JPH07320186A - プラント運転支援装置 - Google Patents

プラント運転支援装置

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Publication number
JPH07320186A
JPH07320186A JP6116948A JP11694894A JPH07320186A JP H07320186 A JPH07320186 A JP H07320186A JP 6116948 A JP6116948 A JP 6116948A JP 11694894 A JP11694894 A JP 11694894A JP H07320186 A JPH07320186 A JP H07320186A
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JP
Japan
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plant
state data
plant state
database
support device
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Application number
JP6116948A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kobashi
秀一 小橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各プラントから収集されたプラント状態デー
タが運転要領書に規定された内容通りであるか否かを判
断し、その判断結果をCRTディスプレイ上に表示する
ことができるプラント運転支援装置を得ることを目的と
する。 【構成】 運転状況表示手段により各プラントから収集
されたプラント状態データが運転要領書に規定された内
容通りであるか否かを判断し、その判断結果をCRTデ
ィスプレイ上に表示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラントの運転に必
要な運転要領書をデータベース化しておき、プラントの
異常時などの操作支援を行うプラント運転支援装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開昭63ー21619
4号公報に示された従来のプラント運転支援装置を示す
構成図であり、図において、1はプラントからの警報a
があった場合、データベース4に蓄えられた警報情報
(運転手順等)の中から警報情報を検索するとともに、
下記に示すCRT6にその警報情報を表示するプロセッ
サ、3はプラントからの警報aをプロセス計算機2を介
して入力し、プロセッサ1に警報信号aを出力するデジ
タル信号インターフェース装置、4は警報情報aが蓄え
られたデータベース、5はプラント運転員が操作するマ
ウス、6は警報aに対応する警報パネル6aを複数備
え、警報発生時に運転要領書を表示するCRTディスプ
レイ、7はプラント運転員が新たな情報を入力するキー
ボードである。
【0003】次に動作について説明する。プラント運転
中に実プラントに異常が発生すると、警報aが発せられ
る。警報aが発生すると、その警報aをプロセス計算機
2を介してディジタル信号インターフェイス装置3が入
力し、プロセッサ1へ警報信号を出力する。次いで、C
RTディスプレイ6上に警報aに対応する警報パネル6
aが表示されるので、プラント運転員は表示された警報
パネル6aをマウス5により指定する。複数の警報パネ
ル6aが表示された場合には、プラント運転員がその警
報aの重要性、緊急性を判断し、1つの警報パネル6a
を選択する。特定の警報パネル6aが指定されると、格
子状に構成され各枠内が警報窓となっている模擬図形が
CRTディスプレイ6上に表示されるので、その警報窓
の1つを指定する。指定された警報窓情報によりデータ
ベース4に記憶されている警報発生時の運転要領書がC
RTディスプレイ6に表示される。プラント運転員は、
このようにCRTディスプレイ6に表示された警報情報
を認識して、発生した警報を迅速に処理する。
【0004】上記のプラント運転支援装置にあっては、
プラントの異常事象に応じて運転要領書を自動的に検索
し、CRTディスプレイ上に表示されるので、プラント
運転員はワープロ化された運転要領書を手めくりで検索
する必要はないが、各プラントのプラント状態データと
運転要領書に規定された事項(状態、運転操作など)と
をリンクするデータベースが構築されていなかったた
め、各プラントから収集されたプラント状態データとプ
ラント運転要領書に規定された状態が一致しているか否
か、及び、運転要領書に規定された運転操作を実施した
か否かを同じCRTディスプレイ上で確認する事ができ
なかった。
【0005】また、上記のようなデータベースを構築す
