JPH1139217A - キャッシュメモリのエラー処理機構 - Google Patents

キャッシュメモリのエラー処理機構

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JPH1139217A
JPH1139217A JP9209681A JP20968197A JPH1139217A JP H1139217 A JPH1139217 A JP H1139217A JP 9209681 A JP9209681 A JP 9209681A JP 20968197 A JP20968197 A JP 20968197A JP H1139217 A JPH1139217 A JP H1139217A
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JP
Japan
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data
cache memory
address
error
main storage
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Pending
Application number
JP9209681A
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English (en)
Inventor
Eiji Oi
映史 大井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH1139217A publication Critical patent/JPH1139217A/ja
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  • Debugging And Monitoring (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャッシュメモリの2ビットデータ化けエラー
が生じても、CPUを切り離されることなく動作し、シ
ステムの性能低下を回避可能とする、キャッシュメモリ
のエラー処理機構の提供。 【解決手段】中央処理装置内のキャッシュメモリ内のデ
ータが情報処理装置内で最新データであり、かつ、対応
する主記憶装置上のデータも最新に更新済みであること
を示す手段と、中央処理装置内のキャッシュメモリのデ
ータで2ビットエラーを検出する手段と、キャッシュメ
モリのデータの2ビットエラーが検出された場合、エラ
ーデータのキャッシュメモリ上のアドレスを保持する手
段と、エラーデータが情報処理装置内で最新データあ
り、かつ、対応する主記憶装置上のデータも最新である
場合、主記憶装置上のデータを、キャッシュメモリ上
の、アドレス保持手段で保持されたアドレスに登録する
手段と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、キャッシュメモリのエラー処理機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリを持つ1つまたは複数
の中央処理装置(CPU)からなり、各CPUはバスを
介して主記憶装置をアクセスする従来の情報処理装置に
おいては、CPU内のキャッシュメモリが1ビットエラ
ーを起こした場合には、自動訂正が行い、2ビットエラ
ーを起こした場合には、故障したキャッシュメモリを含
むCPUをシステムから切り離している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のエラー処理機構では、CPU内のキャッシュメモリで
2ビットエラーを起こした場合には、故障したキャッシ
ュメモリを含むCPUを情報処理装置から切り離してい
たため、情報処理装置の性能が低下する、という問題点
を有している。
【0004】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、キャッシュメモリ
の2ビットデータ化け等のエラーが生じても、CPUを
切り離すことなく動作し、システムの性能低下を回避可
能とする、キャッシュメモリのエラー処理機構を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、キャッシュメモリを持つ1または複数の
中央処理装置からなり、各中央処理装置はバスを介して
主記憶装置をアクセスする情報処理装置において、任意
の中央処理装置内のキャッシュメモリ内のデータが該情
報処理装置内で最新データであり、かつ、対応する主記
憶装置上のデータも最新に更新済みであることを示す手
段と、任意の中央処理装置内のキャッシュメモリのデー
タで2ビットエラーを検出する手段と、前記2ビットエ
ラー検出手段で、キャッシュメモリのデータの2ビット
エラーが検出された場合、該エラーデータのキャッシュ
メモリ上のアドレスを保持する手段と、前記エラーデー
タが、該情報処理装置内で最新データありかつ対応する
主記憶装置上のデータも最新である場合、該主記憶上の
データをキャッシュメモリ上の、前記アドレス保持手段
で保持されたアドレスに登録する手段と、を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい実施の形態において、1
又は複数の中央処理装置がバスを介して主記憶装置をア
クセスする情報処理装置において、中央処理装置内のキ
ャッシュメモリ内のデータが該情報処理装置内で最新デ
ータであり、かつ、対応する主記憶装置上のデータも最
新に更新済みであることを示す手段(図1のCLEAN
ビット)と、中央処理装置内のキャッシュメモリのデー
タで2ビットエラーを検出する手段(図1の105)
と、2ビットエラー検出手段で、キャッシュメモリのデ
ータの2ビットエラーが検出された場合、該エラーデー
タのキャッシュメモリ上のアドレスを保持する手段(図
1の102)と、該エラーデータが、該情報処理装置内
で最新データありかつ対応する主記憶装置上のデータも
最新である場合、該主記憶上のデータをキャッシュメモ
リ上の、前記アドレス保持手段で保持されたアドレスに
登録する手段(図1の104)と、を有する。
【0007】本発明の実施の形態においては、前記エラ
ーデータが、該情報処理装置内で最新データありかつ対
応する主記憶装置上のデータも最新である場合、該主記
憶上のデータをキャッシュメモリ上の、前記アドレス保
持手段で保持されたアドレスに登録した後に、キャッシ
ュ読み出し要求を出し、前記アドレス保持手段保持した
アドレスにてキャッシュメモリを再度読み出せば、エラ
ーは発生せず、次のサイクルで次の処理のアドレスを示
すようになり、正常動作をする。
【0008】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の
構成を示す図である。図1を参照すると、中央処理装置
101はシステムバス103を介して主記憶装置106
に接続し、キャッシュ制御回路102、キャッシュメモ
リ103、エラー検出回路105、メモリリクエスト制
御回路104を備えている。
【0009】まず、通常のキャッシュメモリ103のア
クセスについて説明する。
【0010】キャッシュ制御回路102は、キャッシュ
メモリ103へのアクセス要求を信号線131に出力
し、キャッシュアクセスのためのアドレスを信号線13
2に出力し、信号線134が“1”の間は、信号線13
2上のアドレスを保持する。
【0011】また、信号線133に、システムバス13
0を介して、主記憶装置106ヘアクセス要求を行うメ
