JP2006107971A - カードコネクタ - Google Patents
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
【課題】本発明はカード32が完全に嵌合された状態の際に確実に検知できるスイッチ機構を有するカードコネクタ10を提供する。
【解決手段】本目的は所要数のコンタクト14、15と、コンタクト14、15が保持・配列されるとともにカード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、スイッチ機構として、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18を備え、カード32が未挿入状態では第一スイッチ端子16と第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、カード32が挿入されると第一スイッチ端子16がカード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、カード32の挿抜状態を検出可能にすることにより達成できる。
【選択図】 図2
【解決手段】本目的は所要数のコンタクト14、15と、コンタクト14、15が保持・配列されるとともにカード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、スイッチ機構として、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18を備え、カード32が未挿入状態では第一スイッチ端子16と第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、カード32が挿入されると第一スイッチ端子16がカード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、カード32の挿抜状態を検出可能にすることにより達成できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、機器内の電子・電気機器やプリンターやカードリーダに使用されるカードコネクタに関するもので、特にカードが挿抜される際の検出機構に関するものである。
従来、種々の情報の媒体となる異なるカードが存在し、コネクタを情報機器に取り付け、コネクタを介して媒体の蓄積情報の取り出しまたは蓄積を行なっている。
また、カードの挿抜にあたっては、確実にカードが挿入されている必要があるため、前記カードが挿入されているかどうかを確認する必要が生じる。そこで、挿入されているかどうかを確認するために、スイッチ機構を用いることが多い。
スイッチ機構としては、厚み方向に変位し検知するもの(特許文献1)や幅方向に変位し検知するもの(特許文献2)や奥行き方向に変位し検知するものなどがある。
奥行き方向に変位し検知するものは、図5に基づいて、構造を説明する。図5(A)はカードが挿入される前のスイッチ端子の状態を説明する図であり、(B)はカードが挿入された時のスイッチ端子の状態を説明する図である。図5のように、従来のカードコネクタ60は主にハウジング62とコンタクトと2つのスイッチ端子66、68とを備えている。カード32が挿入される前は、2つのスイッチ端子66、68は離間(未接触)した状態になっている。カード32が挿入されていくと、まず、手前側(図の下側)の第一スイッチ端子66に接し、挿入が進むと該第一スイッチ端子66は奥行き方向(図の上側)に並行変位し、前記第一スイッチ端子66と第二スイッチ端子68とが接触することで、カード32が挿入されたことを探知できるようになっている。
厚み方向に変位し検知するものには、特開平10−320511号がある。特開平10−320511号の要約をによると、その目的は、カード読取装置のカードケースを薄形にし、小さなカード挿入力でスイッチエレメントの適正な弾性変位と加圧接触力が得られ第1、第2従動スイッチエレメントが加圧接触し撓む良好なワイピング効果と接触をできるようにすることであり、その構成はカード終端検出装置の第1、第2従動スイッチエレメント1,2がメモリカード10の挿入方向に延びる第1、第2弾性接片5,6はメモリカードの表面に沿い延在しカードの厚み方向に対向配置され、第1弾性接片5はメモリカードが読取装置内に挿入されてカード表面に配された電極パッドと読取装置内に配されたコンタクトとが接触を開始した以降に、カード10の前端縁部で押圧されカードの厚み方向に弾性変位して第2弾性接片6に加圧接触するよう配置され、第2弾性接片6は第1弾性接片5で押圧されカードの厚み方向に弾性変位して加圧接触部にワイピングするように配置されるようにしたものが開示されている。
幅方向に変位し検知するものには、特開2001−351709がある。特開2001−351709の要約によると、その目的は厚みの異なる複数のメモリーカードを同一のコネクタに選択的に挿入して情報機器を操作することであり、その構成はコネクタ本体は左右側壁及び奥壁よりなり、左右側壁には使用されるメモリーカードの側壁に合わせた受容部がその全長に亘って形成され、側壁の内側面にはカード識別端子が複数段配置され、奥壁にはカードの蓄積情報を取り出し、叉はカードに電子情報を書き込むための端子が適宜配置され、通常の書込み禁止のための保護端子が他側の側壁の適所に配置され、カード識別端子はばね状の金属帯片からなり、複数段に亘ってコンタクトの一側壁に配置されるとともに、夫々の識別端子の接触によりカードの存在を識別する識別タブが、カードを挿入しない状態では端子と離間して、側壁内に配置されているものが開示されている。
