JPH1137490A - 浴室暖房乾燥装置 - Google Patents

浴室暖房乾燥装置

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JPH1137490A
JPH1137490A JP9210124A JP21012497A JPH1137490A JP H1137490 A JPH1137490 A JP H1137490A JP 9210124 A JP9210124 A JP 9210124A JP 21012497 A JP21012497 A JP 21012497A JP H1137490 A JPH1137490 A JP H1137490A
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bathroom heating
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正次 土井
Toshiki Matsumoto
俊樹 松本
Yoshikazu Kato
嘉一 加藤
Takao Kitamura
孝男 北村
Tetsuya Niwa
哲也 丹羽
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁掛け式の浴室暖房乾燥装置において、施工
上の制約を少なくし、施工工事を簡単にする。 【解決手段】 浴室暖房乾燥装置11の本体ケース12
背面に、換気用送風機24のダクト27よりも大きな1
つの開口32をあけ、換気用送風機24の下方にコント
ローラ43を配置し、換気用送風機24とコントローラ
43の間に開口32の一部を露出させる。浴室壁51に
は、開口32とほぼ一致した貫通孔54をあける。換気
用送風機24のダクト27に接続された排気筒59と、
熱交換器14に熱媒を供給する配管66、コントローラ
43の配線31は一緒に開口32及び貫通孔54に通さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気機能を備えた
浴室暖房乾燥装置、特に壁掛け型の浴室暖房乾燥装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1は浴室壁に取り付けられた従来の浴
室暖房乾燥装置の構造を示す断面図、図2はその浴室暖
房乾燥装置の本体ケースの一部破断した正面図である。
なお、図1は図2のX−X線に沿った断面を示す。
【0003】従来の浴室暖房乾燥装置1にあっては、図
2に示すように、本体ケース2の(向かって)左側下部
に換気用送風機のダクト3とほぼ等しい大きさのダクト
用貫通孔4が開口されており、左側上部には、熱交換器
に湯等の熱媒を循環させるための配管5を通す配管用貫
通孔6が開口されていた。
【0004】しかして、この浴室暖房乾燥装置1を浴室
壁7に取付け施工する場合には、図1に示すように、排
気筒8を通すための孔9と配管5を通すための孔10を
浴室壁7に開口し、浴室壁7の孔9には浴室暖房乾燥装
置1のダクト用貫通孔4から突出したダクト3に接続さ
れた排気筒8を挿通させ、孔10には配管用貫通孔6か
ら引き出された配管5を挿通させ、配管5は外壁に沿っ
て熱源機まで導いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の浴室暖房乾燥装置1にあっては、本体ケー
ス2にダクト専用のダクト用貫通孔4と配管専用の配管
用貫通孔6が開口されていたので、ダクト用貫通孔4及
び配管用貫通孔6に対応させて、排気筒8を通すための
孔9と配管5を通すための孔10をそれぞれ浴室壁7に
別個にあける壁開口工事が必要となっていた。このた
め、浴室暖房乾燥装置1の取付け施工に時間と手間が掛
かり、工事費が高くつくという問題があった。
【0006】また、壁開口工事は壁内部の構造物(筋交
い、補強用桟など)によって制約を受けるが、従来の浴
室暖房乾燥装置1のように2つの孔9,10をあける必
要があると、孔9,10の開口位置がそれぞれ制約を受
けるので、全体としての施工上の制約は大きなものとな
らざるを得なかった。
【0007】さらに、既築の浴室に浴室暖房乾燥装置1
を取り付ける場合、排気筒8を通す孔9として既設の換
気口を利用したいことがあるが、浴室の換気口は一般に
浴室壁7の上端部(天井付近)に設けられているので、
ダクト用貫通孔4が本体ケース2の下部に設けられてい
る従来の浴室暖房乾燥装置1では、既設の換気口を排気
筒8を通すための孔9として利用することができなかっ
た。
【0008】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、施工上の制
約が少なく、施工工事を簡単にすることができる浴室暖
