JPH1139028A - 設備診断順序決定装置及び設備診断順序決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに設備診断装置 - Google Patents

設備診断順序決定装置及び設備診断順序決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに設備診断装置

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JPH1139028A
JPH1139028A JP20732397A JP20732397A JPH1139028A JP H1139028 A JPH1139028 A JP H1139028A JP 20732397 A JP20732397 A JP 20732397A JP 20732397 A JP20732397 A JP 20732397A JP H1139028 A JPH1139028 A JP H1139028A
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    • F16T1/00Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
    • F16T1/38Component parts; Accessories
    • F16T1/48Monitoring arrangements for inspecting, e.g. flow of steam and steam condensate

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数多くのトラップのうち、いずれのトラップ
をどのような順序で診断するのかを決定する。 【解決手段】 表示画面上の各選択ウィンドウ41乃至
46において、診断対象とするトラップの条件、例えば
エリア、用途、蒸気圧力、使用期間、重要度及び動作原
理(種類)を、それぞれ設定する。そして、「Sele
ct」ボタン47を押下すると、予め記憶されている数
多くのトラップの詳細データの中から、上記各条件を全
て満足するものが検索され、その検索結果、例えばトラ
ップの管理番号51aと、これに対応するエリア番号5
1b、及び各トラップの動作原理に対応する形状のアイ
コン51cとが、画面に表示される。そして、この検索
結果を、例えば手動により並べ替えて、この並べ替えた
データを、携帯型の診断装置に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば蒸気プラン
トの配管系に設けられているスチームトラップ等のよう
な各種設備を診断する際の診断順序を決定する設備診断
順序決定装置に関し、特に、上記診断順序をコンピュー
タによって決定する装置に関する。また、この装置で決
定された診断順序に従って上記設備の診断を実施する設
備診断装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】上記スチームトラップは、蒸気プラント
の配管系に発生する復水や凝縮水(ドレイン)を、蒸気
を逃すことなく、自動的に排出させる自力弁である。こ
のようなトラップは、通常、一つのプラントに対して複
数台設置されるが、もし、このトラップに、例えば蒸気
漏れや弁が作動しない等の異常が生じると、プラントの
稼動効率が低下するだけでなく、場合によってはプラン
ト全体に異常を来すということも十分に起こり得る。従
って、このような不具合を未然に防ぐために、各トラッ
プが正常に動作しているかどうかを定期的に診断して、
各トラップの予知保全に努める必要がある。
【0003】そこで、上記トラップを診断するトラップ
診断装置として、例えば特公平4−55260号公報に
記載されたものがある。これは、トラップに蒸気漏れが
生じたとき、これに伴ってトラップ(筐体)自体に超音
波振動が発生すること、そして、この振動の大きさ、即
ち振動レベルと、そのときのトラップ自体の表面温度
(詳しくは、この表面温度からトラップ内の飽和水蒸気
温度を推定し、更にこの飽和水蒸気温度を飽和水蒸気圧
力に換算して得たトラップ内の蒸気圧力)とが、蒸気漏
洩量に相関することを利用して、上記振動レベルと表面
温度とから、トラップに蒸気漏れが生じているか否か、
また、蒸気漏れが生じている場合にはその漏れの程度は
どれくらいかを、自動的に判定するものである。
【0004】これを実現するために、この診断装置は、
上記振動レベルと表面温度とを検出するための検出器を
有している。そして、この検出器をトラップの筐体表面
に押し当てることによって、上記振動レベルと表面温度
とを検出し、この検出して得た信号を処理して、上記蒸
気漏れの有無及び漏れの程度を自動判定し、即ちトラッ
プを診断する。なお、この診断装置は、携帯型のもので
あり、作業者は、この診断装置を携帯してプラント内の
各トラップが設置された場所まで足を運び、そこでトラ
ップの筐体表面に上記検出器を押し当てることによっ
て、上記トラップの診断を実現する。
【0005】ところで、上記のように携帯型の診断装置
を持ち歩いてプラント内の複数箇所に設置された各トラ
ップを診断する場合、いずれのトラップを、どのような
順序(経路)で診断(巡回)するのかを、事前に決めて
おくことが、各トラップを効率良く診断する上で、非常
に重要となる。
【0006】即ち、各トラップの用途(例えば乾燥機用
であるのか或いは暖房用であるのか等)や蒸気圧力、更
には使用期間等の各トラップの使用環境(条件)は、各
トラップ毎にそれぞれ異なる。従って、トラップによっ
ては、頻繁に診断を要するものと、そうでないものとが
ある。例えば、主管等のような重要な箇所に設けられて
いるトラップや、過酷な環境の下で使用されているトラ
ップ等については、これらを頻繁に診断する必要があ
る。しかし、補助的に設けられているトラップや、さほ
ど過酷でない環境の下で使用されているトラップ等につ
いては、それほど頻繁に診断する必要はない。このよう
に、各トラップ毎に診断を要する周期が異なるので、全
てのトラップを同じ周期で診断するというのは、非常に
無駄である。よって、この無駄を省くためにも、いずれ
のトラップを診断するのかを事前に決めておく必要があ
る。
【0007】また、各トラップを、例えば手当たり次第
に診断したのでは、同じトラップを複数回重複して診断
したり、或いは診断されないトラップが生じたり、更に
は各トラップを網羅するのに必要以上に歩き回る等によ
り、余計な時間と労力を費やす恐れがある。これを防ぐ
ためにも、各トラップをどのような順序で診断するのか
を事前に決めておく必要がある。
【0008】そこで、従来、作業者は、トラップを診断
する前に、プラント内のどの場所にどのようなトラップ
が設けられているのかが記載された管理台帳を参照し、
この台帳に記載された各トラップのデータを基に、いず
れのトラップを診断するのかを、作業者自信が予め選択
していた。そして、この選択した各トラップの配置位置
を、例えば上記管理台帳とは別に用意した配管図上で確
認すると共に、これら各トラップをどのような順序で診
断すれば各トラップを効率良く網羅できるのかを予め決
めておく。そして、実際に診断を行なう際には、上記配
管図や、例えば上記予め決めた診断順序を記録した紙等
を参照しながら各トラップを診断することによって、効
率の良い診断を実現していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のように、作業者自ら管理台帳を参照して、数多くのト
ラップの中からいずれのトラップを診断するのかを選択
するのは、非常に面倒であり、大変な労力と時間を要す
るという問題がある。また、このような繁雑な作業を、
人手によって行なうため、間違いを起こす可能性が十分
にある。更に、実際に診断を行なう際に、各トラップの
診断順序を確認するために、診断装置とは別に、上記配
管図や、診断順序を記録した紙等を持ち歩かなければな
らないというのは、作業者にとって非常に煩わしいとい
う問題がある。そして、これらの問題は、プラントに設
けられているトラップの数が多いほど、例えばプラント
の規模が大きいほど、顕著になる。
【0010】そこで、本発明は、上記トラップのよう
に、設備を構成する複数の機器のうち、いずれの機器
を、どのような順序で診断するのかを、様々な条件に基
づいて、確実に決定することのできる設備診断順序決定
装置を提供することを目的とする。また、この装置をコ
ンピュータによって実現するための設備診断順序決定プ
ログラムを記録した記録媒体を提供すること、更には、
この設備診断順序決定装置によって決定された診断順序
に従って上記各機器の診断を実施できる設備診断装置を
提供することも、本発明の目的とするところである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、設備
を構成する複数の機器それぞれの詳細データであって上
記各機器それぞれの見出し情報を含む複数の詳細データ
が記憶されたデータ記憶手段と、上記各機器のうち診断
を希望する機器の条件を1以上設定する条件設定手段
と、上記各詳細データのうち上記設定された条件をいず
れか一つまたは全て満足するものを検索する検索手段
と、この検索手段によって検索された各詳細データの一
部または全部を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状
態で出力するデータ出力手段と、を具備するものであ
る。
【0012】なお、ここで言うデータ出力手段とは、上
記詳細データを、例えばディジタルデータ(信号)とし
て外部に出力する手段や、この詳細データに含まれる上
記見出し情報を、例えば画面表示したり、或いは音声で
