JPH1139121A - プラント監視用マンマシン装置 - Google Patents

プラント監視用マンマシン装置

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JPH1139121A
JPH1139121A JP20259297A JP20259297A JPH1139121A JP H1139121 A JPH1139121 A JP H1139121A JP 20259297 A JP20259297 A JP 20259297A JP 20259297 A JP20259297 A JP 20259297A JP H1139121 A JPH1139121 A JP H1139121A
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JP20259297A
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Naoyuki Matsumoto
尚之 松本
Yaeko Kikuchi
八重子 菊池
Tatsumi Kamigaki
辰巳 神垣
Riyouichi Funashiro
亮一 舟城
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能画面間の切替えが容易で、機能の変更に
も対応できる。 【解決手段】 イベントハンドリング手段4は、生成さ
れたイベント情報の内で、共通処理情報と、個別処理情
報とを選択する。共通イベント処理手段5は、共通処理
情報を取込み共通処理要求を出力する。個別イベント処
理手段6は、個別処理情報のイベント毎に設けられ、個
別処理要求を出力する。トランザクション処理手段8
は、各要求に応じたプロセスデータをプロセスデータフ
ァイル21から抽出する。画面処理手段7は、各要求に
応じた表示データを作成処理すると共に、抽出されたプ
ロセスデータを加えた入力表示装置1の機能画面を表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント等の
運転員に対して、対話機能を提供するプラント監視用マ
ンマシン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラント監視用マンマシン装置で
は、装置の構成が機能ごとになっており、画面処理手段
とトランザクション処理手段からなるイベント処理手段
は、それそれぞれの機能ごとに用意されている。
【0003】従来の発電監視制御システム用のマンマシ
ン装置の構成例を図13に示す。
【0004】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1と、画面表示装置3と、複数の機能処理部20
と、プロセスデータファイル21とから構成されてい
る。そして、機能処理部20は、機能1では、機能1−
1画面22と対応する機能1−1画面処理手段23と機
能1−2画面24と対応する機能1−2画面処理手段2
5等の複数の画面と対応する機能処理手段とが設けら
れ、さらに、これらに接続する機能1トランザクション
処理手段26があり、この機能1トランザクション処理
手段26は、プロセスデータファイル21へ接続してい
る。
【0005】まず、運転員が機能処理部20の機能1−
1画面22上で操作を行うと、その操作の結果が対話イ
ベントとして、機能1−1画面処理手段23に送られ、
機能1−1画面処理手段23が、機能1−1画面22に
対する処理を行う。また、機能1トランザクション処理
手段26を実行させて、プラントプロセスデータファイ
ル21のプロセスデータとのやりとりを行う。
【0006】例えば、画面表示装置3上の図14に示す
データ一覧メニュー画面30から、図15に示すデータ
一覧表示画面32に切り替える場合について説明する。
【0007】ここで、画面表示装置3上の画面が一つの
画面から別の画面に切り替わることを画面遷移という。
図14のデータ一覧メニュー画面30と図15のデータ
一覧表示画面32はともにデータ一覧という同じ機能の
中の2つの画面である。
【0008】図16は上記関係を示す図であって、入力
表示装置1上のデータ一覧メニュー画面30に対して対
話要求を行うと、画面表示装置3から、データ一覧メニ
ュー画面処理手段31が呼び出される。このデータ一覧
メニュー画面処理手段31は、データ一覧メニュー画面
30から必要なデータを取り出した後に、それらのデー
タをデータ一覧機能トランザクション処理手段34に渡
し、一覧データを取得する。
【0009】データ一覧機能トランザクション処理手段
34は、取得した一覧データをデータ一覧表示画面処理
手段33に送り、そのデータを使ってデータ一覧表示画
面処理手段33がデータ一覧表示画面32を表示する。
【0010】この例で、データ一覧メニュー画面30に
対する対話要求とは、具体的には図14に示す開始点入
力フィールド30aと終了点入力フィールド30bに、
目的のプラントデータポイント番号をキー入力し、表示
ボタン30cを押すということである。また、データ一
覧メニュー画面処理手段31がデータ一覧メニュー画面
30から必要なデータを取り出すということは、図14
に示す開始点入力フィールド30aと終了点入力フィー
ルド30bとから、目的のプラントデータポイント番号
を取り出すということである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の発電監視制御シ
ステム用のマンマシン装置では、画面毎のイベント処理
手段を、その画面の処理手段が個別に処理しており、ま
た、個々の画面処理手段は1つの機能毎にまとめられる
ので、機能間の画面遷移が困難であった。
【0012】例えば、図16に示すように、従来は、デ
ータ一覧機能の画面から別の機能nの画面へ切り替える
ことが、容易でなく、一旦データ一覧機能の画面を終了
してから、別の機能nの画面の処理を開始するようにし
ていた。このためオペレータが意図する、例えば、デー
タ一覧機能の画面から別のトレンドグラフ機能の画面へ
