JP4872557B2 - 電子文書管理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

電子文書管理装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子文書を管理するシステムに関し、より詳しくは電子文書を検索するシステムに関する。
近年、ユーザが所望する電子ファイルを特定するに際し、ユーザの労力を軽減するために提供される様々な技術が提案されている。
例えば、検索しようとしているファイルに関する付加的な情報である間接的な情報を可能な限り集め、それを検索時に利用できるようにする。具体的にはユーザの作業に関する情報と、ファイルに関する情報を収集する。
ユーザの作業に関する情報とは、アプリケーションプログラムの起動/終了といった情報や、ウィンドウズ(登録商標)システム上での表示位置、さらには作業を行っていた場所などユーザの作業環境に関する情報である。また、ファイルに関する情報とは、ファイルに対して参照や更新が行われた際の、ファイルの格納場所、アクセス形態(参照/更新/新規など)といった情報である。これらの情報を、時刻情報と組み合わせて保存し、検索時に提供する(例えば特許文献1参照)。
特開平9−218812号公報(第3、6−7頁、第1図)
しかし、特許文献1では、このファイルが表示されている領域の特定の部分を領域指定し、この特定の部分に含まれたファイルの検索をすることはできない。
ここで例えば、ドキュメントハンドリングソフトウェアをユーザが使用するにあたり、ユーザが予め後から作業する予定の電子文書の表示要素(以下、「表示要素」という)を、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の左上領域に配置した場合に、この作業に際して、左上領域のみを表示してこの領域に表示されている表示要素の数を絞り込んだ上で所望の電子文書を特定するという場合がある。
これにより、ユーザが何らかの意図の下、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の所定の位置に表示要素を配置した場合、この配置位置を検索キーとして所望の電子文書を特定できるようにしたいという要求が生じる。
ところが特許文献1で開示された従来技術のような考え方では、このようなユーザの要求に応えられないという問題点が現状存在している。
本発明は、以上のような状況に対処するためになされたものであって、その目的とするところは、ドキュメントハンドリングソフトウェアたる電子文書管理システムにおいて、ユーザが記憶するおおまかな領域に配置されている所望の電子文書を特定できるようにすることにある。
また、他の目的は、ユーザが記憶するおおまかな領域に、過去のユーザが記憶するおおまかなある時期に配置されていた所望の電子文書を特定することを可能にする電子文書管理システムを提供することにある。
かかる目的のもと、本発明では、メモリに格納された電子文書を管理する電子文書管理装置において、この電子文書の表示要素を表示する表示領域におけるその表示要素の配置位置の情報を格納する配置位置記憶手段と、その表示領域の中での領域を指定するユーザ操作に応じて、この領域を認識する領域認識手段と、この領域認識手段が認識した領域の情報と、その配置位置記憶手段に格納された配置位置の情報とを用いて、その領域に含まれる表示要素に係る電子文書を特定する電子文書特定手段と、を備えている。
また、このような電子文書管理装置として、表示領域の中でこの表示要素の配置位置の状態が遷移する度にその配置位置の状態を認識し、その配置位置の履歴情報を配置位置記憶手段に格納する配置位置認識手段を更に備えており、電子文書特定手段は、領域の情報とこの配置位置記憶手段に格納されたその配置位置の履歴情報を用いて、過去にその領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
更に、このような電子文書管理装置として、過去の一定期間を指定するユーザ操作に応じてこの一定期間を認識する期間認識手段を更に備えており、電子文書特定手段は、この期間認識手段が認識したその一定期間に領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
そして、電子文書特定手段が特定した電子文書の表示要素を、期間認識手段が認識した一定期間の時間を遷移させるユーザ操作に応じて、その表示要素の配置位置の状態が遷移する度に表示する特定結果表示手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、本発明は、電子文書管理プログラムが電子文書を管理、特に検索する方法として捉えることもできる。この場合、本発明の電子文書管理方法は、メモリに格納された電子文書の表示要素を表示する表示領域におけるその表示要素の配置位置の情報を格納する配置位置記憶ステップと、その表示領域の中での領域を指定するユーザ操作に応じてこの領域を認識する領域認識ステップと、この領域認識ステップで認識した領域の情報と、配置位置記憶ステップで格納された配置位置の情報とを用いて、その領域に含まれる表示要素に係る電子文書を特定する電子文書特定ステップと、を含んでいる。
また、このような電子文書管理方法として、表示領域の中で表示要素の配置位置の状態が遷移する度にこの配置位置の状態を認識し、その配置位置の履歴情報を配置位置記憶手段に格納する配置位置認識ステップを更に含んでおり、電子文書特定ステップで、領域の情報と配置位置記憶ステップで格納された配置位置の履歴情報を用いて、過去にその領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
更に、このような電子文書管理方法として、過去の一定期間を指定するユーザ操作に応じてこの一定期間を認識する期間認識ステップを更に含んでおり、電子文書特定ステップで、期間認識ステップで認識したその一定期間に領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
一方、本発明は、電子文書を管理、特に検索する電子文書管理プログラムとして捉えることもできる。その場合、コンピュータに、メモリに格納された電子文書の表示要素を表示する表示領域におけるこの表示要素の配置位置の情報を格納する配置位置記憶機能と、その表示領域の中での領域を指定するユーザ操作に応じてこの領域を認識する領域認識機能と、この領域認識機能が認識した領域の情報と、配置位置記憶機能が格納した配置位置の情報とを用いて、その領域に含まれる表示要素に係る電子文書を特定する電子文書特定機能と、を実現させるようにする。
