JPH11259499A - ファイル名表示装置 - Google Patents

ファイル名表示装置

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JPH11259499A
JPH11259499A JP10059261A JP5926198A JPH11259499A JP H11259499 A JPH11259499 A JP H11259499A JP 10059261 A JP10059261 A JP 10059261A JP 5926198 A JP5926198 A JP 5926198A JP H11259499 A JPH11259499 A JP H11259499A
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JP
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group
file
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character string
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JP10059261A
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Inventor
Mikio Sugioka
幹生 杉岡
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数個のファイルの中から目的のファイル名を
効率良く表示することができるファイル名表示装置を提
供する。 【解決手段】オペレータは、任意の文字数を入力する
(S1〜S2)。入力された文字数に基づいて、複数個
のファイル名に含まれる共通する文字列を抽出する。幾
つかの共通な文字列が抽出されると、複数個のファイル
名を共通な文字列ごとのグループに分ける(S3)。各
グループごとの全てのファイル名に共通する最大数の文
字列を、各グループのグループ名として採用するととも
に、このグループ名とファイル名とを関連づけて記憶す
る(S4)。オペレータがモニタに表示されたグループ
名を指示すると、指示されたグループに含まれるファイ
ル名をモニタに表示する(S5〜S8)。したがって、
グループ名を指示するだけで目的のファイルを容易に探
し出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば可視・紫
外分光分析装置などの分析装置で被計測物を計測して得
られた計測情報が各々格納された複数個のファイルのフ
ァイル名を表示するのに利用されるファイル名表示装置
に係り、特に、効率良く目的のファイル名を表示するこ
とができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】可視・紫外分光分析装置やクロマトグラ
フィ装置や核磁気共鳴装置などの分析装置で被計測物を
計測して得られる複数個の計測情報は、例えばメモリや
ハードディスクなどの記憶装置に複数個のファイルとし
て記憶される。この時、複数個のファイルの各々のファ
イル名は、その時々の計測状態や計測物名などに基づい
て命名される。また、一部の条件だけを変更してほぼ同
様の計測を繰り返し行った場合には、その命名されたフ
ァイル名にさらに連続番号が付加されたファイル名で記
憶される。このように、これらのファイル名は、その名
前を一見すればその時の計測状態などを把握できるよう
にするために命名されるものである。オペレータは、目
的の計測情報を把握するために、例えばハードディスク
に記憶されたファイルのファイル名をモニタに表示させ
る。このモニタに表示された複数個のファイル名を観察
して、目的のファイル名を選択することで、そのファイ
ル名のファイルに格納された計測情報を得ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。従来、分析装置では、複数種類の被計測物に対し
て上述した繰り返し計測を行うので、それらの計測情報
が格納される数百〜数千個のファイルがハードディスク
などの記憶装置の単一のディレクトリ(ファイル名の格
納領域)内に記憶されることがよくある。これら数百〜
数千個のファイルを記憶装置から呼び出して、これらの
ファイルのファイル名をモニタの画面に表示させる。し
かし、モニタの画面に一度に表示されるファイル名の個
数は、数百〜数千個のファイルの一部であり、一見して
全体を把握することができないという難点がある。ま
た、小グループごとにディレクトリを作成して、その中
に同類のファイルばかりを入れていく方法もあるが、逐