切り替えるには、煩雑な操作と時間を要した。
【0013】また、画面遷移のための制御は一連の様々
な制御に埋め込まれていたため、画面遷移の追加、変更
の作業が複雑となっていた。
【0014】加えて、このような構成では、画面遷移の
自由な組み替えをサポートすることは不可能であった。
【0015】そこで、本発明は、上記課題を解決すべく
なされたもので、機能画面間の画面遷移を容易にし、機
能変更に対応しやすいプラント監視用マンマシン装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
表示装置の機能画面上で対話要求を受け付けて対話処理
する内容を実現させるマンマシン画面を備えるプラント
監視用マンマシン装置において、マンマシン画面の機能
画面上での対話要求された内容を監視して対話要求の内
容をイベント情報として生成する画面表示装置と、この
画面表示装置により生成されたイベント情報によりイベ
ントが発生した機能画面と対話要求を処理実行するのに
必要な情報とからイベント情報の内で、各機能に共通す
る処理が必要な共通処理情報と、個々の処理が必要な個
別処理情報とを選択するイベントハンドリング手段と、
このイベントハンドリング手段により選択された共通処
理情報を取込み共通の機能を実現させるように共通処理
要求を出力する共通イベント処理手段と、イベントハン
ドリング手段により選択された個別処理情報のイベント
毎に設けられ、個別処理情報による個別の機能を実現さ
せるように個別処理要求を出力する個別イベント処理手
段と、共通処理要求、あるいは、個別処理要求を入力し
て各要求に応じたプロセスデータをプロセスデータファ
イルから抽出するトランザクション処理手段と、共通処
理要求、あるいは、個別処理要求を入力して各要求に応
じた表示データを作成処理すると共に、トランザクショ
ン処理手段により抽出されたプロセスデータを加えて入
力表示装置へ機能画面を表示させる画面処理手段とを設
けるようにしたものである。この手段によれば、イベン
トハンドリング手段の処理によってイベント情報が共通
処理情報に該当するとき、共通イベント処理手段へ共通
処理要求が渡される一方、個別処理情報に該当すると
き、イベント毎に個別処理手段が設けられ、個別処理要
求に従った処理がされる。これにより、イベントハンド
リング手段の集中処理により機能画面間で画面の切替え
の場合、該当する個別処理手段を呼出し、この手段の処
理により機能画面へ迅速に切替えができる。また、機能
の追加、変更が生じたとき、イベントハンドリング手段
に追加、変更内容を記述し、共通処理情報の場合、画面
処理手段へ加えた個別処理手段を追加し変更することに
より実現できるので、機能の変更や拡張に容易に対応す
ることができる。従って、従来のように機能画面毎にそ
れぞれ別々のイベント処理手段と画面処理手段を設けて
いたために、機能画面間の切替えが困難であった点が解
消され、さらに、機能の追加、変更が煩雑となる点も解
消される。
【0017】請求項2の発明は、請求項1記載のプラン
ト監視用マンマシン装置において、入力表示装置の機能
画面を構成する対話部品を表示状態の変化を含めて定義
して保存する対話部品ファイルと、画面処理手段からの
要求に応じて対話部品を表示させると共に、対話部品の
表示状態を変化させる対話部品処理手段とを設けるよう
にしたものである。この手段によれば、機能画面を構成
する対話部品を対話部品処理手段によりプラント状態や
予め定義された内容に応じて表示変化させることができ
る。
【0018】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載のプラント監視用マンマシン装置において、イベ
ント情報が共通処理情報か個別処理情報かを判断をする
ための指標と、イベント名称と対話部品を記述するイベ
ント管理テーブルを別に設けて、イベントハンドリング
手段がこのイベント管理テーブルを参照して共通処理情
報と判断したとき、共通イベント処理手段へ共通処理要
求を行うと共に、個別処理情報と判断したとき個別イベ
ント処理手段へ個別処理要求を行うようにしたものであ
る。この手段によれば、イベントハンドリング手段が別
に設けたイベント管理テーブルを参照して共通処理情報
か個別処理情報かを選択する。これにより、イベント情
報に対する処理をテーブルへ記述すればよく、イベント
処理の変更や追加のときもテーブルへ変更、追加を記述
すればよい。従って、イベントハンドリング手段のソフ
トウェアが簡略化され、イベント処理の追加、変更のと
きイベントハンドリング手段のソフトウェアの変更の追
加の必要がなくなる。
【0019】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装置におい
て、対話部品毎に対話部品に関する表示処理情報を記述
した変数管理テーブルを別に設け、この変数管理テーブ
ルを参照して画面処理手段により該当する対話部品に関
する処理情報を検索抽出して画面表示データを作成する
ものである。この手段によれば、対話部品毎に対話部品
に関する表示処理情報を記述する変数管理テーブルを別
に設けたので、表示処理情報の変更や追加テーブルの記
述内容を変えればよく、機能変更に容易に対応すること
ができ、従って、変更や追加により画面処理手段のソフ
トウェアの変更をする必要がない。
【0020】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装置におい
て、入力表示装置へ機能画面を表示させるために必要な
画面情報を機能画面毎に保存する画面管理テーブルを別
に設け、画面処理手段によってこの画面管理テーブルを
参照して機能画面を表示させるようにしたものである。
この手段によれば、機能画面を表示する画面情報を記述
する画面管理テーブルを別に設けたので、機能画面の追
加、変更、削除のとき、画面処理手段のソフトウェアを
変更等する必要がなく、画面管理テーブルへの追加、変
更、削除で容易に対処できる。
【0021】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装置におい