また、カードの挿抜にあたっては、確実にカードが挿入されている必要があるため、前記カードが挿入されているかどうかを確認する必要が生じる。そこで、挿入されているかどうかを確認するために、スイッチ機構を用いることが多い。
スイッチ機構としては、厚み方向に変位し検知するもの(特許文献1)や幅方向に変位し検知するもの(特許文献2)や奥行き方向に変位し検知するものなどがある。
奥行き方向に変位し検知するものは、図5に基づいて、構造を説明する。図5(A)はカードが挿入される前のスイッチ端子の状態を説明する図であり、(B)はカードが挿入された時のスイッチ端子の状態を説明する図である。図5のように、従来のカードコネクタ60は主にハウジング62とコンタクトと2つのスイッチ端子66、68とを備えている。カード32が挿入される前は、2つのスイッチ端子66、68は離間(未接触)した状態になっている。カード32が挿入されていくと、まず、手前側(図の下側)の第一スイッチ端子66に接し、挿入が進むと該第一スイッチ端子66は奥行き方向(図の上側)に並行変位し、前記第一スイッチ端子66と第二スイッチ端子68とが接触することで、カード32が挿入されたことを探知できるようになっている。
近年、情報機器の小型化が進み、基板の小型化も進む中、基板の占有面積にも限りがある。基板の占有面積の制限は、必然的に基板の複数化となり、また、複数のメモリーカードを交換する際に、別々のコネクタを用意しておくことは、情報機器を大型化することになり、携帯等に不便である。
また、カードの挿入検知については、上記のようなものが提案されている。しかし、特許文献1や特許文献2のような、スイッチ機構ではコネクタ上のカード嵌合口とカードとのクリアランスが生じてしまう。その為、カードがスイッチ側に寄って挿入されると、カードが完全嵌合する前に前記カードが挿入されたと認識されてしまうという問題があった。クリアランスを小さくすると製造上の加工コストが上がり、かつ、挿入できなくなってしまうこともある。
さらに、上述した図5のような奥行き方向に変位するものでは、カードの種類によって、厚みの薄いカードでは、スイッチ端子の反発力の方が大きく、カード規格に規定される抜去力(通常1N(98g)以上)を満足できない場合があるという問題がある。
また、カードの挿入検知については、上記のようなものが提案されている。しかし、特許文献1や特許文献2のような、スイッチ機構ではコネクタ上のカード嵌合口とカードとのクリアランスが生じてしまう。その為、カードがスイッチ側に寄って挿入されると、カードが完全嵌合する前に前記カードが挿入されたと認識されてしまうという問題があった。クリアランスを小さくすると製造上の加工コストが上がり、かつ、挿入できなくなってしまうこともある。
さらに、上述した図5のような奥行き方向に変位するものでは、カードの種類によって、厚みの薄いカードでは、スイッチ端子の反発力の方が大きく、カード規格に規定される抜去力(通常1N(98g)以上)を満足できない場合があるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、前記カードが完全に嵌合された状態の際に確実に検知できるスイッチ機構を有するカードコネクタを提供せんとするものである。
上記目的は、少なくとも1枚以上のカード32が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード32と接触する接触部141、151を有する所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・配列されるとともに前記カード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、前記カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18)を備え、前記カード32が未挿入状態では前記第一スイッチ端子16と前記第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カード32の挿抜状態を検出可能にすることにより達成できる。
上下2段に嵌合口30を有する場合には、上下2段に2枚のカード32が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード32と接触する接触部141、151を有する所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・配列されるとともに前記カード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、前記カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、下段側に前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18)を備え、前記カード32が未挿入状態では前記第一スイッチ端子16と前記第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カード32の挿抜状態を検出可能にすることで達成できる。
