JPH1137465A - ガス調理器 - Google Patents

ガス調理器

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JPH1137465A
JPH1137465A JP19343797A JP19343797A JPH1137465A JP H1137465 A JPH1137465 A JP H1137465A JP 19343797 A JP19343797 A JP 19343797A JP 19343797 A JP19343797 A JP 19343797A JP H1137465 A JPH1137465 A JP H1137465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料消費量と調理物の減少量を抑制して、調理
物の保温を行うことができるガス調理器を提供する。 【解決手段】調理物Bを加熱するガスバーナ1と、調理
物Bの温度を検出する温度センサ17と、調理物Bの加
熱開始後、温度センサ17の検出温度が第1所定温度に
到達したときに、以後、温度センサ17の検出温度が該
第1所定温度以上となったときはガスバーナ1の作動を
停止して調理物Bの加熱を中断し、温度センサ17の検
出温度が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度以下
となったときには、ガスバーナ1を作動させて調理物の
加熱を再開することを繰り返す保温処理を行う保温制御
手段13とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、調理物の温度を
所定温度に保つ、保温機能を備えたガス調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば温度制御機能を有するガス
コンロにおいて、湯沸かし開始後、湯の沸騰を検知した
ときに、直ちにガスコンロを消火して加熱を停止せず、
ガスコンロの加熱量を減少させた小火の状態で短時間
(例えば5分間)加熱を継続することで、湯を沸騰温度
に保つようにしたものが知られている。
【0003】このガスコンロによれば、湯の沸騰をブザ
ー等により使用者に報知した後も、所定の短時間(例え
ば5分間)、湯が沸騰温度に保たれる。そのため、該報
知後、使用者が湯を使用するまでに多少時間が経って
も、湯の温度が下がることがなく、使い勝手が良い。
【0004】このことは、スープや煮物などの調理にお
いても同じであり、加熱調理後、調理物がさめないよ
う、一定温度での保温が行われている。
【0005】しかし、近年、使用者の要望は多様化して
おり、所謂24時間風呂にみられるように、長時間、い
つでも使用可能な状態に保っておく、という新たな要望
が生じてきている。
【0006】そのため、ガス調理器においても、湯やス
ープ等の調理物を所望の温度に長時間保っておくことが
できれば、使用者はいちいち温め直すことなく、いつで
も調理に湯を使ったり、スープを飲むことができるの
で、使用者の使い勝手を向上させることができる。
【0007】ところが、従来のガス調理器で、このよう
に調理物を長時間所望の温度に保とうとしたときには、
ガス調理器の加熱量を最小にした状態で、調理物の加熱
を継続させるしかなかった。しかし、ガス調理器の加熱
量の調節量には限界があるので、ある限界量よりもガス
調理器の加熱量を小さくすることはできなかった。
【0008】そのため、調理物の量によっては、実際に
調理物を保温するのに必要な加熱量よりも大きな加熱量
で調理物を加熱せざるを得ず、この場合には、燃料が無
駄に消費されると共に、水分の蒸発による調理物の減少
量も大きくなってしまうという不都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、燃料消費量と調理物の減少量を抑制して、調
理物の保温を行うことができるガス調理器を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の実施態様は、調理物を加熱するガス
バーナと、調理物の温度を検出する温度センサと、調理
物の加熱開始後、前記温度センサの検出温度が第1所定
温度に到達したときに、以後、該温度センサの検出温度
が該第1所定温度以上となったときは前記ガスバーナの
作動を停止して調理物の加熱を中断し、前記温度センサ
の検出温度が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度
以下となったときには、前記ガスバーナを作動させて調
理物の加熱を再開することを繰り返す保温処理を行う保
温制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】かかる本発明によれば、前記保温制御手段
