JPH11355029A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH11355029A
JPH11355029A JP10164616A JP16461698A JPH11355029A JP H11355029 A JPH11355029 A JP H11355029A JP 10164616 A JP10164616 A JP 10164616A JP 16461698 A JP16461698 A JP 16461698A JP H11355029 A JPH11355029 A JP H11355029A
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JP
Japan
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antenna
antenna element
frequency
helical antenna
helical
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Application number
JP10164616A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujikawa
浩 藤川
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q11/00Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q11/02Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
    • H01Q11/08Helical antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
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    • H01Q5/307Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way
    • H01Q5/342Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way for different propagation modes
    • H01Q5/357Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way for different propagation modes using a single feed point
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/06Details
    • H01Q9/14Length of element or elements adjustable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2種類の異なる通信系統でそれぞれ用いられ
ている携帯無線機での送受信が可能なアンテナ装置を提
供する。 【解決手段】 第1周波数に共振させたロッドアンテナ
エレメント26を筺体5に出没させ、第1ヘリカルアン
テナエレメント16を第2周波数に共振させるように調
整する。また、ヘリカルアンテナエレメント16を第1
周波数、第2周波数に共振させるように調整する。ロッ
ドアンテナエレメント26の収納状態では、固定アンテ
ナ部30が給電金具9に接続し、第1周波数と第2周波
数で共振する。ロッドアンテナエレメント26の伸張状
態では、ロッドアンテナエレメント26と第1ヘリカル
アンテナエレメント16が給電金具9に接続し、それぞ
れ第1周波数と第2周波数で共振する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、携帯電話機等の携帯無線機に
備えられるアンテナ装置に関し、特に、2つの異なる周
波数において送受信が可能となるアンテナ装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】携帯電話機のように、持ち運びながら使
