JPH1141681A - スピーカシステム - Google Patents
スピーカシステムInfo
- Publication number
- JPH1141681A JPH1141681A JP20986197A JP20986197A JPH1141681A JP H1141681 A JPH1141681 A JP H1141681A JP 20986197 A JP20986197 A JP 20986197A JP 20986197 A JP20986197 A JP 20986197A JP H1141681 A JPH1141681 A JP H1141681A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle
- tweeter
- speaker
- woofer
- fitting
- Prior art date
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スピーカユニット、ポートダクト、音響管等の
取付に必要な部品点数および組立て工数を少なくし、さ
らに、これらを強固に固定する。 【解決手段】スピーカユニット５、６をバッフル２に固
定する取付具３にポートダクト３ａを一体に形成した。
取付に必要な部品点数および組立て工数を少なくし、さ
らに、これらを強固に固定する。 【解決手段】スピーカユニット５、６をバッフル２に固
定する取付具３にポートダクト３ａを一体に形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はスピーカシステム
に係わり、特に、バスレフ型スピーカシステムに好適な
各スピーカユニットのキャビネットへの取付構造に関す
る。
に係わり、特に、バスレフ型スピーカシステムに好適な
各スピーカユニットのキャビネットへの取付構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のスピーカシステムにおけるスピー
カユニット取付構造の例を図４に示す。スピーカユニッ
トはキャビネット１の前面を形成するバッフル２に固定
される。すなわち、ツィータ６はバッフル２にねじ４、
４で締着される取付板９によりバッフル２に押し付けら
れて固定され、ウーファ５はフレームの周囲に形成され
たフランジ５ｂがねじ４によりバッフル２に締着されて
固定される。
カユニット取付構造の例を図４に示す。スピーカユニッ
トはキャビネット１の前面を形成するバッフル２に固定
される。すなわち、ツィータ６はバッフル２にねじ４、
４で締着される取付板９によりバッフル２に押し付けら
れて固定され、ウーファ５はフレームの周囲に形成され
たフランジ５ｂがねじ４によりバッフル２に締着されて
固定される。
【０００３】上記の取付方法では夫々のスピーカユニッ
トを別々にねじ止め等により取付けなければならず、ま
た、各スピーカユニットに対して位置合せが必要となり
組立て工数が大きいという問題があった。
トを別々にねじ止め等により取付けなければならず、ま
た、各スピーカユニットに対して位置合せが必要となり
組立て工数が大きいという問題があった。
【０００４】図４には図示していないが、スピーカシス
テムの構成部品のポートダクトや音響管は別部品で構成
されており、それらを取付けるための取付け工程が増
え、製造コストが増大する要因となっていた。また、ポ
ートダクトや音響管を取付けるための部品も必要とな
り、部品点数が増大していた。
テムの構成部品のポートダクトや音響管は別部品で構成
されており、それらを取付けるための取付け工程が増
え、製造コストが増大する要因となっていた。また、ポ
ートダクトや音響管を取付けるための部品も必要とな
り、部品点数が増大していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、各スピーカユニットが一度に固定でき、さらに、ス
ピーカユニットを取付ける部材にポートダクトや音響管
を一体に形成することにより、部品点数や組立て工数を
削減することができるスピーカシステムを提供すること
にある。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、各スピーカユニットが一度に固定でき、さらに、ス
ピーカユニットを取付ける部材にポートダクトや音響管
を一体に形成することにより、部品点数や組立て工数を
削減することができるスピーカシステムを提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のスピーカシス
テムは、１個または複数個のスピーカユニットをバッフ
ルに固定する取付具にポートダクトを一体に形成したも
のである。
テムは、１個または複数個のスピーカユニットをバッフ
ルに固定する取付具にポートダクトを一体に形成したも
のである。
【０００７】さらに、この発明のスピーカシステムは、
１個または複数個のスピーカユニットをバッフルに固定
する取付具に低域増強用の音響管を一体に形成したもの
である。
