JPH1140270A - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタInfo
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- JPH1140270A JPH1140270A JP9202480A JP20248097A JPH1140270A JP H1140270 A JPH1140270 A JP H1140270A JP 9202480 A JP9202480 A JP 9202480A JP 20248097 A JP20248097 A JP 20248097A JP H1140270 A JPH1140270 A JP H1140270A
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- card
- contact
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7094—Coupling devices with switch operated by engagement of PCB
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 カードを完全挿入後、検知部材によりカード
を抜去する方向への力を受けることがない、電気的接続
の信頼性の高いカード用コネクタを提供すること。 【解決手段】 カードCはコネクタのハウジング2の通
路4に挿入される。カードCが完全に挿入されるとカー
ドCの一面は検知部材52の湾曲突部52aを下に押し
下げて検知部材54との接触を解除して完全挿入を検知
する。湾曲突部52aがカードCを垂直に押圧する。
を抜去する方向への力を受けることがない、電気的接続
の信頼性の高いカード用コネクタを提供すること。 【解決手段】 カードCはコネクタのハウジング2の通
路4に挿入される。カードCが完全に挿入されるとカー
ドCの一面は検知部材52の湾曲突部52aを下に押し
下げて検知部材54との接触を解除して完全挿入を検知
する。湾曲突部52aがカードCを垂直に押圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード用コネクタ
に関し、特にカードの完全挿入を検知する検知部を有す
るカード用コネクタに関する。
に関し、特にカードの完全挿入を検知する検知部を有す
るカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】スマートカードと称される、ICを内蔵
したカードは、銀行用のカード、或いは衛星放送の端末
機器等に使用される。これらのカードの読取りには、例
えば米国特許第5334827号に示されるチップカー
ドリーダ、即ちカード用コネクタが公知である。このコ
ネクタ100は図7に示す如く、ハウジング102に植
設された一組の同様形状の検知部材104、104’を
有する。部材104は、その上部から側方に突出した係
合片108が、部材104’の係合片108’の下面に
通常当接し閉回路を形成している。図示しないカードが
通路106に沿って挿入されると、カードの先端が部材
104’の係合片108’の斜面110’を押し上げ
る。この結果、係合片108、108’同士の係合が解
除され開回路となってカードの完全挿入が検知される。
したカードは、銀行用のカード、或いは衛星放送の端末
機器等に使用される。これらのカードの読取りには、例
えば米国特許第5334827号に示されるチップカー
ドリーダ、即ちカード用コネクタが公知である。このコ
ネクタ100は図7に示す如く、ハウジング102に植
設された一組の同様形状の検知部材104、104’を
有する。部材104は、その上部から側方に突出した係
合片108が、部材104’の係合片108’の下面に
通常当接し閉回路を形成している。図示しないカードが
通路106に沿って挿入されると、カードの先端が部材
104’の係合片108’の斜面110’を押し上げ
る。この結果、係合片108、108’同士の係合が解
除され開回路となってカードの完全挿入が検知される。
【0003】また、特許公報第2615161号には、
カードの挿抜方向に可動の可動ブレードと、この可動ブ
レードと通常閉回路を形成して接触している固定接触ブ
レードとからなる検知部材が開示されている。
カードの挿抜方向に可動の可動ブレードと、この可動ブ
レードと通常閉回路を形成して接触している固定接触ブ
レードとからなる検知部材が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の最初の従来例に
おいては、係合片108’はカードにより斜面110’
が押し上げられるので係合片108’には時計迴りの回
動モーメントが付勢されている。またカードが完全に挿
入されるとカードの先端は係合片108’の下に位置す
る僅かの平坦部109’の下に位置する。しかし、カー
ドが振動等によりードの端部が斜面110’に位置ずれ
することがある。この結果、挿入されたカードは係合片
108’のばね力によりこれを抜去する方向、即ち図に
おいて、右方向へ付勢されるので、カードの電気的接続
の信頼性を低下させるという問題がある。更にカードの