用する携帯無線機においては、移動中にできるだけコン
パクトな形状とするように、携帯無線機の筺体から突出
したホイップアンテナを筺体内に収納するようにしてい
る。
【0004】この種の携帯無線機においては、給電金具
に常に接続するヘリカルアンテナを併用し、ホイップア
ンテナを筺体内に収納した状態と、引き出した状態のい
ずれの状態においても、送受信を行うようにしている
が、更に、収納した状態においても、2つの異なる周波
数に共振するアンテナ装置が、特表平9−505956
号によって開示されている。
【0005】この従来のアンテナ装置100を、図9乃
至図11で説明する。
【0006】図9に示すように、このアンテナ装置10
0は、固定アンテナ部130と摺動アンテナ部103と
から成る。固定アンテナ部130は、第1コイルから成
る第1ヘリカルアンテナエレメント116と第2コイル
から成る第2ヘリカルアンテナエレメント114は、互
いに螺旋状に巻き付けられ、更に、円筒状の絶縁スリー
ブ104に、螺旋状に巻き付けられている。各コイルの
一端は、導電スリーブ109に接続されており、導電ス
リーブ109は、絶縁スリーブ104の一端に取り付け
られている。導電スリーブ109は、携帯無線機(図示
せず)の送受信回路等に電気接続し、携帯無線機へアン
テナ装置100を取り付ける為の手段を構成している。
【0007】摺動アンテナ部103は、絶縁カバー12
5の下部に設けられた棒状のロッドアンテナエレメント
であり、絶縁スリーブ104と導電スリーブ109内を
挿通し、軸方向に携帯無線機から引き出し若しくは携帯
無線機内に収納自在となっている。
【0008】摺動アンテナ部103が、収納位置にある
とき、ロッドアンテナエレメントは、導電スリーブ10
9の下方に位置し、絶縁カバー125によって、導電ス
リーブ109との接続が断たれ、非使用状態にある。こ
のとき、固定アンテナ部130は、図10に示す等価回
路図のように、導電スリーブ109に接続し、第1ヘリ
カルアンテナエレメント116と第2ヘリカルアンテナ
エレメント114が、それぞれの共振周波数f11、f
12で共振し、図11に示すように、周波数f 10で共
振する1本のヘリカルアンテナのアンテナ機能(図中一
点鎖線で表示)よりも、遥かに広帯域なアンテナ機能を
有することになる。
【0009】また、摺動アンテナ部103を、引き出し
た状態とすると、ロッドアンテナエレメントの下端が導
電スリーブ109に電気接続し、周波数f10で共振す
るホイップアンテナとして機能する。
【0010】この従来のアンテナ装置100によれば、
摺動アンテナ部103を収納した状態と、引き出した状
態のいずれの状態においても送受信が可能であり、しか
も、図11に示すように、収納した状態において、2つ
の周波数f11、f12で無線信号を送受信できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の移動体通
信機器に使用される周波数帯域は、例えば、自動車電話
が900MHz帯域、PHSでは、1.9GHz帯域と
異なり、いずれの通信系統でも使用可能な携帯無線機が
望まれ、この為に、いずれの帯域においても送受信が可
能な、いわゆるデュアルバンド対応のアンテナ装置が求
められている。
【0012】しかしながら、既述の従来のアンテナ装置
100は、固定アンテナ部130が、摺動アンテナ部を
収納した際に、固定アンテナ部130によって広帯域な
送受信を可能としたもので、その為に、比較的近い2つ
の周波数f11、f12において共振するように2つの
ヘリカルアンテナエレメントを調整しているものであ
り、全く異なる周波数帯域に対応するものではない。仮
に、従来のアンテナ装置100と同種の構造によってこ
れに対応しようとすると、導電スリーブ109に、展開
長などが全く異なる2本のヘリカルアンテナエレメント
114、116を並列に外方に向けて接続する必要があ
り、携帯無線機の外観を損なうばかりか、部品点数が増
加し、組み立ても煩わしいものとなる。
【0013】また、従来のアンテナ装置100は、摺動
アンテナ部を引き出した状態において、ロッドアンテナ
エレメントのみをアンテナとして機能させるものである
ので、全く異なる2つの周波数帯域に対応させることが
できない。従って、摺動アンテナ部を、収納あるいは引