一ディレクトリを作成するのも大変面倒な作業であるの
で、あまり行われず単一のディレクトリ内に雑多な多く
のファイルを入れていくことが多い。つまり、目的のフ
ァイルを選択したい場合には、モニタの画面をスクロー
ルさせて、各々のファイルのファイル名を一々観察しな
くてはならないので、目的のファイルのファイル名を探
し出すまでに長時間を要するという問題がある。
【0004】なお、目的のファイル名を表示させるため
に「MS−DOS」のコマンドで利用されるワイルドカ
ード(例えば、「*」、「?」などで代替された文字列
を表示するもの)があるが、これらは幾つかの文字列を
予め把握している必要があるので、記憶装置に記憶され
ているファイル名を正確に覚えていない場合または知ら
ない場合には利用することができないという問題があ
る。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、複数個のファイルの中から目的のフ
ァイルのファイル名を効率良く表示することができるフ
ァイル名表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、記憶手段に記憶された複
数個のファイルのファイル名を表示手段に表示するファ
イル名表示装置において、(a)文字列の文字数を指示
する文字数指示手段と、(b)前記文字数指示手段で指
示された文字数と同じ文字数をもつ文字列であって、前
記記憶手段に記憶された複数個のファイルのファイル名
に含まれる共通する文字列を検出する文字列検出手段
と、(c)前記複数個のファイルを前記文字列検出手段
で検出された共通する文字列が含まれるファイル名ごと
のグループに分けるグループ分け手段と、(d)前記グ
ループ分け手段でグループ分けされたグループ内の各々
のファイルのファイル名に共通する最大数の文字列をこ
のグループのグループ名として設定するグループ名設定
手段と、(e)前記グループ名設定手段で設定されたグ
ループ名と、前記グループ分け手段でグループ分けされ
たファイルのファイル名とを関連付けて記憶するグルー
プ記憶手段と、(f)前記グループ記憶手段に記憶され
たグループ名を呼び出し、このグループ名を前記表示手
段に表示するグループ名表示手段と、(g)前記グルー
プ名表示手段に表示されたグループ名の中から任意のグ
ループ名を指示する指示手段と、(h)前記指示手段に
よって指示されたグループ名のグループ内の全てのファ
イルのファイル名を前記グループ記憶手段から呼び出
し、それらのファイル名を前記表示手段に表示するファ
イル名表示手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】〔作用〕請求項1に記載の発明の作用は次
のとおりである。複数個のファイルの中からほぼ同種の
情報が格納されたファイルごとにまとめるために、各フ
ァイルのファイル名に含まれる共通な文字列を検出する
ための任意の文字数を文字数指示手段によって指示す
る。文字列検出手段は、記憶手段に記憶された複数個の
ファイルを呼出し、各々のファイルのファイル名を比べ
て、各ファイルのファイル名に含まれる共通な文字列が
文字数指示手段で指示された文字数以上になるものを検
出する。グループ分け手段は、複数個のファイルを共通
な文字列が含まれるファイルごとのグループに分ける。
グループ名設定手段は、各グループ内の全てのファイル
のファイル名に共通する最大数の文字列を各グループの
グループ名として設定する。グループ記憶手段は、各グ
ループのグループ名と、各グループのファイルのファイ
ル名とを関連付けて記憶する。グループ名表示手段は、
各グループのグループ名を表示手段に表示する。表示さ
れたグループ名の中から任意のグループ名が指示手段に
よって指示されると、ファイル名表示手段は、グループ
記憶手段からそのグループ名に含まれる全てのファイル
名を表示手段に表示する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例を説明する。図1は実施例に係るファイル表示装
置の概略構成をあらわすブロック図である。本実施例装
置は、複数のハードウエアを動作させたり、ハードウエ
ア間での情報の受け渡しを行うための基本のプログラム
に従って、各種の処理命令を実行するCPU等で構成さ
れる制御部1を備える、いわゆるコンピュータシステム
で構成されている。この制御部1には、命令信号等を伝
達するためのデータバスを介して、プログラムメモリ
2、ワークメモリ3、ハードディスク4、ディスクドラ
イブ9、キーボード5、マウス6、モニタ7およびプリ
ンタ8などが接続されている。後述する動作説明で明ら
かになるように、制御部1は、この発明における文字列
