JPH1140784A - 不揮発性メモリ装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性メモリ装置の製造方法

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JPH1140784A
JPH1140784A JP10154243A JP15424398A JPH1140784A JP H1140784 A JPH1140784 A JP H1140784A JP 10154243 A JP10154243 A JP 10154243A JP 15424398 A JP15424398 A JP 15424398A JP H1140784 A JPH1140784 A JP H1140784A
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forming
line
program
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ウン・リム・チョイ
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小の有効サイズを有する不揮発性メモリ
装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 第1導電型の半導体基板の表面内に一定
の間隙をあけて一方向にビットラインを形成し、そのビ
ットラインに垂直な方向に一定の間隙を有するフィール
ド酸化膜を形成する。その後、第1導電型の半導体基板
上の全面にゲート絶縁膜を形成し、ビットラインと同方
向に、各ビットライン間のゲート絶縁膜上に一定の間隙
を有するフローティングラインを形成する。各フローテ
ィングラインを含めた基板の全面に誘電体膜を形成し、
誘電体膜上に導電層、絶縁膜を順次形成してそれらを選
択的に除去して各ビットラインに垂直な方向にフィール
ド酸化膜の間にワードラインを形成する。各ワードライ
ンの両側面に絶縁膜側壁を形成し、ワードライン及び絶
縁膜側壁をマスクに用いて誘電体膜、フローティングラ
インを選択的に除去してフローティングゲートを形成す
る。各フローティングゲートの両側面にトンネル酸化膜
を形成して各ビットライン間にトンネル酸化膜と接する
ようにプログラムラインを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリ装
置の製造方法に関し、特に最小の有効サイズを有する不
揮発性メモリ装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュEEPROMやEE
PROM等の不揮発性メモリの集積度を決めるメモリセ
ルの有効サイズは、セルのサイズとセルのアレイ構造の
2要素により決定される。メモリセルにおける最小のセ
ル構造は単純積層構造である。最近、フラッシュEEP
ROM及びフラッシュメモリカードのような不揮発性メ
モリの応用が拡大されるにつれて、この不揮発性メモリ
に関する研究開発が進んでいる。フラッシュEEPRO
M、EEPROM等の不揮発性半導体メモリをデータ蓄
積メディアとして使用しようとする場合の最も大きな問
題点は、メモリのビット当たりコストが非常に高いとい
う点である。さらに、携帯用製品への応用のためには低
消耗電力のチップが要求される。ビット当たりのコスト
を低くするためにマルチビットセルに関する研究が最近
進んでいる。
【0003】従来の不揮発性メモリの集積度はメモリセ
ルの数と一対一の対応関係にある。これに反して、マル
チビットセルは1つのメモリセルに1ビット以上のデー
タを蓄積するので、メモリセルのサイズを小さくしなく
ても、同じチップ面積でもデータの集積度を大幅に高め
ることができる。マルチビットセルを実現するために
は、各メモリセルに3個以上のしきい値の電圧レベルを
プログラムしなければならない。例えば、セル当たりに
2ビットのデータを格納するためには、22 =4、つま
り4段階のしきい値電圧レベルを持つように各セルをプ
ログラムしなければならない。その4段階のしきい値電
圧レベルは、論理的に00、01、10、11の各ロジ
ック状態に対応する。かかるマルチレベルプログラムに
おける最も大きな課題は、各しきい値電圧レベルがばら
つくという点であり、その値は約0.5Vに至る。従っ
て、各々のしきい値電圧レベルを正確に調節してばらつ
きを低減させれば、より多くのしきい値電圧レベルでプ
ログラムでき、セル当たりのビット数を増加させること
ができる。
【0004】上記電圧のばらつきを低減させるための一
方法は、プログラムと照合を繰り返しながらプログラム
を行うことである。この方法においては、所望のしきい
値電圧レベルで不揮発性メモリセルをプログラムするた
め、一連のプログラム電圧パルスをセルに印加する。そ
して、セルが所望のしきい値電圧レベルに達したか否か
を照合するために、各電圧パルスの間に読み取りが行わ
れる。各照合中に、照合されたしきい値電圧レベル値が
所望のしきい値電圧レベル値に達していたら、プログラ
ミング過程を終える。このようにプログラム、照合を繰
り返し行う方法では、有限なプログラム電圧パルス幅に
起因するしきい値電圧レベルの誤差を低減し難い。さら
に、このプログラム、照合を繰り返すアルゴリズムを回
路に形成するので、チップの周辺回路の面積が増加し、
かつプログラム、照合を繰り返し行うのでプログラム時
間が長くなる短所がある。
【0005】図1aは一般的な単純積層型不揮発性メモ
リ装置の構造断面図であり、図1bは一般的な不揮発性
メモリセルのシンボルである。図1aに示すように、p
型の半導体基板1上にトンネル酸化膜2を介してフロー
