JP2002341989A - データ選択方法 - Google Patents

データ選択方法

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JP2002341989A
JP2002341989A JP2001147676A JP2001147676A JP2002341989A JP 2002341989 A JP2002341989 A JP 2002341989A JP 2001147676 A JP2001147676 A JP 2001147676A JP 2001147676 A JP2001147676 A JP 2001147676A JP 2002341989 A JP2002341989 A JP 2002341989A
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Norihiko Matsuura
憲彦 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな表示画面スペースに対応することがで
き、なおかつ、必要なデータ選択時の操作が容易で誤操
作が起こりにくいデータ選択方法を提供する。 【解決手段】 このデータ選択方法では、ユーザは、デ
ータ処理実行ウインドウ11において、リストボックス
14内にある候補外データ検索用項目18をカーソル1
7で指示,クリックするだけで、リストボックス14内
に一覧表示されていない選択候補外のデータを検索する
機能を実行できる。したがって、データ表示領域とは別
に配置されている機能の異なる実行ボタンとの混同を回
避できると同時に、カーソル17の移動が少なくてす
み、操作性を向上できる。また、データ処理実行ウイン
ドウ11内に専用の候補外データ検索ボタンを配置する
必要も無くなるので、小さな画面スペースで、データ選
択機能を搭載することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ処理装置
におけるデータ選択方法に関し、必要なデータを容易に
選択するためのデータ選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、パーソナルコンピュータ
等において構築されているデータ処理装置において、ユ
ーザが選択したデータをキーワードとして実行する検索
処理や、ユーザが選択したデータに応じた処理の分岐等
のために利用するデータ選択処理は、以下のように実現
されている。
【0003】図6に示すように、データ処理実行ウイン
ドウ21内の選択された項目を表示するための選択デー
タ表示領域22の右端に設けられたリスト表示ボタン2
3をカーソル27で指示し、クリックすることによっ
て、選択候補データリストをリストボックス24に表示
する。そして、そのリストの中から必要なデータを選択
させる機能が設けられている。これにより、いちいちデ
ータの入力や絞り込み検索等の処理を行わずに必要なデ
ータを選択することができる。
【0004】また、図6において、リストボックス24
の右端に設けられたスクロールバー25は、リストボッ
クス24内に表示しきれない選択候補データがある場合
に機能する。つまり、カーソル27によって、上下スク
ロールボタン25bをドラッグして移動させることや、
上スクロールボタン25a,下スクロールボタン25c
をクリックすることで、選択候補データリストの表示を
上下にスクロールさせることができ、必要な選択候補デ
ータをリストボックス24内に表示できる。
【0005】図6に示すウインドウ21では、或る都道
府県名を選択する場面を想定しているが、このとき、リ
ストボックス24の表示行数に比べて、選択候補データ
の数が多ければ多いほど、必要とするデータを選択する
までに、スクロールバー25を操作する回数が増えて効
率が悪い。このことから、操作を最小限に抑えるため
に、希にしか利用されないデータを選択候補リストから
除外することが行われる。
【0006】例えば、地域などの限定条件を設けること
で、リストボックス24ヘリストする選択候補データの
個数を絞って表示するのが一般的である。そして、選択
候補としてリストされていない他の地域の都道府県名デ
ータを選択するには、スクロールバー25の右側に設け
られた候補外データ検索ボタン26をカーソル27で指
示し、クリックすることで、全都道府県名の中から絞り
込み検索等の処理を行うことを可能として、必要とする
データを選択する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のデ
