JPH1138955A - 画素数変換装置及び画素数変換方法 - Google Patents

画素数変換装置及び画素数変換方法

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JPH1138955A
JPH1138955A JP9188599A JP18859997A JPH1138955A JP H1138955 A JPH1138955 A JP H1138955A JP 9188599 A JP9188599 A JP 9188599A JP 18859997 A JP18859997 A JP 18859997A JP H1138955 A JPH1138955 A JP H1138955A
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JP9188599A
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Hideyuki Kitagawa
秀行 北川
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLL回路の不安定による表示画像の乱れを
回避し、かつ、生産コストを削減する。 【解決手段】 カウンタ13には、NANDゲート11
からの信号と、発振器3からの読出しクロックRCKが
供給される。カウンタ13は、NANDゲート11から
のリセット信号HRSTが供給される毎にリセットし
て、発振器3からの読出しクロックRCKを所定数カウ
ントする毎に読出し開始パルスRDSTを出力してい
る。ここでは、カウンタ13は、5水平同期期間に上記
読出し開始パルスRDSTを8発カウントするように設
定されている。すなわち、カウンタ13は、5水平同期
期間毎にリセットしてカウントを行っているので、常に
水平同期信号との同期のとれた読出し開始パルスRDS
Tを出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCD(Liquid C
rystal Display)等の表示装置に、その画素数に応じた
映像信号を供給する画素数変換装置及び画素数変換方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDやCRT(Cathode Ray Tube)等
の表示装置は、有効画素数が固定である。したがって、
表示装置の有効画素数と表示装置に入力される映像信号
の有効期間から割り出される画素数とが一致しないこと
がある。
【0003】例えば、640ドット×480ドットのV
GA(Video Graphics Array)フォーマットの映像信号
が、1024ドット×768ドットのXGA(eXtended
Graphics Array)フォーマットに対応する表示装置に
供給される場合において、映像信号のフォーマットをV
GAからXGAに変換して、この映像信号を表示装置に
供給する画素数変換装置が必要となる。
【0004】ここで、従来の画素数変換装置は、例えば
図6に示すように、入力映像信号から分離された同期信
号に基づいて書込クロックWCKを生成するPLL(Ph
aseLocked Loop)回路101と、PLL回路101で発
生する書込クロックWCKに基づいて駆動するA/Dコ
ンバータ102と、映像信号を1フィールド期間毎に記
憶するフィールドメモリ103と、固定周波数で発振す
る発振器104と、発振器104からのクロックに基づ
いて映像信号の画素数変換の処理を行うスキャンコンバ
ータ105と、発振器104からのクロックに基づいて
駆動するD/Aコンバータ106とを備える。
【0005】A/Dコンバータ102は、入力される映
像信号を所定のサンプリング間隔でディジタル化し、こ
れをフィールドメモリ103に供給する。
【0006】フィールドメモリ103は、PLL回路1
01からの書込クロックに同期して、A/Dコンバータ
102からの映像データを記憶する。また、フィールド
メモリ103に記憶された映像データは、発振器104
からのクロック(読出しクロック)に同期して読み出さ
れる。
【0007】スキャンコンバータ105は、フィールド
メモリ103から読み出された映像データを所定の画素
数に変換して、D/Aコンバータ106を介してアナロ
グ化された映像信号を表示部107に供給する。
【0008】このように構成された上記画素数変換装置
のフィールドメモリ103は、図7に示すように、垂直
同期信号が供給されるとリセットして、1フィールド期
間毎に映像データが所定の書込みクロックWCKに基づ
いて書き込まれ、そして、所定のアドレスからこの映像
データが所定の読出しクロックRCKに基づいて読み出
される。これにより、表示部107には、画素数の変換
処理済みの映像信号が供給される。
【0009】したがって、垂直方向、すなわり1フィー
ルド期間においては、書込みクロックと読出しクロック
は、垂直同期期間毎に同期している。一方、水平方向に
おいて、書込みクロックはフィールドメモリに書き込ま
れる映像データのフォーマットによって異なるものの、
読出しクロックは表示部107の画素数に対応している
