JPH1139885A - 半導体記憶装置及びそのデータ書込み方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びそのデータ書込み方法

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JPH1139885A
JPH1139885A JP9186695A JP18669597A JPH1139885A JP H1139885 A JPH1139885 A JP H1139885A JP 9186695 A JP9186695 A JP 9186695A JP 18669597 A JP18669597 A JP 18669597A JP H1139885 A JPH1139885 A JP H1139885A
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clock signal
signal
input
clock
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JP9186695A
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Hideki Teraoka
岡 秀 樹 寺
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力の増大を抑制しながら、短時間で確
実なデータ書換えを行うことが可能な構成の半導体記憶
装置及びそのデータ書込み方法、具体的には、電気的デ
ータ書換え可能な不揮発性メモリ及びそのデータ書込み
方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体記憶装置は、出力す
るクロック信号の周波数をデータ書込み時間内に切り替
える周波数切替回路を備え、データ書込み信号を生成す
るための高電圧信号を発生させる昇圧回路に周波数切替
回路から出力されるクロック信号が入力されるように構
成したものである。また、本発明に係る半導体記憶装置
のデータ書込み方法は、データ書込み信号を生成するた
めの高電圧信号を発生させる昇圧回路における電圧の昇
圧を行うために昇圧回路に入力するクロック信号の周波
数をデータ書込み時間内に切り替えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置及び
そのデータ書込み方法に係り、特に、自己昇圧回路を内
蔵する電気的書換え可能な不揮発性メモリ及びそのデー
タ書込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自己昇圧回路を内蔵する電気的書換え可
能な不揮発性メモリは、通常、外部又は内部発振器によ
り生成されるクロック信号を用いて、データ書込みに必
要とされる高電圧を発生させている。
【0003】図7は、従来の電気的書換え可能な不揮発
性メモリの構成を示したブロック図である。
【0004】この不揮発性メモリは、以下のように構成
されている。即ち、外部又は内部に備えられ、クロック
信号を生成して供給する発振器1と、外部コントロール
信号により制御され、発振器1からのクロック信号に基
づくメモリセルの書換え動作その他のメモリ全体の動作
の制御を行うコントロール回路2と、コントロール回路
2が発振器1からのクロック信号に基づき生成したクロ
ックAの入力に応じて、データ書込み時間のカウントを
行う複数段(n段(nは自然数))のバイナリ・カウン
タC1 、C2 、...、Cn-1 、Cn と、上記クロック
Aの入力により、データ書込みに必要な高電圧信号を発
生させる昇圧回路4と、コントロール回路2により制御
されたタイミングで、昇圧回路4により発生された高電
圧信号を用いてデータ書換えが行われるメモリセル3と
から図7の不揮発性メモリは構成されている。
【0005】各カウンタC1 、C2 、...、Cn-1 、
Cn には、カウンタのリセットを行うカウンタ制御信号
が、昇圧回路4には、昇圧回路4からの高電圧信号の出
力タイミング等を制御する昇圧回路制御信号が、それぞ
れコントロール回路2から入力される。
【0006】図8は、図7の不揮発性メモリ内で生成さ
れ又は使用される各クロック信号を示したタイミングチ
ャートである。
【0007】コントロール回路2は、発振器1からのク
ロック信号に基づきクロックAを生成し、クロックAは
第1段目のカウンタC1 及び昇圧回路4に入力される。
クロックAは、発振器1からのクロック信号をそのまま
使用してもよいし、例えば当該クロック信号の半分の周
波数としたものを使用してもよい。
【0008】各カウンタC1 、C2 、...、Cn-1 、
Cn は、総て同様の構成のバイナリ・カウンタであり、
第1段目のカウンタC1 は、クロックAの2回の立ち下
がりをカウントするごとに1パルスを発生し、クロック
Aの半分の周波数のクロックBを生成する。以下、同様
に、各カウンタは、入力されるクロックの半分の周波数
のクロックを生成する。最終段である第n段目のカウン
タCn の出力信号であるクロックDが立ち上がり、コン
トロール回路2に入力されると、1つのデータ書込み時
間が終了する。
【0009】一方、昇圧回路4は、クロックAが入力さ
れることにより高電圧信号を発生し、コントロール回路
2からの昇圧回路制御信号に応じて高電圧信号をコント
ロール回路2へ出力する。コントロール回路2は、昇圧
回路4からの高電圧信号を用い、データ書込み時間内の
所定のタイミングで書込み信号をメモリセル3に出力す