また、このような電子文書管理プログラムとして、その表示領域の中で表示要素の配置位置の状態が遷移する度にこの配置位置の状態を認識し、この配置位置の履歴情報を配置位置記憶手段に格納する配置位置認識機能を更に実現させるようにし、電子文書特定機能が、その領域の情報と配置位置記憶機能が格納したその配置位置の履歴情報を用いて、過去にその領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
更にまた、このような電子文書管理プログラムとして、過去の一定期間を指定するユーザ操作に応じてこの一定期間を認識する期間認識機能を更に実現させるようにし、電子文書特定機能は、この期間認識機能が認識したその一定期間に領域に含まれていた表示要素に係る電子文書を特定することを特徴とすることができる。
そして、電子文書特定機能が特定した電子文書の表示要素を、期間認識機能が認識した一定期間の時間を遷移させるユーザ操作に応じて、その表示要素の配置位置の状態が遷移する度に表示する特定結果表示機能を更に実現させるようにする。
本発明によれば、電子文書管理システムにおいて、ユーザがおおまかに記憶する表示領域における配置状態により所望の電子文書を特定できるようにすることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の構成を示した図である。
電子文書管理装置10のCPU20は、ROM22に格納した処理プログラムを実行して電子文書管理装置10を制御する。表示ドライバ30は、電子文書を表示する表示部31の表示を制御しており、処理プログラムが指示する電子文書を表示する。
RAM21は制御プログラム実行時の作業データを格納する。記憶装置23は、マウス41やキーボード42を用いたユーザの操作に応じて、管理プログラムが処理した電子文書を記憶、保持する。ここで、記憶装置23は、例えば磁気ディスクである。
入力インターフェース(以下、「I/F」という)40は、マウス41やキーボード42を用いたユーザの操作に係る情報を、管理プログラムに伝達する。
本実施形態では、このようなハードウェア構成でドキュメントハンドリングソフトウェアは、電子文書の検索を行う。ここで、ドキュメントハンドリングソフトウェアとは、電子文書作成用のソフトウェアである米国マイクロソフト社のWord等で作成した電子文書を、実際に印刷する形式で視覚的に表示し、かつ印刷するソフトウェアである。例えば、米国アドビシステムズ社のAdobe Acrobat(商標)とAdobe Reader(商標)がある。
図2は、本実施形態を適用するシステムの機能ブロック図を示したものである。
電子文書管理装置10は、ユーザの操作を入力する入力部50を備え、この操作に係る情報を伝達する入力I/F60を備えている。また、その情報を判別する操作判別部70を備えている。
更に、表示要素を配置する表示要素配置部100を備え、この表示要素の配置の状態が遷移した場合にこれを認識する配置位置認識部110を備えている。そして、配置位置認識部110が認識した表示領域の配置位置と時間を履歴情報として格納する配置位置記憶部120を備えている。また、ユーザが入力した検索する期間を認識する検索期間認識部140を備え、表示要素を配置する表示領域上の任意の領域を認識する領域認識部130を備えている。更にまた、所定の表示要素を所定の条件で検索して電子文書を特定する電子文書特定部150を備え、その検索の結果を表示する特定結果表示部160を備えている。
入力部50は、図1に示すマウス41やキーボード42に対応し、ユーザが電子文書を処理する際に行う入力操作を受け付ける。入力I/F60は、この入力操作に係る情報を入力部50から受け、操作判別部70に送る。操作判別部70は、その入力情報を認識して、電子文書管理装置10が行う処理内容を決定する。ここでは、操作判別部70は、表示要素配置部100、検索期間認識部140、領域認識部130、そして特定結果表示部160にその処理内容を伝達する。
表示要素配置部100は、後述する配置位置記憶部120に格納する表示領域における最新の表示要素の配置を読み出して図1に示す表示部31に表示する。また、表示要素配置部100は、操作判別部70から受けた処理内容に従って表示要素の配置位置を遷移した場合、遷移した配置位置の情報をこの遷移があった時間の情報と共に後述する配置位置認識部110に送る。ここで、この表示要素に対応する電子文書は、図示しない電子文書記憶部に格納されている。
配置位置記憶部120は、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域における表示要素の配置位置の履歴情報を配置位置認識部110から受けて格納している。この履歴情報の内容は、後述する図10にて説明する。そして配置位置記憶部120は、後述する電子文書特定部150の指示でこの情報を電子文書特定部150に送る。
配置位置認識部110は、表示要素配置部100で表示要素の配置位置の遷移があった場合、この遷移した配置位置の情報をこの遷移があった時間の情報と共に表示要素配置部100から受け取り、これらの情報を認識する。この認識の詳細な内容は、後述する。
そして、配置位置認識部110は、これらの情報を配置位置記憶部120に送る。また、この配置位置の遷移には、既存の表示要素がその配置位置を変動した場合のみならず、新たに表示要素が作成された場合や、既存の表示要素が削除された場合も含む。
領域認識部130は、操作判別部70から受けた処理内容に従い、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域における任意の領域を第1の検索条件として認識する。そして、領域認識部130は、その認識した第1の検索条件を後述する電子文書特定部150に送る。
検索期間認識部140は、ユーザが表示要素の配置位置の履歴を用いて所望の表示要素を検索する場合に、この履歴の情報を参照する任意の期間を設定するユーザ操作に応じてこの期間を第2の検索条件として認識する。検索期間認識部140は、この第2の検索条件を電子文書特定部150に送る。
電子文書特定部150は、領域認識部130から受け取った第1の検索条件と、検索期間認識部140から受け取った第2の検索条件を用いて配置位置記憶部120から読み出した表示要素の配置位置の履歴情報について検索を行う。そして、電子文書特定部150は、その検索の結果の情報を後述する特定結果表示部160に送る。
特定結果表示部160は、電子文書特定部150から受け取った検索結果の情報を図1に示す表示部31に表示する。また、電子文書特定部150は、所定の表示要素を選択するユーザ操作を認識してこの所定の表示要素に係る電子文書を特定し、表示部31に表示する。