１個または複数個のスピーカユニットをバッフルに固定
する取付具に低域増強用の音響管を一体に形成したもの
である。
【０００８】また、前記各スピーカシステムにおいて、
前記取付具に各スピーカユニットを嵌入させる凹みを設
け、前記凹みにスピーカユニットを嵌入させ、取付具に
よりスピーカユニットをバッフルに圧接させたものであ
る。
前記取付具に各スピーカユニットを嵌入させる凹みを設
け、前記凹みにスピーカユニットを嵌入させ、取付具に
よりスピーカユニットをバッフルに圧接させたものであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるスピーカ
システムを図面に基づいて説明する。図１はこの発明の
第１の実施例であるスピーカシステムを示す断面図であ
る。図に示すキャビネット１の前面を構成するバッフル
２にウーファ５とツイータ６とが１つの取付金具３で取
付けられている。取付金具３はダイキャストで作られて
おり、ウーファ５の磁気回路５ａを嵌入させる凹み３
ｂ、ツイータ６の磁気回路６ａを嵌入させる凹み３ｂ、
およびポートダクト３ａが一体に形成されている。
システムを図面に基づいて説明する。図１はこの発明の
第１の実施例であるスピーカシステムを示す断面図であ
る。図に示すキャビネット１の前面を構成するバッフル
２にウーファ５とツイータ６とが１つの取付金具３で取
付けられている。取付金具３はダイキャストで作られて
おり、ウーファ５の磁気回路５ａを嵌入させる凹み３
ｂ、ツイータ６の磁気回路６ａを嵌入させる凹み３ｂ、
およびポートダクト３ａが一体に形成されている。
【００１０】取付金具３の凹み３ｂ、３ｂに夫々ウーフ
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具３をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、ポートダクト３ａの開口
部がバッフル２の開口部に合せられた状態で固定され
る。
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具３をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、ポートダクト３ａの開口
部がバッフル２の開口部に合せられた状態で固定され
る。
【００１１】ウーファ５とツイータ６の背面に放射され
る音は前面に放射される音に対して位相が１８０°ずれ
ているが、キャビネット１内を通りポートダクト３ａの
開口部から放射されるときにはスピーカの前面から放射
される音と位相が揃い低音が増強されるように設計され
ている。
る音は前面に放射される音に対して位相が１８０°ずれ
ているが、キャビネット１内を通りポートダクト３ａの
開口部から放射されるときにはスピーカの前面から放射
される音と位相が揃い低音が増強されるように設計され
ている。
【００１２】この実施例によると、ウーファ５とツイー
タ６およびポートダクト３ａの位置合せおよび取付が取
付金具３をバッフル２に締着するのみで行われる。ま
た、ウーファ５およびツイータ６は取付金具３と嵌合し
てバッフル２に強固に圧接されているので、振動板が大
きく振動したときもスピーカのビリツキが発生せず、音
響特性がよい。さらに、ポートダクト３ａの固定も強固
にすることができる。
タ６およびポートダクト３ａの位置合せおよび取付が取
付金具３をバッフル２に締着するのみで行われる。ま
た、ウーファ５およびツイータ６は取付金具３と嵌合し
てバッフル２に強固に圧接されているので、振動板が大
きく振動したときもスピーカのビリツキが発生せず、音
響特性がよい。さらに、ポートダクト３ａの固定も強固
にすることができる。
【００１３】図２はこの発明の第２の実施例であるスピ
ーカシステムを示す断面図である。図に示すキャビネッ
ト１の前面を構成するバッフル２にウーファ５とツイー
タ６とが１つの取付金具７で取付けられている。取付金
具７はダイキャストで作られており、ウーファ５の磁気
回路５ａを嵌入させる凹み７ｂ、ツイータ６の磁気回路
６ａを嵌入させる凹み７ｂ、およびポートダクト７ａが
一体に形成されている。
ーカシステムを示す断面図である。図に示すキャビネッ
ト１の前面を構成するバッフル２にウーファ５とツイー
タ６とが１つの取付金具７で取付けられている。取付金
具７はダイキャストで作られており、ウーファ５の磁気
回路５ａを嵌入させる凹み７ｂ、ツイータ６の磁気回路
６ａを嵌入させる凹み７ｂ、およびポートダクト７ａが
一体に形成されている。
【００１４】取付金具７の凹み７ｂ、７ｂに夫々ウーフ
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具７をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、ポートダクト７ａの開口
部がキャビネット１の後面開口部に合せられた状態で固
定される。