て、対話部品に表示するプロセスデータを取得するのに
必要な要求語を記述した要求語管理テーブルを別に設
け、トランザクション処理手段により要求語管理テーブ
ルを参照して該当するプロセスデータを取得するように
したことを特徴とする。この手段によれば、プロセスデ
ータを取得するための要求語管理テーブルを別に設けた
ので、プロセスデータの識別番号等の変更や追加に対し
てテーブルの記述を変更等するだけで対応できる。
【0022】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装置におい
て、各テーブルを構築するのに必要な画像情報を対話入
力して各テーブルを生成させる画像情報生成手段を付加
するようにしてものである。この手段によれば、各テー
ブルに必要な情報を対話入力することにより各テーブル
が生成される。これによって、各テーブルの作成が容易
で、かつ、テーブルの内容の誤りの発生のおそれがな
く、一貫性のあるテーブルを作成できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の第1実施の形態を示すマ
ンマシン装置の構成図である。
【0025】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8とから構成され、機能画面間の画面の切替え
を容易にした点に特徴を有している。
【0026】ここで、画面表示装置3は、マンマシン画
面の機能画面上での対話要求された内容を監視して対話
要求の内容をイベント情報として生成するものである。
イベントハンドリング手段4は、この画面表示装置3に
より生成されたイベント情報によりイベントが発生した
機能画面と対話要求を処理実行するのに必要な情報とか
らイベント情報の内で、各機能に共通する処理が必要な
共通処理情報と、個々の処理が必要な個別処理情報とを
選択するものである。
【0027】また、共通イベント処理手段5は、イベン
トハンドリング手段4により選択された共通処理情報を
取込み共通の機能を実現させるように共通処理要求を出
力するものである。個別イベント処理手段6は、イベン
トハンドリング手段4により選択された個別処理情報の
イベント毎に設けられ、個別処理情報による個別の機能
を実現させるように個別処理要求を出力するものであ
る。
【0028】トランザクション処理手段8は、共通処理
要求、あるいは、個別処理要求を入力して各要求に応じ
たプロセスデータをプロセスデータファイル21から抽
出するものである。画面処理手段7は、共通処理要求、
あるいは、個別処理要求を入力して各要求に応じた表示
データを作成処理すると共に、トランザクション処理手
段8により抽出されたプロセスデータを加えて入力表示
装置1へ機能画面を表示させるものである。
【0029】次に、図15に示す入力表示装置1上のマ
ンマシン画面2であるデータ一覧表示画面32におい
て、運転員が対話要求を行い、図2に示す如くのマンマ
シン画面2であるトレンドグラフ画面40に切り替える
場合について動作の説明をする。
【0030】マンマシン画面2であるデータ一覧表示画
面32を監視しているとき、例えば、主蒸気温度(A)
の履歴情報の監視が必要になった場合、運転員はプラン
トデータ表示エリア32a上の、主蒸気温度(A)の表
示部分に対して、入力表示装置1を介してポイント選択
カーソル32bを合わせ、グラフ表示ボタン32dを押
す。その結果、イベントが発行され、画面表示装置3に
よって、イベント情報がイベントハンドリング手段4へ
通知される。
【0031】イベントハンドリング手段4では、イベン
ト情報がデータ一覧表示画面32の主蒸気温度(A)の
表示部分から発せられたものであること及びトレンド画
面表示要求であることを知る。イベントハンドリング手
段4はこれらの情報をもとに、対応する個別イベント処
理手段6(この場合は履歴データ検索用イベント処理手
段)の処理を実行させる。
【0032】一方、個別イベント処理手段6では、ま
ず、トランザクション処理手段8を介して主蒸気温度
(A)の履歴データをプロセスデータファイル21から
検索抽出させる。そして、個別イベント処理手段6は、
抽出された履歴データと要求された画面名称とを画面処
理手段7に渡す。これによって、画面処理手段7が画面
の切替を行い、図2に示すようにトレンドグラフ画面4
0を表示させる。
【0033】上記実施の形態と同様にして、トレンドグ
ラフ画面40から、データ一覧表示画面32へと遷移す
ることもできる。
【0034】なお、トレンドグラフ画面40が、入力表
示装置1の全ての領域を使って表示されているとき、ト
レンドグラフ画面40の外側にはアクティブな選択区画
であることを示す赤枠を表示することができる。このト
レンドグラフ画面40を全画面表示から4画面表示に切
り替えると、赤枠もトレンドグラフ画面40に伴って移
動する。また、4画面表示において、アクティブな画面
を別の区画の画面に切り替えた時も、赤枠は、選択区画
の切り替えに伴って移動する。この赤枠の動きは、個々
の機能や画面によらず、共通した動きである。このよう
な画面、対話部品によらない、動きが共通イベント処理
手段5によって担われる。
【0035】また、イベントハンドリングを1カ所にて
集中して行い、それを対応する個別イベント処理手段に
ふり分ける構成を持たせることにより、機能内での画面
遷移にとらわれない、自由な画面遷移を実現することが
できる。これは、従来の機能毎の画面遷移の制御は、機
能内の一連のイベント処理で行われていたが、本実施の
形態では、イベントハンドリング手段4が各個別イベン
ト処理手段6を集中管理しているので、各個別イベント
処理手段6は画面遷移に影響されない独立した処理とな
るためである。
【0036】また、機能に追加、変更があった場合、共
通化できる部分は、共通イベント処理手段5にまとめて
あり、個別イベント処理手段6には、画面遷移そのもの
の制御は入っていないため、新たに画面が加わった場合
の、画面の追加、個別イベント処理の追加に容易に対応
