JPH1137904A - 車両の試験装置及び試験方法 - Google Patents

車両の試験装置及び試験方法

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JPH1137904A
JPH1137904A JP9198187A JP19818797A JPH1137904A JP H1137904 A JPH1137904 A JP H1137904A JP 9198187 A JP9198187 A JP 9198187A JP 19818797 A JP19818797 A JP 19818797A JP H1137904 A JPH1137904 A JP H1137904A
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vehicle
reaction force
simulated
track
digital computer
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JP9198187A
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Wataru Yamagishi
渡 山岸
Toshihiko Horiuchi
敏彦 堀内
Makoto Yamakado
山門  誠
Masaharu Sugano
正治 菅野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/0072Wheeled or endless-tracked vehicles the wheels of the vehicle co-operating with rotatable rolls

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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、実車試験と同等な台車の性能試
験および耐久試験を可能にする。 【解決手段】車両を台車1および加振機4を備えた模擬
車両100と、この模擬車両100に仮想的に接続され
デジタル計算機10に記憶された数値モデルとに置き換
える。台車1の下部に設けた車輪1を回転させるととも
に、台車1から発生する反力を反力計測装置6で計測す
る。この計測値を用いて、デジタル計算機10が数値モ
デルを演算して得た設定時間後の車両運動を実現するよ
うに制御装置9が加振機4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両や自動車
の性能を試験する試験装置及びおよその試験方法に係
り、特に鉄道車両の台車や自動車の懸架装置の試験装置
及び試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の台車や自動車の懸架装置は、
車両の乗り心地を左右すると共に、走行安定性を左右す
る重要な部品であり、車両の開発においてその性能を事
前に評価することが必要である。特に高速走行時におい
ては、台車に蛇行動が生じる恐れがあり、この蛇行動を
回避することが重要な課題となっている。ところで、台
車の走行においては、主として(1)車輪と軌道の接触
面の解析が困難なこと、(2)台車に構造的な非線形性
が多いこと、の理由から、蛇行動現象の解明にはシミュ
レーションによる解析が困難であり、実機台車を用いて
試験しているのが現状である。
【0003】この実機台車による試験としては、一つに
は実際の車両(実車)を実際の軌道上で走行させる、い
わゆる実車試験が採用されており、また一方では軌条輪
の上に台車を搭載したいわゆる台上試験も用いられてい
る。この台上試験においては、複数の車輪が台車の下部
に回転可能に設けられ、この台車の上面側に車両の荷重
分に相当する荷重枠が取り付けられている。そして、車
輪と台車と荷重枠とで鉄道車両を模擬している。一方、
基礎上には無限長の鉄道線路を模擬するために、円柱状
のころが複数個回転可能に配置されている。台車の下部
の車輪と円柱状のころは対応する位置にあり、このころ
上に模擬車両を載せ、台車の一端側を連結装置に固定し
てころを回転させることによりレール上の鉄道車両の走
行特性を模擬できる。この試験装置の例が、弘津 他、
「鉄道車両の蛇行動のシミュレーション」(日本機械学
会論文集、第532号C編、No.90-0204A、1990年12月、第
65〜72頁)に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の項に
記載の実車試験においては、ある一つの条件(車両構
造、軌道状態、走行条件など)での結果しか得られな
い。この実車試験は多くのパラメータを含んでいるた
