JPH11355577A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11355577A
JPH11355577A JP10160761A JP16076198A JPH11355577A JP H11355577 A JPH11355577 A JP H11355577A JP 10160761 A JP10160761 A JP 10160761A JP 16076198 A JP16076198 A JP 16076198A JP H11355577 A JPH11355577 A JP H11355577A
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threshold value
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Yoshiyuki Namitsuka
義幸 波塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで階調性と低濃度の再現性を向上さ
せる。 【解決手段】 閾値設定部5−10は平滑処理部5−5
により平滑化された平滑化信号とエッジ検出部5−6に
より検出されたエッジ検出信号に基づいて変動閾値を発
生する。濃度補正部6aはMTF補正部5−3により強
調された強調信号又は平滑処理部5−5により平滑化さ
れた平滑化信号の濃度を補正し、濃度補正部6bは閾値
設定部5−10からの変動閾値の濃度を補正する。階調
処理7は濃度補正部6aにより補正された信号の階調性
を濃度補正部6bにより補正された変動閾値に基づいて
再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナから読み
込まれた画像を転写紙上で再生するための画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例としては、例えば特開平
8−274986号公報に示すように、主に400dp
iのシステムにおいて高画質を実現するために、コピー
とファクシミリ(FAX)等の複合機においてコピー用
の多値処理とFAX用の2値処理を区別して、並行動作
とそれぞれの画像処理を最適化する方法が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、2値及び多値の回路構成とRAM制御を考慮
していないので、高密度システムでは1画素当たりの階
調数を削減して高い画質を実現することができないとい
う問題点がある。また、上記従来例では更に、単純2値
化、2値/多値誤差拡散処理を行う場合における閾値の
変動による地肌を追従させることができず、また、テク
スチャを軽減することができない。
【0004】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、低コ
ストで階調性と低濃度の再現性を向上させることができ
る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明はまた、読み取り画素密度と書き込
み画素密度の高密度化に対して、1画素当たりの階調数
を削減して高い画質を実現することができる画像処理装
置を提供することを目的とする。
【0006】本発明はまた、スキャナ及び書き込み系の
濃度変換手段と空間フィルタから抽出された濃淡情報に
基づいて階調の再現性を安定化させることができる画像
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、2値化時に不要な孤立点を
増強することを防止することができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、入力画像データを強調する強調手段
と、入力画像データを平滑化する平滑化手段と、入力画
像データに基づいてエッジを検出するエッジ検出手段
と、前記平滑化手段により平滑化された平滑化信号と前
記エッジ検出手段により検出されたエッジ検出信号に基
づいて変動閾値を発生する変動閾値発生手段と、前記強
調手段により強調された強調信号又は前記平滑化手段に
より平滑化された平滑化信号の濃度を補正する第1の濃
度補正手段と、前記変動閾値の濃度を補正する第2の濃
度補正手段と、前記第1の濃度補正手段により補正され
た信号の階調性を前記第2の濃度補正手段により補正さ
れた変動閾値に基づいて再現する階調処理手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】第2の手段は、第1の手段において2値化
