JPH05126038A - 斜板式圧縮機における冷媒ガス案内機構 - Google Patents

斜板式圧縮機における冷媒ガス案内機構

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JPH05126038A
JPH05126038A JP3285201A JP28520191A JPH05126038A JP H05126038 A JPH05126038 A JP H05126038A JP 3285201 A JP3285201 A JP 3285201A JP 28520191 A JP28520191 A JP 28520191A JP H05126038 A JPH05126038 A JP H05126038A
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rotary valve
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健二 竹中
Toru Takeichi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロータリーバルブの外周面とそれを収容するバ
ルブ収容室の内周面との摺接部のシール性を向上させ、
摺接部の摩耗及び焼きつきを防止する。 【構成】リヤハウジング4とシリンダブロック1との間
に吸入室4aと連通する収容室23を形成し、該収容室
23と各作動室19aとをガス吸入通路1aによりそれ
ぞれ連通し、該収容室23には前記各ガス案内溝5bに
対して吸入行程中の前記各作動室19aと連通するよう
にガス吸入案内溝27が周方向に設けられ、かつ内部に
一端が前記ガス吸入案内溝27に他端が吸入室4aにそ
れぞれ連通するガス吸入通路28が設けられたロータリ
ーバルブ24を収容し、さらに前記回転軸8の嵌合穴2
5に対し、ロータリーバルブ24の係合凸部26を緩く
嵌合して連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は揺動斜板式圧縮機等の
斜板式圧縮機における冷媒ガス案内機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の斜板式圧縮機は、図11に示すよ
うに、吸入室50及び吐出室51がそれぞれ区画形成さ
れたハウジング52と、シリンダボア53が形成された
シリンダブロック54との間に吸入口55a及び吐出口
55bを形成したバルブプレート55と、その両側に設
けられた吸入弁56aを有する吸入プレート56及び吐
出弁57aを有する吐出プレート57が介装されてい
る。そして、ピストン58が図11において左方に移動
する際に前記吸入弁56aが開いて吸入室50の冷媒ガ
スが吸入口55aを介してシリンダボア53内の作動室
59に吸入される。吸入動作完了後、前記ピストン58
が右方に移動されると、前記吸入弁56aにより吸入口
55aが閉じられ、前記作動室59内の圧力が所定以上
となると、前記吐出弁57aが開いて作動室59内の圧
縮冷媒ガスは前記吐出口55bを通して吐出室51に吐
出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、圧縮機は冷媒
ガス中に潤滑オイルが混入しており、このオイルが吸入
弁56a等に付着する。そのため、吸入弁56aが弾性
変形して前記吸入口55aを開口するとき、前記オイル
により吸入弁56aが吸入口55aから離間しにくくな
って吸入動作の応答性が悪くなるというおそれがある。
【0004】これを防止するため、本出願人は従来技術
と異なる新規な圧縮機の吸入機構を提案している。この
吸入機構は図10に示すように、ハウジング60の吸入
室60aに連通するバルブ収容室61がシリンダブロッ
ク62とハウジング60との間に設けられている。又、
この収容室61の中にロータリーバルブ63が回転軸6
4と一体回転可能に設けられている。
【0005】前記ロータリーバルブ63の外周面には略
半円弧状のガス吸入案内溝63aが設けられ、ロータリ
ーバルブ63の内部には前記案内溝63aと吸入室60
aとを連通するガス吸入通路63bがL字状に形成され