め、得られた実験結果から他の条件での走行性能や乗り
心地を求めることが困難である。また、台上試験では連
結装置により模擬車両を拘束しているので、車両の進行
方向に対する相対位置を車輪の正転あるいは逆転により
決定している。しかしながらこの場合においては、車両
の特性を考慮することは困難であり、実際の車両と運動
が異なってしまい、満足な試験結果が得られない。ま
た、近年開発が進められているアクティブダンパを搭載
した台車においては、運動状態をフィードバック信号と
して必要とするため、台上試験では対応できないという
不具合を生じている。
【0005】本発明は上記従来の技術の有する不具合に
鑑みなされたものであり、その目的とするところは、主
として鉄道用車両の台車の性能試験あるいは耐久試験
を、条件を種々変化させて容易に実施することにある。
本発明の他の目的は、計算機シミュレーションとモデル
試験とを組み合わせて高精度に実際の鉄道用または自動
車車両を模擬した試験を行うことにある。本発明のさら
に他の目的は、簡単な構成で実車試験と同等な鉄道用車
両の台車または自動車の懸架装置の性能試験または耐久
試験を行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、軌道上を走行する車両の試験
装置であって、軌道を模擬する回転可能な複数の回転体
と、この回転体上に配置され回転可能な複数の軌道輪を
有する模擬車両と、この模擬車両を加振する加振手段
と、模擬車両に仮想的に連結される車体の数値モデルが
記憶されるデジタル計算機と、模擬車両に加わる反力を
測定する反力測定手段と、加振手段を制御する制御手段
とを備えたものである。
【0007】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様は、軌道上を走行する車両の試験装置であって、軌
道を模擬する回転自在な回転体と、この回転体上に配置
され軌道輪を備えた模擬車両と、この模擬車両と仮想的
に連結される数値モデルを記憶する記憶手段とを備えた
ものである。
【0008】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様は、路面を走行する自動車用車両の試験装置であっ
て、路面を模擬する路面模擬手段と、この路面模擬手段
上に配置され回転可能な複数の車輪を備えた模擬車両
と、この模擬車両に仮想的に接続される車体の数値モデ
ルが記憶される記憶手段を備えたデジタル計算機と、前
記模擬車両を加振する加振手段と、前記模擬車両に加わ
る反力を測定する反力測定手段と、この測定手段が検出
した反力に基づき前記数値モデルと前記模擬車両の接続
点の変位が数値モデルと模擬車両の双方において一致す
るように前記加振手段を制御する制御手段とを備えたも
のである。
【0009】そして好ましくは、デジタル計算機は、反
力計測手段が計測するタイミングを管理する時間管理手
段と、反力を計測してから設定時間経過後の車両運動を
数値モデルを参照して演算し、加振手段への加振信号を
発生する車両運動演算手段とを備えている。さらに好ま
しくは、デジタル計算機は、車両運動演算手段が演算し
た車両運動を外部機器に出力する出力手段を有してい
る。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様は、軌道上を走行する車両の試験装置であって、軌
道を模擬する回転可能な複数の回転体を有する第1、第
2の軌道模擬手段と、この第1、第2の軌道模擬手段に
それぞれ配置され回転可能な複数の軌道輪を有する第
1、第2の模擬車両と、この第1、第2の模擬車両を加
振する第1、第2の加振手段と、前記第1、第2の模擬
車両の双方に仮想的に連結される車体の数値モデルが記
憶されるデジタル計算機と、前記第1、第2の模擬車両
に加わる反力をそれぞれ測定する第1、第2の反力測定
手段と、この反力測定手段が測定した反力値に基づいて
前記第1、第2の加振手段を制御する制御手段とを備
え、前記第1、第2の模擬車両及び数値モデルにより実
機車両を模擬するものである。
【0011】上記目的を達成するための本発明の第5の
態様は、軌道または路面上を走行する車両の試験方法
は、模擬走行面を駆動するステップと、台車から発生す
る反力を計測するステップと、計測した反力値をデジタ
ル計算機に入力するステップとデジタル計算機に予め入
力されていた車両数値モデルと、反力の計測値とを用い
て反力が計測された時刻から設定時間(Δt)経過後の
車両の運動をデジタル計算機が演算するステップと、演
算した車両運動に基づき、模擬車両へ与えるべき加振指
令信号をデジタル計算機が演算するステップと、設定時
間(Δt)経過後に加振機を駆動する出力するステップ
とを備えたものである。
【0012】そして好ましくは、模擬車両の演算ステッ
プにおいて演算された模擬車両の運動を、模擬車両へフ
