JP4430910B2 - 文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラム - Google Patents

文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タブレットやマウスなどの座標入力装置を備え、操作者が手書き文字を入力する際、入力された1ストロークごとに画像として文字認識を行い、指定した送信先に認識結果および文字修正結果を送信する文字認識装置、この装置を用いた文字認識方法、および文字認識プログラムに関する。
従来より、手書き文字認識、特にそのユーザインターフェースに関する技術が数多く提案されている。手書き文字認識のユーザインターフェースは、大きく分けて2種類存在する。その一つは、ある固定枠を設け、ユーザに一文字単位でその枠内に文字を記入させる方法(いわゆる固定枠手書き文字認識)であり、現在最も一般的な方法である。この方法は、一文字単位の切り出し処理が不要であり、切り出しミスによる誤認識がない。しかし、ユーザの負担が多く、使い難いインターフェースである。もう一つは、入力枠がなく、手書き領域内に自由に文字を書き、一文字切り出し処理を行なって、文字を認識する方法(いわゆる自由手書き認識)である。この方法は、一文字単位の切り出し処理による誤認識はあるものの、ユーザにとっては普通に鉛筆を走らせるのと同じ感覚で文字入力ができるメリットがある(下記特許文献1〜4を参照。)。
また、従来の代表的な認識エンジンとしては、ストローク型認識エンジンと画像型認識エンジンがある。ストローク型認識エンジンは、手書き文字の構成要素をストロークとして取り扱い、筆順などを認識の補助情報として利用することで認識率を向上させるものである。しかし、その反面、筆順を利用しているため、ユーザが間違った筆順で記入した場合、あるいは書き終えた手書き文字にストロークを追加した場合、誤認識するおそれがある。一方、画像型認識エンジンは、手書き文字の構成要素は必要とせず、文字の形状だけを認識するための情報として利用するため、ビットマップやjpegなどの2値画像を認識するものである。この画像型認識エンジンは、筆順などの補助情報が利用できないので、ストローク型よりも認識率が悪いといわれていたが、近年様々なアルゴリズムが提案、改良され、ストローク型と変わらない認識率を得ている。
特開平9−319503号公報 特開2000−76380号公報 特開2000−99223号公報 特開2001−14103号公報
従来の文字認識方法において、特に前記固定枠手書き文字認識では、限られた枠の中に文字を描画し、文字ごとに確定や修正を行うユーザインターフェースが複雑な点に問題がある。例えば、前記固定枠手書き文字認識の代表的なものにMicrosoft(R)社のIMEがある。このIMEに搭載されているIMEパッドの手書きツールには、一文字について1ストローク単位で手書き文字を認識し、その候補をリストアップし選択すると、アプリケーションへ文字を送信できる機能がある反面、次のような問題点がある。まず、手書き文字の描画入力を誤った場合、戻すボタンか消去ボタンを押してから書き直さなければならない。また、リスト中から文字を選択しなければ確定できない。送信した文字がかな漢字変換状態となった場合には、アプリケーション側で確定作業が必要である。リスト中から文字を選ぶと次々に文字が追加送信されるため、送信文字の修正をアプリケーション側で行わなければならない。さらに、複数のボタンが配置されており、操作が複雑である。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、一文字について1ストローク単位で手書き文字認識を行う際、ストローク群ではなく画像として文字を認識することにより、手書き文字の描画入力誤り補正を手書き文字への上書き描画で行うことが可能な文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる文字認識装置は、操作者の手書き入力を検知し、座標値を出力する座標入力手段と、前記座標値をストロークとして記憶するストローク記憶手段と、該ストローク記憶手段に記憶されているストロークを利用して、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに文字画像に変換する手書き文字画像変換手段と、該手書き文字画像変換手段で得られた前記文字画像を記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶されている文字画像を読み出し、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとの文字画像を認識する手書き画像一文字認識手段と、該手書き画像一文字認識手段で得られた認識結果を記憶する結果記憶手段と、該結果記憶手段に記憶されている認識結果に対して文字修正を行う文字修正手段と、手書き文字認識を実行するか、認識結果の文字修正を行うかを判別するコマンド判別手段と、前記各手段の出力を1つのウィンドウ(以下「自画面」という)内に表示する表示手段と、前記手書き画像一文字認識手段で得られた認識結果の送信先アプリケーションを指定する認識文字送信先指定手段と、該認識文字送信先指定手段で指定された送信先アプリケーションを確定する確定手段と、前記ストローク記憶手段、前記結果記憶手段および前記画像記憶手段を初期化するクリア手段とを備え、前記認識文字送信先指定手段は、前記表示手段に表示されるアクティブウィンドウを所定のタイミングで監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定した後に、前記アクティブウィンドウの監視を終了することを特徴とする。
この発明によれば、一文字について1ストローク単位に手書き文字の認識を行う際、ストローク群ではなく画像として文字を認識することにより、手書き文字の描画入力誤り補正を手書き文字への上書き描画で行うことができる。また、認識文字の送信先指定や、送信先への認識文字の送信、各記憶手段の初期化処理が可能になる。また、ユーザの所望するタイミングで認識文字情報の送信先を指定することができる。
