JP2007035320A - カードコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本目的は少なくとも1枚以上のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、カード60と接触する接触部131を有する複数のコンタクト13と、コンタクト13が保持・配列されるとともにカード60が挿入される嵌合口22を有するハウジング12とを備え、同一の前記嵌合口22内に少なくとも2以上のコンタクト13が保持・配列されるカードコネクタ10において、ハウジング12に所要数の治具が入る凹部34を設け、同一の前記嵌合口22内に少なくとも2以上の接触部131が配置されるコンタクト13の保持部132をコネクタ10の厚み方向で位置をずらすとともにコンタクト13をハウジング12に挿入後に所要数のコンタクト13の接触部131を曲げることにより達成できる。
【選択図】 図1
Description
また、カードとの接続にあたっては、コネクタに所要数のカードが挿入できる複数の嵌合口若しくは複数のカード挿入が共用できる嵌合口を設け、該嵌合口内にコンタクトの接触部を突出させ、該接触部と前記カードが接触することで電気的導通が得られる構造になっている。複数のカード挿入が共用できる嵌合口の場合は、複数のカードに対応するコンタクトが必要になり、当然のことながら同一の嵌合口内に、複数のコンタクトの接触部が突出する構造になっている。
本出願人は、今までに主に特許文献1〜特許文献3のようなカードコネクタを提案している。
このような場合には、接触部の幅を狭くし、挿入側と逆側に配置するコンタクトが挿入口側のコンタクト隣接間を通す必要が生じた。その際には、接触部の幅を狭くしたことで、規定以上(0.2N)の接触力を確保することが出来ないといった課題があった。規定以上の接触力を確保できないために、安定した接触を得ることができなく、接続不良に繋がることも懸念される。
特許文献1〜特許文献3は、複数の嵌合口を有しているが、上記のような課題を解決目的ではなく、本願の構成、効果とは相違するものである。
(1)少なくとも1枚以上のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード60と接触する接触部131を有する複数のコンタクト13と、該コンタクト13が保持・配列されるとともに前記カード60が挿入される嵌合口22を有するハウジング12とを備え、同一の前記嵌合口22内に少なくとも2以上のコンタクト13が保持・配列されるカードコネクタ10において、前記ハウジング12に所要数の治具が入る凹部34を設け、同一の前記嵌合口22内に少なくとも2以上の接触部131が配置される前記コンタクト13の保持部132をコネクタ10の厚み方向で位置をずらすとともに前記コンタクト13を前記ハウジング12に挿入後に所要数の前記コンタクト13の接触部131を曲げているので、カードコネクタ10の小型化も可能で、前記接触部131の幅を狭くすることがないため規定以上(0.2N)の接触力を確保することができ、接続不良に繋がることもなく、前記コンタクト131の挿入も同一方向からできるため製造し易く、かつ、コストアップにも繋がらない。
図1(A)はカード挿入方向上方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図であり、(B)はカード挿入方向下方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図である。図2(A)は本発明のカードコネクタをRS−MMC用コンタクト部分で断面した断面図であり、(B)は本発明のカードコネクタをMS Duo用コンタクト部分で断面した断面図である。図3(A)は本発明のカードコネクタをMS Duo用コンタクト部分で断面した曲げ加工前の断面図であり、(B)は本発明のカードコネクタをMS Duo用コンタクト部分で断面した曲げ加工後の断面図である。
本発明のカードコネクタ10は、少なくとも複数種のコンタクト14、16、18、20とハウジング12とを備えている。
本実施例のカードコネクタ10には、コンパクトフラッシュ(登録商標)とMini−SDカードとRS−MMCカードとMemory-Stick Duoの4枚のカードが挿入できる構造になっており、同一の嵌合口22内にはRS−MMCカードとMemory-Stick Duoの2枚のカードが挿入されるものである。
まず、本発明の1つのポイントであるハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング12には、少なくとも上部壁と下部壁と2つの側壁と奥行壁とを備えており、複数の前記カード60が挿入される所要数の嵌合口22が設けられている。本実施例では、前記嵌合口22の数としては3つ設けている。前記嵌合口22の大きさは所要数の前記カード60が挿入でき、前記カード60が挿入された際にそれぞれのカード60に対応する前記コンタクト14、16、18、20に接触できるように適宜設計されている。
RS−MMC用コンタクト14とMS Duo用コンタクト16が挿入される前記挿入孔32はコネクタ10の厚み方向にずらして配置されている。このずらし量は前記ハウジング12の強度やコネクタ10の小型化等を考慮して適宜設計している。
また、前記ハウジング12の凹部34内に前記接触部161を曲げる際の誘いとしての誘い部36が設けられている。即ち、前記誘い部36は、MS Duo用コンタクト16の接触部161を治具(図示せず)によって曲げる際のダイスの役割をする部分である。前記誘い部36の形状や大きさは、このような役割や前記ハウジング12の強度を考慮して適宜設計する。