ることにより、メモリセル3のデータ書換えを行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】データ書込み信号を生
成するために用いられる高電圧信号を発生させる昇圧回
路4に要求される性能は、メモリセルの書込み特性や書
込みセル数、高電圧用トランジスタの特性等によって異
なる。メモリセルに確実にデータを書き込むためには、
高周波数クロック信号を用い、その周波数は常に一定で
あることが望ましい。従って、上述した従来の不揮発性
メモリにおいては、内蔵する昇圧回路4が高周波数クロ
ック信号を用いる場合、消費電力が増大するという問題
点がある。一方、消費電力を抑制するために低周波数ク
ロック信号を用いて高電圧信号を発生させようとする場
合、十分な昇圧ができず、正しくデータを書き込むこと
ができない、あるいは、昇圧された書込み信号波形がメ
モリセルの負荷、高電圧用トランジスタの特性等によっ
てなまり、メモリセルに高電圧の書込み信号を印加する
時間が短くなり、正しくデータを書き込むことができな
いという問題が発生する。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、消費電力の増大を抑制しながら、短時
間で確実なデータ書換えを行うことが可能な構成の半導
体記憶装置及びそのデータ書込み方法、具体的には、電
気的データ書換え可能な不揮発性メモリ及びそのデータ
書込み方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体記憶
装置によれば、装置外部又は内部に配設された発振器が
発生する原クロック信号に基づき第1の周波数のクロッ
ク信号を生成し、かつ、装置全体の制御を行う制御回路
と、縦列接続されたn段(nは自然数)のバイナリ・カ
ウンタからなり、第1段目のカウンタに第1の周波数の
クロック信号が入力され、第n段目のカウンタの出力が
制御回路に入力されるカウンタ群と、第1の周波数のク
ロック信号と第1段目から第n−1段目までのカウンタ
のいずれかの出力である第2の周波数のクロック信号と
が入力され、データ書込み時間開始後の所定期間内は第
1の周波数のクロック信号を出力し、データ書込み時間
内の所定期間の経過後は第2の周波数のクロック信号を
出力する周波数切替回路と、周波数切替回路から出力さ
れる第1又は第2の周波数のクロック信号のいずれかに
基づき電圧の昇圧を行い、高電圧信号を出力する昇圧回
路と、昇圧回路から出力される高電圧信号を用いてデー
タ書込み信号を生成し、所定のタイミングで出力するデ
ータ書込み信号生成手段と、データ書込み信号によりデ
ータの書換えが行われるメモリセルと、を備えたことを
特徴とし、この構成により、データ書込み時間開始後の
所定期間内はメモリセルの負荷、高電圧用トランジスタ
の特性等による書込み信号波形のなまりを防止し、書込
み時間を短縮することができ、データ書込み時間内の所
定期間の経過後は消費電力を低減することができる。
【0013】周波数切替回路は、第1段目から第n−1
段目までのカウンタのいずれかの出力である第3の周波
数のクロック信号に基づき、データ書込み時間開始後第
3の周波数のクロック信号が最初に立ち上がるまでの期
間を所定期間とするものとすると、消費電力を抑制しな
がらデータ書込み時間が最小限となるような設定を行う
ことができる。
【0014】周波数切替回路は、制御回路からの所定の
制御信号が入力されている場合にのみ、切替を行うもの
とすると、データ書込み中の周波数切替のみならず、デ
ータ書込みごとに周波数を切り替えることが可能とな
る。従って、1セルごとの書込みから全セル一括の書込
みまで、確実、かつ、最短時間、最小消費電流で行うこ
とが可能となる。
【0015】本発明に係る半導体記憶装置のデータ書込
み方法によれば、データ書込み信号を生成するための高
電圧信号を発生させる昇圧回路における電圧の昇圧を行
うために昇圧回路に入力するクロック信号の周波数を、
データ書込み時間内に切り替えることを特徴とし、この
構成により、データ書込み時間開始後の所定期間内はメ
モリセルの負荷、高電圧用トランジスタの特性等による
書込み信号波形のなまりを防止し、書込み時間を短縮す
ることができ、データ書込み時間内の所定期間の経過後
は消費電力を低減するようなデータ書込みが可能とな
る。
【0016】クロック信号の周波数の切替は、第1の周
波数から、第1の周波数よりも低い周波数である第2の
周波数への切替とする。
【0017】具体的には、装置全体の制御を行う制御回
路が、装置外部又は内部に配設された発振器が発生する
原クロック信号に基づき生成する第1の周波数のクロッ
ク信号と、装置内部に備えられた縦列接続されたn段
(nは自然数)のバイナリ・カウンタからなり、第1段
目のカウンタに第1の周波数のクロック信号が入力さ
れ、第n段目のカウンタの出力が制御回路に入力される
ことによりデータ書込み時間を制御するカウンタ群のう
ち第1段目から第n−1段目までのカウンタのいずれか
の出力である第2の周波数のクロック信号と、を用い
て、クロック信号の周波数の切替を行う。
【0018】クロック信号の周波数の切替は、第1段目
から第n−1段目までのカウンタのいずれかの出力であ
る第3の周波数のクロック信号に基づき、データ書込み
時間開始後第3の周波数のクロック信号が最初に立ち上
がったタイミングで行うものとすると、消費電力を抑制
しながらデータ書込み時間が最小限となるような設定を
行うことができる。
【0019】クロック信号の周波数の切替は、制御回路