るためには、運転要領書にある多くのプラントのプロセ
スパラメータ(例えば、大型プラントでは数十万点にも
及ぶプロセスパラメータがある。)を一点も誤らずに、
入力して計算機入力点と接続し、かつ確認試験をしなけ
ればならず、多くの時間を費やしていた。また、原子
力、発電プラント等の場合、さらに高度の品質を確保し
なければならずさらに多くの時間を費やしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント運転支
援装置は以上のように構成されているので、各プラント
から収集されたプラント状態データと運転要領書に規定
された状態とが一致しているか否か、及び、運転要領書
に規定された運転操作を実施したか否かを同じCRTデ
ィスプレイ上で確認する事ができないなどの問題点があ
った。また、上記のようなデータベースを構築するため
には、多くの時間が必要であるなどの問題点があった。
【0007】請求項1から請求項5の発明は上記のよう
な問題点を解消するためになされたもので、各プラント
から収集されたプラント状態データが運転要領書に規定
された内容通りであるか否かを判断し、その判断結果を
CRTディスプレイ上に表示することができるプラント
運転支援装置を得ることを目的とする。
【0008】請求項6の発明は、運転要領書データベー
スの構築を短期間に行うことができるプラント運転支援
装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
ラント運転支援装置は、運転状況表示手段により各プラ
ントから収集されたプラント状態データが運転要領書に
規定された内容通りであるか否かを判断し、その判断結
果をCRTディスプレイ上に表示するものである。
【0010】請求項2の発明に係るプラント運転支援装
置は、プラント状態判断手段により、プラント状態デー
タが運転要領書データベースに規定された状態であるか
否かを判断しその判断結果を上記CRTディスプレイ画
面上に表示するものである。
【0011】請求項3の発明に係るプラント運転支援装
置は、実施状況判断手段により、プラント状態データが
運転要領書データベースに規定された運転操作であるか
否かを判断し、その判断結果を上記CRTディスプレイ
画面上に表示するものである。
【0012】請求項4の発明に係るプラント運転支援装
置は、プラント状態判断手段により、プラント状態デー
タが運転要領書データベースに規定された状態であるか
否かを判断し、その判断結果を上記CRTディスプレイ
画面上に表示するとともに、実施状況判断手段により、
運転要領書データベースを介しプラント状態データが運
転要領書に規定された運転操作であるか否かを判断し、
その判断結果を上記CRTディスプレイ画面上に表示す
るものである。
【0013】請求項5の発明に係るプラント運転支援装
置は、時刻記録手段により運転要領書に規定された運転
監視操作事項の実施時刻を運転要領書の記載事項の順序
に従って記録するものである。
【0014】請求項6の発明に係るプラント運転支援装
置は、プラント状態データベースにより収集されたプラ
ント状態データと各プラント検出器とを対応づけ、デー
タベース構築手段によりプラント状態データベースのデ
ータと運転要領書に規定された事項とをリンクし運転要
領書データベースを構築するものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明におけるプラント運転支援装置
は、プラント状態データが運転要領書に規定された内容
通りであるか否かを判断し、その判断結果を上記CRT
ディスプレイ上に表示する運転状況判断手段を設けたこ
とにより、運転要領書に沿った操作を遵守させることが
できる。
【0016】請求項2の発明におけるプラント運転支援
装置は、プラント状態データが運転要領書データベース
中の運転要領書に規定された状態であるか否かを判断
し、その判断結果を上記CRTディスプレイ画面上に表
示するプラント状態判断手段を設けたことにより、運転
要領書に沿った操作を遵守させることができる。
【0017】請求項3の発明におけるプラント運転支援
装置は、プラント状態データが運転要領書データベース
に規定された運転操作であるか否かを判断し、その判断
結果を上記CRTディスプレイ画面上に表示する実施状
況判断手段を設けたことにより、運転要領書に沿った操
作を遵守させることができる。
【0018】請求項4の発明におけるプラント運転支援
装置は、プラント状態データが運転要領書データベース
中の運転要領書に規定された運転操作であるか否かを判
断し、その判断結果を上記CRTディスプレイ画面上に
表示する実施状況判断手段を設けるとともに、プラント
状態データが運転要領書データベースに規定された運転
操作であるか否かを判断し、その判断結果を上記CRT
ディスプレイ画面上に表示する実施状況判断手段を設け
たことにより、運転要領書に沿った操作を遵守させるこ
とができる。
【0019】請求項5の発明におけるプラント運転支援
