JPH1137041A - ピストンプランジャ - Google Patents

ピストンプランジャ

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Publication number
JPH1137041A
JPH1137041A JP9196923A JP19692397A JPH1137041A JP H1137041 A JPH1137041 A JP H1137041A JP 9196923 A JP9196923 A JP 9196923A JP 19692397 A JP19692397 A JP 19692397A JP H1137041 A JPH1137041 A JP H1137041A
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JP
Japan
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plunger
plunger body
spherical
slipper
connecting member
Prior art date
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Application number
JP9196923A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Iino
尚史 飯野
Mikihiro Takano
幹広 高野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンプランジャのプランジャ本体および
スリッパを結合する連結部材のかしめ加工を容易化する
とともに、ポンプの吐出圧低下の要因となるデッドボリ
ュームの発生を最小限に抑える。 【解決手段】 ピストンプランジャ17は、球状凸面1
1 および球状凹面19 2 を有して碗状に形成されたス
リッパ19と、軸方向一端部にスリッパ19の球状凸面
191 が摺動自在に嵌合する球状凹面181 が形成され
たプランジャ本体18と、軸方向両端部に頭部21およ
び脚部22を備えてなり、頭部21に形成された球状凸
面211 がスリッパ19の球状凹面192 に摺動自在に
嵌合する連結部材20とから構成される。連結部材20
の脚部22はスリッパ19の貫通孔194 およびプラン
ジャ本体18の貫通孔183 を軸方向に貫通し、該プラ
ンジャ本体18の他端部においてかしめにより固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アキシャルピスト
ンポンプ・モータやラジアルピストンポンプ・モータに
使用されるピストンプランジャに関する。
【0002】
【従来の技術】図6(A)は従来のピストンプランジャ
の構造を示すもので、プランジャ本体01の一端部に形
成した球状部011 の外周面にスリッパ02を揺動自在
に嵌合した構造を備える。球状部011 の外周面の潤滑
およびスリッパ02の斜板摺動面021 の潤滑は、プラ
ンジャ本体01の他端部から軸方向に延びる空間012
から球状部011 およびスリッパ02を貫通するオイル
通路013 ,022 を介して行われる。
【0003】また図6(B)は従来の他のピストンプラ
ンジャの構造を示すもので、プランジャ本体03の一端
部に形成した球状凹面031 にスリッパ04に形成した
球状凸面041 を揺動自在に球面接触させ、プランジャ
本体03およびスリッパ04を連結部材05で一体に結
合したものである。前記球面接触部の潤滑およびスリッ
パ04の斜板摺動面042 の潤滑は、プランジャ本体0
3の他端部から軸方向に延びる空間032 から連結部材
05を貫通するオイル通路051 を介して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図6
(A)に記載されたものは、プランジャ本体01でピス
トン内のオイルを圧縮するとき、プランジャ本体01の
空間012 がデッドボリュームになるため、オイルの圧
縮性の影響を受けて高圧を発生させることが難しくなる
問題がある。これを回避するために、前記空間012
廃止すると、オイル通路013 が長くなって加工が難し
くなる。登録実用新案第3008584号公報に記載さ
れたものは、プランジャ本体の空間をキャップで閉塞し
てデッドボリュームを無くすとともに、オイル通路を前
記空間内に配置したパイプで構成したものであるが、こ
のようにすると構造が複雑化してコストが増大してしま
う。
【0005】また上記図6(B)に記載されたものは、
プランジャ本体03の空間032 によってデッドボリュ
ームが発生するだけでなく、狭い空間032 の内部で連
結部材05の端部をかしめ加工してプランジャ本体03
及びスリッパ04を結合する必要があるため、作業性が
悪いという問題がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、図6(B)に記載された従来のピストンプランジャ
に改良を加え、プランジャ本体及びスリッパを結合する
連結部材のかしめ加工を容易化するとともに、デッドボ