から所定の制御信号が出力されている場合にのみ行うも
のとすると、データ書込み中の周波数切替のみならず、
データ書込みごとに周波数を切り替えることが可能とな
る。従って、1セルごとの書込みから全セル一括の書込
みまで、確実、かつ、最短時間、最小消費電流で行うこ
とが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体記憶装
置及びそのデータ書込み方法の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体記憶装置、即ち、本発明の第1の実施の形態に係
る電気的書換え可能な不揮発性メモリの構成を示したブ
ロック図であり、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体記憶装置のデータ書込み方法が実施される電気的書換
え可能な不揮発性メモリの構成を示したブロック図であ
る。
【0022】本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性
メモリは、以下のように構成されている。即ち、メモリ
外部又は内部に備えられ、クロック信号を生成して供給
する発振器1と、外部コントロール信号により制御さ
れ、発振器1からのクロック信号に基づくメモリセルの
書換え動作その他のメモリ全体の動作の制御を行うコン
トロール回路2と、コントロール回路2が発振器1から
のクロック信号に基づき生成したクロックAの入力に応
じて、データ書込み時間のカウントを行う複数段(n段
(nは自然数とする。以下、同様。))のバイナリ・カ
ウンタC1 、C2、...、Cn-1 、Cn と、クロック
Aと第1段目のカウンタC1 の出力であるクロックBと
をデータ書込み時間の半分の時点で切り替え、当該クロ
ック信号をクロックEとして出力する周波数切替回路5
と、当該クロックEの入力により、データ書込みに必要
な高電圧信号を発生させる昇圧回路4と、コントロール
回路2により制御されたタイミングで、昇圧回路4によ
り発生された高電圧信号に基づきコントロール回路2で
生成された書込み信号を用いてデータ書換えが行われる
メモリセル3とから、本発明の第1の実施の形態に係る
不揮発性メモリは構成されている。
【0023】各カウンタC1 、C2 、...、Cn-1 、
Cn には、カウンタのリセットを行うカウンタ制御信号
が、昇圧回路4には、昇圧回路4からの高電圧信号の出
力タイミング等を制御する昇圧回路制御信号が、それぞ
れコントロール回路2から必要に応じて入力される。
【0024】周波数切替回路5は、上述のように、第1
段目のカウンタC1 の入力であるクロックAと、カウン
タC1 の出力であるクロックBとをデータ書込み時間の
半分の時点で切り替え、当該クロック信号をクロックE
として出力するように構成された回路である。ここで
は、インバータ50と、3つの2入力NOR論理回路5
1,52,53とから以下のように構成されている。第
1の2入力NOR論理回路51の一方側入力にはクロッ
クAが、他方側入力には最終段である第n段目のカウン
タCn の入力信号、即ち、第n−1段目のカウンタCn-
1 の出力信号であるクロックCがそれぞれ入力されてい
る。一方、第2の2入力NOR論理回路52の一方側入
力には第1段目のカウンタC1 の出力であるクロックB
が、他方側入力にはインバータ50を介したクロックC
がそれぞれ入力されている。さらに、第1及び第2の2
入力NOR論理回路51及び52の出力がそれぞれ第3
の2入力NOR論理回路53に入力されており、第3の
2入力NOR論理回路53の出力はクロックEとして昇
圧回路4に入力される。
【0025】図2は、図1に示した本発明の第1の実施
の形態に係る不揮発性メモリ内で生成され又は使用され
る各クロック信号を示したタイミングチャートである。
【0026】コントロール回路2は、発振器1からのク
ロック信号に基づきクロックAを生成し、クロックAは
第1段目のカウンタC1 及び昇圧回路4、周波数切替回
路5に入力される。クロックAは、発振器1からのクロ
ック信号をそのまま使用してもよいし、例えば当該クロ
ック信号の半分の周波数としたものを使用してもよい。
【0027】各カウンタC1 、C2 、...、Cn-1 、
Cn は、総て同様の構成のバイナリ・カウンタであり、
第1段目のカウンタC1 は、クロックAの2回の立ち下
がりをカウントするごとに1パルスを発生し、クロック
Aの半分の周波数のクロックBを生成する。以下、同様
に、各カウンタは、入力されるクロックの半分の周波数
のクロックを生成する。最終段である第n段目のカウン
タCn の出力信号であるクロックDが立ち上がってHレ
ベルになり、そのHレベル信号がコントロール回路2に
入力されると、1つのデータ書込み時間が終了する。
【0028】また、データ書込み時間の前半においては
クロックCがL(Low )レベルであるので周波数切替回
路5はクロックAをクロックEとして出力し、データ書
込み時間の後半においてはクロックCがH(High)レベ
ルであるので周波数切替回路5はクロックAの半分の周
波数のクロックBをクロックEとして出力する。
【0029】昇圧回路4は、クロックEが入力されるこ
とにより高電圧信号を発生し、コントロール回路2から
の昇圧回路制御信号に応じて高電圧信号をコントロール
回路2へ出力する。コントロール回路2はデータ書込み
信号生成手段を備えており、データ書込み信号生成手段
は昇圧回路4からの高電圧信号に基づきデータ書込み信
号を生成し、データ書込み時間内の所定のタイミングで