次に、図3を用いて、電子文書管理装置10が電子文書を特定する流れを説明する。
まず、ユーザは、入力部50たるマウス41やキーボード42を、後述する図5、または図6に示す「電子文書表示画面の領域設定」のダイアログを図1に示す表示部31に表示し、第1の検索条件を設定すべく操作する。そしてこの操作に係る情報は、入力I/F60を介して操作判別部70に伝わる。
領域認識部130は、操作判別部70からその情報を受け取り、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域における任意の領域を認識する(ステップ300)。そして領域認識部130は、この認識した第1の検索条件を電子文書特定部150に送る。この認識の詳細な内容は、後述する。
次に、電子文書管理装置10は、後述する図7に示す「履歴参照設定画面」のダイアログを自動的に表示部31に表示する。ユーザは、このダイアログを第2の検索条件を設定すべく操作する。そしてこの操作に係る情報は、入力I/F60を介して操作判別部70に伝わる。
検索期間認識部140は、操作判別部70からその情報を受け取り、電子文書特定部150が検索する期間を認識する(ステップ305)。そして検索期間認識部140は、この認識した第2の検索条件を電子文書特定部150に送る。この認識の詳細な内容は、後述する。
次に電子文書特定部150は、自らが行う検索が1回目の検索であるかどうかを判断する(ステップ310)。1回目であると判断した場合は、電子文書特定部150は、配置位置記憶部120から表示要素の配置位置の履歴情報を読み出し、第2の検索条件の中で最新の時間を認識する(ステップ315)。1回目でないと判断した場合は、電子文書特定部150は、配置位置記憶部120から表示要素の配置位置の履歴情報を読み出し、第2の検索条件の中で所定の検索する時間を認識する(ステップ320)。この認識の詳細な内容は、後述する。
次に電子文書特定部150は、ステップ300で認識した第1の検索条件と、ステップ315またはステップ320で認識した第2の検索条件の中の所定の検索する時間とにもとづいて、配置位置記憶部120から読み出した表示要素の配置位置の履歴情報について検索を行う(ステップ325)。この検索の詳細な内容は、後述する。
そして、特定結果表示部160は、この検索の結果を表示部31に後述する図12のように表示する(ステップ330)。
ここで再び第2の検索条件の中の新たな時間で再検索をするために履歴を参照する場合はステップ310に戻る(ステップ335)。
そして、ユーザは、入力部50たるマウス41やキーボード42を、所望の電子文書の表示要素を選択すべく操作する。そしてこの操作に係る情報は、入力I/F60を介して操作判別部70に伝わる。特定結果表示部160は操作判別部70からその情報を受け取り、電子文書を特定する(ステップ340)。
(表示要素の配置位置の認識)
次に、表示要素の配置位置をドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域全体の座標を用いて認識することについて説明する。
図4は、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域たる「電子文書表示画面」の一例を示す。
図2に示す表示要素配置部100は、ユーザが電子文書管理装置を起動した際、配置位置記憶部120に、最新の表示要素の配置位置の情報を送るように要求する。すると配置位置記憶部120は、この情報を表示要素配置部100に送る。そして表示要素配置部100は、図4に示すように表示要素をこの「電子文書表示画面」に表示する。
図4では最新の表示要素の配置位置の状態が、電子文書1から3の3件の表示要素が配置されていることを示す。
図8は、図4に示す「電子文書表示画面」の表示が、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域を構成する座標系の中に、表示要素が座標値をもって配置されていることで行われていることを示す。
この表示領域は、A点、D点、Q点、M点で囲まれる領域である。また、後述する図5のダイアログに対応して、B点とC点はA点からD点を3等分する点であり、E点とI点はA点からM点を3等分する点である。そして、A点を原点とし、A点からD点に向けてX軸を、A点からM点に向けてY軸をとったXY座標系を構成している。
また、図8は表示領域の左上の領域にあたるA点、B点、F点、E点で囲まれる領域に電子文書1たるサムネイル800と、電子文書2たるサムネイル810と、電子文書3たるサムネイル820があることを示す。そして各サムネイルの配置座標は、サムネイル800を例に説明すると中心点S1の座標で決定し、例えばその座標値はX=Xs1、Y=Ys1として把握されることとなる。
配置位置認識部110は、このサムネイルの状態が遷移した場合、つまりサムネイルの中心点の座標値が変化した際にこの座標値の変化を認識する。そして配置位置認識部110は、この認識した情報を配置位置記憶部120に送る。なお、配置位置認識部110がこの認識を行う具体的な内容については、図10と図11を用いて後述する。
ここで、図4では電子文書の表示をサムネイルとして表示するが、視覚的に表示を判別できる方法であれば何でもよく、例えばアイコンとして表示してもよい。
(第1の検索条件の認識)
次に、図5または図6に示す「電子文書表示画面の領域指定」のダイアログを用いたドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の任意の領域(第1の検索条件)の認識について説明する。
まず図5に示すダイアログを用いた場合について説明する。
図5に示す表示領域500は、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の全ての領域を示す。そして、この場合、表示領域500は9個のボタンで構成している。つまり“左上”、“左側”、“左下”、“右上”、“右側”、“右下”、“中央上”、“中央”、そして“中央下”の各ボタンで表示領域500を9分割している。
表示領域の任意の領域を選択するにあたりユーザは、図示しないこの“ダイアログを表示させるボタン”を操作し、この操作を操作判別部70が認識する。そして操作判別部70は、図5に示すダイアログを図1に示す表示部31に表示するように領域認識部130に指示する。
次に入力部50たるマウス41やキーボード42を、このダイアログに示す表示領域500を9分割した“ボタン”の1を選択すべく操作する。すると、この操作に係る情報は、入力I/F60を介して操作判別部70に伝わる。操作判別部70は、この情報により領域認識部130にユーザが選択操作した“ボタン”の表示を変更して表示させる。図5では、“左上”ボタン510をユーザが選択した状態を示す。