することができる。
【0037】運転員は、プラント監視の際、関連する機
能の画面を入力表示装置1の4つの画面にそれぞれ表示
させることが多い。この画面の構成、すなわち、4画面
表示であることと、各表示領域に表示されている画面番
号と、各画面に対してキー入力されたデータを記憶して
おき、それらの情報を擬似的にイベントハンドリング手
段4に送ることによって、運転員の対話要求に応じて、
記憶された画面構成を再現することができる。
【0038】また、全ての画面が横並びになっていて、
どの画面でも、画面処理手段7からすぐに呼び出せるこ
とができるためである。
【0039】また、複数の入力表示装置1から、発電監
視制御システム用マンマシン装置が構成されていた場
合、画面表示を要求するイベントに、どこの入力表示装
置1に表示するかの指標を付加することによって、入力
表示装置1上で対話要求された画面を、任意の入力表示
装置1へ表示させることができる。この手法により、任
意の入力表示装置1への画面転送が可能となる。
【0040】このように第1実施の形態によれば、イベ
ントハンドリング手段の処理によってイベント情報が共
通処理情報に該当するとき、共通イベント処理手段へ共
通処理要求が渡される一方、個別処理情報に該当すると
き、イベント毎に個別処理手段が設けられ、個別処理要
求に従った処理がされる。これにより、イベントハンド
リング手段の集中処理により機能画面間で画面の切替え
の場合、該当する個別処理手段を呼出し、この手段の処
理により機能画面へ迅速に切替えができる。また、機能
の追加、変更が生じたとき、イベントハンドリング手段
に追加、変更内容を記述し、共通処理情報の場合、画面
処理手段へ加えた個別処理手段を追加し変更することに
より実現できるので、機能の変更や拡張に容易に対応す
ることができる。従って、従来のように機能画面毎にそ
れぞれ別々のイベント処理手段と画面処理手段を設けて
いたために、機能画面間の切替えが困難であった点が解
消され、さらに、機能の追加、変更が煩雑となる点も解
消される。
【0041】図3は、本発明の第2実施の形態を示すマ
ンマシン装置の構成図である。
【0042】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とから
構成され、対話部品9と対話部品処理手段10とを設け
る点に特徴を有している。
【0043】ここで、対話部品9は、マンマシン画面を
構成する基本部品であり、表示状態及び動作変化や表示
変化をロジックのパラメータで定義している。対話部品
処理手段10は、対話部品9の表示状態のパラメータを
変更することにより表示を変え、また、動作変化ロジッ
クに従って対話部品9の動作を変化させる。
【0044】この構成で、運転員からのキー入力を受け
付ける入力フィールドという対話部品9について、図1
4に示すデータ一覧メニュー画面30における開始点入
力フィールド30aおよび終了点入力フィールド30b
を例にとって説明する。
【0045】まず、運転員がデータ一覧メニュー画面3
0において開始点入力フィールド30aと終了点入力フ
ィールド30bに目的のプラントデータポイント番号を
キー入力し、さらに、表示ボタン30cを押した場合、
画面操作情報としてイベントが発行される。このイベン
トが画面表示装置3によってイベントハンドリング手段
4へ通知される。これにより、イベントハンドリング手
段4はそのイベントがデータ一覧メニュー画面30の開
始点入力フィールド30a及び終了点入力フィールド3
0bから発せられたものであることと、そのイベントの
種類及びプラントポイント番号を知る。
【0046】次に、イベントハンドリング手段4ではこ
れらの情報をもとに、対応する個別イベント処理手段6
を実行させる。個別イベント処理手段6の内部では、ト
ランザクション処理手段8を使って、入力されたプラン
トデータ番号がプロセスデータファイルの中に存在する
かどうかを確認する。存在しているか否かの結果は、個
別イベント処理手段6、画面処理手段7を介して対話部
品処理手段10へ渡される。
【0047】この場合、プラントデータ番号が存在して
いた場合、対話部品処理手段10は入力フィールド対話
部品9に定義されている動作変化のロジック及び表示変
化のパラメータに従ってプラントデータ番号を正常処理
色(例えば青)に色替えする。また、存在しなかった場
合は、プラントデータ番号を運転員の注意をうながすた
めの異常処理色(例えば、赤)に色替えする。
【0048】この結果、予め表示状態の変化や、動作変
化のロジックのパラメータを定義した対話部品9を組み
合わせて対話画面を構築するので、任意の画面表示状態
の変化を、対話画面の組合せで行うことが可能となり、
画面処理手段の構築が容易となる。また、パラメータを
変更することで、表示変化や動作変化のロジックを容易
に変更することができる。
【0049】なお、入力フィールドの他にプッシュボタ
ン、チェックボタン等の各種の対話部品9を作成し、そ
れらの部品を組み合わせて、部品のマクロ化を行うこと
もできる。
【0050】このように第2実施の形態によれば、機能
画面を構成する対話部品を対話部品処理手段によりプラ
ント状態や予め定義された内容に応じて表示変化させる
ことができる。
【0051】図4は、本発明の第3実施の形態を示すマ
ンマシン装置の構成図である。
【0052】図において、マンマシン装置は入力表示装
置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベントハ
ンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イベ
ント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション処
理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とイベン
ト管理テーブル11とから構成され、イベント管理テー
ブル11を設けた点に特徴を有している。
【0053】ここで、イベント管理テーブル11は、図