ため画素変換率にかかわらず常に一定である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、フィ
ールドメモリ103の書込みクロックはVGAやXGA
等の種々のフォーマットに応じてそれぞれ異なり、これ
に対して、読出しクロックはそれらのフォーマットに関
係なく一定である。すなわち、フィールドメモリ103
の書込みクロックと読出しクロックは同期していないた
め、フィールドメモリ103では、映像データの書込み
と読出しの位相がずれる。そこで、この位相のずれを吸
収するために大容量のメモリが必要となる。しかし、フ
ィールドメモリは高価なデバイスであり、システムのコ
スト増の問題となった。
【0011】本願出願人は、このようなコスト増の問題
に対処すべく、フィールドメモリの代わりにラインメモ
リを用いた画素数変換装置を、特願平9−7886号に
おいて既に提案している。
【0012】しかし、この画素数変換装置は、書込みク
ロックと読出しクロックとの間で同期をかけるために、
書込み用のPLL回路だけでなく読出し用のPLL回路
を設けており、依然としてコスト増の要因となってい
た。また、PLL回路が不安定になると、表示画像が乱
れ、画質の劣化をもたらすこともあった。
【0013】一方、単に、読出し用のPLL回路の代わ
りに発振器を設けたとしても、書込みクロックと読出し
クロックの同期をとることができなければ、上述した画
素数変換処理ができなくなる問題が生じる。
【0014】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、PLL回路の不安定による表示画像の乱
れを回避し、かつ、生産コストを削減することのできる
画素数変換装置及び画素数変換方法を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る画素数変換装置は、映像信号の画素
数を変換して、画素数変換処理後の映像信号を表示部に
供給する画素数変換装置において、映像信号に同期した
書込みクロックと所定周波数の読出しクロックを生成す
る書込みクロック生成手段と、水平同期信号の所定周期
毎にリセットし、上記読出しクロックを所定数毎にカウ
ントすることによって読出し開始パルスを生成する読出
し開始パルス生成手段と、上記書込みクロックに同期し
て上記映像信号を1ライン毎にそれぞれ記憶し、上記読
出し開始パルスが供給される毎に上記読出しクロックに
基づいて1ライン分の映像信号を読み出す複数のライン
メモリと、上記複数のラインメモリからそれぞれ読み出
された映像信号に補間処理を施して画素数を変換する画
素数変換処理手段とを備え、上記表示部は、上記読出し
開始パルスに同期して上記映像信号を水平方向に走査し
て映像を表示することを特徴とするものである。
【0016】本発明に係る画素数変換方法は、映像信号
の画素数を変換して、画素数変換処理後の映像信号を表
示部に供給する画素数変換方法において、映像信号に同
期した書込みクロックと所定周波数の読出しクロックを
生成し、水平同期信号の所定周期毎にリセットし、上記
読出しクロックを所定数毎にカウントすることによって
読出し開始パルスを生成し、上記書込みクロックに同期
して上記映像信号を1ライン毎にそれぞれ記憶し、上記
読出し開始パルスが供給される毎に、上記読出しクロッ
クに基づいて記憶した1ライン分の映像信号を読み出
し、読み出された映像信号に補間処理を施して画素数を
変換し、上記表示部は、上記読出し開始パルスに同期し
て画素数変換処理済みの映像信号を水平方向に走査して
映像を表示することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明は、比較的安
価なデバイスであるラインメモリを用いて、かつ、読出
し用のPLL回路を用いることなく映像信号の画素数を
変換するものであり、図1に示す画素数変換装置に適用
することができる。なお、本実施の形態では、5ライン
を8ラインに変換する場合を例に挙げて説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0018】上記画素数変換装置は、図1に示すよう
に、書込クロックWCKを生成するPLL(Phase Lock
ed Loop )回路1と、映像信号をディジタル化して映像
データを出力するA/Dコンバータ2と、読出しクロッ
クRCKを生成する発振器3と、発振器3からの読出し
クロックRCK等に基づいて読出し開始パルスRDST
を生成する読出し開始パルス生成回路4と、A/Dコン
バータ2からの映像データを記憶するラインメモリ5
と、ラインメモリ5から読み出される映像データを記憶
するラインメモリ6と、映像データの画素数の変換処理
を行うスキャンコンバータ7と、映像データをアナログ
化するD/Aコンバータ8とを備え、例えばLCD(Li
quid Crystal Display)からなる表示部9に画素数変換
済みの映像信号を供給する。
【0019】PLL回路1は、映像信号から分離して得
られた水平同期信号に同期している書込クロックWCK
を生成して、これをA/Dコンバータ2,ラインメモリ
5,及びラインメモリ6に供給する。
【0020】A/Dコンバータ2は、入力された映像信