また、前記認識文字送信先指定手段は、前記表示手段に表示されるアクティブウィンドウを所定の時間間隔で監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定することを特徴とする。
この発明によれば、前記アクティブウィンドウが常に監視されているため、前記アクティブウィンドウが変わった際に自動的に文字情報の送信先を再指定することができる。
また、前記確定手段は、前記手書き画像一文字認識手段からの初めてのデータ送信時には、前記結果記憶手段に記憶されている認識結果の一つである認識文字のみを送信し、前記手書き画像一文字認識手段からの二回目以降のデータ送信があるまでは文字後退コードを送信してから前記結果記憶手段に記憶されている認識結果の一つである認識文字のみを送信することを特徴とする。
この発明によれば、認識文字を初めて確定した際はアプリケーションへ認識文字を追加送信し、2回目以降の確定では送信文字の訂正を行うために前回送信した文字を削除(Backspace)した後に認識文字を送信することができる。
また、前記コマンド判別手段は、前記表示手段の所定の位置に表示された送信先指定ボタンの押下を検知した場合に前記認識文字送信先指定手段を作動させることを特徴とする。
この発明によれば、画面上に表示される送信先設定ボタンを押下することで、ユーザ所望のタイミングで認識文字の送信が可能になる。
また、前記コマンド判別手段は、前記ストローク記憶手段に記憶されている座標の数が所定値以下の場合は前記確定手段を作動させ、前記ストローク記憶手段に記憶されている座標の数が所定値より多い場合は前記手書き画像一文字認識手段を作動させることを特徴とする。
この発明によれば、認識候補一覧に表示された認識文字の第一候補の確定を簡易に行うことができる。
また、前記コマンド判別手段は、前記表示手段に表示された画像の所定領域を操作者が指示した場合に前記クリア処理手段を作動させることを特徴とする。
この発明によれば、画面表示の初期化、記憶手段の初期化などの初期化処理を、クリアボタン以外の表示手段上に表示された画像に対するクリック処理で行うことができる。
また、操作者が手書き文字を描画入力する領域の周辺部に所定の幅で表示されることを特徴とする。
この発明によれば、前記手書き文字描画領域の周辺部をクリックすることで、前記記憶手段の初期化処理を行うことができる。
また、前記表示手段は、前記手書き画像一文字認識手段によって得られる結果の1つである認識候補を操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに画面表示することを特徴とする。
この発明によれば、認識候補の表示を1ストローク単位で行うことで、認識候補の選択性と視認性を向上することができる。
また、前記表示手段は、前記認識文字送信先指定手段で指定された送信先ウィンドウのタイトルを自画面のタイトル領域に表示することを特徴とする。
この発明によれば、認識文字送信先のウィンドウタイトルを自画面のタイトルバーに表示することにより、認識文字の送信先を簡易に確認することができる。
また、この発明の文字認識方法は、操作者の手書き入力を検知し、座標値を出力する座
標入力処理工程と、前記座標値をストロークとして記憶するストローク記憶工程と、該ス
トローク記憶工程で記憶されたストロークを利用して、操作者の1ストローク分の手書き
描画入力ごとの文字画像に変換する手書き文字画像変換処理工程と、該手書き文字画像変
換処理工程で得られた文字画像を記憶する画像記憶工程と、該画像記憶工程で記憶された
手書き文字画像を読み出し、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとの手書き文字
を認識する手書き画像一文字認識処理工程と、該手書き画像一文字認識処理工程で得られ
た認識結果を記憶する結果記憶工程と、該結果記憶工程で記憶された認識結果に対して文
字修正を行う文字修正処理工程と、文字認識を実行するか、認識結果の文字修正を行うか
を判別するコマンド判別処理工程と、前記各工程での処理結果の出力を1つのウィンドウ
(以下「自画面」という)内に表示する表示処理工程と、前記手書き画像一文字認識処理
工程での認識結果の送信先アプリケーションを指定する認識文字送信先指定処理工程と、
該認識文字送信先指定処理工程で指定された送信先アプリケーションを確定する確定処理
工程と、前記ストローク記憶工程、前記結果記憶工程および前記画像記憶工程で記憶され
た結果をクリアするクリア処理工程とを含み、前記認識文字送信先指定処理工程は、前記
表示処理工程で表示されるアクティブウィンドウを所定のタイミングで監視し、自画面以
外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に
指定した後に、前記アクティブウィンドウの監視を終了することを特徴とする。
この発明によれば、一文字について1ストローク単位に手書き文字の認識を行う際、ストローク群ではなく画像として文字を認識することにより、手書き文字の描画入力誤り補正を手書き文字への上書き描画で行うことができる。また、認識文字の送信先指定や、送信先への認識文字の送信、各記憶手段の初期化処理が可能になる。また、ユーザの所望するタイミングで認識文字情報の送信先を指定することができる。
また、前記認識文字送信先指定処理工程は、前記表示処理工程で表示されるアクティブウィンドウを所定の時間間隔で監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定することを特徴とする。
この発明によれば、前記アクティブウィンドウが常に監視されているため、前記アクティブウィンドウが変わった際に自動的に文字情報の送信先を再指定することができる。
また、前記確定処理工程は、前記手書き画像一文字認識処理工程実行後の初めてのデータ送信時には、前記結果記憶工程で記憶された認識結果の一つである認識文字のみを送信し、前記手書き画像一文字認識処理工程における二回目以降のデータ送信があるまでは文字後退コードを送信してから前記結果記憶工程で記憶された認識結果の一つである認識文字のみを送信することを特徴とする。