装置は、運転要領書に規定された運転監視操作事項の実
施時刻を運転要領書の記載事項の順序に従って記録する
時刻記録手段を設けたことにより、運転要領書に沿った
操作を遵守させることができるとともに、実施時刻の解
析ができ、プラント事故発生時の運転操作の妥当性の評
価が容易となる。
【0020】請求項6の発明におけるプラント運転支援
装置は、プラント状態データと各プラント検出器とを対
応づけるプラント状態データベースのデータと運転要領
書に規定された事項とをリンクするデータベース構築手
段を設けたことにより、運転要領書データベースが短期
間に構築できる。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるプラント運転支
援装置を示す構成図であり、図において、11は各プラ
ントからプラント状態を計測するプラント検出器、12
はプラント状態データをプラント検出器11から周期的
に収集するプラント状態データ収集手段、13は上記プ
ラント状態データと機器名称とを対応付けたデータを運
転要領書に規定された内容と機器名称とを対応付けたデ
ータにリンクする運転要領書データベース、14はプラ
ント状態データ収集手段12から入力したプラント状態
データと上記運転要領書データベース13に規定された
内容であるか否かを判断し、この判断結果をCRTディ
スプレイ15画面上に表示するプラント状態判断手段
と、15は運転要領書が表示されたCRTディスプレ
イ、16はCRTディスプレイ15中の運転要領書を検
索するタッチパネルである。
【0022】31はプラント状態データ収集手段12の
プラント状態データが上記運転要領書データベース13
に規定された運転操作であるか否かを判断し、その判断
結果をCRTディスプレイ15画面上に表示する実施状
況判断手段である。51は運転要領書に規定された運転
監視操作事項の実施時刻を運転要領書の記載事項の順序
に従って記録する時刻記録手段、61は各プラント検出
器11からプラント状態データ収集手段12を介して収
集されたデータを各プラント検出器11と対応付けるプ
ラント状態データベース、62はワープロ化された運転
要領書、63は運転要領書62をデータベースする際の
構築手順を記憶する構築手順データベース、64は上記
構築手順データベース63に基づいて、運転要領書62
のプラントプロセスデータの名称(例えば、LPドレイ
ンポンプ等)とプラント状態データベース61のデータ
とをリンクする運転要領書データベース構築手段であ
る。
【0023】次に動作について説明する。まず、プラン
ト状態判断手段14の動作について図2を参照しながら
説明する。図2はCRTディスプレイ15中に表示され
る運転要領書のメニュー画面の一例を示す形態図であ
り、図において21、22、23は運転要領書に組み込
まれたプラント状態表示部であり、それ以外は運転要領
書自体である。プラント状態データ収集手段12は、各
プラント検出器11からプラント状態を示すプラント状
態データを周期的に収集する。プラント操作員がタッチ
パネル16を介してプラント状態表示部21〜23の何
れかをタッチした時点で、プラント状態判断手段14は
この機器名称を検索キーにして運転要領書データベース
13の中から一致する運転要領書データ(機器名称と規
定された内容とを対応付けたデータ)と、プラントデー
タ(機器名称とプラント状態データとを対応付けたデー
タ)とを検索し、このプラント状態データが運転要領書
データベース13に規定された状態であるか否かを判断
する。そして、そのタッチされたプラント状態表示部2
1〜23が、運転要領書データベース13に規定された
状態である場合には黄色で表示され、異なる場合には赤
色で表示される。
【0024】したがって、このプラント状態判断手段1
4によれば、プラント状態データが運転要領書データベ
ース13に規定された状態であるか否かを判断され、そ
の判断結果を色で識別しCRTディスプレイ画面上で表
示するようにしたので、異常なプラントが一目で確認す
ることができ、運転要領書に沿った操作を遵守させる効
果がある。
【0025】次に、実施状況判断手段31の動作につい
て図3を参照しながら説明する。図3はCRTディスプ
レイ15中に表示される運転要領書のメニュー画面を示
す形態図であり、図において、41、42、43は運転
要領書に組み込まれた運転操作表示部であり、それ以外
は運転要領書自体である。プラント状態データ収集手段
12は、各プラント検出器11からプラント状態を示す
プラント状態データを周期的に収集する。プラント操作
員がタッチパネル16を介して運転操作表示部41〜4
3の何れかをタッチした時点で、実施状況判断手段31
はこの機器名称を検索キーにして運転要領書データベー
ス13の中から一致する運転要領書データ(機器名称と
規定された運転操作とを対応付けたデータ)と、プラン
トデータ(機器名称とプラント状態データとを対応付け
たデータ)とを検索し、このプラント状態データが運転