データ書込み信号をメモリセル3に出力することによ
り、メモリセル3のデータ書換えを行う。
【0030】本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性
メモリは、データ書込み時間の前半においては高周波数
のクロックAを用いて昇圧回路4における昇圧を行うの
で、メモリセルの負荷、高電圧用トランジスタの特性等
による書込み信号波形のなまりを防止し、書込み時間を
短縮することができ、データ書込み時間の後半において
はクロックAの半分の周波数のクロックBを用いて昇圧
を行うので、消費電力を低減することができる。
【0031】尚、データ書込み時間の前半と後半とで昇
圧回路4の昇圧に用いるクロック信号の周波数が異なっ
ていても、データ書込みに必要とされる所定の高電圧が
維持できれば、データ書込みには何等支障はない。
【0032】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体記憶装置、即ち、本発明の第2の実施の形態に係
る電気的書換え可能な不揮発性メモリの構成を示したブ
ロック図であり、本発明の第2の実施の形態に係る半導
体記憶装置のデータ書込み方法が実施される電気的書換
え可能な不揮発性メモリの構成を示したブロック図であ
る。
【0033】本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性
メモリの構成は、以下の点で、第1の実施の形態に係る
不揮発性メモリの構成と異なっている。即ち、第2の実
施の形態における周波数切替回路5は、第1段目のカウ
ンタC1 の入力であるクロックAと、任意の第l段目
(1≦l≦n−1)のカウンタCl の出力であるクロッ
クBとをデータ書込み時間内における選択可能な任意の
時点で切り替え、当該クロック信号をクロックEとして
昇圧回路4に出力するように構成されている。周波数切
替回路5が、インバータ50と、3つの2入力NOR論
理回路51,52,53とから構成されている点は第1
の実施の形態と同様であるが、クロックAとクロックB
とを切り替えるタイミングを制御するためのクロック
C’を発生させるために、ラッチ回路としてフリップフ
ロップ6が周波数切替回路5の前段に備えられている。
フリップフロップ6のセット入力には任意の第m段目
(1≦m≦n−1)のカウンタCm の出力であるクロッ
クCが、リセット入力にはカウンタのリセットと同時に
入力されるリセット信号が、D入力には常時電源電位V
DD(Hレベル入力)が、それぞれ入力されている。従っ
て、フリップフロップ6のQ出力は、セット入力である
クロックCがLレベルである間はLレベルであり、クロ
ックCが一度Hレベルに切り替わった後はその後のクロ
ックCの変動に拘わらずリセット信号が入力されるまで
Hレベルを維持する。このフリップフロップ6のQ出力
をクロックC’として周波数切替回路5で使用する。
【0034】第2の実施の形態においては周波数切替回
路5には、クロック信号が以下のように入力されてい
る。第1の2入力NOR論理回路51の一方側入力には
クロックAが、他方側入力にはフリップフロップのQ出
力であるクロックC’がそれぞれ入力されている。一
方、第2の2入力NOR論理回路52の一方側入力には
任意の第l段目のカウンタCl の出力であるクロックB
が、他方側入力にはインバータ50を介したクロック
C’がそれぞれ入力されている。さらに、第1及び第2
の2入力NOR論理回路51及び52の出力がそれぞれ
第3の2入力NOR論理回路53に入力されており、第
3の2入力NOR論理回路53の出力はクロックEとし
て昇圧回路4に入力される。
【0035】上述した点を除き、本発明の第2の実施の
形態に係る不揮発性メモリのその他の部分の構成は、第
1の実施の形態に係る不揮発性メモリの構成と同様であ
る。図4は、図3に示した本発明の第2の実施の形態に
係る不揮発性メモリ内で生成され又は使用される各クロ
ック信号を示したタイミングチャートである。
【0036】周波数切替回路5は、データ書込み時間の
うちクロックC’がLレベルの間はクロックAをクロッ
クEとして出力し、クロックC’がHレベルになった後
はクロックBをクロックEとして出力する。最終段であ
る第n段目のカウンタCn の出力信号であるクロックD
が立ち上がってHレベルになり、そのHレベル信号がコ
ントロール回路2に入力されると、1つのデータ書込み
時間が終了する。
【0037】本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性
メモリは、データ書込み時間初期の昇圧回路4における
昇圧開始後の短時間内は高周波数のクロックAを使用し
て速やかに昇圧を行うので、メモリセルの負荷、高電圧
用トランジスタの特性等による書込み信号波形のなまり
を防止し、書込み時間を短縮することができ、その後は
クロックAの1/2l のクロックBを用いて昇圧を行う
ので、消費電力を低減することができる。また、昇圧回
路4における昇圧に用いるクロック信号切替のタイミン
グは、データ書込み時間開始後、データ書込み時間の1
/2m の各時点から任意に選択することができるので、
消費電力を抑制しながらデータ書込み時間が最小限とな
るような設定を行うこともできる。
【0038】図5は、本発明の第3の実施の形態に係る
半導体記憶装置、即ち、本発明の第3の実施の形態に係
る電気的書換え可能な不揮発性メモリの構成を示したブ
ロック図であり、本発明の第3の実施の形態に係る半導
体記憶装置のデータ書込み方法が実施される電気的書換