処理時に処理画像に応じて前記変動閾値又は固定閾値を
切り替えて前記階調処理手段に出力する手段を更に備え
たことを特徴とする。
【0010】第3の手段は、第1、第2の手段において
入力画像データの孤立点を検出する孤立点検出手段と、
前記孤立点検出手段により検出された信号に基づいて前
記強調手段により強調された強調信号から孤立点を除去
する孤立点除去手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0011】第4の手段は、第3の手段において前記孤
立点検出手段が変倍率に応じてマトリクスサイズを切り
替えて孤立点を検出することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る画像処
理装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1のス
キャナγ補正部のスキャナγ補正テーブルと濃度補正テ
ーブルを示す説明図、図3は図1のスキャナγ補正部を
詳しく示すブロック図、図4は図1の空間フィルタ処理
部を詳しく示すブロック図、図5及び図6は図4の孤立
点検出部を詳しく示すブロック図、図7は図4の閾値設
定部を詳しく示すブロック図である。
【0013】また、図8は図1の濃度補正部と階調処理
部を詳しく示すブロック図、図9は図8におけるディザ
及び誤差拡散用マトリクスRAMを2値データマトリク
スとして使用する場合のデータを示す説明図、図10は
図8におけるディザ及び誤差拡散用マトリクスRAMを
多値データマトリクスとして使用する場合のデータを示
す説明図、図11は図8の2値多値誤差拡散処理部を詳
しく示す説明図、図12は固定閾値/変動閾値切り替え
回路を示すブロック図である。
【0014】図1において、画像データは読み取り部
(スキャナ)1から順次、シェーディング補正部2、図
2及び図3において詳しく説明するスキャナγ補正部
3、主走査電気変倍部4、図4〜図7において詳しく説
明する空間フィルタ処理部5、図8〜図12において詳
しく説明する濃度補正部6(6a、6b)及び階調処理
部7、PWM変調部8を経由して書き込み部9に転送さ
れる。また、システムバス10にはCPU11、RAM
12、ROM13、操作部14が接続されている。
【0015】読み取り部1は、原稿濃度を光源の反射光
としてCCD等の撮像素子により電気信号に変換し、次
いでこのアナログ信号をディジタル画像信号に変換す
る。続くシェーディング補正部2はこのディジタル画像
信号に対して読み取り部1の光源、CCDを含む光学系
による主走査方向の濃度ムラに関する補正を行う。この
とき、シェーディング補正部2は予め濃度基準となる白
板を読み込んでメモリに記憶し、この基準データにより
原稿の読み取りデータを主走査方向にドット単位で補正
を行う。このシェーディング補正後のデータの特性は、
反射率に関してリニアである。
【0016】続くスキャナγ補正部3はこの反射率に関
してリニアなデータを原稿濃度に関してリニアなデータ
に変換する。このとき、図2(1)に示すように予めス
キャナ1の読み取りの読む取り特性を測定して、その
逆特性となる変換テーブルをRAM3−1(図3)に
ダウンロードし、スキャナγ補正部3はこの変換テーブ
ルにより反射率に関してリニアなデータを原稿濃度に
関してリニアなデータに変換する。
【0017】ここで、図2(1)に示す濃度特性は、
原稿濃度に対するシェーディング補正後の画像データを
示し、リニアな特性ではない。すなわち、低濃度領域で
は急激に立ち上がり、高濃度領域では電気信号上飽和し
て、一般的にはExp(γ)の特性となる。図2(1)に示
す特性は、特性を濃度リニヤに変換するための特性
であり、特性に対してExp(1/γ)を乗算している。
これにより、濃度信号のダイナミックレンジが増加す
る。
【0018】スキャナγ補正部3はまた、この変換以外
に、図2(2)に示す濃度補正テーブルにより低濃度部
を強調したり、逆に濃度レベルを落とす濃度補正も行
う。図2(2)は書き込み系10のプロセス反応に対す
るγ特性を補正し、更に濃度変更を行うための変換テー
ブルをRAM3−1(図3)にダウンロードして特性値
を乗じたテーブルである。具体的にはルックアップテー
ブルとしてデータを参照して置き換える。なお、図2
(2)において、上に凸の曲線は低濃度領域をより再現
する特性であり、下に凸の曲線は低濃度領域を飛ばす
(より再現しない)特性である。これらの特性は、モー
ドと濃度ノッチの組み合わせにより任意に設定すること
ができる。
【0019】スキャナγ補正部3では図3に示すよう