また、前記第一スイッチ端子16は断面略倒U形状をするとともに一端側に前記カード32及び前記第二スイッチ端子18と接触する接触部161と他端側に基板に接続する接続部163と前記接触部161と前記接続部163との間に固定部162を有し、前記第二スイッチ端子18は略クランク形状をするとともに一端側に前記第一スイッチ端子16と接触する接触部181と他端側に基板に接続する接続部183と前記接触部181と前記接続部183との間に固定部182を有し、各端子16、18の前記接続部163、183が前記ハウジング12の幅方向に突出させる。
前記第一スイッチ端子16の前記接触部161と前記固定部162の間で、前記接触部161より斜め上方に傾斜した傾斜部166を設ける。
更に、前記カード32が挿入されるとまず前記第一スイッチ端子16の接点A164に接し、さらに挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し、完全に前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16の接点B165が前記第二スイッチ端子18の接触部181から離間し、前記カード32の挿抜状態を検出可能にする。
また、前記第一スイッチ端子16は断面略倒U形状をするとともに一端側に前記カード32及び前記第二スイッチ端子18と接触する接触部161と他端側に基板に接続する接続部163と前記接触部161と前記接続部163との間に固定部162を有し、前記第二スイッチ端子18は略クランク形状をするとともに一端側に前記第一スイッチ端子16と接触する接触部181と他端側に基板に接続する接続部183と前記接触部181と前記接続部183との間に固定部182を有し、各端子16、18の前記接続部163、183が前記ハウジング12の幅方向に突出させる。
前記第一スイッチ端子16の前記接触部161と前記固定部162の間で、前記接触部161より斜め上方に傾斜した傾斜部166を設ける。
更に、前記カード32が挿入されるとまず前記第一スイッチ端子16の接点A164に接し、さらに挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し、完全に前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16の接点B165が前記第二スイッチ端子18の接触部181から離間し、前記カード32の挿抜状態を検出可能にする。
以上の説明から明らかなように、本発明のカードコネクタによると、次のような優れた顕著な効果が得られる。
(1)少なくとも1枚以上のカード32が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード32と接触する接触部141、151を有する所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・配列されるとともに前記カード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、前記カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18)を備え、前記カード32が未挿入状態では前記第一スイッチ端子16と前記第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしているので、確実な検知ができ、かつ、クリアランスがあっても確実のカード32の挿入を検知することができ、厚みの薄いカード32であってもカード規格に規定される抜去力(通常1N(98g)以上)を満足できる。
(1)少なくとも1枚以上のカード32が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード32と接触する接触部141、151を有する所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・配列されるとともに前記カード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、前記カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18)を備え、前記カード32が未挿入状態では前記第一スイッチ端子16と前記第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしているので、確実な検知ができ、かつ、クリアランスがあっても確実のカード32の挿入を検知することができ、厚みの薄いカード32であってもカード規格に規定される抜去力(通常1N(98g)以上)を満足できる。
(2)上下2段に嵌合口30を有する場合には、上下2段に2枚のカード32が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード32と接触する接触部141、151を有する所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・配列されるとともに前記カード32が挿入される嵌合口30を有するハウジング12と、前記カード32の挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタ10において、下段側に前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18)を備え、前記カード32が未挿入状態では前記第一スイッチ端子16と前記第ニスイッチ端子18は接触した若しくは未接触状態であり、前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしているので、確実な検知ができ、かつ、クリアランスがあっても確実のカード32の挿入を検知することができ、厚みの薄いカード32であってもカード規格に規定される抜去力(通常1N(98g)以上)を満足できる。