え可能な不揮発性メモリの構成を示したブロック図であ
る。
【0039】本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性
メモリの構成は、以下の点で、第1の実施の形態に係る
不揮発性メモリの構成と異なっている。即ち、周波数切
替回路5が出力するクロック信号を切り替えるタイミン
グを制御するための信号として、第n−1段目のカウン
タCn-1 の出力であるクロックCを直接使用せず、クロ
ックCとコントロール回路2からのコントロール信号C
TRAとのAND論理信号を使用するように構成されて
いる。周波数切替回路5が、インバータ50と、3つの
2入力NOR論理回路51,52,53とから構成され
ている点は第1の実施の形態と同様であるが、クロック
AとクロックBとを切り替えるタイミングを制御するた
めの信号を発生させるために、2入力AND論理回路7
が周波数切替回路5の前段に備えられている。2入力A
ND論理回路7の一方側入力には第n−1段目のカウン
タCn-1 の出力であるクロックCが、他方側入力にはコ
ントロール回路2からのコントロール信号CTRAが、
それぞれ入力されている。従って、2入力AND論理回
路7の出力は、コントロール信号CTRAがLレベルで
ある限りはクロックCが変動してもLレベルのままであ
り、コントロール信号CTRAとクロックCとが共にH
レベルになったときにのみHレベルとなる。この2入力
AND論理回路7の出力を周波数切替回路5で使用す
る。
【0040】第3の実施の形態においては周波数切替回
路5には、クロック信号が以下のように入力されてい
る。第1の2入力NOR論理回路51の一方側入力には
クロックAが、他方側入力には2入力AND論理回路7
の出力がそれぞれ入力されている。一方、第2の2入力
NOR論理回路52の一方側入力には第1段目のカウン
タC1 の出力であるクロックBが、他方側入力にはイン
バータ50を介した2入力AND論理回路7の出力がそ
れぞれ入力されている。さらに、第1及び第2の2入力
NOR論理回路51及び52の出力がそれぞれ第3の2
入力NOR論理回路53に入力されており、第3の2入
力NOR論理回路53の出力はクロックEとして昇圧回
路4に入力される。
【0041】上述した点を除き、本発明の第3の実施の
形態に係る不揮発性メモリのその他の部分の構成は、第
1の実施の形態に係る不揮発性メモリの構成と同様であ
る。図6は、図5に示した本発明の第3の実施の形態に
係る不揮発性メモリ内で生成され又は使用される各クロ
ック信号を示したタイミングチャートである。
【0042】データ書込み時間1においては、周波数切
替回路5はクロックAをクロックEとして出力してい
る。即ち、コントロール信号CTRAがLレベルである
ので、クロックCがLレベルから立ち上がってHレベル
になっても、周波数切替回路5の出力であるクロックE
はクロックAからクロックBに切り替わることはない。
従って、周波数切替回路5はデータ書込み時間1の全期
間にわたってクロックAを出力し、最終段である第n段
目のカウンタCn の出力信号であるクロックDが立ち上
がってHレベルになり、そのHレベル信号がコントロー
ル回路2に入力されると、データ書込み時間1が終了す
る。
【0043】データ書込み時間1の終了後、コントロー
ル回路2からのリセット信号により各カウンタC1 、C
2 、...、Cn-1 、Cn はリセットされ、データ書込
み時間2が開始される。
【0044】データ書込み時間2においては、コントロ
ール信号CTRAがHレベルになっているので、周波数
切替回路5はクロックCがLレベルの間はクロックAを
クロックEとして出力し、クロックCがHレベルになっ
た後はクロックBをクロックEとして出力する。最終段
である第n段目のカウンタCn の出力信号であるクロッ
クDが立ち上がってHレベルになり、そのHレベル信号
がコントロール回路2に入力されると、データ書込み時
間2が終了する。
【0045】本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性
メモリは、周波数切替のタイミング制御にクロックCと
コントロール信号CTRAとのAND論理信号を使用し
ているので、データ書込み中の周波数切替のみならず、
データ書込みごとに周波数を切り替えることも可能とな
る。例えば、メモリ内の総てのセルにあるデータを書き
込むときには高周波数クロックを使用し高い昇圧能力で
書込みを行い、その後ある1つのセルのみにデータを書
き込むときには第1の実施の形態と同様のデータ書込み
を行うことができる。従って、1セルごとの書込みから
全セル一括の書込みまで、確実、かつ、最短時間、最小
消費電流で行うことが可能となる。
【0046】また、本発明の第3の実施の形態に係る不
揮発性メモリの構成に、第2の実施の形態の構成を組み
合わせることも可能である。即ち、第3の実施の形態に
おいて、クロックBとして任意の第l段目のカウンタC
l の出力を用い、クロックCとして任意の第m段目のカ
ウンタCm の出力を用いる構成とすることができる。さ
らにクロックDとして、第n−1段目のカウンタCn-1
、第n−2段目のカウンタCn-2 の出力を用いること
により、データ書込み時間を調整(短縮)することがで
きる。この場合には、さらに周波数切替の設定の自由度
が高くなり、各種のデータ書込みを、確実、かつ、最短
時間、最小消費電流で行うことが可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る半導体記憶装置によれば、