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具７をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、ポートダクト７ａの開口
部がキャビネット１の後面開口部に合せられた状態で固
定される。
【００１５】この実施例によると、第１の実施例と同様
にウーファ５およびツイータ６が強固に固定されてお
り、音響特性がよい。さらに、ポートダクト７ａの固定
も強固にすることができる。
にウーファ５およびツイータ６が強固に固定されてお
り、音響特性がよい。さらに、ポートダクト７ａの固定
も強固にすることができる。
【００１６】図３はこの発明の第３の実施例であるスピ
ーカシステムを示す断面図である。図に示すキャビネッ
ト１の前面を構成するバッフル２にウーファ５とツイー
タ６とが１つの取付金具８で取付けられている。取付金
具８はダイキャストで作られており、ウーファ５の磁気
回路５ａを嵌入させる凹み８ｂ、ツイータ６の磁気回路
６ａを嵌入させる凹み８ｂ、および音響管８ａが一体に
形成されている。
ーカシステムを示す断面図である。図に示すキャビネッ
ト１の前面を構成するバッフル２にウーファ５とツイー
タ６とが１つの取付金具８で取付けられている。取付金
具８はダイキャストで作られており、ウーファ５の磁気
回路５ａを嵌入させる凹み８ｂ、ツイータ６の磁気回路
６ａを嵌入させる凹み８ｂ、および音響管８ａが一体に
形成されている。
【００１７】取付金具８の凹み８ｂ、８ｂに夫々ウーフ
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具８をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、音響管８ａの開口部がキ
ャビネット１のバッフル２の開口部に合せられた状態で
固定される。
ァ５の磁気回路５ａとツイータ６の磁気回路６ａを嵌入
させ、取付金具８をねじ４、４…でバッフル２に締着す
ることによりウーファ５とツイータ６とがバッフル２に
圧接されて固定される。また、音響管８ａの開口部がキ
ャビネット１のバッフル２の開口部に合せられた状態で
固定される。
【００１８】音響管８ａは内部に仕切りがありＵ字型の
音道を形成している。ウーファ５とツイータ６の背面に
放射される音は音響管８ａを通るときに共鳴により増強
されバッフル２の前面に放射されることにより、低音が
増強される。
音道を形成している。ウーファ５とツイータ６の背面に
放射される音は音響管８ａを通るときに共鳴により増強
されバッフル２の前面に放射されることにより、低音が
増強される。
【００１９】この実施例によると、第１の実施例と同様
にウーファ５およびツイータ６が強固に固定されてお
り、音響特性がよい。さらに、音響管８ａの固定も強固
にすることができる。
にウーファ５およびツイータ６が強固に固定されてお
り、音響特性がよい。さらに、音響管８ａの固定も強固
にすることができる。
【００２０】実施例では、スピーカ固定用に金属製の取
付金具を用いたが、金属製以外の取付具を用いてもこの
発明の効果が得られる。
付金具を用いたが、金属製以外の取付具を用いてもこの
発明の効果が得られる。
【００２１】
【発明の効果】この発明のスピーカシステムによれば、
各スピーカユニットを取付ける部材の部品点数が少な
く、また、取付けも取付具を締着するだけでよく組立て
工数も少なくなる。さらに、取付ねじのトルク差による
スピーカユニットの偏心が起こらない。
各スピーカユニットを取付ける部材の部品点数が少な
く、また、取付けも取付具を締着するだけでよく組立て
工数も少なくなる。さらに、取付ねじのトルク差による
スピーカユニットの偏心が起こらない。
【００２２】また、取付具をダイキャスト等で成形する
ことにより、ポートダクトや音響管を従来の紙管等に比
べて形状を自由に作ることができる。さらに、スピーカ
ユニット、ポートダクト、音響管の位置決めが簡単とな
る。
ことにより、ポートダクトや音響管を従来の紙管等に比
べて形状を自由に作ることができる。さらに、スピーカ
ユニット、ポートダクト、音響管の位置決めが簡単とな
る。
【００２３】さらに、スピーカユニット、ポートダク
ト、音響管等を強固に固定できるので、振動板の振動に
よってこれらが振動することを防止でき、音響特性が改
善される。
ト、音響管等を強固に固定できるので、振動板の振動に
よってこれらが振動することを防止でき、音響特性が改
善される。
【図１】図１はこの発明の第１の実施例であるスピーカ
システムを示す断面図である。
システムを示す断面図である。
【図２】図２はこの発明の第２の実施例であるスピーカ
システムを示す断面図である。
システムを示す断面図である。
【図３】図３はこの発明の第３の実施例であるスピーカ
システムを示す断面図である。
システムを示す断面図である。
【図４】従来のスピーカシステムの例を示す断面図であ
る。
る。
１ キャビネット ２ バッフル ３ 取付金具、３ａ ポートダクト、３ｂ 凹み ４ ねじ ５ ウーファ、５ａ 磁気回路、５ｂ フランジ ６ ツイータ、６ａ 磁気回路 ７ 取付金具、７ａ ポートダクト、７ｂ 凹み ８ 取付金具、８ａ 音響管、８ｂ 凹み ９ 取付板