板厚が厚くなると係合片108’の先端108’aに当
接して係合片が変形する慮れがある。
おいては、係合片108’はカードにより斜面110’
が押し上げられるので係合片108’には時計迴りの回
動モーメントが付勢されている。またカードが完全に挿
入されるとカードの先端は係合片108’の下に位置す
る僅かの平坦部109’の下に位置する。しかし、カー
ドが振動等によりードの端部が斜面110’に位置ずれ
することがある。この結果、挿入されたカードは係合片
108’のばね力によりこれを抜去する方向、即ち図に
おいて、右方向へ付勢されるので、カードの電気的接続
の信頼性を低下させるという問題がある。更にカードの
板厚が厚くなると係合片108’の先端108’aに当
接して係合片が変形する慮れがある。
【0005】また、後者の従来例においては挿入された
カードは常に可動ブレードによって抜去する方向へ付勢
されているので同様な問題が生じる。
カードは常に可動ブレードによって抜去する方向へ付勢
されているので同様な問題が生じる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、カードを完全に挿入した後、カードを抜去する方向
に力を及ぼさない検知部を有する、電気的接続の信頼性
の高いカード用コネクタを提供することを目的とする。
で、カードを完全に挿入した後、カードを抜去する方向
に力を及ぼさない検知部を有する、電気的接続の信頼性
の高いカード用コネクタを提供することを目的とする。
【0007】更に、本発明の他の目的は、カードを挿入
するときに検知部材を変形させる慮れのないカード用コ
ネクタを提供することである。
するときに検知部材を変形させる慮れのないカード用コ
ネクタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカード用コネク
タは、挿入されたカードと接触するコンタクトと、前記
カードの完全挿入を検知する回路に接続された一組の検
知部材からなる検知部を有するカード用コネクタにおい
て、前記検知部材の一方は完全挿入時に前記カードの一
面に接触して該一面と直交方法に押圧されて前記回路を
夫々閉じ又は開く湾曲突部を有することを特徴とする。
タは、挿入されたカードと接触するコンタクトと、前記
カードの完全挿入を検知する回路に接続された一組の検
知部材からなる検知部を有するカード用コネクタにおい
て、前記検知部材の一方は完全挿入時に前記カードの一
面に接触して該一面と直交方法に押圧されて前記回路を
夫々閉じ又は開く湾曲突部を有することを特徴とする。
【0009】また請求項2による本発明のカード用コネ
クタは通路内に挿入されたカードと接触するコンタクト
と、前記カードの完全挿入を検知する回路に接続された
一組の検知部材からなる検知部を有するカード用コネク
タにおいて、前記検知部材は、前記カードの挿入に応じ
て互いに開閉する自由端を有すると共に、該自由端は前
記通路の壁によって覆われることを特徴とする。
クタは通路内に挿入されたカードと接触するコンタクト
と、前記カードの完全挿入を検知する回路に接続された
一組の検知部材からなる検知部を有するカード用コネク
タにおいて、前記検知部材は、前記カードの挿入に応じ
て互いに開閉する自由端を有すると共に、該自由端は前
記通路の壁によって覆われることを特徴とする。
【0010】またカードを挿入する通路を有するハウジ
ングを、一体に成形することが望ましい。
ングを、一体に成形することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
好適な実施の形態について詳細に説明する。
好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明のカード用コネクタ(以
下、単にコネクタと称する)1の平面図であり、図2
は、図1を矢視Aから見た正面図である。
下、単にコネクタと称する)1の平面図であり、図2
は、図1を矢視Aから見た正面図である。
【0013】まず図1を参照して、絶縁性のハウジング
2には、カードCを受容する為の通路4が形成されてい
る。通路4は図1において下側に開口端6を有する。開
口端6近傍の通路4は外側に向けて斜面8が設けられ、
挿入されるカードCを案内する。またハウジング2のカ
ードCを挿入する為の挿入口10には材料節約の為の切
欠き12が形成されている。カードCの板厚は約0.7
6mmに設定される。
2には、カードCを受容する為の通路4が形成されてい
る。通路4は図1において下側に開口端6を有する。開
口端6近傍の通路4は外側に向けて斜面8が設けられ、
挿入されるカードCを案内する。またハウジング2のカ
ードCを挿入する為の挿入口10には材料節約の為の切
欠き12が形成されている。カードCの板厚は約0.7
6mmに設定される。
【0014】ハウジング2の底部には8個のコンタクト
20が4個ずつ対向して配置されている。各コンタクト
20は、一端側の取付部20bでハウジング20に取付
けられ、他端側が自由端20aとなっている。自由端2
0a近傍にカードCのパッド(図示せず)との接点20
C(図3)がある。図において50で示す部分はカード
Cの完全挿入を検知する検知部である。検知部50につ