検出手段、グループ分け手段、グループ名設定手段、グ
ループ名表示手段およびファイル名表示手段に相当す
る。また、ワークメモリ3は本発明におけるグループ記
憶手段に相当し、マウス6は本発明における指示手段に
相当し、キーボード5は本発明における文字数指示手段
に相当し、ハードディスク4は本発明における記憶手段
に相当し、モニタ7は本発明における表示手段に相当す
る。
【0009】プログラムメモリ2は、例えば不揮発性の
記憶素子で記憶内容を書き換え可能である例えばフラシ
ュROMなどで構成される。このプログラムメモリ2に
は、制御部1を動作させるための基本のプログラムが予
め記憶されている。
【0010】ワークメモリ2は、例えば揮発性の記憶素
子で構成された例えばDRAMなどで構成されている。
このワークメモリ2には、制御部1で演算処理された結
果が一時的に記憶されたり、後述するグループごとに分
けられたファイル名などが記憶される。
【0011】ディスクドライブ9は、制御部1の命令に
よって図示しない磁気ディスクに書き込まれた複数個の
ファイルを読み出したり、磁気ディスクに新たなファイ
ルを書き込んだりするものである。可視・紫外分光分析
装置やクロマトグラフィ装置などの分析装置で被計測物
を計測して得られた複数個の計測情報が格納された複数
個のファイルは、磁気ディスクから呼び出され、データ
バスを介してハードディスク4に送られる。
【0012】ハードディスク4は、ディスクドライブ9
から送られてきた複数個のファイルを記憶する大容量の
記憶装置である。このハードディスク4には、複数個の
ファイルの他に上述した基本のプログラムを拡張した拡
張プログラムも記憶されている。この拡張プログラムも
制御部1を動作させるためのプログラムである。なお、
ハードディスク4は、ワークメモリ3の記憶容量が足り
なくなった場合には、ハードディスク4内の一部の記憶
領域を仮想メモリとして使用する。
【0013】キーボード5は、図示しないキーを操作す
ることで、後述する文字列の文字数を指示したり、制御
部1に対して所定の命令を与えたりするものである。な
お、キーボード5のキーを操作することで、後述するマ
ウスカーソルを動作させることもできる。
【0014】マウス6は、モニタ7の画面に表示される
マウスカーソルを動作させるためのものである。このマ
ウス6には、図示しないボタンが装備されており、モニ
タの画面上の所定の位置にまでマウスカーソルを移動さ
せて、この位置でボタンをクリックすることで、その位
置に表示された所定の命令を制御部1に与えるものであ
る。
【0015】モニタ7は、制御部1の命令にしたがっ
て、複数個のファイルのファイル名を表示したり、マウ
スカーソルを表示したりする。プリンタ8は、制御部1
の命令にしたがって、モニタ7に表示されるファイル名
を用紙に印刷したりするものである。
【0016】以下、図2のフローチャートおよび図3〜
図9を参照して、本実施例装置で行なわれる処理手順に
ついて説明する。なお、分析装置によって得られた複数
個のファイルは、既にハードディスク4に記憶されてい
るものとして説明する。
【0017】ステップS1(装置の起動) オペレータによって本実施例装置が起動されると、制御
部1は、プログラムメモリ2に記憶された基本のプログ
ラムを読み込んで、制御部1に接続された各ハードウエ
アを初期状態に設定する。さらに、図3に示すように、
ハードディスク4に記憶された拡張プログラムを読み込
んでモニタ7にファイル名表示画面30を表示する。
【0018】ファイル名表示画面30は、ハードディス
ク4に記憶された複数個のファイルのファイル名または
複数個のファイルがグループ分けされた際のグループの
グループ名を表示するグループ名表示領域31と、グル
ープ名表示領域31に表示されたグループ名が指示され
た際にそのグループに含まれるファイル名を表示するフ
ァイル名表示領域32と、ハードディスク4に記憶され
た複数個のファイルをグループ化するか否かを決めるグ
ループ化指示領域33とが表示されている。グループ名
表示領域31には、ファイル名またはグループ名をその
領域内に表示しきれなかった場合に、その領域内の表示
をスクロールするスクロールバー31aが設けられてい
る。
【0019】また、ファイル名表示画面30には、マウ
スカーソル10が合わせて表示される。このマウスカー
ソル10は、マウス6またはキーボード5を操作するこ
とで、ファイル名表示画面30上を移動させることがで
きる。また、マウスカーソル10をグループ化指示領域
33の「ON」表示33a上に移動させた後、マウス6
に備える図示しないボタンをクリックすることで、ハー
ドディスク4内の複数個のファイルをグループ化するた
めの命令であるグループ化命令を実行させたりすること