き出したいずれの状態においても、全く異なる2つの周
波数で共振させ、それぞれの帯域で送受信可能とするこ
とができなかった。
【0014】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、1種類のアンテナエレメントによっ
て、2種類の異なる通信系統でそれぞれ用いられている
周波数帯域において、携帯無線機での送受信が可能なア
ンテナ装置を提供することを目的とする。
【0015】更に、この発明は、摺動アンテナ部を収納
可能とし、収納の際と引き出した際のいずれにおいて
も、2種類の異なる通信系統でそれぞれ用いられている
周波数帯域において、携帯無線機での送受信が可能なア
ンテナ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ため、請求項1のアンテナ装置は、携帯無線機の筺体に
取り付けられた給電金具と、基端を給電金具に接続させ
たヘリカルアンテナエレメントを備え、ヘリカルアンテ
ナエレメントを、展開長と巻回ピッチを調整することに
よって、1/4波長のヘリカルアンテナとして、第1周
波数に共振させるとともに、3/4波長のヘリカルアン
テナとして、第1周波数の3倍より低い第2周波数に共
振させることを特徴とする。
【0017】第1周波数fで共振する1/4波長のヘ
リカルアンテナは、その3倍の周波数より低い第2周波
数fにおいて、再びfで共振するのインピーダンス
に近くなり、3/4波長のヘリカルアンテナとして、そ
のまま使用してもSWRは、殆ど変化しない。従って、
展開長と巻回ピッチを調整して、一端を給電金具に接続
させた1本のヘリカルアンテナエレメントを、第1周波
数fと第2周波数f に共振させることができ、異な
る2つの周波数帯域で送受信することができる。
【0018】請求項2のアンテナ装置は、1/4波長の
ホイップアンテナとして、第1周波数に共振するロッド
アンテナエレメントと、ロッドアンテナエレメントの基
端で電気接続する可動接触部とが同一軸線上に連設さ
れ、ロッドアンテナエレメントを被覆する絶縁カバーが
上部外周面に露出し、可動接触部が下部外周面に露出す
る摺動アンテナ部と、携帯無線機の筺体に取り付けら
れ、中央に穿設されたサポート孔に摺動アンテナ部を嵌
挿させて筺体に出没自在とするとともに、摺動アンテナ
部の外周面に弾性接触する給電金具と、展開長と巻回ピ
ッチを調整することによって、1/4波長のヘリカルア
ンテナとして、第1周波数の3倍より低い第2周波数に
共振する第1ヘリカルアンテナエレメントと、基端を給
電金具に電気接続させた第2ヘリカルアンテナエレメン
トと、第1ヘリカルアンテナエレメントと第2ヘリカル
アンテナエレメントを同一軸線上に直列に接続し、第1
ヘリカルアンテナエレメントの基端と第2ヘリカルアン
テナエレメントの先端に電気接続するとともに、筺体に
出没する摺動アンテナ部の外側面に弾性接触する連結金
具とを備え、第2ヘリカルアンテナエレメントの展開長
と巻回ピッチを調整することによって、第1ヘリカルア
ンテナエレメントと連結金具と第2ヘリカルアンテナエ
レメントとからなる固定アンテナ部を、1/4波長のヘ
リカルアンテナとして、第1周波数に共振させるととも
に、3/4波長のヘリカルアンテナとして、第2周波数
に共振させ、摺動アンテナ部を筺体内に押し込んだとき
には、給電金具と連結金具は、絶縁カバーに弾性接触
し、給電金具に電気接続する固定アンテナ部が、第1周
波数と第2周波数に共振し、摺動アンテナ部を筺体から
引き出したときには、給電金具と連結金具は、可動接触
部に弾性接触し、第2ヘリカルアンテナエレメントの両
端が、可動接触部によってショートするとともに、可動
接触部を介して給電金具に電気接続するロッドアンテナ
エレメントと第1ヘリカルアンテナエレメントが、それ
ぞれ第1周波数と第2周波数に共振することを特徴とす
る。
【0019】摺動アンテナ部が、携帯無線機の筺体に取
り付けられた給電金具のサポート孔に嵌挿することによ
って、筺体内に押し込まれ、若しくは筺体から引き出さ
れる。
【0020】摺動アンテナ部を筺体内に押し込んだとき
には、ロッドアンテナエレメントと給電金具は、摺動ア
ンテナ部の上部外周面に露出する絶縁カバーで絶縁され
る。第1ヘリカルアンテナエレメントと連結金具と第2
ヘリカルアンテナエレメントが直列に接続されてなる固