ータ選択方法では、リストボックス24の中に最初に表
示しておくのは、選択候補リストの一番上にある選択候
補データである。そして、リストボックス24中に表示
することのできる選択候補データを全て確認し、その中
に必要とする選択候補データが見つからなかった場合、
図7に示すように、カーソル27は、スクロールバー2
5の下方に移動されている。
【0008】したがって、続いて、選択候補外データを
選択するには、このカーソル27を、図7において破線
矢印で示すように、候補外データ検索ボタン26付近の
位置まで移動させなければならない。このように、上記
従来のデータ選択方法では、カーソル移動量が多くな
り、操作に手間がかかるという問題があった。
【0009】また、近年、PDA(Personal Digital
Assistant)等に代表される情報端末の進歩はめざまし
く、よりサイズの小さなものが普及するようになってい
る。このため、データ処理装置におけるデータ選択方法
も、より小さく、なおかつ使い勝手のよいものが求めら
れている。
【0010】これに対し、上記従来のデータ選択方法で
は、候補外データ検索ボタン26を操作する必要がない
場合にも、検索ボタン26を表示せざるを得なかった。
また、検索ボタン26の表示領域をデータ処理実行ウイ
ンドウ21内に設けなければならないから、画面サイズ
が小さな情報端末では、表示スペースが不足し、データ
処理実行ウインドウの搭載が困難であった。
【0011】さらに、選択されたデータキーワードとし
て実行する検索処理データに応じた処理の分岐等を実行
する実行ボタン28と、常時表示されている候補外デー
タ検索ボタン26とを間違えて指示してしまう誤操作が
起り易く、作業効率の低下が起こり易いという問題があ
った。
【0012】そこで、この発明の目的は、小さな表示画
面スペースに対応することができ、なおかつ、必要なデ
ータ選択時の操作が容易で誤操作が起こりにくいデータ
選択方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のデータ選択方法は、データ表示領域に、
複数の選択候補データを一覧表示し、このデータ表示領
域の中から、必要とするデータを指示して選択するデー
タ選択方法において、上記データ表示領域に、上記複数
の選択候補データと一緒に、上記複数の選択候補データ
以外の候補外データを選択するための項目を表示し、上
記候補外データを選択するための項目を指示することに
よって、上記候補外データを選択する機能を実行するこ
とを特徴としている。
【0014】この発明のデータ選択方法では、上記デー
タ表示領域に上記候補外データを選択するための項目を
表示するから、上記データ表示領域における上記候補外
データを選択するための項目を指示することによって、
一覧表示されていない選択候補外のデータを検索するた
めの機能を実行することができる。
【0015】したがって、この発明によれば、従来とは
異なり、データ表示領域とは別に配置されている候補外
データ検索ボタンを指示する必要がないことから、カー
ソルの移動量が少なく、操作性を向上できる。また、候
補外データを検索するための特別なボタンを、データ処
理実行ウインドウ内に配置する必要もなくなるので、従
来より小さな画面スペースで、データ選択機能を搭載可
能となる。
【0016】また、ユーザによる通常の選択方法では、
まず、選択候補として表示されているリストの中から必
要な項目を見つける作業を行い、そのリストの中から見
つけた項目を選択する。一方、もしそのリストの中に必
要な項目が無い場合には、候補外データを選択する機能
を実行し、その処理の中で必要な項目を選択することに
なる。
【0017】また、一実施形態のデータ選択方法は、上
記データ選択方法において、スクロールバーで、上記デ
ータ表示領域に一覧表示されている選択候補の表示を制
御し、このスクロールバーの移動を監視し、全ての選択
候補データが表示されたことを検出した場合にのみ、上
記候補外データを選択する項目を上記データ表示領域に
表示する。
【0018】この実施形態のデータ選択方法では、一覧
表示されている選択候補の中に必要とするデータがない
と分かった時点で、候補外データを選択する項目が表示
される。したがって、ユーザは、選択候補データの参照
中に、間違えて候補外データを選択する機能を選択して
しまう操作ミスをなくすことができる。
【0019】なお、一覧候補としてリストされている項
目は選択時に指示する項目であり、リスト以外に配置さ
れているボタンは、選択したデータを用いて処理を実行
する際に指示することだけに利用するというように、機