Claims (3)
- 【請求項１】 １個または複数個のスピーカユニットを
バッフルに固定する取付具にポートダクトを一体に形成
したことを特徴とするスピーカシステム。 - 【請求項２】 １個または複数個のスピーカユニットを
バッフルに固定する取付具に低域増強用の音響管を一体
に形成したことを特徴とするスピーカシステム。 - 【請求項３】 前記取付具に各スピーカユニットを嵌入
させる凹みを設け、前記凹みにスピーカユニットを嵌入
させ、取付具によりスピーカユニットをバッフルに圧接
させた請求項１または２のスピーカシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20986197A JP3514612B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | スピーカシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20986197A JP3514612B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | スピーカシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1141681A true JPH1141681A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3514612B2 JP3514612B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=16579849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20986197A Expired - Lifetime JP3514612B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | スピーカシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3514612B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002095078A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ装置 |
| CN107438212A (zh) * | 2016-05-25 | 2017-12-05 | 雅马哈株式会社 | 低音反射口和音响装置 |
| JP2021036308A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | 節雄 阿仁屋 | スピーカー装置及びオーディオ装置 |
| WO2021039420A1 (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | 節雄 阿仁屋 | スピーカー装置及びオーディオ装置 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP20986197A patent/JP3514612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002095078A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ装置 |
| CN107438212A (zh) * | 2016-05-25 | 2017-12-05 | 雅马哈株式会社 | 低音反射口和音响装置 |
| CN107438212B (zh) * | 2016-05-25 | 2019-12-27 | 雅马哈株式会社 | 低音反射口和音响装置 |
| JP2021036308A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | 節雄 阿仁屋 | スピーカー装置及びオーディオ装置 |
| WO2021039420A1 (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | 節雄 阿仁屋 | スピーカー装置及びオーディオ装置 |
| US11800276B2 (en) | 2019-08-23 | 2023-10-24 | Setuo ANIYA | Speaker device and audio device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3514612B2 (ja) | 2004-03-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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