要領書データベース13に規定された状態であるか否か
を判断する。そして、そのタッチされた運転操作表示部
41〜43が、運転要領書データベース13に規定され
た状態である場合には黄色で表示され、異なる場合には
赤色で表示される。なお、運転順序での3番目はプラン
ト状態データからは一義的に判断できないので、プラン
ト運転員が確認・操作実施後、順序をタッチすることで
□印を表示する。
【0026】したがって、この実施状況判断手段31に
よれば、プラントが運転要領書に規定された運転操作を
しているか否かを判断され、その判断結果を色で識別し
CRTディスプレイ画面上で表示するようにしたので、
異常なプラントが一目で確認することができ、運転要領
書に沿った操作を遵守させる効果がある。
【0027】次に、時刻記録手段51について図4を参
照しながら説明する。図3はCRTディスプレイ15中
に表示される運転要領書のメニュー画面を示す形態図で
あり、メニュー画面には、監視・操作手順の内容が表示
されるとともに、機器動作時刻及び確認時刻が表示され
る。したがって、運転要領書に沿った操作を遵守させる
ことができるとともに、実施時刻の解析ができ、プラン
ト事故発生時の運転操作の妥当性の評価が容易となる。
【0028】次に、運転要領書データベース構築手段6
4の構築手順を図5と図6とを参照しつつ説明する。図
5は運転要領書データベース構築手順を示すフローチャ
ートであり、図6はCRTディスプレイ中に表示される
運転要領書のメニュー画面を示す形態図である。
【0029】フローチャートを説明する前にその概要を
説明すると、運転要領書をプラントプロセスパラメータ
とリンクしたデータベースとして自動構築するために
は、運転要領書に規定されている文字データの中からプ
ラントプロセスデータの名称を選別し、プラントプロセ
スデータを収集する計算機での該当シンボルをアサイン
する必要がある。このためには、運転要領書から“LP
ドレンポンプ”などの文字データを検索するが、通常数
千点以上あるプロセスデータ毎に全運転要領書を検索し
ていたのでは、極めて長時間の検索ならびに妥当性の確
認時間が必要となるので、運転要領書を小さなブロック
に分割し、そのブロック内でプラント状態データベース
61内の機器名称を検索し、対応するものがあればアサ
インすることで、検索・妥当性の確認時間を短縮するこ
とができる。
【0030】以上の概要に沿ってフローチャートを説明
すると、まず、運転要領書62を構成する各ドキュメン
ト単位(通常運転操作を規定した運転要領書、異常時の
運転操作を規定した運転要領書等)による階層的ブロッ
ク化を行い(ステップST1)、運転要領書メニューに
よるブロック化(例えば、運転要領書の中の発電プラン
ト負荷遮断等の事象毎によるブロック化)を行った後
(ステップST2)、運転要領書中の各記載事項は機能
目的毎に罫線で区分されているので、罫線によるブロッ
ク化を行う(ステップST3)。
【0031】次に、運転要領書62とプラント状態デー
タベース61とのリンク作業を行う(ステップST4)
が、その詳細手順は、まず、運転要領書は図10に示す
形態となっており、運転順序番号毎に区分されているの
で、運転順序番号毎のブロック内で行毎にデータ化を図
り(ステップST4−1)、運転順序番号毎のブロック
内データを””等の区分識別子により区分し(ステップ
ST4−2)、区分されたデータをプラント状態データ
ベース61の機器名称の検索キーにして検索し、一致す
るものとのリンクを行う(ステップST4−4)。そし
て、上記で構築された運転要領書とプラント状態データ
ベース61とのリンクの妥当性を手動で確認する(ステ
ップST5)。
【0032】また、運転要領書データベース構築手段6
4の他の構築手順を図7と図8とを参照しつつ説明す
る。図7は運転要領書データベースの他の構築手順を示
すフローチャートであり、図8はCRTディスプレイ中
に表示される運転要領書のメニュー画面を示す形態図で
ある。まず、運転要領書メニューによるブロック化(各
運転要領書の中の、例えば発電プラント負荷遮断等の事
象毎によるブロック化)を行い(ステップST11)、
そして、運転要領書中の各記載事項は機能目的毎に罫線
で区分されているので、罫線によるブロック化を行う
(ステップST12)。
【0033】次に、運転要領書62とプラント状態デー
タベース61とのリンク作業を行う(ステップST1
3)が、その詳細手順は、まず、罫線ブロック内で、プ
ラント入出力点データベースとリンクしたい記述を手動
で選択し、区分されたデータをプラント状態データベー
ス61の機器名称の検索キーにして検索し、一致するも
のとのリンクを行う。次に、上記で構築された運転要領
書62とプラント状態データベース61とのリンクの妥
当性を手動で確認するとともに、選定外とした記述に対
するプラント状態データベース61とのリンクを行う
(ステップST14)。
【0034】更に、運転要領書データベース構築手段6