ィードバック信号として与えるステップを含んでいる。
また、好ましくは、模擬車両の走行距離を計測するステ
ップと、走行距離の計測値を用いて予め記憶された軌道
状態データを参照して、走行距離が計測されてから設定
時間経過後の軌道状態を計測するステップと、設定時間
後に軌道状態模擬用加振機を駆動するステップとを含ん
でいる。
【0013】上記目的を達成するための本発明の第6の
態様は、軌道上を走行する複数の模擬車両を有する車両
の試験方法は、模擬軌道を回転駆動するステップと、各
々の模擬車両から発生する反力を計測するステップと、
反力の計測値をデジタル計算機に入力するステップと、
デジタル計算機に予め入力されている前記複数の模擬車
両のいずれにも仮想的に接続される車体の数値モデルと
反力の計測値とを用いて、反力が計測された時刻から設
定時間(Δt)経過後の各模擬車両の運動を演算するス
テップと、模擬車両の運動の演算値に基づいて、前記各
模擬車両を加振する加振機への加振指令信号を算出する
ステップと、この加振指令信号に基づき設定時間(Δ
t)経過後に各加振機を制御装置が駆動するステップと
を備えたものである。
【0014】上記目的を達成するための本発明の第7の
態様は、軌道上を走行する車両の試験装置であって、軌
道を模擬する回転自在な回転体と、この回転体を回転駆
動する駆動装置と、回転体上に配置され軌道輪を備えた
模擬車両と、この模擬車両と仮想的に連結される数値モ
デルを記憶する記憶手段と、模擬車両を加振する加振手
段と、模擬車両に加わる反力を測定する反力測定手段と
を備えたものである。
【0015】すなわち、本発明は台車が搭載されている
回転体を、軌道を模擬して回転させるとともに、車両を
フレームおよび加振機からなる模擬車両とし、台車から
模擬車両に加わる荷重を計測し、この計測値を用いてデ
ジタル計算機に予め入力されているプログラムおよび数
値モデルにしたがって前記荷重の計測時刻から設定時間
後の車両の運動を計算し、その運動状態を設定時間後に
加振機が実現する。
【0016】また、車両の運動を計算するデジタル計算
機から、台車のアクティブダンパの制御系に必要な信号
を前記運動計算結果に基づいて出力することを可能にし
ている。さらに、車両の運動を計算するデジタル計算機
から、アクティブダンパの制御系に必要な信号を前記運
動計算結果に基づいて出力するので、実車に搭載したの
と同じ条件で試験が実施可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施例
を図面を用いて説明する。図1に、台車の試験装置の一
実施例に係るブロック図を、図12にこの試験装置の基
台側の鳥瞰図を示す。この基台側は、従来用いられてい
る台車の試験装置とほぼ同じものである。ただし、従来
試験用車両200として実際の車両と同等のものを用い
ているが、本発明においては、試験用車両200の大部
分はデジタル計算機または記憶装置に数値モデルの形で
記憶されている。つまり、デジタル計算機に入力された
車体部分を含む数値モデルと、加振機上に配置された模
擬車両100とを仮想的に接続して、これらを統一的に
試験している。
【0018】鉄道車両が下部に備える台車1には、車輪
2が回転可能に設置されている。車輪2は基礎8に回転
可能に設置された回転体7に接触している。ところで、
剛壁3には加振機4が固定されており、この加振機4は
一方では模擬車両100を構成するフレーム5に取り付
けられている。フレーム5と台車1とは反力計測装置6
を介して機械的に連結されている。ここで、反力計測装
置6は加振機4が模擬車両100を加振したときに、台
車1から模擬車両100に加わる反力を計測するもので
あり、設置場所は図1の位置に限定されるものではな
い。
【0019】反力計測装置6が計測した反力値は、信号
伝達手段14を介して信号入力手段13に伝達され、こ
の信号入力手段13を備えるデジタル計算機10に入力
される。信号入力手段13と同様にデジタル計算機10
に備えられた信号出力装置11からは、加振信号が出力
され、信号伝達手段12を介して加振機の制御装置9に
入力される。加振機の制御装置9は、この信号に基づい
て模擬車両100を駆動する。本実施例においては、伝
達される信号は例えば電圧信号であり、信号伝達手段は
ケーブルである。また、信号入力装置としてはA/D変
換器が、信号出力装置としてはD/A変換器が用いられ
ている。しかしこれらの構成要素は本発明の趣旨の範囲
で変更でき得るものであり、これらに限定されるもので
はない。
【0020】図2に、図1で示したデジタル計算機10
の詳細機能を具体的に示す。反力計測装置6で測定した
反力の計測値は、信号入力手段13を介して車両運動算
出手段15へ入力される。予めデジタル計算機の図示し
ない補助装置(例えばキーボード)から入力された車両
部の情報については、車両運動算出手段15が備える記