号を、PLL回路1からの書込クロックRCKに基づく
所定のサンプリング間隔でディジタル化し、映像データ
をラインメモリ5及びスキャンコンバータ7に供給す
る。
【0021】発振器3は、例えば水晶発振器からなり、
所定周波数の読出しクロックRCKを生成し、この読出
しクロックRCKを読出し開始パルス生成回路4に供給
する。
【0022】上記読出し開始パルス生成回路4は、図2
に示すように、NANDゲート11と、上記NANDゲ
ート11からの信号を反転素子12を介して入力するカ
ウンタ13と、カウンタ13からの出力をデコードする
デコーダ14とを備える。
【0023】NANDゲート11には、デコーダ14の
出力信号と、図3に示す5水平同期周期毎にパルスが立
っているリセット信号HRSTとが供給される。このリ
セット信号HRSTは、図4に示すリセット信号生成回
路20によって生成される。上記リセット信号生成回路
20は、図4に示すように、水平同期信号を所定数カウ
ントするカウンタ21と、カウンタ21の出力をデコー
ドするデコーダ22とを備える。カウンタ21は、水平
同期信号を5つカウントすると1発出力し、デコーダ2
2の出力がある毎にリセットする。したがって、デコー
ダ22は、常に、5水平同期周期毎にリセット信号HR
STを出力し、このリセット信号HRSTを上述のNA
NDゲート11に供給する。
【0024】NANDゲート11は、図2に示すよう
に、デコーダ11の出力信号とリセット信号HRSTと
の論理積の反転信号を出力し、この信号を上記反転素子
12を介してカウンタ13に供給する。
【0025】なお、本実施の形態では、5ラインを8ラ
インに変換する場合を例に挙げて説明しているため、リ
セット信号HRSTは5水平同期周期毎のパルスになっ
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、4ラインを6ラインに変換する場合は、リセット
信号HRSTを4水平同期周期毎のパルスにすればよ
く、また、6ラインを9ラインに変換する場合は、リセ
ット信号HRSTを6水平同期周期毎のパルスにすれば
よい。すなわち、上記リセット信号HRSTは、ライン
数の変換処理に応じてNANDゲート11に供給される
ものである。
【0026】カウンタ13には、NANDゲート11か
らの信号と、発振器3からの読出しクロックRCKが供
給される。カウンタ13は、NANDゲート11からの
リセット信号HRSTが供給される毎にリセットして、
発振器3からの読出しクロックRCKを所定数カウント
する毎に図3に示す読出し開始パルスRDSTを出力し
ている。ここでは、カウンタ13は、5水平同期期間に
上記読出し開始パルスRDSTを8発カウントするよう
に設定されている。すなわち、カウンタ13は、5水平
同期期間毎にリセットして8発カウントを行っているの
で、常に水平同期信号との同期のとれた読出し開始パル
スRDSTを出力することができる。
【0027】なお、本実施の形態では、上述のように5
ラインを8ラインに変換する場合を例に挙げて説明して
いるため、上記カウンタ13は5水平同期周期で読出し
開始パルスRDSTを8発カウントするように設定され
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、4ラインを6ラインに変換する場合は、カウンタ
13を4水平同期期間で6発カウントするように設定す
ればよく、6ラインを9ラインに変換する場合は、カウ
ンタ13を6水平同期期間で9発カウントするように設
定すればよい。
【0028】デコーダ14は、カウンタ13からの読出
し開始パルスRDSTを出力するとともに、その読出し
開始パルスRDSTと同期のとれた、かつ、読出し開始
パルスRDSTを反転した表示開始パルスHSTを出力
する。なお、デコーダ14は、例えば、読出し開始パル
スRDST等を出力する直前に読出しクロックRCKと
同じパルス幅の信号をNANDゲート11に供給する。
これにより、NANDゲート11は、最適なタイミング
でカウンタ13にリセットをかけている。そして、デコ
ーダ14は、読出し開始パルスRDSTをラインメモリ
5,ラインメモリ6,スキャンコンバータ7及びD/A
コンバータ8に供給し、表示開始パルスHSTを表示部
9に供給する。
【0029】ラインメモリ5は、PLL回路1からの書
込クロックRCKに同期して映像データが書き込まれ
る。また、ラインメモリ5は、発振器3から読出しクロ
ックRCKが供給されて、読出し開始パルス生成回路4
からの読出し開始パルスRDSTに同期して1ライン毎
に映像データが読み出され、これをラインメモリ6及び
スキャンコンバータ7に供給する。
【0030】ラインメモリ6は、PLL回路1からの書
込みクロックに同期して、ラインメモリ5で読み出され
た映像データが書き込まれる。従って、ラインメモリ6
には、ラインメモリ5に比べて1水平期間遅延した映像
データが書き込まれることになる。また、ラインメモリ
6は、発振器3から読出しクロックが供給されて、読出
し開始パルス生成回路4からの読出し開始パルスRDS
Tに同期して1ライン毎に映像データが読み出される。
【0031】具体的には、ラインメモリ5からは、図5
に示すように、上記読出し開始パルスRDSTに同期し