14はRS−MMCカードに対応するRS−MMC用コンタクトであり、16はMemory-Stick Duo(MS Duo)カードに対応するMS Duo用コンタクトであり、18はMini−SDカードに対応するMini−SD用コンタクトであり、20はコンパクトフラッシュカード(登録商標)に対応するコンパクトフラッシュカード(登録商標)用コンタクト(以下では「CF用コンタクト」という)である。RS−MMC用コンタクト14とMS Duo用コンタクト16とが前記ハウジング12の同一の嵌合口22内に接触部141、161が突出しているものである。
RS−MMC用コンタクト14とMS Duo用コンタクト16の接触部141、161は同一の前記嵌合口内に配置されており、前記接触部141がカード挿入方向側で、前記接触部161がカード挿入方向と反対側に配置されている。
まず、前記ハウジング12に前記MS Duo用コンタクト16を挿入する。
次に、前記MS Duo用コンタクト16の接触部161を前記ハウジング12の凹部34内に治具(図示せず)を入れることによって所定の形状に曲げ加工を施す。
最後に、残り3種類の前記コンタクト14、18、20をそれぞれ挿入する。
12 ハウジング
13 コンタクト
14 RS−MMC用コンタクト
16 MS Duo用コンタクト
18 Mini−SD用コンタクト
20 CF用コンタクト
131、141、161、181、201 接触部
132、142、162、182、202 固定部
133、143、163、183、203 接続部
22 嵌合口
24 上部壁
26 下部壁
28 側壁
30 奥行壁
32 挿入孔
34 凹部
36 誘い部
60 カード
Claims (3)
- 少なくとも1枚以上のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングとを備え、同一の前記嵌合口内に少なくとも2以上のコンタクトが保持・配列されるカードコネクタにおいて、
前記ハウジングに所要数の治具が入る凹部を設け、同一の前記嵌合口内に少なくとも2以上の接触部が配置される前記コンタクトの保持部をコネクタの厚み方向で位置をずらすとともに前記コンタクトを前記ハウジングに挿入後に所要数の前記コンタクトの接触部を曲げることを特徴とするカードコネクタ。 - 少なくとも1枚以上のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングとを備え、同一の前記嵌合口内に2つのコンタクトが保持・配列されるカードコネクタにおいて、
前記ハウジングに所要数の治具が入る凹部を設け、同一の前記嵌合口内に2つの接触部が配置される前記コンタクトの保持部をコネクタの厚み方向で位置をずらすとともに前記コンタクトを前記ハウジングに挿入後にカード挿入方向と反対側に保持する前記コンタクトの接触部を曲げることを特徴とするカードコネクタ。 - 前記ハウジングの凹部内に前記接触部を曲げる際の誘いとしての誘い部を設けることを特徴とする請求項1または2記載のカードコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213175A JP2007035320A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | カードコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005213175A JP2007035320A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | カードコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007035320A true JP2007035320A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37794339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005213175A Ceased JP2007035320A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | カードコネクタ |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0395219U (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-27 | ||
JP2003100369A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Smk Corp | Icカード用コネクタ |
JP2005011605A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | D D K Ltd | カードコネクタ |
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2005
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Patent Citations (3)
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