憶手段に車両運動を記述する運動方程式の係数マトリク
スである数値モデルの形で記憶される。ここで、数値モ
デルは、例えば車両の車体部を有限の要素に分割した形
に表されるものであり、この各要素の質量、剛性、減衰
性能等のデータと、各要素間の接続関係、位置座標等の
データを有している。車両運動算出手段15は、記憶さ
れた数値モデルの運動方程式を、反力の計測値を外力と
して数値積分する。これにより、反力を計測した時刻
(t0)から予め定められた設定時間(Δt)経過後の
運動状態を算出する。数値積分法としては、例えば中央
差分法を用いるが、それに限定されるものではない。こ
の結果が加振信号算出手段16に入力されると、設定時
間(Δt)経過後に台車と車両の接触点における両者の
運動が車両運動算出手段15が算出した結果に合致する
ように加振機への指令信号を生成する。生成された指令
信号は、信号出力手段11から出力される。以上の機能
は時間管理手段17によって管理され、設定時間(Δ
t)後には車両運動の計算結果と実際の被試験体の運動
とが一致するようになる。
【0021】この様に構成した台車の試験装置の試験方
法の手順を図3を用いて説明する。具体的な手順は以下
の通りである。 (0)試験の開始(ステップS10) (1)台車1から発生する反力を反力計測装置6が計測
する(ステップS11)、(2)反力計測装置6が計測
した計測値をデジタル計算機10に入力する(ステップ
S12)、(3)デジタル計算機10に予め入力されて
いた車両数値モデルと、反力の計測値とを用いて反力が
計測された時刻から設定時間(Δt)経過後の車両の運
動をデジタル計算機10が計算する(ステップS1
3)、(4)演算から求められた車両運動の結果に基づ
き、模擬車両100部分の運動状態を実現するための加
振指令信号をデジタル計算機10が演算する(ステップ
S14)、(5)信号出力手段11が、指令信号を設定
時間(Δt)経過後に出力する(ステップS15)、
(6)指令信号に基づき、制御装置9が加振機4を駆動
する(ステップS16)、(7)試験を継続するかどう
かを判定する(ステップS17)、(8)試験を終了す
る(ステップS18)。
【0022】ここで、試験の継続または終了の判定は、
予め定められた時間が経過したか、あるいは加振機制御
装置に停止信号が与えられたかを判定するものである。
この判定手段は、例えば上位計算機や起動停止盤等の他
の装置に備えられてもよい。
【0023】本実施例によれば、実際の車両を走行させ
ることなく、実車走行と同等の試験が可能となるので経
済的に台車の機能を評価できる。また、車両の数値モデ
ルを変更することで様々な使用条件ないしは車両条件に
対する性能を評価できる。
【0024】次に本発明の第2の実施例を、図4を用い
て説明する。本実施例は、第1の実施例に記載の各構成
要素に加え、他の台車や回転体等を有している。すなわ
ち、第一の実施例が備える1組の模擬車体および模擬軌
道の他に、もう1組の模擬車体と模擬軌道の組を有して
いる。この第2の組の各構成要素の符号は、下1桁が第
1の組の構成要素の符号と同じで、十の位が3で表され
ている。その他の点では第1の実施例と同一である。
【0025】第2の組では、台車31の下部に複数の車
輪32が回転自在に設けられており、車輪32は基礎3
8に回転自在に設けられた回転体37と接触している。
台車31の上方に配置される剛壁33に固定された加振
機34は、反力計測装置36を介して連結される。な
お、反力計測装置36は、第1の実施例同様に加振機3
4が台車31を加振することによりに台車31から模擬
車両110に加わる反力を計測するものであり、図4に
示した位置に限定されない。
【0026】第1の実施例同様、反力計測装置6が計測
した反力の計測値は、信号伝達手段14、信号入力手段
13を介してデジタル計算機10に入力される。さらに
これと並行して、反力計測装置36が計測した反力の計
測値は信号伝達手段44、信号入力手段43を介してデ
ジタル計算機10に入力される。デジタル計算機10が
備える信号出力装置11から加振機4への加振信号が出
力され、信号伝達手段12、次いで加振機4の制御装置
9へと信号が伝送される。一方、加振機34への加振信
号が、信号出力装置41、信号伝達手段42を経て加振
機34の制御装置39に伝送される。これらの2組の信
号によって模擬車両100、110が駆動される。
【0027】本実施例においても、伝達される信号は電
圧信号であり、信号伝達手段はケーブルである。そし
て、信号入力装置にA/D変換器を、信号出力装置にD
/A変換器を用いている。しかしこれらの各構成要素
は、本発明の趣旨の範囲内では他のものであってもよく
上記に限定されるものではない。
【0028】デジタル計算機10においては、信号入力
手段13および信号入力手段43から入力された反力の