て1ライン目の映像データが1回、2ライン目の映像デ
ータが2回、3ライン目の映像データが1回、・・・読
み出される。また、ラインメモリ6からは、1ライン目
の映像データが2回、2ライン目の映像データが1回、
3ライン目の映像データが2回、・・・読み出される。
なお、ラインメモリ6から読み出される映像データは、
図5に示すように、ラインメモリ5から読み出される映
像データに対して1ライン(1水平同期期間)分遅延し
ている。
【0032】なお、補間のタップ数は、必要なラインメ
モリの本数によって決定される。本実施の形態では、ラ
インメモリが2つである2タップのものであるため、2
本のラインメモリ5,6が異なるラインの映像データを
読み出している。なお、本発明は、このタップ数は限定
されるものではないのは勿論である。
【0033】スキャンコンバータ7は、ラインメモリ5
及びラインメモリ6から読み出された映像データにそれ
ぞれ所定の重み付けを行って画素数の変換処理を行う。
【0034】ここでは、スキャンコンバータ7は、ライ
ン数の変換比率に応じて補間係数を生成し、この補間係
数の前後にあるラインの映像データに基づいて、重み付
け処理のされた映像データを出力する。この補間係数
は、連続する2ラインの映像データを用いて重み付けを
行うためのものである。
【0035】具体的には、スキャンコンバータ7は、X
本のラインをY本のラインに、つまり1ラインをY/X
ラインに変換処理する場合、補間係数(n・X/Y)を
生成する。但し、n=0,1,2,・・・であるものと
する。
【0036】スキャンコンバータ7は、上記補間係数に
基づいて映像データの重み付けを行う。ここで、Pを整
数、Qを小数点以下の値として式(1)が成立する。
【0037】 P+Q=n・X/Y ・・・・・・・・・・(1) さらに、式(2)も成立する。
【0038】 P<(n・X/Y)<P+1 ・・・・・・・・・・(2) このとき、Pは補間係数の直前のライン、(P+1)が
補間係数の直後のライン、Qは重み付け係数を示す。ス
キャンコンバータ7は、(P+1)ラインの映像データ
に重み付けQをして、Pラインの映像データに重み付け
(1−Q)をして補間処理を行う。
【0039】ここで、A/Dコンバータ1から供給され
る(P+1)ラインの映像データのレベルをSP+1 、ラ
インメモリ2から供給されるPラインの映像データのレ
ベルをSP とおくと、重み付けされた映像データSは、
式(3)により求められる。
【0040】 S=(1−Q)・SP +Q・SP+1 ・・・・・・・・・・(3) 本実施の形態では、5本のライン数を8本に、つまり1
ラインを8/5ラインにしている。よって、スキャンコ
ンバータ7は、補間係数 0,0.6,1.2,1.8,2.5, ・
・・を生成する。このとき、スキャンコンバータ7は、
以下のように映像データSを出力する。
【0041】 S=S0 (0のとき) S=0.4・S0 +0.6・S1 (0.6のとき) S=0.8・S1 +0.2・S2 (1.2のとき) S=0.2・S1 +0.8・S2 (1.8のとき) S=0.5・S2 +0.5・S3 (2.5のとき) そして、上述のようにスキャンコンバータ7で補間処理
された映像データは、D/Aコンバータ8を介して、表
示部9に供給される。一方、上述したように、ラインメ
モリ5,6と表示部9にはそれそれ同期のとれた読出し
開始パルスRDST及び表示開始パルスHSTが供給さ
れる。よって、表示部9は、D/Aコンバータ8から供
給される変換処理済みの映像信号に同期して駆動され、
拡大した映像を表示することができる。
【0042】以上のように、上記画素数変換装置は、入
力された映像信号の5ラインを8ラインに変換してこの
周期で補間処理を繰り返すことにより、映像信号の画素
数を1.6倍にすることができる。また、メモリ上の追
い越しを避けるため、数ライン程度の容量を持つライン
メモリが必要になるが、その容量は従来に比べて大幅に
削減することができ、また、コストの削減を図ることも
できる。
【0043】さらに、読出し用のPLL回路を設けるこ
となく、メモリ5,6の書込みクロックと読出し開始パ
ルスRDSTの同期をとることができるので、生産コス
トを削減することができるとともに、PLL回路の不安
定性にともなう表示映像の乱れを回避することができ
る。
【0044】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではなく、例えばラインメモリを2以上用い
てもよい。このとき、各ラインメモリは、直列に接続さ
れて、PLL回路1からの書込みクロックに同期して映
像データを書き込み、読出し開始パルス生成回路4から
の読出し開始パルスRDSTに同期して映像データを読
み出すようにすればよい。これにより、スキャンコンバ
ータ7は、各ラインメモリから読み出された映像データ
に基づいて補間ラインの補間データを生成することが可
能となる。
【0045】また、本実施の形態では、表示部としてL
CDを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えばCRT(Cathode Ray Tube)を