は、前記温度センサの検出温度が、前記第1所定温度以
上となったときに前記ガスバーナの作動を停止して調理
物の加熱を中断し、前記温度センサの検出温度が前記第
2所定温度以下となったときに前記ガスバーナを作動さ
せて調理物の加熱を再開することで、調理物の温度を前
記第2所定温度以上前記第1所定温度以下の範囲に保
つ。
【0012】このように前記ガスバーナをON/OFF
して調理物の保温を行うことで、単位時間あたりの加熱
量を保温に必要な最小値に抑制することができる。その
ため、従来のようにガスバーナをON状態に保って保温
を行ったときに比べて、保温処理中の燃料消費量を減少
させることができ、また、水分の蒸発による調理物の減
少量を少なくすることができる。
【0013】また、前記ガスバーナの加熱量を調節する
加熱量調節手段を有し、前記保温制御手段は、調理物の
加熱開始後、前記第1所定温度に到達したときに、以
後、該加熱量調節手段により、前記ガスバーナの加熱量
を所定値まで減少させた状態で、前記保温処理における
調理物の加熱を行うことを特徴とする。
【0014】かかる本発明によれば、前記保温制御手段
は、前記加熱量調節手段により、前記ガスバーナの加熱
量を所定値まで減少させて、前記保温処理を行う。その
ため、前記保温処理中の、加熱による調理物の温度上昇
速度を遅くすることができる。したがって、保温処理中
の前記ガスバーナのON/OFF回数を減らすことがで
き、保温中の調理物の温度変動を小さくすることができ
る。
【0015】また、本発明の第2の実施態様は、調理物
を加熱するガスバーナと、該ガスバーナに燃料ガスを供
給するガス供給路と、該ガス供給路を開閉する第1開閉
手段と、該ガスバーナの点火を行う点火器と、調理物の
温度を検出する温度センサと、調理物の加熱開始後、前
記温度センサの検出温度が第1所定温度に到達したとき
に、以後、該温度センサの検出温度が該第1所定温度以
上となったときは、前記第1開閉手段により前記ガス供
給路を閉じることで、前記ガスバーナを消火して調理物
の加熱を中断し、また、前記温度センサの検出温度が前
記第1所定温度よりも低い第2所定温度以下となったと
きには、前記第1開閉手段により前記ガス供給路を開い
て前記点火器により前記ガスバーナを点火し、調理物の
加熱を再開することを繰り返す保温処理を行う保温制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】かかる本発明によれば、前記保温制御手段
により、前記ガスバーナの点火/消火を行い、調理物を
断続的に加熱することで、前記第1の実施の態様と同
様、保温処理中の燃料ガスの消費量を減少させることが
でき、また、水分の蒸発による調理物の減少量を少なく
することができる。
【0017】また、前記ガスバーナの加熱量を調節する
加熱量調節手段を有し、前記保温制御手段は、調理物の
加熱開始後、前記第1所定温度に到達したときに、以
後、該加熱量調節手段により、前記ガスバーナの加熱量
を所定値まで減少させた状態で、前記保温処理における
調理物の加熱を行うことを特徴とする。
【0018】かかる本発明によれば、前記ガスバーナの
加熱量を減少させた状態で前記保温処理を行うことで、
加熱による調理物の温度上昇速度を遅くすることができ
る。したがって、保温処理中の前記ガスバーナの点火/
消火回数を減らすことができ、保温中の調理物の温度変
動を小さくすることができる。
【0019】また、前記第2の実施態様の前記加熱量調
節手段は、前記ガス供給路に設けられて該ガス供給路を
開閉する第2開閉手段と、該第2開閉手段を迂回して設
けられ、該ガス供給路よりもガスの供給流量が少ないバ
イパス路とからなり、該第2開閉手段により前記ガス供
給路を閉じることで、前記ガスバーナへの燃料ガスの供
給量を減少させ、該ガスバーナの加熱量を減少させるこ
とを特徴とする。
【0020】かかる本発明によれば、前記第2開閉弁を
閉弁すると、ガスバーナへの燃料ガスの供給路が、前記
ガス供給路から前記バイパス路に切換わる。そして、前
記バイパス路の断面積は、前記ガス供給路よりも小さい
ため、前記第2開閉弁を閉弁することで、前記ガスバー
ナへの燃料ガスの供給量が減少し、前記ガスバーナの加
熱量を容易に減少させることができる。
【0021】また、前記ガスバーナの失火を検知する炎
センサと、前記ガス供給路に設けられ、該炎センサの失
火検知に連動して閉弁し、使用者の操作により開弁され
る安全弁と、該安全弁を強制的に開弁保持する安全弁保
持手段とを有し、前記保温制御手段は、前記保温処理に
おける加熱中断中は、前記安全弁保持手段により、前記
安全弁を開弁保持することを特徴とする。
【0022】かかる本発明によれば、前記保温処理にお
ける加熱中断中、即ち前記ガスバーナが消火状態にあ
り、前記炎センサにより失火が検知されたときでも、前