モリリクエスト制御部104に、主記憶アクセスのため
の要求信号を出力する。
【0012】中央処理装置101内の命令処理ユニット
(不図示)からメモリアクセス要求が出されると、キャ
ッシュ制御回路102は、信号線131より制御信号
を、信号線132よりアドレスを、キャッシュメモリ1
03へそれぞれ送出し、キャッシュメモリ103をアク
セスする。
【0013】次に、キャッシュメモリ103からの読み
出しデータが2ビットエラーを検出した場合のエラー処
理について説明する。
【0014】キャッシュメモリ103内のCLEAN
(クリーン)ビットは、キャッシュに登録されているア
ドレス毎に存在し、該アドレスに対応するデータは、こ
のCPUを含むシステム内で最新データであり、かつ、
主記憶上の対応するアドレスもこのデータに更新済みで
ある状態を示すビットである。
【0015】キャッシュ制御回路102より信号線13
1に読み出し要求が出力されると、信号線132で示さ
れたアドレスに対応するデータ、およびCLEANビッ
トが、信号線135と信号線136とにそれぞれ出力さ
れる。
【0016】エラー検出回路105は、信号線135と
信号線136の状態からキャッシュメモリからの読み出
したデータがCLEANの状態で、2ビットデータ化け
エラーであることを検出すると、信号線134を“1”
にする。
【0017】次に、キャッシュ制御回路102は、信号
線132のアドレスを保持し、キャッシュ制御部102
は、主記憶装置106からのデータをキャッシュメモリ
103に書き込むための要求を信号線131に出力す
る。
【0018】また、メモリリクエスト制御部104は、
信号線132のアドレスで、主記憶装置106よりデー
タをキャッシュメモリ103へ転送するための要求を、
システムバス130に送出する。
【0019】信号線132上に保持したアドレスに、主
記憶装置106から信号線135を介してデータがキャ
ッシュメモリ103に登録される。
【0020】この処理の後、キャッシュ制御回路102
が信号線131にキャッシュ読み出し要求を出し、信号
線132上に保持したアドレスにてキャッシュメモリを
再度読み出せば、エラーは発生せず、信号線134は
“0”になり、信号線132上のアドレスは、次のサイ
クルで次の処理のアドレスを示すようになり、正常動作
をする。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャッシュメモリの2ビットデータ化けエラーが生じて
も、CPUを切り離すことなく動作し、システムの性能
低下は回避できるという効果を奏する。その理由は、本
発明においては、キャッシュメモリのデータの2ビット
エラーが検出された場合、エラーデータのキャッシュメ
モリ上のアドレスを保持し、エラーデータが情報処理装
置内で最新データであり、かつ、対応する主記憶装置上
のデータも最新である場合、主記憶装置上のデータを、
キャッシュメモリ上の、前記保持されたアドレスに登録
するように構成したことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置 102 キャッシュ制御装置 103 キャッシュメモリ 104 メモリリクエスト制御回路 105 エラー検出回路 106 主記憶装置 130 システムバス 131〜137 信号線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャッシュメモリを有する一又は複数の中
    央処理装置を備え、各中央処理装置はバスを介して主記
    憶装置をアクセスする情報処理装置において、 任意の前記中央処理装置内のキャッシュメモリ内のデー
    タが前記情報処理装置内で最新データであり、かつ、対
    応する前記主記憶装置上のデータも最新に更新済みであ
    ることを示す手段と、 任意の前記中央処理装置内のキャッシュメモリのデータ
    で2ビットエラーを検出する手投と、 前記2ビットエラーを検出する手段により、前記キャッ
    シュメモリのデータの2ビットエラーが検出された場
    合、前記エラーデータの前記キャッシュメモリ上のアド
    レスを保持するアドレス保持手段と、 前記エラーデータが、前記情報処理装置内で最新データ
    あり、かつ、対応する前記主記憶装置上のデータも最新
    である場合、前記主記憶装置上のデータを、前記キャッ
    シュメモリ上の、前記アドレス保持手段で保持されたア
    ドレスに登録する手段と、 を含む、ことを特徴とするキャッシュメモリのエラー処
    理機構。
  2. 【請求項2】前記エラーデータが、該情報処理装置内で
    最新データあり、かつ対応する主記憶装置上のデータも
    最新である場合、該主記憶装置上のデータをキャッシュ
    メモリ上の、前記アドレス保持手段で保持されたアドレ
    スに登録した後に、キャッシュ読み出し要求を出し、前
    記アドレス保持手段で保持したアドレスにてキャッシュ
    メモリを再度読み出すことによりエラーの発生を回避
    し、以降のサイクルで正常動作を行う、ことを特徴とす
    るキャッシュメモリのエラー処理機構。
JP9209681A 1997-07-18 1997-07-18 キャッシュメモリのエラー処理機構 Pending JPH1139217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9209681A JPH1139217A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 キャッシュメモリのエラー処理機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP9209681A JPH1139217A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 キャッシュメモリのエラー処理機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139217A true JPH1139217A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16576866

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9209681A Pending JPH1139217A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 キャッシュメモリのエラー処理機構

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JP (1) JPH1139217A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039895A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Hitachi Ltd 仮想計算機システムおよび仮想計算機システムにおけるエラー回復方法ならびに仮想計算機制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039895A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Hitachi Ltd 仮想計算機システムおよび仮想計算機システムにおけるエラー回復方法ならびに仮想計算機制御プログラム

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010703