JPH1138232A - 平面発光パネル - Google Patents
平面発光パネルInfo
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- JPH1138232A JPH1138232A JP9203861A JP20386197A JPH1138232A JP H1138232 A JPH1138232 A JP H1138232A JP 9203861 A JP9203861 A JP 9203861A JP 20386197 A JP20386197 A JP 20386197A JP H1138232 A JPH1138232 A JP H1138232A
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- Japan
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- transparent
- light
- resin
- fine particles
- particles
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 側方又は内部側部に配置した光源により
発光する背面照明用の合成樹脂製平面発光パネルであっ
て、透明樹脂中に該透明樹脂と異なる屈折率を有する透
明微粒子を分散させた光散乱層と、この光散乱層の背面
に積層され、反射部を有する透明樹脂からなる反射樹脂
層とを具備することを特徴とする平面発光パネル。 【効果】 本発明の平面発光パネルは、高輝度であり、
また比較的均一に発光し得るものである。
発光する背面照明用の合成樹脂製平面発光パネルであっ
て、透明樹脂中に該透明樹脂と異なる屈折率を有する透
明微粒子を分散させた光散乱層と、この光散乱層の背面
に積層され、反射部を有する透明樹脂からなる反射樹脂
層とを具備することを特徴とする平面発光パネル。 【効果】 本発明の平面発光パネルは、高輝度であり、
また比較的均一に発光し得るものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワープロ、パーソ
ナルコンピューター、テレビ、液晶表示装置等の背面照
明として好適に適用される合成樹脂製平面発光パネルに
関する。
ナルコンピューター、テレビ、液晶表示装置等の背面照
明として好適に適用される合成樹脂製平面発光パネルに
関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ワープロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表
示装置などの背面照明の手段としては、均一に発光する
背面発光板が使用されている。この場合、光源を背面発
光板の背後に配置する直下型と、光源を背面発光板の側
方（側端面）に配置するエッジライト型が知られてい
る。
ワープロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表
示装置などの背面照明の手段としては、均一に発光する
背面発光板が使用されている。この場合、光源を背面発
光板の背後に配置する直下型と、光源を背面発光板の側
方（側端面）に配置するエッジライト型が知られてい
る。
【０００３】直下型の背面発光板としては、光源からの
光を均一に拡散させるために透明樹脂基材に光散乱用微
粒子を配合した光拡散板が使用されている。通常、光散
乱用の微粒子は１〜２０％配合されており、配合量が少
ない場合は背後の光源の輪郭が透けて見える問題があ
る。
光を均一に拡散させるために透明樹脂基材に光散乱用微
粒子を配合した光拡散板が使用されている。通常、光散
乱用の微粒子は１〜２０％配合されており、配合量が少
ない場合は背後の光源の輪郭が透けて見える問題があ
る。
【０００４】一方、エッジライト型の背面発光板として
は透明な導光板が使用され、光を散乱させるために、導
光板の裏面にメッシュ状の印刷を施した反射層を配し、
更に、導光板の上面には拡散シートを積層するなどし
て、均一な面光源としている。
は透明な導光板が使用され、光を散乱させるために、導
光板の裏面にメッシュ状の印刷を施した反射層を配し、
更に、導光板の上面には拡散シートを積層するなどし
て、均一な面光源としている。
【０００５】近年、薄型・省エネのニーズを受けてエッ
ジライト型が多用されているが、均一な発光特性を得る
ことが難しいために、導光板裏面の特殊反射層に機械的
加工を施したり、導光板上面にプリズムシートと呼ばれ
る拡散シートを貼着するなど、付加的な手段を講じるこ