適用することができるのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る画素数変換装置及び画素数変換方法によれば、水平同
期信号の所定周期毎にリセットし、上記読出しクロック
を所定数毎にカウントすることによって読出し開始パル
スを生成し、上記書込みクロックに同期して上記映像信
号を1ライン毎にそれぞれ記憶し、上記読出し開始パル
スが供給される毎に上記読出しクロックに基づいて1ラ
イン分の映像信号を読み出しているので、書込みクロッ
クと読出し開始パルスとの同期をとるためにPLL回路
を設ける必要がなくなるので、生産コストの削減を図る
ことができるとともに、PLL回路の不安定性による表
示映像の乱れも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画素数変換装置の具体的な構
成を示すブロック図である。
【図2】上記画素数変換装置の読出し信号生成回路の構
成を示すブロック図である。
【図3】上記読出し回路のカウンタ及びデコーダの動作
を説明するタイミングチャートである。
【図4】上記画素数変換装置のリセット信号生成回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】上記画素数変換装置による補間処理を説明する
タイミングチャートである。
【図6】従来の画素数変換装置の構成を示すブロック図
である。
【図7】上記画素数変換装置のフィールドメモリへの映
像データの書込み及び読出しを説明するタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
3 発振器、4 読出し開始パルス生成回路、5,6
ラインメモリ、7 スキャンコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/18 G09G 5/18 H04N 5/45 H04N 5/45 5/66 5/66 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の画素数を変換して、画素数変
    換処理後の映像信号を表示部に供給する画素数変換装置
    において、 映像信号に同期した書込みクロックと所定周波数の読出
    しクロックを生成する書込みクロック生成手段と、 水平同期信号の所定周期毎にリセットし、上記読出しク
    ロックを所定数毎にカウントすることによって読出し開
    始パルスを生成する読出し開始パルス生成手段と、 上記書込みクロックに同期して上記映像信号を1ライン
    毎にそれぞれ記憶し、上記読出し開始パルスが供給され
    る毎に上記読出しクロックに基づいて1ライン分の映像
    信号を読み出す複数のラインメモリと、 上記複数のラインメモリからそれぞれ読み出された映像
    信号に補間処理を施して画素数を変換する画素数変換処
    理手段とを備え、 上記表示部は、上記読出し開始パルスに同期して上記映
    像信号を水平方向に走査して映像を表示することを特徴
    とする画素数変換装置。
  2. 【請求項2】 上記映像信号のX本のラインをY本のラ
    インに変換処理する場合において、 上記読出し開始パルス生成手段は、X水平同期期間毎に
    リセットし、上記読出しクロックを上記X水平同期期間
    でY発カウントすることによって上記読出し開始パルス
    を生成することを特徴とする請求項1記載の画素数変換
    装置。
  3. 【請求項3】 映像信号の画素数を変換して、画素数変
    換処理後の映像信号を表示部に供給する画素数変換方法
    において、 映像信号に同期した書込みクロックと所定周波数の読出
    しクロックを生成し、 水平同期信号の所定周期毎にリセットし、上記読出しク
    ロックを所定数毎にカウントすることによって読出し開
    始パルスを生成し、 上記書込みクロックに同期して上記映像信号を1ライン
    毎にそれぞれ記憶し、 上記読出し開始パルスが供給される毎に、上記読出しク
    ロックに基づいて記憶した1ライン分の映像信号を読み
    出し、 読み出された映像信号に補間処理を施して画素数を変換
    し、 上記表示部は、上記読出し開始パルスに同期して画素数
    変換処理済みの映像信号を水平方向に走査して映像を表
    示することを特徴とする画素数変換方法。
  4. 【請求項4】 上記映像信号のX本のラインをY本のラ
    インに変換処理する場合において、 X水平同期期間毎にリセットし、上記読出しクロックを
    上記X水平同期期間でY発カウントすることによって上
    記読出し開始パルスを生成することを特徴とする請求項
    3記載の画素数変換方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6747640B2 (en) 2000-10-24 2004-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image display device and image display method

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