に、濃度再現性と階調再現性の自由度を得るために、変
換パラメータをRAM3−1にダウンロードするように
構成されている。RAM3−1はスキャナγ補正、画像
データの濃度補正、変動閾値に対する濃度補正、ディザ
及び誤差拡散処理のための量子化閾値の設定を行うため
のものであり、CPU11からのデータダウンロードと
ルックアップテーブルの切り替え手段は共通である。図
3はCPU11からRAM3−1へのアクセスと、テー
ブル参照の切り替えを説明する図である。RAM3−1
のサイズは任意に設定可能であり、アドレス空間は入力
画像の1画素当たりの階調数だけあればよい。例えばC
CDデータを8ビットでA/D変換するシステムの場合
にはアドレス空間は8ビットでよい。
【0020】データダウンロードのためにCPU11が
アクセスするモード時には、CPU11からのアドレス
バスをマルチプレクサ(MUX)3−2を介してRAM
3−1のアドレス端子ADDRに接続し、CPU11か
らのダウンロードデータをRAM3−1のデータ入力端
子DATIを介して書き込む。このとき、RAM3−1
はマルチプレクサ(MUX)3−3を介してライトモー
ドに設定される。なお、図3に示すRAM3−1は、ク
ロックCLKに同期する同期RAMであるが、非同期R
AMであってもCPUモードとデータ参照モードの切り
替え方式は同じである。
【0021】通常の画像処理モード時には、RAM3−
1のアドレス端子ADDRにはマルチプレクサ3−2を
介して被変換画像が入力し、また、RAM3−1はマル
チプレクサ3−3を介してリードモードに設定される。
これにより、被変換画像の値がアドレスとして入力する
と、その変換後の値がRAM3−1のデータ出力端子D
ATOを介して出力される。したがって、このようなR
AM構成により回路構成と演算処理を軽減することがで
き、また、データの任意性を確保することができる。
【0022】図1に戻り、続く主走査電気変倍部4は変
倍時に、主走査方向の拡大、縮小を行う。このとき、コ
ンボリューション法により読み取り部1の光学系MTF
を維持したまま変倍処理を行うことにより画像データの
解像度を維持することができる。なお、副走査方向の変
倍は、読み取り部1を機械的に制御することにより行
う。
【0023】続く空間フィルタ処理部5は階調処理部7
のための前処理と特徴量抽出を行うために、MTF補
正、平滑処理、エッジ線分の検出、変動閾値の設定等の
各種機能を有する。図4〜図7を参照して空間フィルタ
処理部5について詳しく説明すると、先ず、図4に示す
ように複数のラインメモリ5−2を用いて2次元の画像
マトリクス5−1を構成し、次いでこの2次元内で入力
画像の周波数特性の補正と濃度特性に基づく特徴量抽出
を行う。詳しく説明すると、MTF補正部5−3は読み
取り部1の光学系におけるMTF劣化を補正するため
に、主走査方向及び副走査方向に独立してMTF補正係
数、補正強度が任意に設定可能に構成され、処理モー
ド、読み取り原稿、読み取り部1の光学系の種類に対し
て広く適応可能である。
【0024】孤立点検出部5−4はジェネレーションコ
ピーにより劣化が予想される地肌ノイズ、原稿ノイズを
検出する。このとき、画素配置の規則性を検出して完全
な孤立点であるか、低濃度の網点原稿の一部であるかを
判別して対象画素を絞り込む。図5、図6を参照して孤
立点検出部5−4を詳しく説明すると、周囲からの孤立
の状態を検出するために5×5画素、7×7画素、9×
9画素の各マトリクス5−4−1、5−4−2、5−4
−3の1つを選択(図示5−4−4)してその注目画素
(マトリクスの中心画素)と最外周の画素が完全に分離
されている場合に注目画素を孤立点と見なすように構成
されている。
【0025】この場合、等倍時には7×7画素のマトリ
クス5−4−2を用いることにより最大4×4画素の大
きさまで孤立点を検出することができる。また、縮小時
には孤立点画素と周辺画素の間隔も縮小されるので、4
×4の孤立点画素を50%縮小時で検出するためには5
×5画素のマトリクス5−4−1を用いて2×2画素の
サイズの塊を検出すればよい。逆に200%以上の拡大
時には4×4の孤立点画素も拡大されるので、9×9画
素のマトリクス5−4−3を用いないと検出することが
できなくなる。そこで、変倍率に応じてマトリクス選択
信号kmxを変更することによりマトリクス5−4−
1、5−4−2、5−4−3の1つを選択する。
【0026】ここで、5×5画素、7×7画素の各マト
リクス5−4−1、5−4−2による孤立点除去だけで
は、原稿中の有用な情報である低濃度のディザパターン
が除去される。そこで、この不具合を解消するために、