5に示すように、画面番号のフィールド11aとイベン
ト名称のフィールド11cとイベント関数名のフィール
ド11dからなっている。
【0054】次に、図14に示す入力表示装置1上のデ
ータ一覧メニュー画面30上で、表示ボタン30cが押
された場合を例に取り、イベント管理テーブル11の作
用を説明する。
【0055】まず、運転員がデータ一覧メニュー画面3
0上の表示ボタン30cを押した場合、イベントが発行
される。発行されたイベントが、画面表示装置3によっ
てイベントハンドリング手段4に通知される。このとき
画面表示装置3から、イベントハンドリング手段4に
は、イベントの発生した画面に割り振られている画面番
号と、運転員が操作した部品に割り振られている対話部
品名称、およびイベントの種類を表すイベント名称が渡
される。
【0056】イベントハンドリング手段4はこれらの情
報をもとに、イベント管理テーブル11を検索し、共通
イベント処理手段5と個別イベント処理手段6とを選び
出す。イベント管理テーブル11にNULLが入ってい
る場合、そのエントリーに対応するイベント処理は、全
ての共通してイベントに対して適用されることを意味す
る。これによって、イベント名称が一致するイベント全
てに対して、イベントハンドリング手段4は、共通の処
理として、共通イベント処理手段5へ通知する。
【0057】さらに、画面番号、部品名称、イベント名
称の一致したエントリーのイベント処理手段4が、その
イベントに対応する個別イベント処理手段6へ個別処理
要求がされる。このように、イベント管理テーブル11
は、一つのテーブルで、共通イベント処理手段5用と、
個別イベント処理手段6用と分けることなく、共通に扱
かわれる。
【0058】これによって、イベントハンドリング手段
4の取扱う全てのイベント処理が、どの機能に属してい
るか、それが共通イベント処理手段5であるか個別イベ
ント処理手段6であるかによらず、統一的に扱われる。
また、発電監視制御システム用のマンマシン装置の構築
の大枠は、イベントに対してどの処理に移行するかを記
述することによって作られるが、その部分をイベント管
理テーブル11にイベント処理を記述するだけで済ます
ことができ、マンマシン装置の構築が容易になった。
【0059】なお、イベント処理手段内から他の対話部
品9に対してイベントを発することにより、他の対話部
品の表示状態や動作状態を制御することも可能である。
【0060】このように第3実施の形態によれば、イベ
ントハンドリング手段が別に設けたイベント管理テーブ
ルを参照して共通処理情報か個別処理情報かを選択す
る。これにより、イベント情報に対する処理をテーブル
へ記述すればよく、イベント処理の変更や追加のときも
テーブルへ変更、追加を記述すればよい。従って、イベ
ントハンドリング手段のソフトウェアが簡略化され、イ
ベント処理の追加、変更のときイベントハンドリング手
段のソフトウェアの変更の追加の必要がなくなる。
【0061】図6は、本発明の第4実施の形態を示すマ
ンマシン装置の構成図である。
【0062】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とイベ
ント管理テーブル11と変数管理テーブル12とから構
成され、変数管理テーブル12を設けた点に特徴を有し
ている。
【0063】ここで、変数管理テーブル12は、対話部
品毎に表示処理情報を記述するものである。
【0064】次に、図14に示す入力表示装置1上のデ
ータ一覧メニュー画面30を運転員が操作し、図15に
示すデータ一覧表示画面32を入力表示装置1上に新た
に表示し直す場合について説明する。
【0065】まず、運転員は、入力表示装置1から、デ
ータ一覧メニュー画面30上の開始点入力フィールド3
0aと終了点入力フィールド30bとに開始点、終了点
のプラントプロセス番号を入力する。
【0066】次に、表示ボタン30cを押すと、その結
果がイベントとして発行され、画面表示装置3によっ
て、イベントハンドリング手段4へ通知される。イベン
トハンドリング手段4はイベント管理テーブル11の内
容を参照して必要な共通イベント処理手段5と個別イベ
ント処理手段6を選び出す。
【0067】このとき、共通イベント処理手段5と個別
イベント処理手段6とは、画面番号、対話部品名称を画
面処理手段7へ渡して、画面処理手段7を実行させる
と、画面処理手段7は、図7に示す変数管理テーブル1
2を参照して開始点入力フィールド30aと終了点入力
フィールド30bの値を取得する。
【0068】すなわち、変数管理テーブル12は、図7
に示すように、画面番号のフィールド12a、部品名称
のフィールド12b、操作1〜操作5のフィールド12
c〜12gから構成され、画面番号と部品名称から操作
内容が特定できるようになっている。これにより、画面
番号と部品名称に基づき操作内容が抽出され処理が実行
され、開始点入力フィールド30aと終了点入力フィー
ルド30bの値が得られる。
【0069】取得された情報がトランザクション処理手
段8へ渡されると、プロセスデータファイル21から必
要な情報が抽出され、個別イベント処理手段6へ渡され
る。
【0070】次に、抽出されたデータと共に、再び画面
処理手段7を実行させると、変数管理テーブル12が検
索され、図15に示しように、プラントデータ表示エリ
ア32aという対話部品が抽出され、データ一覧画面3
2が入力表示装置1に表示される。
【0071】このように第4実施の形態によれば、対話
部品毎に対話部品に関する表示処理情報を記述する変数
管理テーブルを別に設けたので、表示処理情報の変更や
追加テーブルの記述内容を変えればよく、機能変更に容
易に対応することができ、従って、変更や追加により画
面処理手段のソフトウェアの変更をする必要がない。
【0072】なお、対話部品の初期化操作方法名のフィ
ールドが、変数管理テーブル12にあるので、画面初期
化時に画面処理手段7が必ず変数管理テーブル12から
そのフィールドの内容を取得、実行させるようにすれ
ば、画面初期化ルーチンを簡略化できる。
【0073】図8は、本発明の第5実施の形態を示すマ