定アンテナ部は、基端を給電金具に接続した1/4波長
と3/4波長の接地アンテナとして作用し、第1周波数
と第1周波数fより低い第2周波数fに共振す
る。
【0021】摺動アンテナ部が筺体から引き出されたと
きには、ロッドアンテナエレメントと接続し、摺動アン
テナ部の下部外周面に露出する可動接触部は、給電金具
と連結金具のいずれにも電気接続する。従って、両端を
給電金具と連結金具に接続する第2ヘリカルアンテナエ
レメントは、アンテナとして作用しない。
【0022】また、第1ヘリカルアンテナエレメント
は、基端が連結金具と可動接触部を介して給電金具に接
続し、1/4波長のヘリカルアンテナとして第2周波数
f2に共振し、ロッドアンテナエレメントは、基端で接
続する可動接触部を介して給電金具に接続し、1/4波
長のホイップアンテナとして第1周波数fに共振す
る。
【0023】従って、摺動アンテナ部を収納可能とし、
収納の際と引き出した際のいずれにおいても、2種類の
異なる周波数帯域で送受信することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図8により説明する。
【0025】図1に示すように、本実施の形態に係るア
ンテナ装置1では、携帯無線機2を移動させる際に、摺
動アンテナ部3を、携帯無線機2の筺体5内に押し込ん
だ状態(以下単に収納状態という)としている。
【0026】この収納状態から、更に感度の良い交信を
行うときには、摺動アンテナ部3の絶縁摘み4を引き上
げて、図2で示すように摺動アンテナ部3を、筺体5か
ら引き出した状態(以下単に伸張状態という)にして送
受信を行うものである。
【0027】図1は、この収納状態を示す要部断面図、
図2は、伸張状態を示す要部断面図、図3は、アンテナ
装置の各構成部品を示す部分分解断面図である。
【0028】図において6は、携帯無線機の送信回路、
受信回路、空中線結合回路等を構成する高周波回路部品
(図示せず)が実装された回路基板であり、回路基板6
の空中線結合回路は、給電線7を介して筺体5の上面に
取り付けられた取付リング8に電気接続している。
【0029】取付リング8の内側面には、雌ねじ8aが
螺刻され、給電金具9を、その外側面に設けられたフラ
ンジ部9cが筺体5に当接するまで取付リング8にねじ
込み、筺体5へ取り付けるものである。給電金具9は、
中心にサポート孔10が穿設された略円筒状の金具であ
り、サポート孔10は、後述する摺動アンテナ部3を嵌
挿させ、伸張状態と収納状態において摺動アンテナ部3
を保持するため、摺動アンテナ部3の外径とほぼ同一の
内径となっている。
【0030】サポート孔10に臨む内面には、環状凹溝
9eが凹設され(図3参照)、この環状凹溝9eに図4
に示す円筒金具17が嵌着される。円筒金具17は、円
筒の一部がスリットにより分割されて、半径方向に伸縮
可能となっていて、円筒を縮径させながら環状凹溝9e
に嵌着させている。
【0031】円筒の側面には、円周上に等間隔で複数の
接触バネ18が内方に向けて切り起こされ、この複数の
接触バネ18が、サポート孔10に嵌挿する摺動アンテ
ナ部3の外側面に、複数の異なる位置から弾性接触す
る。
【0032】図3に示すように、給電金具9の上筒部9
aには、第1ヘリカルアンテナエレメント16と連結金
具15と第2ヘリカルアンテナエレメント14とからな
る固定アンテナ部30が、起立支持されている。すなわ
ち、上筒部9aに第2ヘリカルアンテナエレメント14
の基端部14aが螺合し、更に、連結金具15の上筒部
15aと下筒部15bに形成された雄ねじに、それぞ
れ、第1ヘリカルアンテナエレメント16の基端部16
aと第2ヘリカルアンテナエレメント14の先端部14
bとが螺合することにより、第1ヘリカルアンテナエレ
メント16と連結金具15と第2ヘリカルアンテナエレ
メント14とが、直列に電気接続して、給電金具9上に
垂直に支持される。
【0033】連結金具15にも、摺動アンテナ部3を嵌
挿させるサポート孔19が穿設され、サポート孔19に
臨む内面には、前述の円筒金具17と同一構造の円筒金
具20が嵌着する環状凹溝15eが凹設されている。従
って、サポート孔19に摺動アンテナ部3が嵌挿する
と、摺動アンテナ部3の外側面に、複数の異なる位置か
ら円筒金具20の接触バネ21が弾性接触する。