(3)前記第一スイッチ端子16は断面略倒U形状をするとともに一端側に前記カード32及び前記第二スイッチ端子18と接触する接触161と他端側に基板に接続する接続部163と前記接触部161と前記接続部163との間に固定部162を有し、前記第二スイッチ端子18は略クランク形状をするとともに一端側に前記第一スイッチ端子16と接触する接触部181と他端側に基板に接続する接続部183と前記接触部181と前記接続部183との間に固定部182を有し、各端子16、18の前記接続部163、183が前記ハウジング12の幅方向に突出させているので、前記カード32が未挿入状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に接触でき、完全に嵌合した状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に離間することができる。
(4)前記第一スイッチ端子16の前記接触部161と前記固定部162の間で、前記接触部161より斜め上方に傾斜した傾斜部166を設けているので、前記カード32が挿入された際に前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し易くなり、確実な検知が可能になる。
(5)前記カード32が挿入されるとまず前記第一スイッチ端子16の接点A164に接し、さらに挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し、完全に前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16の接点B165が前記第二スイッチ端子18の接触部181から離間し、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしているので、前記カード32が未挿入状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に接触でき、完全に嵌合した状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に離間することができる。
(5)前記カード32が挿入されるとまず前記第一スイッチ端子16の接点A164に接し、さらに挿入されると前記第一スイッチ端子16が前記カード32が挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し、完全に前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16の接点B165が前記第二スイッチ端子18の接触部181から離間し、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしているので、前記カード32が未挿入状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に接触でき、完全に嵌合した状態では第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが確実に離間することができる。
図1から図4に基づいて、本発明の一実施例について説明する。図1(A)はスイッチ端子の底面部側よりみたカードコネクタの斜視図であり、(B)は第一スイッチ端子と第二スイッチ端子との斜視図である。図2(A)はカードが挿入される前の断面図であり、(B)は完全にカードが挿入された状態の断面図である。図3は接触状態と離間状態を説明する2つのスイッチ端子の斜視図である。図4は本発明のカードコネクタよりコンタクトを取り外した状態のハウジングと各コンタクトの斜視図である。
本発明のカードコネクタ10は、主にコンタクト14、15とハウジング12と2つのスイッチ端子16、18とを備えている。
本発明のカードコネクタ10は、主にコンタクト14、15とハウジング12と2つのスイッチ端子16、18とを備えている。
構成部品を説明する前に、カード32について説明する。前記カード32はプリンターやカードリーダ等に使用されるものであって、前記カード32には主にコンタクト14、15の接触部141、151と接触する接触部と該接触部から回路へ繋がるパターンと該パターン上に搭載されたICやCPUと第一スイッチ端子と接続する接続部とを備えている。本発明のカードコネクタ10に使用されるカード32としては、マルチメディアカード(登録商標)、SDカード(Secure Digital memory card、登録商標)、メモリースティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、xDカード(登録商標)などのように、CPUあるいはメモリー用のICが内臓されたICカードが挙げられる。
本実施例のカードコネクタ10では、上段にMemory-Stick Duoが挿入され、下段にMini SDが挿入される。
本実施例のカードコネクタ10では、上段にMemory-Stick Duoが挿入され、下段にMini SDが挿入される。
まず、本発明のポイントである2つのスイッチ端子16、18について説明する。この2つのスイッチ端子16、18は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。2つの前記スイッチ端16、18子の材質としては、バネ性や成型性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