房乾燥装置を提供することにある。
【0009】
【発明の開示】請求項1に記載の浴室暖房乾燥装置は、
熱媒と熱交換させて温風を供給するための熱交換器と、
換気用送風機とを本体ケース内に納めた浴室暖房乾燥装
置において、換気用送風機からの排気を排出するための
排気路、及び熱交換器に前記熱媒を循環させるための配
管を一緒に挿通させるための開口が、本体ケースの背面
に設けられていることを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の浴室暖房乾燥装置にあっ
ては、換気用送風機からの排気を排出するための排気
路、及び熱交換器に前記熱媒を循環させるための配管を
一緒に挿通させるための開口が設けられているから、浴
室の壁に当該開口に合わせて貫通孔をあけることによ
り、当該貫通孔にも換気用送風機からの排気を排出する
ための排気路、及び熱交換器に熱媒を循環させるための
配管を一緒に挿通することができる。
【0011】また、請求項2に記載の浴室暖房乾燥装置
は、熱媒と熱交換させて温風を供給するための熱交換器
と、換気用送風機とを本体ケース内に納めた浴室暖房乾
燥装置において、浴室壁にあけた開口に、換気用送風機
からの排気を排出するための排気路、及び熱交換器に前
記熱媒を循環させるための配管が一緒に挿通されている
ことを特徴としている。
【0012】従って、請求項1又は2に記載の浴室暖房
乾燥装置にあっては、従来の浴室暖房乾燥装置のよう
に、換気用送風機の排気路を通すための貫通孔と配管を
通すための貫通孔を浴室の壁に個別に設ける必要がな
く、浴室暖房乾燥装置の取付工事を簡略にすることがで
きる。また、浴室壁にあける貫通孔の数が減少するの
で、貫通孔をあける際の制約も少なくなり、施工が行な
い易くなる。よって、本発明によれば、浴室暖房乾燥装
置の施工時間を短縮でき、施工手間も軽減されるので、
施工費用を安価にすることができる。
【0013】請求項3に記載の実施態様は、請求項2記
載の浴室暖房乾燥装置において、浴室壁にあけた前記貫
通孔内で、排気路のための空間と配管のための空間とが
分離されていることを特徴としている。
【0014】この実施態様によれば、壁の貫通孔を排気
路と配管に共用化したにも拘らず、各空間を分離してい
るので、屋外へ排気する途中で排気が漏れて浴室側へ逆
流する恐れがない。
【0015】請求項4に記載の実施態様は、請求項1記
載の浴室暖房乾燥装置において、前記開口が本体ケース
の上部に設けられ、当該開口の上部に位置するように換
気用送風機が配置され、換気用送風機の下方にコントロ
ーラが配置され、換気用送風機とコントローラの間で前
記開口の一部が露出したことを特徴としている。
【0016】この実施態様では、開口が本体ケースの上
部に設けられているので、浴室に既存の換気口が存在す
る場合には、既存の換気口を排気路と配管・配線のため
の貫通孔に利用することができ、より一層施工の簡略化
を図ることができる。さらに、このような配置によれ
ば、コントローラと開口も隣接するので、本体ケースの
開口と壁の貫通孔には配管と共にコントローラの配線も
通すことができ、一層施工を容易にできる。
【0017】請求項5に記載の浴室暖房乾燥装置には、
熱媒と熱交換させて温風を供給するための熱交換器と、
換気用送風機とを本体ケース内に納めた浴室暖房乾燥装
置において、換気用送風機は、シロッコファンで構成さ
れ、シロッコファンの吸込口が下側を向くようにしてシ
ロッコファンを水平に本体ケースの上部に配置し、換気
用送風機からの排気を排出するための排気路及び熱交換
器に前記熱媒を循環させるための配管を一緒に挿通させ
るための開口が、シロッコファンの位置に対応して本体
ケースの背面上部に設けられていることを特徴としてい
る。
【0018】請求項5に記載の浴室暖房乾燥装置にあっ
ても、浴室壁に当該開口に合わせて貫通孔をあけること
により、当該貫通孔にも換気用送風機からの排気を排出
するための排気路、及び熱交換器に熱媒を循環させるた
めの配管を一緒に挿通することができる。さらに、浴室
に既存の換気口が存在する場合には、既存の換気口を排
気路と配線のための貫通孔に利用することができ、より
一層施工の簡略化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(構造)図3は本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥
装置11を示す正面図、図4はその内部構造図、図5は
その背面図である。まず、この浴室暖房乾燥装置11の
構造を主として図4により説明する。この浴室暖房乾燥
装置11にあっては、本体ケース12内部の向かって中