先ず、着目画素が白地、孤立点であるか又は否かを示す
判定信号T1(白地、孤立点の場合にT1=1、他の場
合にT1=0)を用いる。また、比較器5−4−6によ
り画像データと閾値kbthを比較することにより白画
素であるか又は否かを示す判定信号T2(白画素の場合
にT2=1、非白地の場合にT2=0)を生成する。
【0027】更に、状態遷移判定部5−4−7は判定信
号T1、T2と、連続する白画素数5−4−8と孤立点
サイズ5−4−9をカウントする。ここで、状態遷移判
定部5−4−7により判定された画素の状態state
は、白画素が広く連続しているペーパ状態と、孤立点で
あるドット状態と、絵柄、文字又は低濃度網点部又は白
画素が広く連続していない画像状態の間を遷移する。な
お、状態stateはペーパ状態から始まる。
【0028】判定部5−4−5は判定信号T1、T2と
状態stateに基づいて孤立点検出信号result
を図6に示す強度演算部5−4−10に出力する。強度
演算部5−4−10にはまた、MTF補正後の画像デー
タmtfoと補正データktjが印加される。ここで、
MTF補正後の画像データmtfoは強調処理されてい
るので、孤立点が強調されており、孫コピーによりこの
ままの処理を複数回繰り返すとジェネレーションが悪化
して黒のポチポチが目立つ低品質な画像となる。
【0029】そこで、強度演算部5−4−10及び選択
部5−4−11により、孤立点ではMTF強調せずに、
周辺と平滑処理するか、又は白レベルに置き換える。こ
のとき、信号kmodにより孤立点除去処理をオン、オ
フして切り替え、また、処理する場合には補正データk
tjにより切り替える。また、補正データktjは強制
的な白レベルに変換する場合に最大(=0)とし、ま
た、MTF補正後の画像データmtfoを1/32、1
/8、1/2のように弱める。
【0030】図4に示す孤立点除去部5−7は、検出さ
れた孤立点を完全に除去するか、周辺画素の平均値で置
き換えるかを選択してノイズ成分を除去する。次いで、
細線化/太線化処理部5−8は処理を主走査方向及び副
走査方向に独立して行い、また、MTF補正係数と連動
してライン濃度を再現するために主走査方向と副走査方
向のバランスを調整する。
【0031】平滑処理部5−5は網点原稿とA/D変換
時の折り返し歪みにより発生するモアレ成分を除去し、
また、後段の濃度補正部6a、6bと階調処理部7にお
いて変動閾値を設定するために周囲情報を抽出する。エ
ッジ検出部5−6は水平、垂直、左右斜め方向の成分の
エッジ線分を検出してセレクタ5−9に対して選択信号
として出力し、また、後段の濃度補正部6a、6bと階
調処理部7において変動閾値を設定するために周囲情報
を抽出する。セレクタ5−9はエッジ検出部5−6から
エッジ検出信号が入力した場合には細線化/太線化処理
部5−8の出力を選択し、非エッジ検出信号が入力した
場合には平滑処理部5−5の出力を選択して後段の濃度
補正部6aに出力する。
【0032】図7は閾値設定部5−10を詳しく示して
いる。先ず、ノイズ及び濃度安定領域で使用するため
に、レベル判定部5−10−1により平滑処理された画
像信号と、不図示のレジスタに設定されている上限値及
び下限値とをそれぞれ比較することにより平滑化信号を
規定する。このとき、平滑化信号が下限値以下の場合に
は下限値に置き換え、上限値以上の場合には上限値に置
き換え、下限値と上限値の間の場合にはそのまま平滑化
信号を用いる。
【0033】次いでセレクタ5−10−2により、エッ
ジ検出信号に基づいて不図示のレジスタに設定されてい
る固定閾値か、又はレベル判定部5−10−1からの下
限値と上限値の間の平滑化信号を選択する。この場合、
地肌濃度に追従させる完全な変動閾値の場合には、非エ
ッジ部では固定閾値を選択し、エッジ部では上記の平滑
化信号を選択する。また、高濃度のエッジと低濃度のエ
ッジを分離して再現させる場合には2段階の閾値を選択
し、このとき、エッジ部では固定閾値を選択し、非エッ
ジ部では上記の平滑化信号を選択する。基本的には固定
閾値が高濃度のエッジのための2値化用閾値として機能
し、平滑化データに対する下限値が低濃度のエッジのた
めの2値化用閾値として機能する。
【0034】この空間フィルタ処理部5からは、フィル
タ処理された画像データと、2値化のための変動閾値が
出力され、図8に詳しく示す濃度補正部6a、6bは連
動して、それぞれ空間フィルタ処理部5からの画像デー
タと変動閾値に対して濃度補正を行う。このとき、書き
込み系9のγ補正と濃度ラッチに対応する再生濃度変換
を行い、また、RAM12内の任意の変換データがダウ