能別に表示エリアを切り分けることができる。これによ
り、ボタンの機能を勘違いし難くなり、従来に比べて、
ボタンの押し間違い操作ミスを起こり難くすることがで
きる。
【0020】また、一実施形態のデータ選択方法は、ス
クロールバーで、上記データ表示領域に一覧表示されて
いる選択候補の表示を制御し、このスクロールバーの移
動に伴って、上記候補外データを選択する項目の表示位
置を制御する。
【0021】この実施形態では、ユーザが、スクロール
バーを使用してデータ表示領域に表示されている部分を
移動させているとき、その移動方向や量を考慮して、上
記候補外データを選択する項目の表示位置を制御するこ
とが可能となる。たとえば、上記候補外データを選択す
る項目を、常に、データ表示領域内に位置させることが
できる。
【0022】また、一覧表示されている選択候補の中に
必要とするデータがないことが、ユーザが分かった時点
で、上記候補外データを選択する項目を、カーソルの近
傍の所定位置に配置することによって、従来よりも少な
いカーソルの移動量で、候補外データを選択する機能を
実行することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明のデータ選択方法
の実施の形態の一例を図面を用いて説明する。
【0024】図1に、この発明のデータ選択方法を実行
するコンピュータシステムの電気的構成を示す。
【0025】図1において、41はキーボードなどのキ
ー入力装置、42はマウスなどに代表されるポインティ
ングデバイス、43はコンピュータの中央処理装置(C
PU)、44はコンピュータにおけるROM(リード・オ
ンリ・メモリ)およびRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)からなる主記憶装置(ICメモリ)である。また、4
5はCRTなどの表示装置、46は磁気記憶媒体などか
らなる外部記憶装置である。この外部記憶装置46は、
データ選択処理プログラム46a、選択候補リスト46
b、候補外データ検索プログラム46c、その他に全選
択リスト46dなどを格納している。
【0026】なお、外部記憶装置46は、ネットワーク
を介して接続された装置や機器に記憶されたもの(プロ
グラムやデータ)を使用する構成としてもよい。
【0027】次に、この発明のデータ選択方法を実行す
る上記コンピュータシステムの動作を、図2に示すデー
タ処理実行ウインドウ11と、図3に示す選択候補外デ
ータを選択する機能を実行する候補外データ選択ウイン
ドウ51と、図4および図5に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0028】この実施形態のデータ選択方法は、ユーザ
が選択したデータを利用して処理を行う必要がある場合
に適用される。このユーザは、上記キー入力装置41や
ポインティングデバイス42を用いて、中央処理装置4
3へ所定の指令を行う。これにより、この中央処理装置
43は、外部記憶装置46からデータ選択処理プログラ
ム46aを主記憶装置44へ読み込み、表示装置45へ
図2に示すデータ処理実行ウインドウ11を表示する。
これにより、データ選択処理を開始することとなる。
【0029】この実施の形態では、ユーザが都道府県名
を選択する一例を、図4,図5のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0030】まず、図4のステップS1において、中央
処理装置43は、マウス等のポインティングデバイス4
2で操作されるカーソル17によって、データ処理実行
ウインドウ11の選択データ表示領域12に隣接してい
るリスト表示ボタン13が指示されてクリックされたか
否かを判断する。リスト表示ボタン13が指示されクリ
ックされたと判断した場合には、外部記憶装置46に格
納されている選択候補リスト46bを読み出し、主記憶
装置44へ選択候補データリストとして記憶する(ステ
ップS2)。ここでの選択候補データとは、ユーザが頻
繁に使用する都道府県名であり、この実施の形態では近
畿地方の都道府県名である。なお、上記カーソル17の
操作は、上述したように、ポインティングデバイス42
としてのマウスを用いるか、あるいはキー入力装置41
を使用して行われる。また、図2の選択データ表示領域
12とリストボックス14がデータ表示領域である。
【0031】次に、中央処理装置43は、選択候補デー
タリストの中のどこに候補外データ検索用項目18を表
示するかを指示する初期位置を決定する(ステップS
3)。この初期位置は、リストボックス14のどの位置