ている。又、バルブプレート65の一側面には各シリン
ダボア66の作動室70に連通する案内溝67が放射状
に形成されている。そして、前記ロータリーバルブ63
は回転軸64の回転によりシリンダボア66内のピスト
ン68が吸入行程中においては、ガス吸入案内溝63a
と案内溝67とが連通して前記作動室70がガス吸入案
内溝63a及びガス吸入通路63bを介して吸入室60
aと連通され、ピストン68が圧縮行程中においては、
案内溝67の入り口がロータリーバルブ63の外周面に
より閉鎖されて、前記作動室70と吸入室60aとの連
通が遮断されるようにしている。
【0006】従って、回転軸64の回転によりピストン
68が吸入動作を行うとき、冷媒ガスは吸入室60aか
らロータリーバルブ63のガス吸入通路63b、ガス吸
入案内溝63a及びバルブプレート65の案内溝67を
介して吸入されるため、前述した図11に示す吸入弁5
6aの動作の応答性の低下という問題は生じない。
【0007】ところが、前記吸入機構では、回転軸64
の先端に形成した円柱状の係合凸部64aをロータリー
バルブ63の端部に形成した円筒状の嵌合孔63cに圧
入嵌合して回転軸64とロータリーバルブ63との芯だ
しを行うとともに、両者を平行キー71により一体回転
するようにしていたので、次のような新たな問題が生じ
た。
【0008】すなわち、回転軸64をシリンダブロック
62に支持するベアリング69は、回転軸64との間に
50μ程度のクリアランスを有しており、かつ回転軸6
4の係合凸部64aが加工公差を必要とするため、ロー
タリーバルブ63の嵌合穴63cに対する回転軸64の
係合凸部64aの圧入嵌合時に、前記加工公差分だけ偏
心する。従って、偏心した状態でバルブ収容室61内に
ロータリーバルブ63が収容されると、バルブ収容室6
1の内周面とロータリーバルブ63の外周面との接触状
態に異常、つまり局部的に強く接触する部分と、隙間が
大きくなる部分とが生じ、この結果、シール性が低下す
るとともに、圧縮機が高速回転されるとロータリーバル
ブ63の外周面と、収容室61の内周面との局部摩擦に
より、摺接部の摩耗が発生し、シリンダブロック62及
びハウジング60に対してロータリーバルブ63が焼き
つき、信頼性が低下するという問題があった。
【0009】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的はロータリーバルブの外
周面とそれを収容する収容室の内周面との摺接部のシー
ル性を向上させることができるとともに、摺接部の摩耗
及び焼きつきを防止することができる斜板式圧縮機にお
ける冷媒ガス案内機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記問題点を
解決するため、吸入室及び吐出室を形成するハウジング
に接合されたシリンダブロックに形成された複数のシリ
ンダボア内にそれぞれピストンを軸心方向に往復動可能
に設け、該ピストンを回転軸の回転に基き斜板を介して
往復動させる斜板式圧縮機において、前記ハウジングと
シリンダブロックとの間に前記吸入室及び/又は吐出室
と連通するバルブ収容室を形成し、該バルブ収容室と前
記各シリンダボア内の作動室とを連通路によりそれぞれ
連通し、該バルブ収容室には前記各連通路に対して吸入
行程又は圧縮行程中の前記各作動室と連通するようにガ
ス案内溝が周方向に設けられ、かつ内部に一端が前記ガ
ス案内溝に他端が吸入室又は吐出室にそれぞれ連通する
ガス吸入通路及び/又はガス吐出通路が設けられたロー
タリーバルブを収容し、さらに前記回転軸とロータリー
バルブを回転運動のみを伝達するように緩く連結したこ
とをその要旨とする。
【0011】
【作用】この発明は回転軸とロータリーバルブが緩く連
結されているので、両部材の組付状態において、ロータ
リーバルブは収容室内で偏心することなく、適正状態で
収容される。このため、回転軸が回転されると、ロータ
リーバルブに回転運動のみが伝達される。従って、収容
室の内周面とロータリーバルブの外周面との間で偏心に
よる異常な接触圧が発生することはなく、摺接部のシー
ル性が長期間保持されるとともに、ロータリーバルブの
回転による摺接音が抑制され、ロータリーバルブの焼き
