JPH10243491A - パネル型スピーカの取付け構造 - Google Patents
パネル型スピーカの取付け構造Info
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- JPH10243491A JPH10243491A JP5988997A JP5988997A JPH10243491A JP H10243491 A JPH10243491 A JP H10243491A JP 5988997 A JP5988997 A JP 5988997A JP 5988997 A JP5988997 A JP 5988997A JP H10243491 A JPH10243491 A JP H10243491A
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Abstract
体などへのスピーカの取付け構造を提供する。 〔解決手段〕磁気回路とボイスコイルとを含んだ駆動部
(11)とこの駆動部(11)に中央部分が固定された平板状の
振動板(12)とを備えるパネル型スピーカ(10)の取付け構
造であってこのパネル型スピーカ(10)の振動板(12)が電
子装置の筐体(1)又は施設の壁面に形成された開口(2)
を塞ぐように駆動部(11)が開口(2) の中央部分に形成さ
れた保持手段(3,3a)に取付けられている。
Description
ュータなどの各種の電子装置を対象とした薄型のパネル
型スピーカの取付け構造に関するものである。
ジョン受像機などの各種の電子装置に取付けられるスピ
ーカは、この電子装置を収容するための筐体に形成され
た開口内に取付けられる。
石M、ヨークY、ボイスコイルVC、振動板Vをフレー
ムFに取付けることにより構成されるスピーカを電子装
置の筐体の壁面に形成した開口内に固定するために、フ
レームFの前端面の周辺部分を筐体Bの開口の周縁部の
表側にネジ止めしている。あるいは、図5に示すよう
に、フレームFの前端面の周辺部分を筐体Bの開口の周
縁部の裏側にネジ止めすることによってスピーカが筐体
の開口内に固定される。
の紙やプラスチックや金属の薄板で構成される脆弱な振
動板Vがユーザーの手の接触などによって破れたり、潰
れたり、陥没したりするなどのおそれがある。振動板V
をこのような破壊から保護するために、バンチングネッ
ト、ジャージクロス、金網、あるいはこれらの複合体な
どから構成される保護ネットNで筐体Bの開口が覆われ
る。
カと称される薄型のスピーカが開発されている。このパ
ネル型スピーカは、カーボンクロスなどを素材とする堅
牢な平板状の振動板の背面に磁気回路とボイスコイルと
から成るイクサイター(Excitor)と称される駆動部が取
り付けられた構造となっている。このようなパネル型ス
ピーカをパーソナルコンピュータなどの電子装置の筐体
に取付けるには、従来と同様に、これを一旦フレーム内
に組立てたのち、このフレームの前端面の周辺部分を開
口の周縁部分に螺子止めすることが考えられる。
するとスピーカ全体としての厚みや重量が増加し、薄型
で軽量というパネル型スピーカの利点が損なわれてしま
うという問題がある。従って、本発明の一つの目的は、
薄型で軽量というパネル型スピーカの特徴を活かした新
規な筐体への取付け構造を提供することにある。
決するための本発明に係わるパネル型スピーカの取付け
構造は、磁気回路とボイスコイルとを含む駆動部とこの
駆動部に中央部分が固定された平板状の振動板とを備え
るパネル型スピーカの取付け構造であって、このパネル
型スピーカの前記振動板が電子装置の筐体又は施設の壁
面に形成された開口を塞ぐように前記駆動部が前記開口
の中央部分に形成された保持手段に取付けられている。
ば、上記保持手段は、上記開口内に渡された板状又は棒
状体であり、この棒状体の中央部分に前記駆動部がかし
めによって固定されている。本発明のさらに好適な実施
の形態によれば、前記保持手段と前記振動板との間に低
速かつ大振幅の変位を制限する弾性体が介在せしめられ
ている。型スピーカ。
スピーカの取付け構造を示す部分断面図である。取付け
対象の薄型のパネル型スピーカは、磁気回路とボイスコ
イルとから形成されるイクサイター(駆動部)11と、
このイクサイター11に中央部分が固定された円板形状
の振動板12とを備えている。このパネル型スピーカ1
0が取付けられる電子装置は、パーソナルコンピュー
タ、音響機器、映像機器などの適宜なものであり、これ
らは筐体1内に収容されている。
円板形状の振動板12が電子装置の筐体1の壁面に形成
された円形の開口2を塞ぐように、その円柱形状のイク
サイター11の後端部分が開口2の中央部分に張り渡さ
れた一つの保持板3の円筒体3a内に取付けられてい
る。
などの金属やプラスチックなどから成り、その両端部が
筐体1の壁面に形成された開口2の周縁部にスポット溶
接やネジ止めなどによって取付けられている。この保持
板3の中央部分に形成されている円筒体3a内にイクサ
イター11の後端部分が挿入されたのち、この円筒体3
aがかしめられることにより、パネル型スピーカ10が
固定される。
0の構成の一例を示す部分断面図である。イクサイター
11は、マグネット11a,インナーヨーク11b、ア
ウターヨーク11cから成る磁気回路と、ボイスコイル
11dと、このイクサイター11に振動板12を貼着す
るクッション11eとから構成されている。振動板12
は、炭素繊維が布状に配列されたカーボンクロスや、こ
のカーボンクロスとウレタンやスポンジなどの素材の薄
い板状体を組合せた構成となっている。この振動板12