2つのスイッチ端子16、18を接触若しくは離間させることで、カード32が挿入されたかどうかを認識できるようにしたものである。本実施例では、カード未挿入状態で2つのスイッチ端子16、18が接触した状態であり、カード挿入状態で2つのスイッチ端子16、18が未接触状態の構造にすることで、カード32の挿抜を探知する構造にし、この構造について説明する。(接触と未接触が逆の状態であってもよい。)
本実施例では、上段にMemory-Stick Duoが挿入されるため、スイッチ機構はカード32の特性上、カードの信号端子にスイッチ機構が設けられているため、上段にはスイッチ機構は必要なく、下段にのみ2つのスイッチ端子16、18を配置する構造にした。
2つのスイッチ端子16、18を接触若しくは離間させることで、カード32が挿入されたかどうかを認識できるようにしたものである。本実施例では、カード未挿入状態で2つのスイッチ端子16、18が接触した状態であり、カード挿入状態で2つのスイッチ端子16、18が未接触状態の構造にすることで、カード32の挿抜を探知する構造にし、この構造について説明する。(接触と未接触が逆の状態であってもよい。)
本実施例では、上段にMemory-Stick Duoが挿入されるため、スイッチ機構はカード32の特性上、カードの信号端子にスイッチ機構が設けられているため、上段にはスイッチ機構は必要なく、下段にのみ2つのスイッチ端子16、18を配置する構造にした。
最初に、第一スイッチ端子16について説明する。図1(B)のように、該第一スイッチ端子16は断面略倒U形状をし、少なくとも一端側に前記カード32及び前記第二スイッチ端子18と接触する接触部161と他端側に基板に接続する接続部163と前記接触部161と前記接続部163との間に固定部162を有している。前記接触部161と前記固定部162の間で、前記接触部161より斜め上方に傾斜した傾斜部166を設けると良い。
前記接続部163は、前記ハウジング12の一方の幅方向の下側面に突出し、本実施例では表面実装タイプ(SMT)にしている。本実施例では表面実装タイプにしたが、ディップタイプでもよい。前記固定部162は、前記ハウジング12に本実施例ではボスを設けて圧入によって固定する構造にしている。前記接触部161には2つの接触部分(接点A164と接点B165)があり、接点A164は前記カード32と接触する部分で湾曲し、接点B165は前記第二スイッチ端子18と接触する部分で板状である。前記第一スイッチ端子16の接触部161は前記第二スイッチ端子18の接触部181と違い変位し、変位方向としては奥行き方向で斜め下方に変位する。前記カード32と接触する接点A164の形状は、図1(B)のように湾曲形状にし、かつ、傾斜部161を設けることで、前記カード32に接触し易く、かつ、カード32に傷つき難い形状で、奥行き方向で斜め下方に変位し易いようにしている。前記第二スイッチ端子18と接触する接点B165の形状は前記第二スイッチ端子18と接触し、安定して接触し、かつ、カードの挿抜を認識できるように本実施例では板状にしている。前記カード32の挿抜を認識できれば如何なるものでもよく、接触性や認識性等を考慮して適宜設計する。本実施例では、第一スイッチ端子16及び第二スイッチ端子18ともに板状にしたが、どちらか一方を湾曲させるとか、どちらか一方に凸部を設けてもよい。
前記接続部163は、前記ハウジング12の一方の幅方向の下側面に突出し、本実施例では表面実装タイプ(SMT)にしている。本実施例では表面実装タイプにしたが、ディップタイプでもよい。前記固定部162は、前記ハウジング12に本実施例ではボスを設けて圧入によって固定する構造にしている。前記接触部161には2つの接触部分(接点A164と接点B165)があり、接点A164は前記カード32と接触する部分で湾曲し、接点B165は前記第二スイッチ端子18と接触する部分で板状である。前記第一スイッチ端子16の接触部161は前記第二スイッチ端子18の接触部181と違い変位し、変位方向としては奥行き方向で斜め下方に変位する。前記カード32と接触する接点A164の形状は、図1(B)のように湾曲形状にし、かつ、傾斜部161を設けることで、前記カード32に接触し易く、かつ、カード32に傷つき難い形状で、奥行き方向で斜め下方に変位し易いようにしている。前記第二スイッチ端子18と接触する接点B165の形状は前記第二スイッチ端子18と接触し、安定して接触し、かつ、カードの挿抜を認識できるように本実施例では板状にしている。前記カード32の挿抜を認識できれば如何なるものでもよく、接触性や認識性等を考慮して適宜設計する。本実施例では、第一スイッチ端子16及び第二スイッチ端子18ともに板状にしたが、どちらか一方を湾曲させるとか、どちらか一方に凸部を設けてもよい。
第二に、第二スイッチ端子18について説明する。図1(B)のように、該第二スイッチ端子18は略クランク形状をし、少なくとも一端側に前記第一スイッチ端子16と接触する接触部181と他端側に基板に接続する接続部183と前記接触部181と前記接続部183との間に固定部182を有している。
前記接続部183は、前記ハウジング12の一方の幅方向の下側面に突出し、本実施例では表面実装タイプ(SMT)にしている。本実施例では表面実装タイプにしたが、ディップタイプでもよい。前記接触部181は図1(B)のように略L字形状に下側(図面の下方向)に突出している。前記接触部181は剛体に近く、前記第一スイッチ端子16の接触部161のように変位することはなく、その形状としては前記第一スイッチ端子16の接点B165と同様に板状になっている。前記固定部は、前記ハウジングに本実施例ではボスを設けて圧入によって固定する構造にしている。
