JPH1139578A - シミュレーション機能を有する自動火災報知設備 - Google Patents

シミュレーション機能を有する自動火災報知設備

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JPH1139578A
JPH1139578A JP19137697A JP19137697A JPH1139578A JP H1139578 A JPH1139578 A JP H1139578A JP 19137697 A JP19137697 A JP 19137697A JP 19137697 A JP19137697 A JP 19137697A JP H1139578 A JPH1139578 A JP H1139578A
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JP
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simulation
receiver
setting
unit
automatic fire
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JP19137697A
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Keishiro Tanaka
田中啓四郎
Osamu Tanaka
修 田中
Hideaki Takahashi
秀晃 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • A62C99/0081Training methods or equipment for fire-fighting

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  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合的な操作シミュレーションや、実火災を
想定したような火災避難訓練を行えるシミュレーション
機能を有する自動火災報知設備を提供する。 【解決手段】 火災感知器4や防排煙機器6等の端末機
器を受信機2に接続し、前記端末機器の状態監視や制御
を行う自動火災報知設備1において、前記受信機2に、
少なくとも2以上の端末機器の疑似作動信号の時系列な
発生を設定する設定部24と、前記設定内容を記憶する
記憶部35と、シミュレーションの作動を開始するため
の作動開始部25とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シミュレーション
機能を有する自動火災報知設備に関する。
【0002】
【従来の技術】自動火災報知設備は、火災が発生したと
きに建物の防火管理者に火災の発生を知らせると共に、
建物内部の在館者に対しても各所に設置してある地区音
響装置を鳴動させることにより火災が発生したことを知
らせる機能を有し、また火災の延焼を防ぎ避難経路を確
保するための防排煙区画を形成するための防排煙機器を
作動させる機能などを有する。
【0003】そして近年、シミュレーション機能を具備
する自動火災報知設備が提案されており、端末機器(火
災感知器や防排煙機器)が作動したときの動作を受信機
において疑似的に行い、火災避難訓練を行うときや防火
管理者が受信機の操作訓練を行うときの支援として使用
されている。
【0004】従来、受信機を用いてシミュレーションを
行う場合は、特開平8-95482 号公報においては、以下の
ような手順で行っている。まず外部の入力機器(パソコ
ン等)から受信機に対して、シミュレーションを開始す
る旨のコードを送信し、受信機はシミュレーション状態
にはいる。その後、端末機器の疑似火災信号を前記入力
機器から送信する。
【0005】受信機は前記疑似火災信号を受信すると、
火災である旨を防火管理者に知らせるための表示及び主
音響の鳴動を行う。また防排煙機器の作動シミュレーシ
ョンを行う場合、前記入力機器より防排煙機器が作動し
た旨を知らせる作動信号を受信機に送信する。受信機は
疑似作動信号を受信すると防排煙機器が作動した旨を防
火管理者に知らせるための表示及び作動音響の鳴動を行
う。これらの動作は各端末機器毎に個別に行っている。
【0006】これらの状態において防火管理者は実際に
火災が発生したときや防排煙端末が作動したときと同様
の状態で模擬操作を行うことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の特開平
8-95482 号のようにそれぞれの端末機器の疑似作動信号
を個別に入力する自動火災報知設備であり、また特開平
8-44285 号におけるシミュレーションでは図9に示すよ
うに端末機器としては火災感知器(又は防排煙機器)の
1つの機器の発報,作動を契機として、シミュレーショ
ンを開始するものである。よって複数の端末機器が作動
する場合などの複合的な操作シミュレーションを行え
ず、実火災を想定した火災避難訓練に使用することがで
きないという問題があった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、複合的な