ティングゲート3が形成され、フローティングゲート3
上にコントロールゲート5が形成される。コントロール
ゲート5とフローティングゲート3との間には誘電体膜
4が形成されている。そして、p型の半導体基板1のフ
ローティングゲート3の両側の表面部分にはn型のソー
ス6a領域とドレイン6b領域が形成される。
【0006】このようにして構成された一般的な単純積
層型不揮発性メモリセルは、有効セルのサイズは小さい
が、コントロールゲート5の結合定数値も小さい。この
ため、特に不揮発性メモリセルの有効セルのサイズを小
さくすればする程、結合定数もさらに小さくなるという
問題点があった。従って、結合定数が小さくなるのを防
止するため、フローティングゲート3とコントロールゲ
ート5との間の誘電体膜4をONO(Oxide Nitride Oxi
de) 膜で形成するが、これも工程が複雑であり、高温熱
処理工程を必要とする問題がある。
【0007】一方、図1bに示すように、各不揮発性メ
モリセルは、図1aで詳述したように、フローティング
ゲート3と、プログラムのためにフローティングゲート
3に供給される電荷量を調節するコントロールゲート5
と、プログラム中にフローティングゲート3に供給され
る電荷の量を読み取る(或いは照合)ための電界効果ト
ランジスタとから構成される。電界効果トランジスタ
は、フローティングゲート3と、ソース6aと、ドレイ
ン6bと、ドレイン6bとソース6aとの間に位置する
チャネル領域7とで構成される。このようにして構成さ
れる不揮発性メモリセルの動作は、プログラムができる
程度に充分な電圧をコントロールゲート5及びドレイン
6bに印加すると、ドレイン6b/ソース6a間に電流
が流れる。その電流を基準電流と比較して、基準電流と
同じ又は基準電流より小さな値に到達するとプログラム
完了信号を発生させる。
【0008】以下、添付図面に基づき従来の不揮発性メ
モリ装置をさらに説明する。図2aは従来の不揮発性メ
モリ装置の回路的構成図であり、図2bは単純積層構造
を有する金属コンタクトの必要ない従来の不揮発性メモ
リ装置の回路的構成図であり、図2cはソースとドレイ
ンを分離した金属コンタクトの必要ない従来の不揮発性
メモリ装置の回路的構成図である。図2aに示すよう
に、カラム方向に一定の間隙をあけてメタルビットライ
ン9が配置され、メタルビットライン9に垂直な方向に
ワードライン10が配置され、ワードライン10と同方
向に2本のワードラインに1本の割合で共通ソースライ
ン11が配置されている。隣接する2つの不揮発性メモ
リセルのドレイン6bは共通にメタルビットライン9に
連結され、隣接する2つの不揮発性メモリセルのソース
6aは共通に共通ソースライン11に連結される。この
ため、2つのセル当たり1つずつのメタルコンタクト8
が必要であるため、そのメタルコンタクトを考慮する
と、メモリセルの有効サイズは非常に大きくなる。すな
わち、図1aで説明したように、一般的な不揮発性メモ
リアレイは単純積層構造の最小サイズのセルで構成され
るが、実際に有効サイズはメタルコンタクト8のピッチ
によって制限される。
【0009】上記のような問題点を解決するため、すな
わちメタルコンタクトの数を減少させるためメタルコン
タクトのないアレイが提案された。すなわち、単純積層
構造のセルで構成され、メタルコンタクトのない理想的
なアレイである。かかる単純積層構造のセルから構成さ
れる理想的なメタルコンタクトのないアレイは、最小の
有効セルのサイズを提供するが、プログラムワードライ
ン方向に隣接して選択されないセルがプログラム又は消
去されるという、プログラムディスターブ現象が生じる
問題点があった。上記のような不揮発性メモリセルのア
レイ構造に代えて図2bに示すようにメモリセルとして
選択ゲート12のある非対称構造のチャネル分離型セル
を利用する場合がある。この場合、ホットエレクトロン
注入によるプログラム時にプログラムディスターブ現象
を防止できるだけでなく、単純積層構造セルの他の問題
点である過剰消去問題を除去できる。
【0010】図2bに示すような不揮発性メモリセル
は、半導体基板(図示せず)上に互いに一定の間隙をあ
けて配置されるワードライン10と、互いに一定の間隙
をあけてワードライン10に垂直な方向に配置されるビ
ットライン13とを備えている。それらのラインで基板
を矩形に区画する。その区画された矩形の領域に1つず
つ不揮発性メモリセルが配置された構成である。図2b
における各不揮発性メモリセルは、図1bで詳述したよ
うに、フローティングゲート3と、プログラムのために
フローティングゲート3に供給された電荷量を調節する
コントロールゲート5と、プログラム中にフローティン
グゲート3に供給される電荷の量を読み取る(或いは照
合)ための電界効果トランジスタとで構成される。電界
効果トランジスタは、フローティングゲート3と、ソー
ス6aと、ドレイン6bと、ドレイン6b/ソース6a
間に位置するチャネル領域7とで構成される。各不揮発
性メモリセルのコントロールゲート5は、ワードライン
10に接続され、一矩形領域内の不揮発性メモリセルの
ソース6aは隣接の矩形領域の不揮発性メモリセルのド
レイン6bとともにその間に配置されたビットライン1
3に共通に接続される。又、ビットライン13には図示
のように選択トランジスタ12が接続されている。そし
て、カラム方向に通常32個或いはそれ以上の不揮発性
メモリセル毎の選択トランジスタ12にメタルコンタク
ト8が連結される。従って、有効セルのサイズを小さく
することができる。しかし、この場合も選択トランジス
タのゲートにより単位セルのサイズが増大する問題が生
じる。特に、低電力動作のトンネリングによるプログラ
