JP3792381B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3792381B2
JP3792381B2 JP34407997A JP34407997A JP3792381B2 JP 3792381 B2 JP3792381 B2 JP 3792381B2 JP 34407997 A JP34407997 A JP 34407997A JP 34407997 A JP34407997 A JP 34407997A JP 3792381 B2 JP3792381 B2 JP 3792381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water
water supply
temperature
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34407997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11159876A (ja
Inventor
哲生 上田
大介 越水
Original Assignee
株式会社ガスター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ガスター filed Critical 株式会社ガスター
Priority to JP34407997A priority Critical patent/JP3792381B2/ja
Publication of JPH11159876A publication Critical patent/JPH11159876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3792381B2 publication Critical patent/JP3792381B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水抜きをより安全に実行することができる給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な給湯装置は、熱交換部と、燃焼部と、熱交換部を通る給湯用の配管と、この配管に設けられて水の流れを検出する検出手段と、燃焼部を制御する制御手段と、制御手段に接続されたリモートコントローラとを備えている。制御手段は、リモートコントローラの運転スイッチに応答して、燃焼準備態勢に入り、上記水流検出手段による水流検出を待つ。給湯用配管の下流端に設けられた給湯栓を開くと、この検出手段が配管内の水の流れを検出する。制御手段は、この検出信号に応答して、リモートコントローラからの設定温度情報に基づいて上記燃焼部での燃焼を実行し、熱交換部を加熱する。配管内の水はこの熱交換部を通る過程で熱せられ、設定温度の湯となって給湯栓から吐出される。なお、要求される燃焼熱量が燃焼部での最大燃焼能力を越える場合には、配管に設けられた流量制御弁を絞って、出湯量を減じる。そして、給湯栓が閉じられ、検出手段で配管内の水の流れを検出しなくなった時に、燃焼部での燃焼を停止する。このようにして、給湯が停止される。
【0003】
寒冷地では、長期にわたって給湯装置を使用しない場合に、水抜きをする必要がある。配管内に水が滞留している状態を放置すると、この配管内の水の凍結によって、配管の破裂や熱交換部の損傷等が生じるからである。水抜きに際しては、配管の給水側の元栓を閉じてから、給水側と給湯側に設けられた水抜き用栓を大気に解放する。これにより、一方の水抜き用栓から空気が入り込み、他方の水抜き用栓から配管内の水が排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の水抜きの際に、流量制御弁の開度が小さいと水抜きを迅速に行えなかった。他方、流量制御弁の開度が大きいと、迅速な水抜きを行えるが、ユーザーが給湯停止直後に水抜きを行おうとした場合に、熱交換部に滞留した熱い湯が水抜き栓から一度に多量に排出され、注意しないと火傷する可能性があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、熱交換部と、この熱交換部に燃焼熱を供給する燃焼部と、熱交換部を通る給湯用配管と、この給湯用配管に設けられた流量制御弁と、給湯用配管の給水側,給湯側にそれぞれ設けられた水抜き用栓と、を備えた給湯装置において、熱交換部の滞留湯の温度を検出する温度検出手段と、水抜き準備の指示信号を出力する水抜き準備指示手段と、この水抜き準備指示信号に応答して水抜き準備を実行する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記水抜き準備において、上記温度検出手段での検出温度を監視し、この検出温度が閾温度を超えている時には、流量制御弁を流量が制限される第1開度以下に維持し、検出温度が閾温度を下回った時には、流量制御弁の開度を、水抜きのために十分な大きさとなる第2開度にすることを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の給湯装置において、さらに、上記給湯用配管に設けられて水の流れを検出する水流検出手段と、リモートコントローラとを備え、リモートコントローラは、運転スイッチと、温度設定部とを有し、上記