央部から右側にかけて、配管(コイル)13内を循環す
る湯などの熱媒と空気を熱交換させて空気を加熱するた
めの熱交換器14を配設している。本体ケース12内部
の、熱交換器14の背後空間の上部には、温風吹出用フ
ァン15を納めている。温風吹出用ファン15は、例え
ば、モータ16によってフロースルー(横流)ファン1
7を回転させることにより、熱交換器14で加熱された
空気を下方から吸引し、上方から温風として浴室内へ吹
き出すものである。また、本体ケース12の前面に着脱
自在に取り付けられている正面カバー18の上部には、
図3に示すように、温風吹出用ファン15による温風吹
出し位置に対応させて温風吹出口19を開口してあり、
温風吹出口19の前面上部には上下の風向調整を行なう
ためのルーバー翼20を設け、温風吹出口19内には左
右の風向調整を行なうための複数枚のルーバー羽根21
を設けている。さらに、正面カバー18の、熱交換器1
4と対向する部分には、空気吸込口22が設けられてお
り、空気吸込口22の背面には下方から防塵用のフィル
タ23を着脱自在に差し込めるようになっている。
【0020】本体ケース12の向かって左側の上部に
は、換気用送風機24を横向き姿勢で取り付けている。
換気用送風機24は、例えば、薄型モータ25でシロッ
コファン(図示せず)を回転させるものであって、上面
に位置するモータ25でシロッコファンを回転させる
と、下面に位置する吸込み口26から浴室内の空気(湿
気)を吸引し、背面のダクト27を通して屋外へ排気す
る。なお、図5に示すように、ダクト27内には、逆風
防止用のシャッター28が垂下され上縁が回動自在に枢
支されている。このシャッター28は自重で閉じ、換気
用送風機24の風力によって屋外側へ開く。換気用送風
機24は、背面に設けられた取付プレート29を本体ケ
ース12の背面にビス30で止めることにより固定され
ている。
【0021】また、本体ケース12の左側上部には、図
6に示すような開口32があけられている。この開口3
2は、換気用送風機24のダクト27の外径よりも十分
に大きな開口径(例えば、ダクト27の直径を80mm
とすると、開口32は直径120mm程度になる)を有
するものであって、換気用送風機24は、ダクト27を
開口32から背面側へ突出させるようにして本体ケース
12に取り付けられる。しかも、開口32は、換気用送
風機24によって上部だけが塞がれており、取付プレー
ト29の下側では換気用送風機24に塞がれることなく
開放されている。
【0022】熱交換器14に配設された配管13の一端
は、図4に示すように、取付プレート29の下の開口3
2へ導かれており、配管13の他端も熱動弁33を経て
取付プレート29の下の開口32へ導かれている。
【0023】また、本体ケース12内の換気用送風機2
4前方には、リモートコントローラ(図示せず)からの
赤外線信号を受信する受光部41(この受光部41は、
運転中や受信確認等の表示を行なう表示機能も備えてい
る)が設けられており、受光部41は正面カバー18の
窓42から露出している。本体ケース12の開口32下
方には、コントローラ43が設けられている。
【0024】図5に示すように、本体ケース12の背面
には、金属製の支持プレート44を着脱自在に取り付け
られるようになっている。すなわち、支持プレート44
の上縁から突出した爪部45を本体ケース12の背面に
設けられた差込み口46に下方から差し入れ、本体ケー
ス12の凹部48の天井面に突出した突起49を、支持
プレート44の水平に屈曲された部分に開口された貫通
孔47に上方から差込むことによって本体ケースが支持
プレート44に取り付けられている。なお、50は支持
プレートを壁にネジ止めするための通孔である。
【0025】(使用状態)上記浴室暖房乾燥装置11
は、図7に示すように、浴室壁51に取り付けられる壁
掛け型となっており、例えば浴槽53の上方の天井面付
近において、支持プレート44によって浴室壁(外壁)
51に取り付けられる。しかして、熱源機(図示せず)
から熱交換器14の配管13へ高温の熱媒を循環させる
とともに、温風吹出用ファン15を運転し、比較的低温
の温風を浴室暖房乾燥装置11の温風吹出口19から吐
出させることにより、浴室内の暖房を行なえる。また、
浴室内に衣類52を吊り下げた状態で、浴室暖房乾燥装
置11の温風吹出口19から高温の温風を吐出させれ
ば、衣類を乾燥させることができ、浴室を衣類乾燥室に
転用することが可能になる。さらに、換気用送風機24
を運転することにより、浴室内の湿気を含んだ空気を屋
外に排出して浴室内の換気をすることができる。
【0026】(施工方法)次に、上記浴室暖房乾燥装置
11の施工方法を図8により説明する。浴室壁51への
取付けは、支持プレート44を用いることによって簡単