【0034】第1ヘリカルアンテナエレメント16は、
ピアノ線を螺旋状に巻回し、基端部16aを接地したと
きに、第2周波数f2である1.9GHzにおいて、1
/4波長の接地アンテナとして作用するように、その展
開長と巻回ピッチが調整される。この第2周波数f2
は、PHSの送受信に用いられる周波数帯域にあり、こ
れによって、後述するように、携帯無線機2を、PHS
として使用できるようにしている。
【0035】又、第2ヘリカルアンテナエレメント14
も、ピアノ線を螺旋状に巻回してなるものであり、基端
部14aを接地したときに、固定アンテナ部30全体
で、第1周波数fである900MHzにおいて、1/
4波長の接地アンテナとして作用するとともに、第2周
波数fである1.9GHzにおいて、3/4波長の接
地アンテナとして作用するように、その展開長と巻回ピ
ッチが調整される。この第1周波数fの900MHz
は、自動車電話の送受信に用いられる周波数帯域にあ
り、これによって、携帯無線機2を、自動車電話として
使用できるようにしている。
【0036】図8は、l/λ(lは、アンテナの導体の
長さ、λは、波長)をパラメータとしたホイップアンテ
ナの入力インピーダンス線図であり、図に示すように、
ローディングしていない1/4波長のロッドアンテナ
は、その3倍の周波数に対して再び基本インピーダンス
に近くなり、そのまま3/4波長のアンテナとして使用
しても、ほとんどVSWRが変化しない。一方、ヘリカ
ルアンテナの場合には、周波数が高くなるほど、キャパ
シティブ成分の影響が大きくなり、1/4波長のヘリカ
ルアンテナを、その3倍の周波数に対して低い周波数に
おいて、そのまま3/4波長のヘリカルアンテナとして
使用することができるようになる。
【0037】従って、第2ヘリカルアンテナエレメント
14の展開長と巻回ピッチを調整することによって(第
1ヘリカルアンテナエレメント16は、既に第2周波数
f2で1/4波長の接地アンテナとして作用するよう
に、調整するので)、上述のように、固定アンテナ部3
0全体を、900MHzで、1/4波長の接地アンテナ
として作用させるとともに、その3倍より低い1.9G
Hzで、3/4波長の接地アンテナとして作用させるよ
うにしている。
【0038】例えば、第1ヘリカルアンテナエレメント
16と第2ヘリカルアンテナエレメント14を、同じ線
径が0.5mmのピアノ線を用いて、螺旋状の外径が6
mmとなるように巻回するものとして、ピアノ線を3.
5ターン巻回して第1ヘリカルアンテナエレメント16
とすると、第1ヘリカルアンテナエレメント16のみ
で、1.9GHzの第2周波数f2に共振する。
【0039】また、第1ヘリカルアンテナエレメント1
6と第2ヘリカルアンテナエレメント14の合計で8タ
ーン巻回し、巻回ピッチを調整すると、固定アンテナ部
30全体として、第1周波数fの900MHzと第2
周波数f2の1.9GHzで共振する。従って、第2ヘ
リカルアンテナエレメント14は、4.5ターン巻回し
て形成する。
【0040】尚、第1ヘリカルアンテナエレメント16
と第2ヘリカルアンテナエレメント14の螺旋状の内径
は、5mmとなり、摺動アンテナ部3の中間部が接触せ
ずに挿通する充分な長さとなっている。
【0041】図3において、22は、上下に穿設された
挿通孔23により円筒状に形成された絶縁キャップで、
固定アンテナ部30の全体を覆い、ヘリカルアンテナエ
レメント14、16を外力から保護するために、硬質の
プラスチックなどの合成樹脂で形成している。絶縁キャ
ップ22の基端部22aは、給電金具9に接着剤により
固着され、給電金具9のフランジ部9c上に取り付けら
れる。
【0042】絶縁キャップ22の内面の中間には、リン
グ溝22bが凹設され、固定アンテナ部30を覆った際
に、このリング溝22bに連結金具15のフランジ部1
5cが嵌合し、連結金具15が位置決めされる。従っ
て、長期間の使用によっても、ヘリカルアンテナエレメ
ント14、16の巻回ピッチは、変化することなく、送
受信特性が劣化することがない。
【0043】図2は、このようにして給電金具9に絶縁
キャップ22を取り付けた状態を示し、同図に示すよう
に、給電金具9、第2ヘリカルアンテナエレメント1
4、連結金具15、第1ヘリカルアンテナエレメント1
6は、それぞれ同一中心軸線上に配置され、この中心軸