ンマシン装置の構成図である。
【0074】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とイベ
ント管理テーブル11と変数管理テーブル12と画面管
理テーブル13とから構成され、画面管理テーブル13
を設けた点に特徴を有している。
【0075】次に、図14に示す入力表示装置1上のデ
ータ一覧メニュー画面30を運転員が操作し、図15に
示すデータ一覧表示画面32を入力表示装置1上に新た
に表示し直す場合について説明する。
【0076】まず、入力表示装置1から、データ一覧メ
ニュー画面30の開始点入力フィールド30aと終了点
入力フィールド30bへ開始点、終了点の値を入力す
る。次に、表示ボタン30cを押すと、その結果がイベ
ントとして発行され、画面表示装置3によって、イベン
トハンドリング手段4へ通知される。
【0077】イベントハンドリング手段4はイベント管
理テーブル11に従って必要な共通イベント処理手段5
と個別イベント処理手段6を選び出す。選び出された個
別イベント処理手段6は、画面処理手段7を実行させ
る。
【0078】一方、対話部品からの特性の取得や、対話
部品の特性の変更といった処理は、変数管理テーブル1
2を用いて、適当な対話部品処理手段10を呼び出して
行う。
【0079】次に、画面の初期表示を行うときには、対
話部品の配置情報が必要であり、画面処理手段7は画面
管理テーブル13を検索する。画面管理テーブル13
は、図9に示す如く、画面番号のフィールド13aと画
面名称のフィールド13bと画面ファイル名称のフィー
ルド13cとから構成されている。
【0080】このように第5実施の形態によれば、機能
画面を表示する画面情報を記述する画面管理テーブルを
別に設けたので、機能画面の追加、変更、削除のとき、
画面処理手段のソフトウェアを変更等する必要がなく、
画面管理テーブルへの追加、変更、削除で容易に対処で
きる。
【0081】なお、運転員が画面を切り替える対話要求
を行う度に、共通イベント処理手段5が画面管理テーブ
ル13を検索し、画面名称を取得する。そして、取得し
た画面名称を一定のエリアに次々と記憶していく。この
画面名称を一定数だけ記憶しておくことにより、運転員
が現在までどの画面を表示させてきたを示す対話履歴一
覧リストを表示する機能を実現することもできる。
【0082】また、運転員がこの機能を要求すると、リ
スト上に現在までの対話履歴一覧が一定数、表示され
る。運転員は、その中の一つを選択することにより、そ
の画面を表示することもできる。
【0083】図10は、本発明の第6実施の形態を示す
マンマシン装置の構成図である。
【0084】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とイベ
ント管理テーブル11と変数管理テーブル12と画面管
理テーブル13と要求語管理テーブル14とから構成さ
れ、要求語管理テーブル14を設けた点に特徴を有して
いる。
【0085】ここで、要求語管理テーブル14は、図1
1に示すように画面番号14aと部品名称14bと変数
名称14cのフィールドからなっている。
【0086】次に、図14に示す入力表示装置1上のデ
ータ一覧メニュー画面30を運転員が操作し、図15に
示すデータ一覧表示画面32を入力表示装置1上に新た
に表示し直す場合について説明する。
【0087】まず、入力表示装置1から、データ一覧メ
ニュー画面30の開始点入力フィールド30aと終了点
入力フィールド30bに開始点、終了点の値を入力す
る。次に、表示ボタン30cを押すと、その結果がイベ
ントとして発行され、画面表示装置3によって、イベン
トハンドリング手段4へ通知される。
【0088】次に、イベントハンドリング手段4は、イ
ベント管理テーブル11に従って必要な共通イベント処
理手段5と個別イベント処理手段6を選び出す。このと
き、画面番号、対話部品名称を渡して、画面処理手段7
を実行させると、画面処理手段7は図7に示す変数管理
テーブル12が参照され、開始点入力フィールド30a
と終了点入力フィールド30bから値が取得される。こ
れらの取得した情報がトランザクション処理手段8に渡
すとき、要求語に変換して渡す必要がある。個別イベン
ト処理手段6が、要求語管理テーブル14を検索するこ
とにより、必要な要求語が取得される。
【0089】このように第6実施の形態によれば、プロ
セスデータを取得するための要求語管理テーブルを別に
設けたので、プロセスデータの識別番号等の変更や追加
に対してテーブルの記述を変更等するだけで対応でき
る。
【0090】なお、要求語管理テーブル14に印字フォ
ーマットを記述し、印字要求時に参照することができ
る。
【0091】図12は、本発明の第7実施の形態を示す
マンマシン装置の構成図である。
【0092】図において、マンマシン装置は、入力表示
装置1とマンマシン画面2と画面表示装置3とイベント
ハンドリング手段4と共通イベント処理手段5と個別イ
ベント処理手段6と画面処理手段7とトランザクション
処理手段8と対話部品9と対話部品処理手段10とイベ
ント管理テーブル11と変数管理テーブル12と画面管
理テーブル13と要求語管理テーブル14と画面情報生
成手段15とから構成され、画面情報生成手段15を設
けた点に特徴を有している。
【0093】次に、図14に示す入力表示装置1上のデ
ータ一覧メニュー画面30から画面情報生成手段15を
起動させる作用を述べる。
【0094】まず、画面情報生成手段15が起動され、
その編集画面上に、対話部品を順次配置させることによ
り、実現させたい機能のマンマシン画面2を構築する。
その後、編集画面上のそれぞれの対話部品に対し、対話
部品名称、イベント名称、駆動すべき共通イベント処理
手段5と個別イベント処理手段6、トランザクション処
理手段8に渡す言語、対話部品処理手段10を定義し、
画面名称をつけてファイルにセーブすると、イベント管
理テーブル11、変数管理テーブル12、画面管理テー
ブル13、要求語管理テーブル14が自動生成される。