計測値が車両運動算出手段15に入力される。予めデジ
タル計算機の図示しない補助装置(例えばキーボード)
から入力された車両部の情報については、車両運動算出
手段15が備える記憶手段に車両運動を記述する運動方
程式の係数マトリクスである数値モデルの形で記憶され
る。車両運動算出手段15は、記憶された数値モデルの
運動方程式を、反力の計測値を外力として数値積分す
る。これにより、反力を計測した時刻(t0)から予め
定められた設定時間(Δt)経過後の運動状態を算出す
る。数値積分法としては、例えば中央差分法を用いる
が、それに限定されるものではない。この結果が加振信
号算出手段16、46に入力されると、設定時間(Δ
t)経過後に台車と車両の接触点における両者の運動が
車両運動算出手段15が算出した結果に合致するように
加振機への指令信号を生成する。生成された指令信号
は、信号出力手段11、41から出力される。以上の機
能は時間管理手段17によって管理され、設定時間(Δ
t)後には運動計算結果と実際の被試験体の運動との一
致が実現される。
【0029】本実施例においては、基礎8と基礎38、
基礎3と基礎33、信号入力手段13と信号入力手段4
3、加振信号算出手段16と加振信号算出手段46、信
号出力手段11と信号出力手段41とを同じものから構
成しているが、必ずしも同一である必要はない。また、
回転体7の回転軸と回転体37の回転軸とを同一にして
もよいし、そうでなくともよい。
【0030】次に、このように構成した本実施例におけ
る試験方法の一具体例を、図5を用いて説明する。 (0)試験を開始する(ステップS20)、(1)各々
の台車1、31から発生する反力を反力計測装置6、3
6を用いて計測する(ステップS21)、(2)反力計
測装置6、36が計測した反力の計測値をデジタル計算
機10に入力する(ステップS22)、(3)デジタル
計算機10に予め入力されている車両の数値モデルと反
力の計測値とを用いて、反力が計測された時刻から設定
時間(Δt)経過後の各車両100、110の運動を計
算する(ステップS23)、(4)演算して求められた
車両の運動結果に基づいて、模擬車両100、110の
運動状態を実現するために必要な、各々の台車1、31
に固定された加振機4、34への加振指令信号を算出す
る(ステップS24)、(5)各加振機4、34への指
令信号を信号出力手段11、41が設定時間(Δt)経
過後に出力する(ステップS25)、(6)指令信号に
基づき、各加振機4、34を制御装置9、39が駆動す
る(ステップS26)、(7)試験を継続するかまたは
終了するかを判定する(ステップS27)、(8)試験
を終了する(ステップS28)。
【0031】終了判定は、第1の実施例と同様、予め定
められた時間が経過したか、あるいは加振機制御装置に
停止信号が与えられたかを判定するものである。
【0032】本実施例によれば、第1の実施例による効
果に加え、実車両の台車の間隔に制限されず、車両の前
後に設置される台車の車両運動に及ぼす影響を同時に試
験できるので、高精度な実験が可能となる。また、性能
の異なる複数の台車に車両を搭載した場合についても試
験できる。
【0033】図6に、本発明の第3の実施例のブロック
図を示す。本実施例では、第1の実施例では台車であっ
たところを自動車の懸架装置に置換している点のみが第
1の実施例と相違する。懸架装置の下部には車輪72が
回転可能に設置されており、車輪72は基礎8に回転自
在に設置された回転体77に接触している。懸架装置の
上部にはフレーム75が設けられており、剛壁3に固定
された加振機74と反力計測装置76を介して接続され
ている。そして、車輪72、フレーム75、反力計測装
置76および加振機74が模擬車両130を構成してい
る。なお、反力計測装置76は懸架装置から模擬車両に
加わる反力を測定できるものであればよく、その設置位
置は図6の位置に限るものではない。また、本実施例で
は回転体77をローラー式にしているが、ベルト式でも
よい。さらに、車両を回転駆動できるものであればいか
なる手段をも利用できる。これらの信号処理系及び制御
系は第1の実施例と同様である。
【0034】次にこのように構成した本実施例における
試験方法の一手順を図7を用いて説明する。 (0)試験を開始する(ステップS30)、(1)懸架
装置71で発生する反力を反力計測装置6が計測する
(ステップS31)、(2)反力計測装置6が計測した
反力の計測値をデジタル計算機10に入力する(ステッ
プS32)、(3)デジタル計算機10に予め入力され
ている車両数値モデルと反力の計測値とを用いて、反力
が計測された時刻から設定時間(Δt)経過後の車両の
運動をデジタル計算機10が計算する(ステップS3
3)、(4)算出された車両の運動結果に基づいて、模
擬車両130部分の運動状態を実現するのに必要な加振
機4への加振指令信号をデジタル計算機10が算出する
(ステップS34)、(5)加振機4への指令信号を信
号出力手段11が設定時間(Δt)後に出力する(ステ
ップS35)、(6)信号出力手段11の指令信号に基
づき、懸架装置71に固定された加振機4を制御装置9
が駆動する(ステップS36)、(7)試験を継続する
か、終了するかを判定する(ステップS37)、(8)
試験を終了する(ステップS38)。
【0035】本実施例によれば、実際の自動車を走行さ
せることなく、実車走行と同等の試験が可能とり、懸架
装置の機能評価を簡易にかつ経済的に実行できる。ま
た、自動車の車両数値モデルを変更するだけで様々な使
用条件ないしは車両条件に対する性能を評価できる。
【0036】図8に、本発明の第4の実施例を示す。本
実施例と第1の実施例とは、デジタル計算機10の構成
が相違している。つまり本実施例では、デジタル計算機
10は信号算出手段16と信号出力手段11の他に、他
の信号算出手段56と信号出力手段51を備えている。
これらは、車両運動算出結果を計算機10の外部に出力
するのに用いられる。なお、信号算出手段56と加振信
号算出手段16、信号出力手段51と信号出力手段11
とを同じものとしてもよい。また、これらの手段が時間
管理手段17により管理され、設定時間後の演算結果を
設定時間後に出力することは第1の実施例と同様であ
る。なお、本実施例では上述以外の点については第1の
実施例と同様であるので、試験方法の手順については省
略する。
【0037】本実施例においては、実際の車両にセンサ
を取り付けて車両運動を実測したのと同じ状態をシミュ
レーションできるので、実車を用いずに台車の性能を評
価できる。また、車両の運動状態をフィードバック信号
として要求するアクティブダンパ等を搭載した台車の場
合、この外部出力信号をフィードバック信号として使用
することができるという利点がある。なお、このように
外部出力を設けることは本実施例に限るものではなく、
第2、3の実施例においても応用できる。
【0038】ところで、上記各実施例において、疑似車
両を駆動する第4番目のステップ(S13、S23、S
33)の後に、車両運動の計算結果を設定時間後に出力
し、試験対象である台車へフィードバック信号として使
用してもよい。第1の実施例にこの手順を加えたものを
図9に示す。この場合、実車試験を行わなくとも運動状
態をフィードバックして台車の性能試験を行える。
【0039】本発明の他の実施例を、図10および図1
1を用いて説明する。この実施例は、図1に示した実施
例において、軌道状態模擬用加振機等を備えたものであ
る。回転体7は軌道状態模擬用加振機27で支持されて
いる。そして、走行距離検出手段21が検出した台車の
走行距離を、信号伝達手段22を介して第2のデジタル
計算機23に入力している。この走行距離を用いて、予
め記憶された走行距離に応じた軌道状態のデータを参照
し、起動状態模擬用加振機27において回転体7に与え
る勾配や傾斜信号を算出する。この算出された加振信号
は、信号伝達手段24を介して、軌道状態模擬用加振機
27の制御装置25に入力され、軌道状態模擬用加振機
27が駆動される。
【0040】このように構成した本実施例における試験
方法について図11により説明する。図3に示した第1
の実施例と同様のステップが、ステップS40〜S48
において実行される。すなわち、 (0)試験の開始(ステップS40) (1)台車1から発生する反力を反力計測装置6が計測
する(ステップS41)、(2)反力計測装置6が計測
した計測値をデジタル計算機10に入力する(ステップ
S42)、(3)デジタル計算機10に予め入力されて
いた車両数値モデルと、反力の計測値とを用いて反力が
計測された時刻から設定時間(Δt)経過後の車両の運
動をデジタル計算機10が計算する(ステップS4
3)、(4)演算から求められた車両運動の結果に基づ
き、模擬車両100部分の運動状態を実現するための加
振指令信号をデジタル計算機10が演算する(ステップ
S44)、(5)信号出力手段11が、指令信号を設定
時間(Δt)経過後に出力する(ステップS45)、
(6)指令信号に基づき、制御装置9が加振機4を駆動
する(ステップS46)、(7)試験を継続するかどう
かを判定する(ステップS47)、(8)試験を終了す
る(ステップS48)。
【0041】これと平行して、以下の手順により台車の
試験を行っている。
【0042】(1)台車の走行距離を検出する(ステッ
プS51)、(2)走行距離の計測値を第2のデジタル
計算機に入力する(ステップS52)、(3)計測した
走行距離を用いて、第2の計算機に予め記憶された軌道
状態データを参照し、設定時間経過後の軌道状態を計算
する(ステップS53)、(4)軌道状態の算出結果か
ら、軌道状態を実現する加振指令信号を算出する(ステ
ップS54)、(5)指令信号を設定時間後に出力する
(ステップS55)、(6)指令信号に応じて、軌道状
態模擬用加振機を駆動する(ステップS56)、(7)
試験の終了か否かを判断する(ステップS57)、
(8)試験を終了する(ステップS58)。
【0043】本実施例によれば、実際に車両を走行させ
ることなく、実際の線路を走行させたのと同じ試験が可
能になる。つまり、予め軌道状態のデータを記憶させて
おけば、実際の区間、例えば東京−博多間の走行実験を
高精度にシミュレーションできる。これにより、走行実
験を経済的に行えると共に、実験データを得にくいフィ
ールド試験よりも容易に実験データを得ることができ
る。また、軌道状態データを変更するだけで、異なる走
行区間の実験データを容易に得ることができる。
【0044】上記各実施例では、供試体である台車全体
を加振しているが、例えば、台車の車輪とその懸架装置
のみのように、台車の一部分を供試体として加振しても
よい。また、台車が取り付けられる車両の一部を供試体
に含めることもできる。
【0045】さらに、加振機は一軸の加振機を用いてい
るが、それに限定されるものではない。数値モデルによ
り決定される車両運動を実現するために、必要に応じて
複数個の加振機により複数の自由度分だけ加振する様に
することが望ましい。要するに、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で様々な形態をとることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、回転体上に設置された
台車を回転駆動すると共に加振機により加振し、一方こ
の台車に仮想的に連結される車体部分について数値モデ
ルを用いて車両の運転時の振動応答を計算するので、高
精度にかつ簡易に車両の振動応答を試験できる。また、
車体部分の修正変更は数値モデルを変更するだけで済む
ので、種々の条件下での台車の性能試験あるいは耐久試
験を容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台車の試験装置の第1の実施例の
ブロック図。
【図2】図1に示した第1の実施例の詳細ブロック図。
【図3】第1の実施例に係る装置を用いた試験方法のフ
ローチャート。
【図4】本発明に係る台車の試験装置の第2の実施例の
ブロック図。
【図5】第2の実施例に係る装置を用いた試験方法のフ
ローチャート。
【図6】本発明に係る台車の試験装置の第3の実施例の
ブロック図。
【図7】第3の実施例に係る装置を用いた試験方法のフ
ローチャート。
【図8】本発明に係る台車の試験装置の第4の実施例の
ブロック図。
【図9】本発明に係る第1の実施例を用いた他の試験方
法のフローチャート。
【図10】本発明に係る台車の試験装置の他の実施例の
ブロック図。
【図11】図10に示した台車の試験装置を用いた台車
の試験方法のフローチャート。
【図12】台車の試験装置の基台側の鳥瞰図である。
【符号の説明】
1…台車、2…車輪、3…剛壁、4…加振機、5…フレ
ーム、6…反力計測装置、7…回転体、8…基礎、9…
制御装置、10…デジタル計算機、11…信号出力手
段、12…信号伝達手段、13…信号入力手段、14…
信号伝達手段、15…車両運動算出手段、16…加振信
号算出手段、17…時間管理手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 正治 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道上を走行する車両の試験装置であっ
    て、軌道を模擬する回転可能な複数の回転体と、この回
    転体上に配置され回転可能な複数の軌道輪を有する模擬
    車両と、この模擬車両を加振する加振手段と、前記模擬
    車両に仮想的に連結される車体の数値モデルが記憶され
    るデジタル計算機と、前記模擬車両に加わる反力を測定
    する反力測定手段と、前記加振手段を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする車両の試験装置。
  2. 【請求項2】軌道上を走行する車両の試験装置であっ
    て、軌道を模擬する回転自在な回転体と、この回転体上
    に配置され軌道輪を備えた模擬車両と、この模擬車両と
    仮想的に連結される数値モデルを記憶する記憶手段とを
    備えたことを特徴とする車両の試験装置。
  3. 【請求項3】路面を走行する自動車用車両の試験装置で
    あって、路面を模擬する路面模擬手段と、この路面模擬
    手段上に配置され回転可能な複数の車輪を備えた模擬車
    両と、この模擬車両に仮想的に接続される車体の数値モ
    デルが記憶される記憶手段を備えたデジタル計算機と、
    前記模擬車両を加振する加振手段と、前記模擬車両に加
    わる反力を測定する反力測定手段と、この測定手段が検
    出した反力に基づき前記数値モデルと前記模擬車両の接
    続点の変位が数値モデルと模擬車両の双方において一致
    するように前記加振手段を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする車両の試験装置。
  4. 【請求項4】軌道上を走行する車両の試験装置であっ
    て、軌道を模擬する回転可能な複数の回転体を有する第
    1、第2の軌道模擬手段と、この第1、第2の軌道模擬
    手段にそれぞれ配置され回転可能な複数の軌道輪を有す
    る第1、第2の模擬車両と、この第1、第2の模擬車両
    を加振する第1、第2の加振手段と、前記第1、第2の
    模擬車両の双方に仮想的に連結される車体の数値モデル
    が記憶されるデジタル計算機と、前記第1、第2の模擬
    車両に加わる反力をそれぞれ測定する第1、第2の反力
    測定手段と、この反力測定手段が測定した反力値に基づ
    いて前記第1、第2の加振手段を制御する制御手段とを
    備え、前記第1、第2の模擬車両及び数値モデルにより
    実機車両を模擬することを特徴とする車両の試験装置。
  5. 【請求項5】前記デジタル計算機は、前記反力計測手段
    が計測するタイミングを管理する時間管理手段と、反力
    を計測してから設定時間経過後の車両運動を前記数値モ
    デルを参照して演算し、前記加振手段への加振信号を発
    生する車両運動演算手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1または3に記載の車両の試験装置。
  6. 【請求項6】前記デジタル計算機は、前記車両運動演算
    手段が演算した車両運動を外部機器に出力する出力手段
    を有することを特徴とする請求項5に記載の車両の試験
    装置。
  7. 【請求項7】軌道または路面上を走行する車両の試験方
    法は、模擬走行面を駆動するステップと、台車から発生
    する反力を計測するステップと、計測した反力値をデジ
    タル計算機に入力するステップとデジタル計算機に予め
    入力されていた車両数値モデルと、反力の計測値とを用
    いて反力が計測された時刻から設定時間(Δt)経過後
    の車両の運動をデジタル計算機が演算するステップと、
    演算した車両運動に基づき、模擬車両へ与えるべき加振
    指令信号をデジタル計算機が演算するステップと、設定
    時間(Δt)経過後に加振機を駆動する出力するステッ
    プとを備えたことを特徴とする車両の試験方法。
  8. 【請求項8】軌道上を走行する複数の模擬車両を有する
    車両の試験方法は、模擬軌道を回転駆動するステップ
    と、各々の模擬車両から発生する反力を計測するステッ
    プと、反力の計測値をデジタル計算機に入力するステッ
    プと、デジタル計算機に予め入力されている前記複数の
    模擬車両のいずれにも仮想的に接続される車体の数値モ
    デルと反力の計測値とを用いて、反力が計測された時刻
    から設定時間(Δt)経過後の各模擬車両の運動を演算
    するステップと、模擬車両の運動の演算値に基づいて、
    前記各模擬車両を加振する加振機への加振指令信号を算
    出するステップと、この加振指令信号に基づき設定時間
    (Δt)経過後に各加振機を制御装置が駆動するステッ
    プとを備えたことを特徴とする車両の試験方法。
  9. 【請求項9】前記模擬車両の演算ステップにおいて演算
    された模擬車両の運動を、前記模擬車両へフィードバッ
    ク信号として与えるステップを含むことを特徴とする請
    求項7に記載の車両の試験方法。
  10. 【請求項10】前記模擬車両の走行距離を計測するステ
    ップと、走行距離の計測値を用いて予め記憶された軌道
    状態データを参照して、走行距離が計測されてから設定
    時間経過後の軌道状態を計測するステップと、設定時間
    後に軌道状態模擬用加振機を駆動するステップとを備え
    たことを特徴とする請求項7または9に記載の車両の試
    験方法。
  11. 【請求項11】軌道上を走行する車両の試験装置であっ
    て、軌道を模擬する回転自在な回転体と、この回転体を
    回転駆動する駆動装置と、前記回転体上に配置され軌道
    輪を備えた模擬車両と、この模擬車両と仮想的に連結さ
    れる数値モデルを記憶する記憶手段と、前記模擬車両を
    加振する加振手段と、前記模擬車両に加わる反力を測定
    する反力測定手段とを備えたことを特徴とする車両の試
    験装置。
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