リュームの発生を最小限に抑えることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、球状凸面および球状
凹面を有して碗状に形成され、その開口部にカム当接面
が形成されたスリッパと、軸方向一端部にスリッパの球
状凸面が摺動自在に嵌合する球状凹面が形成されたプラ
ンジャ本体と、軸方向一端側および軸方向他端側にそれ
ぞれ頭部および脚部を備えてなり、頭部に形成された球
状凸面がスリッパの球状凹面に摺動自在に嵌合するとと
もに、脚部がスリッパに形成された貫通孔を貫通してプ
ランジャ本体に固定される連結部材とを備えたピストン
プランジャにおいて、連結部材の脚部はプランジャ本体
を軸方向に貫通し、該プランジャ本体の他端部にかしめ
により固定されたことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、連結部材の脚部をスリ
ッパの貫通孔およびプランジャ本体を貫通させて該脚部
の先端をプランジャ本体の他端部においてかしめること
により、連結部材の頭部に形成した球状凸面がスリッパ
の球状凹面に嵌合し、かつプランジャ本体の一端部に形
成した球状凹面にスリッパの球状凸面が嵌合する状態
で、プランジャ本体、スリッパおよび連結部材を一体化
することができる。また連結部材の脚部の他端部がプラ
ンジャ本体の他端部に露出するので、そのかしめ加工を
容易に行うことができるだけでなく、かしめ加工を行う
ための空間をプランジャ本体の内部に形成する必要がな
いので、デッドボリュームの発生を最小限に抑えること
ができる。
【0009】尚、碗状とは中空の球体を半割にした形状
を指すが、球状凸面、球状凹面およびカム摺動面を有す
る形状であれば、厳密に中空の球体を半割にした形状で
ある必要はない。
【0010】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、連結部材の脚部の外周面に、プラン
ジャ本体の軸方向両端部を連通させるオイル通路を形成
したことを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、ドリルで加工できない
ような細くて長いオイル通路を容易に加工することがで
きる。
【0012】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、プランジャ本体の他端部から軸方向
に延びる盲孔を形成し、プランジャ本体よりも軽量な材
料よりなるロッドを前記盲孔に嵌合し、そのロッドを連
結部材の脚部でプランジャ本体に結合したことを特徴と
する。
【0013】上記構成によれば、ピストンプランジャの
一部をプランジャ本体よりも軽量な材料よりなるロッド
で構成して軽量化を図ることができるだけでなく、連結
部材を利用してプランジャ本体およびロッドを結合する
ことができるので加工工数や部品点数が削減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はアキシャルピストンポンプの縦断面図、図
2はピストンプランジャの縦断面図、図3は図2の3−
3線拡大断面図、図4は連結部材の脚部をかしめる前の
状態を示す図である。
【0016】図1に示すように、固定容量型のアキシャ
ルピストンポンプPのケーシング1は、センターケーシ
ング2、フロントケーシング3およびリヤケーシング4
を結合してなり、フロントケーシング3およびリヤケー
シング4にそれぞれローラベアリング5,6を介して支
持されたポンプ軸7は、フロントケーシング3を貫通し
て図示せぬ駆動源に接続される。フロントケーシング3
の内面およびリヤケーシング4の内面には、それぞれポ
ンプ軸7が貫通する開口部81 ,91 を備えた斜板8お
よび弁板9が固定されており、斜板8および弁板9間に
挟まれるように配置されたポンプシリンダ10が、その
ボス部101 においてポンプ軸7にスプライン結合され
る。
【0017】ポンプシリンダ10の内周面とポンプ軸7
の外周面との間に配置されたスプリング11は、その右
側の固定端がスプリングシート12およびクリップ13
を介してポンプシリンダ10に係止され、その左側の自
由端がスプリングシート14を介して、ポンプシリンダ
10のボス部101 に軸方向摺動自在に支持された複数
本のピン15…の右端に当接する。ポンプ軸7の外周面
と斜板8の開口部81内周面との間にスリーブ16が配
置されており、スリーブ16の左端はフロントケーシン
グ3に設けたローラベアリング5のインナーレースに当
接し、またスリーブ16の右端は前記ピン15…の左端
に当接する。従って、ポンプシリンダ10は、スプリン
グ11の弾発力で右方向に付勢され、その右端の摺動面
102 が弁板9の左端の摺動面92 に液密に摺接する。
【0018】ポンプシリンダ10にはポンプ軸7の回り
を囲むように複数個のシリンダ10 3 …が形成されてお
り、これらシリンダ103 …にそれぞれピストンプラン
ジャ17…が摺動自在に嵌合する。ピストンプランジャ
17は、概略円柱状に形成されてシリンダ103 に嵌合
するプランジャ本体18と、碗状に形成されて斜板8の
摺動面82 に摺接するスリッパ19と、プランジャ本体
18およびスリッパ19を一体に結合する連結部材20
とから構成される。
【0019】而して、駆動源によりポンプ軸7と共にポ
