JP 33620797A JP H1142739 A JPH1142739 A JP H1142739A
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JP
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layer
resin
weight
conductive composite
composite sheet
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JP33620797A
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Inventor
Toshio Sugiyama
敏男 杉山
Masateru Yonezawa
賢輝 米澤
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ用素材の表面に導電性を付与するため
にカーボンブラックを入れた構成において、カーボンブ
ラックの粉落ち等がない優れた摩擦性、引張強度、その
他割れ、亀裂を発生しにくい導電性複合シートを提供す
る。 【解決手段】 第一層がポリカーボネート樹脂或いはポ
リカーボネート樹脂とABS樹脂の混合物からなり、第
一層に隣接する第二層がABS樹脂からなり、第二層に
隣接する第三層がポリスチレン樹脂100重量部或いは
ポリスチレン樹脂98〜80重量%、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体2〜20重量%の混合物100重量部に対
してカーボンブラック10〜40重量部からなる導電性
複合シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の搬送に
用いられているキャリアテープ等、導電性を有する包装
材用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の代表的な包装材の一つとして
キャリアテープが挙げられる。以下、キャリアテープ用
途の場合について記述するが該材料はキャリアテープ用
途のみに限定されない。キャリアテープの材料として
は、真空成形、圧空成形そしてプレス成形等の熱成形が
必要なことから、従来、塩化ビニル樹脂(以下PVCと
いう)、ポリカーボネート樹脂(以下PCという)、ポ
リエステル樹脂(以下PETという)そしてポリスチレ
ン樹脂(以下PSという)等が起用されてきた。
【0003】特に内容物である電子部品が、抵抗、コン
ポーネントである場合に比べ高価なIC等の包装用のキ
ャリアテープの場合は、IC自体が静電気で破壊されや
すいこともあって、上述の各樹脂に導電材料(一般的に
は低価格であるカーボンブラック)を練り込んだもの、
あるいは表面にコーティングしたものが導電キャリアテ
ープとして使われている。
【0004】ここで言う導電とは、電子部品業界、食品
用包装材等の一般汎用シートで言われている通称であ
り、表面抵抗率1×104〜108Ωレベルのものを指
す。AMERICAN NATIONAL STANDARD であるELECTRONIC I
NDUSTRIES ASSOCIATION(EIA)では、1×105未満を導
電と規定している。ところで、これらのキャリアテープ
用プラスチックの中でも最近では、主に欧州から始まっ
た環境への配慮、そして低比重に起因する低コストか
ら、PSの使用率が高まっている。
【0005】PSに導電性を付与したものは過去に何例
か出願されており、当初は例えば図1のように、ごく一
般的な汎用ポリスチレン樹脂(以下GPSという)、ハ
イインパクトスチレン樹脂(以下HIPSという)にカ
ーボンブラックを練り込んだもの、図2のようにカーボ
ンブラックを表面にコーティングしたものがある。また
図3のようにカーボンブラック含有の樹脂よりなる表面
層、中間層、カーボンブラック含有の樹脂よりなる表面
層の3層より構成されるものもある。
【0006】更に同じ3層構造でも中間層にABS樹脂
を配し、表層に導電層としてカーボンブラック、HIP
Sを配したものも特公平1−43622号公報で紹介さ
れている。これはPVC、PET、PC等に比べ、衝撃
及び耐候性に劣るPSを何とか実使用に耐えうる域にま
で改良しようとした結果である。中間層にABSを持つ
3層タイプでは、PVC、PC等の他樹脂と比較すると
まだ強度的には劣るが実用可能なレベルまでになってい
る。但し、このタイプであっても次のような重大欠点が
ある。
【0007】即ち、機械強度特に引張強度がPVCに比
べ50〜70%程度しかないことから、打点式シール機
と共に市場で広く使われている摺動式シール機において
シール時、キャリアテープが延び、ピッチズレを起こす
という問題がある。詳しくは、図4に示すようにキャリ
アテープ(6)にカバーテープ(7)がシールコテ
(8)で熱シールされ、駆動ローラー(9)で引き取ら
れる。その際、摺動式シール機の場合はシールコテ
(8)が常時押し当てられているため、シールコテがブ
レーキの役目を果たし、駆動ローラーとシールコテの間