に指定されていてもよい。なお、この候補外データ検索
用項目18は、後述する例のように、最初は存在しなく
ても構わない。ここでは、図2に示すように、候補外デ
ータ検索用項目18がリストボックス14の一番下に位
置指定されているとして説明する。
【0032】このステップS3で決定された項目18の
初期位置を元に、中央処理装置43は、主記憶装置44
に記憶されている選択候補データリスト中に候補外デー
タ検索用項目18を挿入したリストを表示用リストとし
て主記憶装置44に記憶する(ステップS4)。そして、
この表示用リストの各項目をリストボックス14に表示
する(ステップS5)。
【0033】このリストボックス14の表示行数に比べ
て、上記表示用リストの全項目数が多い場合には、リス
トボックス14には上記表示用リストの全項目の一部を
表示させ、表示されていない項目をリストボックス14
へ表示させるには、ユーザは、スクロールバー15を操
作することになる。このスクロールバー15については
後述する。
【0034】一方、リストボックス14に、上記表示用
リストの全ての項目が表示されている場合には、スクロ
ールバー15は機能しないようになっており、スクロー
ル指示の検出(ステップS6)では、スクロール指示はな
いと判断され、ステップS7へ移行する。ここで、リス
トボックス14内のいずれかの項目の指示が行われたか
否かが判断され(ステップS7)、項目の指示が行われて
いない場合はステップS6へ移行し、項目の指示が行わ
れた場合には、指示された項目が候補外データ検索用項
目18か否かが判断される(ステップS8)。
【0035】ステップS8において、指示された項目が
候補外データ検索用項目18であった場合、ステップS
9に進み、中央処理装置43は、外部記憶装置46から
候補外データ検索プログラム46cと全選択リスト46
dを主記憶装置44へ読み込む。これにより、中央処理
装置43は、例えば、図3に示すように、選択候補外デ
ータを選択する処理を実行する候補外データ選択ウイン
ドウ51を表示装置45へ表示して、候補外データの選
択処理を実行する。
【0036】ここで、候補外データとは、選択候補デー
タすなわち近畿地方の都道府県名以外の都道府県名を指
すが、この候補外データ選択処理は、選択候補データと
候補外データの両方を含む全選択データからの選択処理
であっても構わない。
【0037】この候補外データ選択処理では、選択処理
の簡便化を図るため、たとえば、図3では、地域によっ
て都道府県名を絞り込むための地域選択領域52を設け
ている。この地域選択領域52のボタン52aをカーソ
ル17で指示しクリックすることで、地域選択領域52
から必要とする地域を選択すると、その地域の都道府県
名が都道府県名選択リスト表示領域53ヘリスト表示さ
れる。
【0038】ユーザが、キー入力装置41やポインティ
ングデバイス42を用いて、このリスト表示領域53に
表示されているリストの中から必要としている都道府県
名を選択,指示することによって、中央処理装置43
は、選択データ表示領域54へ選択された都道府県名を
表示する。これにより、必要としている或る1つの都道
府県が絞り込まれたことを確認できる。さらに、ユーザ
は、キー入力装置41やポインティングデバイス42を
用いて、選択データ決定ボタン55を、例えば、カーソ
ル17で指示しクリックする。これにより、中央処理装
置43は、候補外データ選択ウインドウ51上で決定さ
れた都道府県をユーザの必要とするデータとして、デー
タ処理実行ウインドウ11の選択データ表示領域12へ
表示する(ステップS10)。これにより、選択処理を終
了する。
【0039】また、ステップS8で指示された項目が、
候補外データ検索用項目18以外の場合には、中央処理
装置43は、指示された項目をユーザの選択データとし
て、選択データ表示領域12へ表示し(ステップS1
0)、選択処理を終了する。
【0040】この後、ユーザは、キー入力装置41やポ
インティングデバイス42を用いて、データ処理実行ウ
インドウ11に配置されている実行ボタン16をカーソ
ル17で指示しクリックする。これにより、このコンピ
ュータシステムでは、上記選択されたデータを、キーワ
ードとして実行する検索処理や、データに応じた処理の
分岐等のために利用するデータ選択処理において使用す
ることができる。
【0041】なお、上記ステップS5において、リスト
ボックス14に表示可能な行数に比べて、表示用リスト
の項目数が多い場合、リストボックス14には項目の一
部を表示させる。そして、リストボックス14に表示さ
れていない項目をリストボックス14へ表示させるため