いては後述する。またハウジング2の両端には脚14、
16が離隔してハウジング2と一体に形成されている。
20が4個ずつ対向して配置されている。各コンタクト
20は、一端側の取付部20bでハウジング20に取付
けられ、他端側が自由端20aとなっている。自由端2
0a近傍にカードCのパッド(図示せず)との接点20
C(図3)がある。図において50で示す部分はカード
Cの完全挿入を検知する検知部である。検知部50につ
いては後述する。またハウジング2の両端には脚14、
16が離隔してハウジング2と一体に形成されている。
【0015】次に図2を参照すると、ハウジング2の両
端下部から下方に突出する前述の脚14、16が見え
る。脚14、16は互いに逆向きの突起14a、16a
が形成され、コネクタ1が取り付けられる基板(図示せ
ず)の孔と係合するようになっている。この脚は一般的
な丸形のポストであってもよい。挿入口10の上下方向
にも斜面18、22が形成され、カードCを挿入する際
の案内となっている。
端下部から下方に突出する前述の脚14、16が見え
る。脚14、16は互いに逆向きの突起14a、16a
が形成され、コネクタ1が取り付けられる基板(図示せ
ず)の孔と係合するようになっている。この脚は一般的
な丸形のポストであってもよい。挿入口10の上下方向
にも斜面18、22が形成され、カードCを挿入する際
の案内となっている。
【0016】図3は、図1の3−3線に沿う断面図であ
る。但しコンタクト20、20及び検知部材52、54
は断面していない。コンタクト20は、ハウジング2の
前後の両側から取付部20bをハウジング2の底部の溝
24に圧入して取り付けられている。コンタクト20は
ハウジング2のコンタクト受容溝26の中に配置されて
いる。ハウジング2は一体に成形され、コンタクト受容
溝26、26は隔壁28を境にして左右に型抜きして成
形される。コンタクト20の自由端20aは、隔壁28
の上部から側方に延出する係止肩30の下面に当接して
予荷重が付与されている。略山形のコンタクト20の最
上部は通路4内に突出してカードとの接点20Cとなっ
ている。
る。但しコンタクト20、20及び検知部材52、54
は断面していない。コンタクト20は、ハウジング2の
前後の両側から取付部20bをハウジング2の底部の溝
24に圧入して取り付けられている。コンタクト20は
ハウジング2のコンタクト受容溝26の中に配置されて
いる。ハウジング2は一体に成形され、コンタクト受容
溝26、26は隔壁28を境にして左右に型抜きして成
形される。コンタクト20の自由端20aは、隔壁28
の上部から側方に延出する係止肩30の下面に当接して
予荷重が付与されている。略山形のコンタクト20の最
上部は通路4内に突出してカードとの接点20Cとなっ
ている。
【0017】通路4の終端4a近傍には検知部50が設
けられている。検知部50は一組の検知部材(以下、単
に部材という)52、54を有する。部材52、54は
ハウジング2の後部開口32から内方、即ち図において
左方に圧入されて取り付けられる。部材52の湾曲突部
52aは通路4内に突出し挿入されたカードC(図示せ
ず)と接触するようになっている。部材52、54の自
由端部、即ち部材52の接片58cと部材54の接触片
66(図4)は、通路4の壁4bの内側にある空間7内
で互いに重なって接触している。この実施形態の場合は
接片58cが接触片66の方へ押圧されている。
けられている。検知部50は一組の検知部材(以下、単
に部材という)52、54を有する。部材52、54は
ハウジング2の後部開口32から内方、即ち図において
左方に圧入されて取り付けられる。部材52の湾曲突部
52aは通路4内に突出し挿入されたカードC(図示せ
ず)と接触するようになっている。部材52、54の自
由端部、即ち部材52の接片58cと部材54の接触片
66(図4)は、通路4の壁4bの内側にある空間7内
で互いに重なって接触している。この実施形態の場合は
接片58cが接触片66の方へ押圧されている。
【0018】ここで、図4に部材52、54の斜視図を
示す。この斜視図を参照して部材52、54について説
明する。部材52は、ハウジング2に圧入される板状の
基部56と、基部56の後端近傍から上方に折り曲げら
れて基部56の前部56aを超えて前方に延びるばねア
ーム58と、基部56の側縁から側方に延出して下方に
折り曲げられた延長部60と、この延長部60から下方
へ垂下するタイン62とを有する。基部56の前端56
a近傍にはハウジング2と係合するバーブ56bを有す
る。ばねアーム58は、その全長の略中間に上方に突出
した湾曲突部52aを有し、湾曲突部52aの前方には
段部58aを経て略平坦な接触片58bが形成されてい
る。接触片58bは側方に延出した接片58cを有す
る。
示す。この斜視図を参照して部材52、54について説
明する。部材52は、ハウジング2に圧入される板状の
基部56と、基部56の後端近傍から上方に折り曲げら
れて基部56の前部56aを超えて前方に延びるばねア
ーム58と、基部56の側縁から側方に延出して下方に
折り曲げられた延長部60と、この延長部60から下方
へ垂下するタイン62とを有する。基部56の前端56
a近傍にはハウジング2と係合するバーブ56bを有す
る。ばねアーム58は、その全長の略中間に上方に突出