制御手段は、リモートコントローラの運転スイッチのオンに応答して燃焼制御準備態勢になって水流検出手段での水流検出を待ち、この水流検出に応答してリモートコントローラからの設定温度情報に基づき燃焼部での燃焼制御を実行し、上記運転スイッチのオフにより燃焼制御準備態勢を解除するものであり、上記リモートコントローラの運転スイッチが上記水抜き準備指示手段となり、そのオフ信号が上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の給湯装置において、上記制御手段は蓄電機能を有し、この制御手段への電力供給手段が上記水抜き準備指示手段となり、この電力供給手段からの電力供給停止が上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の給湯装置において、さらに、上記給湯用配管に設けられて水の流れを検出する水流検出手段を備え、上記制御手段は、水流検出手段での水流検出を待ち、この水流検出に応答して燃焼部での燃焼制御を実行するものであり、上記水流検出手段が水抜き準備指示手段となり、この水流検出手段での水流検出から水流非検出への切り換わりが、上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、給湯装置は、多数のフィン11を有する熱交換部10と、この熱交換部10に燃焼熱量を供給する燃焼部20とを有している。燃焼部20に燃料ガスを供給するガス供給管30には、手動により開閉する元栓31と、電磁開閉弁32と比例弁33が設けられている。なお、元栓31は通常使用状態では開かれている。
【0009】
給湯用の配管40は、熱交換部10を通る受熱管41と、この受熱管41の入口端に接続された給水管42(給水側)と、受熱管41の出口端に接続された給湯管43(給湯側)と、受熱管41と並列をなして給水管42と給湯管43との間に接続されたバイパス管44とを有している。バイパス管44と給水管42,給湯管43との接続点をP1,P2で示す。
【0010】
給水管42には、接続点Pより上流側において、手動の元栓51と、手動の水抜き用栓52と、入水温度TINを検出するための入水温度センサTHINが、熱交換部10に向かって順に設けられている。通常使用状態では、元栓51は開かれ、水抜き用栓52は閉じられている。
【0011】
給湯管43には、熱交換部10と接続点P2との間において、熱交換部10の出口からの湯の温度TOUTを検出する出口温度センサTHOUTが設けられている。給湯管43の末端には、給湯栓53が設けられている。
さらに給湯管43には、接続点P2と給湯栓53との間において下流側に向かって順に、ギアモータ駆動式の流量制御弁54と、接続点P2より下流側の湯の温度すなわち出湯温度TMIXを検出するための出湯温度センサTHMIXと、配管40を流れる湯の量すなわち出湯量を検出するフローセンサFL(水流を検出するための検出手段)と、水抜き用栓55が設けられている。この水抜き栓55も通常使用状態では閉じられている。
【0012】
ここで、上記水抜き用栓55の構造について説明する。この栓55は、ボデイ56と栓体57とを備えている。ボデイ56は、フランジ56aと、このフランジ56aの両面から突出する継手部56b,56cと、斜め下方に延びる筒部56dとを備えている。フランジ56aは、上記熱交換部10および燃焼部20を収容するケーシング1の底部に固定される。継手部56b,56cは、給湯管43の一部を構成している。筒部56dには上記栓体57が螺合されている。この栓体57の先端面にはOリング58が取付られている。このOリング58は、栓体57の螺合が進んだ時に、ボデイ56の弁座56eに当接して、水抜き用栓55を閉じ状態にする。栓体57には、横孔57aと縦孔57bが形成されている。栓体57の螺合が緩められて後退した時には、Oリング58が弁座57eから離れ、給湯管43からの湯水が栓体57の横孔57aと縦孔57bとを通って、外部に放出される。この際、栓体57を掴んでいるユーザーの手に湯水がかかることがある。
なお、他方の水抜き用栓52も同一構成であるので、詳細な説明を省略する。
【0013】
本給湯装置は、更に、マイクロコンピュータを含む制御ユニット60(制御手段)と、この制御ユニット60に接続されたリモートコントローラ70とを備えている。リモートコントローラ70は、運転スイッチ71と、温度設定部72とを有している。制御ユニット60には、電源スイッチ81を介して電源接続端子82が接続されている。
【0014】
上記制御ユニット60による燃焼制御について説明する。リモートコントローラ70の運転スイッチ71のオンに応答して燃焼制御準備態勢になり、給湯栓53の開によりフローセンサFLで水流を検出した時には、これに応答して点火動作を行うとともに電磁開閉弁32を開いて燃焼を開始する。そして、フローセンサFLで検出された流量と、温度センサTHINで検出された入水温度TINとリモートコントローラ70で設定されたユーザー設定温度TSに基づいてフィードフォワード制御成分を演算し、温度センサTHMIXで検出された出湯温度TMIXと設定温度TSに基づいてフィードバック制御成分を演算する。そして、このフィードフォワード制御成分にフィードバック制御成分を加算した制御値に基づいて、出湯温度TMIXが設定温度TSになるように、比例弁33を制御する。これにより、供給ガス量を制御し、ひいては燃焼熱量を制御する。