この発明によれば、認識文字を初めて確定した際はアプリケーションへ認識文字を追加送信し、2回目以降の確定では送信文字の訂正を行うために前回送信した文字を削除(Backspace)した後に認識文字を送信することができる。
また、前記コマンド判別処理工程は、前記表示処理工程で表示された画像の所定の位置に配置される送信先指定ボタンの押下を検知した場合に、前記認識文字送信先指定処理工程を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、画面上に表示される送信先設定ボタンを押下することで、ユーザ所望のタイミングで認識文字の送信が可能になる。
また、前記コマンド判別処理工程は、前記ストローク記憶工程で記憶された座標の数が所定値以下の場合には次に前記確定処理工程を実行させ、前記ストローク記憶工程で記憶された座標の数が所定値より多い場合には次に前記手書き画像一文字認識処理工程を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、認識候補一覧に表示された認識文字の第一候補の確定を簡易に行うことができる。
また、前記コマンド判別処理工程は、前記表示処理工程で表示される画像の所定領域を操作者が指示した場合に前記クリア処理を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、画面表示の初期化、記憶手段の初期化などの初期化処理を、クリアボタン以外の表示手段上に表示された画像に対するクリック処理で行うことができる。
また、前記画像の所定領域は、操作者が手書き文字を描画入力する領域の周辺部に所定の幅で表示されることを特徴とする。
この発明によれば、前記手書き文字描画領域の周辺部をクリックすることで、前記初期化処理を行うことができる。
また、前記表示処理工程は、前記手書き画像一文字認識処理工程で得られる結果の1つである認識候補を操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに画面表示することを特徴とする。
この発明によれば、認識候補の表示を1ストローク単位で行うことで、認識候補の選択性と視認性を向上することができる。
また、前記表示処理工程は、前記認識文字送信先指定処理工程で指定された送信先ウィンドウのタイトルを自画面のタイトル領域に表示することを特徴とする。
この発明によれば、認識文字送信先のウィンドウタイトルを自画面のタイトルバーに表示することにより、認識文字の送信先を簡易に確認することができる。
また、この発明の文字認識プログラムは、上記のいずれか一つに記載の文字認識方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明によれば、上記のいずれか一つに記載の文字認識方法をコンピュータに実行させることができる。
本発明にかかる文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラムによれば、一文字について1ストローク単位で手書き文字の認識を行う際、ストローク群ではなく画像として文字を認識することにより、手書き文字の描画入力誤り補正を手書き文字への上書き描画で行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の文字認識装置の概観図である。この文字認識装置は、座標入力部101を備えた表示装置100と制御装置110とにより構成される。表示装置100としては、例えば図2に示す図表に記載されている各機能を備えている装置を用いることができる。座標入力部101としては、マウスやタブレットを用いてもよい。また、表示装置100としては、CRTやプロジェクタなどを用いても構わない。座標入力部101は、図1に示すように、操作者が指あるいはペンなどの指示部120を使って座標入力部101へ入力した信号を座標値として検出し、それを制御装置110へ送る。制御装置110は、送り込まれた座標値の集合(以下、ストロークという)に対して所定の処理を行い、得られた処理内容を表示装置100の表示部102に表示する。なお、表示装置100において、座標入力部101と表示部102は同一画面上に配置されているため、この二つをまとめて手書き入力画面と呼ぶ場合がある。また、制御装置110における各処理の結果得られた情報を表示部102に表示したものをオブジェクトと呼ぶことにする。
図3は、表示部102に座標入力部101として表示されるユーザインターフェース300の一例を示す図である。このユーザインターフェース300は、ユーザの手書き文字の入力を受け付ける手書き文字描画領域301、手書き文字認識処理の結果の一つである認識候補(手書き文字認識実行直後は第一候補を認識文字と設定)を縦方向に並べてリスト表示する認識候補一覧領域302、手書き文字描画領域301周辺に位置する画面クリア領域303、送信先を再選択する送信先再選択ボタン304、プログラムを終了する終了ボタン305、および送信先アプリケーションのタイトルを表示するタイトル領域306の6つの領域から構成される。
図4は、制御装置110の概略構成を示すブロック図である。図中、太線の矢印は、各処理後のデータの流れを示しており、細線の矢印は各手段間の信号の入出力またはメモリへのデータアクセスを示している。
文字データ送信先指定処理部401は、座標入力部101から入力情報を認識すると、この結果(認識文字)をどのアプリケーションへ送信するかを指定するための、文字データ送信先指定処理を行う。この処理は、文字データ送信先指定処理をプログラム起動時、および、後述するコマンド判別処理部405から処理データを渡された場合にのみ行うのが原則であるが、バックグラウンドで文字データ送信先指定処理を繰り返し実行していき、送信先を自動的に指定することも可能である。文字データ送信先指定処理部401において送信先が指定されると、座標入力処理部402は、座標入力部101から出力された座標値を順次座標値メモリ403に記憶させると同時に表示処理部404へ送る。表示処理部404は、取得した座標値の前後の座標値を線分で結び、表示部102に出力する。また、座標入力処理部402は、1ストローク分の座標値を得ると、これをコマンド判別処理部405へ送る。