操作シミュレーションや、実火災を想定したような火災
避難訓練を行えるシミュレーション機能を有する自動火
災報知設備を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、火災感知器や防排煙機
器等の端末機器を受信機に接続し、前記端末機器の状態
監視や制御を行う自動火災報知設備において、前記受信
機に、少なくとも2以上の端末機器の疑似作動信号の時
系列な発生を設定する設定部と、前記設定内容を記憶す
る記憶部と、シミュレーションの作動を開始するための
作動開始部とを設ける。
【0010】請求項2記載の発明では、火災感知器や防
排煙機器等の端末機器を受信機に接続し、前記端末機器
の状態監視や制御を行う自動火災報知設備において、前
記受信機に、予め設定した複数のシミュレーションパタ
ーンのうち2以上の前記シミュレーションパターンを選
択組み合わせ設定する設定部と、前記設定内容を記憶す
る記憶部と、シミュレーションの作動を開始するための
作動開始部とを設ける。
【0011】請求項3記載の発明では、火災感知器や防
排煙機器等の端末機器を受信機に接続し、前記端末機器
の状態監視や制御を行う自動火災報知設備において、前
記受信機に接続される外部の入力機器に、少なくとも2
以上の端末機器の疑似作動信号の時系列な発生を設定す
る設定部と、前記設定内容を記憶する記憶部と、シミュ
レーションの作動を開始するための作動開始部とを設け
る。
【0012】請求項4記載の発明では、火災感知器や防
排煙機器等の端末機器を受信機に接続し、前記端末機器
の状態監視や制御を行う自動火災報知設備において、前
記受信機に接続される外部の入力機器に、予め設定した
複数のシミュレーションパターンのうち2以上の前記シ
ミュレーションパターンを選択組み合わせ設定する設定
部と、前記設定内容を記憶する記憶部と、シミュレーシ
ョンの作動を開始するための作動開始部を設ける。
【0013】請求項5記載の発明では、シミュレーショ
ン機能を有する自動火災報知設備において、受信機にシ
ミュレーションの開始時間を設定する設定部と、前記設
定した開始時間になるとシミュレーションを開始する作
動制御部とを設ける。
【0014】請求項6記載の発明では、シミュレーショ
ン機能を有する自動火災報知設備において、受信機に接
続した外部の入力機器に、シミュレーションの開始時間
を設定する設定部と、前記設定した開始時間になるとシ
ミュレーションを開始する作動制御部とを設ける。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1乃
至図5に基づいて説明する。図1はシミュレーション機
能を有する自動火災報知設備を示す図、図2はシミュレ
ーション機能部の内部機能ブロック図、図3は既設定の
シミュレーションパターン例を示す図、図4はマニュア
ル設定のシミュレーションパターン例を示す図、図5は
建物平面図の表示例を示す図である。
【0016】図1に示すように自動火災報知設備1は受
信機2と、信号線L1 及び中継器3を介して、火災感知
器4、地区音響装置5、防火戸,防火ダンパ及び排煙ダ
ンパ等の防排煙機器6、ガス検知器7、諸警報送信装置
8等の端末機器を接続して構成している。自動火災報知
設備1は、例えば火災感知器4が煙,熱等を検出して動
作し火災信号を送出すると、火災受信機2で受信し、火
災の表示及び主音響の鳴動を行い、防排煙装置6に手動
又は連動により起動をかけるようになっている。
【0017】受信機2は、シミュレーション機能部20
を有しており、CRT装置等の表示装置21に、図5に
示すように建物の平面図と共に火災警戒エリアの表示,
前記端末機器のシンボルマークを表示し、シミュレーシ
ョン機能部20から疑似作動信号を送出することによ
り、受信機2と表示装置21とマウスやキーボード等の
入力装置26とを使用して、火災のシミュレーションに
よる模擬訓練を行うことができる。
【0018】本実施の形態では図1に示すようにシミュ
レーション機能部20は、受信機2と一体的に形成して
あり、受信機2の操作部22又はそのスペースを兼用し
てシミュレーション用の操作部23を設けている。
【0019】大規模な建物に設置される自動火災報知設
備1では、受信機2にはその操作部22に、図示しない
が各種の点検,試験などの操作を行うための操作スイッ
チとして、一斉試験スイッチ、回線選択スイッチ、火災
試験スイッチ、テンキースイッチ、モード切り換えスイ
ッチ等を有している。これらのスイッチ類を兼用又は一
部のスイッチを追加して、シミュレーション用の操作部
23を形成している。
【0020】前記のスイッチ類を兼用する方法として
は、例えばシミュレーションモードへの切り換えを行う
と、受信機2用の操作部22のスイッチ類が、シミュレ
ーションパターンの設定を行うためのスイッチの機能に
切り換わるようにすることで行うことができる。
【0021】前記シミュレーション用の操作部23に
は、設定部24が設けてあり、設定部24は、少なくと
も2以上の端末機器(感知器や防排煙機器等)の疑似作
動信号を時系列に発生させるように設定ができるととも
に、既設定のシミュレーションパターンを組み合わせ設