ムが不可能である。このような現象は、図から容易に類
推できるように、ワードライン10方向へ隣接の2つの
セルが全く同じバイアス条件を受けるからである。
【0011】上記の問題点を除去し、トンネルプログラ
ムを可能にするために、図2cに示すようなソース/ド
レインを分離したメタルコンタクトのないアレイが用い
られている。すなわち、カラム方向に一定の間隙をあけ
て配置される複数のメタルデータライン9が配置され、
それと同方向に、各ビットラインがソースライン15と
ドレインライン14とにそれぞれ分離されて配置され
る。ここで、図1bで詳述したような不揮発性メモリセ
ルのソース6aはソースビットライン15に接続され、
不揮発性メモリセルのドレイン6bはドレインビットラ
イン14に接続される。そして、各メタルデータライン
9ごとに1つのメタルコンタクト8が連結され、コント
ロールゲート5は、ソースビットライン15とドレイン
ビットライン14とに分けられたビットラインと直交す
る方向に配置される複数のワードライン10にそれぞれ
連結される。しかし、上記のような構造では、ビットラ
インの分離に起因する単位セルのサイズの増加を回避す
ることができない。
【0012】図3は、分離ゲートを有する、チャネル分
離型の従来の不揮発性メモリ装置を示す構造断面図であ
る。図3に示すように、p型の半導体基板1上にトンネ
ル酸化膜2を介してフローティングゲート3が形成さ
れ、その上にコントロールゲート5が形成される。コン
トロールゲート5とフローティングゲート3とが形成さ
れたp型の半導体基板1上に絶縁膜16を介してこれら
を覆うように選択ゲート17が形成される。コントロー
ルゲート5とフローティングゲート3との間には誘電体
膜4が形成されている。p型の半導体基板1のフローテ
ィングゲート3の一方の側の表面内にフローティングゲ
ート3とオフセットされるようにソース6aが形成さ
れ、フローティングゲート3の他方側のp型の半導体基
板1の表面内にオフセットされずにドレイン6bが形成
されている。
【0013】図4aはチャネル分離型の従来の不揮発性
メモリ装置のチャネル長さ方向での構造断面図であり、
図4bはチャネル幅方向の断面を示す従来の不揮発性メ
モリ装置の構造断面図である。チャネル分離型の従来の
不揮発性メモリ装置は、図4aに示すように、p型の半
導体基板1上に一定の間隔をあけてフローティングゲー
ト3が形成され、その上から基板にかけてコントロール
ゲート5が形成される。次いで、フローティングゲート
3とp型の半導体基板1との間にはトンネル酸化膜2が
形成されており、フローティングゲート3とコントロー
ルゲート5との間に誘電体膜4が形成されている。p型
の半導体基板1のフローティングゲート3の一方側の表
面内にフローティングゲート3とオフセットされるよう
にソース6aが形成され、フローティングゲート3の他
方側にドレイン6bがオフセットされずに形成されてい
る。
【0014】チャネル幅方向の不揮発性メモリ装置は、
図4bに示すように、p型の半導体基板1上に一定の間
隙をあけてセルとセル間の絶縁のためのフィールド酸化
膜18が形成され、フィールド酸化膜18間のp型の半
導体基板1上にゲート絶縁膜19が形成される。次い
で、ゲート絶縁膜19上に隣接のフィールド酸化膜18
に両端部がオーバーラップされるようにフローティング
ゲート3が形成され、フローティングゲート3の所定領
域上に誘電体膜4が形成され、その4上にコントロール
ゲート5が形成される。そして、コントロールゲート5
上にゲートキャップ絶縁膜20が形成され、コントロー
ルゲート5とゲートキャップ絶縁膜20の両側面に絶縁
膜側壁21が形成され、フィールド酸化膜18の表面及
びゲートキャップ絶縁膜20上に消去ゲート17が形成
される。さらに、フローティングゲート3と隣接の消去
ゲート17の側面との間にはトンネル酸化膜22が形成
されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の不揮発性メモリ装置においては、以下のような問題点
がある。すなわち、単純積層構造のセルから構成され
る、理想的なメタルコンタクトのないアレイは最小の有
効セルのサイズを提供可能であるが、実際にはプログラ
ムディスターブ問題が生じるので不可能である。本発明
は、上記のような問題点を解決するためになされたもの
で、単純積層構造のセルでメタルコンタクトのない理想
的なアレイを実現して、最小の有効セルのサイズとしな
がらもプログラムディスターブの問題を無くした不揮発
性メモリ装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の不揮発性メモリ装置の製造方法は、第1導
電型の半導体基板の表面内に一定の間隙をあけて一方向
にビットラインを形成し、そのビットラインに垂直な方
向に一定の間隙を有するフィールド酸化膜を形成する。
その後、第1導電型の半導体基板上の全面にゲート絶縁
膜を形成し、ビットラインと同方向に、各ビットライン
間のゲート絶縁膜上に一定の間隙を有するフローティン
グラインを形成する。各フローティングラインを含めた
基板の全面に誘電体膜を形成し、誘電体膜上に導電層、
絶縁膜を順次形成してそれらを選択的に除去して各ビッ
トラインに垂直な方向にフィールド酸化膜の間にワード
ラインを形成する。各ワードラインの両側面に絶縁膜側
壁を形成し、ワードライン及び絶縁膜側壁をマスクに用
いて誘電体膜、フローティングラインを選択的に除去し
てフローティングゲートを形成する。各フローティング
ゲートの両側面にトンネル酸化膜を形成して各ビットラ
イン間にトンネル酸化膜と接するようにプログラムライ
ンを形成する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明実