次にユーザがマウス41やキーボード42を用いて図5に示す“設定”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識により表示領域の任意の領域の選択が確定し、領域認識部130は、第1の検索条件を認識して、この第1の検索条件を電子文書特定部150に送る。ユーザが“再設定”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識によりページ上の任意の領域の選択が解除され領域認識部130は、変更した“左上”ボタン510の表示を元に戻す。ユーザが“キャンセル”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識により領域認識部130は、図5に示すダイアログの表示を終了する。
次に図6に示すダイアログを用いた場合について説明する。
図6に示す表示領域600は、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の全ての領域を示す。
ページ上の任意の領域を選択するにあたりユーザは、図示しないこの“ダイアログを表示させるボタン”を操作し、この操作を操作判別部70が認識する。そして操作判別部70は、図6に示すダイアログを表示するように領域認識部130に指示する。
次にユーザは、マウス41をこのダイアログに示す表示領域600の領域を指定すべく操作する。この操作は、例えばマウス41のポインター620を図6のA点からB点までドラッグすることである。すると、この操作に係る情報は、入力I/F60を介して操作判別部70に伝わる。操作判別部70は、この情報により領域認識部130にユーザが選択操作した領域の表示を行う。図6では、領域610がユーザ指定に係る領域を示す。
その後の“設定”、“再設定”、“キャンセル”の各ボタンをユーザが操作した場合の効果は図5の場合と同じため、説明は省略する。
以上により、ページ上の任意の領域を指定する実施形態として図5と図6に示す例を用いて説明したが、これらはあくまでも一例にすぎず、領域を認識できる方法であればこれらの認識方法に限られないことはいうまでもない。
(第2の検索条件の認識)
次に、図7に示す「履歴参照設定画面」のダイアログを用いた検索期間認識部140が認識した検索期間等(第2の検索条件)の認識について説明する。
図7のダイアログは、図5または図6のダイアログにおけるユーザ操作に応じて領域認識部130が第1の検索条件を認識すると、検索期間認識部140が自動的に表示する。
このダイアログにおける“履歴”の領域は、電子文書特定部150が検索する過去の一定期間を第2の検索条件としてユーザが指定するために用いる。まず指定できる期間の種類として、現在の状態を検索する“現在の配置文書を選択”、過去の一定期間を検索する“一定期間に配置された文書を探す”を指定することができる。
そして、“一定期間に配置された文書を探す”を選択した場合には、任意の日付を指定することができ、過去の数ヶ月を指定することができ、そして過去の数日を指定することができる。日付指定をする場合には具体的な日付を“西暦/月/日”の形式で始期と終期を設定することができる。また、過去数ヶ月や過去数日を指定する場合には、月数や日数を設定することができる。
図7に示す状態は、“一定期間に配置された文書を探す”場合で、この一定期間を日付で指定する場合であり、具体的には“2006年2月10日”から“2006年3月28日”までの期間を第2の検索条件として認識する場合を示す。
次にユーザがマウス41やキーボード42を用いて図7に示す“検索実行”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識により第2の検索条件が確定し、検索期間認識部140は、第2の検索条件を認識してこの第2の検索条件を電子文書特定部150に送る。そして電子文書特定部150は、第1と第2の検索条件を用いて配置位置記憶部120から読み出した表示要素の配置位置の履歴情報を検索する。
ユーザが“再設定”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識により図7に示すダイアログに対するユーザ操作が解除され検索期間認識部140は、このダイアログを初期状態に戻す。ユーザが“キャンセル”ボタンを押し下げ操作すると、操作判別部70はこの操作を認識する。そしてこの認識により検索期間認識部140は、図7に示すダイアログの表示を終了する。
以上により、第2の検索条件の認識を、図7を用いて説明したが、これらはあくまでも一例にすぎず、他の実施形態も利用できることはいうまでもない。例えば、予め配置位置記憶部120が格納している最も古い表示要素の配置位置の情報の日付を検索期間認識部140が認識し、この認識にもとづいて図7に示すダイアログの表示を行ってもよい。
この場合、日付指定欄の左側(“から”に対応)の欄には、この最も古い日付が初期的に表示されていたり、最大で過去何ヶ月や過去何日間を設定できるのかを表示したりしてもよい。
(表示要素の配置位置の履歴管理の流れ)
次に、図9を用いて、電子文書管理装置10が表示要素の配置位置の履歴を管理する流れを説明する。
まず、ユーザは、入力部50たるマウス41やキーボード42を、後述する図11に示すように、表示要素の配置位置を遷移させたり、表示要素を新たに表示させたり削除したりすべく操作する。そしてこの操作に係る情報は入力I/F60を介して操作判別部70に伝わり、操作判別部70はこの情報を認識する(ステップ900)。
次に表示要素配置部100は、操作判別部70からその情報を受け取り、表示要素の操作、作成、そして削除(以下、「表示要素の操作等」という)があったかどうかを判断する(ステップ905)。そして表示要素配置部100が、表示要素の操作等があったと判断すると後述するステップ910へ進み、判断しない場合は処理を終了させる。
表示要素配置部100が表示要素の操作等があったと判断した場合は、表示要素配置部100は、配置位置が遷移した表示要素を特定する(ステップ910)。そしてこの認識した情報を配置位置認識部110に送る。
この情報を受け取った配置位置認識部110は、ステップ910で特定した表示要素配置位置の情報、つまりドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域全体を構成する座標系に対する座標値を取得する(ステップ915)。