ンロードされる。なお、画像データと変動閾値に対して
同一のデータをダウンロードすることが基本であるが、
階調特性を意図的に変化させるために異なるデータを用
いる場合もある。
【0035】続く階調処理部7は画像データを書き込み
系10の特性に合うように変換するために、1画素当た
りの濃度データを面積階調に変換する。階調処理部7は
また、単純多値化、2値化、ディザ処理、誤差拡散処
理、位相制御等の機能を有し、面積階調への変換の際に
はある領域内で量子化閾値を分散させる。また、この閾
値を分散する際には任意の閾値をマトリクスRAM6−
10(図8)にダウンロードし、処理モードに応じてR
AMアクセス手段を切り替えて適切な量子化を選択す
る。
【0036】図8は濃度補正部6a、6bと階調処理部
7を詳しく示している。先ず、ルックアップテーブルと
して、変動閾値に対する濃度変換用γ補正テーブルのた
めのRAM6−1と、画像データに対する濃度変換用γ
補正テーブルのためのRAM6−8と、ディザ及び誤差
拡散用マトリクスのためのRAM6−10が設けられて
いる。そして、RAM6−1とγ変換部(閾値)6−2
(濃度補正部6b)により濃度変換された閾値は変動2
値化部6−3に印加され、また、RAM6−8とγ変換
部(濃度)6−7(濃度補正部6b)により濃度変換さ
れた画像データは、階調処理部7を構成する変動2値化
部6−3と、2値/誤差拡散処理部6−11と、多値レ
ベル変換部6−18と2値/多値ディザ処理部6−20
に印加される。
【0037】すなわち、2値処理用のパスと多値処理用
のパスが設けられ、単純2値化処理時にはRAM6−1
とγ変換部(閾値)6−2により濃度変換された閾値を
変動2値化部6−3、先端画素制御部6−4及びバイナ
リフィルタ6−5において各画素処理を行う。
【0038】また、ディザ処理及び誤差拡散処理は、2
値、多値共に共通の回路で処理を行い、RAM6−10
のデータ内容とアドレス・アクセスの切り替えにより2
値、多値の処理を切り替える。また、多値レベル変換部
6−18と多値誤差拡散部6−11の処理時に、濃度処
理と合わせて主走査方向の前後の濃度分布に応じてドッ
ト形成のための位相情報を位相制御部6−15、6−1
9及び選択部6−10により付加する。例えば3値化の
場合、信号レベルには2ビットを割り当てて「00」、
「01」、「10」、「11」を設定する。
【0039】なお、これは通常4値化と言うが、「0
0」を白、「11」を黒に設定して「01」、「10」
共にPWMにおけるデューティ比を50%とすると濃度
レベルとしては3値となる。そして、同じ50%であっ
ても「01」の時には右位相によりドット形成領域の右
半分でレーザを点灯し、「10」の時には左位相により
ドット形成領域の左半分でレーザを点灯する。このと
き、PWM変調部9と連動することにより、上記の位相
を定義して処理を行う。
【0040】また、2/多値ディザ処理部6−20によ
る3値化処理時にも、同様なパルスコードを発生する。
これについては図9を参照する際に詳しく説明する。ま
た、多値処理時には簡易エッジ検出部6−21により主
走査方向の簡易エッジ検出を行い、その線分エッジ情報
に基づいて選択部6−16により単純多値処理又は多値
誤差拡散処理を選択する。
【0041】図9はディザ及び誤差拡散用マトリクスR
AM6−10のアドレス空間を8ビットで構成した場合
の2値ディザマトリクスのダウンロードデータを示して
いる。2値ディザマトリクスとしては主走査方向が4、
6、8、16画素、副走査方向が同じく4、6、8、1
6画素としてこれらを任意に組み合わせて設定すること
ができる。このとき、必要な線数、画像のライン間の間
引き等の状態に応じて組み合わせとパターンデータを選
択する。また、RAM6−10のアクセスは、処理、制
御及び構成を簡単にするためにシーケンシャルなアクセ
スではなく、2次元配列に基づいてシーク処理を行う。
【0042】図10はディザ及び誤差拡散用マトリクス
RAM6−10を多値データマトリクスとして使用する
場合を示し、特にマトリクスサイズが図10(1)は4
×4画素A〜Pの場合、図10(2)は6×6画素aa
〜ffの場合、図10(3)は8×8画素aa〜hhの
場合を示している。このマトリクスのアクセスは2次元
配列に基づいてシーク処理を行うが、主走査方向のアド
レス数は2倍必要とする。例えば図6(1)に示す4×
4画素の場合、主走査方向については各画素当たり2ア
ドレスを割り当てて8アドレスを参照する。
【0043】画素Aについては内部的に閾値A0、A1
を参照する。これによりそれぞれのマトリクス対応画素
と2つの閾値を比較する。また、左パルスの場合には大