コマンド判別処理部405は、ユーザインターフェース300への入力からユーザの所望する処理の判別を行う。すなわち、手書き文字描画領域301にストロークを描画し手書き文字認識を選択したのか、手書き文字描画領域301で確定を選択したのか、認識候補一覧領域302で認識候補を選択したのか、画面クリア領域303で画面およびメモリの初期化を選択したのか、送信先の再指定を選択したのか、プログラムの終了を選択したのかを判別する。この判別結果に基づき、次の動作を行う手段を選択する。例えば、手書き文字描画領域301にストロークを描画し手書き文字認識を選択した場合は、手書き文字認識処理部406を選択する。手書き文字描画領域301で確定を選択した場合は、確定処理部407を選択する。認識候補一覧領域302で認識候補を選択した場合は、文字修正処理部408を選択する。画面クリア領域303で画面およびメモリの初期化を選択した場合は、クリア処理部409を選択する。送信先の再指定を選択した場合は、文字データ送信先指定処理部401を選択する。プログラムの終了を選択した場合は、処理終了になる。なお、いずれにも該当しない場合は、再度座標入力処理部402での処理が行われる。
手書き文字認識処理部406では、表示処理部404によって手書き文字描画領域301に描画された手書き文字を画像として画像メモリ410に記憶し、同画像を認識し、結果を結果メモリ411へ記憶するとともに表示処理部404へ送る。確定処理部407では、結果メモリ411に記憶されている認識文字を送信先アプリケーションへ送信し、同時に表示処理部404へも送信する。文字修正処理部408では、認識候補一覧領域302内で選択された文字を認識文字として把握し、これを確定処理部407と表示処理部404へ送る。クリア処理部409は、各メモリに記憶されたデータを消去する。最後に、表示処理部404では、手書き文字描画領域301、認識候補一覧領域302および画面クリア領域303の描画のクリアを行う、あるいは、各処理部で得られた結果を各メモリから取得し、各領域へ表示を行う。そして、座標入力処理部402からの新たな指示を待つ。
以下に、本発明の文字認識装置を用いて行う文字認識方法について詳細に説明する。まず、文字データ送信先指定処理について説明する。図5は、文字データ送信先指定処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、プログラムの起動直後、あるいはコマンド処理で図3に示した送信先再選択ボタン304が押下された場合に、文字データ送信先指定処理部401において開始される。まず、自ウィンドウ(自画面、つまり図3に示した画面)以外のアクティブなウィンドウの検索を開始する(ステップS501)。自ウィンドウがアクティブの場合は、他のウィンドウがアクティブになるまで検索を繰り返す。次に、送信先ウィンドウの設定を行う(ステップS502)。具体的には、ユーザが図6に示すようにユーザインターフェース300の「無題−メモ帳」というタイトルのアプリケーションをアクティブにすると、当該ウィンドウハンドルを取得し、同ハンドルを送信先ウィンドウとして設定する。その後、座標入力処理、表示処理へ移る。なお、詳しくは後述するが、表示処理では図6のように自ウィンドウのタイトル領域送信先アプリケーションのタイトル文字、例えば「無題−メモ帳」を表示する。
次に、座標入力処理について説明する。この座標入力処理は、座標入力処理部402によって実行される。表示装置100の座標入力部101を制御するドライバは、座標を検知すると、Windows(R)のマウスイベントへの対応付けを行っている。すなわち、操作者が指やペンなどの指示部120で座標入力部101に触れることにより、マウス左ボタンのDOWNイベントに対応付ける。また、操作者が指示部120で座標入力部101に触れた状態のまま移動することにより、マウス左ボタンのMOVEイベントに対応付ける。さらに、操作者が指示部120を座標入力部101から離すことにより、マウス左ボタンのUPイベントに対応付ける。このようにして、座標入力部101を制御するドライバは、得られた座標値とマウスイベントの情報を座標入力処理部402に対して送ることができるようになる。
図7は、座標入力処理の手順を示すフローチャートである。座標入力処理部402は常にマウスイベント(イベント)を監視している。そして、マウスイベントの有無を検出する(ステップS701)。マウスイベントがない場合(ステップS701:No)は、マウスイベントの監視でループし続ける。手書き入力画面でマウスイベントがあった場合(ステップS701:Yes)は、座標値を座標値メモリ403に保存する(ステップS702)。そして、UPイベントか否かの検出を行う(ステップS703)。UPイベントでない場合(ステップS703:No)は、ステップS701へ戻り、処理を続行する。UPイベントである場合(ステップS703:Yes)は、コマンド処理へ移行する(ステップS704)。なお、ステップS702において座標値メモリ403に保存する座標値は、図8に示すように、手書き文字描画領域301においてマウスのDOWNからMOVEを経てUPまでのイベントで得られた座標値群を1ストロークとして記憶する。ここで、ストローク単位を操作者に明示するために、図8に示すように各座標点間を直線で結び表示することが一般的である。そして、座標値メモリ403に座標値を保存させる一方で、表示処理へ移行し(ステップS705)、表示部102に線分を表示することになる。
ここで、図9に座標値メモリ403の構造について示す。座標値メモリ403にはマウスのDOWNからUPまでに得られた座標値がすべて記憶されている。ただし、DOWNおよびUPイベントは1回ずつしか発生しないため、図9の座標値1がDOWNイベント時の座標値、座標値nがUPイベント時の座標値であり、その他はMOVEイベント時の座標値ということになる。
次に、コマンド判別処理について説明する。この処理は、前記座標入力処理後、コマンド判別処理部405によって実行される。図10は、コマンド判別処理の手順を示すフローチャートである。まず、手書き文字描画領域へ入力があったか否かを検出する(ステップS1001)。入力があった場合(ステップS1001:Yes)は、ステップS1002へ進む。入力がない場合(ステップS1001:No)は、ステップS1003へ進む。