ンプシリンダ10を回転駆動すると、スリッパ19…を
斜板8に案内されたプランジャ本体18…がシリンダ1
3…内を往復動する。ピストンプランジャ17…が吸
入行程にあるシリンダ103…には弁板9を介して図示
せぬ吸入ポートからオイルが吸入され、ピストンプラン
ジャ17…が吐出行程にあるシリンダ103 …からは弁
板9を介して図示せぬ吐出ポートにオイルが吐出される
ため、ポンプシリンダ10の回転に伴って連続的にオイ
ルを供給することができる。
【0020】次に、図2〜図4に基づいてピストンプラ
ンジャ17の構造を更に詳細に説明する。
【0021】プランジャ本体18は概略円柱状の部材で
あって、左端に軸線L上のO点を中心とする球面よりな
る球状凹面181 が形成されるとともに、右端に円錐状
凹部182 が形成される。また、プランジャ本体18は
軸線Lに沿って形成された貫通孔183 を備えており、
この貫通孔183 の両端は前記球状凹面181 および円
錐状凹部182 に連通する。
【0022】スリッパ19は碗状の部材であって、前記
O点を中心とする球状凸面191 および球状凹面192
を備えるとともに、その開口端に斜板8の摺動面82
摺接するカム接触面としての摺動面193 を備える。ス
リッパ19の球状凸面191はプランジャ本体18の球
状凹面181 に揺動自在に球面接触する。
【0023】連結部材20は球状の頭部21と、この頭
部21から一体に延びる棒状の脚部22とから構成され
る。頭部21は前記O点を中心とする球状凸面211
有しており、この球状凸面211 はスリッパ19の球状
凹面192 に揺動自在に球面接触する。脚部22はスリ
ッパ19に形成した貫通孔194 とプランジャ本体18
に形成した貫通孔183 とを貫通し、その右端がプラン
ジャ本体18の円錐状凹部182 内に突出する(図4参
照)。従って、プランジャ本体18の円錐状凹部182
内で脚部22の右端をかしめ加工することにより、連結
部材20を介してプランジャ本体18およびスリッパ1
9を一体に結合することができる(図2参照)。スリッ
パ19の貫通孔194 と連結部材20の脚部22との間
に形成した隙間により、スリッパ19が斜板8に案内さ
れて揺動した際に脚部22との干渉を防止することがで
きる。
【0024】図3に示すうように、連結部材20の脚部
22の外周に面取りを施すことにより、プランジャ本体
18の貫通孔183 内周面との間に第1オイル通路22
1 が形成される。第1オイル通路221 の右端は、脚部
22の右端から軸線Lに沿って左方向に延びる第2オイ
ル通路222 と、この第2オイル通路222 の左端から
半径方向外側に延びる第3オイル通路223 とを介し
て、プランジャ本体18の右端面に連通する。また第1
オイル通路221 の左端はスリッパ19の貫通孔194
の内部に連通し、この貫通孔194 の内部は連結部材2
0の頭部21に形成した第4オイル通路212 および第
5オイル通路213 を介してスリッパ19の摺動面19
3 に連通する。
【0025】而して、プランジャ本体18がシリンダ1
3 内のオイルを圧縮すると、そのオイルは連結部材2
0の脚部22の第2オイル通路222 、第3オイル通路
22 3 および第1オイル通路221 を通ってスリッパ1
9の貫通孔194 内に供給され、プランジャ本体18の
球状凹面181 およびスリッパ19の球状凸面191
摺動面を潤滑するとともに、スリッパ19の球状凹面1
2 および連結部材20の頭部21の球状凸面211
摺動面を潤滑する。更にスリッパ19の貫通孔194
のオイルは、連結部材20の頭部21の第4オイル通路
212 および第5オイル通路213 を通ってスリッパ1
9の摺動面193 を潤滑する。
【0026】上述したように、プランジャ本体18およ
びスリッパ19を結合する連結部材20の脚部22をプ
ランジャ本体18の右端面においてかしめ加工するの
で、プランジャ本体18に形成した空間の内部でかしめ
加工する場合に比べて加工が容易になる。しかもプラン
ジャ本体18の内部にデッドボリュームが形成されない
ため、オイルの圧縮性の影響を回避して高圧を発生させ
ることができる。
【0027】またシリンダ103 内のオイルを被潤滑部
に導く第1オイル通路221 を、連結部材20の脚部2
2の外周面に形成した面取りによって構成しているの
で、その細くて長い第1オイル通路221 をドリルによ
り形成する場合に比べて加工が大幅に容易化される。前
記第1オイル通路221 を太いドリルで形成すれば加工
が容易になるが、その分だけ第1オイル通路221 が大
径になってデッドボリュームが増加してしまう。尚、オ
イルの圧縮性の影響を緩和するにはスリッパ19の球状
凹面192 の内部のデッドボリュームを最小限にするこ
とが望ましいが、球状凹面192 の内部に収納される連
結部材20の頭部21を、斜板8と干渉しない範囲で最
大限に大型化することにより、前記デッドボリュームを
減少させることができる。
【0028】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0029】第2実施例のピストンプランジャ17は、
プランジャ本体18の右端面から軸方向に延びる盲孔1
4 を備えており、その盲孔184 の内部にアルミニュ
ーム等の軽合金よりなるロッド23が嵌合する。ロッド