出力したりする手段等のことを言う。
【0013】本請求項1に記載の発明によれば、条件設
定手段によって、希望の条件、例えば診断対象とする機
器の条件を1以上設定すると、検索手段が、この設定さ
れた条件に応じた機器の詳細データを、データ記憶手段
に記憶された複数のデータの中から検索する。そして、
この検索された各詳細データは、例えば画面表示された
り、或いはデータとして外部に出力される。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の設備診断順序決定装置において、上記検索手段
によって検索された各詳細データを並べ替える並べ替え
手段を設け、上記データ出力手段が、この並べ替え手段
によって順序を並べ替えた後の上記各詳細データの一部
または全部を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態
で出力するように構成されたものである。
【0015】本請求項2に記載の発明によれば、上記請
求項1に記載の発明の設備管理順序決定装置において、
上記検索手段によって検索された各詳細データを、更
に、並べ替え手段によって、所定の順序に並べ替え、例
えばソートしている。そして、このソートした結果を、
例えば画面表示したり、或いはデータとして外部に出力
する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の設備診断順序決定装置において、この
設備診断順序決定装置が、上記各機器として、配管設備
に設けられた複数のトラップを診断する際の診断順序を
決定するものである。
【0017】なお、上記トラップとは、例えば蒸気プラ
ントの配管系に設けられるスチームトラップ、或いは圧
縮空気やガス等の配管系に設けられるエアトラップやガ
ストラップ等のことを言う。
【0018】請求項4に記載の発明は、設備を構成する
複数の機器を診断する際の診断順序を、コンピュータに
よって決定するための設備診断順序決定プログラムを記
録した記録媒体であって、上記各機器のうち診断を希望
する機器の条件を1以上設定させる条件設定手順と、予
め記憶された上記各機器それぞれの詳細データであって
上記各機器それぞれの見出し情報を含む複数の詳細デー
タの中から上記設定された条件をいずれか一つまたは全
て満足するものを検索させる検索手順と、この検索手順
において検索された各詳細データの一部または全部を、
少なくとも上記見出し情報を含んだ状態で出力させるデ
ータ出力手順と、をコンピュータに実行させる設備診断
順序決定プログラムを記録したものである。
【0019】なお、上記記録媒体としては、例えばフレ
キシブル・ディスク(以下、FDと言う。)や、ハード
ディスク、磁気テープ、CD−ROM、光磁気(MO)
ディスク、或いはDVD(ディジタル・バーサタイル・
ディスク)、更には紙テープ等がある。
【0020】本請求項4に記載の発明によれば、コンピ
ュータに、条件設定手順に従って希望の条件を1以上設
定させると、コンピュータは、検索手順に従って、上記
設定された条件に応じた機器の詳細データを、予め記憶
された複数の詳細データの中から検索する。そして、コ
ンピュータは、この検索結果を、例えば画面表示した
り、或いは音声で出力したり、更にはディジタルデータ
として外部に出力する。即ち、本請求項4に記載の発明
の記録媒体に記録された設備診断順序決定プログラムを
コンピュータに実行させることによって、上記請求項1
に記載の発明の設備診断順序決定装置と同様の作用を奏
する。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明の設備診断順序決定プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、上記検索手順
において検索された各詳細データを並べ替える並べ替え
手順を設け、上記データ出力手順が、この並べ替え手順
において順序を並べ替えた後の上記各詳細データの一部
または全部を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態
で出力させる状態に構成されたものである。
【0022】本請求項5に記載の発明によれば、上記請
求項4に記載の発明の設備管理順序決定プログラムにお
いて、上記検索手順に従って検索された各詳細データ
を、更に、並べ替え手順に従って、所定の順序に並べ替
え、例えばソートしている。そして、このソートした結
果を、例えば画面表示したり、或いはデータとして外部
に出力する。即ち、本請求項5に記載の発明の記録媒体
に記録された設備診断順序決定プログラムをコンピュー
タに実行させることによって、上記請求項2に記載の発
明の設備診断順序決定装置と同様の作用を奏する。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明の設備診断順序決定プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、上記
設備診断順序決定プログラムが、上記各機器として、配
管設備に設けられた複数のトラップを診断する際の診断
順序を、コンピュータに決定させるものである。
【0024】請求項7に記載の発明は、設備を構成する
複数の機器を、所定の診断手順に基づいて診断する診断
手段を備えた設備診断装置において、上記各機器それぞ
れの見出し情報が所定の順序で並べられた状態で記憶さ
れている見出し情報記憶手段と、上記各見出し情報のう
ち、まず先頭の見出し情報を呼び出し、その後、外部か
ら見出し情報出力指令が一回与えられる毎に上記先頭の
見出し情報よりも後方の各見出し情報を上記所定の順序
に従って一つずつ順次呼び出す見出し情報呼出手段と、
この見出し情報呼出手段によって呼び出された見出し情
報を出力する見出し情報出力手段と、を具備するもので
ある。
【0025】なお、上記見出し情報記憶手段には、例え
ば、この設備診断装置によってこれから診断しようとす
る機器の見出し情報が記憶されている。また、ここで言
う見出し情報出力手段とは、上記見出し情報を、例えば
画面表示したり、或いは音声で出力したりする手段等の
ことを言う。
【0026】本請求項7に記載の発明によれば、上記所
定の順序で並べられた各見出し情報のうち、まず先頭の
見出し情報が、見出し情報出力手段から出力される。そ
して、外部から見出し情報出力指令を一回与えると、2
番目の見出し情報が、見出し情報出力手段から出力され
る。そして、これ以降、外部から見出し情報出力指令を
一回与える毎に、見出し情報出力手段からは、3番目以
降の見出し情報が、上記所定の順序に従って一つずつ出
力される。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明の設備診断装置において、上記診断手段による上
記各機器の診断が、機器一台について終了する毎に、上
記見出し情報出力指令を生成して、これを上記見出し情
報呼出手段に与える出力指令生成手段、を備えたもので
ある。
【0028】本請求項8に記載の発明によれば、診断手
段による各機器の診断が、機器一台について終了する毎
に、出力指令生成手段が、上記見出し情報出力指令を生
成して、これを上記見出し情報呼出手段に与える。従っ
て、診断手段による各機器の診断が、機器一台について
終了する毎に、上記見出し情報出力手段から出力される
見出し情報が、上記所定の順番に従って順次一つずつ自
動的に更新される。
【0029】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8に記載の発明の設備診断装置において、上記診断手段
が、上記所定の診断手順として、上記各機器それぞれに
専用の診断手順に基づいて上記各機器を診断したとき
に、正確な診断を実現できるものであって、上記各機器
それぞれ専用の複数の診断手順が記憶された手順記憶手
段と、上記見出し情報呼出手段によって上記各見出し情
報のいずれかが呼び出されたとき、この呼び出された見
出し情報に対応する機器専用の診断手順を上記手順記憶
手段から呼び出す手順呼出手段と、この手順呼出手段に
よって呼び出された診断手順を上記所定の診断手順とし
て上記診断手段に設定する手順設定手段と、を備えたも
のである。
【0030】本請求項9に記載の発明においては、各機
器を診断する際、診断手段が、それぞれの機器専用の診
断手順に基づいて診断を行なったときに、正確な診断を
実現する。そこで、本請求項9に記載の発明によれば、
手順呼出手段が、見出し情報呼出手段によって呼び出さ
れている見出し情報、即ち見出し情報出力手段から出力
されている見出し情報に対応する機器専用の診断手順
を、手順記憶手段から呼び出す。そして、この呼び出さ
れた診断手順は、手順設定手段によって、診断手段に設
定され、診断手段は、この設定された診断手順に基づい
て機器の診断を実施する。従って、見出し情報出力手段
から出力される見出し情報と、実際に診断に使用する診
断手順とが、常に対応する。
【0031】請求項10に記載の発明は、請求項7、8
または9に記載の発明の設備診断装置において、請求項
1、2または3に記載の設備診断順序決定装置から出力
される上記各詳細データの一部または全部、または、請
求項4、5または6に記載の記録媒体に記録された設備
診断順序決定プログラムをコンピュータに実行させるこ
とによって該コンピュータから出力される上記各詳細デ
ータの一部または全部、を受信するデータ受信手段と、
この受信した各詳細データに含まれる上記各見出し情報
を、上記見出し情報記憶手段に記憶する記憶制御手段
と、を備えたものである。
【0032】即ち、上記請求項1、2または3に記載の
設備診断順序決定装置によって決定された各機器の診断
順序、或いは、請求項4、5または6に記載の記録媒体
に記録された設備診断順序決定プログラムをコンピュー