小関係がA0<A1の閾値A0、A1を設定し、右パル
スの場合にはA0>A1の閾値A0、A1を設定する。
そして、画素Aが閾値A0、A1より小さい場合には量
子化コード=00が割り当てられ、画素Aが閾値A0、
A1より大きい場合には量子化コード=11が割り当て
られる。また、画素Aが閾値A0、A1の間の場合には
右パルス(右位相)又は左パルス(左位相)のときで割
り当てコードが異なり、右パルス系列が割り振られてい
るときには量子化コード=01が割り当てられ、左パル
ス系列が割り振られているときには量子化コード=10
が割り当てられる。
【0044】図10(1)における残りの画素B〜P
と、図10(2)における6×6画素aa〜ff、図1
0(3)における8×8画素aa〜hhについても、基
本的に位相生成を考慮して閾値をRAM6−10にダウ
ンロードすることにより、同様な定義に基づいてパルス
コードを生成する。
【0045】図11は2値/誤差拡散処理部6−11の
構成と処理を示している。先ず、入力画像と誤差重み付
け積和演算部105からの積和結果を加算部101によ
り加算した加算結果Sijに対する量子化閾値として、固
定閾値又は変動閾値Tij(ディザ及び誤差拡散用マトリ
クスRAM6−10)を図12に示す閾値切り替え回路
により選択する。変動閾値Tijを使用する場合には、あ
るブロック単位で繰り返す変動閾値TijをRAM6−1
0に設定する。
【0046】図11(2)は2値の場合の8×8画素の
変動領域における閾値Tijの一例を示している。なお、
閾値Tijをブロック内で変動させることによりテクスチ
ャを低減することができる。また、8×8画素のマトリ
クス領域内で固定閾値と変動閾値Tijを混在させること
により、エッジの保存性と階調再現性のバランスを調整
することができる。多値の場合には、マトリクス内の1
画素に対して複数の閾値Tijにより量子化コードを変更
する。位相に関しては別途、主走査方向の濃度分布に応
じて再配置する。
【0047】そして、8値化/4値化/3値化/2値化
部102により加算部101からの値Sijと変動閾値T
ijが比較されて8値化/4値化/3値化/2値化され
る。また、8値化/4値化/3値化/2値化後のデータ
Gijと処理前のデータSijの誤差Eijが誤差算出部10
3により算出されて誤差メモリ104に格納される。次
いで誤差重み付け積和演算部105によりこの誤差に対
して5×2(実際には5+3)の係数が乗算されて各乗
算結果が加算され、この積和演算結果が加算部101に
印加される。なお、誤差重み付け積和演算部105の5
×2の係数マトリクスと図11(1)に示す係数分布は
一例である。
【0048】図12に示す固定閾値/変動閾値の切り替
え回路では、設定モードに応じてシステムバス経由でマ
ルチプレクサ112を切り替えて変動閾値又は固定閾値
(レジスタ111)を選択し、比較部113を介してR
AM6−10に出力する。また、変動閾値に関しては、
誤差拡散の場合にはRAM6−10への設定値を主走査
方向及び副走査方向のアドレス制御と、多値化レベルで
参照する閾値を制御する。また、単純2値化の場合には
空間フィルタ部5により設定され、濃度補正された閾値
を用いる。固定閾値はハード的に固定された値ではな
く、CPU11によりレジスタ111に設定された値を
固定閾値として用い、モードと画像特性に応じて変更可
能である。
【0049】図1に戻り、続くPWM(パルス幅変調)
変調部8では書き込み部9の書き込みレーザのために画
像データをパルス幅変調する。このため、前段の階調処
理部7における位相制御とこのパルス幅変調と連動し
て、ドットの集約と分散を滑らかに行って階調を表現す
る。続く書き込み部9では例えばレーザによる感光体へ
の作像、転写、定着などの公知の電子写真プロセスによ
り転写紙上に画像を再現する。なお、書き込み部9がイ
ンクジェット等の現像方式の場合には、PWM変調部8
以下の構成が異なるが、ドット再現のための位相制御ま
では同一の構成である。
【0050】階調処理の設定、濃度補正の切り替え等は
操作部14からの操作モードに連動し、絵柄主体の原稿
や文字主体の原稿等に応じて処理モードを選択して薄い
原稿や濃い原稿に応じて濃度補正用パラメータを変更す
る。また、実際のシステム制御では、操作モードに応じ
てCPU11がシステムバス10を経由してRAM12
に設定したり、処理パスの経路を各ブロックに設定す
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、低コストで階調性と低濃度の再現性を向上さ