は、発泡ウレタンなどの適宜な弾性を有するクッション
によってアウタヨーク11cの端面に結合されている。
0の構成の他の一例を示す部分断面図である。イクサイ
ター11は、マグネット11a,インナーヨーク11
b、アウターヨーク11cから成る磁気回路と、ボイス
コイル11dと、このイクサイター11に振動板12を
貼着するクッション11eとから構成されている。振動
板12は図2の場合と同様に、炭素繊維が布状に配列さ
れたカーボンクロスや、このカーボンクロスとウレタン
やスポンジなどの素材の薄い板状体の組合せから構成さ
れている。
は、従来の紙などを素材とする振動板とは異なり大きな
強度を有するため、ユーザーの手の接触などによる破損
のおそれが少ない。このため、図1に示すように、振動
板12の前方の開口に対する金網などの保護ネットによ
る被覆を省略することができる。ただし、ユーザーの手
の接触などによって発生する低速かつ大振幅の変位に抵
抗できるように、振動板12の周辺部分と保持板3との
間に発泡ウレタンやスポンジなどの適宜な弾性を有する
素材によるクッション3bが介在せしめられる。
を省略する構成を例示したが、必要に応じてこれを設置
する構成とすることもできる。
るための保持手段を、開口に張り渡した単一の板状体又
は棒状体で構成する場合を例示した。しかしながら、こ
のような保持手段を開口内に放射状に張り渡した複数個
の板状体や棒状体で構成したり、あるいは開口とほぼ同
一寸法の円板によって構成することもできる。
体の壁面に形成された開口内に設置する構成を例示し
た。しかしながら、このパネル型スピーカを、建物や室
内の壁面、あるいは、室内の天井板など適宜な施設の壁
面に形成された開口内に設置する構成とすることもでき
る。
ネル型スピーカの取付け構造によれば、フレームを使用
することなく、開口内に形成した保持機構にイクサイタ
ーを直接取付ける構造であるから、薄型で軽量というパ
ネル型スピーカの利点が保ったまま電子装置の筐体の壁
面に取付けることができるという利点がある。
取付け構造を示す部分断面図である。
例を示す部分断面図である。
の一例を示す部分断面図である。
断面図である。
部分断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】磁気回路とボイスコイルとを含む駆動部と
この駆動部に中央部分が固定された平板状の振動板とを
備えるパネル型スピーカの取付け構造であって、 このパネル型スピーカの前記振動板が電子装置の筐体又
は施設の壁面に形成された開口を塞ぐように前記駆動部
が前記開口の中央部分に形成された保持手段に取付けら
れたことを特徴とするパネル型スピーカの取付け構造。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記保持手段は、前記開口内に渡された板状又は棒状体
であり、この棒状体の中央部分に前記駆動部がかしめに
よって固定されたことを特徴とするパネル型スピーカの
取付け構造。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記保持手段と前記振動板との間に低速かつ大振幅の変
位を制限する弾性体が介在せしめられたことを特徴とす
るパネル型スピーカの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05988997A JP3929541B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | パネル型スピーカの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05988997A JP3929541B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | パネル型スピーカの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243491A true JPH10243491A (ja) | 1998-09-11 |
JP3929541B2 JP3929541B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=13126149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05988997A Expired - Lifetime JP3929541B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | パネル型スピーカの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3929541B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411723B1 (en) | 1998-06-22 | 2002-06-25 | Slab Technology Limited | Loudspeakers |
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-
1997
- 1997-02-27 JP JP05988997A patent/JP3929541B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3929541B2 (ja) | 2007-06-13 |
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