定することもできる。
【0022】またシミュレーション機能の動作を開始
(スタート)するための作動開始スイッチ25を設けて
いる。
【0023】シミュレーション機能部20は、内部回路
として図2に示すようCPU30、電源部31、タイマ
部32、インターフェイス回路部33、第1の記憶部3
4、第2の記憶部35及び作動制御部36とを有してい
る。
【0024】前記CPU30はシミュレーション機能全
体の制御を行う。CPU30は受信機2のCPUと一体
に形成してもよく、その場合はCPU30は受信機回路
部37も制御する。電源部31はシミュレーション機能
部20及び受信機2に電源を供給する。
【0025】タイマ部32は、受信機2に具備している
火災の発生時刻を知るためのタイマであり、現在時刻や
火災の発生時刻を表示又は記録等するために使用してい
る。本実施の形態では、タイマ部32は、シミュレーシ
ョンの時系列な進行に供すると共に、後述する第3の実
施の形態におけるシミュレーション開始時刻と現在時刻
とを比較してシミュレーション開始出力をするために使
用される。
【0026】インターフェイス回路部33は、受信機2
と端末機器との通信制御を行う。受信機回路37は、受
信機2の本来の機能である火災信号の受信及び火災表
示、防排煙機器の起動等を行う。
【0027】さて、第1の記憶部34はROM等のメモ
リで構成され、図3に示すように予め複数のシミュレー
ションパターン(既設定イ、ロ、ハ等)が記憶してあ
る。シミュレーションパターン(既設定イ)の場合は、
火災感知器a(図5の平面図参照)が発報し、一定時間
以内にオペレータが防排煙機器Eの起動操作をしない
と、火災感知器b、c、d、eが次々に発報し、表示装
置21の画面上のシンボルマークが点灯又は点滅を開始
して火災が延焼した状態に至り、シミュレーションを終
了する。一方、オペレータが防排煙機器Eの起動操作を
すると、防排煙機器Eの起動信号、起動確認信号が送出
され、火災の延焼を防止した状態でシミュレーションは
終了する。
【0028】第2の記憶部35はRAM等のメモリで構
成され、前記図3のシミュレーションパターン(既設定
イ、ロ、ハ等)を組み合わせて設定した場合のシミュレ
ーションパターンを記憶をすると共に、更に図4に示す
マニュアル設定によるシミュレーションパターンを設定
した場合の記憶とを行う。
【0029】図4に示すマニュアル設定の場合は、火災
感知器4等の端末機器として複数の端末機器が時系列に
疑似作動信号を送出するように設定することができる。
例えば、感知器d、感知器m、感知器wが時系列に発報
するように設定する。防排煙機器D、M、Nの起動操作
をした場合と、起動操作しなかった場合とでシミュレー
ションの進行が2通りあるのは、図3の場合と同様であ
る。
【0030】次に上記の実施の形態の動作を説明する。
通常、自動火災報知設備1は端末機器を監視している状
態にある。
【0031】ここで、火災発生のシミュレーションパタ
ーンを決定するに当たって、既設定のシミュレーション
パターンを使用しない場合には、シミュレーションパタ
ーンの選択又は設定を行う。既設定のシミュレーション
パターンを組み合わせる場合は、操作部23の設定部2
4を操作して例えば図3示すシミュレーションパターン
の既設定イと既設定ロとの組み合わせ設定を行う。既設
定イと既設定ロのシミュレーションの開始時間の間隔も
同時に設定する。この設定内容は記憶部35に記憶され
る。
【0032】一方、マニュアル操作によりシミュレーシ
ョンパターンを設定する場合は、同じく上記設定部24
を操作して、図4に示すように複数の端末機器が時系列
に発報又は作動するように設定する。火災感知器d、火
災感知器m及び火災感知器wの疑似作動信号送出の開始
時間の間隔も同時に設定する。この設定内容は記憶部3
5に記憶される。
【0033】次に、シミュレーションを開始する場合
は、オペレータが作動開始スイッチ25を操作して、シ
ミュレーションを開始する。図4のようにマニュアル設
定をした場合は火災感知器d,m,wが、順次時系列に
疑似作動信号を受信機2に送出し、起動操作が必要な防
排煙機器D,M,Nの起動操作がオペレータによりなさ
れない場合は、それぞれ他の火災感知器e,f,g,
h、n,o,p,q、s,t,u,vが順次発報する。
設定した全てのシミュレーションパターンを終えたとこ
ろで、シミュレーションが終了する。
【0034】次に、第2の実施の形態について図6及び
図8に基づいて説明する。図6は自動火災報知設備を示
す図、図7は自動火災報知設備を示す図、図8は受信機
が複数ある場合を示す図である。この実施例では、受信
機2以外の場所にシミュレーションの入力機器50を設
置している。
【0035】この入力機器50を、図6に示すように受
信機2と端末機器とを接続する信号線L1 上に接続する
場合は、入力機器50は時分割多重伝送上の端末機器と
して接続される。
【0036】また入力機器50は、図7に示すようにR
S232C規格による伝送を行う信号線L2 を使用して
受信機2に接続してもよい。後者の場合には更に図8に
示すように、入力機器50を複数の受信機70、71、
72に接続する構成とすることができる。