せることができ、また、読み取り画素密度と書き込み画
素密度の高密度化に対して、1画素当たりの階調数を削
減して高い画質を実現することができる。更に、スキャ
ナ及び書き込み系の濃度変換手段と空間フィルタから抽
出された濃淡情報に基づいて階調の再現性を安定化させ
ることができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、2値化処理
に処理画像に応じて変動閾値又は固定閾値を切り替えて
階調処理を行うので、文字の再現性を向上させることが
できる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、2値化時に
不要な孤立点を増強することを防止することができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、2値化時に
不要な孤立点を増強することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1のスキャナγ補正部のスキャナγ補正テー
ブルと濃度補正テーブルを示す説明図である。
【図3】図1のスキャナγ補正部を詳しく示すブロック
図である。
【図4】図1の空間フィルタ処理部を詳しく示すブロッ
ク図である。
【図5】図4の孤立点検出部を詳しく示すブロック図で
ある。
【図6】図4の孤立点検出部を詳しく示すブロック図で
ある。
【図7】図4の閾値設定部を詳しく示すブロック図であ
る。
【図8】図1の濃度補正部と階調処理部を詳しく示すブ
ロック図である。
【図9】図8におけるディザ及び誤差拡散用マトリクス
RAMを2値データマトリクスとして使用する場合のデ
ータを示す説明図である。
【図10】図8におけるディザ及び誤差拡散用マトリク
スRAMを多値データマトリクスとして使用する場合の
データを示す説明図である。
【図11】図8の2値多値誤差拡散処理部を詳しく示す
説明図である。
【図12】固定閾値/変動閾値切り替え回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 読み取り部(スキャナ) 2 シェーディング補正部 3 スキャナγ補正部 4 主走査電気変倍部 5 空間フィルタ処理部 5−3 MTF補正部 5−4 孤立点検出部 5−4−1,5−4−2,5−4−3 マトリクス 5−5 平滑処理部 5−6 エッジ検出部 5−7 孤立点除去部 5−10 閾値設定部 6a,6b 濃度補正部 6−10 マトリクスRAM 6−11 2値/多値誤差拡散部 6−18 多値レベル変換部 6−20 2値/多値ディザ処理部 7 階調処理部 8 PWM変調部 9 書き込み部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを強調する強調手段と、 入力画像データを平滑化する平滑化手段と、 入力画像データに基づいてエッジを検出するエッジ検出
    手段と、 前記平滑化手段により平滑化された平滑化信号と前記エ
    ッジ検出手段により検出されたエッジ検出信号に基づい
    て変動閾値を発生する変動閾値発生手段と、 前記強調手段により強調された強調信号又は前記平滑化
    手段により平滑化された平滑化信号の濃度を補正する第
    1の濃度補正手段と、 前記変動閾値の濃度を補正する第2の濃度補正手段と、 前記第1の濃度補正手段により補正された信号の階調性
    を前記第2の濃度補正手段により補正された変動閾値に
    基づいて再現する階調処理手段と、を備えた画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 2値化処理時に処理画像に応じて前記変
    動閾値又は固定閾値を切り替えて前記階調処理手段に出
    力する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 入力画像データの孤立点を検出する孤立
    点検出手段と、 前記孤立点検出手段により検出された信号に基づいて前
    記強調手段により強調された強調信号から孤立点を除去
    する孤立点除去手段と、を更に備えたことを特徴とする
    請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記孤立点検出手段は、変倍率に応じて
    マトリクスサイズを切り替えて孤立点を検出することを
    特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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