次に、この座標値を受け取った配置位置認識部110は、表示要素配置部100がこの座標値たる配置位置が遷移した表示要素を特定した時間情報を取得する(ステップ920)。そして、配置位置認識部110は、この時間情報と座標値を関連付け、ステップ910で表示要素配置部100が特定した表示要素が、いつどこに遷移したのかという情報を作成する。そして配置位置認識部110は、その情報を配置位置記憶部120に送り、配置位置記憶部120はこの情報を格納し(ステップ925)、その後処理を終了する。
次にステップ910からステップ925までの処理を、図10と図11を用いて具体的に説明する。
図10は、ステップ925で配置位置認識部110が作成し、配置位置記憶部120に格納される表示要素に関する情報を示す。図11は、ドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域の中で、電子文書Aの表示要素が出現し、その配置位置が遷移し、電子文書Bの表示要素が出現し、消滅する内容を示す。ここで図11の座標系は図8で説明した座標系と同一であり、図11に示す各点の座標値も図8と同一である。また、電子文書Aの表示要素の座標値はその中心点であるSA点で認識し、電子文書Bの表示要素の座標値もその中心点であるSB点で認識する。
まず、電子文書Aの表示要素の履歴について説明する。ステップ910にて表示要素配置部100は、電子文書Aの表示要素が出現したことを認識する。次にステップ915にて配置位置認識部110は、電子文書Aの表示要素が出現した座標値が、(X=Xsa1、Y=Ysa1)と認識取得する。そしてステップ920にて配置位置認識部110は、電子文書Aの表示要素が出現した日時を認識する。そしてステップ925にて配置位置認識部110は、この座標値と日時の情報を電子文書Aの表示要素が出現した情報として作成し、配置位置記憶部120はこの情報を格納する。
図10の“電子文書A”の“No.1”の行における“配置座標遷移日時”は、電子文書Aの表示要素が出現した日時が“2006年2月15日15時05分”であることを示す。また、同じ行における“配置座標(X、Y)”は、“X=Xsa1、Y=Ysa1”に電子文書Aの表示要素が出現したことを示す。
その後、電子文書Aの表示要素は、2006年3月13日17時51分に座標値(X=Xsa2、Y=Ysa2)に遷移し、2006年3月21日13時42分に座標値(X=Xsa3、Y=Ysa3)に遷移することを図11に示す。これらの遷移も同様にステップ910からステップ925で処理され、配置位置記憶部120は処理された内容を格納する。図10の“電子文書A”の“No.2”と“No.3”の行に電子文書Aの表示要素の遷移に関する日時と座標値がそれぞれ同様に表示されている。
次に、電子文書Bの表示要素の履歴について説明する。ステップ910にて表示要素配置部100は、電子文書Bの表示要素が出現したことを認識する。次にステップ915にて配置位置認識部110は、電子文書Bの表示要素が出現した座標値が、(X=Xsb1、Y=Ysb1)と認識する。そしてステップ920にて配置位置認識部110は、電子文書の表示要素が出現した日時を認識する。そしてステップ925にて配置位置認識部110は、この座標値と日時の情報を電子文書の表示要素が出現した情報として作成し、配置位置記憶部120はこの情報を格納する。
図10の“電子文書B”の“No.1”の行における“配置座標遷移日時”は、電子文書Bの表示要素が出現した日時が“2006年3月1日18時29分”であることを示す。また、同じ行における“配置座標(X、Y)”は、“X=Xsb1、Y=Ysb1”に電子文書Bの表示要素が出現したことを示す。
その後、電子文書Bの表示要素は、2006年3月15日12時00分に削除され、座標値の無い状態(NULL)に遷移する。この遷移も同様にステップ910からステップ925で処理され、配置位置記憶部120は処理された内容を格納する。図10の“電子文書B”の“No.2”の行に電子文書Bの表示要素の遷移に関する日時と座標値が同様に表示されている。
以上により、表示要素の配置位置の履歴管理の流れを、図9、図10、及び図11を用いて説明したが、これらはあくまでも一例にすぎず、他の実施形態も利用できることはいうまでもない。例えば、本実施例では電子文書Aと電子文書Bの表示要素の座標を各表示要素の中心点としたが、これに限られず、表示要素の中の任意の点を自由に設定しても問題はない。また、図10に示す各表示要素の遷移情報についても、電子文書管理装置10が認識できる形式であればこれに限られず、どのような表示形態としてもよいことはいうまでもない。
(表示要素の検索)
次に、表示要素を第1と第2の検索情報を用いて行う検索について説明する。
まず、電子文書特定部150は、第1の検索条件を領域認識部130から受け取り、電子文書特定部150は、検索すべき領域を認識する。この認識の一例を、図11を用いて説明する。
図11のA点、C点、K点、I点に囲まれる領域は、図8に示すドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域のA点、C点、K点、I点に囲まれる領域を示す。図5のダイアログで“左上”の領域を領域認識部130が認識した場合は、電子文書特定部150は、図8のA点、B点、F点、E点で囲む領域を第1の検索情報として用いる。この際、電子文書特定部150は、第1の検索情報を具体的に認識するために、例えば座標値を用いる。
図11では、A点を原点としたXY座標系を採用し、X軸をA点からC点に向けた方向にとり、Y軸をA点からI点に向けた方向にとっている。
これにより電子文書特定部150は、第1の検索情報として、A点たる原点(X=0、Y=0)、B点(X=X1、Y=0)、F点(X=X1、Y=Y1)、E点(X=0、Y=Y1)で囲む領域をXY座標系で認識することができる。
更に、電子文書特定部150は、表示要素の配置位置の履歴情報を配置位置記憶部120から受け取る。ここで、表示要素の配置位置の履歴情報は図10の“配置座標(X、Y)”の列の情報と、図10の“配置座標遷移日時”の列の情報である。
ここで電子文書特定部150が、表示要素が表示領域上にあり、かつ第1の検索条件たる領域ABFEの一部に掛かっていれば表示要素がこの領域に存在すると判断する場合を一例に説明する。この場合、表示要素はABのラインとAEのラインからはみ出すことはないが、EFのラインとBFのラインからはみ出すことがあることとなる。
図11の電子文書Bの表示要素の座標値である(X=Xsb1、Y=Ysb1)を用い、長方形たる電子文書Bの表示要素のX方向の長さをαとし、Y方向の長さをβとして説明する。
まず、X軸方向の判断について説明する。