とにより対応しているのが現状であり、シンプルで高輝
度、均一な背面発光板は得られていない。
ジライト型が多用されているが、均一な発光特性を得る
ことが難しいために、導光板裏面の特殊反射層に機械的
加工を施したり、導光板上面にプリズムシートと呼ばれ
る拡散シートを貼着するなど、付加的な手段を講じるこ
とにより対応しているのが現状であり、シンプルで高輝
度、均一な背面発光板は得られていない。
【０００６】また、液晶表示装置のカラー化が進む中
で、背面発光板は更なる高輝度化が望まれている。
で、背面発光板は更なる高輝度化が望まれている。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、高輝度で均一な発光特性を有するエッジライト型の
合成樹脂製背面発光板（背面照明用平面発光パネル）を
提供することを目的とする。
で、高輝度で均一な発光特性を有するエッジライト型の
合成樹脂製背面発光板（背面照明用平面発光パネル）を
提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、側方又は内部側部に配置した光源により発光する背
面照明用の合成樹脂製の平面発光パネルを、透明樹脂中
に該透明樹脂と異なる屈折率を有する透明微粒子を分散
させた光散乱層と、この光散乱層の背面に積層され、反
射部を有する透明樹脂からなる反射樹脂層とにより構成
することが、高輝度を有し、均一に発光し得る平面発光
パネルを得る上で有効であることを知見し、本発明をな
すに至った。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、側方又は内部側部に配置した光源により発光する背
面照明用の合成樹脂製の平面発光パネルを、透明樹脂中
に該透明樹脂と異なる屈折率を有する透明微粒子を分散
させた光散乱層と、この光散乱層の背面に積層され、反
射部を有する透明樹脂からなる反射樹脂層とにより構成
することが、高輝度を有し、均一に発光し得る平面発光
パネルを得る上で有効であることを知見し、本発明をな
すに至った。
【０００９】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の平面発光パネルは、側方又は内部側部に配
置した光源により発光する背面照明用の合成樹脂製平面
発光パネルであって、透明樹脂中に該透明樹脂と異なる
屈折率を有する透明微粒子を分散させた光散乱層と、こ
の光散乱層の背面に積層され、反射部を有する透明樹脂
からなる反射樹脂層とを具備するものである。
と、本発明の平面発光パネルは、側方又は内部側部に配
置した光源により発光する背面照明用の合成樹脂製平面
発光パネルであって、透明樹脂中に該透明樹脂と異なる
屈折率を有する透明微粒子を分散させた光散乱層と、こ
の光散乱層の背面に積層され、反射部を有する透明樹脂
からなる反射樹脂層とを具備するものである。
【００１０】図面は、かかる平面発光パネル１の一例を
示すもので、これは光散乱層２とその背面に積層された
反射樹脂層３とを有し、この光散乱層２は、透明樹脂２
ａとこの透明樹脂２ａ中に分散された透明微粒子２ｂと
からなるものである。
示すもので、これは光散乱層２とその背面に積層された
反射樹脂層３とを有し、この光散乱層２は、透明樹脂２
ａとこの透明樹脂２ａ中に分散された透明微粒子２ｂと
からなるものである。
【００１１】ここで、透明樹脂２ａとしては、アクリル
樹脂（ＰＭＭＡ）、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリノルボルネン、４−メチルペンテン−１樹脂、アク
リロニトリルスチレン樹脂、環状ポリオレフィンなどが
使用される。
樹脂（ＰＭＭＡ）、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリノルボルネン、４−メチルペンテン−１樹脂、アク
リロニトリルスチレン樹脂、環状ポリオレフィンなどが
使用される。
【００１２】一方、透明微粒子２ｂは、単一微粒子でも
複合微粒子でもよく、またこれらを混合したものでもよ
い。この場合、透明微粒子２ｂは、上記透明樹脂２ａの
屈折率とは異なる屈折率を持つことが必要であり、これ
により良好な光散乱性を発揮する。この場合、この透明
微粒子２ｂの屈折率は、使用する透明樹脂２ａの屈折率
と０．０１〜０．５、より好ましくは０．０２〜０．２
程度相違している（屈折率が大きい又は小さい）ことが
好ましい。
複合微粒子でもよく、またこれらを混合したものでもよ
い。この場合、透明微粒子２ｂは、上記透明樹脂２ａの
屈折率とは異なる屈折率を持つことが必要であり、これ