には、ユーザは、キー入力装置41やポインティングデ
バイス42を用いて、スクロールバー15を操作する。
これにより、リストボックス14中の項目を上下にスク
ロールさせて、所望の最適な表示を得ることができる
(ステップS6,ステップS11)。
【0042】図2に示すように、スクロールバー15
は、上スクロールボタン15a、上下スクロールボタン
15b、下スクロールボタン15cの3つのボタンから
構成されており、ユーザは、カーソル17を用いて、ボ
タン15aを指示しクリックすることでリストボックス
14における表示を上にスクロールすることができ、ボ
タン15cを指示しクリックすることで表示を下にスク
ロールすることができる。また、ボタン15bを上下に
ドラッグすることで、リストボックス14における表示
を上下にスクロールさせることができる。
【0043】このステップS11では、上記スクロール
に対応して、中央処理装置43は、リストボックス14
内における候補外データ検索用項目18の表示位置を所
定の位置に設定する。具体的には、図2に例示している
ように、候補外データ検索用項目18は、リストボック
ス14の一番下に位置指定される。なお、中央処理装置
43は、上記スクロールに対応して、上記候補外データ
検索用項目18を表示するか否かを決めるようにしても
よい。このステップS11での動作については、次の図
5のフローチャートの説明においてより詳細に説明す
る。
【0044】図5に示す選択データ決定フローチャート
を参照して、ユーザが、必要としている選択データを、
上記リストボックス14の中から得るための操作を説明
する。
【0045】まず、ステップS21において、ユーザ
は、現在リストボックス14に表示されている選択候補
データを確認する。そして、必要としている選択データ
がリストボックス14中にあるか否かを判断する(ステ
ップS22)。その結果、もし、このリストボックス1
4中に目的の選択データが見つかった場合には、その選
択データを指示し、必要とする選択データを決定するこ
とになる(ステップS25)。この選択データを指示する
とは、たとえば、ユーザがポインティングデバイス42
としてのマウスを用い、カーソル17で選択データを指
示してクリック操作することでなされる。なお、ポイン
ティングデバイス42に替えて、キー入力装置41を使
用してもよい。
【0046】一方、ステップS22において、目的の選
択データが見つからなかった場合には、全ての選択候補
データを確認し終わったか否かを判断し(ステップS2
3)、未確認の選択候補データが残っている場合には、
カーソル17を操作し、スクロールバー15を指示して
表示されていない選択候補データがリストボックス14
の中に表示される状態にする(ステップS26)。上記カ
ーソル17の操作は、上述したように、ポインティング
デバイス42としてのマウスを用いるか、あるいはキー
入力装置41を使用して行われる。続いて、ステップS
21以降の処理を続行する。
【0047】一方、中央処理装置43は、ステップS2
3において、全ての選択候補データを確認し終わったと
判断した場合には、候補外データ検索用項目18を選択
して、上記説明したのと同様に、図3に示す選択候補外
データを選択する機能を実行する候補外データ選択ウイ
ンドウ51を用いて、候補外データ選択処理を実行する
(ステップS24)。このステップS24の処理内容によ
って、ユーザは、必要とする選択データを決定すること
になる。
【0048】ところで、上記ステップS23において、
ユーザが全ての選択候補データが未だ確認されていない
場合には、中央処理装置43は、まだ必要ではない候補
外データ検索用項目18をデータ処理実行ウインドウ1
1に表示しない制御を行うこととしてもよい(図4のス
テップS11)。この場合、中央処理装置43が、ユー
ザが全ての選択候補データを確認したと判断したときに
は、中央処理装置43は、データ処理実行ウインドウ1
1を制御して、直ちに、候補外データ検索用項目18を
リストボックス14内に表示する。これにより、ユーザ
は、候補外データ選択処理を実行するための候補外デー
タ検索用項目18を直ちに選択できる。
【0049】上記制御を行うには、図1のコンピュータ
システムは、スクロールバー15の動作を監視し、全て
の選択候補が表示されたことを検出する機構を備え、こ
の検出機構でもって、ステップS23において、ユーザ
が、全ての選択候補項目を確認したか否かを検出する。
そして、中央処理装置43は、図4のフローチャートの
ステップS6において、スクロール指示があった場合、
全ての選択候補項目が表示されたことを上記検出機構で