施形態の不揮発性メモリ装置の製造方法を詳細に説明す
る。図5aは本実施形態の不揮発性メモリセルのシンボ
ルであり、図5bは本実施形態不揮発性メモリ装置に対
する単位セルのチャネル方向の断面を示す構造断面図で
あり、図5cはそのチャネル幅方向の断面を示す構造断
面図である。図5aに示すように、本不揮発性メモリセ
ルは、プログラム時に電荷を蓄積するフローティングゲ
ート31と、プログラム時に外部から供給される電荷を
フローティングゲート31に注入してプログラムを行う
プログラムゲート32と、プログラム時にプログラムゲ
ート32からフローティングゲート31へ供給される電
荷の量を制御するコントロールゲート33と、そしてフ
ローティングゲート31、チャネル領域34、ソース3
5及びドレイン36から構成され、プログラム時にプロ
グラムゲートから供給される電荷の量を照合するトラン
ジスタTRとを備える。本実施形態はプログラムゲート
32を消去ゲートとしても使用する。
【0018】本実施形態のチャネル分離型の不揮発性メ
モリセルの他の特徴は、プログラム時に、プログラム動
作領域をセルのチャネル領域と完全に分離可能であると
いう点である。言い換えれば、プログラム時にプログラ
ム電流経路とチャネル領域とが分離されていることであ
る。したがって、プログラム中、プログラムとは独立
に、フローティングゲート31の電荷量の変化に対応す
るチャネル領域34の導電状態の変化を同時にモニタリ
ングする、即ち監視することが可能である。このモニタ
リングはフローティングゲート31、プログラムゲート
32、及びチャネル領域34から構成される電界効果ト
ランジスタFETにより行われる。モニタリングは、通
常のセンスアンプ(図示せず)を用いてセルのドレイン
36或いはソース35の電流を監視すればよい。従っ
て、本実施形態の不揮発性メモリセルは、プログラム時
に、プログラム電流経路とモニタリング電流経路とが全
く分離される構造中の1つである。言い換えれば、本実
施形態のメモリセルは、プログラム動作に対しては、コ
ントロールゲート33、ソース35、ドレイン36、及
びプログラムゲート32から構成される4端子FETで
ある。これは3端子FETの従来の不揮発性メモリセル
若しくは既存のFETと区別される点である。よって、
この不揮発性メモリセルは、プログラムと照合の同時実
施が容易な構造である。もちろん、かかる同時照合方式
を使用せず、既存のプログラム/照合の繰り返し遂行方
式を使用しても良い。
【0019】次に、本実施形態の不揮発性メモリセルの
動作について説明する。まず、消去動作は、n型トラン
ジスタの場合に電子をフローティングゲートへ注入する
ことである。よって、消去動作は、チャネル領域34又
はドレイン36領域からのトンネリングにより、又はソ
ース35の再度からのホットエレクトロン注入により行
われる。消去時にホットキャリヤ注入方式を使用する場
合、チャネル領域34又はドレイン36領域とフローテ
ィングゲート31との間に位置するゲート誘電体の厚さ
がトンネリングに必要な程度に薄くする必要がないた
め、既存のトンネルゲート誘電体よりもゲート誘電体の
工程並びに信頼性確保がはるかに容易である。さらに、
既存のトンネルゲート誘電体に比べてはるかに改善され
た結合定数を確保できるので、低電圧、高速動作を行う
ことができる。この点はほとんどの従来の不揮発性メモ
リセルがもっている問題点を除去するのに大きな意味が
あり、特に将来に不揮発性メモリセルのサイズの縮小に
際して発生されるトンネリングのためのゲート酸化膜の
低電界漏洩電流のような問題と劣化のような問題を回避
することができる。従って、本実施形態の不揮発性メモ
リセルはセルの縮小が容易である。
【0020】以上の説明から、本実施形態の不揮発性メ
モリセルが、セルのアレイ上において信頼性に対する特
別な問題無しに、プログラム、消去の何れ場合にも1つ
のセルを独立的に選択してプログラム又は消去させるこ
とができる独特な構造であるのが分かる。つまり、プロ
グラム時には、メモりセルはコントロールゲート33と
ドレイン36で構成されるトランジスタによって選択さ
れる。例えば、n型トランジスタの場合、プログラムは
トンネリングによって行われ、消去はソース側からのホ
ットエレクトロン注入で行われる。すなわち、本実施形
態の不揮発性メモりセルは、EEPROMとフラッシュ
EEPROM双方に適している。又、プログラムが起こ
る程度に充分な電圧をコントロールゲート33とドレイ
ン36に印加すると、ドレイン36とソース35間に電
流が流れる。この電流を所与の参照電流と比較して参照
電流と同じ或いは参照電流よりも小さい値に到達した
ら、プログラム完了信号を発生させる。
【0021】図5b及び図5cには不揮発性メモリセル
の構造の断面図が示されている。p型の半導体基板51
の表面内に高濃度のn型不純物イオンの注入によって一
定の間隙をあけて一方向にビットライン52が形成さ
れ、ビットライン52の形成されたp型の半導体基板5
1に一定の間隙をあけてビットライン52に直角な方向
にフィールド酸化膜53が形成される。ここで、ビット
ライン52は図5aの不揮発性メモリセルにおいてはソ
ース35/ドレイン36である。次いで、フィールド酸
化膜53によって区画されたp型の半導体基板51のア
クティブ領域にゲート絶縁膜54が形成され、その上側
にフローティングゲート55bが形成される。このフロ
ーティングゲート55bは図5aの不揮発性メモリセル
においてフローティングゲート31である。次に、ビッ
トライン52と直交するようにフローティングゲート5
5b上にワードライン57aが形成され、その上にビッ
トライン52と平行にプログラムライン62が形成され