線に沿って摺動アンテナ部3が引き出される。
【0044】図3に示すように、摺動アンテナ部3は、
ロッドアンテナエレメント26とロッドアンテナエレメ
ント26の上部を被覆する絶縁カバー25と、ロッドア
ンテナエレメント26の基端で固着する接続金具24と
からなっている。
【0045】ロッドアンテナエレメント26は、第1周
波数fである900MHzにおいて、1/4波長のホ
イップアンテナとして作用させるものであり、ピアノ線
を約8cmの長さに切断したものを使用している。
【0046】ロッドアンテナエレメント26の周囲は、
硬質の合成ゴムなどの絶縁性エラストマーで成形された
絶縁カバー25によって、その基端部26aを残し被覆
されている。
【0047】絶縁カバー25は、ロッドアンテナエレメ
ント26の上方に、更に、ロッドアンテナエレメント2
6と同一軸線上に連設され、その上端に絶縁摘み4が一
体に形成されている。絶縁摘み4の外径は、絶縁キャッ
プ22の挿通孔23の内径より大径であり、摺動アンテ
ナ部3を筺体5内に押し込んだ収納状態において、摺動
アンテナ部3が、筺体5内に脱落しないようになってい
る。摺動アンテナ部3を引き出すときには、この絶縁摘
み4を掴み引き出す。
【0048】絶縁カバー25は、収納状態のときに、ロ
ッドアンテナエレメント26の周囲を給電金具9、固定
アンテナ部30から絶縁し、伸張状態のときに、筺体5
から突出するロッドアンテナエレメント26を被覆し、
外力による変形を防止するとともに、人体への損傷を防
止するように作用する。
【0049】ロッドアンテナエレメント26の基端部2
6aには、被覆部24aと引き出しストッパー24bか
らなる接続金具24が固着していて、ロッドアンテナエ
レメント26と接続金具24が電気接続している。
【0050】接続金具24の固着は、まず絶縁カバー2
5の基端を接続金具24の被覆部24aで覆い、ロッド
アンテナエレメント26と共に加締め、次いでロッドア
ンテナエレメント26の基端部20aを直接接続金具2
4で加締める。
【0051】接続金具24は、可動接触部となるもの
で、その被覆部24aは、接触バネ18、21と弾性接
触するように、サポート孔10、19の内径とほぼ等し
い外径の円柱形状に形成されている。また、引き出しス
トッパー24bの外径は、給電金具9のサポート孔10
の内径より大径となっている。従って、絶縁摘み4を掴
み摺動アンテナ部3を引き出すと、引き出しストッパー
24bが給電金具9の基端面に当接し、摺動アンテナ部
3がそのまま抜け出ることがなく、この当接位置を伸張
状態の引き出し位置として、接触バネ18と接触バネ2
1が可動接触部である接続金具24に弾性接触する(図
2参照)。また、この伸張状態において被覆部24a
は、サポート孔10とサポート孔19に嵌挿されるの
で、筺体5から突出した摺動アンテナ部3は、がたつき
なく支持される。
【0052】このように構成されたアンテナ装置の収納
状態と伸張状態における作用について説明する。
【0053】図1に示すように、収納状態において絶縁
摘み4は、絶縁キャップ22に当接し、摺動アンテナ部
3のロッドアンテナエレメント26は、筺体5内に収納
される。ロッドアンテナエレメント26は、周囲が絶縁
カバー25で覆われているので、給電金具9と連結金具
15のいずれにも接触することがなく絶縁され、全くア
ンテナとして作用しない。
【0054】すなわち、この収納状態を等価回路図で示
した図5(a)のように、給電金具9には、第1ヘリカ
ルアンテナエレメント16と連結金具15と第2ヘリカ
ルアンテナエレメント14からなる固定アンテナ部30
のみが接続された状態となる。
【0055】固定アンテナ部30は、前述したように、
第1周波数fである900MHzで1/4波長の接地
アンテナとして、また、第2周波数fである1900
GHzで3/4波長の接地アンテナとして作用するよう
に調整されているので、第1周波数fと第2周波数f
のいずれの帯域でも、携帯無線機2によるデュアルモ
ードでの送受信が可能となる。このとき、固定アンテナ
部30は、筺体5外に垂直に突出し、しかも、第1ヘリ
カルアンテナエレメント16と第2ヘリカルアンテナエ
レメント14内には、導体であるロッドアンテナエレメ
ント26が挿通していないので、これぞれの帯域におい
て、輻射電力が大きな送信信号を出力することができる