した湾曲突部52aを有し、湾曲突部52aの前方には
段部58aを経て略平坦な接触片58bが形成されてい
る。接触片58bは側方に延出した接片58cを有す
る。
【0019】他方、部材54には略コ字状の基部64
と、この基部の上板68から前方に延出する接触片66
と、基部64の側板70から前方に突出する脚72と、
底板74から連続して垂下するタイン76を有する。脚
72にはハウジング2と係合するバーブ72aが形成さ
れている。部材52と部材54は、図1及び図4に示す
如く接片58cと接触片66が重なるように配置され
る。通常、接片58cは接触片66に対し上方に付勢さ
れた状態、即ち予荷重をかけられた状態で接触し、閉回
路を形成している。
と、この基部の上板68から前方に延出する接触片66
と、基部64の側板70から前方に突出する脚72と、
底板74から連続して垂下するタイン76を有する。脚
72にはハウジング2と係合するバーブ72aが形成さ
れている。部材52と部材54は、図1及び図4に示す
如く接片58cと接触片66が重なるように配置され
る。通常、接片58cは接触片66に対し上方に付勢さ
れた状態、即ち予荷重をかけられた状態で接触し、閉回
路を形成している。
【0020】次に検知部材52、54と、カードCとの
関係について図5を参照して説明する。図5(A)は、
ハウジング2の通路4にカードCが挿入される前の状態
を示す部分断面図であり、(B)は挿入途中、(C)は
完全挿入後の状態を夫々示す部分断面図である。
関係について図5を参照して説明する。図5(A)は、
ハウジング2の通路4にカードCが挿入される前の状態
を示す部分断面図であり、(B)は挿入途中、(C)は
完全挿入後の状態を夫々示す部分断面図である。
【0021】まず図5(A)を参照すると、カードCの
挿入前は部材52の接片58cと、部材54の接触片6
6は互いに当接していることがよくわかる。次に図5
(B)を参照すると、カードCの先端C1は、部材52
の湾曲突部52aのカードC側の斜面に当接している。
この状態では、まだ接片58cと接触片66は互いに接
触している。次に(C)では、カードCは更に挿入され
て、湾曲突部52aを下に押し下げて通路4の終端4a
まで完全に挿入されている。湾曲突部52aが押し下げ
られることにより接片58cは接触片66から離れ、閉
回路は開回路となり、完全にカードCが挿入されたこと
が検知される。この時湾曲突部52aはカードCのパッ
ド(図示せず)を下方からカードCに垂直に押圧するの
でカードCには抜去方向への力が加わることがない。ま
た湾曲突部52aはパッドに接触した状態で僅かにパッ
ドと相対的に位置ずれしたとしても、カードCを抜去方
向に付勢する力が発生しないので、電気的接続の信頼性
が高い。
挿入前は部材52の接片58cと、部材54の接触片6
6は互いに当接していることがよくわかる。次に図5
(B)を参照すると、カードCの先端C1は、部材52
の湾曲突部52aのカードC側の斜面に当接している。
この状態では、まだ接片58cと接触片66は互いに接
触している。次に(C)では、カードCは更に挿入され
て、湾曲突部52aを下に押し下げて通路4の終端4a
まで完全に挿入されている。湾曲突部52aが押し下げ
られることにより接片58cは接触片66から離れ、閉
回路は開回路となり、完全にカードCが挿入されたこと
が検知される。この時湾曲突部52aはカードCのパッ
ド(図示せず)を下方からカードCに垂直に押圧するの
でカードCには抜去方向への力が加わることがない。ま
た湾曲突部52aはパッドに接触した状態で僅かにパッ
ドと相対的に位置ずれしたとしても、カードCを抜去方
向に付勢する力が発生しないので、電気的接続の信頼性
が高い。
【0022】次に板厚がカードCよりも厚いカードC’
を使用した場合の他の実施形態について図6を参照して
説明する。カードC’は例えば板厚t’が1.4mmに
設定される。このカードC’を受容する通路4’はカー
ドC’の板厚t’に対応して拡大されている。しかし部
材52の湾曲突部52aが通路4’の底面4’aから突
出する突出量は前述の実施形態と同じである。
を使用した場合の他の実施形態について図6を参照して
説明する。カードC’は例えば板厚t’が1.4mmに
設定される。このカードC’を受容する通路4’はカー
ドC’の板厚t’に対応して拡大されている。しかし部
材52の湾曲突部52aが通路4’の底面4’aから突
出する突出量は前述の実施形態と同じである。
【0023】従ってカードC’が挿入されると湾曲突部
52aを下方に押し下げて同様にカードC’の完全挿入
を検知することができる。この実施形態の利点は部材5
2、54を変える必要がないこと、増大した板厚t’に
対し、部材52がカードC’の挿入を妨げるように作用
することがない点である。
52aを下方に押し下げて同様にカードC’の完全挿入
を検知することができる。この実施形態の利点は部材5
2、54を変える必要がないこと、増大した板厚t’に
対し、部材52がカードC’の挿入を妨げるように作用
することがない点である。
【0024】以上、本発明の好適な実施の形態について
詳細に説明したが、本実施形態に限定されるものではな
く、種々の変形、変更が可能である。
詳細に説明したが、本実施形態に限定されるものではな