ステップS1001において入力があった場合は(ステップS1001:Yes)、座標値メモリ403に記憶されている座標値が所定値以上の値であるか否かを検出する(ステップS1002)。当該座標値が所定値以上の値である場合(ステップS1002:Yes)は、手書き文字認識処理へ移行する。一方、当該座標値が所定値以上の値でない場合(ステップS1002:No)は、確定処理へ移行する。ここで、例えば、図9に示した例では座標の数はn個である。nが所定値以上であった場合、座標値メモリ403に記憶されている座標群は手書き文字を構成する1ストロークであると判断し、この後手書き文字認識処理へ移行する。一方、nが所定値以上でなかった場合、座標値メモリ403に記憶されている座標群は手書き文字描画領域をクリックした動作であると判断し、この後確定処理へ移行する。
ステップS1001において手書き文字描画領域への入力がなかった場合(ステップS1001:No)は、認識候補一覧領域への入力があったか否かを検出する(ステップS1003)。認識候補一覧領域への入力があった場合(ステップS1003:Yes)は、表示した認識候補のいずれかをユーザが選択したとみなし、この後文字修正処理へ移行する。認識候補一覧領域への入力がなかった場合(ステップS1003:No)は、ステップS1004へ進む。
ステップS1003において認識候補一覧領域への入力がなかった場合は、画面クリア領域への入力があったか否かを検出する(ステップS1004)。画面クリア領域への入力があった場合(ステップS1004:Yes)は、メモリおよび画面の消去をユーザが選択したとみなし、この後クリア処理へ移行する。画面クリア領域への入力がなかった場合(ステップS1004:No)は、ステップS1005へ進む。
ステップS1004において画面クリア領域への入力がなかった場合(ステップS1004:No)は、送信先再選択ボタンが押下されたか否かを検出する(ステップS1005)。送信先再選択ボタンが押下された場合(ステップS1005:Yes)は、ユーザが送信先を再選択すると判断し、この後文字データ送信先指定処理へ移行する。送信先再選択ボタンが押下されなかった場合(ステップS1005:No)は、ステップS1006へ進む。
ステップS1005において送信先再選択ボタンが押下されなかった場合(ステップS1005:No)は、終了ボタンが押下されたか否かを検出する(ステップS1006)。終了ボタンが押下された場合(ステップS1006:Yes)は、ユーザがプログラムの終了を選択したとみなし、プログラムを終了する。終了ボタンが押下されなかった場合(ステップS1006:No)は、いずれの処理にも該当しないと判断し、この後座標入力処理へ戻る。
以上述べたように、コマンド判別処理からの移行先は、手書き文字認識処理、確定処理、文字修正処理、クリア処理、文字データ送信先指定処理、終了および座標入力処理の7つになる。文字データ送信先指定処理、座標入力処理および終了処理については説明済みであるので、以下に、残りの4つの処理について説明する。
まず、手書き文字認識処理について説明する。この処理は、手書き文字認識処理部406によって実行される。図11は、手書き文字認識処理の手順を示すフローチャートである。まず、rlagが0であるか否かを検出する(ステップS1101)。なお、rflagは、手書き文字認識処理後に確定処理が行われるまでは0を、確定処理が行われ、次の文字の手書き文字認識処理が行われるまでは1を値として持つフラグである。すなわち、次の文字の手書き文字認識処理を開始するかどうかを示すフラグである。rflag検出の結果、rflagが0でない場合(ステップS1101:No)は、次の文字の手書き文字認識処理を開始すると判断し、rflagを0に設定するとともに、結果メモリ411を初期化した後(ステップS1102)、ステップS1103へ進む。rflagが0の場合(ステップ1101:Yes)は、現在の文字にストロークが追加されたと判断し、結果メモリ411の初期化は行わず、そのままステップS1103へ進む。
次に、手書き文字描画領域の線画を画像記憶する(ステップS1103)。この画像記憶工程では、表示処理によって手書き描画領域に線分で描画した手書き文字が画像として画像メモリ410に記憶される。以降、記憶された画像を手書き文字画像と呼ぶことにする。そして、画像メモリ410を参照し、手書き文字画像を読み出し(ステップS1104)、認識エンジンに画像を渡し、認識エンジンからの出力である認識文字および認識候補を結果メモリ411に記憶させる(ステップS1105)。なお、認識エンジンは、これまでに様々な手法が提案されており、画像型認識エンジンであればいずれの認識エンジンを利用しても構わない。また、結果メモリ411に記憶される認識文字および認識候補の構造の一例を図12に示す。この後、表示処理へ移行する。
図13−1〜図13−3は、手書き文字認識処理を説明するための図である。図13−1に示すように、ユーザインターフェース300の手書き文字描画領域301へストロークを描画すると、即座に手書き文字認識処理を実行し、認識候補一覧領域302に認識候補をリストアップする。認識候補一覧領域302の表示は、上から第一候補、第二候補、・・・第十候補の順であり、手書き文字認識処理直後は第一候補が選択状態となる。続いて、図13−2に示すようにストロークを追加すると、即座に手書き文字認識処理を実行し、認識候補一覧領域302のリストが更新される。さらに、図13−3に示すようにストロークを追加していくと、認識候補一覧領域302のさらなる更新が行われる。
また、手書き文字描画領域301の一度描画した手書き文字上にストロークを追加して再認識することもできる。例えば、図14−1に示すように、手書き文字描画領域301にひらがなの「て」を書いたつもりが、認識候補一覧領域302に「て」が表示されなかったとする。従来方式であれば、画面をクリアするか、Undo処理のようにストロークを1本消すといった処理が必要となり、ユーザは対応するボタンを押してから書き直さなければならなかった。しかし、本発明では、図14−2に示すように、手書き文字描画領域301の手書き文字上に上書きでストロークを追加するだけで、認識候補一覧領域302に所望の文字「て」を出力できる。