とともに良好な受信感度が得られる。
【0056】図6(a)は、この収納状態における周波
数と電圧定在波比(VSWR)の間径を示したものであ
る。
【0057】尚、収納状態において、ロッドアンテナエ
レメント26が給電金具9より下方に位置するものであ
れば、給電金具9と接触することがないので、必ずしも
ロッドアンテナエレメント26の中間を絶縁カバー25
で覆う必要はない。
【0058】収納状態から、絶縁摘み4を掴み、接続金
具24の引き出しストッパー24bが給電金具9の基端
面に当接するまで摺動アンテナ部3を引き出すと、図2
に示すように接続金具24の被覆部24aが、接触バネ
18、21と弾性接触し、給電金具9と連結金具15に
電気接続する。
【0059】従って、両端14a、14bが給電金具9
と連結金具15に電気接続する第2ヘリカルアンテナエ
レメント14は、接続金具24の被覆部24aによって
両端が短絡され、アンテナとして作用しなくなる。
【0060】従って、図8(b)のように給電金具9に
は、共振周波数を携帯無線機2の第2周波数fに調整
した1/4波長の第1ヘリカルアンテナエレメント16
と、第1周波数fに調整した1/4波長のロッドアン
テナエレメント26がそれぞれ並列に電気接続された状
態となる。従って、この伸張状態においても、図7に示
すように、第1ヘリカルアンテナエレメント16とロッ
ドアンテナエレメント26によって、第1周波数f
(900MHz)と第2周波数f(1.9GHz)
において共振するデュアルモードのアンテナとして作用
する。
【0061】これらの第1ヘリカルアンテナエレメント
16とロッドアンテナエレメント26は、いずれも筺体
5外に突出しているので、それぞれの周波数帯域におい
て、輻射電力が大きな送信信号を出力することができ、
また良好な受信感度が得られる。
【0062】尚、この伸張状態において、接続金具3の
被覆部24aは、ほぼ同径のサポート孔10、19に嵌
挿されるので、筺体5から突出した摺動アンテナ部3
は、がたつきなく支持される。
【0063】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、種々変形が可能である。例えば、ホイップアン
テナを用いず摺動アンテナ部3を筺体5より出没させる
必要がない場合には、固定アンテナ部3のみで、2つの
異なる周波数に共振するデュアルモードのアンテナ装置
とすることができる。
【0064】この場合には、連結金具15を用いずに、
第1ヘリカルアンテナエレメント16と第2ヘリカルア
ンテナエレメント14を一体に連結した1本のヘリカル
アンテナエレメントで固定アンテナ部を構成することが
できる。
【0065】また、接触バネ18、21は、摺動アンテ
ナ部3の外側面に弾性接触するものであれば、切り起こ
した舌片状とする必要はなく、例えば給電金具9や連結
金具15の一部をサポート孔10、19の中心方向に膨
出させ、この膨出部を接触バネとしてもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1本のヘリカ
ルアンテナエレメントを給電金具に接続させるだけで、
2種類の異なる通信系統で使用される第1周波数f
第2周波数fにおいて共振するデュアルモードのアン
テナ装置とすることができる。
【0067】ヘリカルアンテナエレメントは、携帯無線
機の筺体から大きく突出することなく、携帯無線機を収
容し持ち運ぶ際の障害とならない。
【0068】請求項2の発明によれば、摺動アンテナ部
を筺体内に収納可能とし、収納状態と伸張状態のいずれ
においても、2種類の異なる通信系統で使用されている
周波数帯域において、携帯無線機での送受信が可能とな
る。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るアンテナ装置1の
収納状態を示す要部断面図である。
【図2】アンテナ装置1の伸張状態を示す要部断面図で
ある。
【図3】アンテナ装置1の各構成部品を示す部分分解断
面図である。
【図4】円筒金具17、20の斜視図である。
【図5】携帯無線機2におけるアンテナ装置1の(a)
は、収納状態での等価回路図、(b)は、伸張状態での
等価回路図、である。
【図6】収納状態でのアンテナ装置1の周波数特性を示
す特性図である。
【図7】伸張状態でのアンテナ装置1の周波数特性を示
