JPH11355938A - 自動車用の電気接続箱 - Google Patents

自動車用の電気接続箱

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JPH11355938A
JPH11355938A JP10158248A JP15824898A JPH11355938A JP H11355938 A JPH11355938 A JP H11355938A JP 10158248 A JP10158248 A JP 10158248A JP 15824898 A JP15824898 A JP 15824898A JP H11355938 A JPH11355938 A JP H11355938A
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JP
Japan
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bus bar
electronic component
bus
diode
terminals
Prior art date
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Pending
Application number
JP10158248A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kawakita
伸二 川北
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品とバスバーとの電気接続形態を改良
する。 【解決手段】 バスバー11、12を内部回路として収
容したケース10の内部に、ダイオード13、コンデン
サ、トランジスタ等の電子部品を収容して、上記バスバ
ー上に載置し、上記電子部品の底面より突出させた端子
15を、上記バスバーに形成した貫通孔に通した後にカ
シメ固着あるいは溶着してバスバーに直接的に電気接続
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の電気接
続箱に関し、詳しくは、プリント基板上に実装されてい
たダイオード、トランジスタ、コンデンサ等の電子部品
を、バスバー等からなる分岐回路を収容した電気接続箱
内に収容して、電線等を介さずに分岐回路と接続できる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、バスバー等か
らなる分岐回路を収容したジャンクションボックス等の
電気接続箱1と、プリント基板上にダイオード、トラン
ジスタ、コンデンサ等の電子部品を搭載した状態でケー
ス内に収容した電子制御ユニット(ECU)2とは、別
々に組み立てられている。電子制御ユニット2への電源
の供給は、電気接続箱1より電線3を介して行われてい
る。
【0003】また、電気接続箱1の外部あるいは内部に
電子制御ユニット2を組みつけ、電気接続箱の内部回路
のバスバーと電子制御ユニット2の電子部品の端子とを
中継端子を介して接続している場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図8に示す別々に
組み立て、電線3を介して電子制御ユニット2に電源を
供給する方法では、電線3の両端と電気制御ボックス側
のバスバーおよび電子制御ユニット側の電子部品とを接
続するために、夫々コネクタが必要で、かつ、電線3の
両端にコネクタに接続するための端子を圧着して取り付
けておく必要があり、部品点数および作業数が多い問題
がある。
【0005】また、後記した電子制御ユニット2を電気
接続箱1に組みつけておく場合も、中継端子を必要とす
る等、部品点数および作業数が多い問題がある。よっ
て、いずれの場合もコスト高になっている。
【0006】さらに、ダイオード等の電子部品をプリン
ト基板に実装する場合、プリント基板に穿設した孔に電
子部品の端子を通して、プリント基板の導電体に半田付
けで固着して電気的に接続している。しかしながら、半
田付けは鉛を使用するため、リサイクル性を考慮する
と、環境的に好ましくない問題もある。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、電気接続箱のバスバーと電子部品とを、他部品を
介さずに接続できるようにして、部品点数を低減し、か
つ、半田付けを使用せずに電気的に接続して、環境的に
優れたものとすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、バスバーを内部回路として収容したケー
ス内部に、ダイオード、コンデンサ、トランジスタ等の
電子部品を収容して、上記バスバー上に載置し、上記電
子部品の底面より突出させた端子を、上記バスバーに形
成した貫通孔に通した後にカシメ固着あるいは溶着して
バスバーに電気的に接続している自動車用の電気接続箱
を提供している。
【0009】即ち、従来プリント基板上に実装していた
ダイオード等の電子部品を、プリント基板に実装せず、
直接的に電気接続箱の内部に収容したバスバーの上縁に
搭載し、電子部品の端子とバスバーにカシメ固着あるい
は溶接して溶着している。
【0010】このように、電子部品をバスバー上に直接
搭載して電気的に接続すると、従来必要とされていた多
数の中継部材が不要となり、部品点数を大幅に削減でき
る。また、電子部品の端子をバスバーに設けた貫通孔に
通した後に、カシメてバスバーに固着し、あるいは、溶
接してバスバーに固着しているため、従来使用されてい
た半田付けは不要となり、鉛による環境上の問題を解消
することができる。
【0011】また、上記電子部品を基板上に搭載し、該
基板の下面にバスバーを固定し、上記電子部品の端子を
基板およびバスバーに連通して形成した貫通孔を通し
て、上記バスバーにカシメ固着あるいは溶接してもよ
い。このように、基板を介して電子部品とバスバーとを
接続した状態で一体化しておき、この一体化したものを
電気接続箱のケース内に収容してもよい。
【0012】この場合も、半田付けを使用せずに電子部
品とバスバーとを接続して、電子部品に電源を供給でき
るとともに、中継端子等の中継部材を必要とせず、環境
上およびコストの点から好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図3は第1実施形態を示し、ジャ
ンクションボックスのケース10内に配置されるバスバ
ー11,12上面にダイオード13を搭載している。
【0015】図2に示すように、上記バスバー11、1
2には夫々貫通孔11a、12aを予め穿設している。
