JPH0681191U - スピーカー取付構造 - Google Patents

スピーカー取付構造

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JPH0681191U
JPH0681191U JP2063893U JP2063893U JPH0681191U JP H0681191 U JPH0681191 U JP H0681191U JP 2063893 U JP2063893 U JP 2063893U JP 2063893 U JP2063893 U JP 2063893U JP H0681191 U JPH0681191 U JP H0681191U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
cabinet
hole
mounting
elastic material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2063893U
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English (en)
Inventor
隆 平沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカーを内蔵したテレビジョン受像機に
おいて、スピーカーフレームから発する振動を吸収して
キャビネットに伝えない。 【構成】 キャビネットの内下部に回路基板2を備えた
メインフレーム1を設け、該メインフレーム1の両側に
スピーカー8を載置する載置面と透穴A9とを有してコ
字状に形成したスピーカー取付板7の両端を固着し、該
スピーカー取付板7の載置面に前記透穴A9と略同状の
透孔C11を有して長方形に形成した一対の弾性材A1
0の一方を固着し、他方の弾性材B12をリヤーキャビ
ネットA6の上部に設けた開口の内周側面に固着し、前
記一方の弾性材A10に前記スピーカー8を載置して、
フロントキャビネット3及びメインフレーム1に前記リ
ヤーキャビネットA6を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレビション受像機等に係わり、スピーカーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビション受像機におけるスピーカーの取付方法は、図4の側断面図 に示すように、スピーカー31の配設において、正面側に取付けるスペースが無 い場合若しくはデザイン上の制約等がある場合には、リヤーキャビネット32の 内側の上面若しくは側面に開口35を設けバッフル板等を介してネジ等にてスピ ーカー31を取付けているのが一般的である。これら方法によれば、スピーカー 31のフレームをダイキャスト等にて加工した質量を有するものであれば問題と ならないが、一般的なプレス加工したものについては、スピーカー31のコーン が振幅して発せられる振動がスピーカーフレームのフランジに伝わり、同フラン ジを介してリヤーキャビネット32を振動させ、さらに、同リヤーキャビネット 32をネジ等にて一体に固着したフロントキャビネット33をも振動させると言 う現象がみられる。これらの現象は、特に口径の大きいスピーカーを装備して音 量を上昇した時に生ずるもので、テレビション受像機を構成する構造体の全体を 振動させることもあり、その結果、音響的には共鳴音、電気的にはハウリングを 生ずる原因ともなり、また、フロントキャビネット33に取付けたCRT34を も振動させるため、特に高精彩のCRTを用いたテレビション受像機等において は、CRT34の表示面の内部の全面に備えているシャドウマスクを揺らすこと により、表示した画像に影響を与え画質を低下させる場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、スピーカーのフランジの振動を 吸収してテレビション受像機全体を構成する構造体に振動を伝えず、特にCRT のシャドウマスク面を揺らすことのないスピーカー取付構造を提供するものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の課題を解決するため、キャビネットの上面に設けられた開口と 、キャビネット内に設けられたフレームに前記開口に対応するように取付けられ 、スピーカーを載置する載置面に透孔を備えたスピーカー取付板と、該スピーカ ー取付板の載置面とキャビネットの内面に夫々取付けられ、前記透孔と略同一の 透孔を備えた一対の弾性材と、該弾性材間に挟持されたスピーカーとからなるこ とを特徴とする。
【0005】
【作用】
以上のように構成したので、本考案によるスピーカー取付構造によれば、スピ ーカー取付板の載置面に固着した弾性材と、リヤーキャビネットの上部に固着し た弾性材とにスピーカーのフランジが挟持されて、この弾性材の弾性により前記 フランジの振動が吸収される。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案によるの実施例を詳細に説明する。図1は本考案 に適用したスピーカー取付構造を示す側断面図である。図2は図1の要部展開斜 視図で、図3は一方のスピーカー取付構造を示す要部展開斜視図である。図1及 び図2において、1はテレビション受像機のキャビネットの内下部に回路基板2 を備えたメインフレームで、フロントキャビネット3の底面に形成したメインフ レーム取付部4に取付けられている。5は前記フロントキャビネット3に締着さ れたCRTで、同フロントキャビネット3と前記メインフレーム取付部4にリヤ ーキャビネットA6を取付けて一体とすることにより、前記メインフレーム1に 備えた前記回路基板2及び前記CRT5等の荷重を支えるようにしている。7は スピーカー8を載置するスピーカー取付板で、例えば、平板をコ字状に折曲して スピーカー8の載置面の中央に所定の口径を有する透孔A9を形成し、この両端 部はネジ等で前記メインフレーム1の両側に固着している。10は所要の厚さと 弾性を有して長方形に形成した弾性材Aで、同弾性材A10の中央には前記スピ ーカー取付板7の透孔A9と略同形状の透孔C11を設けている。12は前記弾 性材A10と同一形状に形成した弾性材Bで、前記リヤーキャビネットA6の上 部の開口に配設した、例えば、エスカッション13の口径に係合する透孔D15 と前記スピーカー8のフランジ14と略同形状の面を有している。