4の他の構築手順を図9を参照しつつ説明する。図9は
運転要領書データベースの他の構築手順を示すフローチ
ャートである。まず、運転要領書メニューによるブロッ
ク化(各運転要領書の中の、例えば発電プラント負荷遮
断等の事象毎によるブロック化)を行い(ステップST
21)、次に、運転要領書中の各記載事項は機能目的毎
に罫線で区分されているので、罫線によるブロック化を
行った後(ステップST22)、運転要領書に規定され
た監視操作項目毎、手動でプラント状態データベース6
1とリンクした表示シンボルを運転要領書に手動で埋め
込む(ステップST23)。
【0035】上記の運転要領書データベース構築手段6
4によれば、プラント状態データと各プラント検出器と
を対応づけ、そのデータと運転要領書に規定された事項
とをリンクし運転要領書データベースを構築するように
したので、運転要領書データベースが短期間に構築でき
るなどの効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、プラント状態データが運転要領書に規定された内容
通りであるか否かを判断し、その判断結果を上記CRT
ディスプレイ上に表示するように構成したので、運転要
領書に沿った操作を遵守させることができるなどの効果
がある。
【0037】請求項2の発明によれば、プラント状態デ
ータが運転要領書データベース中の運転要領書に規定さ
れた状態であるか否かを判断し、その判断結果を上記C
RTディスプレイ画面上に表示するように構成したの
で、運転要領書に沿った操作を遵守させることができる
などの効果がある。
【0038】請求項3の発明によれば、プラント状態デ
ータが運転要領書データベース中の運転要領書に規定さ
れた運転操作であるか否かを判断し、その判断結果を上
記CRTディスプレイ画面上に表示する構成にしたの
で、運転要領書に沿った操作を遵守させることができる
などの効果がある。
【0039】請求項4の発明によれば、プラント状態デ
ータが運転要領書データベース中の運転要領書に規定さ
れた状態であるか否かを判断し、その判断結果を上記C
RTディスプレイ画面上に表示するとともに、実施状況
判断手段により、運転要領書データベースを介しプラン
ト状態データが運転要領書に規定された運転操作である
か否かを判断し、その判断結果を上記CRTディスプレ
イ画面上に表示するように構成したので、運転要領書に
沿った操作を遵守させることができるなどの効果があ
る。
【0040】請求項5の発明によれば、運転要領書に規
定された運転監視操作事項の実施時刻を運転要領書の記
載事項の順序に従って記録するように構成したので、運
転要領書に沿った操作を遵守させるなどの効果があると
ともに、実施時刻の解析ができ、プラント事故発生時の
運転操作の妥当性の評価が容易となるなどの効果があ
る。
【0041】請求項6の発明によれば、プラント状態デ
ータと各プラント検出器とを対応づけ、そのデータと運
転要領書に規定された事項とをリンクし運転要領書デー
タベースを構築するように構成したので、運転要領書デ
ータベースが短期間に構築できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置のCRT表示形態を示す形態図である。
【図3】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置のCRT表示形態を示す形態図である。
【図4】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置のCRT表示形態を示す形態図である。
【図5】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置の運転要領書データベースの構築手順を示すフロー
チャートである。
【図6】 この発明の一実施例によるプラント運転支援
装置のCRT表示形態を示す形態図である。
【図7】 この発明の他の実施例によるプラント運転支
援装置の運転要領書データベースの構築手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 この発明の他の実施例によるプラント運転支
援装置のCRT表示形態を示す形態図である。
【図9】 この発明の他の実施例によるプラント運転支
援装置の運転要領書データベースの構築手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 従来のプラント運転支援装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 プラント検出器、12 プラント状態データ収集
手段、13 運転要領書データベース、14 プラント
状態判断手段、15 CRT、16 タッチパネル、3
1 実施状況判断手段、51 時刻記録手段、61 プ
ラント状態データベース、62 運転要領書、63 構