電子文書Bの表示要素の中心点SB1のX座標値Xsb1と、この表示要素のX方向の長さαを用いて説明する。この表示要素が本判断条件を満たすためには、α/2≦Xsb1<X1+α/2であることが条件となる。電子文書Bの表示要素がAEのラインからはみ出さず、BFのラインに少しでも掛かっていればよいためである。
次にY軸方向の判断について説明する。
電子文書Bの表示要素の中心点SB1のY座標値Ysb1と、この表示要素のY方向の長さβを用いて説明する。この表示要素が本判断条件を満たすためには、β/2≦Ysb1<Y1+β/2であることが条件となる。電子文書Bの表示要素がABのラインからはみ出さず、EFのラインに少しでも掛かっていればよいためである。
更にまた、電子文書特定部150は、第2の検索条件を検索期間認識部140から受け取る。第2の検索条件は、図7に示す「履歴参照設定画面」のダイアログのユーザ操作に応じて検索期間認識部140が認識した検索期間の情報である。電子文書特定部150は、この第2の検索条件と、表示要素の配置位置の履歴情報が備えている図10の“配置座標遷移日時”の列の情報を用いて検索する。
まず、検索期間認識部140が、図7に示すダイアログでユーザが“現在の配置文書を選択”を選択操作した場合について説明する。この場合“現在”は、2006年3月31日とし、電子文書特定部150は、“現在”の表示要素の配置状況を検索する。したがって電子文書特定部150は、図10に示す“No.3”の行の情報を参照して、“2006年3月21日13時42分”での電子文書Aの表示要素を検索する。同様に、電子文書特定部150は、図10に示す“No.2”の行の情報を参照して、“2006年3月15日12時00分”での電子文書Bの表示要素を検索する。
次に、検索期間認識部140が、図7に示すダイアログでユーザが“一定期間に配置された文書を探す”を選択し、“日付指定”を選択操作した場合について説明する。図7はユーザが“2006年2月10日(00時00分)”から“2006年3月28日(00時00分)”までを検索期間とした場合を示す。この場合、電子文書特定部150は、この検索期間の表示要素の配置状況を検索する。したがって電子文書特定部150は、この検索期間に含まれる電子文書Aの表示要素を図10に示す“No.1”から“No.3”までの行の情報を参照して検索する。同様に、電子文書特定部150は、この検索期間に含まれる電子文書Bの表示要素を“No.1”と“No.2”の行の情報を参照して検索する。
また、図7に示すダイアログでユーザが“一定期間に配置された文書を探す”を選択し“過去”数ヶ月や数日間の検索期間を選択操作した場合も同様に、その選択期間と図10に示す“配置座標遷移日時”の列の情報を用いて、電子文書特定部150は検索する。
ここで、例えば図7に示すダイアログでユーザが“一定期間に配置された文書を探す”を選択し“日付指定”を選択操作した場合で、始期を“2006年2月20日(00時00分)”とした場合は、電子文書特定部150は、図10に示す“電子文書A”の“No.1”の行の情報を参照することとなる。“2006年2月15日15時05分”からこの始期までの情報が無いからである。
以上により、第1と第2の検索条件を用いて、電子文書特定部150は表示領域の所定の領域たるA点、B点、F点、E点で囲む領域で、過去の所定の期間内で配置状態が遷移した表示要素を検索することができる。しかしこれらはあくまでも一例にすぎず、他の実施形態も利用できることはいうまでもない。例えば、他の領域で異なる検索期間を指定した条件においても同様の検索ができることはいうまでもない。さらに、電子文書特定部150は表示領域の所定の領域として予め設定されたA点、B点、F点、E点で囲む領域を対象としているが、この領域をユーザが任意に設定できるようにしても良い。
(検索結果の表示)
次に、電子文書特定部150が検索した結果を受け取った特定結果表示部160が、図1に示す表示部31に行う表示について説明する。
特定結果表示部160が検索結果を図12に例示する。図12は、図5のダイアログにて“左上”ボタン510をユーザが選択したことを領域認識部130が第1の検索条件として認識し、図7に示すダイアログにて“2006年2月10日(00時00分)”から“2006年3月28日(00時00分)”までを第2の検索条件として認識した場合の検索結果を例示する。
画面1200は、第2の検索条件たる検索期間内で最新(現在)の表示要素の配置位置を示す。この画面の表示は、第1の検索条件であるA点、B点、F点、E点で囲む領域である。そしてこの検索期間の終期は、図7に示すダイアログでユーザが設定したように“2006年3月28日(00時00分)”である。
ここで電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Aの表示要素の最新の情報は、“2006年3月21日13時42分”であり、配置座標はX=Xsa3、Y=Ysa3であると判断する。また、電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Bの表示要素の最新の情報は、“2006年3月15日12時00分”であり、配置座標はない(NULL)と判断する。
以上により、画面1200は、日時表示欄1207に電子文書Aの表示要素の最新の情報である“2006年3月21日13時42分”を表示する。また画面1200は、検索期間内の所定の時間を示すために動かすことのできるスライダバーを備えているが、最新の状態を示すためスライダ1205は右端に存在している。そして電子文書Aの表示要素1202は、所定の座標に配置している状態で示されている。なお、電子文書Bの表示要素は、画面1200が表示する日時には既に存在していないため表示されない。
画面1210は、第2の検索条件たる検索期間内で画面1200に示す状態となる1段階手前の表示要素の配置位置を示す。この画面の表示も、第1の検索条件であるA点、B点、F点、E点で囲む領域である。そして、この段階での検索期間の終期は、画面1200の表示日時たる“2006年3月21日13時42分”である。
ここで電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Aの表示要素の最新の情報は、“2006年3月13日17時51分”であり、配置座標はX=Xsa2、Y=Ysa2であると判断する。また、電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Bの表示要素の最新の情報は、“2006年3月15日12時00分”であり、配置座標はない(NULL)と判断する。