タに実行させることによって決定された各機器の診断順
序が、本請求項10に記載の発明の設備診断装置に与え
られる。従って、本請求項10に記載の発明の設備診断
装置によれば、上記請求項1、2または3に記載の設備
診断順序決定装置によって決定された各機器の診断順
序、或いは、請求項4、5または6に記載の記録媒体に
記録された設備診断順序決定プログラムをコンピュータ
に実行させることによって決定された各機器の診断順序
に従って、各機器の見出し情報が、見出し情報出力手段
から出力される。
【0033】請求項11に記載の発明は、請求項7、
8、9または10に記載の設備診断装置において、上記
設備診断装置が、上記各機器として、配管設備に設けら
れた複数のトラップを診断するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明に係る設備診断順序決定装
置及び設備診断装置を、例えば上述したスチームトラッ
プを診断対象とする装置に応用する場合の実施の形態に
ついて、その一例を図1から図10を参照して説明す
る。
【0035】図2は、本実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図である。同図において、1は、図示しないトラ
ップを診断するのに使用する携帯型の診断装置、2は、
上記診断装置1によって各トラップを診断する際の診断
順序を決定する診断順序決定装置、3は、これら各装置
1及び2を相互に接続するための専用のケーブルであ
る。なお、ケーブル3は、診断順序決定装置2によって
各トラップの診断順序を決定したデータを、診断装置1
側に転送するのに使用するものであって、診断装置1に
よって各トラップを診断する際には、このケーブル3は
取り外される。
【0036】この図2の各構成要素のうち、診断装置1
は、上述した特公平4−55260号公報に記載された
トラップ診断装置と同様に、トラップに蒸気漏れが生じ
たとき、これに伴ってトラップの筐体に発生する超音波
振動の振動レベルと、筐体の表面温度(詳しくは、この
表面温度からトラップ内の飽和水蒸気温度を推定し、更
にこの飽和水蒸気温度を飽和水蒸気圧力に換算して得た
トラップ内の蒸気圧力)とから、上記蒸気漏れの有無及
び漏れの程度を自動判定するものである。これを実現す
るために、この診断装置1は、上記振動レベルと表面温
度とを検出するためのプローブ(検出器)11と、この
プローブ11から出力される検出信号を処理して上記蒸
気漏れの有無及び漏れの程度を自動的に判定する装置本
体12と、これら両者を互いに接続するケーブル11a
とで構成されている。
【0037】このうち、プローブ11は、その先端に、
上記振動(レベル)を検出するための図示しない振動セ
ンサと、上記表面温度を検出するための図示しない温度
検出器とを内蔵している。これら各センサは、診断対象
であるトラップの筐体表面にプローブ11の先端を押し
当てることによって、上記振動レベルと表面温度とをそ
れぞれ検出し、これらに応じた検出信号を出力する。そ
して、この検出信号は、ケーブル11aを介して、装置
本体12に供給される。
【0038】装置本体12は、上記検出信号を増幅器1
3で増幅した後、これをA/D変換器14でディジタル
化して得た所謂トラップの診断データが入力されるCP
U15を有している。このCPU15は、入力された診
断データに含まれる上記振動レベルと表面温度との情報
を、例えばROMやRAM構成の記憶部16内に予め記
憶されている蒸気漏洩量との相関関係に基づく相関デー
タDに従って処理する。これによって、上記診断対象で
あるトラップに蒸気漏れが生じているか否か、また蒸気
漏れが生じている場合にはその漏れの程度はどれくらい
かを判定し、その判定結果を、例えば液晶パネル構成の
表示部17に表示すると共に、記憶部16内に保存す
る。
【0039】ところで、この診断装置1は、上記のよう
に、トラップの蒸気漏洩量が上記振動レベル及び表面温
度に相関することを利用して各トラップの診断を行なう
ものであるが、この相関関係は、各トラップの構造の違
いによってそれぞれ異なることが知られている。例え
ば、トラップは、これを動作原理(Trap Type )別に大
別すると、ディスク(DISC)式、バケット(BUCKET)
式、サーモ(THERMO)式、フロート(FLOAT )式及び温
度調節(TEMP.ADJ. )式等に分類できるが、この動作原
理の違いによって、上記相関関係が異なることが知られ
ている。また、これらの動作原理が同じであっても、ト
ラップ内部の最小弁口面積や蒸気流路形状、更には製造
会社等の違いによっても、上記相関関係が異なる。従っ
て、上記相関関係を利用して正確なトラップ診断を実現
するには、各トラップの構造、即ち型式に対応する相関
関係(相関データD)に基づいて、診断を行なう必要が
ある。
【0040】そこで、この診断装置1では、予め複数の
トラップ、例えば一般に市販されている殆ど全てのトラ
ップにそれぞれ対応する(即ちこれら各トラップにそれ
ぞれ専用の)複数の相関データDを、例えば図3に示す
ように、記憶部16内に記憶している。この記憶部16
内には、同図に示すように、例えば上記一般に市販され
ている殆ど全てのトラップの型式名(Model )と、これ
ら各型式にそれぞれ対応する製造会社名(Manufacture
)、上記動作原理(Trap Type )及び相関データ(Dat
a)Dx(x=1、2、・・・)等の様々なデータが、そ
れぞれリスト状に記憶されている。
【0041】そして、実際にトラップ診断を行なう際に
は、例えば複数の押しボタン(キー)構成の操作部18
から、希望の(診断対象となる)トラップ専用の相関デ
ータDを呼び出す旨の命令を入力すれば、CPU15
が、この入力された命令に従って、上記希望のトラップ
専用の相関データDを上記記憶部16内から呼び出す。
そして、CPU15は、この呼び出した相関データDに
基づいて、プローブ11から得られる診断データを処理
し、即ちトラップの診断を行なう。
【0042】なお、CPU15は、上記操作部18から
のキー入力に限らず、次に詳しく説明する診断順序決定
装置2によって決定された各トラップの診断順序に従っ
て、上記相関データDを自動的に順次一つずつ呼び出す
ことができるようにも構成(プログラム)されており、
これが、本実施の形態の一つの大きな特徴である。即
ち、CPU15は、これに接続された入出力インターフ
ェース(以下、I/Oと言う。)回路19及び上述した
ケーブル3を介して、上記診断順序決定装置2側と通信
可能とされている。そして、CPU15は、診断順序決
定装置2によって決定された各トラップの診断順序を表
わすデータを、上記ケーブル3及びI/O回路19を介
して受信し、この受信したデータに従って、上記相関デ
ータDを自動的に順次一つずつ呼び出すようプログラム
されている。この相関データDを呼び出す際のCPU1
5の動作(プログラム)については、後で詳しく説明す
る。
【0043】ここで、診断順序決定装置2について、詳
しく説明する。上述した図2に示すように、この診断順
序決定装置は、CPU(中央演算処理装置)21と、こ
のCPU21に接続された操作部22、表示部23、記
憶部24及びI/O回路25とから成るもので、ハード
ウェア的には、例えばパーソナルコンピュータにより構
成されている。
【0044】なお、操作部22は、例えばキーボード及
びマウスにより構成されており、表示部23は、例えば
CRT(陰極線管)或いはLCD(液晶表示装置)構成
とされている。そして、記憶部24には、後述する各ト
ラップの詳細データ、及びこのコンピュータ2を診断順
序決定装置として機能させるための制御プログラム等が
記憶されている。更に、CPU21は、I/O回路25
と、上述したケーブル3及び診断装置1側のI/O回路
19とを介して、診断装置1側のCPU15と通信可能
とされている。
【0045】ところで、上述した詳細データとは、上記
診断装置1が診断対象とする各トラップ、例えばプラン
ト内に設けられている全てのトラップの詳細なデータ
を、例えば図4に示すようにリスト状に記録したもので
ある。即ち、各トラップがプラント内のどのエリア(例
えば建物やフロア等)に配置されているのかを表わすエ
リア番号(Area)や、各トラップ毎に管理者側で独自に
付与する管理番号(Trap)、及び各トラップの動作原理
(Trap Type )、型式名(Model )、製造会社名(Manu
facture )、用途(Application )、蒸気圧力(Pressu
re)、使用期間(Month of Use)、重要度(Priority)
及び上述した相関データ(Data)Dx(x=1、2、・
・・)が、上記詳細データとして記録されている。更
に、これ以外にも、図示しないが、例えば各トラップの
配置位置の高さ(例えば高所か低所か)や、各トラップ
が設けられている配管系の運転状態(例えば連続運転か
間欠運転か)等の様々なデータも、上記詳細データとし
て記録されている。
【0046】なお、上記詳細データは、例えば操作部2
2の手動入力により記憶部24に記憶される。これ以外
にも、上述した診断装置1側において、この診断装置自
体に上記詳細データを入力し(操作部18の手動入力に
より記憶部16に記憶させ)、この入力(記憶)した詳
細データをコンピュータ2側に転送することもできる
が、これについては本発明の本旨に直接関係しないの
で、ここでは特に詳しく説明しない。なお、このよう
に、操作部22からの手動入力や、診断装置1からのデ
ータ転送により、上記詳細データを記憶部24に記憶す
るという動作は、CPU21が、上述した制御プログラ
ムに従って実行する。
【0047】そして、CPU21が、上記制御プログラ
ムに従って次のように動作することによって、このコン
ピュータ2は、診断順序決定装置として機能する。