つきが防止される。
【0012】
【実施例】以下、この発明を揺動斜板式圧縮機に具体化
した一実施例を図1〜図4に従って説明する。
【0013】図1に示すように、シリンダブロック1の
前端側にはクランク室2aを形成したフロントハウジン
グ2が接合され、後端側には隔壁3によって吸入室4a
と吐出室4bとが形成されたリヤハウジング4がバルブ
プレート5を介して接合固定されている。前記バルブプ
レート5とリヤハウジング4との間には吐出プレート6
及びリテーナプレート7が介在されている。前記シリン
ダブロック1とフロントハウジング2との間には回転軸
8がラジアル軸受9,10によって回転可能に支持され
ている。
【0014】前記フロントハウジング2内にて回転軸8
には回転支持体11が固定されており、その外周部には
支持アーム12が突設されている。この支持アーム12
の先端部には長孔12aが透設され、該長孔12aには
ピン13がスライド可能に嵌め込まれており、ピン13
には回転駆動板14が傾斜角可変に連結支持されてい
る。前記回転軸8上にはスライダ15が軸線方向へ摺動
可能に嵌挿されている。又、回転軸8にはバネ座16が
固着され、該バネ座16とスライダ15との間には押圧
ばね17が介装されている。前記押圧ばね17の付勢力
によりスライダ15が回転支持体12側へ押圧付勢され
ている。前記スライダ15の対称位置に突設された一対
のピン15a(一方のみを図示)に対して前記回転駆動
板14がその支持筒部14aにおいて回転軸8の軸線方
向へ揺動可能に支持されている。そして、回転駆動板1
4の支持筒部14aには、揺動斜板18が回転防止用の
案内ピン29により前後方向の揺動可能に案内された状
態で、回転駆動板14と相対回転可能に、かつ同期揺動
可能に支持されている。
【0015】前記シリンダブロック1には回転軸8から
等距離の位置に複数個のシリンダボア19が回転軸8と
平行に形成されてクランク室2aに連通されている。各
シリンダボア19内にはピストン20がそれぞれ嵌挿さ
れ、吸入行程と圧縮行程を繰り返す作動室19aが形成
されている。この各ピストン20と前記揺動斜板18が
ピストンロッド21により連結されている。従って、回
転軸8の回転運動が回転駆動板14を介して揺動斜板1
8の揺動運動に変換され、ピストン20がシリンダボア
19内を前後動する。
【0016】前記シリンダブロック1の中心部には、前
記回転軸8と対応する断面円形状の中心孔22が形成さ
れている。又、前記バルブプレート5、吐出プレート6
及びリレーナプレート7の中心には前記中心孔22と対
応してそれと同内径の中心孔5a,6a,7aが形成さ
れている。さらに、前記リヤハウジング4における吸入
室4a側の隔壁3には前記中心孔22,5a,6a,7
aと連なる中心孔3a及び段差部3bが形成されてい
る。これらの各中心孔22,5a,6a,7a,3a及
び段差部3bによってバルブ収容室23が構成され、こ
のバルブ収容室23には前記回転軸8によって回転され
るロータリーバルブ24が収容されている。
【0017】又、前記シリンダブロック1のリヤ側面に
は、連通路としての複数の冷媒ガス吸入通路1aが前記
中心孔22から放射状に形成され、該冷媒ガス吸入通路
1aにより中心孔22と各作動室19aとがそれぞれ連
通されている。この冷媒ガス吸入通路は、図10に示す
ようにバルブプレート5に形成することもできる。さら
に、バルブプレート5には各作動室19aに対応して吐
出口5bが透設されており、吐出口5bは吐出プレート
6の吐出弁6bによって開閉される。吐出弁6bはリテ
ーナプレート7のリテーナ7bによって開放位置が規制
される。
【0018】図2に示すように、ロータリーバルブ24
は横円柱状に形成されており、その一端には前記回転軸
8の先端面に対し横長四角筒状に凹設された嵌合孔25
に緩く嵌合される横長四角柱状の係合凸部26が一体に
形成されている。この嵌合穴25と係合凸部26との嵌
合状態は、図3に示すように短辺部同士及び長辺部同士
ともに所定のクリアランス(例えば、短辺部間では1〜
2mm、長辺部間では0.2mm)が設けられ、回転軸
8が回転する際、その回転運動のみがロータリーバルブ
24に伝達されるようにしている。