検出したときに限り、候補外データ検索用項目18をリ
ストボックス14内の所定の場所へ表示する。この動作
は、図4のステップS11に対応する。
【0050】なお、図1のコンピュータシステムにおい
て、候補外データ検索用項目18を、リストボックス1
4の中に常に表示させる常時表示機構を備えてもよい。
この場合には、中央処理装置43は、スクロール指示の
方向を判断し、候補外データ検索用項目18の表示位置
を制御し、リストボックス14の中に上記候補外データ
検索用項目18を常に表示する。
【0051】この実施形態によれば、ユーザは、データ
処理実行ウインドウ11において、上記リストボックス
14内にある候補外データ検索用項目18を指示するだ
けで、リストボックス14内に一覧表示されていない選
択候補外のデータを検索する機能を実行できる。したが
って、従来のようにデータ表示領域とは別に配置されて
いる候補外データ検索ボタンを指示する必要がなくな
り、カーソル17の移動が少なくてすみ、操作性を向上
できる。また、データ処理実行ウインドウ11内に専用
の候補外データ検索ボタンを配置する必要も無くなるの
で、従来よりも小さな画面スペースで、データ選択機能
を搭載することが可能となる。
【0052】なお、データ選択時に指示するのは、リス
トボックス14内に一覧候補としてリストされている項
目のみであり、このリストボックス14以外に配置され
ているボタン16は、選択したデータを用いて、所定の
処理を実行するための指示のみに利用する。したがっ
て、機能に応じた表示エリアの切り分けができるので、
従来のように、ボタンの機能を勘違いして起こる押し間
違い等の操作ミスをなくすことができる。
【0053】また、この実施形態によれば、ユーザは、
リストボックス14内に一覧表示されている選択候補の
中に必要とするデータがないと分かった時点で、リスト
ボックス14内に表示される候補外データ検索用項目1
8を利用することができる。これにより、間違えて候補
外データを選択する機能を選択してしまう操作ミスをな
くすことができる。
【0054】また、この実施形態によれば、ユーザは、
スクロールバー15を使用して、リストボックス14に
表示されているデータを移動させているとき、その移動
方向や量に応じて、上記候補外データ検索用項目18の
表示位置を制御することによって、上記項目18を常
時、リストボックス14内に位置させることができる。
したがって、ユーザは、リストボックス14内に一覧表
示されている選択候補の中に必要とするデータがないと
分かった時点で、上記項目18を、直ちに指示すること
ができる。例えば、上記項目18を、カーソル17の近
傍の所定位置に配置するように制御することで、さらに
カーソル17の移動量も少なくてすみ、候補外データを
選択する機能を容易に実行できる。
【0055】尚、上記実施形態では、選択するデータを
都道府県名としたが、選択するデータは、どのようなデ
ータにも適用できることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のデ
ータ選択方法は、複数の選択候補データを一覧表示させ
るデータ表示領域に、上記複数の選択候補データ以外の
候補外データを選択するための項目を表示するから、上
記データ表示領域における上記候補外データを選択する
ための項目を指示することによって、一覧表示されてい
ない選択候補外のデータを検索するための機能を実行す
ることができる。したがって、この発明によれば、従来
とは異なり、データ表示領域とは別に配置されている候
補外データ検索ボタンを指示する必要がないことから、
カーソルの移動量が少なく、操作性を向上できる。ま
た、候補外データを検索するための特別なボタンを、デ
ータ処理実行ウインドウ内に配置する必要もなくなるの
で、従来より小さな画面スペースで、データ選択機能を
搭載可能となる。
【0057】また、一覧候補としてリストされている項
目は選択時に指示する項目であり、リスト以外に配置さ
れているボタンは、選択したデータを用いて処理を実行
する際に指示することだけに利用するというように、機
能別に表示エリアを切り分けることができる。これによ
り、ボタンの機能を勘違いし難くなり、従来に比べて、
ボタンの押し間違い操作ミスを起こり難くすることがで
きる。
【0058】また、一実施形態のデータ選択方法は、上
記データ表示領域に一覧表示されている選択候補の表示
を制御するスクロールバーの移動を監視し、全ての選択
候補データが表示されたことを検出した場合にのみ、上
記候補外データを選択する項目を上記データ表示領域に