記安全弁保持手段により前記安全弁が強制的に開弁保持
される。そのため、前記加熱中断中に前記安全弁が閉弁
し、その後使用者の操作により該安全弁が開弁されるま
で、前記ガスバーナが点火不能となることを防止するこ
とができる。
【0023】また、前記保温処理が実行されていること
を使用者に報知する報知手段を設けたことを特徴とす
る。
【0024】かかる本発明によれば、前記保温処理が実
行されていることを報知することで、使用者に、前記バ
ーナの失火と、前記保温処理による前記バーナの消火と
を区別して認識させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を、図
1〜図3を参照して説明する。図1は本発明のガス調理
器であるガスコンロの構成図、図2は図1に示したガス
コンロによる調理物の保温動作を示したフローチャー
ト、図3は図1に示したガスコンロによる保温動作の説
明図である。
【0026】図1を参照して、本実施の形態のガスコン
ロは、調理容器Aに入れられた調理物Bを加熱するガス
バーナ1と、ガスバーナ1に燃料ガスを供給するガス供
給路2に設けられた安全弁3と、本発明の第1開閉手段
である第1電磁弁4と、加熱量調節手段5と、安全弁3
への通電制御等を行う電子ユニット6と、操作手段7と
を備える。
【0027】安全弁3は、使用者による点火/消火ボタ
ン8の点火操作(押し操作)でバネ9に抗して機械的に
開弁されると共に、ソレノイド10への通電により開弁
状態が保持され、ソレノイド10への通電の遮断により
バネ9の付勢力で閉弁されるようになっている。第1電
磁弁4は、コントローラ6からの通電のオン、オフによ
り開閉し、ガスバーナ1への燃料ガスの供給、遮断を切
換える。
【0028】加熱量調節手段5は、本発明の第2開閉手
段であり、コントローラ6からの通電のオン、オフによ
り開閉する第2電磁弁11と、第2電磁弁11を迂回
し、燃料ガスの供給流量がガス供給路20よりも小さい
バイパス路12とからなる。第2電磁弁11を開弁状態
から閉弁状態に切換えると、それまで第1電磁弁4の下
流で分岐したガス供給路20とバイパス路12の双方を
経由して供給されていた燃料ガスが、バイパス路12の
みによって行われるようになるので、ガスバーナ1への
燃料ガスの供給流量が減少する。そのため、ガスバーナ
1の加熱量を減少させることができる。
【0029】電子ユニット6は、保温制御手段13、失
火検知手段14、安全弁保持手段15、及び安全弁駆動
回路16を有する。保温制御手段13は、温度センサ1
7により検出される調理物Bの温度が、操作手段7に備
えた保温温度設定手段18により設定された目標保温温
度と略一致するように、ガスバーナ1の加熱量を調節す
る。
【0030】失火検知手段14は、ガスバーナ1の燃焼
状態を検出する炎センサ19により、ガスバーナ1の失
火を検出したときに、安全弁駆動回路16を介して安全
弁3のコイル10への通電を遮断し、安全弁3を閉弁す
る。
【0031】安全弁保持手段15は、失火検知手段14
によるガスバーナ1の失火検知の有無に拘らず、安全弁
駆動回路16を介して安全弁3のコイル10に通電し、
安全弁3を強制的に開弁保持する。
【0032】操作手段7は、上述した保温温度設定手段
18の他に、調理物Bの保温の開始と停止を指示する保
温スイッチ21と、使用者に失火の発生等を報知するブ
ザー22と、調理物Bの保温中に点灯する本発明の報知
手段であるランプ23とを有する。
【0033】尚、24はガスバーナ1に点火するための
点火電極、25は点火電極24に高電圧を印加するスパ
ーカである。
【0034】次に、図2のフローチャートを参照して、
電子ユニット6に備えた保温制御手段13による調理物
Bの保温処理動作について説明する。
【0035】保温制御手段13は、STEP1で、使用
者が保温スイッチ21を操作したことを検知したとき
に、保温処理動作を開始し、STEP2でガスバーナ1
が燃焼中であったときはSTEP5に分岐する。STE
P2でガスバーナ1が燃焼中でなかったときには、ST
EP3で第1電磁弁4を開弁し、STEP4で第2電磁
弁11を開弁して、スパーカ25を介して点火電極24
に放電させる点火処理を行って、ガスバーナ1を点火す
る。
【0036】そして、保温温度設定手段18で設定され
た目標保温温度を、本発明の第1所定温度とし、STE
P5で温度センサ17の検出温度が第1所定温度以上と
なったときには、STEP6で安全弁保持手段15を作
動させてから、STEP7で第1電磁弁4を閉弁してガ
スバーナ1を消火する。
【0037】このように、ガスバーナ1を消火する前に
安全弁保持手段15を作動させることで、ガスバーナ1
の消火により、失火検知手段14が失火を検出しても安
全弁駆動回路16から安全弁3のソレノイド10に通電
され続けて、安全弁3が閉弁されることはない。