【0019】図2,4に示すように、ロータリーバルブ
24の外周面にはガス吸入案内溝27が周方向に沿って
該ロータリーバルブ24の円周の略2分の1となる長さ
に形成されている。さらに、該ロータリーバルブ24内
部には、前記ガス吸入案内溝27と前記リヤハウジング
4内の吸入室4aとを連通するガス吸入通路28がL字
状に形成されている。
【0020】上記のように構成された揺動斜板式圧縮機
について、その作用を説明する。今、回転軸8が外部動
力により回転され、前記揺動斜板18の揺動によってピ
ストン20が図1に示すトップ位置から左側に移動する
吸入動作を行うとき、吸入室4aはロータリーバルブ2
4のガス吸入通路28、ガス吸入案内溝27及びガス吸
入通路1aにより作動室19aと連通され、吸入室4a
内の冷媒ガスが作動室19a内に吸入される。ロータリ
ーバルブ24のガス吸入案内溝27はその円周の2分の
1の長さになっているので、ピストン20の吸入行程、
即ち回転軸8が2分の1回転する間、ガス吸入案内溝2
7がガス案内溝5cと連通状態になる。その後、ピスト
ン20が圧縮行程になると、ロータリーバルブ24の外
周面がガス吸入通路1aの入り口を閉鎖するので、吸入
室4aと作動室19aとの連通がしゃ断される。そし
て、作動室19a内の圧力が所定圧力以上になると、バ
ルブプレート5の吐出口5cから吐出室4bに冷媒ガス
が吐出される。
【0021】さて、この発明の実施例では、吸入室4a
から作動室19aへのガスの吸入動作及びそのしゃ断動
作をロータリーバルブ24により行うので、吸入弁を使
用した従来の圧縮機と比較して吸入動作の応答性を向上
することができる。
【0022】特に、この発明の実施例においては、前記
回転軸8の先端面に嵌合孔25を形成するとともに、ロ
ータリーバルブ24の端部に前記嵌合孔25に緩く係合
される係合凸部26を形成したので、回転軸8及びロー
タリーバルブ24の組付作業時に回転軸8によりロータ
リーバルブ24が偏心することはなく、ロータリーバル
ブ24は収容室23内に適正姿勢で収容される。そし
て、回転軸8が回転されたとき、回転軸8の外周面とラ
ジアル軸受10の内周面との加工公差により該回転軸8
が偏心回転しても、その回転による影響をロータリーバ
ルブ24が受けることはなく、従って、ロータリーバル
ブ24と収容室23との摺接部の摩耗を抑制するととも
に、摺接部のシール性を保持することができる。
【0023】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図5に示すように、回転軸8の先端面の外周寄り
に係合凸部31を形成し、該係合凸部31をロータリー
バルブ24の端面に形成した嵌合孔32に緩く嵌合し
て、回転軸8の回転運動のみをロータリーバルブ24に
伝達するようにすること。
【0024】(3)図6に示すように、回転軸8の先端
部に凹部8aを形成して、該凹部に連結部材33の一端
を連結ピン34Aにより回動可能に連結するとともに、
該連結部材33の他端部をロータリーバルブ23のボス
部24aに対し前記連結ピン34Aと直交する連結ピン
34Bにより回動可能に連結すること。
【0025】(4)図7に示すように、回転軸8の先端
部とロータリーバルブ24のボス部23aとの間にスリ
ット35aを有する弾性変形可能な自在継手35をビス
36により連結すること。
【0026】(5)図8及び図9に示すように、回転軸
8に対し内部に駆動板37aを有する駆動筒体37を嵌
合固定するとともに、ロータリーバルブ24のボス部2
4aに被動板38を取り付け、駆動板37aと被動板3
8との間にウレタン樹脂等の弾性材39を充填して、回
転軸8により駆動筒体37が回転されると、駆動板37
a、弾性材39及び被動板38を介してロータリーバル
ブ24に回転運動のみが伝達されるように構成するこ
と。
【0027】(6)前記嵌合孔25,32、係合凸部2
6,31の形状を三角、五角あるいは楕円等の任意の形
状に変更すること。 (7)前記実施例では吸入室4aと作動室19aを連通
する通路にロータリーバルブ24を介装したが、これを
吐出室4bと作動室19aを連通する通路に介装した
り、一つのロータリーバルブ24に吸入用と吐出用のガ