装置外部又は内部に配設された発振器が発生する原クロ
ック信号に基づき制御回路が生成する第1の周波数のク
ロック信号と、第1段目のカウンタに第1の周波数のク
ロック信号が入力される縦列接続されたn段(nは自然
数)のバイナリ・カウンタのうち第1段目から第n−1
段目までのカウンタのいずれかの出力である第2の周波
数のクロック信号とが入力され、データ書込み時間開始
後の所定期間内は第1の周波数のクロック信号を出力
し、データ書込み時間内の所定期間の経過後は第2の周
波数のクロック信号を出力する周波数切替回路を備え、
データ書込み信号を生成するための高電圧信号を発生さ
せる昇圧回路に周波数切替回路から出力される第1又は
第2の周波数のクロック信号が入力されるように構成し
たので、データ書込み時間開始後の所定期間内はメモリ
セルの負荷、高電圧用トランジスタの特性等による書込
み信号波形のなまりを防止し、書込み時間を短縮するこ
とができ、データ書込み時間内の所定期間の経過後は消
費電力を低減することができる。
【0048】周波数切替回路は、第1段目から第n−1
段目までのカウンタのいずれかの出力である第3の周波
数のクロック信号に基づき、データ書込み時間開始後第
3の周波数のクロック信号が最初に立ち上がるまでの期
間を所定期間とするものとしたので、消費電力を抑制し
ながらデータ書込み時間が最小限となるような設定を行
うことができる。
【0049】周波数切替回路は、制御回路からの所定の
制御信号が入力されている場合にのみ、切替を行うもの
とした場合には、データ書込み中の周波数切替のみなら
ず、データ書込みごとに周波数を切り替えることが可能
となる。従って、1セルごとの書込みから全セル一括の
書込みまで、確実、かつ、最短時間、最小消費電流で行
うことが可能となる。
【0050】本発明に係る半導体記憶装置のデータ書込
み方法によれば、データ書込み信号を生成するための高
電圧信号を発生させる昇圧回路における電圧の昇圧を行
うために昇圧回路に入力するクロック信号の周波数を、
データ書込み時間内に切り替えることとしたので、デー
タ書込み時間開始後の所定期間内はメモリセルの負荷、
高電圧用トランジスタの特性等による書込み信号波形の
なまりを防止し、書込み時間を短縮することができ、デ
ータ書込み時間内の所定期間の経過後は消費電力を低減
するようなデータ書込みが可能となる。
【0051】クロック信号の周波数の切替は、第1段目
から第n−1段目までのカウンタのいずれかの出力であ
る第3の周波数のクロック信号に基づき、データ書込み
時間開始後第3の周波数のクロック信号が最初に立ち上
がったタイミングで行うものとすると、消費電力を抑制
しながらデータ書込み時間が最小限となるような設定を
行うことができる。
【0052】クロック信号の周波数の切替は、制御回路
から所定の制御信号が出力されている場合にのみ行うも
のとすると、データ書込み中の周波数切替のみならず、
データ書込みごとに周波数を切り替えることが可能とな
る。従って、1セルごとの書込みから全セル一括の書込
みまで、確実、かつ、最短時間、最小消費電流で行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装
置の構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモ
リ内で生成され又は使用される各クロック信号を示した
タイミングチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装
置の構成を示したブロック図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性メモ
リ内で生成され又は使用される各クロック信号を示した
タイミングチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装
置の構成を示したブロック図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性メモ
リ内で生成され又は使用される各クロック信号を示した
タイミングチャート。
【図7】従来の電気的書換え可能な不揮発性メモリの構
成を示したブロック図。
【図8】従来の不揮発性メモリ内で生成され又は使用さ
れる各クロック信号を示したタイミングチャート。
【符号の説明】
1 発振器 2 コントロール回路 3 メモリセル 4 昇圧回路 5 周波数切替回路 50 インバータ 51,52,53 2入力NOR論理回路 6 ラッチ回路(フリップフロップ) 7 2入力AND論理回路 Cn (n=1,2,...) バイナリ・カウンタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置外部又は内部に配設された発振器が発
    生する原クロック信号に基づき第1の周波数のクロック
    信号を生成し、かつ、装置全体の制御を行う制御回路
    と、 縦列接続されたn段(nは自然数)のバイナリ・カウン
    タからなり、第1段目の前記カウンタに前記第1の周波
    数のクロック信号が入力され、第n段目の前記カウンタ
    の出力が前記制御回路に入力されるカウンタ群と、 前記第1の周波数のクロック信号と第1段目から第n−
    1段目までの前記カウンタのいずれかの出力である第2
    の周波数のクロック信号とが入力され、前記データ書込
    み時間開始後の所定期間内は前記第1の周波数のクロッ
    ク信号を出力し、前記データ書込み時間内の前記所定期