前記接続部183は、前記ハウジング12の一方の幅方向の下側面に突出し、本実施例では表面実装タイプ(SMT)にしている。本実施例では表面実装タイプにしたが、ディップタイプでもよい。前記接触部181は図1(B)のように略L字形状に下側(図面の下方向)に突出している。前記接触部181は剛体に近く、前記第一スイッチ端子16の接触部161のように変位することはなく、その形状としては前記第一スイッチ端子16の接点B165と同様に板状になっている。前記固定部は、前記ハウジングに本実施例ではボスを設けて圧入によって固定する構造にしている。
前記第一スイッチ端子16と前記第二スイッチ端子18の位置は、挿抜を認識するカード32の大きさや挿入した際に前記カード32が前記第一スイッチ端子16と確実に接触することや前記第一スイッチ端子16の変位が奥行き方向で斜め下方に変位できることや完全に前記カード32が挿入された際に前記第一スイッチ端子16の接触部161の接点B165が前記第二スイッチ端子18の接触部181から離間することや前記第一スイッチ端子16と前記第二スイッチ端子18の接続部163、183がカードコネクタ10の幅方向に突出できること等を考慮して適宜設計する。本実施例では、挿入されるカードの大きさが奥行き方向の半分程度しかないため、図1(A)のように奥行き方向の中間付近に2つのスイッチ端子16、18を配置し、各々の接続部163、183が奥行き方向の中央付近で幅方向下方に突出するように配置している。
最後に、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18との接続構造について説明する。図2のごとく、前記カード32が挿入されると、前記カード32が前記第一スイッチ端子16の接触部161の接点A164に接し、さらに前記カード32が挿入されると前記第一スイッチ端子16が図2(B)のように前記カード32の挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方(矢印「イ」方向)に変位する。前記カード32が完全に挿入されることにより、第一スイッチ端子16と第二スイッチ端子18とが未接触状態(離間状態)になり、前記カード32の挿抜状態を検出可能にしている。本実施例では、離間し信号が遮断することで前記カード32の挿入を認識するようにしている。つまり、カード未挿入状態では図3(A)のように第一スイッチ端子16の接点B165が第二スイッチ端子18の接触部181に接触した状態であり、カードが完全挿入状態では図3(B)のように第一スイッチ端子16の接点B165が第二スイッチ端子18の接触部181から離間した状態になる。
次に、ハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング12には、複数の前記カード32が挿入される所要数の嵌合口30が設けられている。本実施例では、前記嵌合口30の数としては上下に2つ設けている。前記嵌合口30の大きさは前記カード32が挿入でき、前記カード32が挿入された際に前記コンタクト14、15や前記第一スイッチ端子16に接触できるように適宜設計されている。
上側の前記嵌合口30には、Memory-Stick Duoカードが挿入され、下側の前記嵌合口30にはMini SDカードが挿入されるようになっている。上側の前記嵌合口30と下側の前記嵌合口30との間は、図1(A)のように絶縁物の中間壁28によって区切られている。前記ハウジング12には、所要数のコンタクト14、15が装着される挿入溝が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。所要数の該コンタクト14、15の接触部141、151は前記嵌合口30内に突出するように固定されている。
前記ハウジング12は、少なくとも上部壁22と下部壁24と2つの側壁26、26と奥行壁29とを備え、挿入されるカード32の数量によって所要数の中間壁28(縦・横)が備えられており、各嵌合口30が独立した状態になっている。
前記ハウジング12は、少なくとも上部壁22と下部壁24と2つの側壁26、26と奥行壁29とを備え、挿入されるカード32の数量によって所要数の中間壁28(縦・横)が備えられており、各嵌合口30が独立した状態になっている。
最後に、コンタクト14、15について説明する。本実施例では、前記コンタクト14、15には上段に配置されるものと、下段に配置されるものの2種類がある。2種類のコンタクト14、15ともに、前記スイッチ端子16、18同様に金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。2種類の前記コンタクト14、15の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
2種類の前記コンタクト14、15ともに、少なくとも前記カード32に接触する接触部141、151と前記ハウジング12に固定される固定部142、152と基板に接続する接続部143、153とを備えている。
2種類の前記コンタクト14、15ともに、少なくとも前記カード32に接触する接触部141、151と前記ハウジング12に固定される固定部142、152と基板に接続する接続部143、153とを備えている。
上段に挿入されるカード32と接触する前記コンタクト14の接続部143は前記嵌合口30と反対方向(奥行き方向)に突出するように配置され、下段に挿入されるカード32と接触する前記コンタクト15の接続部153は前記嵌合口30側に突出するように配置されている。