【0048】即ち、CPU21は、まず、表示部23の
表示画面に、例えば図1(a)に示すような画面を表示
する。この画面は、プラント内に設けられている全ての
トラップのうち、いずれのトラップを診断対象とするの
かの条件を設定するための画面で、同図に示すように、
この画面上には、複数、例えば6つの小窓(以下、ウィ
ンドウと言う。)41乃至46が、横3列、縦2段で表
示される。なお、この画面上の左側上方に表示されてい
る矢印23aは、カーソルであり、このカーソル23a
は、操作部22を構成するマウスの操作により、画面上
を自由に移動できる。
【0049】上記各ウィンドウ41乃至46のうち、例
えば上段左側のウィンドウ41は、診断対象とするエリ
アを選択(限定)するエリア選択ウィンドウである。こ
のエリア選択ウィンドウ41内には、上述したエリア番
号41a、41a、・・・が、縦1列に並んで表示され
ており、これら各エリア番号41a、41a、・・・の
左横方には、それぞれに対応して正方形のチェック欄4
1b、41b、・・・が表示されている。
【0050】ここで、例えばエリア番号「001」番の
エリアを診断対象として選択する場合には、同図に示す
ように、マウス操作によりエリア番号「001」番のチ
ェック欄41b上にカーソル23aを移動させて、マウ
スの左ボタンを1回押下し、即ちクリックする。これに
よって、このチェック欄41bに、エリア番号「00
1」番のエリアを選択した旨を表わすチェックマークが
入力される。
【0051】更に、このエリア選択ウィンドウ41の枠
外の左側上方には、このウィンドウ41が、エリア選択
ウィンドウであることを表わす「Area」という文字41
cが表示されている。そして、この「Area」という文字
41cの左側横方にも、チェック欄41dが設けられて
いる。このチェック欄41dは、エリア選択ウィンドウ
41内で成されたエリアの選択を、有効とするか否かを
設定するためのもので、同図に示すように、このチェッ
ク欄41dにチェックマークを入力することによって初
めて、上記エリア選択ウィンドウ41内で成されたエリ
アの選択が有効となる。なお、このチェック欄41dに
チェックマークを入力する場合も、このチェック欄41
d上にカーソル23aを移動させて、マウスの左ボタン
をクリックすればよい。
【0052】なお、上記各チェック欄41b、41b、
・・・及び41dに、一度入力したチェックマークを取
り消す場合には、再度、そこにカーソル23aを移動さ
せて、マウスの左ボタンをクリックすればよい。また、
上記では、エリア番号「001」番という一つのエリア
のみを選択する場合について説明したが、複数のエリア
を選択してもよい。
【0053】そして、このエリア選択ウィンドウ41の
右側には、このウィンドウ41内の表示内容を上下にス
クロールするための矢印ボタン41e及び41fが設け
られている。即ち、この上下の矢印ボタン41e及び4
1fを押下すると、ウィンドウ41内の表示内容が上下
にスクロールする。これによって、現在このウィンドウ
41内に表示されている内容の一部が表示されなくな
り、その代わりに、同図には示されていない他のエリア
番号、例えば「006」番以降のエリア番号と、このエ
リア番号に対応するチェック欄とが、このウィンドウ4
1内に新たに表示される。なお、上記矢印ボタン41e
及び41fの間に表示されている長方形の斜線部分41
gは、このウィンドウ41内の表示のスクロール状態を
表わすスクロールバーで、このスクロールバー41g
は、上記表示内容のスクロールに応じて上下に移動す
る。また、このスクロールバー41g上にカーソル23
aを移動させて、マウスの左ボタンをクリックしたまま
の状態で、このスクロールバー41gを上下に移動させ
るようにマウスを動かす、即ちドラッグすることによっ
ても、このウィンドウ41内の表示内容をスクロールす
ることができる。
【0054】そして、上段中央のウィンドウ42は、診
断対象とするトラップの用途を選択する用途選択ウィン
ドウである。即ち、この用途選択ウィンドウ42におい
て、例えば「C-Dryer (シリンダー乾燥機用)」、「Dr
ip(主管用)」、「Heating(暖房用)」、「Process
(装置用)」及び「Tracer(計装用)」等の各種用途の
うち、いずれの用途で使用されているトラップを診断対
象とするのかを選択する。なお、この用途選択ウィンド
ウ42の画面構成は、上記エリア選択ウィンドウ41と
同様であるので、これら同等な部分には末尾に同じ英小
文字(a乃至g)を添えた符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0055】また、上段右側のウィンドウ43は、診断
対象とするトラップが設けられている配管内の蒸気圧力
を選択する圧力選択ウィンドウである。即ち、この圧力
選択ウィンドウ43において、例えば「0−50(0p
si以上50psi未満)」、「50−150(50p
si以上150psi未満)」、「150−300(1
50psi以上300psi未満)」、「300−60
0(300psi以上600psi未満)」及び「>6
00(600psi以上)」等の各圧力(範囲)のう
ち、いずれの圧力の配管に設けられているトラップを診
断対象とするのかを選択する。なお、この圧力選択ウィ
ンドウ43の画面構成は、上記エリア選択ウィンドウ4
1と同様であるので、これら同等な部分には末尾に同じ
英小文字(a乃至g)を添えた符号を付して、その詳細
な説明を省略する。また、上記圧力の単位[psi]
は、一般によく使われる[ポンド/インチ2 ]である。
【0056】更に、下段左側のウィンドウ44は、診断
対象とするトラップの使用期間を選択する使用期間選択
ウィンドウである。即ち、この使用期間選択ウィンドウ
44において、例えば「0−12(12ヶ月未満)」、
「12−24(12ヶ月以上24ヶ月未満)」、「24
−36(24ヶ月以上36ヶ月未満)」、「36−48
(36ヶ月以上48ヶ月未満)」及び「48−60(4
8ヶ月以上60ヶ月未満)」等の各期間のうち、いずれ
の期間使用されているトラップを診断対象とするのかを
選択する。なお、この使用期間選択ウィンドウ44の画
面構成は、上記エリア選択ウィンドウ41と同様である
ので、これら同等な部分には末尾に同じ英小文字(a乃
至g)を添えた符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0057】また、下段中央のウィンドウ45は、診断
対象とするトラップの重要度を選択する重要度選択ウィ
ンドウである。即ち、この重要度選択ウィンドウ45に
おいて、例えば「M-Important (最重要)」、「Import
ant (重要)」、「General(一般)」、「Aux (補
助)」及び「Another (その他:例えば冬季のみ重要
等)」等の各重要度のうち、どれくらい重要度を有する
トラップを診断対象とするのかを選択する。なお、この
重要度選択ウィンドウ45の画面構成は、上記エリア選
択ウィンドウ41と同様であるので、これら同等な部分
には末尾に同じ英小文字(a乃至g)を添えた符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0058】そして、下段右側のウィンドウ46は、診
断対象とするトラップの動作原理を選択する動作原理選
択ウィンドウである。即ち、この動作原理選択ウィンド
ウ46において、例えば「BUCKT (バケット式)」、
「DISC(ディスク式)」、「FLOAT (フロート式)」、
「THERMO(サーモ式)」及び「TEMP.ADJ. (温度調節
式)」等の各動作原理のうち、いずれの原理のトラップ
を診断対象とするのかを選択する。なお、この動作原理
選択ウィンドウ46の画面構成は、上記エリア選択ウィ
ンドウ41と同様であるので、これら同等な部分には末
尾に同じ英小文字(a乃至g)を添えた符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0059】上記各ウィンドウ41乃至46において、
各種条件の設定が終了した後、次に、画面右側上方に表
示された「Select(選択)」ボタン47を押下する(詳
しくは、このボタン47上にカーソル23aを移動させ
て、マウスの左ボタンをクリックする)と、CPU21
は、上記図4に示す詳細データの中から、これら設定さ
れた各条件を全て満足するデータを検索する。例えば、
図1(a)に示す画面表示で「Select」ボタン47を押
下した場合、CPU21は、エリア番号が「001」番
のエリアに設けられており、かつ、用途として「シリン
ダー乾燥機用」、「主管用」、「暖房用」及び「装置
用」に使用され、蒸気圧力が「0psi以上300ps
i未満」の配管に設けられ、使用期間が「12ヶ月未
満」であって、重要度として「最重要」、「重要」及び
「一般」に類するトラップを検索する。
【0060】なお、上記「Select」ボタン47を押下せ
ずに、この「Select」ボタン47の下方に表示されてい
る「Cancel(取り消し)」ボタン48を押下した場合、
CPU21は、図1(a)の画面表示を終了する。ま
た、上記「Cancel」ボタン48の下方に表示されている
「None(選択解除)」ボタン49は、上記各種設定を全
て解除(クリア)するもので、この「None」ボタン49
を押下すると、画面上に表示されている各チェックマー
クが消去されて、上記各種設定が解除される。これとは
逆に、この「None」ボタン49の下方に表示されている
「All (全選択)」ボタン50を押下すると、全てのチ
ェック欄41b、41b、・・・、41d、42b、4
2b、・・・、42d、43b、43b、・・・、43
d、44b、44b、・・・、44d、45b、45
b、・・・、45d、46b、46b、・・・、46d
にチェックマークが入力される。