以上により、画面1210は、日時表示欄1217に電子文書Bの表示要素の最新の情報である“2006年3月15日12時00分”を表示する。また画面1210は、検索期間内の所定の時間を示すために動かすことのできるスライダバーを備えているが、この場合スライダ1215は右端から1段階左の位置に存在している。そして電子文書Aの表示要素1212は、“2006年3月15日12時00分”に所定の座標に配置している状態で示されている。なお、電子文書Bの表示要素は、画面1210が表示する日時に削除されて存在していないため表示されない。
画面1220は、第2の検索条件たる検索期間内で画面1210に示す状態となる1段階手前の表示要素の配置位置を示す。この画面の表示も、第1の検索条件であるA点、B点、F点、E点で囲む領域である。そして、この段階での検索期間の終期は、画面1210の表示日時たる“2006年3月15日12時00分”である。
ここで電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Aの表示要素の最新の情報は、“2006年3月13日17時51分”であり、配置座標はX=Xsa2、Y=Ysa2であると判断する。また、電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Bの表示要素の最新の情報は、“2006年3月01日18時29分”であり、配置座標はX=Xsb1、Y=Ysb1であると判断する。
以上により、画面1220は、日時表示欄1227に電子文書Aの表示要素の最新の情報である“2006年3月13日17時51分”を表示する。また画面1220は、検索期間内の所定の時間を示すために動かすことのできるスライダバーを備えているが、この場合スライダ1225は右端から2段階左の位置に存在している。そして電子文書Aの表示要素1222は、“2006年3月13日17時51分”に所定の座標に配置している状態で示されている。更に、電子文書Bの表示要素1224も、“2006年3月13日17時51分”に所定の座標に配置している状態で示されている。ただし電子文書Bの表示要素1224は、検索時である“2006年3月28日(00時00分)”には存在していないため、そのことを表すように“グレーアウト”した状態となっている。
画面1230は、第2の検索条件たる検索期間内で画面1220に示す状態となる1段階手前の表示要素の配置位置を示す。この画面の表示も、第1の検索条件であるA点、B点、F点、E点で囲む領域である。そして、この段階での検索期間の終期は、画面1220の表示日時たる“2006年3月13日17時51分”である。
ここで電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Aの表示要素の最新の情報は、“2006年2月15日15時05分”であり、配置座標はX=Xsa1、Y=Ysa1であると判断する。また、電子文書特定部150は、図10の表を参照すると電子文書Bの表示要素の最新の情報は、“2006年3月01日18時29分”であり、配置座標はX=Xsb1、Y=Ysb1であると判断する。
以上により、画面1230は、日時表示欄1237に電子文書Bの表示要素の最新の情報である“2006年3月01日18時29分”を表示する。また画面1230は、検索期間内の所定の時間を示すために動かすことのできるスライダバーを備えているが、この場合スライダ1235は最も左端の位置に存在している。そして電子文書Aの表示要素は、この日時では第1の検索条件と合致しないため表示されない。更に、電子文書Bの表示要素1234は、“2006年3月01日18時29分”に所定の座標に配置している状態で示されている。ただし電子文書Bの表示要素1234は、検索時である“2006年3月28日(00時00分)”には存在していないため、そのことを表すように“グレーアウト”した状態となっている。
そして、画面1230のスライダ1235はスライダバーの左端に位置しており、これ以上は過去の検索結果にかかる表示がない、またはできない旨を示している。
今回の検索では、本来ならば画面1230に表示されている日時よりも更に遡って検索することができる。しかし電子文書特定部150は、電子文書Aの表示要素は画面1230に表示されている日時よりも前には、第1の検索条件であるA点、B点、F点、E点で囲む領域にはないと判断している。また電子文書特定部150は、電子文書Bの表示要素は画面1230に表示されている日時よりも前には、どこにも存在していないと判断している。よって、画面1230に表示されている日時よりも前では表示する表示要素がなく、画面1230が過去に遡って検索結果を表示できる最も古い状態を示すため、特定結果表示部160はこれ以上の画面表示は行わないこととなっている。
以上により、第1と第2の検索条件を用いて、電子文書特定部150が表示要素を検索した結果を特定結果表示部160が具体的に表示する形態について説明した。しかしこれはあくまでも一例にすぎず、他の実施形態も利用できることはいうまでもない。例えば、図12では表示要素の配置位置が遷移する度に検索結果の表示画面を遷移させているが、表示要素の配置位置の遷移の有無に関わらず一定時間毎に遡って表示させてもよい。また図12では、特定結果表示部160は表示要素のない検索結果は表示せず、第2の検索条件たる検索期間全般での検索結果を表示していない。しかしこのような省略した結果表示をせず、特定結果表示部160は表示すべき表示要素が存在しなくても検索期間全般での検索結果を表示してもよい。
また特定結果表示部160は、一定時間毎に遡って表示させるのではなく、検索期間全般で第1の検索条件たる領域に存在した表示要素を全て表示してもよい。
また、ユーザは、この検索結果を利用するために、図12における画面に表示された表示要素を図1に示すマウス41やキーボード42で選択する。その後“選択”ボタンをユーザが選択すると、この操作を操作判別部70が認識する。そしてこの認識に応じて操作判別部70は、特定結果表示部160にその認識した情報を図1に示す表示部31に送るように指示する。これにより表示部31は、図12における画面の表示要素を選択するユーザ操作に応じて特定された電子文書を表示することとなる。この電子文書は、例えば、図12における画面の表示要素が一意に決定するものである。
“キャンセル”ボタンをユーザが選択するとこの操作を操作判別部70が認識し、マウス41やキーボード42による表示要素の選択を解除する。
また、図12に示す検索結果の表示の態様ではなく、検索結果をリストとして一覧表にして表示しても問題はない。
更にまた、ドキュメントハンドリングソフトウェアたる電子文書管理システムを起動する際、その表示領域を図1に示す表示部31に表示する前に、この電子文書管理システムが図5または図6に示すダイアログを表示してユーザに表示領域の任意の領域(第1の検索条件)を選択操作するように要求してもよい。そしてこの場合もこの電子文書管理システムは、図7に示すダイアログを用いてユーザに第2の検索条件を選択操作するように要求してもよいことはいうまでもない。