23は、その内部を貫通する連結部材20の脚部22の
右端部をかしめ加工することにより、プランジャ本体1
8に一体に結合される。即ち、連結部材20の脚部22
は、プランジャ本体18、スリッパ19およびロッド2
3の3個の部材を一体に結合する機能を有する。
【0030】このように、プランジャ本体18の一部を
軽合金製のロッド23で置き換えることにより、デッド
ボリュームを発生させることなくピストンプランジャ1
7を軽量化することができる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0032】例えば、実施例ではアキシャルピストンポ
ンプPのピストンプランジャ17を例示したが、本発明
はアキシャルピストンモータ、ラジアルピストンポンプ
あるいはラジアルピストンモータのピストンプランジャ
に対しても適用することができる。本発明をラジアルピ
ストンポンプあるいはラジアルピストンモータに適用す
る場合には、ピストンプランジャ17のスリッパ19は
斜板8ではなく偏心リングに摺接する。またロッド23
の材質はプランジャ本体18の材質よりも軽量なもので
あれば良く、軽合金以外に耐熱性のプラスチック等を採
用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、連結部材の脚部をスリッパの貫通孔およびプ
ランジャ本体を貫通させて該脚部の先端をプランジャ本
体の他端部においてかしめることにより、連結部材の頭
部に形成した球状凸面がスリッパの球状凹面に嵌合し、
かつプランジャ本体の一端部に形成した球状凹面にスリ
ッパの球状凸面が嵌合する状態で、プランジャ本体、ス
リッパおよび連結部材を一体化することができる。また
連結部材の脚部の他端部がプランジャ本体の他端部に露
出するので、そのかしめ加工を容易に行うことができる
だけでなく、かしめ加工を行うための空間をプランジャ
本体の内部に形成する必要がないので、デッドボリュー
ムの発生を最小限に抑えることができる。
【0034】また請求項2に記載された発明によれば、
ドリルで加工できないような細くて長いオイル通路を容
易に加工することができる。
【0035】また請求項3に記載された発明によれば、
ピストンプランジャの一部をプランジャ本体よりも軽量
な材料よりなるロッドで構成して軽量化を図ることがで
きるだけでなく、連結部材を利用してプランジャ本体お
よびロッドを結合することができるので加工工数や部品
点数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アキシャルピストンポンプの縦断面図
【図2】ピストンプランジャの縦断面図
【図3】図2の3−3線拡大断面図
【図4】連結部材の脚部をかしめる前の状態を示す図
【図5】第2実施例に係る、前記図2に対応する図
【図6】従来のピストンプランジャを示す図
【符号の説明】
18 プランジャ本体 181 球状凹面 184 盲孔 19 スリッパ 191 球状凸面 192 球状凹面 193 摺動面(カム当接面) 194 貫通孔 20 連結部材 21 頭部 211 球状凸面 22 脚部 221 第1オイル通路(オイル通路) 23 ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状凸面(191 )および球状凹面(1
    2 )を有して碗状に形成され、その開口部にカム当接
    面(193 )が形成されたスリッパ(19)と、 軸方向一端部にスリッパ(19)の球状凸面(191
    が摺動自在に嵌合する球状凹面(181 )が形成された
    プランジャ本体(18)と、 軸方向一端側および軸方向他端側にそれぞれ頭部(2
    1)および脚部(22)を備えてなり、頭部(21)に
    形成された球状凸面(211 )がスリッパ(19)の球
    状凹面(192 )に摺動自在に嵌合するとともに、脚部
    (22)がスリッパ(19)に形成された貫通孔(19
    4 )を貫通してプランジャ本体(18)に固定される連
    結部材(20)と、を備えたピストンプランジャにおい
    て、 連結部材(20)の脚部(22)はプランジャ本体(1
    8)を軸方向に貫通し、該プランジャ本体(18)の他
    端部にかしめにより固定されたことを特徴とするピスト
    ンプランジャ。
  2. 【請求項2】 連結部材(20)の脚部(22)の外周
    面に、プランジャ本体(18)の軸方向両端部を連通さ
    せるオイル通路(221 )を形成したことを特徴とす
    る、請求項1に記載のピストンプランジャ。
  3. 【請求項3】 プランジャ本体(18)の他端部から軸
    方向に延びる盲孔(184 )を形成し、プランジャ本体
    (18)よりも軽量な材料よりなるロッド(23)を前
    記盲孔(184 )に嵌合し、そのロッド(23)を連結
    部材(20)の脚部(22)でプランジャ本体(18)
    に結合したことを特徴とする、請求項1に記載のピスト
    ンプランジャ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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