【0061】上記検索が終了すると、CPU21は、表
示部23の画面表示を、例えば図1(b)に示すような
画面に切り替える。この画面は、上記検索結果、即ち診
断対象として選択された全てのトラップの例えば上述し
たトラップ管理番号51a、51a、・・・とエリア番
号51b、51b、・・・とを表示すると共に、これら
選択された各トラップを、いずれの順序(順番)で診断
するのか、その診断順序を決めるための画面である。
【0062】同図に示すように、この画面上には、左右
に2つのウィンドウ51及び52が、並んで表示され
る。このうち、左側のウィンドウ51に、上記検索され
た各トラップの管理番号51a、51a、・・・が、例
えば番号の小さい順に、上方から下方に縦1列に表示さ
れる。そして、これら各トラップ管理番号51a、51
a、・・・の左横方に、それぞれ各トラップのエリア番
号51b、51b、・・・が表示される。更に、各エリ
ア番号51b、51b、・・・の左横方には、各トラッ
プの動作原理にそれぞれ対応する形状の比較的に小さい
アイコン51c、51c、・・・が表示される。なお、
このウィンドウ51も、上述した図1(a)における各
選択ウィンドウ41乃至46と同様に、その表示内容を
上下にスクロールさせることができる。これを実現する
ため、このウィンドウ51の右側には、スクロール用の
矢印ボタン51d及び51eとスクロールバー51fと
が設けられている。
【0063】ここで、上記左側のウィンドウ51に表示
されている各トラップのうち、例えばトラップ管理番号
51aが「00005」番のトラップを一番最初に診断
しようとする場合、図1(b)に示すように、この「0
0005」番というトラップ管理番号51aの左横方に
表示されたエリア番号51b上にカーソル23aを移動
させて、マウスの左ボタンをクリックする。これによっ
て、このクリックされたエリア番号51bの文字と背景
とが反転表示となり、上記「00005」番のトラップ
が選択されたことを表わす表示となる。
【0064】そして、各ウィンドウ51及び52間に表
示されている4つの矢印ボタン53乃至56のうち、図
5に示すように、一番上方に表示されている右向き矢印
ボタン53を押下する(詳しくは、この右向き矢印ボタ
ン53上にカーソル23aを移動させて、マウスの左ボ
タンをクリックする)。これによって、同図に示すよう
に、上記「00005」番というトラップ管理番号51
aと、これに対応するエリア番号51b及びアイコン5
1cとが、左側のウィンドウ51から右側のウィンドウ
52に移動する。これと同時に、左側のウィンドウ51
においては、上記「00005」番というトラップ管理
番号51aよりも番号の大きい管理番号51a、51
a、・・・と、これれらに対応するエリア番号51b、
51b、・・・及びアイコン51c、51c、・・・と
が、同図に矢印51hで示すように、上方にシフトする
(繰り上がる)。なお、右側のウィンドウ52の枠外の
上方に表示されている「Selected Traps 1」という表示
は、上記「00005」番というトラップが一つ選択さ
れた旨を表わすメッセージである。
【0065】そして、上記「00005」番以外の他の
トラップについても、上記と同様に、診断したい順序に
従って、順次一つずつ選択することによって、表示部2
3の画面表示は、最終的に図6に示すようになる。即
ち、右側のウィンドウ52内に、各トラップの管理番号
51a、51a、・・・と、これらに対応するエリア番
号51b、51b、・・・及びアイコン51c、51
c、・・・とが、選択された順に、上方から下方へと縦
1列に表示される。これと同時に、右側のウィンドウ5
2の枠外の上方に、例えば全部で18個のトラップが選
択された旨を表わす「Selected Traps 18 」というメッ
セージが表示される。そして、上記各トラップの管理番
号51a、51a、・・・と、これらに対応するエリア
番号51b、51b、・・・及びアイコン51c、51
c、・・・とが、全て右側のウィンドウ52に移動した
時点で、左側のウィンドウ51内は空になる。
【0066】なお、図6に示すように、右側のウィンド
ウ52に移動された各トラップの管理番号51a、51
a、・・・と、これらに対応するエリア番号51b、5
1b、・・・及びアイコン51c、51c、・・・と
が、このウィンドウ52内に全て一度に表示できなくな
ったときには、自動的に、ウィンドウ52の右側に、こ
のウィンドウ52内の表示内容をスクロールするための
上下の矢印ボタン52a及び52bと、スクロールバー
52cとが、表示される。一方、左側のウィンドウ51
において、このウィンドウ51内の表示内容をスクロー
ルする必要が無くなった場合には、上述した上下の矢印
ボタン51d及び51eとスクロールバー51fとは、
画面から自動的に消える。
【0067】そして、図6には詳しく示さないが、同図
の状態において、右側のウィンドウ52内に表示された
各トラップの順番を変更したい場合には、その変更した
いトラップの管理番号51aに対応するエリア番号51
b上にカーソル23aを移動させて、ここでマウスの左
ボタンをクリックする。これによって、クリックされた
エリア番号51bの文字と背景とが反転表示となる。そ
して、画面右側に表示されている上下の矢印ボタン57
及び58を押下すると、これに応じて、上記選択したト
ラップの管理番号51aと、これに対応するエリア番号
51b及びアイコン51cとが、上下に移動し、即ち順
序を入れ替えることができる。
【0068】また、右側のウィンドウ52内に表示され
た各トラップのうち、選択を取り消したいトラップがあ
る場合は、その取り消したいトラップの管理番号51a
に対応するエリア番号51b上にカーソル23aを移動
させて、ここでマウスの左ボタンをクリックする。これ
によって、クリックされたエリア番号51bの文字と背
景とが反転表示となる。そして、各ウィンドウ51及び
52間に表示されている各矢印ボタン53乃至56のう
ち、上から2番目の左向き矢印ボタン54を押下する
と、上記取り消したいトラップの管理番号51aと、こ
れに対応するエリア番号51b及びアイコン51cと
が、左側のウィンドウ51に戻り、即ち上記選択を取り
消すことができる。
【0069】更に、上記のように左側のウィンドウ51
内の表示内容を右側のウィンドウ52に一つずつ移動さ
せるのではなく、全ての表示内容を一遍に移動させたい
場合には、各ウィンドウ51及び52間に表示されてい
る各矢印ボタン53乃至56のうち、上から3番目の右
向き矢印が2つ表示されたボタン55を押下すればよ
い。これによって、左側のウィンドウ51内の全ての表
示内容が、そのまま右側のウィンドウ52に、一遍に移
動する。
【0070】これとは逆に、右側のウィンドウ52に移
動させた上記表示内容を、全て左側のウィンドウ51に
戻したいときには、各ウィンドウ51及び52間に表示
されている各矢印ボタン53乃至56のうち、一番下の
ボタン56を押下すればよい。これによって、右側のウ
ィンドウ52内の表示内容が、全て左側のウィンドウ5
1に移動する。
【0071】そして、上記のように、診断対象とする各
トラップの並べ替え、即ちソートが終了した後、図6に
示すように、画面の右側上方に表示されている「Save
(保存)」ボタン59を押下すると、CPU21は、上
記ソートした結果を記憶部24内に記憶(保存)し、こ
れによって、このコンピュータ2によるトラップの診断
順序が決定される。なお、上記「Save」ボタン59を押
下せずに、画面の右側下方に表示されている「Cancel」
ボタン60を押下すると、CPU21は、上記診断順序
決定動作を取り止める。
【0072】なお、上記図1(a)及び図1(b)の画
面構成(CPU21の動作)によれば、図1(a)にお
いて、「All 」ボタン50を押下することによって、全
ての詳細データを検索(選択)した後、この全データの
中から、必要なものを、図1(b)の画面で選択するこ
ともできる。
【0073】以上、コンピュータ2側のCPU21の動
作を、フローチャートで表わすと、例えば図7のように
なる。即ち、上述した図1(a)のように各種条件を設
定した後(ステップS2)、「Select」ボタン47を押
下すると、CPU21は、上記設定された各条件を全て
満足するデータを、上述した図4に示す全詳細データの
中から検索する(ステップS4)。この検索は、例えば
図8に示すフローチャートに従って実行される。
【0074】即ち、CPU21は、上記「Select」ボタ
ン47が押下されたことを認識すると(ステップS20
0)、まず、上記図4の全詳細データを、検索対象とし
て抽出する(ステップS202)。
【0075】そして、図1(a)における「Area」のチ
ェック欄41dがチェックされているか否かを確認する
(ステップS204)。ここで、上記チェック欄41d
がチェックされている場合(YESの場合)、CPU2
1は、上記検索対象として抽出されたデータ、即ち図4
の全詳細データの中から、エリア選択ウィンドウ41内
でチェックされているエリア番号を含むデータを抽出し
て、この抽出したデータを新たな検索対象とする(ステ
ップS206)。これとは逆に、このステップS204
において、「Area」のチェック欄41dがチェックされ
ていない場合(NOの場合)には、CPU21は、ステ
ップS206を飛ばして、次のステップS208へと進
む。
【0076】ステップS208においては、CPU21
は、図1(a)における「Application 」のチェック欄
42dがチェックされているか否かを確認する。ここ
で、上記チェック欄42dがチェックされている場合
(YESの場合)、CPU21は、上記検索対象として
抽出されたデータの中から、用途選択ウィンドウ42内
でチェックされている用途を含むデータを抽出して、こ