る。ワードライン57aは図5aの不揮発性メモリセル
においてコントロールゲート33であり、プログラムラ
イン62はプログラムゲート32である。次いで、フロ
ーティングゲート55bとワードライン57aとの間に
は誘電体膜56が形成され、フローティングゲート55
bの両側面にトンネル酸化膜61が形成される。そし
て、ワードライン57a上に酸化膜58が形成され、ワ
ードライン57a及び酸化膜58の両側面に絶縁膜側壁
59が形成される。図5cに示すように、プログラムラ
イン62は、セル間のフィールド酸化膜53上に形成さ
れるから、セルのサイズには影響を与えない。
【0022】本実施形態は、プログラムライン62とフ
ローティングゲート55bとの間に形成されたトンネル
酸化膜61によるプログラムが可能である。例えば、n
−チャネルの本実施形態の不揮発性メモリセルの動作時
には、プログラムゲート32からトンネリングによって
電子がフローティングゲート31へ注入される。従っ
て、このプログラムのために、セルに印加されるバイア
スは、コントロールゲート33に正電圧を、プログラム
ゲート32には負電圧をトンネリングが生じる程度に十
分に強く印加すればよい。又は、プログラムゲート32
に0Vを、コントロールゲート33には正電圧を印加し
て正電圧だけを利用することも可能である。
【0023】そして、本実施形態の不揮発性メモリセル
は、上述したように、プログラムゲート32を通るトン
ネリングによるプログラムと共に、プログラムと独立的
にフローティングゲート31の電荷変化をモニタリング
することができるという特徴をもっている。以下その点
について説明する。プログラムのためのバイアスを、上
述したように、コントロールゲート33に正電圧を、プ
ログラムゲート32に負電圧を印加すると共に、ソース
35とドレイン36にバイアスを印加してドレイン36
電流が流れるようにし、そのドレイン36電流をセンス
アンプ(図示せず)を用いてモニタリングすればよい。
プログラムのためのバイアスは、プログラムのための電
界を十分に印加しなければならず、且つプログラム初期
にチャネルがターンオンするように印加されなければな
らない。プログラムが進行されるにつれてフローティン
グゲート31の電荷量が変わり、この変化はフローティ
ングゲート31、ソース35、及びドレイン36から構
成されるFETによりモニタリングされる。
【0024】上述したように、本実施形態の不揮発性メ
モリセルは、プログラム中には基本的に4端子電界効果
トランジスタであるのが分かる。又、本実施形態の不揮
発性メモリセルは、プログラムのための電流経路とモニ
タリングのための電流経路とが全く分離される構造なの
で、プログラムとモニタリングとを相互独立的に最適化
できる特徴を有する。この特徴は図5aによく表現され
ている。これに対して、従来の不揮発性メモリセルは全
て普通の3端子フローティングゲートFETであり、プ
ログラムとモニタリングのための電流経路が分離されて
いない。このため、モニタリングはプログラムの条件に
依存する。
【0025】従来のセルの中で三重ポリシリコンゲート
を有する構造のセルは本発明のセルと同様にフローティ
ングゲート、コントロールゲートの外に、第3の消去ゲ
ートを有する。しかし、その消去ゲートは選択された全
てのセルのデータを同一状態で削除する機能を果たすも
のであって、選択されたセルだけをプログラムする本実
施形態のプログラムゲート32とはその機能が全く異な
る。言い換えれば、本実施形態のプログラムゲート32
は機能ゲートであるが、従来の消去ゲートは機能ゲート
ではない、と言える。図5cは、この種の三重ポリシリ
コンゲートセルの一例である。このような差異点は、後
述する本実施形態のセルのアレイ及びアレイ上での動作
条件からさらに明らかになる。
【0026】図6は、本実施形態の不揮発性メモリ装置
の回路的構成図である。図6に示すように、不揮発性メ
モリ装置は、半導体基板(図示せず)上に一定の間隙を
あけて配置される複数のワードライン57aと互いに一
定の間隙をあけてワードライン57aと直交する方向に
配置されるビットライン52とを備えている。これらの
ワードラインとビットラインとで区画された矩形の領域
を形成している。さらに、各ビットライン52と同方向
に配置される複数のプログラムライン62と、各矩形領
域に1つずつ配置される複数の不揮発性メモリセルとを
備えている。
【0027】図6における各不揮発性メモリセルは、図
5aで詳述したように、フローティングゲート31と、
プログラムのためにフローティングゲート31に電荷を
供給するプログラムゲート32と、プログラムのために
フローティングゲート31に供給される電荷量を調節す
るコントロールゲート33と、プログラム中にフローテ
ィングゲート31に提供される電荷の量を読み取る(又
は照合)ための電界効果トランジスタTRとから構成さ
れる。電界効果トランジスタTRは、フローティングゲ
ート31、ソース35、ドレイン36、及びドレイン3
6/ソース35間に位置するチャネル領域34とで構成
される。各不揮発性メモリセルのコントロールゲート3
3はそれぞれ対応するワードライン57aに接続され、
プログラムゲート32は対応するプログラムライン62
に接続される。一矩形領域内の不揮発性メモリセルのソ
ース35は、隣接の矩形領域に位置する不揮発性メモリ
セルのドレイン36と一緒にその間に配置されているビ
ットライン52とに共通に接続されている。
【0028】このプログラムゲート32の機能を説明す
る。プログラムと共にモニタリングを行うためには、セ
ルはプログラムのために選択されると同時にモニタリン
グのためにもの選択されなければならない。モニタリン
グは読み取り機能と同様であるから、言い換えればプロ