【0037】シミュレーションの入力機器50には、第
1の実施形態で示した第1の記憶部34、第2の記憶部
35と同様の機能を有する第1の記憶部54、第2の記
憶部55とを有し、更に送信インターフェイス部51、
操作部56、作動開始スイッチ57とを有している。
【0038】第1の記憶部54はROM等のメモリで構
成され、図3に示すように予め複数のシミュレーション
パターン(既設定イ、ロ、ハ等)が記憶してある。シミ
ュレーションパターン(既設定イ)の場合は、火災感知
器a(図5の平面図参照)が発報し、一定時間以内にオ
ペレータが防排煙機器Eの起動操作をしないと、火災感
知器b、c、d、eが次々に作動し、表示装置21の画
面上のシンボルマークが点灯又は点滅を開始し、火災の
延焼状態に至り、シミュレーションを終了する。一方、
オペレータが防排煙機器Eの起動操作をすると、防排煙
機器Eの起動信号、起動確認信号が送出され、火災の延
焼を防止した状態でシミュレーションは終了する。
【0039】第2の記憶部55はRAM等のメモリで構
成され、前記図3のシミュレーションパターン(既設定
イ、ロ、ハ等)を組み合わせて設定した場合のシミュレ
ーションパターンを記憶をすると共に更に、図4に示す
マニュアル設定によるシミュレーションパターンを設定
した場合の記憶とを行う。
【0040】前記作動開始スイッチ57を操作すること
により、シミュレーションの開始操作を行うことができ
る。上記操作により入力機器50は、受信機2又は受信
機70、71、72に、送信インターフェイス51を介
して、シミュレーションの作動開始のコード出力信号を
送出し、更に第1,第2の記憶部54,55に記憶され
たシミュレーションパターンに基づいた端末機器の疑似
作動信号を順次、受信機2又は受信機70、71、72
に送信する。
【0041】この実施の形態によれば、シミュレーショ
ン用の入力機器50を、受信機2等とは別体に形成し、
受信機2等には表示装置21を付設すればよい構成とし
ているので、シミュレーション機能をオプションの設定
とすることが容易である。
【0042】また受信機2を防災センターに設置し、前
記防災センター以外の中央総合管理室等にシミュレーシ
ョンの入力機器50を設置すれば、各建物の防火管理者
等から火災避難訓練を行いたい等の要望があったとき
に、中央総合管理室の入力機器50の作動開始スイッチ
57を操作することにより、防災センターの受信機7
0,71,72のいずれかに対してシミュレーションの
開始信号を送出し、端末機器の疑似作動信号を時系列に
送信して、シミュレーションを行うことができる。
【0043】次に第3の実施の形態について説明する。
この実施の形態は、第1,第2の実施の形態に、以下の
機能を付加するものである。即ち、図1に示すような第
1の実施の形態のシミュレーション機能を有する自動火
災報知設備1において、受信機2の操作部23内にシミ
ュレーションの開始時間を設定する設定部73を設け、
更に、作動制御部36に、タイマ部32の時刻が前記開
始時間になるとシミュレーションを開始する機能を設け
ている。
【0044】また図6及び図7に示すように、第2の実
施の形態のシミュレーション機能を有する自動火災報知
設備1においては、受信機2に接続した外部の入力機器
50の操作部23内に、シミュレーションの開始時間を
設定する設定部73を設け、作動制御部36に、タイマ
部32の時刻が前記開始時間になるとシミュレーション
を開始する機能を設けている。
【0045】上記機能により、シミュレーションの開始
時間を設定することにより、開始時間になれば、シミュ
レーションを開始するので、火災避難訓練等に先立ち開
始時間設定を行っておけばシミュレーションを自動的に
開始することができ、火災避難訓練等を効率的に行うこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の火
災感知器が発報した場合等の、実火災を想定したシミュ
レーションを行うことができるという効果を奏する。
【0047】請求項2記載の発明によれば、予め設定し
た複数のシミュレーションパターンを組み合わせてシミ
ュレーションを行うことができるので、実火災を想定し
たシミュレーションを行うことができるという効果を奏
する。
【0048】請求項3記載の発明によれば、複数の火災
感知器が発報した場合等の、実火災を想定したシミュレ
ーションを行うことができ、更にこのシミュレーション
機能を外部の入力機器に設けることができるので、シミ
ュレーション機能を受信機以外の箇所に設置することが
できるという効果を奏する。
【0049】請求項4記載の発明によれば、予め設定し
た複数のシミュレーションパターンを組み合わせてシミ
ュレーションを行うことができるので、実火災を想定し
たシミュレーションを行うことができ、更にこのシミュ
レーション機能を外部の入力機器に設けることができる
ので、シミュレーション機能を受信機以外の箇所に設置
することができるという効果を奏する。
【0050】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加えて、予めシミュレーション
の開始時間を設定することにより、その時間にシミュレ