築手順データベース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常運転操作及び異常時の運転操作を規
    定した運転要領書がCRTディスプレイ画面上に表示さ
    れ、この運転要領書に基づいてプラントの運転を支援す
    るプラント運転支援装置において、各プラント検出器の
    プラント状態データを周期的に入力するプラント状態デ
    ータ収集手段と、上記プラント状態データ収集手段が入
    力したプラント状態データが運転要領書に規定された内
    容通りであるか否かを判断し、その判断結果を上記CR
    Tディスプレイ上に表示する運転状況判断手段とを備え
    たことを特徴とするプラント運転支援装置。
  2. 【請求項2】 通常運転操作及び異常時の運転操作を規
    定した運転要領書がCRTディスプレイ画面上に表示さ
    れ、この運転要領書に基づいてプラントの運転を支援す
    るプラント運転支援装置において、各プラント検出器の
    プラント状態データを周期的に入力するプラント状態デ
    ータ収集手段と、上記プラント状態データ収集手段によ
    って入力されたプラント状態データと運転要領書の内容
    とをリンクする運転要領書データベースと、上記プラン
    ト状態データ収集手段によって入力されたプラント状態
    データが上記運転要領書データベースに規定された状態
    であるか否かを判断し、その判断結果を上記CRTディ
    スプレイ画面上に表示するプラント状態判断手段とを備
    えたことを特徴とするプラント運転支援装置。
  3. 【請求項3】 通常運転操作及び異常時の運転操作を規
    定した運転要領書がCRTディスプレイ画面上に表示さ
    れ、この運転要領書に基づいてプラントの運転を支援す
    るプラント運転支援装置において、各プラント検出器の
    プラント状態データを周期的に入力するプラント状態デ
    ータ収集手段と、上記プラント状態データ収集手段によ
    って入力されたプラント状態データと運転要領書の内容
    とをリンクする運転要領書データベース、上記プラント
    状態データ収集手段によって入力されたプラント状態デ
    ータが上記運転要領書データベースに規定された運転操
    作であるか否かを判断し、その判断結果を上記CRTデ
    ィスプレイ画面上に表示する実施状況判断手段とを備え
    たことを特徴とするプラント運転支援装置。
  4. 【請求項4】 通常運転操作及び異常時の運転操作を規
    定した運転要領書がCRTディスプレイ画面上に表示さ
    れ、この運転要領書に基づいてプラントの運転を支援す
    るプラント運転支援装置において、各プラント検出器の
    プラント状態データを周期的に入力するプラント状態デ
    ータ収集手段と、上記プラント状態データ収集手段によ
    って入力されたプラント状態データと運転要領書の内容
    とをリンクする運転要領書データベースと、上記プラン
    ト状態データ収集手段によって入力されたプラント状態
    データが上記運転要領書データベースに規定された状態
    であるか否かを判断し、その判断結果を上記CRTディ
    スプレイ画面上に表示するプラント状態判断手段と、プ
    ラント状態データ収集手段のプラント状態データが上記
    運転要領書データベース中の運転要領書に規定された運
    転操作であるか否かを判断し、その判断結果を上記CR
    Tディスプレイ画面上に表示する実施状況判断手段とを
    備えたことを特徴とするプラント運転支援装置。
  5. 【請求項5】 上記運転要領書に規定された運転監視操
    作事項の実施時刻を上記運転要領書の記載事項の順序に
    従って記録する時刻記録手段を備えたことを特徴とする
    請求項1から請求項4のうち何れか1項記載のプラント
    運転支援装置。
  6. 【請求項6】 通常運転操作及び異常時の運転操作を規
    定した運転要領書がCRTディスプレイ画面上に表示さ
    れ、この運転要領書に基づいてプラントの運転を支援す
    るプラント運転支援装置において、各プラント検出器の
    プラント状態データを周期的に入力するプラント状態デ
    ータ収集手段と、上記プラント状態データ収集手段によ
    って収集されたプラント状態データと各プラント検出器
    とを対応づけるプラント状態データベースと、上記プラ
    ント状態データベースのデータと運転要領書に規定され
    た事項とをリンクするデータベース構築手段と、上記デ
    ータベース構築手段により構築された運転要領書データ
    ベースとを備えたことを特徴とするプラント運転支援装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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