グラムと読み取りのために特定のセルが選択されねばな
らない、すなわちプログラムと読取りに選択性が無けれ
ばいけないということである。モニタリングのセルの選
択のためには、ワードライン57aとこのワードライン
57aに直交するビットライン52とに読み取りのため
の電圧を印加すればよい。例えば、ワードライン57a
に正電圧(8V)を印加し、選択されたビットライン5
2にはセンシングのための電圧(1V)を印加し、選択
されたセルの他方のビットライン52にはグラウンド電
圧(0V)を印加する。これと共に、選択されたビット
ライン52のセンシングのための電圧、すなわち1Vを
加えたビットラインから図面上右側にあるビットライン
の少なくとも1本にセンシングのための電圧と同じ電圧
(1V)を印加して、センシング電流が選択されないセ
ルへ流れないようにする。これと同時に、プログラムの
ためのセルの選択は、そのセルが接続されたワードライ
ン57aに直交するプログラムライン62にプログラム
のためのバイアス電圧をトンネリングが生じ得るように
印加すればよい。例えば、図示の例では−8V。
【0029】この際、セルがn−チャネルである場合、
プログラムゲート32からフローティングゲート31へ
電子が注入されるので、ワードライン57aには正電圧
(8V)を印加し、プログラムライン62には負電圧
(−8V)を印加する。このとき、選択されないセルの
ディスターブ現象を防ぐために、選択されないワードラ
イン57aとプログラムライン62とに適切な電圧を印
加してもよい。このような点はセルのトンネリング特性
及び漏洩電流特性等に依存する。さらに、ワードライン
57a及びプログラムライン62に印加される電圧は、
少なくともプログラム初期にセルをターンオンさせ得る
ように配分されなければならない。この条件はプログラ
ムゲート32の容量結合定数値を非常に小さくしてセル
を設計することにより容易に満たすことができる。図5
cのセルの断面構造でこれが容易に実現され得るのが分
かる。すなわち、プログラムライン62のフローティン
グゲート55bと接触する箇所ではセル間のフィールド
酸化膜53上に垂直に形成され、フローティングゲート
55bとの接触面積がフローティングゲート55bの厚
さの分だけであるため、非常に微少な値に調節可能であ
る。
【0030】以下、本実施形態の不揮発性メモリセルの
動作を説明すると、消去動作は、セルのゲート絶縁膜5
4を通って半導体基板51で消去又はプログラムゲート
32で消去する。半導体基板51で消去する場合にはゲ
ート絶縁膜54がトンネリングに適するように10nm
程度に薄く形成されなければならない。この場合、バイ
アス電圧は、コントロールゲート33に負電圧或いはグ
ラウンド電圧を印加し、半導体基板51に正電圧を印加
する。そして、プログラムゲート32で消去する場合に
は、プログラムゲート32に正電圧、コントロールゲー
トに負の電圧を加える。したがって、プログラムゲート
32でプログラムと消去の双方を行うから、トンネル酸
化膜61の信頼性を顧慮して動作させる。
【0031】図7は本実施形態の不揮発性メモリ装置を
示すレイアウト図であり、図8aは図7のIV−IV線上
の、図8bは図7のV−V線上の、図8cは図7のVI−
VI線上の、図8dは図7のVII−VII線上のそれぞれの構
造断面図である。この不揮発性メモリ装置は、p型の半
導体基板51に一定の間隙をあけて一方向に基板と反対
導電型である複数のビットライン52が形成される。こ
のビットライン52はn型の不純物領域であり、不揮発
性メモリセルにおいてはソース35及びドレイン36領
域である。半導体基板51上にはさらにビットライン5
2と垂直な方向に一定の間隙をあけて複数のワードライ
ン57aが形成され、ビットライン52に垂直な方向に
一定の間隙をあけてフィールド絶縁のためのフィールド
酸化膜53が形成されている。各ビットライン52とフ
ィールド酸化膜53とで形成される矩形領域に相当する
箇所にゲート絶縁膜54を介して複数の孤立したフロー
ティングゲート55bがマトリックス状に形成される。
各ワードライン57aは、その方向に並んだ複数のフロ
ーティングゲート55bの上をカバーするように形成さ
れ、不揮発性メモリセルにおいてはコントロールゲート
33に相当する。そして、ビットライン52と平行に一
定の間隙をあけてプログラムライン62が形成される。
このプログラムライン62はその方向に並んだフローテ
ィングゲート55bをカバーするように形成され、不揮
発性メモリセルにおいてはプログラムゲート32に相当
する。
【0032】一方、各ビットライン52とフローティン
グゲート55bとの間は誘電体膜56で絶縁され、ワー
ドライン57aとプログラムライン62との間には酸化
膜58が形成されて相互絶縁され、フローティングゲー
ト55bの両側にはトンネル酸化膜61がプログラムラ
イン62に接して形成されている。したがって、上述し
たように別途のコンタクトを持たずに、各ライン自体が
ゲートの役割を果たす。すなわち、プログラムライン2
6はプログラムゲート32に、ワードライン57aはコ
ントロールゲート33に、ビットライン52はソース3
5及びドレイン36に対応する。
【0033】図9〜図10は図7のIV−IV線上の本実施
形態の不揮発性メモリ装置の製造方法を示す工程断面図
であり、図11〜図12は図7のV−V線上の製造方法
を示す工程断面図である。図9a及び図11aに示すよ
うに、p型の半導体基板51に感光膜(図示せず)を塗
布した後、露光及び現像工程でパターニングする。パタ
ーニングされた感光膜をマスクにしてp型の半導体基板
51の表面内に高濃度のn型不純物イオンを注入して一
方向に一定の間隙を有するn+ 不純物拡散領域からなる