【0007】 前記スピーカー取付板7の透孔A9に、前記弾性材A10の前記透孔C11を 合わせて、同スピーカー取付板7に同弾性材A10を接着し、同弾性材A10上 に前記スピーカー8を載置し、次に、前記リヤーキャビネットA6の上部のエス カッション13の周側に、前記弾性材B12の前記透孔D15を合わせて接着し 、前記フロントキャビネット3の両側面及び上面並びにメインフレーム取付部4 に前記リヤーキャビネットA6を嵌め合わせてネジ等で固着すれば、同リヤーキ ャビネット6に接着した前記弾性材B12と、前記スピーカー取付板7に接着し た前記弾性材A10とに前記スピーカー8のフランジ14が抑えられた状態で挟 持され、この双方の弾性材の弾性によって、前記スピーカー8のフランジ14の 振動が吸収される状態に取付けられているので、コーンから発して前記フランジ 14をも振動せしめる現象を、この弾性材が吸収してテレビション受像機を構成 する構造体に振動を伝えることはない。他の例として、図3に示すように、リヤ ーキャビネットB21の内上部の開口に配設した、例えば、エスカッション13 の両側方に、一端に複数のネジ穴を有した取付ボス22の他端を固着し、同リヤ ーキャビネットB21の内上部のエスカッション13の周側に、前記弾性材B1 2の前記透孔D15を合わせて接着し、同弾性材B12上にスピーカー8を載置 する一方、前記ネジ穴に係止する複数の孔23と前記スピーカー8を保持する保 持面と透孔B24とを設けて平板状に形成したスピーカー保持板25に前記弾性 材A10を接着し、前記取付ボス22のネジ穴に前記スピーカー保持板25の孔 23を介してネジにて固着することにより、この双方の弾性材によって前記スピ ーカー8のフランジ15が挟持されるようにしてもよい。
【0008】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案のスピーカー取付構造によれば、従来技術であ るバッフル板等を介してスピーカーを取付ける方法よりも振動を吸収できるもの で、特にCRTのシャドウマスク面を揺らすことがないため画像品位の低下を防 止できると共にテレビション受像機全体から生ずる共鳴音をも軽減する効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に適用したスピーカー取付構造を
示す一部断面を含む側面図である。
【図2】図1の要部展開斜視図である。
【図3】一方のスピーカー取付構造を示す要部展開斜視
図である。
【図4】図4は従来のスピーカー取付構造を示す一部断
面を含む側面図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム 2 回路基板 3 フロントキャビネット 4 メインフレーム取付部 5 CRT 6 リヤーキャビネットA 7 スピーカー取付板 8 スピーカー 9 透孔A 10 弾性材A 11 透孔C 12 弾性材B 13 エスカッション 14 フランジ 15 透孔D 21 リヤーキャビネットB 22 取付ボス 23 孔 24 透孔B 25 スピーカー保持板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの上面に設けられた開口
    と、キャビネット内に設けられたフレームに前記開口に
    対応するように取付けられ、スピーカーを載置する載置
    面に透孔を備えたスピーカー取付板と、該スピーカー取
    付板の載置面とキャビネットの内面に夫々取付けられ、
    前記透孔と略同一の透孔を備えた一対の弾性材と、該弾
    性材間に挟持されたスピーカーとからなることを特徴と
    するスピーカー取付構造。
  2. 【請求項2】 キャビネットの上面に設けられた開口
    と、同開口の近傍に設けられて複数のネジ穴を有した取
    付ボスと、該取付ボスのネジ穴に対応する孔を有してス
    ピーカーに対応した透孔を備えたスピーカー保持板と、
    該スピーカー保持上とキャビネットの内面に夫々取付け
    られ、前記透孔と略同一の透孔を備えた一対の弾性材
    と、該弾性材間に挟持されたスピーカーとからなること
    を特徴とするスピーカー取付構造。
JP2063893U 1993-04-21 1993-04-21 スピーカー取付構造 Pending JPH0681191U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2063893U JPH0681191U (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スピーカー取付構造

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JP2063893U JPH0681191U (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スピーカー取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681191U true JPH0681191U (ja) 1994-11-15

Family

ID=12032775

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JP2063893U Pending JPH0681191U (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スピーカー取付構造

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JP (1) JPH0681191U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325010A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Sharp Corp スピーカ保持具及び電気機器
JP2011077851A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Nec Personal Products Co Ltd スタンド及び表示装置

Cited By (3)

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JP4562586B2 (ja) * 2005-05-19 2010-10-13 シャープ株式会社 スピーカ保持具及び電気機器
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