【0095】なお、イベント処理手段を対応して設けな
いで、共通イベント処理手段5と個別イベント処理手段
6のそれぞれに分担し、それらのイベント処理手段を横
並びにして、イベントハンドリング手段4から直接呼べ
るようにしたことにより、機能間の画面遷移が容易にで
きる。
【0096】また、イベントとその処理手段の対応づけ
はイベント管理テーブル11に記憶させて、イベントハ
ンドリング手段4と独立させたので、追加変更が容易と
なった。また、画面を対話部品から構成し、画面の処理
を対話部品処理手段10によって行うことができるよう
なったため、追加、変更があったときに画面を意識せず
にその部分の対話部品9とその対話部品処理手段10だ
けを意識すればよく、追加、変更が容易になった。
【0097】さらに、各々の対話部品9とその対話部品
処理手段10の対応づけ、画面のレイアウト情報の入っ
た画面ファイルの名前をそれぞれ、変数管理テーブル1
2、画面管理テーブル13という表の形で、画面処理手
段7から別に設けたので、画面の追加、変更が容易にな
った。
【0098】また、トランザクションのときに必要な要
求語を要求語管理テーブル14という表に記述して、ト
ランザクション処理手段8と別に設けたので、要求語の
変更に容易に対応可能となった。また、必要な情報を画
面情報生成手段15上で入力することにより、以上の4
つのテーブルを自動的に生成できるため、表の作成に誤
りをおかす可能性を減少でき、4つの表の間での一貫性
を保持しやすくなった。
【0099】なお、対話部品名称、画面番号の重複をエ
ラーとしてチェックする機能を持つ画面情報生成手段1
5とすることもできる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、イベントハンドリング手段の集中処理により機能
画面間で画面の切替のとき、該当する個別処理手段を呼
出し、この手段の処理により別の機能画面へ迅速に切替
えができる。また、機能の追加、変更が生じたとき、イ
ベントハンドリング手段に追加、変更内容を記述し、共
通処理情報の場合、画面処理手段へ加えた個別処理手段
を追加し変更することにより実現できるので、機能の変
更や拡張に容易に対応することができる。従って、従来
のように機能画面毎にそれぞれ別々のイベント処理手段
と画面処理手段を設けていたために、機能画面間の切替
えが困難であった点が解消され、さらに、機能の追加、
変更が煩雑となる点も解消できる。
【0101】請求項2の発明によれば、機能画面を構成
する対話部品を対話部品処理手段によりプラント状態や
予め定義された内容に応じて表示変化させることができ
る。
【0102】請求項3の発明によれば、イベントハンド
リング手段が別に設けたイベント管理テーブルを参照し
て共通処理情報か個別処理情報かを選択するようにした
ので、イベント情報に対する処理をテーブルへ記述すれ
ばよく、イベント処理の変更や追加のときもテーブルへ
変更、追加を記述すればよい。従って、イベントハンド
リング手段のソフトウェアが簡略化され、イベント処理
の追加、変更のときイベントハンドリング手段のソフト
ウェアの変更の追加の必要がなくなる。
【0103】請求項4の発明によれば、対話部品毎に対
話部品に関する表示処理情報を記述する変数管理テーブ
ルを別に設けたので、表示処理情報の変更や追加テーブ
ルの記述内容を変えればよく、機能変更に容易に対応す
ることができ、従って、変更や追加により画面処理手段
のソフトウェアの変更をする必要がない。
【0104】請求項5の発明によれば、機能画面を表示
する画面情報を記述する画面管理テーブルを別に設けた
ので、機能画面の追加、変更、削除のとき、画面処理手
段のソフトウェアを変更等する必要がなく、画面管理テ
ーブルへの追加、変更、削除で容易に対処できる。
【0105】請求項6の発明によれば、プロセスデータ
を取得するための要求語管理テーブルを別に設けたの
で、プロセスデータの識別番号等の変更や追加に対して
テーブルの記述を変更等するだけで対応できる。
【0106】請求項7の発明によれば、対話処理によっ
て各テーブルを構築のに必要な情報を入力して各テ−ブ
ルを生成するので、各デ−ブルを容易に作成でき、誤り
も少なく、一貫性のあるテーブルを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すマンマシン装置
の構成図である。
【図2】図1の入力表示装置に表示されるトレンドグラ
フ画面例である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示すマンマシン装置
の構成図である。
【図4】本発明の第3実施の形態を示すマンマシン装置
の構成図である。
【図5】図4のマンマシン装置に備えるイベント管理テ
ーブルの構成図である。
【図6】本発明の第4実施の形態を示すマンマシン装置
の構成図である。
【図7】図6のマンマシン装置に備える変数管理テーブ
ルの構成図である。
【図8】本発明の第5実施の形態を示すマンマシン装置
の構成図である。
【図9】図8のマンマシン装置に備える画面管理テーブ
ルの構成図である。
【図10】本発明の第6実施の形態を示すマンマシン装
置の構成図である。
【図11】図10のマンマシン装置に備える要求語管理
テーブルの構成図である。
【図12】本発明の第7実施の形態を示すマンマシン装
置の構成図である。
【図13】従来のマンマシン装置の構成図である。
【図14】データ一覧メニュー画面例である。
【図15】データ一覧表示画面例である。
【図16】従来のマンマシン装置における作用を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 入力表示装置 2 マンマシン画面 3 画面表示装置 4 イベントハンドリング手段 5 共通イベント処理手段 6 個別イベント処理手段 7 画面処理手段 8 トランザクション処理手段 9 対話部品 10 対話部品処理手段 11 イベント管理テーブル 12 変数管理テーブル 13 画面管理テーブル 14 要求語管理テーブル 15 画面情報生成手段 20 機能処理部 21 プロセスデータファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G21C 17/00 G21C 17/00 A (72)発明者 神垣 辰巳 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 舟城 亮一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力表示装置の機能画面上で対話要求を