複数のビットライン52を形成する。p型の半導体基板
51の表面へn型の不純物イオンを注入する際、側面拡
散によるセルのサイズの増加を防ぐために、パターニン
グされた感光膜の側面にHLDスペーサを形成した後、
感光膜及びHLDスペーサをマスクに用いてp型の半導
体基板51上にイオン注入してビットラインを形成して
もよい。
【0034】ビットライン52と直交する方向のフィー
ルド絶縁領域にセルとセル間の隔離のための複数のフィ
ールド酸化膜53を形成する。このフィールド酸化膜5
3はCVD酸化膜でもよく、局部酸化工程によって形成
してもよい。フィールド酸化膜53とフィールド酸化膜
53との間はアクティブ領域で、チャネル領域となる。
そして、後工程でポリシリコンの乾式エッチング時のエ
ッチングを容易にするために、フィールド酸化膜53の
両側面に絶縁膜側壁を形成しても良い。
【0035】図9b及び図11bに示すように、フィー
ルド酸化膜53によって区画されたp型の半導体基板5
1のアクティブ領域に熱酸化工程でゲート絶縁膜54を
形成する。このように、ゲート絶縁膜54を熱酸化工程
で形成すると、不純物注入によって形成されたビットラ
イン52では他の領域よりも厚く熱酸化膜54aが形成
される。この厚く形成された熱酸化膜54aは、後工程
でのポリシリコンエッチング時にエッチングバリヤーと
して十分に働かせるためのものである。次いで、ゲート
絶縁膜54を含めたp型の半導体基板51の全面にフロ
ーティングゲートを形成するための第1ポリシリコン5
5を形成する。この第1ポリシリコン55はチャネル領
域を完全に覆うようにする。
【0036】図9c及び図11cに示すように、第1ポ
リシリコン55を選択的に除去して孤立したフローティ
ングライン55aを形成し、そのフローティングライン
55aを含めたp型の半導体基板51の全面に酸化膜或
いはONO(Oxide Nitride Oxide)で誘電体膜56を形
成する。この際、フローティングライン55aはビット
ライン52と同方向に形成される。次いで、誘電体膜5
6を含めたp型の半導体基板51の全面にワードライン
を形成するための第2ポリシリコン57を形成し、その
上に酸化膜58を形成する。
【0037】図9d及び図11dに示すように、酸化膜
58上に感光膜(図示せず)を塗布した後、露光及び現
像工程で感光膜をパターニングする。パターニングされ
た感光膜をマスクに用いて酸化膜58を選択的に除去す
る。この後に、感光膜をマスクに用いて第2ポリシリコ
ン58を選択的に除去してフィールド酸化膜53の間に
複数のワードライン57aを形成する。ワードライン5
7aはビットライン52と直交する方向に形成する。次
いで、酸化膜58を含めたp型の半導体基板51の全面
に絶縁膜を形成した後、全面にエッチバック工程を施し
て酸化膜58及びワードライン57aの両側面に絶縁膜
側壁59を形成する。
【0038】図10e及び図12eに示すように、酸化
膜58及び絶縁膜側壁59をマスクに用いて誘電体膜5
6及びフローティングライン55aを選択的に除去して
フィールド酸化膜53の表面の所定部分が露出されるよ
うにコンタクトホール60を形成する。このとき、フロ
ーティングライン55aを選択的に除去して複数のフロ
ーティングゲート55bを形成する。
【0039】図10f及び図12fに示すように、酸化
膜58及び絶縁膜側壁59をマスクに用いて熱酸化工程
を施してフローティングゲート55bの両側面にトンネ
ル酸化膜61を形成する。このとき、トンネル酸化膜6
1を熱酸化工程で形成せず、p型半導体基板51の全面
にCVD酸化膜を堆積してエッチバック工程を施して側
壁CVD酸化膜を形成してもよい。
【0040】図10g及び図12gに示すように、コン
タクトホール60を含めたp型の半導体基板51の全面
にプログラムラインを形成するための第3ポリシリコン
を形成した後、選択的に除去して、ビットライン領域5
2と平行にコンタクトホール60の内部及びそれに隣接
する絶縁膜58上に複数のプログラムライン62を形成
する。すなわち、フィールド酸化膜53の上側にビット
ラインと平行にプログラムライン62を形成する。この
プログラムライン62はトンネル酸化膜61と重なり、
ビットライン52に1本ずつ、つまり各セル当たり1本
ずつ形成する。そして、プログラムカップリングを減少
させるべく、プログラムライン62をフィールド酸化膜
53上のトンネル領域に1つ置きに連結する。
【0041】
【発明の効果】上述した本発明の不揮発性メモリ装置の
製造方法は、ゲートがそれぞれラインとして形成される
ので、メタルコンタクトのないアレイを実現して最小の
有効セルのサイズを有する不揮発性メモリ装置を得るこ
とができる。また、請求項2にかかる発明では、ビット
ラインを半導体基板内に形成してソース及びドレインと
して用いるので、不揮発性メモリ装置の集積度を向上さ
せ得る。請求項3にかかる発明では、ビットラインを形
成するに際して半導体基板上にHLDパターンをマスク
に形成するので、不純物イオン注入時に、側面拡散によ
るセルのサイズの増加を防止することができる。請求項
4にかかる発明では、ゲート絶縁膜を形成するために熱
酸化工程を施す際、ビットライン領域に熱酸化膜が形成
される。そのため、後工程でポリシリコンをエッチング
する時にエッチングバリヤーを充分に確保することがで
きる。請求項5にかかる発明では、トンネル酸化膜はフ
ローティングゲートの側面を熱酸化してフローティング
ゲートの両側面に形成するので、ゲート絶縁膜の信頼性
を確保することができる。請求項6にかかる発明では、
プログラムラインは、隣接の2本のビットラインを一対
とし、各対のビットライン間に1本のプログラムライン
を形成することにより、プログラムカップリングを減少