(範囲A)のテーピング品に強い引張力が働く。その結
果、キャリアテープが伸び、ピッチズレを起こし以降の
工程で発生する送り不良の原因となる。ピッチズレによ
る送り不良は最悪、実装工程で発生する事もあり導電P
S系キャリアテープ材料の改良すべき必須項目である。
それ以外の問題として樹脂自体の脆さに起因する成型物
の割れ、亀裂がある。
【0008】また、特開平7−21834号公報で中間
層にABSとPCのブレンド品を用い、強度アップを図
る試みが紹介されているが、それまでの中間層ABSに
比べ原料費が1.5〜2倍の価格となり実用的ではな
い。本願の対象用途が価格ダウンの激しい電子部品の搬
送用(キャリアテープ等)であることを考えると、価格
(製造コスト)を意識した構成体が必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】テープ用素材の表面に
導電性を付与するためにカーボンブラックを入れた構成
において、価格の上昇を押さえカーボンブラックの粉落
ち等がない優れた摩擦性、かつ摺動式シール機で発生す
るピッチズレを起こしにくい優れた引張強度、その他割
れ、亀裂を発生しにくい優れた一般的機械強度を保有す
る導電性複合シートを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、機械強度の不
足及びPCのブレンド品の高価格を補うため、第一層
(或いは第二層)に強度に優れたPC或いはPC/AB
Sアロイ、第二層(或いは第一層)にABSを配するこ
とによって低価格で強度に優れた構成物とすることがで
きる。この構成では第一層と第二層の厚み構成を変化さ
せることにより、目的に応じ強度と価格のバランス調整
が容易である。
【0011】ポリカーボネート樹脂或いはポリカーボネ
ート樹脂とABS樹脂のアロイで構成された第一層(或
いは第二層)と、ABS樹脂で構成された第二層(或い
は第一層)と、ポリスチレン樹脂100重量部或いはポ
リスチレン樹脂98〜80重量%、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体2〜20重量%の混合物100重量部に対し
てカーボンブラック10〜40重量部からなる導電表面
層とからなる導電性複合シートである。更に好ましい態
様は、ポリカーボネート樹脂或いはポリカーボネート樹
脂とABS樹脂のアロイのアイゾット衝撃強さが25kg
f-cm/cm2以上であり、ポリスチレン樹脂がハイインパク
トスチレン樹脂であり、厚み構成比率が第一層(或いは
第二層)3〜80%、第二層(或いは第一層)80〜3
%、導電表面層5〜20%からなり、共押出し法により
作製された導電性複合シートである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第一層(或いは第二層)
に用いるポリカーボネート樹脂或いはポリカーボネート
樹脂とABS樹脂のアロイは特に限定されないが、アイ
ゾット衝撃強さが25kgf-cm/cm2(JIS K 7110,ASTM D 2
56 t=6.4mmノッチ付き)以上であるものが望ましい。ポ
リカーボネート樹脂或いはポリカーボネート樹脂とAB
S樹脂のアロイはシート全体の強度向上させるために使
用される。アイゾット衝撃強さが25kgf-cm/cm2未満の
場合にはシート全体の強度が不十分となる。
【0013】ポリカーボネート樹脂を単独で第一層(或
いは第二層)に用いる場合は構成体全体の強度も飛躍的
にアップするので、価格面から、高価なこのポリカーボ
ネート層の厚み比率を下げ実用強度と適正価格の折り合
ったポイントに設計することが出来る。その場合、押出
し機の能力或いは技術面から第二層(或いは第一層)で
あるABS層との密着度が懸念される場合は、ポリカー
ボネート樹脂単独の代わりにポリカーボネート樹脂とA
BS樹脂のアロイを適用すれば良い。
【0014】次に第二層(或いは第一層)に用いるAB
S樹脂としては、特に限定されず、例えば三元共重合体
やアクリロニトリル−スチレンの二元共重合体にポリブ
タジエンをポリマ−アロイさせたものが使用できる。A
BS樹脂は、ポリカーボネート樹脂或いはポリカーボネ
ート樹脂とABS樹脂のアロイ程ではないがシート全体
の強度向上させるために使用される。
【0015】次に導電表面層の樹脂としては、コストの
点よりPS系の樹脂が好ましく、PS樹脂としては、例
えば、GPS樹脂、HIPS樹脂のようなものが使用で
きる。中でもHIPS樹脂が耐折強度の点でより好まし
い。更にこのPS樹脂にエチレン・酢酸ビニル共重合体
(以下EVAという)を添加するのが望ましい。これは
カ−ボンブラックを練り込んだ場合のカーボンブラック
脱落防止の為であり、EVAの添加量はPS98〜80
重量%に対し、EVAは2〜20重量%であり、好まし
くは5〜15重量%である。EVAの量がは2重量%未
満ではカーボンブラックの脱落防止の効果は少なく、E
VAの量が20重量%を越えると機械的強度が低下する
という問題が生じる。
【0016】導電表面層の樹脂にカーボンブラックが添
加される。PS或いはPSとEVAからなる樹脂成分1
00重量部に対し、カーボンブラックの添加量は10〜