【0038】これにより、保温処理におけるガスバーナ
1の消火で安全弁3が閉弁し、以後、使用者が点火/消
火ボタン8を操作するまでガスバーナ1が点火不能とな
ることを防止している。
【0039】そして、STEP8で、温度センサ17の
検出温度が第1所定温度よりも低く設定された第2所定
温度以下となるまで、ガスバーナ1は消火状態に保たれ
る。ガスバーナ1の消火後、調理物Bの温度が低下し、
STEP8で、温度センサ17の検出温度が第2所定温
度以下となったときには、STEP9に進み、STEP
9で第1電磁弁4を開弁し、STEP10で第2電磁弁
11を開弁し、スパーカ25を介して点火電極24に放
電させる点火処理を行ってガスバーナ1に点火する。
【0040】ガスバーナ1の点火後、STEP11で安
全弁保持手段15の作動を停止して、失火検知手段14
による安全弁3の閉弁処理を有効とし、STEP12で
加熱量調節手段5の第2電磁弁11を閉弁する。第2電
磁弁11を閉弁すると、ガスバーナ1への燃料ガスの供
給量が減少するので、ガスバーナ1が小火となってその
加熱量が減少する。
【0041】そして、小火での加熱により調理物Bの温
度が上昇し、STEP13で温度センサ17の検出温度
が第1所定温度以上となったときには、STEP6に進
んでガスバーナ1を消火する。このように、温度センサ
17の検出温度が第1所定温度以上となったときにガス
バーナ1を消火して調理物Bの加熱を停止し、温度セン
サ17の検出温度が第2所定温度以下となったときにガ
スバーナ2を点火して調理物Bの加熱を行うことで、調
理物Bを第2所定温度以上、第1所定温度以下の温度範
囲で保温することができる。
【0042】図3は、図2のフローチャートに示した、
保温制御手段13による保温処理動作を示したものであ
り、図中T1 が第1所定温度、T2 が第2所定温度であ
る。また、図中Mは温度センサ17による調理物Bの検
出温度の変化グラフ、Nはガスバーナ1の加熱量の変化
グラフである。
【0043】保温制御手段13は、保温処理開始後、温
度センサ17の検出温度が第1所定温度T1 まで上がっ
たt1 ,t3 ,t5 でガスバーナ1を消火して調理物B
の加熱を停止し、ガスバーナ1の消火後、温度センサ1
7の検出温度が第2所定温度T2 まで下がったt2 ,t
4 でガスバーナ1を点火して調理物Bの加熱を再開す
る。
【0044】これにより、調理物Bの温度を第2所定温
度T2 以上、第1所定温度T1 以下の温度範囲で保温す
ることができる。そして、このように、保温制御手段1
3は、ガスバーナの点火、消火を断続的に行って調理物
Bを保温するので、実際に調理物Bを保温するのに必要
な加熱量を超える加熱量で調理物Bを加熱することがな
い。そのため、保温処理中の燃料ガスの消費量を抑制す
ると共に、水分の蒸発による調理物Bの減少量を少なく
することができる。
【0045】また、保温処理中のガスバーナ1の加熱量
を、最大加熱量である図中H1 からH2 に減少させるこ
とで、加熱時の調理物Bの温度上昇勾配を緩やかにし、
保温処理中の調理物Bの温度変動を抑えることができ
る。このように調理物Bの温度変動を抑えることで、ガ
スバーナ1の点火/消火回数を減少させ、点火音により
使用者に不安感を与えることを防止している。
【0046】尚、ガスバーナ1の点火時(t2 ,t4 )
に、ガスバーナ1の燃焼量が瞬間的に最大加熱量H1 と
なっているのは、点火時に燃料ガスの供給量を増加させ
て点火し易くしているためである。
【0047】また、保温制御手段13は、保温処理中は
操作手段7に備えたランプ23を点灯させる。これによ
り、保温処理中のガスバーナ1の消火と、失火によるガ
スバーナ1の消火とを、使用者に区別して認識させるこ
とができる。
【0048】また、保温処理中のガスバーナ1の消火時
はランプ23を点滅させ、ガスバーナ1の失火時にはラ
ンプ23を連続点灯させるようにしてもよい。
【0049】尚、本実施の形態では、保温温度を保温温
度設定手段18により設定するようにしたが、調理物B
の加熱開始後、温度センサ17の検出温度の上昇がなく
なった時点で調理物Bの沸騰を検知し、該沸騰時点での
調理物Bの検出温度の近傍に本発明の第1所定温度を設
定し、該第1所定温度よりも低い温度に第2所定温度を
設定して、前記保温処理を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のガス調理器の構成図。
【図2】図1のガス調理器に備えた保温制御手段の動作
フローチャート。
【図3】図1のガス調理器に備えた保温制御手段の動作
説明図。
【符号の説明】
1…ガスバーナ、2…ガス供給路、3…安全弁、4…第
1電磁弁、5…加熱量調節手段、6…電子ユニット、7
…操作手段、8…点火/消火スイッチ、9…バネ、10
…ソレノイド、11…第2電磁弁、12…バイパス路、