    間の経過後は前記第2の周波数のクロック信号を出力す
    る周波数切替回路と、 前記周波数切替回路から出力される前記第1又は第2の
    周波数のクロック信号のいずれかに基づき電圧の昇圧を
    行い、高電圧信号を出力する昇圧回路と、 前記昇圧回路から出力される高電圧信号を用いてデータ
    書込み信号を生成し、所定のタイミングで出力するデー
    タ書込み信号生成手段と、 前記データ書込み信号によりデータの書換えが行われる
    メモリセルと、を備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記周波数切替回路は、第1段目から第n−1段目まで
    の前記カウンタのいずれかの出力である第3の周波数の
    クロック信号に基づき、前記データ書込み時間開始後前
    記第3の周波数のクロック信号が最初に立ち上がるまで
    の期間を前記所定期間とするものであることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記周波数切替回路は、前記制御回路からの所定の制御
    信号が入力されている場合にのみ、前記切替を行うもの
    であることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】装置外部又は内部に配設された発振器が発
    生する原クロック信号に基づき第1の周波数のクロック
    信号を生成し、かつ、装置全体の制御を行う制御回路
    と、 縦列接続されたn段(nは自然数)のバイナリ・カウン
    タからなり、第1段目の前記カウンタに前記第1の周波
    数のクロック信号が入力され、第n段目の前記カウンタ
    の出力が前記制御回路に入力されるカウンタ群と、 前記第1の周波数のクロック信号と第1段目の前記カウ
    ンタの出力である第2の周波数のクロック信号とが入力
    され、第n−1段目の前記カウンタの出力である第3の
    周波数のクロック信号に基づき、前記データ書込み時間
    前半は前記第1の周波数のクロック信号を出力し、前記
    データ書込み時間後半は前記第2の周波数のクロック信
    号を出力する周波数切替回路と、 前記周波数切替回路から出力される前記第1又は第2の
    周波数のクロック信号のいずれかに基づき電圧の昇圧を
    行い、高電圧信号を出力する昇圧回路と、 前記昇圧回路から出力される高電圧信号を用いてデータ
    書込み信号を生成し、所定のタイミングで出力するデー
    タ書込み信号生成手段と、 前記データ書込み信号によりデータの書換えが行われる
    メモリセルと、を備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】装置外部又は内部に配設された発振器が発
    生する原クロック信号に基づき第1の周波数のクロック
    信号を生成し、かつ、装置全体の制御を行う制御回路
    と、 縦列接続されたn段(nは自然数)のバイナリ・カウン
    タからなり、第1段目の前記カウンタに前記第1の周波
    数のクロック信号が入力され、第n段目の前記カウンタ
    の出力が前記制御回路に入力されるカウンタ群と、 第1段目から第n−1段目までの前記カウンタのいずれ
    かの出力である第3の周波数のクロックが入力され、前
    記データ書込み時間開始後前記第3の周波数のクロック
    信号が最初に立ち上がるまでの期間を所定期間として決
    定するラッチ回路と、 前記第1の周波数のクロック信号と第1段目から第n−
    1段目までの前記カウンタのいずれかの出力である第2
    の周波数のクロック信号とが入力され、前記ラッチ回路
    からの出力に基づき、前記データ書込み時間開始後の前
    記所定期間内は前記第1の周波数のクロック信号を出力
    し、前記データ書込み時間内の前記所定期間の経過後は
    前記第2の周波数のクロック信号を出力する周波数切替
    回路と、 前記周波数切替回路から出力される前記第1又は第2の
    周波数のクロック信号のいずれかに基づき電圧の昇圧を
    行い、高電圧信号を出力する昇圧回路と、 前記昇圧回路から出力される高電圧信号を用いてデータ
    書込み信号を生成し、所定のタイミングで出力するデー
    タ書込み信号生成手段と、 前記データ書込み信号によりデータの書換えが行われる
    メモリセルと、を備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】装置外部又は内部に配設された発振器が発
    生する原クロック信号に基づき第1の周波数のクロック
    信号を生成し、かつ、装置全体の制御を行う制御回路
    と、 縦列接続されたn段(nは自然数)のバイナリ・カウン
    タからなり、第1段目の前記カウンタに前記第1の周波
    数のクロック信号が入力され、第n段目の前記カウンタ
    の出力が前記制御回路に入力されるカウンタ群と、 一方側入力に第n−1段目の前記カウンタの出力である
    第3の周波数のクロックが、他方側入力には前記制御回
    路からの所定の制御信号がそれぞれ入力されるAND論
    理回路と、 前記第1の周波数のクロック信号と第1段目の前記カウ
    ンタの出力である第2の周波数のクロック信号とが入力
    され、前記AND論理回路からの出力に基づき、前記デ
    ータ書込み時間開始後の前記所定期間内は前記第1の周