ができる。また、ファイル名表示画面30に表示される
グループ名やファイル名の表示上にマウスカーソル10
を移動させた後、マウス6をダブルクリックすること
で、そのグループ名やファイル名を指示することができ
る。なお、グループ化指示領域33の「OFF」表示3
3bをクリックすることで、グループ化命令を解除する
ことができる。
【0020】ステップS2(文字数を入力) オペレータは、マウス6を操作してマウスカーソル10
をグループ化指示領域33の「ON」表示33a上にま
で移動させた後、マウス6をクリックしてグループ化命
令を制御部1に与える。
【0021】制御部1は、グループ化命令を受けると、
図4に示すような文字数入力画面40を表示する。この
文字数入力画面40には、指示する文字列の文字数を入
力する文字数入力領域41と、入力された文字数を制御
部1に指示する「OK」表示40aおよび入力された文
字数を取り消す「キャンセル」表示40bとが表示され
る。オペレータは、モニタ7に文字数入力画面40が表
示されると、キーボード5から文字数を入力して、「O
K」表示40aをクリックする。例えば、文字数入力領
域41に文字数「3」が入力された場合について以下説
明する。
【0022】ステップS3(グループ分け) 制御部1は、文字数入力領域41に入力された文字数
「3」を受け取ると、この文字数の文字列に基づいて、
複数個のファイルのファイル名における各々の文字列を
検索して、複数個の共通の文字列を検出する。各共通の
文字列ごとにこの文字列が含まれるファイル名を検出し
てグループ化する。このステップS3で行われる処理を
図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0023】ステップT1(ファイル名の読み取り) ハードディスク4に記憶されている複数個のファイルの
ファイル名を全て読み取る。これらのファイルは上述し
たように単一のディレクトリ内に数百〜数千個あるが説
明の便宜上、図6に示すように例えば40個のファイル
名が読み取られたものとする。
【0024】ステップT2(基準ファイル名を設定) 制御部1は、読み取った全てのファイル名の中から1つ
のファイル名を基準ファイル名として設定する。例え
ば、制御部1は、図6に示す40個のファイル名の中ら
「Aクロロフィル01M」を基準ファイル名として設定
する。
【0025】ステップT3(文字列を抽出) ステップS2で入力された文字数「3」に基づいて、基
準ファイル名の全文字列から3文字ごとの文字列を検索
文字列として抽出する。例えば、基準ファイル名「Aク
ロロフィル01M」からは、「Aクロ」、「クロロ」、
「ロロフ」、「ロフィ」、「フィル」、「ィル0」、
「ル01」、「01M」の8個の検索文字列が抽出され
る。
【0026】ステップT4(ファイル名を検出) ステップT3で抽出された8個の検索文字列それぞれに
基づいて、全てのファイル名に各々含まれる文字列を検
索して、検索文字列が含まれるファイル名の個数を把握
する。例えば、検索文字列「Aクロ」と、図6に示す基
準ファイル名以外の39個のファイル名とを各々比べ
て、検索文字列「Aクロ」が含まれるファイル名を検出
し、この検索文字列「Aクロ」と検索文字列「Aクロ」
で検出されたファイル名の個数とをワークメモリ3に一
旦記憶する。この処理を他の7個の検索文字列について
行うことで、図7に示すような記憶内容が得られる。ス
テップT3およびステップT4は、本発明における文字
列検出手段の機能に相当する。
【0027】ステップT5(ファイル名をグループ化) 最大数のファイル名が検出された検索文字列を仮グルー
プ名として設定するとともに、この検索文字列で検出さ
れたファイル名をその仮グループ名に関連させてワーク
メモリ3に一旦記憶する。このとき、検出されたファイ
ル名の個数が同数の検索文字列が存在する場合には、基
準ファイル名の例えば先頭側の検索文字列を仮グループ
名として設定して、この検索文字列で検出されたファイ
ル名を仮グループ名に関連させて一旦記憶する。例え
ば、図7に示したように、検索文字列「クロロ」、「ロ
ロフ」、「ロフィ」、「フィル」で検出されたファイル
名が最大数となるので、制御部1は、基準ファイル名の
先頭側の検索文字列である検索文字列「クロロ」を仮グ
ループ名として設定する。さらに、検索文字列「クロ
ロ」で検出されたファイル名を図6に示した40個のフ
ァイル名の中から取り出して、仮グループ名「クロロ」
に関連させてワークメモリ3に一旦記憶する。ステップ
T5は、本発明におけるグループ分け手段に機能に相当
する。
【0028】ステップT6(終了?) 制御部1は、ステップT5で検出されたファイル名を除
いた残りのファイル名に対して、上述したステップT2