要求する燃焼熱量が最大燃焼能力を越える場合には、流量制御弁54を絞り、出湯量を最大燃焼能力に見合った量に抑制する。
【0015】
次に、寒冷地で給湯装置を長期にわたって使用しない時に行われる水抜きについて説明する。ユーザーは、リモートコントローラ70の運転スイッチ71をオフにし、給水管42に設けられた元栓51を閉じるとともに、ガス管30の元栓31も閉じる。この後で、給水管42と給湯管43に設けられた水抜き用栓52,55を開く。その結果、水抜き用栓52の一方から空気が入り込み、他方から配管40内の水が排出される。
【0016】
本実施形態では、上記水抜きの際に流量制御弁54の開度を適宜制御することにより、水抜きを迅速に行うことができ、しかも、給湯停止の後に短時間しか経過しない時点で水抜きを行う場合には、上記水抜き用栓52,55から熱い湯が排出されるのを防止することができる。
以下、制御ユニット60で実行される図2の制御ルーチンを参照しながら、燃焼制御および水抜き時の流量制御弁54の制御について詳述する。この制御ルーチンは、リモートコントローラ70の運転スイッチ71のオン信号に応答して開始され、制御ユニット60は燃焼制御準備態勢となる。なお、電源接続端子82を電源に接続し電源スイッチ81をオンした状態であっても、運転スイッチ71がオフの状態であれば、制御ユニット60は燃焼制御準備態勢になく、たとえフローセンサFLで水流を検出しても、燃焼を実行しない。
【0017】
まず、配管10で水流が検出されたか否かを判断する(ステップ101)。なお、水流検出の判断は、フローセンサFLで検出される流量が、非常に低く設定された閾値を越えたか否かで判断する。否定判断された時には、ステップ102に進む。ここでは、電磁開閉弁32が閉じていて燃焼停止状態にある時には、その状態を維持し、後述する燃焼制御実行中の時には電磁開閉弁32を閉じて燃焼を停止する。次に、運転スイッチ71がオンを維持しているか否かを判断し(ステップ103)、肯定判断の時にはステップ101に戻る。したがって、運転スイッチ71のオンの後、給湯栓53が開かれて水流が検出されるまでは、上記ステップ101,102,103を繰り返して、待機する。
【0018】
上記給湯栓53が開かれると、ステップ101で肯定判断し、前述した燃焼制御を実行する(ステップ104)。そして、この燃焼制御においては、常にステップ101,103で、水流検出と運転スイッチ71のオンをチェックし、これらステップ101,103で肯定判断している限り、燃焼制御を継続する。換言すれば、ステップ101,104,103を繰り返し実行する。そして、給湯栓53が閉じられて水流が検出されなくなった時には、ステップ102で燃焼を停止する。
【0019】
燃焼停止状態、燃焼制御実行状態のいずれの場合でも、運転スイッチ71のオン状態をステップ103で監視しているが、ここで、否定判断した時には、水抜き準備態勢に移行する。したがって、運転スイッチ71は水抜き準備指示手段となり、そのオフ信号は水抜き準備指示信号となる。
【0020】
上記水抜き準備について詳述する。燃焼停止状態にある場合には、この燃焼停止状態を維持し、燃焼制御実行中の場合には、電磁開閉弁32を閉じて燃焼を停止する(ステップ105)。次に、熱交換部10の出口近傍の温度センサTHOUTで検出される湯の温度TOUTが閾温度Tx以上か否かを判断する(ステップ106)。この閾温度Txは、熱交換部10の出口温度の上限値(バイパス管44からの水と混合された湯が多量に排出されても火傷を生じさせない温度の上限値)またはそれより若干量低い温度値に設定されている。
【0021】
なお、本実施形態では、温度センサTHOUT(温度検出手段)からの検出温度TOUTを熱交換部10に滞留している湯の温度としているが、この熱交換部10から温度センサTHOUTまでの温度勾配を考慮して、検出温度TOUTから滞留湯の温度を演算してもよいし、上記閾温度Txをこの温度勾配分だけ上記温度上限値より低く設定して、検出温度TOUTと比較してもよい。さらに、滞留湯の温度を検出する手段として、上記温度センサTHOUTの代わりに、受熱管41のベンド部に設けた温度センサを用いてもよい。
【0022】
上記ステップ106で肯定判断した時には、流量制御弁54の開度を20%(第1開度)にする。そして、上記検出温度TOUTが閾温度Txを下回るまで、この小さな開度を維持する。
なお、運転スイッチ71をオフにした時点で、流量制御弁54の開度が20%未満であった場合には、ステップ107で開度20%にせず、そのままの開度を維持するようにしてもよい。
【0023】
上記ステップ106で検出温度TOUTが閾温度Txを下回ったと判断した時には、ステップ108に進み、流量制御弁54を全開(第2開度)にし、このルーチンを終了する。
したがって、給湯停止後まもなく、熱交換部10の滞留湯の温度が高くステップ106で肯定判断している時に、ユーザーが水抜き用栓52,55を開いても、流量制御弁54の開度が20%と小さいので、熱交換部10に滞留している熱い湯は少量ずつしか水抜き用栓52(または55)から排出されない。そして、滞留湯の温度が低下するのを待って流量制御弁54を全開にすることにより、比較的低温の湯を多量に水抜き用栓52(または55)から排出する。そのため、ユーザーが火傷をするのを防止できる。また、ユーザーは熱交換部10の湯の温度に関して事前に注意を払わずに水抜き作業を行うことができる。