により良好な光散乱性を発揮する。この場合、この透明
微粒子２ｂの屈折率は、使用する透明樹脂２ａの屈折率
と０．０１〜０．５、より好ましくは０．０２〜０．２
程度相違している（屈折率が大きい又は小さい）ことが
好ましい。
【００１３】ここで、透明微粒子として単一微粒子を用
いる場合、単一微粒子としては、ガラス繊維、ガラスビ
ーズ、タルク、シリカ、アルミナ、マグネシア、亜鉛
華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、チタン白、水酸化
アルミニウム、マイカ、長石粉、石英粉などの無機系微
粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ス
チレン系架橋樹脂などの有機系微粒子が使用でき、これ
らの１種を単独で又は２種以上を併用して用いることが
できるが、これらの中では透明性の点からシリコーン樹
脂が好ましい。なお、上記微粒子の平均粒子径は０．２
〜５μｍであることが好ましい。
いる場合、単一微粒子としては、ガラス繊維、ガラスビ
ーズ、タルク、シリカ、アルミナ、マグネシア、亜鉛
華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、チタン白、水酸化
アルミニウム、マイカ、長石粉、石英粉などの無機系微
粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ス
チレン系架橋樹脂などの有機系微粒子が使用でき、これ
らの１種を単独で又は２種以上を併用して用いることが
できるが、これらの中では透明性の点からシリコーン樹
脂が好ましい。なお、上記微粒子の平均粒子径は０．２
〜５μｍであることが好ましい。
【００１４】また、複合微粒子を用いる場合、複合微粒
子は、樹脂母粒子の表面に子粒子を複合したもので、よ
り具体的には、平均粒子径１〜１０μｍの透明樹脂母粒
子の表面に平均粒子径０．１〜０．８μｍ、より好まし
くは０．１〜０．６μｍの透明子粒子からなる粒子層を
形成したものを用いることが好ましい。この種の複合微
粒子を用いることにより、光散乱性をより高めることが
できる。
子は、樹脂母粒子の表面に子粒子を複合したもので、よ
り具体的には、平均粒子径１〜１０μｍの透明樹脂母粒
子の表面に平均粒子径０．１〜０．８μｍ、より好まし
くは０．１〜０．６μｍの透明子粒子からなる粒子層を
形成したものを用いることが好ましい。この種の複合微
粒子を用いることにより、光散乱性をより高めることが
できる。
【００１５】この場合、母粒子としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリアセタール、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂などが用いられ、また子粒子と
しては、シリカ、ガラスビーズ、タルク、アルミナ、マ
グネシア、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、チ
タン白、水酸化アルミニウム、マイカ、長石粉、石英粉
などの無機系微粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エ
ポキシ樹脂、スチレン系架橋樹脂などの有機系微粒子が
使用できる。
ン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリアセタール、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂などが用いられ、また子粒子と
しては、シリカ、ガラスビーズ、タルク、アルミナ、マ
グネシア、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、チ
タン白、水酸化アルミニウム、マイカ、長石粉、石英粉
などの無機系微粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エ
ポキシ樹脂、スチレン系架橋樹脂などの有機系微粒子が
使用できる。
【００１６】透明樹脂２ａと母粒子、子粒子のそれぞれ
の屈折率差は０．０１〜０．５、好ましくは０．０２〜
０．２である。
の屈折率差は０．０１〜０．５、好ましくは０．０２〜
０．２である。
【００１７】なお、この複合微粒子の製作は、母粒子と
子粒子とを高速気流中で衝突処理することにより行うこ
とができる。例えば、ハイブリダイザー、ジェットミル
などの粉体処理装置を使用して行われる。
子粒子とを高速気流中で衝突処理することにより行うこ