〜T5を繰り返し行う。ステップS3での処理が終了す
ると、ワークメモリ3には、図8に示すように仮グルー
プ名と、この仮グループ名に関連したファイル名とが一
旦記憶される。
【0029】ステップS4(グループ名を設定) 制御部1は、ワークメモリ3に一旦記憶された仮グルー
プ名ごとのファイル名を呼び出す。呼び出された全ての
ファイル名の文字列において、共通する文字の個数が最
大となるような文字列を抽出する。この抽出された文字
列が各ファイル名の要部と一見して判断させることがで
きるようにするために、この文字列の前後に記号を付加
した文字列をグループ名として設定する。また、グルー
プ名と、このグループ名に関連するファイル名とをワー
クメモリ3に記憶する。ステップS4は、本発明におけ
るグループ名設定手段およびグループ記憶手段の機能に
相当する。
【0030】具体的には、仮グループ名「クロロ」に関
連した20個のファイル名を呼び出す。各ファイル名に
含まれる文字列を比較して、20個のファイル名全てに
共通する最大数の文字列を抽出する。例えば、「Aクロ
ロフィル01M」と「Bクロロフィル09M」とを比較
して、文字数が最大となる共通な文字列「クロロフィル
0」を抽出する。ここで、「Aクロロフィル01M」と
「クロロフィルA」とを比較した場合には、文字数が最
大となる共通な文字列は「クロロフィル」である。さら
に、先に抽出した「クロロフィル0」と「クロロフィ
ル」とを比較すれば、最大文字数で共通する文字列は、
「クロロフィル」である。この処理を20個のファイル
名全てに対して行うことで、例えば共通な文字列「クロ
ロフィル」が得られる。制御部1は、この文字列「クロ
ロフィル」と他のファイル名とを比較した場合には、
「クロロフィル」の前後に他の文字が存在する場合があ
るので、この文字列の前後に記号を付加して、グループ
名「〜クロロフィル〜」を設定する。同様にして、グル
ープ名「〜モーブ〜」、「オーラミン〜」を設定する。
制御部1は、図8に示した仮グループ名の場合と同様の
形式で、グループ名と、このグループ名に関連させたフ
ァイル名とをワークメモリ3に記憶する。
【0031】ステップS5(グループ名を表示) 制御部1は、ワークメモリ3に記憶された各グループ名
を呼び出すとともに、ファイル名表示画面30のグルー
プ名表示領域31にその各グループ名を表示する。この
とき表示されるモニタ7の画面の様子を図9に示す。図
9に示すように、グループ名表示領域31には、ステッ
プS4で設定されたグループ名「〜クロロフィル〜」、
「〜モーブ〜」、「オーラミン〜」が表示されている。
なお、この実施例では3つのグループ名が表示されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、全てのグループ名がグループ名表示領域31に表示
しきれない場合には、スクロールバー31aをクリック
することで全てのグループ名を観察することができる。
ステップS5は、本発明におけるグループ名表示手段の
機能に相当する。なお、この実施例では、文字列に付加
する記号を「〜」にしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば「★」、「○」、「…」などの記
号にすることもできる。
【0032】ステップS6(目的のグループ名?) オペレータは、ファイル名表示画面30のグループ名表
示領域31に表示されたグループ名を観察して、目的の
ファイル名が含まれる可能性のあるグループ名があるか
を把握する。グループ名表示領域31に表示されたグル
ープ名から目的のファイルが見つけられそうでない場合
には、グループ化指示領域33の「ON」表示33aを
指示する。制御部1は、「ON」表示33aが指示され
ると再度ステップS2〜S5の処理を繰り返す。グルー
プ名表示領域31に表示されたグループ名から目的のフ
ァイルが見つけられそうな場合には、ステップS7に進
む。ここで、目的のファイル名が見つけられそうな場合
とは、そのグループ名を選択すれば、そのグループ内に
目的のファイルが存在する可能性の高いことを言う。ま
た、ステップS2〜S5を再度繰り返す場合には、ステ
ップS2において指示する文字数の個数を増やすこと
で、グループ名が詳しく表示されるので、目的のファイ
ルを見つけやすくなる。
【0033】ステップS7(グループ名を指示) オペレータは、ファイル名表示画面30のグループ名表
示領域31に表示されたグループ名を観察して、目的の
ファイルが含まれるグループ名上にマウスカーソル10
を移動させて、このグループ名を指示する。グループ名
が指示されると、そのグループ名の表示が反転表示され
るとともに、制御部1に指示されたグループ名が与えら
れる。
【0034】ステップS8(ファイル名を表示) 制御部1は、マウスカーソル10で指示されたグループ