    受け付けて対話処理する内容を実現させるマンマシン画
    面を備えるプラント監視用マンマシン装置において、 前記マンマシン画面の機能画面上での対話要求された内
    容を監視して対話要求の内容をイベント情報として生成
    する画面表示装置と、この画面表示装置により生成され
    たイベント情報によりイベントが発生した機能画面と対
    話要求を処理実行するのに必要な情報とから前記イベン
    ト情報の内で、各機能に共通する処理が必要な共通処理
    情報と、個々の処理が必要な個別処理情報とを選択する
    イベントハンドリング手段と、このイベントハンドリン
    グ手段により選択された共通処理情報を取込み共通の機
    能を実現させるように共通処理要求を出力する共通イベ
    ント処理手段と、前記イベントハンドリング手段により
    選択された個別処理情報のイベントに対応して設けら
    れ、個別処理情報による個別の機能を実現させるように
    個別処理要求を出力する個別イベント処理手段と、前記
    共通処理要求、あるいは、前記個別処理要求を入力して
    各要求に応じたプロセスデータをプロセスデータファイ
    ルから抽出するトランザクション処理手段と、前記共通
    処理要求、あるいは、前記個別処理要求を入力して各要
    求に応じた表示データを作成処理すると共に、前記トラ
    ンザクション処理手段により抽出されたプロセスデータ
    を加えて前記入力表示装置へ機能画面を表示させる画面
    処理手段とを備えることを特徴とするプラント監視用マ
    ンマシン装置。
  2. 【請求項2】 前記入力表示装置の機能画面を構成する
    対話部品を表示状態の変化を含めて定義して保存する対
    話部品ファイルと、前記画面処理手段からの要求に応じ
    て対話部品を表示させると共に、対話部品の表示状態を
    変化させる対話部品処理手段とを設けることを特徴とす
    る請求項1記載のプラント監視用マンマシン装置。
  3. 【請求項3】 イベント情報が共通処理情報か個別処理
    情報かを判断をするための指標と、イベント名称と対話
    部品を記述するイベント管理テーブルを別に設けて、前
    記イベントハンドリング手段がこのイベント管理テーブ
    ルを参照して前記共通処理情報と判断したとき、前記共
    通イベント処理手段へ共通処理要求を行うと共に、前記
    個別処理情報と判断したとき前記個別イベント処理手段
    へ個別処理要求を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のプラント監視用マンマシン装
    置。
  4. 【請求項4】 対話部品毎に対話部品に関する表示処理
    情報を記述した変数管理テーブルを別に設け、この変数
    管理テーブルを参照して画面処理手段により該当する対
    話部品に関する処理情報を検索抽出して画面表示データ
    を作成することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    のいずれかのプラント監視用マンマシン装置。
  5. 【請求項5】 前記入力表示装置へ機能画面を表示させ
    るために必要な画面情報を機能画面毎に保存する画面管
    理テーブルを別に設け、画面処理手段によってこの画面
    管理テーブルを参照して機能画面を表示させるようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれ
    かのプラント監視用マンマシン装置。
  6. 【請求項6】 対話部品に表示するプロセスデータを取
    得するのに必要な要求語を記述した要求語管理テーブル
    を別に設け、前記トランザクション処理手段により前記
    要求語管理テーブルを参照して該当するプロセスデータ
    を取得するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装
    置。
  7. 【請求項7】 前記各テーブルを構築するのに必要な画
    像情報を対話入力して前記各テーブルを生成させる画像
    情報生成手段を付加することを特徴とする請求項1乃至
    請求項6記載のいずれかのプラント監視用マンマシン装
    置。
JP20259297A 1997-07-14 1997-07-14 プラント監視用マンマシン装置 Pending JPH1139121A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069026A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Hitachi Ltd プラント監視制御システムおよび表示画面管理方法
JP2013156077A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Toshiba Corp 制御棒駆動機構のフリクション試験測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069026A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Hitachi Ltd プラント監視制御システムおよび表示画面管理方法
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