【0024】
また、給湯停止から長い時間経過して熱交換部10に滞留した湯が十分に冷えた時点、すなわち既にステップ106で否定判断して流量制御弁54が全開になった時点で、ユーザーが水抜き用栓52,55を開いた場合には、配管40内の低温の湯または水を、多量に排出することができ、水抜き作業を迅速に行うことができる。
なお、ステップ106,107,108を実行中に運転スイッチ71がオンされた時には、即座にこの制御ルーチンの最初に戻りステップ101を実行する。
【0025】
上記実施形態では、運転スイッチ71のオフ信号に応答してステップ105〜108の水抜き準備態勢としたが、制御ユニット60の電源スイッチ81のオフ,または制御ユニット60に連なる電源接続端子82の接続解除に応答して、ステップ105〜108の水抜き準備態勢としてもよい。この場合、電源スイッチ81,電源接続端子82等の電力供給手段が、水抜き準備指示手段となり、電力供給停止が水抜き準備指示信号となる。なお、この場合に、制御ユニット60はコンデンサ等の蓄電機能を備えていて、電力供給停止後もステップ105〜108を実行できるようになっている。
なお、制御ユニット60は、上述した電力供給停止と運転スイッチ71のオフ信号の両者に応答して、水抜き準備を実行してもよいことは勿論である。
【0026】
また、燃焼停止の度に水抜き準備態勢となってもよい。この場合、図3の制御ルーチンが実行される。この制御ルーチンにおいて、図2と共通するステップには同番号を付してその詳細な説明を省略する。すなわち、ステップ101Aで水流検出するまで待機し、水流を検出した時に燃焼制御を実行し(ステップ104)、燃焼制御中にステップ101Bで水流検出を肯定している間は、燃焼制御を継続し、ここで水流検出せずと判断した時には、燃焼を停止し(ステップ102)、ステップ106に移行する。この実施形態では、フローセンサFLが水抜き準備指示手段となり、水流の検出から非検出への切り換わりが、水抜き準備指示信号となる。
【0027】
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の形態を採用することができる。ステップ107での流量制御弁54の第1開度は、水抜きに際して火傷しない程度に流量が制限されればよく、20%に限定されず、例えば10%,ほぼ全閉であってもよい。また、ステップ108での流量制御弁54の第2開度は、水抜きに際して十分な量排出できれる大きさであればよく、全開に限定されず、例えば80%あるいは90%であってもよい。
【0028】
給湯装置は、熱交換部10を給湯用配管40のみならず風呂追焚用の配管が通っていてもよいし、上記給湯管43から風呂追焚用の配管に連なる湯張り管等を備えていてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、水抜き準備態勢をとる際に、熱交換部の温度が高い場合には流量制御弁の開度を制限するため、水抜きが行われても排出される湯の流量が制限され、安全を確保できる。そして、熱交換部の温度が低い時には、流量制御弁の開度を十分に大きくするので、多量の水を排出でき、水抜き作業を迅速に行うことができる。
請求項2,3の発明によれば、リモートコントローラのオフや電力供給手段からの電力供給停止に応答して水抜き準備を行うので、実際にユーザーが水抜きを行う可能性が高い場合に限定して流量制御弁を制御することになり、流量制御弁が不必要に動作する回数を減じることができる。
請求項4の発明によれば、燃焼停止の度に水抜き準備を行うので、ユーザーが他の特別な操作をすることなく水抜き用栓を開いても、請求項1の効果を伴う水抜き作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる給湯装置の概略図である。
【図2】水抜き用栓を示す拡大断面図であり、(A)は閉じ状態,(B)は開き状態を示す。
【図3】同給湯装置で実行される制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】同給湯装置で実行される制御ルーチンの他の態様を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 熱交換部
20 燃焼部
40 給湯用の配管
42 給水管(給水側)
43 給湯管(給湯側)
52,55 水抜き用栓
54 流量制御弁
60 制御ユニット(制御手段)
70 リモートコントローラ
71 運転スイッチ(水抜き準備指示手段)
72 温度設定部
FL フローセンサ(水流検出手段)
THOUT 温度センサ(温度検出手段)
81 電源スイッチ(電力供給手段,水抜き準備指示手段)
82 電源接続端子(電力供給手段,水抜き準備指示手段)

Claims (4)

  1. 熱交換部と、この熱交換部に燃焼熱を供給する燃焼部と、熱交換部を通る給湯用配管と、この給湯用配管に設けられた流量制御弁と、給湯用配管の給水側,給湯側にそれぞれ設けられた水抜き用栓と、を備えた給湯装置において、
    熱交換部の滞留湯の温度を検出する温度検出手段と、水抜き準備の指示信号を出力する水抜き準備指示手段と、この水抜き準備指示信号に応答して水抜き準備を実行する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記水抜き準備において、上記温度検出手段での検出温度を監視し、この検出温度が閾温度を超えている時には、流量制御弁を流量が制限される第1開度以下に維持し、検出温度が閾温度を下回った時には、流量制御弁の開度を、水抜きのために十分な大きさとなる第2開度にすることを特徴とする給湯装置。