上段に配置される前記コンタクト14は略L字形状をしており、前記コンタクト14には前記カード32の接触部に対応するため2つのタイプがある。つまり、前記カード32の接触部の位置に対応するため、固定部142から接触部141までの長さを、図4のように変えている。前記コンタクト14は嵌合口30と反対側(テール側)より挿入されて前記ハウジングに固定されている。
下段に配置される前記コンタクト15は略U形状をしており、嵌合口30側より挿入されて前記ハウジング12に固定される。
上段に配置される前記コンタクト14は略L字形状をしており、前記コンタクト14には前記カード32の接触部に対応するため2つのタイプがある。つまり、前記カード32の接触部の位置に対応するため、固定部142から接触部141までの長さを、図4のように変えている。前記コンタクト14は嵌合口30と反対側(テール側)より挿入されて前記ハウジングに固定されている。
下段に配置される前記コンタクト15は略U形状をしており、嵌合口30側より挿入されて前記ハウジング12に固定される。
本実施例では、カード32が2段に挿入されるタイプのものを例示したが、カード32の枚数に関係なく、本発明のスイッチ構造を採ることは可能である。
本発明の活用例としては、機器内の電子・電気機器やプリンターやカードリーダに使用されるカードコネクタに活用され、特にカードの挿入時にスイッチ構造に関するものである。
10、60 カードコネクタ
12、62 ハウジング
14、15 コンタクト
16、66 第一スイッチ端子
18、68 第二スイッチ端子
141、151、161、181 接触部
142、152、162、182 固定部
143、153、163、183 接続部
164 接点A
165 接点B
166 傾斜部
20 空間
22 上部壁
24 下部壁
26 側壁
28 中間壁
29 奥行壁
30 嵌合口
32 カード
12、62 ハウジング
14、15 コンタクト
16、66 第一スイッチ端子
18、68 第二スイッチ端子
141、151、161、181 接触部
142、152、162、182 固定部
143、153、163、183 接続部
164 接点A
165 接点B
166 傾斜部
20 空間
22 上部壁
24 下部壁
26 側壁
28 中間壁
29 奥行壁
30 嵌合口
32 カード
Claims (5)
- 少なくとも1枚以上のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記カードの挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタにおいて、
前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子と第二スイッチ端子)を備え、前記カードが未挿入状態では前記第一スイッチ端子と前記第ニスイッチ端子は接触した若しくは未接触状態であり、前記カードが挿入されると前記第一スイッチ端子が前記カードが挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子と第二スイッチ端子とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カードの挿抜状態を検出可能にすることを特徴とするカードコネクタ。 - 上下2段に2枚のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記カードの挿抜を検出するスイッチ機構とを備えるカードコネクタにおいて、
下段側に前記スイッチ機構として、2つのスイッチ端子(第一スイッチ端子と第二スイッチ端子)を備え、前記カードが未挿入状態では前記第一スイッチ端子と前記第ニスイッチ端子は接触した若しくは未接触状態であり、前記カードが挿入されると前記第一スイッチ端子が前記カードが挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位することで、第一スイッチ端子と第二スイッチ端子とが未接触若しくは接触した状態になることで、前記カードの挿抜状態を検出可能にすることを特徴とするカードコネクタ。 - 前記第一スイッチ端子は断面略倒U形状をするとともに一端側に前記カード及び前記第二スイッチ端子と接触する接触部と他端側に基板に接続する接続部と前記接触部と前記接続部との間に固定部を有し、前記第二スイッチ端子は略クランク形状をするとともに一端側に前記第一スイッチ端子と接触する接触部と他端側に基板に接続する接続部と前記接触部と前記接続部との間に固定部を有し、各端子の前記接続部が前記ハウジングの幅方向に突出することを特徴とする請求項1または2記載のカードコネクタ。
- 前記第一スイッチ端子の前記接触部と前記固定部の間で、前記接触部より斜め上方に傾斜した傾斜部を設けることを特徴とする請求項1、2または3記載のカードコネクタ。
- 前記カードが挿入されるとまず前記第一スイッチ端子の接点Aに接し、さらに挿入されると前記第一スイッチ端子が前記カードが挿入される方向(奥行き方向)で斜め下方に変位し、完全に前記カードが挿入されると前記第一スイッチ端子の接点Bが前記第二スイッチ端子の接触部から離間し、前記カードの挿抜状態を検出可能にすることを特徴とする請求項1から4項のうちいずれかい1項記載のカードコネクタ。
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