表示する。したがって、ユーザは、選択候補データの参
照中に、間違えて候補外データを選択する機能を選択し
てしまう操作ミスをなくすことができる。
【0059】また、他の実施形態では、ユーザが、スク
ロールバーを使用してデータ表示領域に表示されている
部分を移動させているとき、その移動方向や量に応じ
て、上記候補外データを選択する項目の表示位置を制御
することができる。したがって、たとえば、上記候補外
データを選択する項目を、常に、データ表示領域内に位
置させることができる。また、一覧表示されている選択
候補の中に必要とするデータがないことが、ユーザが分
かった時点で、上記候補外データを選択する項目を、カ
ーソルの近傍の所定位置に配置することによって、従来
よりも少ないカーソルの移動量で、候補外データを選択
する機能を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のデータ選択方法の実施形態を実行
するコンピュータシステムの電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】 上記実施の形態を説明するためのデータ処理
実行ウインドウを示す図である。
【図3】 選択候補外データを選択する機能を実行する
ウインドウの一例を示す図である。
【図4】 上記実施形態のデータ選択処理の動作を表す
フローチャートである。
【図5】 上記実施形態において、ユーザが選択データ
を決定する操作を説明するフローチャートである。
【図6】 従来のデータ処理実行ウインドウの一例を示
す図である。
【図7】 従来の候補外データ検索のカーソル移動量を
表す模式図である。
【符号の説明】
11…データ処理実行ウインドウ、12…選択データ表
示領域、13…リスト表示ボタン、14…リストボック
ス、15…スクロールバー、15a…上スクロールボタ
ン、15b…上下スクロールボタン、15c…下スクロ
ールボタン、16…実行ボタン、17…カーソル、18
…選択候補外データ検索項目、41…キー入力装置、4
2…ポインティングデバイス、43…中央処理装置、4
4…主記憶装置、45…表示装置、46…外部記憶装
置、46a…データ選択処理プログラム、46b…選択
候補リスト、46c…候補外データ検索プログラム、4
6d…全選択リスト、51…候補外データ選択ウインド
ウ、52…地域選択領域、53…都道府県名選択リスト
表示領域、54…選択データ表示領域、55…選択デー
タ決定ボタン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ表示領域に、複数の選択候補デー
    タを一覧表示し、このデータ表示領域に表示した複数の
    選択候補データの中から、必要とするデータを指示して
    選択するデータ選択方法において、 上記データ表示領域に、上記複数の選択候補データと一
    緒に、上記複数の選択候補データ以外の候補外データを
    選択するための項目を表示し、 上記候補外データを選択するための項目を指示すること
    によって、上記候補外データを選択する機能を実行する
    ことを特徴とするデータ選択方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ選択方法におい
    て、 上記データ表示領域に一覧表示されている選択候補の表
    示をスクロールバーで制御し、 このスクロールバーの移動を監視し、全ての選択候補デ
    ータが表示されたことを検出した場合にのみ、上記候補
    外データを選択する項目を上記データ表示領域に表示す
    ることを特徴とするデータ選択方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ選択方法におい
    て、 上記データ表示領域に一覧表示されている選択候補の表
    示をスクロールバーで制御し、 このスクロールバーの移動に応じて、上記候補外データ
    を選択する項目の表示位置を制御することを特徴とする
    データ選択方法。
JP2001147676A 2001-05-17 2001-05-17 データ選択方法 Pending JP2002341989A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866474B1 (ko) 2006-12-15 2008-10-31 포스데이타 주식회사 그래픽 사용자 환경에서 콤보 박스 표시 방법 및 장치

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