ーションを開始することができるという効果を奏する。
【0051】請求項6記載の発明によれば、請求項3又
は4記載の発明の効果に加えて、予めシミュレーション
の開始時間を設定することにより、その時間にシミュレ
ーションを開始することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のシミュレーション機
能を有する自動火災報知設備を示す図である。
【図2】同上のシミュレーション機能部の内部機能ブロ
ック図である。
【図3】同上の既設定のシミュレーションパターン例を
示す図である。
【図4】同上のマニュアル設定のシミュレーションパタ
ーン例を示す図である。
【図5】同上の建物平面図の表示例を示す図の煙感知器
の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の自動火災報知設備
を示す図である。
【図7】同上の自動火災報知設備を示す図である。
【図8】同上の受信機が複数ある場合を示す図である。
【図9】従来例のシミュレーションパターン例を示す図
である。
【符号の説明】
1 自動火災報知設備 2 受信機 4 端末機器 5 端末機器 6 端末機器 7 端末機器 8 端末機器 24 設定部 25 作動開始部 34 記憶部 35 記憶部 36 作動制御部 54 記憶部 55 記憶部 50 入力機器 73 設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 23/00 530 G08B 23/00 530E 25/00 510 25/00 510C G09B 9/00 G09B 9/00 M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災感知器や防排煙機器等の端末機器を
    受信機に接続し、前記端末機器の状態監視や制御を行う
    自動火災報知設備において、前記受信機に、少なくとも
    2以上の端末機器の疑似作動信号の時系列な発生を設定
    する設定部と、前記設定内容を記憶する記憶部と、シミ
    ュレーションの作動を開始するための作動開始部とを設
    けたことを特徴とするシミュレーション機能を有する自
    動火災報知設備。
  2. 【請求項2】 火災感知器や防排煙機器等の端末機器を
    受信機に接続し、前記端末機器の状態監視や制御を行う
    自動火災報知設備において、前記受信機に、予め設定し
    た複数のシミュレーションパターンのうち2以上の前記
    シミュレーションパターンを選択組み合わせ設定する設
    定部と、前記設定内容を記憶する記憶部と、シミュレー
    ションの作動を開始するための作動開始部とを設けたこ
    とを特徴とするシミュレーション機能を有する自動火災
    報知設備。
  3. 【請求項3】 火災感知器や防排煙機器等の端末機器を
    受信機に接続し、前記端末機器の状態監視や制御を行う
    自動火災報知設備において、前記受信機に接続される外
    部の入力機器に、少なくとも2以上の端末機器の疑似作
    動信号の時系列な発生を設定する設定部と、前記設定内
    容を記憶する記憶部と、シミュレーションの作動を開始
    するための作動開始部とを設けたことを特徴とするシミ
    ュレーション機能を有する自動火災報知設備。
  4. 【請求項4】 火災感知器や防排煙機器等の端末機器を
    受信機に接続し、前記端末機器の状態監視や制御を行う
    自動火災報知設備において、前記受信機に接続される外
    部の入力機器に、予め設定した複数のシミュレーション
    パターンのうち2以上の前記シミュレーションパターン
    を選択組み合わせ設定する設定部と、前記設定内容を記
    憶する記憶部と、シミュレーションの作動を開始するた
    めの作動開始部を設けたことを特徴とするシミュレーシ
    ョン機能を有する自動火災報知設備。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のシミュレーション
    機能を有する自動火災報知設備において、受信機にシミ
    ュレーションの開始時間を設定する設定部と、前記設定
    した開始時間になるとシミュレーションを開始する作動
    制御部とを設けたことを特徴とするシミュレーション機
    能を有する自動火災報知設備。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載のシミュレーション
    機能を有する自動火災報知設備において、受信機に接続
    した外部の入力機器に、シミュレーションの開始時間を
    設定する設定部と、前記設定した開始時間になるとシミ
    ュレーションを開始する作動制御部とを設けたことを特
    徴とするシミュレーション機能を有する自動火災報知設
    備。
JP19137697A 1997-07-16 1997-07-16 シミュレーション機能を有する自動火災報知設備 Pending JPH1139578A (ja)

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