  2. さらに、上記給湯用配管に設けられて水の流れを検出する水流検出手段と、リモートコントローラとを備え、リモートコントローラは、運転スイッチと、温度設定部とを有し、
    上記制御手段は、リモートコントローラの運転スイッチのオンに応答して燃焼制御準備態勢になって水流検出手段での水流検出を待ち、この水流検出に応答してリモートコントローラからの設定温度情報に基づき燃焼部での燃焼制御を実行し、上記運転スイッチのオフにより燃焼制御準備態勢を解除するものであり、
    上記リモートコントローラの運転スイッチが上記水抜き準備指示手段となり、そのオフ信号が上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 上記制御手段は蓄電機能を有し、この制御手段への電力供給手段が上記水抜き準備指示手段となり、この電力供給手段からの電力供給停止が上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. さらに、上記給湯用配管に設けられて水の流れを検出する水流検出手段を備え、
    上記制御手段は、水流検出手段での水流検出を待ち、この水流検出に応答して燃焼部での燃焼制御を実行するものであり、
    上記水流検出手段が水抜き準備指示手段となり、この水流検出手段での水流検出から水流非検出への切り換わりが、上記水抜き準備指示信号となることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
JP34407997A 1997-11-28 1997-11-28 給湯装置 Expired - Fee Related JP3792381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34407997A JP3792381B2 (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34407997A JP3792381B2 (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11159876A JPH11159876A (ja) 1999-06-15
JP3792381B2 true JP3792381B2 (ja) 2006-07-05

Family

ID=18366498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34407997A Expired - Fee Related JP3792381B2 (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3792381B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144396A (ja) * 2005-11-07 2007-06-14 Norihiko Hirano 二流体ノズルを用いる噴霧システム
JP5883415B2 (ja) * 2013-07-30 2016-03-15 リンナイ株式会社 給湯システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11159876A (ja) 1999-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3792381B2 (ja) 給湯装置
JP6607375B2 (ja) 補助熱源機
JP4036141B2 (ja) 給湯システム
JP4682490B2 (ja) 給湯システム
JP3385873B2 (ja) 2温度方式温水循環装置の運転制御方法
JP3087514B2 (ja) 湯水混合装置
JP3622474B2 (ja) 風呂装置の運転制御方法
JP3714209B2 (ja) 給湯システム
JP3810191B2 (ja) 風呂装置
JP4215337B2 (ja) 熱供給システム
JPS6123457B2 (ja)
JPS6018900B2 (ja) 浴湯循環・給湯器の加熱制御装置
JP2007120866A (ja) 一缶二水路給湯システム
JP3848726B2 (ja) 給湯装置
KR20000026725A (ko) 보일러의 온수 및 난방운전제어장치 및 그 제어방법
JPH0328664B2 (ja)
JP2002257416A (ja) 過熱給湯禁止機能付の補助熱源器及び太陽熱給湯器
JP2582069B2 (ja) 給湯暖房機
JP2003294311A (ja) 給湯装置
JP3859831B2 (ja) 1缶2水路型給湯風呂釜
JP3273004B2 (ja) 給湯装置
JP3922788B2 (ja) 給湯方法および給湯装置
JPH07167494A (ja) 給湯器の出湯温度制御方法
JP2003194357A (ja) 給湯器用湯水混合ユニット
JPH07127873A (ja) 温水暖房装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees