JPH1137544A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JPH1137544A
JPH1137544A JP9202224A JP20222497A JPH1137544A JP H1137544 A JPH1137544 A JP H1137544A JP 9202224 A JP9202224 A JP 9202224A JP 20222497 A JP20222497 A JP 20222497A JP H1137544 A JPH1137544 A JP H1137544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water supply
overpressure
pressure
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP9202224A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikahiro Umehara
親洋 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Paloma Kogyo KK filed Critical Paloma Kogyo KK
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Publication of JPH1137544A publication Critical patent/JPH1137544A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過圧逃し弁が作動しなかった場合に、過大圧
力を解消し、通水路の破損を防止することを目的とす
る。 【解決手段】 給湯側20の通水路が過圧状態となった
場合に、過圧逃し弁10が外気に通じて過圧状態を解消
する。一方、膨張弁スイッチ部31が給湯管20b内の
過大圧を検出すると、コントローラ9が、湯張り管21
に設けた湯張り電磁弁24を開弁し、追焚き管19aへ
圧力放出して給湯側20通水路の破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂装置に関し、詳
しくは、浴槽内の水を循環加熱する追焚流路と、給湯カ
ランに出湯する給湯流路とを備えた風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冬期、寒冷地などでは、風呂装置におけ
る凍結破損を防止するために、就寝前などに水抜き栓を
開いて器体内の水を抜いたり、器体内の通水路に凍結予
防ヒータを設けて凍結しないようにしている。しかし、
水抜きを忘れて、外出中あるいは就寝中に予想しない低
温にみまわれると、凍結予防ヒータを設けた風呂装置で
あっても器体に接続される外部配管が凍結して破損する
という問題があった。そこで、水・給湯流路内の水が凍
結して圧力が上昇する場合には、風呂装置の過圧逃し弁
を働かせて圧力を放出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過圧逃
し弁の圧力放出口は、放出直前に微量に漏れた水の凍結
によって塞がれたり、また、一度放出された水によって
新たに凍結して塞がれたりすると、過圧逃し弁が作動し
にくくなるという問題があった。そこで、本発明の風呂
装置は、上記課題を解決し、過圧逃し弁が作動しなかっ
た場合にも過大圧力を解消し、通水路の破損を防止する
風呂装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の風呂装置は、浴槽の水を循環加熱す
る追焚流路と、給湯カランへ加熱した湯を供給する給湯
流路と、上記給湯流路と上記追焚流路とを接続し、上記
給湯流路で加熱した湯を上記追焚流路を経由して上記浴
槽へ落とし込む湯張り流路と、上記湯張り流路を開閉す
る電磁弁とを備えた風呂装置において、上記給湯流路内
の圧力が所定の過大圧に達したことを検出する過圧状態
検出手段と、上記過圧状態検出手段が上記過大圧を検出
した場合には、上記電磁弁を開弁し、上記追焚流路へ圧
力放出して上記給湯流路内の圧力を低下させる圧力開放
手段とを備えたことを要旨とする。
【0005】また、本発明の請求項2記載の風呂装置
は、請求項1記載の風呂装置において、上記給湯流路内
の圧力が過圧状態となった場合に、外気に通じて圧力放
出する過圧逃し弁を設け、上記過圧状態検出手段により
検出される上記過大圧力は、上記過圧逃し弁の作動圧と
同等またはそれ以上の圧力に設定されたことを要旨とす
る。
【0006】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
風呂装置は、過圧状態検出手段が給湯流路内の過大圧を
検出した場合には、圧力開放手段は、湯張り流路の電磁
弁を開弁し、追焚流路へ圧力放出して給湯流路の破損を
防止する。従って、凍結等によって給湯流路が過大圧状
態となっても、給湯流路の破損が防止される。また、圧
力放出に伴う排水は、浴槽内へ排水されることで特別な
排水処理が不要となる。
【0007】また、上記構成を有する本発明の請求項2
記載の風呂装置は、給湯流路内が過圧状態となった場合
に、過圧逃し弁が外気に通じて過圧状態を解消する。一
方、過圧状態検出手段により検出される過大圧力は、過
圧逃し弁の作動圧と同等またはそれ以上の圧力に設定さ
れており、過圧逃し弁の作動と同時またはそれ以後に、
圧力開放手段は、湯張り流路の電磁弁を開弁し、追焚流
路へ圧力放出する。従って、過圧逃し弁の圧力放出口が
凍結によって塞がれ、過圧逃し弁が作動しない場合であ
っても、圧力開放手段によって、給湯流路内の過大圧力
が解消される。
【0008】
【発明の実施形態】以上説明した本発明の構成・作用を
一層明らかにするために、以下本発明の風呂装置の好適
な実施例について説明する。図1に示す風呂装置1は、
2缶2水路であって給湯部20と追焚部19とが設けら
れる。追焚部19には、浴槽22に接続される循環回路
を形成し、循環水を加熱する熱交換器42が設けられ
る。
【0009】他方、給湯部20には、燃焼熱によって通
水を加熱する熱交換器52と、この熱交換器52を挟ん
で入水側に給水管20aが設けられ、出湯側に給湯管2
0bが設けられる。この給水管20aには、入水量を検
知する流量センサ29、モータにより流量を制御する水
量制御弁27、入水温を検知する入水温センサ28が設
けられる。また、給湯管20bには、熱交換後の湯温を
検知する出湯温度センサ30が設けられ、この下流で分
岐されて、一方は湯張り管21によって追焚き管19a
に接続され、他方は給湯カラン23へ接続される。湯張
り管21の途中には、流路を開閉する湯張り電磁弁24
が設けられ、その下流には、給湯管20bからの通水を
受けて、追焚き管19aに注ぎ込むホッパー25が設け
られる。湯張り管21と給湯管20bとの分岐部から給
湯カラン23までの給湯管20bの外周部には、電力に
よって通水路を加熱する凍結予防ヒータ26が設けられ
る。これらの凍結予防ヒータ26には、気温が4℃以下
でONし、12℃以上でOFFする図示しないサーモス
タットが直列に接続され、電源と接続されている。
【0010】また、給湯部20には、流路内が過圧状態
となった場合に、その圧力によって外気に開弁され、過
圧状態を解消する過圧逃し弁10が設けられる。尚、過
圧逃し弁10は、、給湯部20の流路内が所定の過大圧
(15.5kg/cm2)に達した場合に、過圧状態を
解消するように設定される。
【0011】また、器体の給湯管20bには、流路内が
所定の過大圧に達したことを検出する膨張弁スイッチ部
31が設けられる(図1および図3)。この膨張弁スイ
ッチ部31には、給湯管20bに設けられ、外気と通じ
る外気室31eと、外気室31eと給湯管20bの管内
とを仕切る仕切壁31gと、仕切壁31gに開口して外
気室31eと給湯管20bの管内とを通じさせる導通孔
31aと、円柱状の外周面にOリングが装着され、外気
室31e内面とシールしながら外気室31e内を進退移
動自在に移動し、導通孔31aに接離して導通孔31a
を開閉するシート弁31bと、導通孔31aを閉じる方
向にこのシート弁31bを付勢する押さえバネ31f
と、このシート弁31bと一体的に進退移動するスイッ
チ押動部31cと、このスイッチ押動部31cによりO
N/OFFし、シート弁31bが導通孔31aから離れ
るとONし、接するとOFFする過大圧検出スイッチ3
1dとから構成される。また、押さえバネ31f力は、
給湯流路20内が所定の過大圧(17.5kg/c
2)に達した場合に、シート弁31bが押動されて前
進し、過大圧検出スイッチ31dがスイッチ押動部31
cを介してONされるように設定される。
【0012】また、ガス流路は、上流にガス流路を開閉
する元電磁弁48が設けられ、その下流で給湯部20お
よび追焚部19の各々のガス流路へと分岐している。こ
れらのガス流路にはガス流路を開閉するメイン電磁弁4
6、56がそれぞれ設けられ、各々独立した燃焼制御が
行われる。また、給湯部20のガス流路には、コントロ
ーラ9からの指令によりガス量を制御する比例弁57が
設けられる。更に、給湯部20および追焚部19の各々
には、燃焼用空気を燃焼室へ送り込むファン40、5
0、バーナ41、51、排気を導き排出する排気筒4
5、55により燃焼・給排気経路が構成されている。ま
た、各々のバーナ41、51には放電によりガスへ着火
する電極43、53、燃焼炎を検知するフレームロッド
44、54が設けられ、前記のセンサ類・アクチュエー
タ類と共にコントローラ9と電気的に接続され出湯・追
焚き・停止等所定の制御が行われる。
【0013】このコントローラ9には、遠隔操作によっ
て、風呂装置1の運転開始および停止を指令し、目標出
湯温度を設定操作する給湯リモコン8と、追焚きの運転
開始および停止を指令する風呂リモコン7とが接続され
る。
【0014】次に、コントローラ9実行する圧力開放ル
ーチンについて、図2に示すフローチャートを用いて説
明する。本ルーチンは、電源プラグがコンセント(図
略)に差し込まれることによって、燃焼中および停止中
にかかわらず起動する(S1)。本ルーチンが起動する
と、まず過大圧検出スイッチ31dにより、給湯流路2
0内の水圧が所定の圧力17.5kg/cm2以上より
大きいか否かを監視する。過大圧検出スイッチ31dが
ON状態の場合には、給湯管20b内の圧力が17.5
kg/cm2以上の過大圧であると判断し、湯張り電磁
弁24を開弁する(S3)。従って、給湯管20b内の
過大圧力は、湯張り管21からホッパー25に放出さ
れ、圧力放出と同時に排出される水は、ホッパー25で
受けられ、追焚き管19aを経由して浴槽22内へ排出
される。
【0015】過大圧力の放出によって給湯管20b内の
水圧が低下すると、膨張弁スイッチ部31のシート弁3
1bを付勢する押さえバネ31f力によってシート弁3
1bが後退移動し、スイッチ押動部31cが過大圧検出
スイッチ31dをOFFし(S4)、湯張り電磁弁24
を閉弁して最初のステップ2に戻る(S5)。
【0016】以上、説明した本実施例の風呂装置1によ
れば、凍結等によって給湯部20が過大圧状態となって
も、給湯部20の破損が防止される。また、給湯管20
b外へ圧力を放出する過圧逃し弁10と異なり、圧力放
出に伴う排水は、湯張り管21を経由して浴槽22内へ