く、種々の変形、変更が可能である。
【0025】例えば、検知部50は常時閉回路として構
成されているが、常時開回路として構成してもよい。そ
の場合、カードCの完全挿入検知は、接片58cと接触
片66が接触することによりなされる。
成されているが、常時開回路として構成してもよい。そ
の場合、カードCの完全挿入検知は、接片58cと接触
片66が接触することによりなされる。
【0026】
【発明の効果】本発明のカード用コネクタは、カードの
完全挿入の検知部が一組の部材から構成され、その一方
の部材はカードの一面に接触してこの一面と直交方向に
押圧される湾曲突部を有するので次の効果を奏する。
完全挿入の検知部が一組の部材から構成され、その一方
の部材はカードの一面に接触してこの一面と直交方向に
押圧される湾曲突部を有するので次の効果を奏する。
【0027】即ちカードは完全挿入後、抜去方向への力
を検知部材から受けず、カードの多少の位置ずれによっ
ても抜去方向の力が生じないので、電気的接触の信頼性
が高い。
を検知部材から受けず、カードの多少の位置ずれによっ
ても抜去方向の力が生じないので、電気的接触の信頼性
が高い。
【0028】更に、請求項2による本発明のカード用コ
ネクタは、検知部材の互いに接触する自由端がカードを
挿通する通路の壁により覆われるので次の効果を奏す
る。
ネクタは、検知部材の互いに接触する自由端がカードを
挿通する通路の壁により覆われるので次の効果を奏す
る。
【0029】即ち、検知部材の接触部はカードによって
変形される慮れがなく電気的接続の信頼性が高い。
変形される慮れがなく電気的接続の信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカード用コネクタの平面図である。
【図2】 図1のカード用コネクタを矢視Aから見た正
面図である。
面図である。
【図3】 図1のコネクタの3−3線に沿う断面図であ
る。
る。
【図4】 検知部材の斜視図である。
【図5】 コネクタの検知部近傍の部分断面図であり、
(A)はカードの挿入前、(B)はカードを挿入途中、
(C)はカードを完全に挿入した状態を夫々示す。
(A)はカードの挿入前、(B)はカードを挿入途中、
(C)はカードを完全に挿入した状態を夫々示す。
【図6】 本発明のカード用コネクタの他の実施の形態
を示す、図5と同様の部分断面図である。
を示す、図5と同様の部分断面図である。
【図7】 従来例を示す部分断面図である。
1、1’ カード用コネクタ 20 コンタクト 50 検知部 52、54 検知部材 52a 湾曲突部 C、C’ カード
Claims (2)
- 【請求項1】挿入されたカードと接触するコンタクト
と、前記カードの完全挿入を検知する回路に接続された
一組の検知部材からなる検知部を有するカード用コネク
タにおいて、 前記検知部材の一方は完全挿入時に前記カードの一面に
接触して該一面と直交方法に押圧されて前記回路を夫々
閉じ又は開く湾曲突部を有することを特徴とするカード
用コネクタ。 - 【請求項2】通路内に挿入されたカードと接触するコン
タクトと、前記カードの完全挿入を検知する回路に接続
された一組の検知部材からなる検知部を有するカード用
コネクタにおいて、 前記検知部材は、前記カードの挿入に応じて互いに開閉
する自由端を有すると共に、該自由端は前記通路の壁に
よって覆われることを特徴とするカード用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9202480A JPH1140270A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | カード用コネクタ |
US09/113,272 US6135809A (en) | 1997-07-11 | 1998-07-10 | Card connector |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9202480A JPH1140270A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | カード用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1140270A true JPH1140270A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16458219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9202480A Pending JPH1140270A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | カード用コネクタ |
Country Status (2)
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---|---|
US (1) | US6135809A (ja) |
JP (1) | JPH1140270A (ja) |
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