に行なえる。つまり、浴室暖房乾燥装置11の取付け位
置を決めた後、その取付け位置に応じて支持プレート4
4のみを浴室壁51にネジ止めする。ついで、型紙など
を用いて浴室壁51の開口位置を定め、その開口位置に
比較的大きな(例えば、本体ケース12の開口32に一
致させて直径120mmとする)貫通孔54をあける壁
開口工事を行なう。あるいは、浴室壁51に既設の換気
口がある場合には、この既存の換気口を当該貫通孔54
として用い、この貫通孔54に合わせて支持プレート4
4を浴室壁51に取り付ける。
【0027】ついで、浴室壁51に開口した貫通孔54
の内周に塩化ビニル製の管(塩ビ管)55をはめ、貫通
孔54の端に浴室側から図9に示すような室内側キャッ
プ56を装着する。室内側キャップ56は、ゴムや軟質
塩化ビニル樹脂等の軟質材料によって略円筒状に形成さ
れており、貫通孔54との間の隙間を塞ぐために鍔57
を一端に備え、内周には塩ビ管55の端部を隙間のない
よう挿入するための嵌め合い部58が設けられている。
【0028】この後、支持プレート44に引っ掛けるよ
うにして浴室壁51に浴室暖房乾燥装置11を取り付け
る。このとき、浴室暖房乾燥装置11の背面に突出して
いるダクト27は、室内側キャップ56内に挿入され貫
通孔54及び塩ビ管55の上部に位置している。つい
で、屋外側から塩ビ管55内に排気筒59を挿入し、排
気筒59の端部を換気用送風機24のダクト27に接続
し、貫通孔54及び塩ビ管55の上部に排気筒59を位
置させる。
【0029】一方、貫通孔54の端には、屋外側から図
10に示すような屋外側キャップ60を装着する。屋外
側キャップ60は、ゴムや軟質塩化ビニル樹脂等の軟質
材料によって形成されており、屋外側から貫通孔54に
挿入される突部61の周囲には、貫通孔54との間に隙
間が生じるのを防止するための鍔部62が設けられてい
る。円筒状をした突部61の内周には塩ビ管55の端部
を挿入して接続されるようになっている。さらに、突部
61内の上部には排気口63が開口しており、排気口6
3の周囲には、排気筒59の端部を挿入するための接続
部64が突設され、接続部64の下には配管通し孔65
が開口している。
【0030】この後、浴室暖房乾燥装置11の正面カバ
ー18を取り外して熱交換器14の配管13を露出させ
る。そして、熱媒供給用の配管66を家屋の外壁等に沿
って熱源機から導き、配管通し孔65から排気筒59の
外の空間67に当該配管66を通し、換気用送風機24
の下を通して当該配管66を熱交換器14の配管13に
接続する。また、コントローラ43の配線(信号線)3
1も配管66とともに配管通し孔65に通して熱源機に
接続される。作業を終えたら、再び正面カバー18を本
体ケース12に取り付ける。
【0031】最後に、配管66及び配線31の通ってい
る配管通し孔65を適宜カバー68で隠し、外壁に露出
している配管66及び配線31を化粧モール69で覆
う。また、排気筒59の出口部分は屋外フード70を取
り付ける。
【0032】このように本発明の浴室暖房乾燥装置11
は、本体ケース12の背面に換気用送風機24のダクト
27と配管66を通すことができる開口32をあけてい
るので、浴室壁51にも当該開口32と対応するような
1つの貫通孔54を開口することにより、1つの貫通孔
54に換気用送風機24の排気筒59と配管66を同時
に配設することができる。従って、従来のように、換気
用送風機24の排気筒59を通すための貫通孔と配管6
6を通すための貫通孔を浴室壁51に個別に設ける必要
がなく、浴室暖房乾燥装置11の取付工事を簡略にする
ことができる。また、浴室壁51にあける貫通孔54の
数が減少するので、貫通孔54をあける際の制約も少な
くなり、施工が行ない易くなる。
【0033】しかも、排気用と配線用の壁開口(貫通孔
54)を共通化したにも拘らず、ダクト27及び排気筒
59からなる排気通路は配管66を通すための空間67
とは独立した構造とし、排気が途中で漏れるのを防止で
きる。
【0034】また、この浴室暖房乾燥装置11は、本体
ケース12の上部に開口32をあけ、その上部に換気用
送風機24を横長の形態で設置し、換気用送風機24の
下方にコントローラ43を配置し、換気用送風機24と
コントローラ43の間に開口32を露出させているの
で、浴室壁51に既設の換気口があいている場合には、
その換気口に開口32を一致させるようにして浴室暖房
乾燥装置11を浴室壁51に取り付けることができ、既
設の換気口を貫通孔54として利用できる。また、この
ような配置によれば、配管通し孔65には、配管66だ
けでなく、コントローラ43の配線31も通すことがで
きるようになる。従って、この場合には、別途浴室壁5