排水されることで特別な排水処理が不要となる。また、
過圧逃し弁10の作動圧より同等またはそれ以上の圧力
に設定されており、過圧逃し弁10の圧力放出口が凍結
によって塞がれ、過圧逃し弁10が作動しない場合であ
っても、給湯部20管内の過大圧力が解消される。しか
も、従来より風呂装置1に設けた湯張り管21、湯張り
電磁弁24、浴槽22等の機構をそのまま利用すること
ができる。
【0017】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施
例では、過圧逃し弁10による作動水圧を15.5kg
/cm2とし、膨張弁スイッチ部31によって検出する
所定圧力を17.5kg/cm2としたが、これらの水
圧に限定されるものではない。また、過圧逃し弁10と
湯張り電磁弁24による開閉制御とを併用せずに過圧逃
し弁10を設けない構成であっても良い。この場合に
は、排水処理が全て浴槽22内へ排水されることになっ
て特別な排水処理が不要となる。また、自然循環式の追
焚き管19aに限らず、ポンプによって強制循環をする
風呂装置の構成であっても良い。また、湯張り管21に
設けたホッパー25に代えて逆止弁やバキュームブレー
カを設けて、給湯管20bの分岐部と追焚き管19aと
を直結する風呂装置であっても良い。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の風呂装置によれば、給湯流路内が過大圧力となっ
た場合に、圧力放出に伴う排水は、浴槽内へ排水される
ため特別な排水処理が不要となるという優れた効果を奏
する。
【0019】また、請求項2記載の風呂装置によれば、
請求項1による効果に加え、過圧逃し弁が作動しなかっ
た場合であっても、給湯流路内の過大圧力を解消し、通
水路の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての風呂装置の概略構成図であ
る。
【図2】圧力開放処理を表すフローチャート図である。
【図3】膨張弁スイッチ部の概略構成図である。
【符号の説明】
1 風呂装置 9 コントローラ 10 過圧逃し弁 19 追焚部 20 給湯部 21 湯張り管 22 浴槽 24 湯張り電磁弁 31 膨張弁スイッチ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の水を循環加熱する追焚流路と、 給湯カランへ加熱した湯を供給する給湯流路と、 上記給湯流路と上記追焚流路とを接続し、上記給湯流路
    で加熱した湯を上記追焚流路を経由して上記浴槽へ落と
    し込む湯張り流路と、 上記湯張り流路を開閉する電磁弁とを備えた風呂装置に
    おいて、 上記給湯流路内の圧力が所定の過大圧に達したことを検
    出する過圧状態検出手段と、 上記過圧状態検出手段が上記過大圧を検出した場合に
    は、上記電磁弁を開弁し、上記追焚流路へ圧力放出して
    上記給湯流路内の圧力を低下させる圧力開放手段とを備
    えたことを特徴とする風呂装置。
  2. 【請求項2】 上記給湯流路内の圧力が過圧状態となっ
    た場合に、外気に通じて圧力放出する過圧逃し弁を設
    け、 上記過圧状態検出手段により検出される上記過大圧力
    は、上記過圧逃し弁の作動圧と同等またはそれ以上の圧
    力に設定されたことを特徴とする請求項1記載の風呂装
    置。
JP9202224A 1997-07-11 1997-07-11 風呂装置 Pending JPH1137544A (ja)

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JP9202224A JPH1137544A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 風呂装置

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JP9202224A JPH1137544A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 風呂装置

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JPH1137544A true JPH1137544A (ja) 1999-02-12

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ID=16454028

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JP9202224A Pending JPH1137544A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 風呂装置

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JP (1) JPH1137544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002061A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Panasonic Corp 貯湯式温水器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002061A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Panasonic Corp 貯湯式温水器

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