次に、文字修正処理について説明する。この処理は、文字修正処理部408により実行される。図15は、この文字修正処理の手順を示すフローチャートである。図13−3に示した状態で後述する確定処理を実行すると、図16−1に示すような画面になる。ここではひらがなの「あ」が選択され、送信先アプリケーションに送られたが、これをひらがなの「お」に修正したい場合は図16−2に示すように認識候補一覧領域302で認識候補の「お」をクリックする。この処理は、前記コマンド判別処理において認識候補一覧領域302内がクリックされたことで判断できる。文字修正処理では、まず、どの認識候補が選択されたかを選定する(ステップS1501)。この工程では、座標値メモリ403に記憶されている座標値を参照し、クリックされた位置を調べ、その位置が認識候補一覧領域302を10等分したうちの何番目に相当するかを算出する。図16−2では、3番目ということになる。そして、結果メモリ411に記憶されている認識候補を参照し、3番目の文字を取り出し、これを変更後の認識文字として結果メモリ411に記憶する(ステップS1502)。このようにして、結果メモリ411に記憶されている認識文字を「あ」から「お」へ修正することができる。この後、修正した結果を送信先アプリケーションに送信するために確定処理へ移行するとともに、認識候補一覧領域302の選択状態の表示を「あ」から「お」へ変更するために表示処理へ移行する。
次いで、確定処理について説明する。この処理は、確定処理部407により実行される。図17は、確定処理の手順を示すフローチャートである。この確定処理は、コマンド処理で手書き文字描画領域301をユーザがクリックした場合、あるいは文字修正処理で認識候補一覧領域302内の認識候補のいずれかが選択され、結果メモリ411の認識文字が修正された場合に実行される。まず、rflagが0か否かを検出する(ステップS1701)。rflagが0の場合(ステップS1701:Yes)は、手書き文字認識処理後初めての確定処理であるので、rflagを1に設定し、画像メモリを初期化した後(ステップS1702)、ステップS1704へ進む。一方、rflagが0でない場合(ステップS1701:No)は、以前に確定処理が1度以上行われているため、送信先の文字の修正(文字の置換)であると判断し、文字の削除(Backspace)を送信先アプリケーションに送信した後(ステップ1703)、ステップS1704へ進む。そして、結果メモリ411に記憶されている認識文字を送信先アプリケーションへ送信する(ステップS1704)。この後、表示処理へ移行する。
この確定処理を具体例を用いて説明する。図18−1に示したように確定処理を実行すると、手書き文字認識処理後初めての確定処理であるので、図18−2に示すように送信先アプリケーションに結果メモリ411内の認識文字を送信する。次に、図16−2に示したように、認識候補一覧領域302から認識候補を選択し、「あ」を「お」に修正すると、図18−2に示したようにすでに出力されている「あ」を削除し、図19−1、図19−2に示すように「お」を送信し直す。なお、従来方法では、図19−2に表示される文字は「あお」となってしまう。
次に、クリア処理について説明する。この処理は、クリア処理部409によって実行される。図20は、このクリア処理の手順を示すフローチャートである。クリア処理は、メモリの初期化および画面の初期化を行う。ただし、実際には画面の初期化は後述の表示処理に委ねられる。まず、フラグrflagを0に設定する(ステップS2001)。この工程は、手書き文字認識処理および確定処理で誤作動が起こらないようにするためのものである。次に、座標値メモリ403、画像メモリ410および結果メモリ411に記憶されているデータを削除し、各メモリの初期化を行う(ステップS2002)。この後、表示処理へ移行する。
続いて、表示処理について説明する。この処理は、表示処理部404によって実行される。図21は、この表示処理の手順を示すフローチャートである。表示処理は、座標入力処理、手書き文字認識処理、文字修正処理、確定処理、クリア処理および文字データ送信先指定処理に続いて実行されることになる。座標入力処理から表示処理に移行した場合は、座標値メモリ403に記憶されている座標値を参照し、各座標間(図9に示した座標値1(x1,y1)から座標値2(x2,y2),座標値2(x2,y2)から座標値3(
x3,y3),・・・)を線分で結び表示部102に表示する(ステップS2101)。
また、手書き文字認識処理から表示処理に移行した場合は、認識候補一覧領域の認識候補文字を全て消去し(ステップS2102)、新たに認識した結果である認識候補を結果メモリ411から読み出して表示部102に表示する(ステップS2103)。そして、座標値メモリ403を次のストローク入力に備えて初期化する(ステップS2104)。文字修正処理から表示処理に移行した場合は、認識候補一覧領域の過去に選択された文字を解除し、新たな文字を選択可能な状態にして表示部102に表示する(ステップS2105)。そして、座標値メモリ403を初期化する(ステップS2104)。
確定処理から表示処理に移行した場合は、手書き文字描画領域の描画をクリアする(ステップS2106)。そして、座標値メモリ403を初期化する(ステップS2104)。クリア処理から表示処理に移行した場合は、手書き文字描画領域の描画をクリアし(ステップS2107)、続けて認識候補一覧領域の認識候補文字を全て消去する(ステップS2108)。文字データ送信先指定処理から表示処理に移行した場合は、タイトル領域に送信先アプリケーションのタイトル文字を表示する(ステップS2109)。この後、再度座標入力処理へ移行する(ステップS2110)。なお、この表示処理における文字の表示方法は、VisualBasic(R)に代表されるようなTextBoxあるいはListBoxなどで行う。
次に、この表示処理で行われる表示部102の画面初期化イメージを図22−1,図22−2を用いて説明する。まず、図22−1の画面クリア領域303をクリックすると、前記コマンド処理工程でクリア処理が選択されたと判断し、前記クリア処理の工程でフラグおよびメモリの初期化を行う。次に、前記表示処理で手書き文字描画領域301および認識候補一覧領域302に描かれた線分および文字を消去すると、図22−2に示すように画面的にも初期化された状態となる。