これらの操作を電子文書管理システムが認識した上で表示領域を表示部31に表示すれば、より簡単に短時間で所望の電子文書をユーザが特定できることとなる。
そして、これまでに説明した実施例はドキュメントハンドリングソフトウェアの表示領域での電子文書の表示要素を検索する態様であったが、この実施例をWindows(登録商標)のデスクトップの表示要素(アイコン)や、他の一般的なソフトウェアの操作画面上の表示要素を用いてユーザが所望の電子ファイルを特定する際に用いてもよい。
本実施形態の構成を示した図である。 本実施形態を適用するシステムの機能ブロック図である。 電子文書を特定する流れを示すフローチャートである。 表示要素が配置された表示領域の一例である。 ユーザが第1の検索条件を指定するダイアログの一例である。 ユーザが第1の検索条件を指定するダイアログの他の例である。 ユーザが第2の検索条件を指定するダイアログの一例である。 図4に示す操作画面とそこに配置された表示要素の情報を所定の座標系を用いて表現したものである。 表示要素の配置位置の履歴管理をするシステムの処理の流れを示すフローチャートである。 図9に示すフローチャートで処理した表示要素の履歴を認識した結果の一例である。 図10に示す一覧表の内容を具体的に表現した状態遷移図である。 検索結果の履歴による状態遷移を表示する一例である。
符号の説明
10…電子文書管理装置、100…表示要素配置部、110…配置位置認識部、120…配置位置記憶部、130…領域認識部、140…検索期間認識部、150…電子文書特定部、160…特定結果表示部

Claims (5)

  1. メモリに格納された電子文書を管理する装置において、
    前記電子文書の表示要素を表示する表示領域における当該表示要素の配置位置の情報を格納する配置位置記憶手段と、
    前記表示領域の中で前記表示要素の配置位置が遷移する度に当該配置位置の状態を認識し、前記表示要素に係る電子文書と前記表示要素が遷移した遷移日時と前記表示要素が遷移した配置位置とを対応づけて履歴情報として前記配置位置記憶手段に格納する配置位置認識手段と、
    前記表示領域の中での領域を第1の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該領域を認識する領域認識手段と、
    過去の一定期間を第2の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該一定期間を認識する期間認識手段と、
    前記領域認識手段が認識した前記第1の検索条件と前記期間認識手段が認識した前記第2の検索条件とに基づいて、前記配置位置記憶手段に格納された履歴情報を検索することで、前記領域および前記一定期間に含まれる前記表示要素に係る前記電子文書を特定する電子文書特定手段と、
    前記電子文書特定手段が特定した前記電子文書の前記表示要素を検索結果として表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする電子文書管理装置。
  2. 前記電子文書特定手段が特定した前記電子文書の前記表示要素を、前記期間認識手段が認識した前記一定期間の時間を遷移させるユーザ操作に応じて、当該表示要素の配置位置の状態が遷移する度に前記表示手段に表示させる特定結果表示手段を更に備えることを特徴とする請求項記載の電子文書管理装置。
  3. メモリに格納された電子文書の表示要素を表示する表示領域における当該表示要素の配置位置の情報を配置位置記憶手段に格納する配置位置記憶ステップと、
    前記表示領域の中で前記表示要素の配置位置が遷移する度に当該配置位置の状態を認識し、前記表示要素に係る電子文書と前記表示要素が遷移した遷移日時と前記表示要素が遷移した配置位置とを対応づけて履歴情報として前記配置位置記憶手段に格納する配置位置認識ステップと、
    前記表示領域の中での領域を第1の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該領域を認識する領域認識ステップと、
    過去の一定期間を第2の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該一定期間を認識する期間認識ステップと、
    前記領域認識ステップで認識した前記第1の検索条件と前記期間認識ステップで認識した前記第2の検索条件とに基づいて、前記配置位置記憶手段に格納された履歴情報を検索することで、前記領域および前記一定期間に含まれる前記表示要素に係る前記電子文書を特定する電子文書特定ステップと、
    前記電子文書特定ステップで特定された前記電子文書の前記表示要素を検索結果として表示する表示ステップと
    を含むことを特徴とする電子文書管理方法。
  4. コンピュータに、
    メモリに格納された電子文書の表示要素を表示する表示領域における当該表示要素の配置位置の情報を配置位置記憶手段に格納する配置位置記憶機能と、
    前記表示領域の中で前記表示要素の配置位置が遷移する度に当該配置位置の状態を認識し、前記表示要素に係る電子文書と前記表示要素が遷移した遷移日時と前記表示要素が遷移した配置位置とを対応づけて履歴情報として前記配置位置記憶手段に格納する配置位置認識機能と、
    前記表示領域の中での領域を第1の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該領域を認識する領域認識機能と、
    過去の一定期間を第2の検索条件として指定するユーザ操作に応じて当該一定期間を認識する期間認識機能と、
    前記領域認識機能が認識した前記第1の検索条件と前記期間認識機能が認識した前記第2の検索条件とに基づいて、前記配置位置記憶手段に格納された履歴情報を検索することで、前記領域および前記一定期間に含まれる前記表示要素に係る前記電子文書を特定する電子文書特定機能と、
    前記電子文書特定機能で特定された前記電子文書の前記表示要素を検索結果として表示手段に表示する表示機能と
    を実現させることを特徴とする電子文書管理プログラム。
  5. 前記電子文書特定機能が特定した前記電子文書の前記表示要素を、前記期間認識機能が認識した前記一定期間の時間を遷移させるユーザ操作に応じて、当該表示要素の配置位置の状態が遷移する度に前記表示手段に表示させる特定結果表示機能を更に実現させることを特徴とする請求項記載の電子文書管理プログラム。
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