13…保温制御手段、14…失火検知手段、15…安全
弁保持手段、16…安全弁駆動回路、17…温度セン
サ、18…保温温度設定手段、19…炎センサ、20…
ガス供給路、21…保温スイッチ、22…ブザー、23
…ランプ、24…点火電極、25…スパーカ、A…調理
容器、B…調理物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理物を加熱するガスバーナと、調理物の
    温度を検出する温度センサと、調理物の加熱開始後、前
    記温度センサの検出温度が第1所定温度に到達したとき
    に、以後、該温度センサの検出温度が該第1所定温度以
    上となったときは前記ガスバーナの作動を停止して調理
    物の加熱を中断し、前記温度センサの検出温度が前記第
    1所定温度よりも低い第2所定温度以下となったときに
    は、前記ガスバーナを作動させて調理物の加熱を再開す
    ることを繰り返す保温処理を行う保温制御手段とを備え
    たことを特徴とするガス調理器。
  2. 【請求項2】前記ガスバーナの加熱量を調節する加熱量
    調節手段を有し、前記保温制御手段は、調理物の加熱開
    始後、前記第1所定温度に到達したときに、以後、該加
    熱量調節手段により、前記ガスバーナの加熱量を所定値
    まで減少させた状態で、前記保温処理における調理物の
    加熱を行うことを特徴とする請求項1記載のガス調理
    器。
  3. 【請求項3】調理物を加熱するガスバーナと、該ガスバ
    ーナに燃料ガスを供給するガス供給路と、該ガス供給路
    を開閉する第1開閉手段と、該ガスバーナの点火を行う
    点火器と、調理物の温度を検出する温度センサと、 調理物の加熱開始後、前記温度センサの検出温度が第1
    所定温度に到達したときに、以後、該温度センサの検出
    温度が該第1所定温度以上となったときは、前記第1開
    閉手段により前記ガス供給路を閉じることで、前記ガス
    バーナを消火して調理物の加熱を中断し、また、前記温
    度センサの検出温度が前記第1所定温度よりも低い第2
    所定温度以下となったときには、前記第1開閉手段によ
    り前記ガス供給路を開いて前記点火器により前記ガスバ
    ーナを点火し、調理物の加熱を再開することを繰り返す
    保温処理を行う保温制御手段とを備えたことを特徴とす
    るガス調理器。
  4. 【請求項4】前記ガスバーナの加熱量を調節する加熱量
    調節手段を有し、前記保温制御手段は、調理物の加熱開
    始後、前記第1所定温度に到達したときに、以後、該加
    熱量調節手段により、前記ガスバーナの加熱量を所定値
    まで減少させた状態で、前記保温処理における調理物の
    加熱を行うことを特徴とする請求項3記載のガス調理
    器。
  5. 【請求項5】前記加熱量調節手段は、前記ガス供給路に
    設けられて該ガス供給路を開閉する第2開閉手段と、該
    第2開閉手段を迂回して設けられ、該ガス供給路よりも
    ガスの供給流量が少ないバイパス路とからなり、該第2
    開閉手段により前記ガス供給路を閉じることで、前記ガ
    スバーナへの燃料ガスの供給量を減少させ、該ガスバー
    ナの加熱量を減少させることを特徴とする請求項4記載
    のガス調理器。
  6. 【請求項6】前記ガスバーナの失火を検知する炎センサ
    と、前記ガス供給路に設けられ、該炎センサの失火検知
    に連動して閉弁し、使用者の操作により開弁される安全
    弁と、該安全弁を強制的に開弁保持する安全弁保持手段
    とを有し、前記保温制御手段は、前記保温処理における
    加熱中断中は、前記安全弁保持手段により、前記安全弁
    を開弁保持することを特徴とする請求項3から5のうち
    いずれか1項記載のガス調理器。
  7. 【請求項7】前記保温処理が実行されていることを使用
    者に報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項
    1から6のうちいずれか1項記載のガス調理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019215126A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 東邦瓦斯株式会社 加熱調理システム、加熱調理方法、及び、アプリケーションプログラム
JP2021103065A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社ハーマン 加熱調理器

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