    波数のクロック信号を出力し、前記データ書込み時間内
    の前記所定期間の経過後は前記第2の周波数のクロック
    信号を出力する周波数切替回路と、 前記周波数切替回路から出力される前記第1又は第2の
    周波数のクロック信号のいずれかに基づき電圧の昇圧を
    行い、高電圧信号を出力する昇圧回路と、 前記昇圧回路から出力される高電圧信号を用いてデータ
    書込み信号を生成し、所定のタイミングで出力するデー
    タ書込み信号生成手段と、 前記データ書込み信号によりデータの書換えが行われる
    メモリセルと、を備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】請求項4乃至6のいずれかに記載の半導体
    記憶装置において、 前記周波数切替回路は、 一方側入力に前記第1の周波数のクロック信号が、他方
    側入力に前記第3の周波数のクロック信号がそれぞれ入
    力される第1の2入力NOR論理回路と、 一方側入力に前記第2の周波数のクロック信号が、他方
    側入力にインバータを介した前記第3の周波数のクロッ
    ク信号がそれぞれ入力される第2の2入力NOR論理回
    路と、 前記第1及び第2の2入力NOR論理回路の出力がそれ
    ぞれ入力される第3の2入力NOR論理回路と、から構
    成されているものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】データ書込み信号を生成するための高電圧
    信号を発生させる昇圧回路における電圧の昇圧を行うた
    めに前記昇圧回路に入力するクロック信号の周波数を、
    データ書込み時間内に切り替えることを特徴とする半導
    体記憶装置のデータ書込み方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の半導体記憶装置のデータ
    書込み方法において、 前記クロック信号の周波数の切替は、第1の周波数か
    ら、前記第1の周波数よりも低い周波数である第2の周
    波数への切替であることを特徴とする半導体記憶装置の
    データ書込み方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の半導体記憶装置のデー
    タ書込み方法において、 装置全体の制御を行う制御回路が、装置外部又は内部に
    配設された発振器が発生する原クロック信号に基づき生
    成する第1の周波数のクロック信号と、 装置内部に備えられた縦列接続されたn段(nは自然
    数)のバイナリ・カウンタからなり、第1段目の前記カ
    ウンタに前記第1の周波数のクロック信号が入力され、
    第n段目の前記カウンタの出力が前記制御回路に入力さ
    れることによりデータ書込み時間を制御するカウンタ群
    のうち第1段目から第n−1段目までの前記カウンタの
    いずれかの出力である第2の周波数のクロック信号と、
    を用いて、前記クロック信号の周波数の切替を行うこと
    を特徴とする半導体記憶装置のデータ書込み方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の半導体記憶装置にお
    いて、 前記クロック信号の周波数の切替は、第1段目から第n
    −1段目までの前記カウンタのいずれかの出力である第
    3の周波数のクロック信号に基づき、前記データ書込み
    時間開始後前記第3の周波数のクロック信号が最初に立
    ち上がったタイミングで行うものであることを特徴とす
    る半導体記憶装置のデータ書込み方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の半導体記憶装置にお
    いて、 前記クロック信号の周波数の切替は、前記制御回路から
    所定の制御信号が出力されている場合にのみ行うもので
    あることを特徴とする半導体記憶装置のデータ書込み方
    法。
JP9186695A 1997-07-11 1997-07-11 半導体記憶装置及びそのデータ書込み方法 Pending JPH1139885A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129339A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Spansion Llc 記憶装置、および記憶装置の制御方法
JP2008146772A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Cited By (4)

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US7274602B2 (en) 2005-05-30 2007-09-25 Spansion Llc Storage device and control method therefor
JPWO2006129339A1 (ja) * 2005-05-30 2008-12-25 スパンション エルエルシー 記憶装置、および記憶装置の制御方法
JP2008146772A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Toshiba Corp 半導体記憶装置

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