の抽出したデータを新たな検索対象とする(ステップS
210)。これとは逆に、このステップS208におい
て、「Application 」のチェック欄42dがチェックさ
れていない場合(NOの場合)には、CPU21は、ス
テップS210を飛ばして、次のステップS212へと
進む。
【0077】ステップS212においては、CPU21
は、図1(a)における「Pressure」のチェック欄43
dがチェックされているか否かを確認する。ここで、上
記チェック欄43dがチェックされている場合(YES
の場合)、CPU21は、上記検索対象として抽出され
たデータの中から、圧力選択ウィンドウ43内でチェッ
クされている圧力を含むデータを抽出して、この抽出し
たデータを新たな検索対象とする(ステップS21
4)。これとは逆に、このステップS212において、
「Pressure」のチェック欄43dがチェックされていな
い場合(NOの場合)には、CPU21は、ステップS
214を飛ばして、次のステップS216へと進む。
【0078】ステップS216においては、CPU21
は、図1(a)における「Month ofUse」のチェック欄
44dがチェックされているか否かを確認する。ここ
で、上記チェック欄44dがチェックされている場合
(YESの場合)、CPU21は、上記検索対象として
抽出されたデータの中から、使用期間選択ウィンドウ4
4内でチェックされている使用期間を含むデータを抽出
して、この抽出したデータを新たな検索対象とする(ス
テップS218)。これとは逆に、このステップS21
6において、「Month of Use」のチェック欄44dがチ
ェックされていない場合(NOの場合)には、CPU2
1は、ステップS218を飛ばして、次のステップS2
20へと進む。
【0079】ステップS220においては、CPU21
は、図1(a)における「Priority」のチェック欄45
dがチェックされているか否かを確認する。ここで、上
記チェック欄45dがチェックされている場合(YES
の場合)、CPU21は、上記検索対象として抽出され
たデータの中から、重要度選択ウィンドウ45内でチェ
ックされている重要度を含むデータを抽出して、この抽
出したデータを新たな検索対象とする(ステップS22
2)。これとは逆に、このステップS220において、
「Priority」のチェック欄45dがチェックされていな
い場合(NOの場合)には、CPU21は、ステップS
222を飛ばして、次のステップS224へと進む。
【0080】ステップS224においては、CPU21
は、図1(a)における「Trap Type 」のチェック欄4
6dがチェックされているか否かを確認する。ここで、
上記チェック欄46dがチェックされている場合(YE
Sの場合)、CPU21は、上記検索対象として抽出さ
れたデータの中から、動作原理選択ウィンドウ46内で
チェックされているトラップの動作原理を含むデータを
抽出して(ステップS226)、このデータ検索ステッ
プS4を終了する。これとは逆に、ステップS224に
おいて、「Trap Type 」のチェック欄46dがチェック
されていない場合(NOの場合)には、CPU21は、
ステップS226を飛ばして、このデータ検索ステップ
S4を終了する。
【0081】そして、CPU21は、上記データ検索ス
テップS4による検索結果、即ち上記図8のフローチャ
ートに従って抽出した各データのトラップ管理番号51
a、51a、・・・と、これらに対応するエリア番号5
1b、51b、・・・及びアイコン51c、51c、・
・・とを、図1(b)に示すように表示する(ステップ
S6)。そして、この抽出したデータを、上述した図5
及び図6に示すように、手動により並べ替えて(ステッ
プS8)、この並べ替えたデータを記憶部24内に保存
して(ステップS10)、この診断順序決定プログラム
を終了する。
【0082】上記のようにコンピュータ2を用いて各ト
ラップの診断順序を決定した後、そのデータを、診断装
置1側に転送する。即ち、図1に示すように、診断装置
1とコンピュータ2とを、専用のケーブル3によって互
いに接続する。そして、詳しく図示しないが、診断装置
1側において、コンピュータ2側からデータを受信する
ための準備を整えた上で、コンピュータ2側から、上記
記憶部24に保存した診断順序データを、診断装置1側
に転送する。これによって、診断装置1側の記憶部16
に、上記診断順序データが記憶される。なお、この診断
順序データには、少なくとも各トラップの管理番号、エ
リア番号及び型式名が含まれ、これらが、特許請求の範
囲に記載の見出し情報に対応する。また、このデータの
送受信は、診断装置1及びコンピュータ2それぞれのC
PU15及び21が、それぞれの記憶部16及び24内
に記憶されている制御プログラムに従って実行する。
【0083】そして、上述したように、診断装置1を、
コンピュータ2(ケーブル3)との接続から切り離し
て、各トラップの診断を実施する。この診断の際、診断
装置1側のCPU15は、例えば図9のフローチャート
に従って動作する。
【0084】CPU15は、上記コンピュータ2から転
送された診断順序のデータに従って、まず、最初のトラ
ップのエリア番号と管理番号と型式名とを、例えば図1
0に示すように表示部17に表示する(ステップS10
2)。同図に示すように、表示部17は、例えば横2行
表示形式のものであって、1行目に「NO(ナンバ
ー)」という文字を表示すると共に、この文字の後方
に、エリア番号17aを表示し、このエリア番号17a
の後に「−(ハイフン)」を付けて、トラップの管理番
号17bを表示する。そして、2行目に、「ケイシキ」
という文字を表示すると共に、この文字の後方に、トラ
ップの型式名17cを表示する。なお、この表示部17
の下方に、操作部18を構成する複数のキーが配置され
ており、表示部17の上方に、プローブ11に繋がるケ
ーブル11aが接続される端子12aが設けられている
が、これらについては、本発明の本旨に直接関係しない
ので、詳しい説明は省略する。
【0085】そして、CPU15は、上記表示部17へ
表示したトラップの型式名17cに対応する相関データ
Dを、上述した図3に示す各トラップデータの中から呼
び出す(ステップS104)。これによって、最初の診
断対象であるトラップ、例えば図10によれば、エリア
番号「001」番内に設けられた管理番号「0000
5」番の型式名「JKL」というトラップ(図示せず)
の筐体表面に、プローブ1の先端を押し当てることによ
って、CPU15は、上記最初のトラップの診断を開始
する(ステップS106)。
【0086】そして、CPU15は、上記最初のトラッ
プの診断が終了すると(ステップS108)、上記コン
ピュータ2から転送された診断順序のデータに基づい
て、次に診断すべきトラップが存在するか否か、言い換
えれば、全てのトラップの診断が終了したか否かを確認
する(ステップS110)。ここで、次に診断すべきト
ラップが存在する場合(NOの場合)は、そのトラップ
のエリア番号17aと管理番号17bと型式名17cと
を、上記図10に示すように表示部17に表示して(ス
テップS112)、ステップS104に戻る。そして、
このステップS104からステップS108までの動作
を、全てのトラップの診断が終了するまで繰り返す。
【0087】上記手順に基づいて全てのトラップの診断
が終了すると(ステップS110においてYESの場
合)、CPU15は、表示部17に、全てのトラップの
診断が終了した旨のメッセージ(図示せず)を表示して
(ステップS114)、この図9のフローチャートに基
づく動作を終了する。
【0088】以上のように、本実施の形態によれば、プ
ラントに設けられている数多くのトラップのうち、希望
の条件に応じたものを抽出して、その診断順序を自由に
決定することができるので、上述した従来技術に比べ
て、遥かに効率の良いトラップ診断を実現できる。
【0089】また、診断装置1側においては、各トラッ
プの診断が終了する毎に、次に診断すべきトラップの情
報(エリア番号17a、管理番号17b及び型式名17
c)が表示部17に表示されるので、この表示内容によ
り、作業者は、各トラップの診断順序を把握できる。こ
れと同時に、表示部17に表示されたトラップ専用の相
関データDが、診断に使用するデータとして自動的に設
定されるので、作業者側で、各トラップ専用の相関デー
タDを呼び出すための操作を行なう必要はない。
【0090】なお、本実施の形態においては、スチーム
トラップを診断対象とする装置について説明したが、ス
チームトラップに限らず、エアトラップやガストラップ
等の他のトラップを診断対象とする装置についても、本
発明を応用できる。勿論、これらトラップに限らず、例
えばバルブや回転機等の他の機器を診断する装置につい
ても、本発明を適用できる。
【0091】また、コンピュータ2側において、診断対
象とするトラップを検索する際、エリア番号、用途、蒸
気圧力、使用期間、重要度、及び動作原理という6つの
条件を、検索条件としたが、これに限らない。例えば、
トラップの型式名や製造会社名、或いはトラップの配置
位置の高さ(例えば高所か低所か)や、トラップが設け
られている配管系の運転状態(例えば連続運転か間欠運
転か)等を、上記検索条件としてもよい。そして、設定
した検索条件を全て満足するものを検索するよう構成
(プログラム)したが、設定した検索条件を一つでも満
足するものを検索するよう構成してもよい。
【0092】更に、上記検索により抽出された各トラッ
プの順番を並べ替えるのに、これを手動で行なったが、
これに限らない。例えば、上述した図4に示す詳細デー
タとして、各トラップの配置位置情報も記録しておき、
この配置位置情報に基づいて、プラントの所定位置、例
えば出入口から近い順番に並べ替える等、様々な条件に
応じて自動的に上記各データをソートするよう構成して