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な単純積層型不揮発性メモリ装置の構
造断面図(a)と一般的な不揮発性メモリセルのシンボ
ル(b)である。
【図2】 従来の不揮発性メモリ装置の回路的構成図
(a)、単純積層構造を有する、金属コンタクトのない
従来の不揮発性メモリ装置の回路的構成図(b)、ソー
スとドレインを分離した、金属コンタクトのない従来の
不揮発性メモリ装置の回路的構成図(c)である。
【図3】 分離ゲートを有するチャネル分離型の従来の
不揮発性メモリ装置を示す構造断面図である。
【図4】 チャネル分離型の従来の不揮発性メモリ装置
を示す構造断面図(a)とaのチャネル幅方向の断面を
示す構造断面図(b)である。
【図5】 本発明実施形態の不揮発性メモリセルのシン
ボル(a)と本不揮発性メモリ装置に対する単位セルの
チャネル方向の断面を示す構造断面図(b)と本不揮発
性メモリ装置に対するチャネル幅方向の断面を示す構造
断面図(c)である。
【図6】 本不揮発性メモリ装置の回路的構成図。
【図7】 本不揮発性メモリ装置を示すレイアウト図。
【図8】 図7のそれぞれの断面線の本発明の不揮発性
メモリ装置の構造断面図である。
【図9】 図7のIV−IV線上の本不揮発性メモリ装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図10】 図7のIV−IV線上の本不揮発性メモリ装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図11】 図7のV−V線上の本不揮発性メモリ装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図12】 図7のV−V線上の本不揮発性メモリ装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
51 p型の半導体基板 52 ビットライン 53 フィールド酸化膜 54 ゲート絶縁膜 55b フローティングゲート 56 誘電体膜 57a ワードライン 58 酸化膜 59 絶縁膜側壁 60 コンタクトホール 61 トンネル酸化膜 62 プログラムライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キョン・マン・ラ 大韓民国・チュンチョンブク−ド・チョン ズ−シ・フンドク−ク・モチュン−ドン・ 87−2

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の表面内に一定
    の間隙をあけて一方向に複数のビットラインを形成する
    工程と、 前記複数のビットラインに垂直な方向に一定の間隙をあ
    けて複数のフィールド酸化膜を細長く形成する工程と、 第1導電型の半導体基板上の全面にゲート絶縁膜を形成
    する工程と、 前記ビットラインと同方向に、各ビットライン間のゲー
    ト絶縁膜上に一定の間隙をあけて複数のフローティング
    ラインを形成する工程と、 前記各フローティングラインを含む基板の全面に誘電体
    膜を形成する工程と、 前記誘電体膜上に導電層、絶縁膜を順次形成し選択的に
    除去して、各ビットラインに垂直な方向にフィールド酸
    化膜の間に複数のワードラインを形成する工程と、 前記各ワードラインの両側面に絶縁膜側壁を形成する工
    程と、 前記ワードライン及び絶縁膜側壁をマスクに用いて誘電
    体膜、フローティングラインを選択的に除去して複数の
    フローティングゲートを形成する工程と、 前記各フローティングゲートの両側面にトンネル酸化膜
    を形成する工程と、 前記各ビットライン間に前記トンネル酸化膜と接するよ
    うに複数のプログラムラインを形成する工程と、を備え
    ることを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のビットラインを、基板内に不
    純物イオンを注入して形成することを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記各ビットラインは、半導体基板上に
    1次的にビットライン領域を決めるマスクを形成し、そ
    のマスクの側面にHLDスペーサを形成したのち、前記
    マスク及びHLDスペーサをマスクに用いて不純物イオ
    ンを注入して形成することを特徴とする請求項1記載の
    不揮発性メモリ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ゲート絶縁膜を熱酸化工程で形成
    し、ゲート絶縁膜形成時に、前記ビットライン部分を他
    部分よりも厚く熱酸化膜を形成することを特徴とする請
    求項1記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のフローティングゲートの両
    側面にトンネル酸化膜を形成する工程は、絶縁膜及び絶
    縁膜側壁をマスクに用いて前記フローティングゲートの
    側面を熱酸化して形成することを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記プログラムラインは、隣接の2本
    のビットラインを一対として、各対のビットラインの間
    に1本のプログラムラインを形成することを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
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