以上説明したように、文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラムによれば、一文字について1ストローク単位で手書き文字の認識を行う際、ストローク群ではなく画像として文字を認識することにより、手書き文字の描画入力誤り補正を手書き文字への上書き描画で行うことができる。
なお、本実施の形態で説明した文字認識法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラムは、表示部と一体化された入力部に文字などを入力できる文字入力装置に有用であり、特に、文字入力が必要な各種コンピュータなどに適している。
本発明の文字認識装置の概観図である。 本発明の文字認識装置に用いる表示装置が備える各機能を示す図表である。 表示部に座標入力部として表示されるユーザインターフェースの一例を示す図である。 制御装置の概略構成を示すブロック図である。 文字データ送信先指定処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザインターフェース上で送信先ウィンドウの設定を行う場合を説明するための図である。 座標入力処理の手順を示すフローチャートである。 座標値メモリに記憶する座標値のイメージを示す図である。 座標値メモリの構造を示す図である。 コマンド判別処理の手順を示すフローチャートである。 手書き文字認識処理の手順を示すフローチャートである。 結果メモリに記憶される認識文字および認識候補の構造の一例を示す図である。 手書き文字認識処理を説明するための図である。 手書き文字認識処理を説明するための図である。 手書き文字認識処理を説明するための図である。 手書き文字認識処理を説明するための図である。 手書き文字認識処理を説明するための図である。 文字修正処理の手順を示すフローチャートである。 文字修正処理を説明するための図である。 文字修正処理を説明するための図である。 確定処理の手順を示すフローチャートである。 確定処理を説明するための図である。 確定処理を説明するための図である。 確定処理を説明するための図である。 確定処理を説明するための図である。 クリア処理の手順を示すフローチャートである。 表示処理の手順を示すフローチャートである。 表示処理で行われる表示部の画面初期化を説明するための図である。 表示処理で行われる表示部の画面初期化を説明するための図である。
符号の説明
100 表示装置
101 座標入力部
102 表示部
110 制御装置
300 ユーザインターフェース
301 手書き文字描画領域
302 認識候補一覧領域
303 画面クリア領域
304 送信先再選択ボタン
305 終了ボタン
306 タイトル領域
401 文字データ送信先指定処理部
402 座標入力処理部
403 座標値メモリ
404 表示処理部
405 コマンド判別処理部
406 手書き文字認識処理部
407 確定処理部
408 文字修正処理部
409 クリア処理部
410 画像メモリ
411 結果メモリ

Claims (19)

  1. 操作者の手書き入力を検知し、座標値を出力する座標入力手段と、
    前記座標値をストロークとして記憶するストローク記憶手段と、
    該ストローク記憶手段に記憶されているストロークを利用して、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに文字画像に変換する手書き文字画像変換手段と、
    該手書き文字画像変換手段で得られた前記文字画像を記憶する画像記憶手段と、
    該画像記憶手段に記憶されている文字画像を読み出し、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとの文字画像を認識する手書き画像一文字認識手段と、
    該手書き画像一文字認識手段で得られた認識結果を記憶する結果記憶手段と、
    該結果記憶手段に記憶されている認識結果に対して文字修正を行う文字修正手段と、
    手書き文字認識を実行するか、認識結果の文字修正を行うかを判別するコマンド判別手段と、
    前記各手段の出力を1つのウィンドウ(以下「自画面」という)内に表示する表示手段と、
    前記手書き画像一文字認識手段で得られた認識結果の送信先アプリケーションを指定する認識文字送信先指定手段と、
    該認識文字送信先指定手段で指定された送信先アプリケーションを確定する確定手段と、
    前記ストローク記憶手段、前記結果記憶手段および前記画像記憶手段を初期化するクリア手段とを備え、
    前記認識文字送信先指定手段は、前記表示手段に表示されるアクティブウィンドウを所定のタイミングで監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定した後に、前記アクティブウィンドウの監視を終了することを特徴とする文字認識装置。
  2. 前記認識文字送信先指定手段は、前記表示手段に表示されるアクティブウィンドウを所定の時間間隔で監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定することを特徴とする請求項1に記載の文字認識装置。
  3. 前記確定手段は、前記手書き画像一文字認識手段からの初めてのデータ送信時には、前記結果記憶手段に記憶されている認識結果の一つである認識文字のみを送信し、前記手書き画像一文字認識手段からの二回目以降のデータ送信があるまでは文字後退コードを送信してから前記結果記憶手段に記憶されている認識結果の一つである認識文字のみを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の文字認識装置。
  4. 前記コマンド判別手段は、前記表示手段の所定の位置に表示された送信先指定ボタンの押下を検知した場合に前記認識文字送信先指定手段を作動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の文字認識装置。