もよい。
【0093】また、診断装置1側における表示部17、
及びコンピュータ2側における表示部23の画面構成
は、上述した各図に限らない。そして、これら表示部1
7及び23による視覚情報のみならず、例えば音声等の
他の情報手段によって、上記各画面表示と同様の内容を
出力してもよい。更に、本実施の形態と同様の作用及び
効果を奏するのであれば、上述した図7乃至図9に示す
各フローチャート以外の手順に基づいて、診断装置1及
びコンピュータ2内の各CPU15及び21を制御して
もよい。
【0094】更に、診断装置1側においては、上述した
ように、トラップの筐体表面温度を検出することによっ
て、トラップ内の蒸気圧力を間接的に求めているが、診
断対象とするトラップ内の正確な蒸気圧力が判っている
場合には、その蒸気圧力を、操作部18から直接入力
(修正)してもよい。このように操作部18から直接蒸
気圧力を入力したとき、CPU15は、上記筐体表面温
度から間接的に求めた蒸気圧力ではなく、上記操作部1
8から直接入力された正確な蒸気圧力と、プローブ11
(振動検出器)によって検出して得た振動レベルとに基
づいて、トラップの診断を行なうよう構成(プログラ
ム)されている。従って、トラップ内の正確な蒸気圧力
が判っている場合には、上記のようにその正確な値を直
接入力することによって、より正確なトラップ診断を実
現できる。
【0095】なお、本実施の形態におけるコンピュータ
2側のCPU21が、特許請求の範囲に記載の検索手段
及び並べ替え手段として機能する。また、このCPU2
1に対して操作部22(マウス)の操作により上述した
各種検索条件を設定することが、特許請求の範囲に記載
の条件設定手段に対応する。そして、記憶部24が、特
許請求の範囲に記載のデータ記憶手段に対応し、表示部
23、及び診断順序データをI/O回路25を介して出
力させることが、データ出力手段に対応する。
【0096】一方、診断装置1側のCPU15が、特許
請求の範囲に記載の診断手段、見出し情報呼出手段、出
力指令生成手段、手順呼出手段、手順設定手段、及び記
憶制御手段としてそれぞれ機能し、このCPU15がI
/O回路19を介して上記コンピュータ2側からの診断
順序データを受信することが、データ受信手段に対応す
る。そして、記憶部16が、見出し情報記憶手段、及び
手順記憶手段に対応する。また、表示部17が、特許請
求の範囲に記載の見出し情報出力手段に対応する。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明のうち請求項1に
記載の発明の設備診断順序決定装置によれば、診断対象
とする機器の条件を1以上設定すると、この設定した条
件に応じた機器の詳細データが、数多くの機器の詳細デ
ータの中から自動的に検索される。そして、この検索さ
れたデータが、例えば画面表示や音声によって出力され
る。このように、数多くの機器の中から、診断対象とす
る機器の条件に応じたものが、自動的に選択されるの
で、この選択作業を人手によって行なうという上述した
従来技術に比べて、希望の(診断したい)機器を容易に
かつ確実に選択できるという効果がある。
【0098】請求項2に記載の発明の設備診断順序決定
装置によれば、上記請求項1に記載の発明の設備管理順
序決定装置において検索した各データを、更に所定の順
序に並べ替えた後、これを画面表示や音声により出力す
る。このように、上記検索した各データを希望の順序に
並べ替えることができるので、各機器の診断順序(経
路)を決定するのに、非常に有効である。
【0099】請求項3に記載の発明の設備診断順序決定
装置によれば、診断対象としてトラップを診断する際の
診断順序を決定する場合においても、上記請求項1及び
2に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0100】請求項4に記載の発明の設備診断順序決定
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、この記録媒体に記録された設備診断順序
決定プログラムをコンピュータに実行させることによっ
て、上記請求項1に記載の発明の設備管理装置と同様の
作用を奏する。よって、上記請求項1に記載の発明と同
様の効果が得られる。
【0101】請求項5に記載の発明の設備診断順序決定
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、この記録媒体に記録された設備診断順序
決定プログラムをコンピュータに実行させることによっ
て、上記請求項2に記載の発明の設備管理装置と同様の
作用を奏する。よって、上記請求項2に記載の発明と同
様の効果が得られる。
【0102】請求項6に記載の発明の設備診断順序決定
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、診断対象としてトラップを診断する際の
診断順序を決定する場合においても、この記録媒体に記
録された設備診断順序決定プログラムをコンピュータに
実行させることによって、上記請求項3に記載の発明と
同様の効果が得られる。
【0103】請求項7に記載の発明の設備診断装置によ
れば、外部から見出し情報出力指令が与えられる毎に、
この設備診断装置によってこれから診断しようとする各
機器の見出し情報が、見出し情報出力手段から、例えば
画面表示や音声によって順次出力される。従って、作業
者は、この見出し情報出力手段から出力される見出し情
報により、どの機器をどのような診断順序に従って診断
すればよいのかを認識できる。よって、上述した従来技
術とは異なり、各機器を診断する際に、配管図や、診断
順序を記録した紙等を持ち歩く必要はないという効果が
ある。
【0104】請求項8に記載の発明の設備診断装置によ
れば、一台の機器の診断が終了する毎に、上記見出し情
報出力指令を生成する出力指令生成手段を設けているの
で、見出し情報出力手段から出力される見出し情報は、
一台の機器についての診断が終了する毎に、一つずつ順
次自動的に更新される。従って、作業者は、上記見出し
情報出力指令のことなどを気にすることなく、上記見出
し情報出力手段から出力される見出し情報に従って、各
機器を一台ずつ診断していくだけで、次にどの機器を診
断すればよいのかを認識できる。
【0105】請求項9に記載の発明の設備診断装置は、
それぞれに専用の診断手順に基づいて診断しなければ正
確に診断することができない機器を、診断対象とするも
のである。これに対して、本請求項9に記載の発明の設
備診断装置によれば、見出し情報出力手段から出力され
る見出し情報と、実際に診断に使用する診断手順とが、
常に対応している。従って、上記のように、それぞれに
専用の診断手順に基づいて診断しなければならない機器
についても、これらを見出し情報出力手段から出力され
る見出し情報に従って診断すれば、正確な診断を実現で
きるという効果がある。
【0106】請求項10に記載の発明の設備診断装置に
よれば、上記請求項1、2または3に記載の設備診断順
序決定装置によって決定された各機器の診断順序、或い
は、上記請求項4、5または6に記載の記録媒体に記録
された設備診断順序決定プログラムをコンピュータに実
行させることによって決定された各機器の診断順序に従
って、各機器を診断できる。即ち、上記請求項1、2ま
たは3に記載の設備診断順序決定装置、或いは、上記請
求項4、5または6に記載の記録媒体に記録された設備
診断順序決定プログラムを実行するコンピュータと、本
請求項10に記載の発明の設備診断装置と、を組み合わ
せることによって、効率的な設備診断を実現できる設備
診断システムを構成できる。
【0107】請求項11に記載の発明の設備診断装置に
よれば、診断対象としてトラップを診断する場合におい
て、上記請求項7乃至10に記載の発明と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略図で、(a)
は、コンピュータにより診断対象とするトラップの条件
を設定する画面を表わす図で、(b)は、(a)におい
て設定された条件を満足するトラップを検索した結果を
表わす図である。
【図2】同実施の形態の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同実施の形態における診断装置側の記憶部に記
憶された各トラップの詳細データを表わす概念図であ
る。
【図4】同実施の形態におけるコンピュータ側の記憶部
に記憶された各トラップの詳細データを表わす概念図で
ある。
【図5】図1(b)に示す検索結果を並べ替える手順を
説明するための図である。
【図6】図5と同様の手順で上記検索結果を全て並べ替
えた状態を表わす図である。
【図7】同実施の形態におけるコンピュータ側のCPU
の動作を表わすフローチャートである。
【図8】図7におけるデータ検索ステップをより詳細に
表わしたフローチャートである。
【図9】同実施の形態における診断装置側のCPUの動
作を表わすフローチャートである。
【図10】同実施の形態における診断装置の外観正面図
である。
【符号の説明】
1 診断装置 2 診断順序決定装置(コンピュータ) 15、21 CPU 16、24 記憶部 17、23 表示部 18、22 操作部 ステップS2 条件設定手順 ステップS4 検索手順 ステップS6 データ出力手順 ステップS8 並べ替え手順

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備を構成する複数の機器それぞれの詳
    細データであって、上記各機器それぞれの見出し情報を
    含む複数の詳細データが記憶されたデータ記憶手段と、 上記各機器のうち、診断を希望する機器の条件を1以上
    設定する条件設定手段と、 上記各詳細データのうち、上記設定された条件をいずれ