名に関連するファイル名をワークメモリ3から呼び出す
とともに、呼び出したファイル名をファイル名表示領域
32に表示する(図9参照)。ステップS8は、本発明
におけるファイル名表示手段の機能に相当する。オペレ
ータは、ファイル名表示領域32に表示されたファイル
名の中から目的のファイル名を把握する。このとき、フ
ァイル名表示領域32に表示しきれていないファイル名
については、スクロールバー32aをクリックすること
で、ファイル名表示領域32をスクロールさせて全ての
ファイル名を観察することができる。その結果、オペレ
ータは、目的のファイルを見つけることができる。な
お、必要に応じて目的のファイル名がクリックされる
と、制御部1はそのファイル名のファイルをハードディ
スク4から呼び出す。また、グループ化を解除したい場
合には、グループ化指示領域33の「OFF」表示33
bを指示する。
【0035】上述したファイル名表示装置では、オペレ
ータから指示された文字数に基づいて、複数個のファイ
ル名を幾つかのグループに分ける。オペレータは、この
グループ内のファイル名を観察することで目的のファイ
ルを見つけることができる。したがって、従来のように
数百〜数千個のファイルの中から目的のファイルを一々
観察する場合に比べて、目的のファイルを短時間で容易
に見つけることができる。また、文字数に基づいてグル
ープ分けを行うので、ファイルのファイル名が完全に判
らない場合にも容易に目的のファイルを探し出すことが
できる。
【0036】なお、上述した実施例では、複数個のファ
イルを本発明の記憶手段であるハードディスク4に記憶
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ばワークメモリ3に記憶するようにすることもできる。
同様に、本発明のグループ記憶手段であるワークメモリ
3の代わりに、ハードディスク4内にワークメモリ3に
相当する記憶領域を設けて、その記憶領域にグループ名
やファイル名を記憶するようにしてもよい。
【0037】また、上述した実施例では、複数個のファ
イルを磁気ディスクから読み出して、それらのファイル
をハードディスク4に記憶したが、例えば、上述した実
施例装置にモデムやネットワークカードなどの通信装置
を接続して、分析装置からファイルを直接転送できるよ
うに構成することもできる。
【0038】本発明を実施する場合のファイル名表示方
法の態様について以下にまとめておく。記憶手段に記憶
された複数個のファイルのファイル名を表示手段に表示
するファイル名表示方法において、(i)文字列の文字
数を指示する文字数指示過程と、(j)前記文字数指示
過程で指示された文字数と同じ文字数をもつ文字列であ
って、前記記憶手段に記憶された複数個のファイルのフ
ァイル名に含まれる共通する文字列を検出する文字列検
出過程と、(k)前記複数個のファイルを前記文字列検
出過程で検出された共通する文字列が含まれるファイル
名ごとのグループに分けるグループ分け過程と、(l)
前記グループ分け過程でグループ分けされたグループ内
の各々のファイルのファイル名に共通する最大数の文字
列をこのグループのグループ名として、前記表示手段に
表示するグループ名表示過程と、(m)前記グループ名
表示過程で表示されたグループ名の中から任意のグルー
プ名が指示されると、そのグループ内の全てのファイル
のファイル名を表示するファイル名表示過程とを備えた
ことを特徴とするファイル名表示方法。この態様によれ
ば、効率良く目的のファイル名を見つけ出せる点で優れ
ている。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、任意の文字数に基づいて、複
数個のファイルのファイル名に含まれる共通する文字列
を検出するので、各ファイルのファイル名に含まれる共
通する文字列を検出することができる。また、複数個の
ファイルを各ファイルのファイル名がほぼ共通するファ
イルごとのグループに分けているので、複数個のファイ
ルのファイル名の全てを一々観察しなくても、各グルー
プのグループ名を観察するだけで、どのような種類のフ
ァイルが存在しているかを瞬時に把握することができ
る。さらに、各グループ内の全てのファイルのファイル
名に共通する最大数の文字列を各グループのグループ名
としているので、グループ名を観察するだけでそのグル
ープ内のファイル名を容易に把握することができる。そ
の結果、複数個のファイルの中から目的のファイルを効
率良く見つけ出すことができるので、目的のファイルを
見つけ出すための作業時間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るファイル表示装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】ファイル表示装置で行われる処理の流れを示す