  5. 前記コマンド判別手段は、前記ストローク記憶手段に記憶されている座標の数が所定値以下の場合は前記確定手段を作動させ、前記ストローク記憶手段に記憶されている座標の数が所定値より多い場合は前記手書き画像一文字認識手段を作動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の文字認識装置。
  6. 前記コマンド判別手段は、前記表示手段に表示された画像の所定領域を操作者が指示した場合に前記クリア処理手段を作動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の文字認識装置。
  7. 前記画像の所定領域は、操作者が手書き文字を描画入力する領域の周辺部に所定の幅で表示されることを特徴とする請求項6に記載の文字認識装置。
  8. 前記表示手段は、前記手書き画像一文字認識手段によって得られる結果の1つである認識候補を操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに画面表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の文字認識装置。
  9. 前記表示手段は、前記認識文字送信先指定手段で指定された送信先ウィンドウのタイトルを自画面のタイトル領域に表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の文字認識装置。
  10. 操作者の手書き入力を検知し、座標値を出力する座標入力処理工程と、
    前記座標値をストロークとして記憶するストローク記憶工程と、
    該ストローク記憶工程で記憶されたストロークを利用して、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとの文字画像に変換する手書き文字画像変換処理工程と、
    該手書き文字画像変換処理工程で得られた文字画像を記憶する画像記憶工程と、
    該画像記憶工程で記憶された手書き文字画像を読み出し、操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとの手書き文字を認識する手書き画像一文字認識処理工程と、
    該手書き画像一文字認識処理工程で得られた認識結果を記憶する結果記憶工程と、
    該結果記憶工程で記憶された認識結果に対して文字修正を行う文字修正処理工程と、
    文字認識を実行するか、認識結果の文字修正を行うかを判別するコマンド判別処理工程と、
    前記各工程での処理結果の出力を1つのウィンドウ(以下「自画面」という)内に表示する表示処理工程と、
    前記手書き画像一文字認識処理工程での認識結果の送信先アプリケーションを指定する認識文字送信先指定処理工程と、
    該認識文字送信先指定処理工程で指定された送信先アプリケーションを確定する確定処理工程と、
    前記ストローク記憶工程、前記結果記憶工程および前記画像記憶工程で記憶された結果をクリアするクリア処理工程とを含み、
    前記認識文字送信先指定処理工程は、前記表示処理工程で表示されるアクティブウィンドウを所定のタイミングで監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定した後に、前記アクティブウィンドウの監視を終了することを特徴とする文字認識方法。
  11. 前記認識文字送信先指定処理工程は、前記表示処理工程で表示されるアクティブウィンドウを所定の時間間隔で監視し、自画面以外のアクティブウィンドウを検知した場合に、検知したアクティブウィンドウを送信先に指定することを特徴とする請求項10に記載の文字認識方法。
  12. 前記確定処理工程は、前記手書き画像一文字認識処理工程実行後の初めてのデータ送信時には、前記結果記憶工程で記憶された認識結果の一つである認識文字のみを送信し、前記手書き画像一文字認識処理工程における二回目以降のデータ送信があるまでは文字後退コードを送信してから前記結果記憶工程で記憶された認識結果の一つである認識文字のみを送信することを特徴とする請求項10または11に記載の文字認識方法。
  13. 前記コマンド判別処理工程は、前記表示処理工程で表示された画像の所定の位置に配置される送信先指定ボタンの押下を検知した場合に、前記認識文字送信先指定処理工程を実行させることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の文字認識方法。
  14. 前記コマンド判別処理工程は、前記ストローク記憶工程で記憶された座標の数が所定値以下の場合には次に前記確定処理工程を実行させ、前記ストローク記憶工程で記憶された座標の数が所定値より多い場合には次に前記手書き画像一文字認識処理工程を実行させることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の文字認識方法。
  15. 前記コマンド判別処理工程は、前記表示処理工程で表示される画像の所定領域を操作者が指示した場合に前記クリア処理を実行させることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の文字認識方法。
  16. 前記画像の所定領域は、操作者が手書き文字を描画入力する領域の周辺部に所定の幅で表示されることを特徴とする請求項15に記載の文字認識方法。
  17. 前記表示処理工程は、前記手書き画像一文字認識処理工程で得られる結果の1つである認識候補を操作者の1ストローク分の手書き描画入力ごとに画面表示することを特徴とする請求項10〜16のいずれか一つに記載の文字認識方法。
  18. 前記表示処理工程は、前記認識文字送信先指定処理工程で指定された送信先ウィンドウのタイトルを自画面のタイトル領域に表示することを特徴とする請求項10〜17のいずれか一つに記載の文字認識方法。
  19. 請求項10〜18のいずれか一つに記載の文字認識方法をコンピュータに実行させることを特徴とする文字認識プログラム。
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