す特性図である。
【図8】ホイップアンテナのインピーダンス線図であ
る。
【図9】従来のアンテナ装置100を示す一部省略正面
図である。
【図10】アンテナ装置100の等価回路図である。
【図11】アンテナ装置100の周波数特性を示す特性
図である。
【符号の説明】
2 携帯無線機 3 摺動アンテナ部 5 筺体 9 給電金具 10 サポート孔 14 第2ヘリカルアンテナエレメント 14a 基端 15 連結金具 16 第1ヘリカルアンテナエレメント 24 可動接触部 25 絶縁カバー 26 ロッドアンテナエレメント 26a 基端 30 固定アンテナ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯無線機(2)の筺体(5)に取り
    付けられた給電金具(9)と、 基端(14a)を給電金具(9)に接続させたヘリカル
    アンテナエレメント(30)を備え、 ヘリカルアンテナエレメント(30)を、展開長と巻回
    ピッチを調整することによって、1/4波長のヘリカル
    アンテナとして、第1周波数に共振させるとともに、3
    /4波長のヘリカルアンテナとして、第1周波数の3倍
    より低い第2周波数に共振させることを特徴とするアン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】 1/4波長のホイップアンテナとして、
    第1周波数に共振するロッドアンテナエレメント(2
    6)と、ロッドアンテナエレメント(26)の基端(2
    6a)で電気接続する可動接触部(24)とが同一軸線
    上に連設され、ロッドアンテナエレメント(26)を被
    覆する絶縁カバー(25)が上部外周面に露出し、可動
    接触部(24)が下部外周面に露出する摺動アンテナ部
    (3)と、 携帯無線機(2)の筺体(5)に取り付けられ、中央に
    穿設されたサポート孔(10)に摺動アンテナ部(3)
    を嵌挿させて筺体(5)に出没自在とするとともに、摺
    動アンテナ部(3)の外周面に弾性接触する給電金具
    (9)と、 展開長と巻回ピッチを調整することによって、1/4波
    長のヘリカルアンテナとして、第1周波数の3倍より低
    い第2周波数に共振する第1ヘリカルアンテナエレメン
    ト(16)と、 基端(14a)を給電金具(9)に電気接続させた第2
    ヘリカルアンテナエレメント(14)と、 第1ヘリカルアンテナエレメント(16)と第2ヘリカ
    ルアンテナエレメント(14)を同一軸線上に直列に接
    続し、第1ヘリカルアンテナエレメント(16)の基端
    と第2ヘリカルアンテナエレメント(14)の先端に電
    気接続するとともに、筺体(5)に出没する摺動アンテ
    ナ部(3)の外側面に弾性接触する連結金具(15)と
    を備え、 第2ヘリカルアンテナエレメント(14)の展開長と巻
    回ピッチを調整することによって、第1ヘリカルアンテ
    ナエレメント(16)と連結金具(15)と第2ヘリカ
    ルアンテナエレメント(14)とからなる固定アンテナ
    部(30)を、1/4波長のヘリカルアンテナとして、
    第1周波数に共振させるとともに、3/4波長のヘリカ
    ルアンテナとして、第2周波数に共振させ、 摺動アンテナ部(3)を筺体(5)内に押し込んだとき
    には、給電金具(9)と連結金具(15)は、絶縁カバ
    ー(25)に弾性接触し、給電金具(9)に電気接続す
    る固定アンテナ部(30)が、第1周波数と第2周波数
    に共振し、 摺動アンテナ部(3)を筺体(5)から引き出したとき
    には、給電金具(9)と連結金具(15)は、可動接触
    部(24)に弾性接触し、第2ヘリカルアンテナエレメ
    ント(14)の両端が、可動接触部(24)によってシ
    ョートするとともに、可動接触部(24)を介して給電
    金具(9)に電気接続するロッドアンテナエレメント
    (26)と第1ヘリカルアンテナエレメント(16)
    が、それぞれ第1周波数と第2周波数に共振することを
    特徴とするアンテナ装置。
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