フローチャートである。
【図3】ファイル表示装置で表示される初期画面の様子
を示す図である。
【図4】文字数入力画面が表示された様子を示す図であ
る。
【図5】ステップS3での処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】ハードディスクから読み出された複数個のファ
イル名を示す図である。
【図7】検索文字列とこの検索文字列で検出されたファ
イル名の数との関連を示す図である。
【図8】仮グループ名とファイル名との関連を示す図で
ある。
【図9】ステップS8でモニタに表示された画面の様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 … 制御部 2 … プログラムメモリ 3 … ワークメモリ 4 … ハードディスク 5 … キーボード 6 … マウス 7 … モニタ 8 … プリンタ 9 … ディスクドライブ 10… マウスカーソル 30… ファイル名表示画面 31… グループ名表示領域 32… ファイル名表示領域 33… グループ化指示領域 40… 文字数入力画面 41… 文字数入力領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記憶された複数個のファイル
    のファイル名を表示手段に表示するファイル名表示装置
    において、(a)文字列の文字数を指示する文字数指示
    手段と、(b)前記文字数指示手段で指示された文字数
    と同じ文字数をもつ文字列であって、前記記憶手段に記
    憶された複数個のファイルのファイル名に含まれる共通
    する文字列を検出する文字列検出手段と、(c)前記複
    数個のファイルを前記文字列検出手段で検出された共通
    する文字列が含まれるファイル名ごとのグループに分け
    るグループ分け手段と、(d)前記グループ分け手段で
    グループ分けされたグループ内の各々のファイルのファ
    イル名に共通する最大数の文字列をこのグループのグル
    ープ名として設定するグループ名設定手段と、(e)前
    記グループ名設定手段で設定されたグループ名と、前記
    グループ分け手段でグループ分けされたファイルのファ
    イル名とを関連付けて記憶するグループ記憶手段と、
    (f)前記グループ記憶手段に記憶されたグループ名を
    呼び出し、このグループ名を前記表示手段に表示するグ
    ループ名表示手段と、(g)前記グループ名表示手段に
    表示されたグループ名の中から任意のグループ名を指示
    する指示手段と、(h)前記指示手段によって指示され
    たグループ名のグループ内の全てのファイルのファイル
    名を前記グループ記憶手段から呼び出し、それらのファ
    イル名を前記表示手段に表示するファイル名表示手段と
    を備えたことを特徴とするファイル名表示装置。
JP10059261A 1998-03-11 1998-03-11 ファイル名表示装置 Pending JPH11259499A (ja)

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JP10059261A JPH11259499A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 ファイル名表示装置

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JPH11259499A true JPH11259499A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13108264

Family Applications (1)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163878A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Pioneer Electronic Corp 情報編集装置
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JP2010086453A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Yokogawa Electric Corp 計測システム
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