ス案内溝及びガス通路をそれぞれ形成したりすること。
【0028】(8)本実施例においては、揺動斜板式圧
縮機に具体化したが両頭ピストンを備えた斜板式圧縮機
に応用すること。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ロータリーバルブの外周面とそれを収容する収容室の内
周面との摺接部のシール性を向上させることができると
ともに、摺接部の摩耗及び焼きつきを防止することがで
きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した揺動斜板式圧縮機の断面
図である。
【図2】回転軸及びロータリーバルブの拡大分解斜視図
である。
【図3】回転軸とロータリーバルブの連結状態を示す横
断面図である。
【図4】ロータリーバルブの部分横断面図である。
【図5】この発明の別例を示す部分断面図である。
【図6】この発明の別例を示す部分正面図である。
【図7】この発明の別例を示す部分正面図である。
【図8】この発明の別例を示す部分正面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】ロータリーバルブによる吸入機構を備えた圧
縮機の部分断面図である。
【図11】従来の斜板式圧縮機の部分断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック、1a 連通路としてのガス吸入
通路、4 リヤハウジング、4a 吸入室、4b 吐出
室、8 回転軸、18 揺動斜板、19 シリンダボ
ア、19a 作動室、20 ピストン、23 バルブ収
容室、24 ロータリーバルブ、25,32 嵌合穴、
26,31 係合凸部、27 ガス吸入案内溝、28
ガス吸入通路、33 連結部材、35 弾性継手、37
駆動筒体、38 被動板、39 弾性材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入室及び吐出室を形成するハウジング
    に接合されたシリンダブロックに形成された複数のシリ
    ンダボア内にそれぞれピストンを軸心方向に往復動可能
    に設け、該ピストンを回転軸の回転に基き斜板を介して
    往復動させる斜板式圧縮機において、 前記ハウジングとシリンダブロックとの間に前記吸入室
    及び/又は吐出室と連通するバルブ収容室を形成し、該
    バルブ収容室と前記各シリンダボア内の作動室とを連通
    路によりそれぞれ連通し、該バルブ収容室には前記各連
    通路に対して吸入行程又は圧縮行程中の前記各作動室と
    連通するようにガス案内溝が周方向に設けられ、かつ内
    部に一端が前記ガス案内溝に他端が吸入室又は吐出室に
    それぞれ連通するガス吸入通路及び/又はガス吐出通路
    が設けられたロータリーバルブを収容し、さらに前記回
    転軸とロータリーバルブを回転運動のみを伝達するよう
    に緩く連結した斜板式圧縮機における冷媒ガス案内機
    構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5362208A (en) * 1992-03-04 1994-11-08 Nippondenso Co., Ltd. Swash plate type compressor
US5478212A (en) * 1992-03-04 1995-12-26 Nippondenso Co., Ltd. Swash plate type compressor

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US5362208A (en) * 1992-03-04 1994-11-08 Nippondenso Co., Ltd. Swash plate type compressor
US5478212A (en) * 1992-03-04 1995-12-26 Nippondenso Co., Ltd. Swash plate type compressor

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