    か一つまたは全て満足するものを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された各詳細データの一部ま
    たは全部を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態で
    出力するデータ出力手段と、を具備する設備診断順序決
    定装置。
  2. 【請求項2】 上記検索手段によって検索された各詳細
    データを並べ替える並べ替え手段を設け、 上記データ出力手段が、この並べ替え手段によって順序
    を並べ替えた後の上記各詳細データの一部または全部
    を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態で出力する
    状態に構成された請求項1に記載の設備診断順序決定装
    置。
  3. 【請求項3】 上記設備診断順序決定装置が、上記各機
    器として、配管設備に設けられた複数のトラップを診断
    する際の診断順序を決定する請求項1または2に記載の
    設備診断順序決定装置。
  4. 【請求項4】 設備を構成する複数の機器を診断する際
    の診断順序を、コンピュータによって決定するための設
    備診断順序決定プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 上記各機器のうち、診断を希望する機器の条件を1以上
    設定させる条件設定手順と、 予め記憶された上記各機器それぞれの詳細データであっ
    て、上記各機器それぞれの見出し情報を含む複数の詳細
    データの中から、上記設定された条件をいずれか一つま
    たは全て満足するものを検索させる検索手順と、 この検索手順において検索された各詳細データの一部ま
    たは全部を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態で
    出力させるデータ出力手順と、 をコンピュータに実行させる設備診断順序決定プログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記検索手順において検索された各詳細
    データを並べ替える並べ替え手順を設け、 上記データ出力手順が、この並べ替え手順において順序
    を並べ替えた後の上記各詳細データの一部または全部
    を、少なくとも上記見出し情報を含んだ状態で出力させ
    る状態に構成された請求項4に記載の設備診断順序決定
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 上記設備診断順序決定プログラムが、上
    記各機器として、配管設備に設けられた複数のトラップ
    を診断する際の診断順序を、コンピュータによって決定
    する請求項4または5に記載の設備診断順序決定プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 設備を構成する複数の機器を、所定の診
    断手順に基づいて診断する診断手段を備えた設備診断装
    置において、 上記各機器それぞれの見出し情報が所定の順序に並べら
    れた状態で記憶されている見出し情報記憶手段と、 上記各見出し情報のうち、先頭の見出し情報を呼び出
    し、その後、外部から見出し情報出力指令が一回与えら
    れる毎に、上記先頭の見出し情報よりも後方の各見出し
    情報を、上記所定の順序に従って一つずつ順次呼び出す
    見出し情報呼出手段と、 この見出し情報呼出手段によって呼び出された見出し情
    報を出力する見出し情報出力手段と、を具備する設備診
    断装置。
  8. 【請求項8】 上記診断手段による上記各機器の診断
    が、機器一台について終了する毎に、上記見出し情報出
    力指令を生成して、これを上記見出し情報呼出手段に与
    える出力指令生成手段、を備えた請求項7に記載の設備
    診断装置。
  9. 【請求項9】 上記診断手段が、上記所定の診断手順と
    して、上記各機器それぞれに専用の診断手順に基づいて
    上記各機器を診断したときに、正確な診断を実現できる
    ものであって、 上記各機器それぞれ専用の複数の診断手順が記憶された
    手順記憶手段と、 上記見出し情報呼出手段によって上記各見出し情報のい
    ずれかが呼び出されたとき、この呼び出された見出し情
    報に対応する機器専用の診断手順を上記手順記憶手段か
    ら呼び出す手順呼出手段と、 この手順呼出手段によって呼び出された診断手順を上記
    所定の診断手順として上記診断手段に設定する手順設定
    手段と、を備えた請求項7または8に記載の設備診断装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1、2または3に記載の設備診
    断順序決定装置から出力される上記各詳細データの一部
    または全部、または、請求項4、5または6に記載の記
    録媒体に記録された設備診断順序決定プログラムをコン
    ピュータに実行させることによって該コンピュータから
    出力される上記各詳細データの一部または全部、を受信
    するデータ受信手段と、 この受信した各詳細データに含まれる上記各見出し情報
    を、上記見出し情報記憶手段に記憶する記憶制御手段
    と、を備えた請求項7、8または9に記載の設備診断装
    置。
  11. 【請求項11】 上記設備診断装置が、上記各機器とし
    て、配管設備に設けられた複数のトラップを診断する請
    求項7、8、9または10に記載の設備診断装置。
JP20732397A 1997-07-15 1997-07-15 設備診断順序決定装置及び設備診断順序決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに設備診断装置 Pending JPH1139028A (ja)

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JP20732397A JPH1139028A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 設備診断順序決定装置及び設備診断順序決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに設備診断装置
JP20732197A JPH1139030A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 設備管理装置及び設備管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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PT02079868T PT1296208E (pt) 1997-07-15 1998-07-09 Dispositivo de descarga de lubrificante
ES02079868T ES2278872T3 (es) 1997-07-15 1998-07-09 Sistema de visualizacion de equipos.
PT98305455T PT892326E (pt) 1997-07-15 1998-07-09 Sistema de inspeccao, avaliacao e gestao de equipamento
DK02079868T DK1296208T3 (da) 1997-07-15 1998-07-09 Udstyrsvisningssystem
DE69836390T DE69836390T2 (de) 1997-07-15 1998-07-09 System zur Inspektion, Bewertung und Verwaltung von Ausrüstungen
DE69839456T DE69839456D1 (de) 1997-07-15 1998-07-09 System zur Inspektion, Bewertung und Verwaltung von Ausrüstungen
EP02079212A EP1280026B1 (en) 1997-07-15 1998-07-09 Equipment inspection, evaluation and management system
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ES02079211T ES2305178T3 (es) 1997-07-15 1998-07-09 Sistema de inspeccion, evaluacion y gestion de equipos.
EP02079869A EP1296209B1 (en) 1997-07-15 1998-07-09 Steam trap inspection and evaluation system
PT02079869T PT1296209E (pt) 1997-07-15 1998-07-09 Sistema de inspeccao e avaliacao de purgadores de agua de condensacao de vapor
PT02079212T PT1280026E (pt) 1997-07-15 1998-07-09 Sistema de inspecção, avaliação e gestão de equipamento
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