1に開口工事を行なう必要がなく、浴室暖房乾燥装置1
1の取付施工をより一層簡単にできる。また、このよう
な配置によれば、熱交換器14や換気用送風機24、コ
ントローラ43等をコンパクトにまとめて配置すること
ができる。さらには、コントローラ43が低い位置に配
置されるので、コントローラ43の故障時のメンテナン
スや調整を行ない易くなり、またコントローラ43内部
の特殊なスイッチの設定や変更などの作業も容易にな
る。
【0035】なお、上記実施形態では、壁掛け式の浴室
暖房乾燥装置を説明したが、本発明は壁掛け式に限るも
のでなく、天井取付型のものであってもよい。天井取付
型の浴室暖房乾燥装置であっても、天井裏空間を通って
天井裏の浴室壁に貫通孔をあけて排気筒や配管を通す場
合にも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の浴室暖房乾燥装置の浴室壁への施工状
態を示す図である。
【図2】同上の浴室暖房乾燥装置の本体ケースの背面部
分を示す一部破断した正面図である。
【図3】本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥装置の
正面図である。
【図4】同上の浴室暖房乾燥装置の内部構造を示す正面
図である。
【図5】同上の浴室暖房乾燥装置の背面図である。
【図6】同上の浴室暖房乾燥装置の本体ケースの背面部
分を示す一部破断した正面図である。
【図7】同上の浴室暖房乾燥装置の浴室への施工状態を
示す概略図である。
【図8】同上の浴室暖房乾燥装置の浴室壁への施工状態
を示す断面図である。
【図9】室内側キャップを示す斜視図である。
【図10】屋外側キャップを示す正面図である。
【符号の説明】
12 本体ケース 13 配管 14 熱交換器 15 温風吹出用ファン 24 換気用送風機 27 ダクト 29 取付プレート 31 配線 32 開口 51 浴室壁 54 浴室壁の貫通孔 59 排気筒 66 配管
フロントページの続き (72)発明者 加藤 嘉一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 北村 孝男 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 丹羽 哲也 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱媒と熱交換させて温風を供給するため
    の熱交換器と、換気用送風機とを本体ケース内に納めた
    浴室暖房乾燥装置において、 換気用送風機からの排気を排出するための排気路、及び
    熱交換器に前記熱媒を循環させるための配管を一緒に挿
    通させるための開口が、本体ケースの背面に設けられて
    いることを特徴とする浴室暖房乾燥装置。
  2. 【請求項2】 熱媒と熱交換させて温風を供給するため
    の熱交換器と、換気用送風機とを本体ケース内に納めた
    浴室暖房乾燥装置において、 浴室壁にあけた貫通孔に、換気用送風機からの排気を排
    出するための排気路、及び熱交換器に前記熱媒を循環さ
    せるための配管が一緒に挿通されていることを特徴とす
    る浴室暖房換気装置。
  3. 【請求項3】 浴室壁にあけた前記貫通孔内で、排気路
    のための空間と配管のための空間とが分離されているこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の浴室暖房乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記開口が本体ケースの上部に設けら
    れ、当該開口の上部に位置するように換気用送風機が横
    長に配置され、換気用送風機の下方にコントローラが配
    置され、換気用送風機とコントローラの間で前記開口の
    一部が露出していることを特徴とする、請求項1に記載
    の浴室暖房乾燥装置。
  5. 【請求項5】 熱媒と熱交換させて温風を供給するため
    の熱交換器と、換気用送風機とを本体ケース内に納めた
    浴室暖房乾燥装置において、 換気用送風機は、シロッコファンで構成され、シロッコ
    ファンの吸込口が下側を向くようにしてシロッコファン
    を水平に本体ケースの上部に配置し、換気用送風機から
    の排気を排出するための排気路及び熱交換器に前記熱媒
    を循環させるための配管を一緒に挿通させるための開口
    が、シロッコファンの位置に対応して本体ケースの背面
    上部に設けられていることを特徴とする浴室暖房乾燥装
    置。
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