とができる。例えば、ハイブリダイザー、ジェットミル
などの粉体処理装置を使用して行われる。
【００１８】上記透明微粒子の配合量は、透明樹脂１０
０重量部に対し０．０１〜０．８重量部、より好ましく
は０．０２〜０．４重量部であることが望ましい。０．
０１重量部より少ないと良好な光散乱効果が得られず、
０．８重量部より多いと導光性能が失われ、均一な発光
が得られない。
０重量部に対し０．０１〜０．８重量部、より好ましく
は０．０２〜０．４重量部であることが望ましい。０．
０１重量部より少ないと良好な光散乱効果が得られず、
０．８重量部より多いと導光性能が失われ、均一な発光
が得られない。
【００１９】一方、上記反射樹脂層３は、実質的に透明
な樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリスチレン、ポリノルボルネン、４−メチルペンテン
−１樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、環状ポリオ
レフィン等により形成され、反射部４を有する。
な樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリスチレン、ポリノルボルネン、４−メチルペンテン
−１樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、環状ポリオ
レフィン等により形成され、反射部４を有する。
【００２０】ここで、反射部４としては、図１，３，
４，５に示したように、その前面もしくは背面又は前面
と背面との双方の一部又は全部に微小凹凸５を形成した
態様、図２，６に示したように、背面に傾斜面又は凹状
面６を形成した態様とすることができる。この場合、光
源７は反射樹脂層３の一側方のみに配置しても、両側方
にそれぞれ配置してもよいが、光源７を一側方のみに配
置する場合、図１〜４に示したように、微小凹凸５や傾
斜面又は凹状面６は他側部側に形成することが好まし
く、光源７を両側方にそれぞれ配置した場合は、図５，
６に示したように、微小凹凸５や傾斜面又は凹状面６を
中央部に形成することが好ましく、これにより均一発光
性を高めることができる。より好適には、図７〜９に示
したように、光源７から遠ざかるにつれて漸次薄肉にな
るように形成することが均一発光の点から有効であり、
側方に光源７を配置した場合は、図７に示したように、
反射樹脂層３の光源７配置側一側端から他側端に向かう
に従い漸次薄肉になるように反射樹脂層３を形成するこ
とが好ましく、また反射樹脂層３の両側方にそれぞれ光
源７を配置した場合は、図８，９に示したように、反射
樹脂層３の両側端からそれぞれ中央部に向かうに従って
漸次薄肉になり、中央部が最も薄くなるように反射樹脂
層３を形成することが好ましい。
４，５に示したように、その前面もしくは背面又は前面
と背面との双方の一部又は全部に微小凹凸５を形成した
態様、図２，６に示したように、背面に傾斜面又は凹状
面６を形成した態様とすることができる。この場合、光
源７は反射樹脂層３の一側方のみに配置しても、両側方
にそれぞれ配置してもよいが、光源７を一側方のみに配
置する場合、図１〜４に示したように、微小凹凸５や傾
斜面又は凹状面６は他側部側に形成することが好まし
く、光源７を両側方にそれぞれ配置した場合は、図５，
６に示したように、微小凹凸５や傾斜面又は凹状面６を
中央部に形成することが好ましく、これにより均一発光
性を高めることができる。より好適には、図７〜９に示
したように、光源７から遠ざかるにつれて漸次薄肉にな
るように形成することが均一発光の点から有効であり、
側方に光源７を配置した場合は、図７に示したように、
反射樹脂層３の光源７配置側一側端から他側端に向かう
に従い漸次薄肉になるように反射樹脂層３を形成するこ
とが好ましく、また反射樹脂層３の両側方にそれぞれ光
源７を配置した場合は、図８，９に示したように、反射
樹脂層３の両側端からそれぞれ中央部に向かうに従って
漸次薄肉になり、中央部が最も薄くなるように反射樹脂
層３を形成することが好ましい。
【００２１】また、図７〜１０に示したように、反射樹
脂層３の背面に反射率９０％以上の白色プラスチックフ
ィルム、紙等の反射フィルム体８を設けることにより、
更に反射性を高めることができる。
脂層３の背面に反射率９０％以上の白色プラスチックフ
ィルム、紙等の反射フィルム体８を設けることにより、
更に反射性を高めることができる。
【００２２】なお、反射樹脂層には、必要により光散乱
用微粒子を分散させることができ、この光散乱用微粒子
としては、上記透明微粒子を用いることができるが、そ
の分散量は光の透過率を低下させないため少量であるこ
とが好ましく、反射樹脂層を形成する樹脂１００重量部
に対し０．００５〜０．１重量部の範囲とすることが好
ましい。
用微粒子を分散させることができ、この光散乱用微粒子
としては、上記透明微粒子を用いることができるが、そ
の分散量は光の透過率を低下させないため少量であるこ
とが好ましく、反射樹脂層を形成する樹脂１００重量部
に対し０．００５〜０．１重量部の範囲とすることが好
ましい。
【００２３】なお、図面においては、光源７を反射樹脂
層３の側方に配置したが、必要によっては光源を反射樹
脂層３内に存してその一側端又は両側端近傍に配設する
ことができる。
層３の側方に配置したが、必要によっては光源を反射樹
脂層３内に存してその一側端又は両側端近傍に配設する
ことができる。
【００２４】本発明の平面発光パネルは、光源７から光
が反射樹脂層３に入射すると共に、この入射した光が反
射樹脂層３の反射部４により反射されて光散乱層２に入
光し、この入光した光が透明樹脂２ａ中に分散された透
明微粒子２ｂで散乱せしめられ、この散乱光がパネル本
体の前面から出射され、パネル本体の前方に配設された
ワープロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表
示装置などが照明されるもので、このように透明微粒子
２ｂによる散乱でパネル本体の前面から光が出射するの
で高輝度である。
が反射樹脂層３に入射すると共に、この入射した光が反
射樹脂層３の反射部４により反射されて光散乱層２に入
光し、この入光した光が透明樹脂２ａ中に分散された透
明微粒子２ｂで散乱せしめられ、この散乱光がパネル本
体の前面から出射され、パネル本体の前方に配設された
ワープロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表
示装置などが照明されるもので、このように透明微粒子
２ｂによる散乱でパネル本体の前面から光が出射するの
で高輝度である。
【００２５】従って、本発明の平面発光パネルは、ワー
プロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表示装
置などの背面照明に好適に用いられる。
プロ、パーソナルコンピューター、テレビ、液晶表示装
置などの背面照明に好適に用いられる。
【００２６】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
【００２７】〔実施例１〕光散乱層としてアクリル樹脂
（屈折率１．４９）にシリコーン樹脂微粒子（屈折率
１．４３、平均粒子径２μｍ）を０．３重量部配合し、
射出成形により６５ｍｍ×８５ｍｍ×２ｍｍの板を製作
した。
（屈折率１．４９）にシリコーン樹脂微粒子（屈折率
１．４３、平均粒子径２μｍ）を０．３重量部配合し、
射出成形により６５ｍｍ×８５ｍｍ×２ｍｍの板を製作
した。
【００２８】この板を金型内にインサートし、反射樹脂
層としてアクリル樹脂（屈折率１．４９）を射出成形
し、６５ｍｍ×８５ｍｍ×４ｍｍの２層構造の板とし、
更に下面の一部をバフすることにより、図５のような複
合パネルを製作した。この板の両側端面に各々１．７５
Ｗの冷陰極管をセットし、両側より光を当てた。また、
板の裏面には白色のプラスチックフィルムからなる反射
シートを貼着し、上面にはプリズムシートを重ねて使用
したところ、均一な発光が得られた。
層としてアクリル樹脂（屈折率１．４９）を射出成形
し、６５ｍｍ×８５ｍｍ×４ｍｍの２層構造の板とし、
更に下面の一部をバフすることにより、図５のような複
合パネルを製作した。この板の両側端面に各々１．７５
Ｗの冷陰極管をセットし、両側より光を当てた。また、
板の裏面には白色のプラスチックフィルムからなる反射
シートを貼着し、上面にはプリズムシートを重ねて使用
したところ、均一な発光が得られた。
【００２９】〔実施例２〕ポリエチレン粒子（平均粒子
径５μｍ）と球状シリカ（平均粒子径０．３μｍ）とを
ハイブリダイザー（奈良機械製）で処理することによ
り、ポリエチレン粒子の表面に球状シリカが配列した複
合微粒子を得た。この複合微粒子をメチルメタクリレー
トモノマーに分散させ、ジクミルパーオキサイド０．５
重量部を添加し、ガラス板の間に注型し、７０℃で５時
間硬化することにより、６５ｍｍ×８５ｍｍ×２ｍｍの
板を成形した。この板を実施例１と同様にして複層パネ
ルを成形したものにおいて均一な発光が得られた。
径５μｍ）と球状シリカ（平均粒子径０．３μｍ）とを
ハイブリダイザー（奈良機械製）で処理することによ
り、ポリエチレン粒子の表面に球状シリカが配列した複
合微粒子を得た。この複合微粒子をメチルメタクリレー
トモノマーに分散させ、ジクミルパーオキサイド０．５
重量部を添加し、ガラス板の間に注型し、７０℃で５時
間硬化することにより、６５ｍｍ×８５ｍｍ×２ｍｍの
板を成形した。この板を実施例１と同様にして複層パネ
ルを成形したものにおいて均一な発光が得られた。
【００３０】
【発明の効果】本発明の平面発光パネルは、高輝度であ
り、また比較的均一に発光し得るものである。
り、また比較的均一に発光し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図３】本発明の第３の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図４】本発明の第４の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図５】本発明の第５の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図６】本発明の第６の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図７】本発明の第７の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図８】本発明の第８の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図９】本発明の第９の実施例に係る平面発光パネルの
断面図である。
断面図である。
【図１０】本発明の第１０の実施例に係る平面発光パネ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
１ 平面発光パネル ２ 光散乱層 ２ａ 透明樹脂 ２ｂ 透明微粒子 ３ 反射樹脂層 ４ 反射部
Claims (6)
- 【請求項１】 側方又は内部側部に配置した光源により
発光する背面照明用の合成樹脂製平面発光パネルであっ
て、透明樹脂中に該透明樹脂と異なる屈折率を有する透
明微粒子を分散させた光散乱層と、この光散乱層の背面
に積層され、反射部を有する透明樹脂からなる反射樹脂
層とを具備することを特徴とする平面発光パネル。 - 【請求項２】 透明微粒子が単一微粒子である請求項１
記載のパネル。 - 【請求項３】 透明微粒子が樹脂母粒子の表面に子粒子
を複合した複合微粒子である請求項１記載のパネル。 - 【請求項４】 複合微粒子が、平均粒子径１〜１０μｍ
の透明樹脂母粒子の表面に平均粒子径０．１〜０．８μ
ｍの透明子粒子からなる粒子層を形成したものである請
求項３記載のパネル。 - 【請求項５】 透明微粒子の分散量が透明樹脂１００重
量部に対して０．０１〜０．８重量部である請求項１乃
至４のいずれか１項記載のパネル。 - 【請求項６】 反射樹脂層が光源から遠ざかるにつれて
漸次薄肉になるように形成された請求項１乃至５のいず
れか１項記載のパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9203861A JPH1138232A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 平面発光パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9203861A JPH1138232A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 平面発光パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138232A true JPH1138232A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16480923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9203861A Pending JPH1138232A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 平面発光パネル |
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1997
- 1997-07-14 JP JP9203861A patent/JPH1138232A/ja active Pending
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