ダイオード13の絶縁樹脂ケース14をバスバー11、
12上に配置し、該ケース14の下面より突出したピン
状の端子15を上記貫通孔11a、12aに通してい
る。すなわち、2個の端子15ー1と15ー2を一対の
貫通孔11aに通す一方、残りの2個の端子15ー3と
15ー4を一対の端子孔12aに通している。
【0016】上記各端子15(15ー1〜15ー4)は
貫通孔11a、12aより突出し、この突出した部分を
カシメて、頭部15aを形成して、バスバー11、12
に端子15をカシメ固着している。
【0017】なお、図4に示すように、端子15の突出
部をカシメにより折り曲げて、バスバー11、12の下
面に折り曲げ部15bを接触させて固定してもよい。
【0018】さらに、図5に示す第2実施形態では、図
4に示すように端子15の折り曲げ、この折り曲げ部1
5bをバスバー11、12と溶接している。
【0019】このように、ダイオード13をバスバー1
1、12上に搭載して、カシメ固着あるいは溶接して電
気的に接続させた状態で、電気接続箱10内に収容して
いる。電気接続箱10内のバスバー11は電源側と接続
されているため、該バスバー11に端子15を接続した
ダイオード13には電源が供給される。
【0020】図6および図7は第3実施形態を示し、ダ
イオード13を基板(プリント基板に用いられていた薄
肉の絶縁樹脂板)20の上面に搭載し、該基板20の下
面にバスバー11’、12’を固定している。このバス
バー11’、12’の固定は、基板20より突設したリ
ブ21をバスバー11’、12’に設けた貫通穴11
b’、12b’に通し、突出したリブ21の先端をカシ
メて固定している。
【0021】上記基板20およびバスバー11’、1
2’にダイオード13の端子15を貫通させる貫通孔2
0a、11a’,12a’を連通して形成しており、こ
れら貫通孔を通した端子15の突出部を第1実施形態と
同様にカシメて、バスバー11’、12’に固定し、ダ
イオード13とバスバー11’、12’とを電気的に接
続している。
【0022】上記のように、ダイオード13、基板2
0、バスバー11’、12’とを一体的に組みつけた状
態で、電気接続箱のケース10内に収容している。
【0023】なお、上記実施形態では、バスバーにダイ
オードを搭載して、電気的に接続しているが、ダイオー
ドに限定されず、従来、プリント基板に搭載されて電子
制御ユニットに組み込まれていた他の電子部品、例え
ば、コンダンサ、トランジスタ等もダイオードと同様に
バスバーに搭載して直接接続してもよいことは言うまで
もない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、電子制
御ユニット内でプリント基板上に搭載していたダイオー
ド等の電子部品を、本発明では、バスバーを収容する電
気接続箱内に収容し、バスバー上に搭載して、電子部品
の端子をバスバーと直接に接続しているため、従来必要
とされていた電線、中継端子等の部品を不要とでき、コ
ストの低減を図れると共に、組みつけ工数を大幅に削減
できる。
【0025】さらに、電子部品をプリント基板に半田付
けしていた場合は、半田の鉛によりリサイクル時に環境
上の問題が発生するが、本発明では半田を使用せずに、
カシメ固着あるいは溶接で電子部品をバスバーと接続し
ているため、環境上も好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す要部概略図であ
る。
【図2】 第1実施形態のバスバーとダイオードとの関
係を示す斜視図である。
【図3】 バスバーとダイオードとを接続した状態を示
す断面図である。
【図4】 図3の変形例を示す断面図である。
【図5】 第2実施形態の要部断面図である。
【図6】 第3実施形態を示す分解斜視図である。
【図7】 第3実施形態のバスバーとダイオードとを接
続した状態を示す断面図である。
【図8】 従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱のケース 11、12 バスバー 11a、12a 貫通穴 13 ダイオード 15 端子 20 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバーを内部回路として収容したケー
    ス内部に、ダイオード、コンデンサ、トランジスタ等の
    電子部品を収容して、上記バスバー上に載置し、上記電
    子部品の底面より突出させた端子を、上記バスバーに形
    成した貫通孔に通した後にカシメ固着あるいは溶着して
    バスバーに直接的に電気接続している自動車用の電気接
    続箱。
  2. 【請求項2】 上記電子部品を基板上に搭載し、該基板
    の下面にバスバーを固定し、上記電子部品の端子を基板
    およびバスバーに連通して形成した貫通孔を通して、上
    記バスバーにカシメ固着あるいは溶接している請求項1
    に記載の自動車用の電気接続箱。
JP10158248A 1998-06-05 1998-06-05 自動車用の電気接続箱 Pending JPH11355938A (ja)

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JP10158248A JPH11355938A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 自動車用の電気接続箱

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JPH11355938A true JPH11355938A (ja) 1999-12-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07241020A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Yazaki Corp 電気接続箱およびその製造方法
JPH0743787U (ja) * 1994-12-26 1995-09-12 東芝ホームテクノ株式会社 Pc基板装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07241020A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Yazaki Corp 電気接続箱およびその製造方法
JPH0743787U (ja) * 1994-12-26 1995-09-12 東芝ホームテクノ株式会社 Pc基板装置

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