40重量部であり、好ましくは15〜30重量部であ
る。カーボンブラックの添加量が10重量部未満である
と導電性が不十分であり、カーボンブラックの添加量が
40重量部を越えるとシート作製が困難となり、押し出
し時の流れ不良、カーボンブラック凝集によるいわゆ
る”ブツ”の発生となり、電子部品の収納ポケット成型
時の成形不良、外観不良となる。また、折り曲げ強度等
の機械強度の低下をもたらす。
【0017】本発明に使用するカーボンブラックは特に
限定されないが、コストの点よりカーボンブラックが好
ましく、更にアセチレンブラックがより好ましい。本発
明に使用するカーボンブラックの平均粒径は10〜70
nmであり、10nm未満であると取り扱いが困難にな
り、コンパウンディング及びシーティングが出来ないと
いう問題があり、70nmを越えると所定内の部数で表
面抵抗率が出ないという問題があり、好ましくは30〜
60nmである。
【0018】各層の厚み構成比率は第一層/第二層/導
電表面層で3〜80%/80〜3%/5〜20%であ
り、14〜30%/72〜40%/7〜15%がより好
ましい。また各層の層間密着度をより向上させるため接
着層等を層間に配した更なる多層構成としても良い。導
電表面層の片側の厚み比率が5%未満であると成形時、
加熱され延伸された部分特にコーナー部において薄くな
り、導電層中のカーボンブラックストラクチャ−が破壊
され、狙った導電性がでないと言う不都合が発生する。
また20%を越えると引張強度等の機械物性が落ちる或
いは表面抵抗率が低すぎるという問題が発生する。市場
要求では、1×104Ω/□未満の表面抵抗率は低すぎ
るとされている。第二層(或いは第一層)と第一層(或
いは第二層)の厚み比率は相対関係にあり、第一層(或
いは第二層)の厚みが決まると必然的に第二層(或いは
第一層)の厚みも決定する。
【0019】本願の層構成として、第一層/第二層/導
電表面層の構成があるが、第二層を2つに分けて、第一
層の表裏両面に配してもよく、また、更に導電表面層を
2つに分けて、第二層の表裏両面に配してもよく、前者
の場合には導電表面層/第二層/第一層/第二層の構成
となり、後者の場合には導電表面層/第二層/第一層/
第二層/導電表面層の構成となり、シートの反りの点を
考慮すると対称形の方が好ましい。各層の個々の厚みの
決定は、まず導電表面層の厚みを決定する。目的の導電
レベルによってカーボンブラックの量及びその導電層の
厚みを決める。次に、強度と価格のバランスを見極めな
がら第一層、第二層の厚みを決定する。構成体の層毎に
厚みを変化させても良いが普通には対称形が望ましい。
【0020】
【実施例】押出機を用い共押出法にて表1に示す配合
で、表2、3に示す如く各層の厚み比率を変更した実施
例1〜20、比較例1〜16の導電性複合シートを作製
した。使用した原材料は次のとおりである。 GPS:住友化学工業(株)製 スミブライトE−16
3 HIPS:住友化学工業(株)製 スミブライトE−5
80 EVA:住友化学工業(株)製 エバテートH−203
1 ABS:三井東圧化学(株)製 サンタックMT−81 PC:住友ダウ(株) カリバ−301 PC/ABSアロイ:三井東圧化学(株)製 プラロネ
イAC−2725 カーボンブラック:電気化学工業(株) デンカブロッ
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】作製したシートの評価を行った。その評価
結果を表4に示す。
【表4】
【0025】評価については次のように実施した。機械
強度の内、引張強度については、JIS K 6734法で450
kgf/cm2以上の値を持つかどうかで判定した。次にその
機械強度(主には引張強度)と実使用時の特性を調べる
ため住友ベークライト製SOIC16L用の成形金型を
用い成形物を作製し、SYSTEMATION ST-50型摺動シール
機でシール圧40psi下で住友ベークライト製カバーテ
ープZ7301と熱シールし、50スプロケットホール
寸法が元値200mmにたいし200.3mm以上に伸びて
いるかどうかで判定した。その結果を表4中のシール時
の延びに示す。
【0026】導電性は、住友ベークライト製SOIC1
6L用の成形金型を用い成型物を作製し、ADVAN-TEST社
製 MODEL:R8340A測定器で2点式2mm角電極を用い、それ
ぞれの成型物(キャリアテープ)ポケット底コーナー部
の表面抵抗(Ω/□)を測定し、好ましい導電性即ち1
×109Ω/□未満かどうかで判定した。成形性は、住
友ベークライト性真空成形機及び圧空成形機及びSOI
C16L用の成形金型を用いて成型物を作製し、その成
形部の寸法を測定し、図6に示すA,A1,B、B1及
びK1の値が指定寸法の0.1mm以内に入るかどうかで
判定した。これらの判定基準を表5に示す。
【0027】
【表5】
【0028】
【発明の効果】本発明の導電性複合シートは一般的な機
械強度の向上と共に、広く流通している摺動式シール機
における伸びによるピッチズレという問題を克服したも
のであり、電子部品搬送用キャリアテープの材料として
ふさわしいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基材にカーボンブラックを練り込んだ構成のも
【図2】基材の表面にカーボンブラックをコーティング
した構成のもの
【図3】カーボンブラック含有の樹脂よりなる表面層、
中間層、カーボンブラック含有の樹脂よりなる表面層の
3層より構成のもの
【図4】摺動式シール機上でのシール状態模式図
【図5】本願品の標準的シート断面図
【図6】成形物(キャリアテープ)の寸法測定個所
【符号の説明】
1 基材 2 カーボンブラック 3 カーボンブラックコーティング層 4 カーボンブラック含有表面樹脂層 5 中間層 6 キャリアテープ 7 カバーテープ 8 シールコテ 9 駆動ローラー 10 第一層 11 第二層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一層がポリカーボネート樹脂或いはポ
    リカーボネート樹脂とABS樹脂の混合物からなり、第
    一層に隣接する第二層がABS樹脂からなり、第二層に
    隣接する第三層がポリスチレン樹脂100重量部或いは
    ポリスチレン樹脂98〜80重量%、エチレン・酢酸ビ
    ニル共重合体2〜20重量%の混合物100重量部に対
    してカーボンブラック10〜40重量部からなることを
    特徴とする導電性複合シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートの第一層の表面に
    ABS樹脂層を設けた導電性複合シート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシートの最外層であるA
    BS樹脂層の表面にポリスチレン樹脂100重量部或い
    はポリスチレン樹脂98〜80重量%、エチレン・酢酸
    ビニル共重合体2〜20重量%の混合物100重量部に
    対してカーボンブラック10〜40重量部からなる層を
    設けた導電性複合シート。
  4. 【請求項4】 第一層がABS樹脂からなり、第一層に
    隣接する第二層がポリカーボネート樹脂或いはポリカー
    ボネート樹脂とABS樹脂の混合物からなり、第二層に
    隣接する第三層がポリスチレン樹脂100重量部或いは
    ポリスチレン樹脂98〜80重量%、エチレン・酢酸ビ
    ニル共重合体2〜20重量%の混合物100重量部に対
    してカーボンブラック10〜40重量部からなることを
    特徴とする導電性複合シート。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシートの第一層の表面に
    ポリカーボネート樹脂或いはポリカーボネート樹脂とA
    BS樹脂の混合物からなる層を設けた導電性複合シー
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシートの最外層であるポ
    リカーボネート樹脂或いはポリカーボネート樹脂とAB
    S樹脂の混合物からなる層の表面にポリスチレン樹脂1
    00重量部或いはポリスチレン樹脂98〜80重量%、
    エチレン・酢酸ビニル共重合体2〜20重量%の混合物
    100重量部に対してカーボンブラック10〜40重量
    部からなる層を設けた導電性複合シート。
  7. 【請求項7】 ポリカーボネート樹脂或いはポリカーボ
    ネート樹脂とABS樹脂の混合物のアイゾット衝撃強さ
    が25kgf-cm/cm2以上であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5または6記載の導電性複合シート。
  8. 【請求項8】 ポリスチレン樹脂がハイインパクトスチ
    レン樹脂であることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の導電性複合シート。
  9. 【請求項9】 カーボンブラックを含む層の厚み構成比
    率が5〜20%であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7または8記載の導電性複合シート。
  10. 【請求項10】 導電性複合シートが共押出し法により
    作製されたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9記載の導電性複合シート。
JP33620797A 1997-05-30 1997-12-08 導電性複合シート Pending JPH1142739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6485832B1 (en) 1999-10-27 2002-11-26 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Resin composition, molded product thereof and electroconductive sheet
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